JP2003157365A - 2次情報利用システム及び2次情報利用方法及びコンピュータに実行させるためのプログラム及びデータ処理システム及びデータ自己増殖システム - Google Patents

2次情報利用システム及び2次情報利用方法及びコンピュータに実行させるためのプログラム及びデータ処理システム及びデータ自己増殖システム

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JP2003157365A
JP2003157365A JP2001355664A JP2001355664A JP2003157365A JP 2003157365 A JP2003157365 A JP 2003157365A JP 2001355664 A JP2001355664 A JP 2001355664A JP 2001355664 A JP2001355664 A JP 2001355664A JP 2003157365 A JP2003157365 A JP 2003157365A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 上記情報、知識、知恵をデータの原所有者の
許可の基に、広く流通、活用することを目的とする。ま
た、広く流通、活用することにより、データが、蓄積、
保管にコストがかかることから開放され、、データの再
利用、流通により、むしろ、データをプロフィットの源
泉にすることを目的とする。 【解決手段】 異なる1次情報を有する複数の所有者か
ら得た上記1次情報の使用の許可情報の入力を促す許可
問合部10と、入力された許可情報に対応する上記1次
情報を複数入力し、入力された複数の1次情報を処理し
て1つの2次情報を生成する処理部20と、処理された
2次情報を販売する販売部30とを備えたことを特徴と
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】原始データを圧縮し、情報化
し、表記を行うデータ加工技術(圧縮/暗号/プロトコ
ル)に関するものである。また、上記加工データをネッ
トワークもしくは運搬により、データ保管庫に移送する
技術(ネットワーク)に関するものである。また、移送
されたデータを保管する技術に関するものである。デー
タ保管者は、通常、圧縮、暗号化されたまま安全に保管
する。この技術(データ保管、バックアップ)に関する
ものである。また、この圧縮、暗号化、表記付がされた
加工データを伸長、復号化してデータ処理可能な形と
し、必要により表記に基づきデータを分類整理する技
術。伸長、暗号化に必要な既定アルゴリズム、鍵の構成
技術が背景にある(伸長、復号、分類)に関するもので
ある。また、このデータを経時的に保管し、目的に応じ
た処理が可能な状態にする技術(データウェアハウス)
に関するものである。また、このデータウェアハウス内
のデータからデータ分析手段によりデータを加工、処理
して、判断、行動をより有効にするための情報、知識、
知恵を抽出する技術(データマイニング)に関するもの
である。また、上記伸長、復号、分類等の復元情報を原
始データの所有者からデータ保管者に安全に移送する技
術及び原始データが改竄されないことを保証する技術
(秘密鍵情報技術、公開鍵情報技術、ディジタル署名技
術)に関するものである。また、データからプライバシ
ー保持上、不都合なデータを除去する技術(無個性化技
術)に関するものである。また、各レベルのデータ及び
これから生成された情報、知識、知恵を評価する技術、
課金技術、取引技術(eトレード技術)に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】データ倉庫eビジネス(従来の形)最
近、通信コストの大幅低下と暗号技術実用化によるセキ
ュリティの確保が具体化するにつれ、リモートオンライ
ンバックアップなるビジネスがスタートしている。この
場合、データ保管依頼者は、例えば、自らのパソコンが
蓄積保有するデータがディスク破壊、ミスオペレーショ
ン、盗難等により失われた場合の損害を防止するため
に、データ預かりと保管とをビジネスとする第3者にネ
ットワークを通じて保有データの保管をアウトソーシン
グすることがある。現在は、データ保管依頼者の保有す
るデータの転送、保管のコスト低減のため、上記データ
が圧縮され、更に、セキュリティを確保するために暗号
化された圧縮、暗号化データがネットワークを通じてデ
ータ保管者のデータ倉庫に移送され、そのまま保管され
る。データ保管依頼者がデータを消失した場合は、デー
タ保管者に返送依頼をすることにより、圧縮、暗号化デ
ータをネットワークを通じて返送してもらい、データ依
頼者が自らこの圧縮、暗号化データからデータを伸長、
復号して元のデータを再現し、活用することができる。
以上が、ネットワークを利用したリモート、オンライン
バックアップなるデータ倉庫eビジネスの実体である。
当然、データ保管依頼者は、データ預かり保有者にデー
タ保管料を支払う。これにより、データ保管依頼者は、
保管に伴うコストが省略でき、データ預かり保管者は、
応分の保管料を得ることによりビジネスを成立させてい
る。
【0003】しかしながら、上記データの転送を行う通
信ビジネスとデータの保管を行うデータ倉庫ビジネス/
データバックアップビジネスとは、独立に存在し、統合
された形で存在しなかった。
【0004】また、データの収集と保管について、以下
の従来技術が存在する。テープの保管倉庫からテープラ
イブラリ装置による自動倉庫の運用に見る如き、全物依
存の形のもの。リモートオンラインバックアップのよう
なネットワーク依存形のものがある。いずれもデータ所
有者から保管を依頼され、勝手に再利用することはなか
った。即ち、テープは封印され、リモートバックアップ
データは、圧縮、暗号化されて保管されている。これら
は、依頼者の了解の基に開封、解凍すれば利用可能とな
る。これ以降は、データベースにおける知識発見(KD
D:Knowlege Discovery in D
atabases又はビジネスインテリジェンス)の領
域に入る。
【0005】また、データウェアハウス(データの正規
化)という、以下の従来技術が存在する。蓄積開封され
たデータを、その後の知的加工が容易な形にして保管す
る。即ち、傾向分析を可能にするための履歴データの形
で保管し、データの洗浄、一貫性、重複の排除、定義の
排除を行い、更に、必要により積極的に外部追加情報を
取り入れて補強を行い、更に、コード化を行う。これら
は、既にデータウェアハウス技術として、ITにおける
一分野をなしており、その技術、製品が入手可能であ
る。
【0006】また、データマイニング(データから情
報、知識を発見、抽出)という、以下の従来技術が存在
する。データウェアハウスのデータからクラスタリン
グ、領域分割、予測等の手法により傾向分析を得る。こ
の実施は、強力なコンピューティングパワーを必要とす
るので、マルチプロセッシングシステムの採用が望まし
い。これらも既に、データマイニング技術として、IT
における一分野をなしており、その技術、製品が入手可
能である。
【0007】また、アクセス(情報、知識の報告)とし
て、以下の従来技術が存在する。目的に応じた視覚化技
術を用いて、表、グラフ等で表示して判断、行動に結び
つけやすい形にする。これは、クライアントサーバ、ウ
ェブ技術の適用により効果的に実現できる。
【0008】以上のように、操作データをデータベース
として保管する一方、データウェアハウス、データマイ
ニング技術により判断、行動に資することはあったが、
原始データ源は社内に止まり、知識等の成果物の利用も
社内に止まっていた。特に、外部から依頼保管中のデー
タを上記操作データに加え、加工し、2次データとして
再利用し、また、この2次データを販売する等は思いも
よらなかった。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、データをグ
ローバルに集め、蓄積することを目的とする。
【0010】また、本発明は、蓄積されたデータを処理
することにより、情報、知識、知恵を抽出することを目
的とする。
【0011】また、本発明は、上記情報、知識、知恵を
データの原所有者の許可の基に、広く流通、活用するこ
とを目的とする。
【0012】また、本発明は、広く流通、活用すること
により、データが、蓄積、保管にコストがかかることか
ら開放され、、データの再利用、流通により、むしろ、
データをプロフィットの源泉にすることを目的とする。
【0013】また、本発明は、データを社内のみなら
ず、グローバルに集めることから、視野を広げたナレッ
ジマネジメントを可能にすることを目的とする。
【0014】また、本発明は、データを現在のみなら
ず、過去のものも活用することにより、時間維持を含む
ナレッジマネジメントを可能にすることを目的とする。
【0015】また、本発明は、情報が、蓄積、移送が容
易なことから、予め配布し、使用したときに課金される
超流通、データプールを用意し、搬入/販売者と搬出/
購入者が任意に活用できる完全目的市場を形成すること
を可能にすることを目的とする。
【0016】また、本発明は、情報が、使用しても減ら
ず、無限増殖過程を形成できることから、情報を資源不
足と公害から開放される人類の資産にすることを目的と
する。
【0017】
【課題を解決するための手段】本発明の2次情報利用シ
ステムは、異なる1次情報を有する複数の所有者から得
た上記1次情報の使用の許可情報の入力を促す許可問合
部と、上記許可問合部により入力された許可情報に対応
する上記1次情報を複数入力し、入力された複数の1次
情報を処理して1つの2次情報を生成する処理部と、上
記処理部により処理された2次情報を販売する販売部と
を備えたことを特徴とする。
【0018】また、本発明の2次情報利用システムは、
所有者の異なる複数の1次情報を記憶する1次情報記憶
部と、上記1次情報記憶部に記憶された1次情報の所有
者に上記1次情報の使用の許可情報の入力を促す許可問
合部と、上記許可問合部により入力された許可情報に対
応する上記1次情報を上記1次情報記憶部より複数入力
し、入力された複数の1次情報を処理して1つの2次情
報を生成する処理部と、上記処理部により処理された2
次情報を販売する販売部とを備えたことを特徴とする2
次情報利用システム。
【0019】また、上記処理部は、入力された複数の1
次情報を統計情報に加工するデータマイニング部を有す
ることを特徴とする。
【0020】また、上記処理部は、上記1次情報の所有
者がだれであったか特定することができないように入力
された1次情報を加工する無個性化部を有することを特
徴とする。
【0021】また、上記許可問合部は、上記1次情報を
復号する伸長アルゴリズム情報と復号鍵との内少なくと
も1つを入力し、上記処理部は、上記伸長アルゴリズム
により特定される伸長アルゴリズムと復号鍵との内少な
くとも1つに基づいて上記1次情報を復号する復号化部
を有することを特徴とする。
【0022】また、上記2次情報利用システムは、さら
に、上記2次情報を記憶する2次情報記憶部を備え、上
記販売部は、ユーザから2次情報の利用要求を受け付
け、上記利用要求に基づいて上記2次情報記憶部に記憶
された2次情報の中から検索する検索部と、上記検索部
により検索された2次情報を上記ユーザに出力する2次
情報出力部とを有することを特徴とする。
【0023】また、上記販売部は、上記2次情報出力部
により出力される上記2次情報の販売料を所定の販売料
金額を用いて決済する決済部と、上記販売料金額を2次
情報使用料額と1次情報使用料額とに分割する分割部
と、上記1次情報使用料額を出力する使用料出力部とを
有することを特徴とする。
【0024】本発明の2次情報利用方法は、2次情報利
用システムが行なう2次情報利用方法であって、異なる
1次情報を有する複数の所有者から得た上記1次情報の
使用の許可情報の入力を促し、上記入力された許可情報
に対応する上記1次情報を複数入力し、入力された複数
の1次情報を処理して1つの2次情報を生成し、上記処
理された2次情報を販売することを特徴とする。
【0025】本発明の2次情報利用方法は、2次情報利
用システムが行なう2次情報利用方法であって、所有者
の異なる複数の1次情報を記憶し、上記記憶された1次
情報の所有者に上記1次情報の使用の許可情報の入力を
促し、上記入力された許可情報に対応する上記1次情報
を複数入力し、入力された複数の1次情報を処理して1
つの2次情報を生成し、上記処理された2次情報を販売
することを特徴とする。
【0026】本発明のコンピュータに実行させるための
プログラムは、所有者の異なる複数の1次情報を記憶す
る1次情報記憶処理と、上記1次情報記憶処理で記憶さ
れた1次情報の所有者に上記1次情報の使用の許可情報
の入力を促す許可問合処理と、上記許可問合処理により
入力された許可情報に対応する上記1次情報を上記1次
情報記憶処理より複数入力し、入力された複数の1次情
報を処理して1つの2次情報を生成する2次情報処理
と、上記2次情報処理により処理された2次情報を販売
する販売処理とを備えたことを特徴とする。
【0027】本発明の2次情報利用システムは、異なる
1次情報を有する複数の所有者から得た上記1次情報の
使用の許可情報を記憶する許可記憶部と、上記許可記憶
部により記憶された許可情報に対応する上記1次情報を
複数入力し、入力された複数の1次情報を処理して1つ
の2次情報を生成する処理部と、上記処理部により処理
された2次情報を利用するために記憶する利用記憶部と
を備えたことを特徴とする。
【0028】本発明のデータ処理システムは、顧客から
所定の管理金額で1次情報を管理記憶することを委託さ
れ、上記1次情報を複数管理記憶する1次情報記憶部
と、上記1次情報記憶部に記憶された複数の1次情報を
入力し、入力された上記複数の1次情報を処理して1つ
の2次情報を生成する処理部と、上記処理部により処理
された2次情報を所定の販売料金額を用いて販売する販
売部と、上記販売部により販売された上記2次情報の所
定の販売料金額から上記所定の管理金額を差し引いた差
額を計算し、計算された上記差額が正の値である場合に
は、上記顧客に上記差額を支払い、上記差額が負の値で
ある場合には、上記顧客から上記差額を徴収する決済を
する決済部とを備えたことを特徴とする。
【0029】本発明のデータ自己増殖システムは、顧客
から1次情報を管理記憶することを委託され、上記1次
情報を複数管理記憶する1次情報記憶部と、上記1次情
報記憶部に記憶された複数の1次情報を入力し、入力さ
れた上記複数の1次情報を処理して1つの2次情報を生
成し、生成された上記1つの2次情報を上記1次情報記
憶部に記憶することを繰り返し、上記1次情報記憶部に
記憶された複数の1次情報を多重処理する処理部とを備
えたことを特徴とする。
【0030】
【発明の実施の形態】実施の形態1.図1は、実施の形
態1を示した図である。図1において、10は、許可問
合部、20は、2次情報処理を行なう処理部、21は、
データマイニング部、22は、無個性化部、23は、復
号化部、30は、販売部、31は、検索部、32は、2
次情報出力部、33は、決済部、34は、分割部、35
は、使用料出力部、40は、1次情報記憶部の一例であ
るデータセンタ(DATAセンタ)、50は、2次情報
記憶部の一例である2次データベース、100は、2次
情報利用システム、200は、データウェアハウス、3
00は、クライアントPC(Personal Com
putor)、400は、ユーザPCである。処理部2
0は、データマイニング部21、無個性化部22、復号
化部23を備えている。また、販売部30は、検索部3
1、2次情報出力部32、決済部33、分割部34、使
用料出力部35を備えている。
【0031】図2は、実施の形態1のネットワーク構成
を示した図である。図2において、301は、分散クラ
イアント、302は、分散サーバ、303は、分散スト
レージ、310,320は、ファイバチャネルで接続さ
れるストレージエリアネットワーク(SAN)、330
は、ストレージオーバIP(INTERNET PRO
TOCOL)ゲートウェイ、340は、ルータ、36
0,370は、IP(INTERNET PROTOC
OL)ネットワーク回線である。分散クライアント30
1は、その総数が、数百から数百万、それ以上に拡大し
てもよい。ストレージエリアネットワーク310,32
0は、ストレージオーバIPゲートウェイ330を経由
して、IPネットワーク回線360に接続されている。
全てのシステムは、それぞれが保有するルータ340を
経由してグローバルなIPネットワーク回線360に接
続される。図2においては、データセンタ40が、2次
情報利用システム100の外部に構成されているが、デ
ータセンタ40が、2次情報利用システム100の外部
に構成されていても構わない。図1のように、データセ
ンタ40が、2次情報利用システム100の内部に構成
されている場合には、IPネットワーク回線370は、
専用回線であっても構わない。
【0032】分散クライアント301は、そのクライア
ントの数において、分散サーバ302と分散ストレージ
303とは、記憶容量の点で本実施の形態1のスケール
と有効性を拡大するものである。データセンタ40は、
データバックアップセンタでもあって、IPネットワー
ク回線360を通じて、分散クライアント301、分散
サーバ302、分散ストレージ303からデータを圧
縮、暗号化してセキュリティを確保した状態で転送を受
け、かつ、保管する。通常、データは、圧縮、暗号化し
た状態で、かつ、データをミラー処理により二重蓄積し
て、安全性の高い保管をしている。安全性の高い保管を
することにより、ユーザに対し、安全なデータ保管庫と
しての技能をネットワークを通して提供している。デー
タセンタ40に保管された1次情報である保管データ
は、分散クライアント301、分散サーバ302、分散
ストレージ303等である各データ送付先の操作データ
であり、送付先の都合で常に操作され、その都度、古い
データは消去されることもある。
【0033】図3は、実施の形態1のデータ加工過程を
示す。まず、許可問合部10は、1次情報であるデータ
の送信者であり上記データの所有者である分散クライア
ント301、分散サーバ302、分散ストレージ303
等に対し、次の1)〜3)の許可、同意を促し、分散ク
ライアント301、分散サーバ302、分散ストレージ
303等から許可情報を入力させる。 1)圧縮、暗号化してあるデータの伸長、復号、即ち、
解凍。 2)データが更新、操作される前に、発時データとして
データの複製。 3)原データ所有者のプライバシー保護のための無個性
化、データの抽象化後の2次利用。 S(ステップ)510において、復号化部23は、デー
タの解凍処理をおこなう。許可問合部10は、データセ
ンタ40に圧縮、暗号化されて保管されている各データ
所有者の操作データについて、所有者である分散クライ
アント301、分散サーバ302、分散ストレージ30
3等から許可の印として許可情報の一例である伸長アル
ゴリズム情報の報告及び暗号の復号鍵を入手する。復号
化23は、上記伸長アルゴリズム情報により特定される
伸長アルゴリズムと復号鍵とに基づいて上記1次情報を
復号する。圧縮、伸長アルゴリズムは各種方式がある
が、既に一般的であり、これは予めお互いの了解事項に
しておく。暗号については、共通鍵方式であるDES
(DATA ENCRYPTION STANDAR
D)がよく知られており、DESの強化版であるトリプ
ルDESを使用すれば、現在の技術で盗難されることは
ない。更に、データ送信者を確認し、受信データが改竄
されていないことも合わせて確認するには公開鍵暗号方
式があり、RSA(RIVEST SHAMIR AD
LEMAN)がよく知られており、RSAを使用する。
これらの圧縮、暗号化技術は、既に衆知のことであり、
詳細は省略する。ここで、上記許可問合部10は、所有
者である分散クライアント301、分散サーバ302、
分散ストレージ303等から許可情報の入力を促し、許
可情報を入力させているが、上記許可問合部10は、入
力された許可情報を記憶する許可記憶部であっても構わ
ない。S520において、処理部20は、操作データを
複製し、抽出する。最も一時的な表形式のリレーショナ
ルデータベース(SQL(STRUCTURED QU
ERY LANGUAGE))の形式で蓄積する。S5
30において、処理部20は、データの洗浄処理をおこ
ない、定義の一貫性、重複の排除、発時の排除を行う。
S540において、処理部20は、今後の分析に有効と
思われる情報を外部から追加する補強処理を行う。S5
50において、無個性化部22は、今後の分析に値する
情報を持つデータを選出するこの過程でデータに内在す
るプライバシーを保護するために無個性化する射影操作
を実行する。S560において、データマイニング部2
1は、無個性化されたデータに基づいて、クラスタリン
グ、領域分割を行ない、また、将来を予測するデータマ
イニングを行なう。S570において、データマイニン
グされた2次情報が形成される。S580において、形
成された2次情報が2次データベース50に出力され
る。上記各ステップは、フィードバックを繰り返しなが
らユーザにとって有意義な2次情報を形成する。
【0034】ここで、以下に無個性化部22がおこなう
処理の一例を示す。図4は、S540において補強処理
されたデータを表した図である。図4において、データ
の管理番号、データ所有者、データに内在する顧客の生
年月日、上記顧客の年収、上記顧客のローン残高、上記
顧客の自動車の所有、家の所有、上記顧客の住所、上記
顧客の購入品種に関するデータが記載されている。1次
情報の一例として、データの管理番号ごとのデータでも
構わないし、データ所有者ごとでも構わない。図5は、
内在データの入力が欠けるデータの管理番号に該当する
1次情報を削除した図である。図5において、管理番号
「10204」の1次情報が削除された。図6は、無個
性化中間図である。図6において、データ所有者が削除
され、住所を地域番号へ、誕生日を年齢へ、自動車の所
有情報と家の所有情報とを「Y」から「1」、「N」か
ら「0」へ変換する。図7は、無個性化最終図である。
図7において、管理番号ごとのデータを同一地域ごとに
集約し、年齢と年収とローン残高との内在データを平均
化する。更に、購入品種については、各内在データを項
目に変換し、同一地域ごとに集約された管理番号ごとの
データについて、上記項目に1つでも該当するものを
「1」、該当するものが無いものは「0」と表現する。
また、自動車の所有情報と家の所有情報とについても、
同一地域ごとに集約された管理番号ごとのデータについ
て、上記項目に1つでも該当するものを「1」、該当す
るものが無いものは「0」と表現する。以上のように、
コード化の工程でSQL操作である射影や平坦化を行う
ことにより、データの原所有者のプライバシーを保つた
めの無個性化、抽象化を行なう。すなわち、1次情報の
所有者がだれであったかを特定することができないよう
に加工する。
【0035】利用記憶部の一例である2次データベース
50は、上記処理部20により処理された2次情報を利
用するために記憶する。また、2次データベース50
は、2次情報を検索することができるようにデータベー
ス化されている。
【0036】次に、販売部30は、2次情報をユーザに
販売する。販売部30は、2次情報をユーザに販売する
にあたり、ユーザから2次情報の利用要求の入力をユー
ザPC400を介して受け付け、検索部31は、上記利
用要求に基づいて上記好みの2次情報を2次データベー
ス50に記憶された2次情報の中から検索する。そし
て、2次情報出力部32は、上記検索部31により検索
された2次情報を上記ユーザPC400に出力する。
【0037】また、決済部33は、上記2次情報出力部
32により出力される上記2次情報の販売料を所定の販
売料金額を用いて決済する。そして、分割部34は、上
記販売料金額を2次情報使用料額と1次情報使用料額と
に分割する。使用料出力部35は、上記1次情報使用料
額を分散クライアント301、分散サーバ302、分散
ストレージ303等のデータ所有者すなわちクライアン
トPC300に対し出力する。
【0038】ここで、実施の形態1における2次情報利
用システムは、以下のようなデータ処理システムであっ
てもよい。すなわち、1次情報記憶部40は、顧客から
所定の管理金額で1次情報を管理記憶することを委託さ
れ、上記1次情報を複数管理記憶し、処理部20は、上
記1次情報記憶部40に記憶された複数の1次情報を入
力し、入力された上記複数の1次情報を処理して1つの
2次情報を生成し、そして、販売部30は、上記処理部
20により処理された2次情報を所定の販売料金額を用
いて販売し、決済部33は、上記販売部30により販売
された上記2次情報の所定の販売料金額から上記所定の
管理金額を差し引いた差額を計算し、計算された上記差
額が正の値である場合には、上記顧客に上記差額を支払
い、上記差額が負の値である場合には、上記顧客から上
記差額を徴収する決済をする。以上のように、データ処
理システムは、情報の蓄積、保存あるいは処理に伴う費
用(対価)をその情報を2次利用することにより得られ
る利益(対価)との差額で決済する形のビジネスを実現
することができる。
【0039】また、ここで、実施の形態1における2次
情報利用システムは、以下のようなデータ自己増殖シス
テムであってもよい。すなわち、1次情報記憶部40
は、顧客から1次情報を管理記憶することを委託され、
上記1次情報を複数管理記憶し、処理部20は、上記1
次情報記憶部40に記憶された複数の1次情報を入力
し、入力された上記複数の1次情報を処理して1つの2
次情報を生成し、生成された上記1つの2次情報を上記
1次情報記憶部40に記憶することを繰り返し、上記1
次情報記憶部に記憶された複数の1次情報を多重処理す
る。以上のように、データ自己増殖システムは、情報が
使用、配布により減耗しないことを利用して、空間的、
時間的広がりをもつ情報を繰り返し多重処理することに
より、目的に応じた新しい情報を作り出すことができ
る。
【0040】以上のように、データ倉庫であるデータセ
ンタ40に保管されているデータをそこで死することな
く再利用することに、本発明のポイントがある。即ち、
データ預かり保管者であるデータセンタ40が保管依頼
者である分散クライアント301、分散サーバ302、
分散ストレージ303等のいずれかから許可を得て圧
縮、暗号化されて保管しているデータを伸長、復号化し
て原始データを得て、上記原始データから有効な情報、
知識を抽出し、判断、行動を効果的ならしめる点が最大
のポイントである。
【0041】ここで、実施の形態1におけるデータの収
集、蓄積には、例えば、リモートオンラインバックアッ
プ技術を用いてもよい。リモートオンラインバックアッ
プ技術によりネットワークを通じ、グローバルにデータ
を安全、かつ、効率よく収集、蓄積することができる。
また、蓄積したデータをデータ原所有者の許可の基に利
用可能な形に解凍には、例えば、上記のように暗号の復
号化等のネットワークセキュリティ技術により実現す
る。また、利用可能になったデータを知的処理して、デ
ータから情報、知識を抽出することは、例えば、上記の
ようにデータウェアハウス、データマイニング技術によ
り実現する。データウェアハウス技術として、例えば、
操作データから履歴データを選択するデータの選択工
程、一貫性の確保と重複多義の排除をする洗浄工程、必
要により外部情報の補強をする補強工程、属性の単純表
示と平坦化を行なって機械処理し易くするコード化工程
等の工程を踏んで情報、知識の抽出準備を行なう。デー
タマイニング技術として、例えば、問合せ言語、径時的
手法、可視化、OLAP(ONLINE ANALYT
ICAL PROCESSING)、事例に基づく学習
(K−NN)、決定木、連想規則、ニューラルネットワ
ーク、遺伝的アルゴリズム等の手法によりデータの中に
埋まっている情報、知識を発見的に抽出する。また、デ
ータの収集を広域、かつ、大量にするには、例えば、最
新のネットワークストレージ技術を用いてもよい。例え
ば、SAN(ストレージエリアネットワーク)を広域の
IPネットワークで接続するSAN over IPの
手法は有効である。また、得られた知識の課金、配布は
既に情報のネットワーク販売で実現されている技術を用
いてもよい。また、データの原所有者のプライバシーを
必要とする部分の無個性化、抽象化は、例えば、上記の
ようにデータウェアハウス技術の活用で実現する。
【0042】以上のように、本実施の形態1は、 イ)原始データ所有者が原始データを圧縮、暗号化等の
加工をする。例えば、データ圧縮/伸長について、差
分、ライトワンスを用いてもよい。セキュリティ面にお
いて、暗号化/復号化技術として、秘密鍵方式のDE
S、TRIPLEDES、MISTY等、公開鍵方式の
RSAを用いてもよい。本人認証技術として、固定パス
ワードとワンタイムパスワード、バイオメトリック認
証、パスワードとID番号等を用いてもよい。改ざん防
止技術として、ディジタル署名、電子透かし等を用いて
もよい。システムとして、PKI(PUBLIC KE
Y INFRASTRUCTURE)、CA(CERT
IFICATE AUTHORITY)局を用いてもよ
い。 ロ)ネットワーク、もしくは、運搬によりデータを保管
者に転送する。例えば、転送媒体として、アナログ電話
網、ISDN(INTEGRATED SERVICE
S DIGITAL NETWORK)、専用線、VP
N(VIRTUAL PRIVATE NETWOR
K)、CATV(CABLE TELEVISIO
N)、光ファイバ、衛星、地上波、スペクトル拡散等を
用いてもよい。ネットワークとして、LAN(LOCA
L AREA NETWORK)、WAN(WIDE
AREA NETWORK)、MAN(METROPO
LITAN AREA NETWORK)、インターネ
ット、イントラネット等を用いてもよい。輸送/運搬技
術として、テープ、光ディスク等を用いてもよい。 ハ)データ保管者は、通常は、この圧縮、暗号化データ
をそのまま保管してデータ倉庫の技能を果たす。例え
ば、媒体として、手動式メモリ、HDD(Hard D
isk Drive)、光ディスク/ライブラリ、テー
プ/ライブラリ等を用いてもよい。保管形態として、D
ASD(DIRECT ACCESS STORAGE
DEVICE)、NAS(NETWORK ATTA
CHEDSTRAGE)、SAN等を用いてもよい。 ニ)原始データ所有者とデータ保管者に一定の信頼、取
引関係が成立した場合に、データ保管者は、原始データ
所有者から圧縮、暗号化された加工データを伸長、復号
して原始データを得るアルゴリズム、鍵を入手して、原
始データを再現する。 ホ)この原始データを最新のデータ分析手段により加
工、処理して、判断、活動をより有効にするための情
報、知識、知恵を抽出する。 ヘ)この情報、知識、知恵は、原始データの所有者はも
とより、原始データ所有者の了解を得られる形にして、
一般にも販売する。 ト)原始データに一般的価値がある場合には、その利用
料が保管料を上回り、原始データ依頼者はデータ保管料
を支払わず、所定の収入を得ることも期待できる。
【0043】実施の形態1のように、蓄積されたデータ
を保管するに止めず、そのデータを再活用することによ
り新しいビジネスを創出する。銀行は、お金を預かるに
止めず、そのお金を運用することにより金利を生み、銀
行業を営んできた。従って、この発明の好適な実施例
は、データバンク、ナレッジバンク、ウイズダムバンク
に関するものである。実施の形態1では、最新のIT技
術を統合した具体化手段と、原始データの所有者と保管
者の間にひとつの信頼関係、データの価値に対する合
意、プライシングルールの存在が前提となる。お金は使
えばなくなるが、データは使ってもなくならず、むし
ろ、増殖するものである。
【0044】以上のように、実施の形態1は、第三者が
解読、利用不可能な状態で保管されているデータをデー
タの所有権者から解読手段、解読権を入手し、そのデー
タを解読利用できる手段と、そのデータに所定の処理を
加えることにより意味のある情報、知識を抽出する手段
とを組み合わせることによる情報流通、販売ビジネス、
データ2次(再)利用ビジネスである。特に、実施の形
態1は、データ所有者から保管者へのデータ転送をネッ
トワークを通じて行うものである。また、実施の形態1
は、解読手段、解読権の移送をネットワークを通じて行
うものである。また、上記ネットワークは、インターネ
ット等のグローバルネットワークを通じて接続され、原
データの所有者とデータの保管者と意味ある情報を抽出
するデータ処理者とは、「1:1:1」、「1:1:
n」、「1:n:1」、「1:n:n」、「n:1:
1」、「n:1:n」、「n:n:1」或いは「n:
n:n」の形で点在し、相互に、或いは、相互の形を超
えて自由市場の形で取引が行われる。また、情報は、移
送、使用により減らないことから、実施の形態1は、予
め広く配布し使用に応じて対価を支払う超流通の形のビ
ジネスである。また、実施の形態1は、仲間内電話取引
により、情報の所有者と使用者間で情報の取引をするビ
ジネスであってもよい。
【0045】ここで、実施の形態1において、データの
収集、保管は、例えば、米国CONNECTED社のT
LMシステムを用いてもよい。他に、VERITAS社
のNETWORKER等であってもよい。また、大量デ
ータの収集用としては、例えば、SANとして日立のS
ANRISEを用いてもよい。これを広域に接続する手
段としては、SAN VALLY社のSAN OVER
IP SL1000を用いてもよい。また、データウ
ェアハウス、データマイニングの組み合わせ製品として
は、例えば、Integral Solutions社
のClementineを用いてもよい。また、IBM
社のIntelligent Minerを用いてもよ
い。また、Livingstones社の4 Thou
ghtを用いてもよい。また、情報、知識の課金、流通
の形としては、例えば、楽天市場を用いてもよい。
【0046】以上のように、実施の形態1は、最近注目
集めるナレッジマネジメントの暗黙知の収集範囲をグロ
ーバルに拡げ、かつ、マネジメント活動そのものを最新
のIT技術により自動化できる。また、実施の形態1で
は、データを単にそのまま保管するデータ倉庫が費用の
かかるコストセンタから再利用、流通させることによ
り、プロフィットセンタに変わる。目下の銀行がお金を
預かるのみならず、運用して利子を生んでいるのに似
る。また、情報は、お金のように使っても減らない。省
資源、無公害の一大事業として無限の増殖過程を歩む。
その結果、人類に知恵をもたらす。また、情報、知恵
は、蓄積、転送が可能なことから水やガスのように使用
料に応じてそのとき支払いできることから超流通の形成
ができる。また、実施の形態1では、ネットワークを通
じて、データの搬入、販売者とデータ、或いは、それを
活用した情報、知識の搬出、購入者とがひとつのデータ
/情報プールを通して、自由に取り引きできる(自由市
場の形成)。
【0047】以上の実施の形態1の説明において「〜
部」として説明したものは、すべてコンピュータで動作
可能なプログラムにより構成することができる。これら
のプログラムは、例えば、C言語により作成することが
できる。或いは、HTMLやSGMLやXMLを用いて
も構わない。或いは、JAVA(登録商標)を用いて画
面表示を行っても構わない。また、各実施の形態の説明
において「〜部」として説明したものは、ROM(Re
ad Only Memory)などの記録媒体に記憶
されたファームウェアで実現されていても構わない。或
いは、ソフトウェア或いは、ハードウェア或いは、ソフ
トウェアとハードウェアとファームウェアとの組み合わ
せで実施されても構わない。また、上記実施の形態を実
施させるプログラムは、コンピュータのCPU(Cen
tral Processing Unit)で実行さ
れるものである。また、上記実施の形態を実施させるプ
ログラムは、FXD(FlexibleDisk)、磁
気ディスク装置、光ディスク、CD等その他の記録媒体
に記憶されていても構わない。
【0048】
【発明の効果】本発明の好適な実施例によれば、データ
をグローバルに集め、蓄積するという顕著な効果を達成
することができる。
【0049】本発明の好適な実施例によれば、蓄積され
たデータを処理することにより、情報、知識、知恵を抽
出するという顕著な効果を達成することができる。
【0050】本発明の好適な実施例によれば、上記情
報、知識、知恵をデータの原所有者の許可の基に、広く
流通、活用するという顕著な効果を達成することができ
る。
【0051】本発明の好適な実施例によれば、広く流
通、活用することにより、データが、蓄積、保管にコス
トがかかることから開放され、、データの再利用、流通
により、むしろ、データをプロフィットの源泉にすると
いう顕著な効果を達成することができる。
【0052】本発明の好適な実施例によれば、データを
社内のみならず、グローバルに集めることから、視野を
広げたナレッジマネジメントを可能にするという顕著な
効果を達成することができる。
【0053】本発明の好適な実施例によれば、データを
現在のみならず、過去のものも活用することにより、時
間維持を含むナレッジマネジメントを可能にするという
顕著な効果を達成することができる。
【0054】本発明の好適な実施例によれば、情報が、
蓄積、移送が容易なことから、予め配布し、使用したと
きに課金される超流通、データプールを用意し、搬入/
販売者と搬出/購入者が任意に活用できる完全目的市場
を形成することを可能にするという顕著な効果を達成す
ることができる。
【0055】本発明の好適な実施例によれば、情報が、
使用しても減らず、無限増殖過程を形成できることか
ら、情報を資源不足と公害から開放される人類の資産に
するという顕著な効果を達成することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 実施の形態1を示した図である。
【図2】 実施の形態1のネットワーク構成を示した図
である。
【図3】 実施の形態1のデータ加工過程を示す。
【図4】 補強処理されたデータを表した図である。
【図5】 内在データの入力が欠けるデータの管理番号
に該当する1次情報を削除した図である。
【図6】 無個性化中間図である。
【図7】 無個性化最終図である。
【符号の説明】
10 許可問合部、20 処理部、21 データマイニ
ング部、22 無個性化部、23 復号化部、30 販
売部、31 検索部、32 2次情報出力部、33 決
済部、34 分割部、35 使用料出力部、40 デー
タセンタ、502次データベース、100 2次情報利
用システム、200 データウェアハウス、300 ク
ライアントPC、301 分散クライアント、302
分散サーバ、303 分散ストレージ、310,320
ストレージエリアネットワーク、330 ストレージ
オーバIPゲートウェイ、340 ルータ、360,3
70 IPネットワーク回線、400 ユーザPC。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G06F 12/00 545 G06F 12/00 545Z 15/00 310 15/00 310A 19/00 130 19/00 130

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 異なる1次情報を有する複数の所有者か
    ら得た上記1次情報の使用の許可情報の入力を促す許可
    問合部と、 上記許可問合部により入力された許可情報に対応する上
    記1次情報を複数入力し、入力された複数の1次情報を
    処理して1つの2次情報を生成する処理部と、 上記処理部により処理された2次情報を販売する販売部
    とを備えたことを特徴とする2次情報利用システム。
  2. 【請求項2】 所有者の異なる複数の1次情報を記憶す
    る1次情報記憶部と、 上記1次情報記憶部に記憶された1次情報の所有者に上
    記1次情報の使用の許可情報の入力を促す許可問合部
    と、 上記許可問合部により入力された許可情報に対応する上
    記1次情報を上記1次情報記憶部より複数入力し、入力
    された複数の1次情報を処理して1つの2次情報を生成
    する処理部と、 上記処理部により処理された2次情報を販売する販売部
    とを備えたことを特徴とする2次情報利用システム。
  3. 【請求項3】 上記処理部は、入力された複数の1次情
    報を統計情報に加工するデータマイニング部を有するこ
    とを特徴とする請求項1又は2記載の2次情報利用シス
    テム。
  4. 【請求項4】 上記処理部は、上記1次情報の所有者が
    だれであったか特定することができないように入力され
    た1次情報を加工する無個性化部を有することを特徴と
    する請求項1又は2記載の2次情報利用システム。
  5. 【請求項5】 上記許可問合部は、上記1次情報を復号
    する伸長アルゴリズム情報と復号鍵との内少なくとも1
    つを入力し、 上記処理部は、上記伸長アルゴリズムにより特定される
    伸長アルゴリズムと復号鍵との内少なくとも1つに基づ
    いて上記1次情報を復号する復号化部を有することを特
    徴とする請求項1又は2記載の2次情報利用システム。
  6. 【請求項6】 上記2次情報利用システムは、さらに、
    上記2次情報を記憶する2次情報記憶部を備え、 上記販売部は、ユーザから2次情報の利用要求を受け付
    け、上記利用要求に基づいて上記2次情報記憶部に記憶
    された2次情報の中から検索する検索部と、 上記検索部により検索された2次情報を上記ユーザに出
    力する2次情報出力部とを有することを特徴とする請求
    項1又は2記載の2次情報利用システム。
  7. 【請求項7】 上記販売部は、上記2次情報出力部によ
    り出力される上記2次情報の販売料を所定の販売料金額
    を用いて決済する決済部と、 上記販売料金額を2次情報使用料額と1次情報使用料額
    とに分割する分割部と、 上記1次情報使用料額を出力する使用料出力部とを有す
    ることを特徴とする請求項1又は2記載の2次情報利用
    システム。
  8. 【請求項8】 2次情報利用システムが行なう2次情報
    利用方法であって、 異なる1次情報を有する複数の所有者から得た上記1次
    情報の使用の許可情報の入力を促し、 上記入力された許可情報に対応する上記1次情報を複数
    入力し、入力された複数の1次情報を処理して1つの2
    次情報を生成し、 上記処理された2次情報を販売することを特徴とする2
    次情報利用方法。
  9. 【請求項9】 2次情報利用システムが行なう2次情報
    利用方法であって、 所有者の異なる複数の1次情報を記憶し、 上記記憶された1次情報の所有者に上記1次情報の使用
    の許可情報の入力を促し、 上記入力された許可情報に対応する上記1次情報を複数
    入力し、 入力された複数の1次情報を処理して1つの2次情報を
    生成し、 上記処理された2次情報を販売することを特徴とする2
    次情報利用方法。
  10. 【請求項10】 所有者の異なる複数の1次情報を記憶
    する1次情報記憶処理と、 上記1次情報記憶処理で記憶された1次情報の所有者に
    上記1次情報の使用の許可情報の入力を促す許可問合処
    理と、 上記許可問合処理により入力された許可情報に対応する
    上記1次情報を上記1次情報記憶処理より複数入力し、
    入力された複数の1次情報を処理して1つの2次情報を
    生成する2次情報処理と、 上記2次情報処理により処理された2次情報を販売する
    販売処理とをコンピュータに実行させるためのプログラ
    ム。
  11. 【請求項11】 異なる1次情報を有する複数の所有者
    から得た上記1次情報の使用の許可情報を記憶する許可
    記憶部と、 上記許可記憶部により記憶された許可情報に対応する上
    記1次情報を複数入力し、入力された複数の1次情報を
    処理して1つの2次情報を生成する処理部と、 上記処理部により処理された2次情報を利用するために
    記憶する利用記憶部とを備えたことを特徴とする2次情
    報利用システム。
  12. 【請求項12】 顧客から所定の管理金額で1次情報を
    管理記憶することを委託され、上記1次情報を複数管理
    記憶する1次情報記憶部と、 上記1次情報記憶部に記憶された複数の1次情報を入力
    し、入力された上記複数の1次情報を処理して1つの2
    次情報を生成する処理部と、 上記処理部により処理された2次情報を所定の販売料金
    額を用いて販売する販売部と、 上記販売部により販売された上記2次情報の所定の販売
    料金額から上記所定の管理金額を差し引いた差額を計算
    し、計算された上記差額が正の値である場合には、上記
    顧客に上記差額を支払い、上記差額が負の値である場合
    には、上記顧客から上記差額を徴収する決済をする決済
    部とを備えたことを特徴とするデータ処理システム。
  13. 【請求項13】 顧客から1次情報を管理記憶すること
    を委託され、上記1次情報を複数管理記憶する1次情報
    記憶部と、 上記1次情報記憶部に記憶された複数の1次情報を入力
    し、入力された上記複数の1次情報を処理して1つの2
    次情報を生成し、生成された上記1つの2次情報を上記
    1次情報記憶部に記憶することを繰り返し、上記1次情
    報記憶部に記憶された複数の1次情報を多重処理する処
    理部とを備えたことを特徴とするデータ自己増殖システ
    ム。
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