JP2003158494A - 光信号通信システム - Google Patents

光信号通信システム

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JP2003158494A
JP2003158494A JP2001357461A JP2001357461A JP2003158494A JP 2003158494 A JP2003158494 A JP 2003158494A JP 2001357461 A JP2001357461 A JP 2001357461A JP 2001357461 A JP2001357461 A JP 2001357461A JP 2003158494 A JP2003158494 A JP 2003158494A
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Toshiki Mori
俊樹 森
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 送信側通信装置と受信側通信装置との間に障
害物が存在する場合に、障害物が存在する区間での移動
距離を極力小さくして光通信が行えるようにする。 【解決手段】 中心にある送信側通信装置16は位置を
固定しているがサーボモータにより投光器16aを回転
させる。これにより、送信側通信装置16は円周方向へ
レーザ光線を放射することができる。一方、受信側通信
装置17は、円周上を何れの方向へも移動するが、受光
器17aが円筒外周に帯状に配置されているので何れの
位置へ移動してもレーザ光線を受光できる。送信側通信
装置16と受信側通信装置17との間に障害物18が介
在すると、図の破線で示すレーザ光線の範囲内は障害物
18に遮られているため、送信側通信装置16から受信
側通信装置17へレーザ光線を送信することができな
い。この時、受信側通信装置17が最小限の区間を移動
すればレーザ光線によるデータ通信を行うことができ
る。

Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、光信号を送受信し
て通信を行う光信号通信システムに関するものであり、
特に、送信側の通信装置が移動体への光通信を安定的に
行うための光信号通信システムに関するものである。 【0002】 【従来の技術】光信号通信システムに使用される光信号
とは、レーザ光線や近赤外光線や可視光線などを総称し
た信号であり、特に、直線指向性が高く、且つビームの
広がりの少ないコヒーレント光であるレーザ光線などが
よく用いられている。また、光信号には、信号の送信時
刻や、送信信号の種類や、送信信号の個別番号や、受信
側通信装置の受光部位や、送信側通信装置と受信側通信
装置との間の距離などの各種の情報が含まれている。こ
のような光信号通信システムは、近距離範囲内において
1対多通信を行うことが可能である。例えば、1台の送
信側通信装置を中心として、直径1〜2kmの範囲内で
円周上を移動している複数台の受信側通信装置との間で
光信号による通信を広範囲に行うことができる。 【0003】図4は、光信号を送受信する通信装置の構
成を示すブロック図である。同図において、通信装置3
1より光信号を送信する場合は、制御部32がFPGA
(Field Programable Gate Array)を介して情報のビッ
トコードを光信号に重畳して送信部33へ送信する。す
ると、送信部33は、投光器34を駆動して図示しない
受信側の通信装置へ向けて光信号を出力する。このとき
送信される光信号に重畳されているビットコードのデー
タは、同期コードとデータコードとによって構成されて
いる。一方、送信側の通信装置31が図示しない受信側
の通信装置から光信号を受信した場合は、光信号が受光
部35に入力された後、制御部32がFPGAを介して
光信号に含まれるビットコードを取得する。そして、制
御部32がビットコードを解析することによって受信し
た光信号に含まれる情報が読み取られる。 【0004】 【発明が解決しようとする課題】しかしながら、光信号
通信システムは、中心にある送信側通信装置が直径1〜
2kmの円周上を移動する受信側通信装置との間で通信
を行うので、送信側通信装置と受信側通信装置との間に
障害物が存在すると、障害物のある区間においては通信
が不可能となる。図5は、従来の光信号通信システムに
おいて、送信側通信装置と受信側通信装置との間に障害
物が介在している状態を示す概念図である。つまり、送
信側通信装置36と受信側通信装置37との間に障害物
38が介在していると光信号の通信を行うことができな
い。そのような場合は、送信側通信装置36と受信側通
信装置37とが、共に、障害物38のない区間まで移動
することによって通信を行う必要がある。特に、送信側
通信装置36及び受信側通信装置37が対向する側面に
光信号の送受信機能を備えていて、且つ、障害物38が
大きい場合は、送信側通信装置36と受信側通信装置3
7とが大きく位置を移動しなければ光信号の送受信を行
うことができない。 【0005】本発明はこのような事情に鑑みてなされた
ものであり、その目的は、送信側通信装置と受信側通信
装置との間に障害物が存在する場合に、障害物が存在す
る区間での移動距離を極力小さくして光通信が行えるよ
うな光信号通信システムを提供することにある。 【0006】 【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めに、本発明の光信号通信システムは、光信号送信装置
を中心とする円周上を光信号受信装置が移動し、光信号
送信装置と光信号受信装置との間で光信号の通信を行う
光信号通信システムにおいて、光信号送信装置は、光信
号を送信する送信手段と、この送信手段が光信号を送信
する方向を360度回転駆動させる回転手段とを備え、
光信号受信装置は、円筒状に形成された側面に、帯状
に、光信号を受信する複数の受信手段を備え、光信号受
信装置の円周上の移動位置に応じて、送信手段は、回転
手段の回転駆動により、受信手段との間の光通信を可能
にする位置に回転することを特徴とする。 【0007】本発明の光信号通信システムによれば、中
心位置にある光信号送信装置が、円周上を移動している
光信号受信装置と光信号の送受信を行っているとき、光
信号送信装置は、サーボモータなどの回転手段によって
送信手段を回転させながら光信号を送信している。これ
によって、光信号送信装置は360度の方向へ光信号を
送信することができる。一方、光信号受信装置は円筒状
に形成された外周部に、帯状に、複数の光信号受信手段
を備えている。これにより、光信号受信装置が円周上を
移動しても、光信号受信装置は何れの位置からでも光信
号を受信することができる。したがって、光信号送信装
置と光信号受信装置との間に障害物が介在していても、
障害物を避けるために必要な最小限の距離だけ光信号受
信装置のみを移動させれば、光信号送信装置と光信号受
信装置との間で光信号の送受信を確立することができ
る。 【0008】 【発明の実施の形態】以下、図面を用いて、本発明にお
ける光信号通信システムの実施の形態を詳細に説明す
る。尚、この実施の形態では、一例として、光信号にレ
ーザ光線を用いた場合について説明するが、勿論、これ
以外の光信号であっても構わない。レーザ光線は干渉性
の著しいコヒーレント光であり、指向性の鋭い細いビー
ムを放射するので、かなり遠方の受信側通信装置にまで
鋭いビーム光線を照射することができる。しかし、障害
物が介在すると著しく送受信性能が低下する欠点もあ
る。 【0009】図1は、本発明の光信号通信システムにお
ける光通信装置の構成を示すブロック図である。以下、
図1の説明では、光信号としてレーザ光線を送受信する
場合について説明するので、以下の説明では光通信装置
をレーザ通信装置ということにする。図1において、レ
ーザ通信装置1は、レーザ通信装置1を作動させるため
の作動信号のON/OFFを行うスイッチ部2と、スイ
ッチ部2から作動信号を受けてレーザ信号の発信/停止
の指示を行うと共に各種データの受け渡しを行う入出力
部3と、レーザ光線に重畳させるための情報コードであ
るレーザコードを設定する操作部4と、相手側のレーザ
通信装置(図示せず)からレーザ光線を受信したときに
発煙や発光や発音などの表示を行う表示部5と、図示し
ないレーザダイオードに高圧電圧を印加してレーザ光線
を発光させる高圧発生部6と、操作部4によって設定さ
れたレーザコードを変調してレーザ光線に重畳させる変
調部7と、レーザコードの重畳されたレーザ光線を送信
する投光器8と、レーザ光線を送信するときに投光器8
を回転させるサーボモータなどの駆動部9と、図示しな
い受信側通信装置から送信されてきたレーザ信号を受信
する受光器10と、レーザ通信装置1の全体を制御して
送受信するレーザ光線の信号処理を行う制御部11と、
レーザ通信装置1の各部に電源を供給する電源部12と
によって構成されている。 【0010】次に、図1に示すレーザ通信装置1の動作
について説明する。先ず、レーザ通信装置1からレーザ
信号を送信する場合、送信するレーザ光線に重畳させる
情報のレーザコードを操作部4によって設定する。次
に、スイッチ部2をONすると、レーザ通信装置1を起
動させるための作動信号が入出力部3へ入力される。す
ると、入出力部3が制御部11に対してレーザ信号の発
信開始の指示を行う。これによって、レーザ通信装置1
は動作可能な状態になり、制御部11の制御によって、
高圧発生部6がレーザダイオード(図示せず)に高圧電
圧を印加してレーザ光線を発光させる。さらに、制御部
11は、入出力部3を介して、操作部4によって設定さ
れたレーザコードを取得し、このレーザコードを変調部
7へ送信する。変調部7は、レーザコードを変調してレ
ーザ光線に重畳させて投光器へ送信する。これによっ
て、投光器8はレーザコードの含まれたレーザ光線を図
示しない受信側のレーザ通信装置へ送信する。 【0011】また、投光器8がレーザ光線を送信すると
きは、制御部11の制御によって、駆動部9のサーボモ
ータ(図示せず)が投光器8の回転機構を1回転させ
る。これによって、投光器8は360度の範囲に亘って
レーザ光線を放射することができる。ここで、駆動部9
のサーボモータが投光器8の回転機構を1回転させるの
に要する時間をT1とすると、制御部11は、レーザコ
ードの含まれるレーザ光線を投光器8からT1時間出力
させるように制御する。このようにしてレーザ光線を送
信することによって、レーザ光線を規定距離の円周上に
広範囲に亘って送信することができる。 【0012】一方、図示しない受信側通信装置からレー
ザ光線が送信されると、レーザ通信装置1の受光器10
がこのレーザ光線を受光し、入出力部3を介して、制御
部11へ送信する。すると、制御部11は、受光したレ
ーザ光線に含まれる情報のレーザコードを解析処理し、
表示部5によって発音や発光や発煙等の表示を行わせ、
送信側通信装置と受信側通信装置との間で通信が実行さ
れた旨の通知を行う。これによって、レーザ光線による
光信号の通信が正常に行われたことを示す情報を外部に
知らせることができる。 【0013】このとき、レーザ光線の受光については、
レーザ通信装置1の本体の側面を円筒状にして、円筒の
外周に複数個の受光器10を帯状に取り付ける。このよ
うにすることにより、レーザ通信装置1が円周上を移動
しても、どの方向からでもレーザ光線を受光することが
できる。 【0014】つまり、送信側通信装置においては、レー
ザ光線の送信手段である投光器8を回転駆動させると共
に、受信側通信装置においては、レーザ光線の受信手段
である受光器10を円筒の外周部に帯状に配置して、送
信側通信装置と受信側通信装置との送受信機能を改善す
ることによって、あらゆる方向からレーザ信号を送受信
することができる。これによって、送信側通信装置と受
信側通信装置の間に障害物が存在する場合でも、送信側
通信装置と受信側通信装置の移動距離を極力小さくして
通信を確立することができる。尚、本発明の光信号通信
システムでは、何れのレーザ通信装置が送信側通信装置
になっても受信側通信装置になってもよいので、図1に
示すレーザ通信装置1は、送信側通信装置と受信側通信
装置とで同じものが使用されている。 【0015】ここで、図1の駆動部9及び投光器8の回
転機構の具体的な実施例について説明する。図2は、投
光器が備える回転駆動機構の構成図であり、(a)は側
面図、(b)は上面図である。図2(a)において、レ
ーザ通信装置の基台21の下部には、サーボモータ22
が保持バンド23によって固着されている。また、基台
21の上部には回転自在に駆動ベース25が載置され、
この駆動ベース25の上には、投光器本体部27が投光
器保持具A28と投光器保持具B29とによって固定的
に設置されている。さらに、サーボモータ22の駆動軸
24が、基台21に設けられた孔を貫通し、駆動軸保持
部材26によって駆動ベース25を回転可能に保持して
いる。このような構成によって、サーボモータ22が回
転すると、駆動軸24を介して、駆動ベース25と共に
投光器本体部27が360度回転できるようになってい
る。 【0016】また、基台21には位置センサ30が設置
され、駆動ベース25から突き出たセンサエレメント3
0aが位置センサ30の間隙を回転移動することによ
り、駆動ベース25の回転位置、すなわち、投光器本体
部27の回転位置が検出されるようになっている。つま
り、位置センサ30はロータリエンコーダやホール素子
や容量センサなどであって、駆動ベース25の回転に伴
うセンサエレメント30aの回転位置が、位置センサ3
0によって非接触で検出されるようになっている。 【0017】さらに、図2(b)に示すように、投光器
本体部27は駆動ベース25の上に3個配置されてい
る。つまり、有効範囲に放射されるレーザパターンを均
等に配分させるために、中央の投光器本体部27を中心
にして、左右12.5度ずつ角度を隔てて2個の投光器
本体部27が配置されている。そして、中央の投光器本
体部27の中央位置付近の下部であって、駆動ベース2
5の重心位置に駆動軸25が配置されている。これは、
投光器本体部27や駆動ベース25に衝撃が加わった場
合でも、駆動軸24やサーボモータ22に曲げモーメン
ト力が加わらないように配慮したものである。尚、位置
センサ30は中央の投光器本体部27の後部位置に取り
付けられている。 【0018】一例として、上記構成の3個の投光器本体
部27及び回転駆動機構の質量は0.85kg、駆動ベ
ース25の基台21との間の摩擦係数は0.18、サー
ボモータ22の中心位置と駆動軸24の先端位置との距
離は5cmである。よって、サーボモータ22の必要ト
ルクは、0.85×9.81×0.18×5=7.5N・c
mである。したがって、回転トルクが7.5N・cm以
上のサーボモータ22を選定すれば、3個の投光器本体
部27を自在に回転させることができる。具体的には、
上記の回転トルクを満足するサーボモータ22として、
モータ質量45g、出力トルク13.5N・cm、最大
動作スピード0.96sec/1回転のサーボモータを
用いることができる。 【0019】再び図1に戻って、上記のような投光器8
及び駆動部9を用いることによって、レーザ光線を36
0度の範囲で均一に放射することができる。さらに、位
置センサ30(図2参照)によって、レーザ光線を放射
している円周上の位置を検出することができるので、円
周上を移動している受信側通信装置の受光器と送信側通
信装置の投光器8とを常に最適位置に対向させることが
できる。よって、送信側通信装置と受信側通信装置との
間において、常にレーザ光線の送受信を正常に行うこと
ができる。 【0020】図3は、本発明の光信号通信システムにお
いて、送信側通信装置と受信側通信装置との間に障害物
が介在している状態を示す概念図である。図3におい
て、送信側通信装置16が中心部に固定して配置され、
1km程度はなれた地点の受信側通信装置17が、送信
側通信装置16を中心とした円周上を移動している。ま
た、受信側通信装置17は、時計方向、反時計方向の何
れの方向へも移動することができる。さらに、送信側通
信装置16は、図示しないサーボモータによって投光器
16aを1回転させることができる。一方、受信側通信
装置17は、その円筒状の外周に複数の受光器17aを
取り付けている。 【0021】今、図3に示すように、送信側通信装置1
6と受信側通信装置17との間に障害物18が介在して
いると、図の破線で示すレーザ光線の範囲内は障害物1
8に遮られているため、送信側通信装置16から受信側
通信装置17へレーザ光線を送信することができない。
このような障害物18が存在する区間があるとき、一方
の装置、つまり受信側通信装置17を移動するだけでレ
ーザ光線によるデータ通信を確立することができる。 【0022】ここで、送信側通信装置16が位置を固定
している場合、送信側通信装置16は図示しないサーボ
モータによって投光器16aを回転するので、投光器1
6aは360度の方向へレーザ光線を放射することがで
きる。一方、受信側通信装置17は、円周上を図の矢印
の方向(時計方向または反時計方向)へ移動するが、受
光器17aは受信側通信装置17の円筒状の外周に帯状
に配置されているので、受信側通信装置17が円周上を
移動しても、常にレーザ光線を受光できる状態にある。 【0023】つまり、送信側通信装置16が位置を固定
していても、受信側通信装置17が図に示すレーザ光線
の破線の外側まで移動すれば、障害物18に遮られるこ
となく、送信側通信装置16と受信側通信装置17との
間でレーザ光線の送受信を確立することができる。この
ように、位置を固定している送信側通信装置16が駆動
部のサーボモータを1回転させて投光器16aからレー
ザ光線を送信することと、受信側通信装置17が自己の
円筒外周に帯状に受光器17aを備えることによって、
受信側通信装置17は最小限の距離を移動するだけで障
害物18を避けて通信を確立することができる。 【0024】以上述べた実施の形態は本発明を説明する
ための一例であり、本発明は、上記の実施の形態に限定
されるものではなく、発明の要旨の範囲で種々の変形が
可能である。例えば、上記の実施の形態では、送信側通
信装置はサーボモータによって1個の投光器を回転さ
せ、受信側通信装置は円筒外周に帯状に複数の受光器を
設けたが、受光器を1個にしても本発明を実現すること
ができる。例えば、受信側通信装置も、送信側通信装置
と同期してサーボモータにより円筒を回転させれば、常
に、送信側通信装置の投光器と受信側通信装置の受光器
との送受信位置関係を対応させることができる。よっ
て、受信側通信装置が1個の受光器を備えているだけで
も、受信側通信装置が円周上を移動するときに、その受
光器の対向位置を送信側通信装置の投光器に向けて回転
させれば、上記の実施の形態と同様に、受信側通信装置
が最小限の距離を移動するだけで障害物を避けて光通信
を行うことができる。 【0025】また、上記の実施の形態ではレーザ光線に
よって送受信を行う場合についてのべたが、これに限る
ことはなく、近赤外光線や可視光線などあらゆる光信号
によって通信を行っても、前述の実施の形態と同様の作
用効果が得られることはいうまでもない。 【0026】 【発明の効果】以上説明したように、従来の光信号通信
システムにおいては、送信側通信装置と受信側通信装置
との間に障害物がある場合は、送信側通信装置と受信側
通信装置を障害物のある範囲から移動しないと光通信の
送受信を行うことができなかった。しかし、本発明の光
信号通信システムによれば、障害物の存在する区間にお
いて一方の装置(つまり、受信側通信装置)を移動する
だけで、送信側通信装置と受信側通信装置との間で光信
号による通信を確立することができる。つまり、円周軌
道の中心部にある送信側通信装置が、駆動部のサーボモ
ータによって投光器を回転させながら円周上に光信号の
送信を行い、円周軌道を走行する受信側通信装置が、円
筒容器の外周部に複数の受光器を帯状に配置しておけ
ば、送信側通信装置と受信側通信装置は円周上の何れの
位置からでも光信号の送受信ができる。したがって、送
信側通信装置と受信側通信装置との間に障害物が介在す
る場合でも、送信側通信装置と受信側通信装置の相対位
置を最小限の距離だけ移動すれば、障害物を避けて光信
号の送受信を確立することができる。
【図面の簡単な説明】 【図1】 本発明の光信号通信システムにおける光通信
装置の構成を示すブロック図である。 【図2】 投光器が備える回転駆動機構の構成図であ
り、(a)は側面図、(b)は上面図である。 【図3】 本発明の光信号通信システムにおいて、送信
側通信装置と受信側通信装置との間に障害物が介在して
いる状態を示す概念図である。 【図4】 従来の光信号通信システムにおける通信装置
の構成を示すブロック図である。 【図5】 従来の光信号通信システムにおいて、送信側
通信装置と受信側通信装置との間に障害物が介在してい
る状態を示す概念図である。 【符号の説明】 1 レーザ通信装置、2 スイッチ部、3 入出力部、
4 操作部、5 表示部、6 高圧発生部、7 変調
部、8 投光器、9 駆動部、10 受光器、11 制
御部、12 電源部、16、36 送信側通信装置、1
6a 投光器、17、37 受信側通信装置、17a
受光器、18、38 障害物、21 基台、22 サー
ボモータ、23 保持バンド、24 駆動軸、25 駆
動ベース、26 駆動軸保持部材、27 投光器本体
部、28 投光器保持具A、29 投光器保持具B、3
0 位置センサ、30a センサエレメント。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 【請求項1】 光信号送信装置を中心とする円周上を光
    信号受信装置が移動し、前記光信号送信装置と前記光信
    号受信装置との間で光信号の通信を行う光信号通信シス
    テムにおいて、 前記光信号送信装置は、 光信号を送信する送信手段と、 前記送信手段が光信号を送信する方向を360度回転駆
    動させる回転手段とを備え、 前記光信号受信装置は、 円筒状に形成された側面に、帯状に、光信号を受信する
    複数の受信手段を備え、 前記光信号受信装置の円周上の移動位置に応じて、 前記送信手段は、前記回転手段の回転駆動により、前記
    受信手段との間の光通信を可能にする位置に回転するこ
    とを特徴とする光信号通信システム。
JP2001357461A 2001-11-22 2001-11-22 光信号通信システム Withdrawn JP2003158494A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN111919401B (zh) * 2018-03-22 2023-11-10 索尤若驱动有限及两合公司 用于运行具有至少一个第一移动装置和第二移动装置的系统的方法和系统

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN111919401B (zh) * 2018-03-22 2023-11-10 索尤若驱动有限及两合公司 用于运行具有至少一个第一移动装置和第二移动装置的系统的方法和系统

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