JP2003155656A - 繊維の染色仕上げ処理システム - Google Patents

繊維の染色仕上げ処理システム

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Abstract

(57)【要約】 【課題】染色仕上げ処理で発生する未吸着染料を含む染
色排水を分離膜を用い、分離し、水を再利用するととも
に染色排水を濃縮させる処理を行うに際して、分離膜の
性能低下を抑制しつつ使用済み薬剤を濃縮することがで
きるとともに効率よく排水量を削減できる繊維の染色仕
上げ処理システムを提供すること。 【解決手段】繊維処理用薬剤を溶媒に溶解および/また
は分散させて行う繊維の染色仕上げ処理において、染色
仕上げ処理で発生した使用済み溶媒から使用済み薬剤を
分離膜を用い分離する際、分離処理部と分離した使用済
み薬剤を貯蔵するタンクと該貯蔵タンクに貯蔵した使用
済み薬剤を前記分離処理部入口へ循環する機構を有し、
該分離膜により分離した使用済み薬剤の濃縮を行うこと
を特徴とする繊維の染色仕上げ処理システム。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、繊維の染色仕上げ
処理で発生する使用済み溶媒から使用済み薬剤を分離膜
を用い分離し、濃縮する染色仕上げ処理システムに関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】従来から、繊維の染色仕上げ処理(染色
処理、その他仕上げ処理を総称して、以下「染色仕上げ
処理」という)においては、大量の水を使用し、同時に
大量の排水を行うものであった。このように大量の用水
を使用することは染色仕上げ処理の処理コストに繁栄さ
れ、また、地下水などを使用する場合は、地盤沈下や環
境破壊などの問題を含むものであった。
【0003】染色仕上げ処理で大量に排出される排水に
は染料をはじめとする各種薬剤が含まれており、排水処
理に多大な負荷がかかっていたものである。また、近年
においては排水の規制は年々強化されており、より効果
的な排水処理方法、排水量削減技術が望まれている。
【0004】排水処理の方法としては各工程で排出され
る排水を1箇所に集め、凝集沈殿法、活性汚泥法、イオ
ン吸着法、酸化処理法、中和法、活性炭処理、濾過処理
の各種方法を単独、あるいは組み合せで使用し、一括で
排水基準水質になるように処理を行った後、河川や下水
道などに放流されている。
【0005】一方、繊維の染色仕上げ処理工場の排水は
大量に用水を使用する製紙工業などに比較して、加工素
材、加工内容により排水成分は大きく異なり、また、時
間的変動、時期的変動も大きく、排水処理を一層手のか
かる困難なものにしている。
【0006】特に、染色工程は染色仕上げ処理工場にお
ける排水量の大部分を占めており、また、未吸着の染料
を大量に含む着色排水であるため、より高度な排水処理
を必要としているのが実情である。
【0007】染色工程の排水量を削減する手段として、
より多くの繊維をより少ない水によって染色が可能とな
る低浴比型の染色機が開発されているが、染色で排出さ
れる排水量は削減できるものの、逆に排水中に含まれる
未吸着染料は高濃度となるため、繊維への汚染が大き
く、その後の洗浄工程で大量の水を必要としている。
【0008】そこで、未吸着の染料を大量に含む染色排
水を分離膜を用いて未吸着染料を分離し、水を再利用す
ることで大幅に用水使用量を削減する技術開発が進んで
いるが、未吸着染料を大量に含む染色排水の分離処理は
分離膜の性能低下を引き起こし高価な分離膜の交換周期
を早めることとなるため、分離膜の性能低下を引き起こ
さない限界の濃縮管理が必要であった。
【0009】従来は、分離膜を多段に配し、分離回数に
より濃縮を行っているが、加工素材、加工内容および時
間的変動、時期的変動によって排水成分が大きく異なる
染色排水を効率よく濃縮することは事実上困難であり、
また、高価な分離膜を多段に配するため、設備的費用も
大きくなる欠点を有するものであった。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、染色仕上げ
処理で発生する未吸着染料を含む染色排水を分離膜を用
い、分離し、水を再利用するとともに染色排水を濃縮さ
せる処理技術に鑑み、分離した使用済み薬剤を貯蔵する
タンクと該貯蔵タンクに貯蔵した使用済み薬剤を前記分
離処理部入口へ循環する機構を有し、該分離膜により分
離した使用済み薬剤の分離処理部出口の流量Fcと分離
した溶媒の分離処理部出口の流量Fpを測定し、流量比
Fc/Fpが6以上で、使用済み薬剤の分離を行うこと
で分離膜への性能低下を抑制し、使用済み薬剤を濃縮す
ることができるとともに効率よく排水量を削減できる繊
維の染色仕上げ処理システムを提供せんとするものであ
る。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明は、かかる課題を
解決するために、次のような手段を採用するものであ
る。すなわち、 (1)繊維処理用薬剤を溶媒に溶解および/または分散
させて行う繊維の染色仕上げ処理において、染色仕上げ
処理で発生した使用済み溶媒から使用済み薬剤を分離膜
を用い分離する際、分離処理部と分離した使用済み薬剤
を貯蔵するタンクと該貯蔵タンクに貯蔵した使用済み薬
剤を前記分離処理部入口へ循環する機構を有し、該分離
膜により分離した使用済み薬剤の濃縮を行うことを特徴
とする繊維の染色仕上げ処理システム。 (2)繊維処理用薬剤を溶媒に溶解および/または分散
させて行う繊維の染色仕上げ処理において、染色仕上げ
処理で発生した使用済み溶媒から使用済み薬剤を分離膜
を用い分離する際、分離処理部と分離した使用済み薬剤
を貯蔵するタンクと該貯蔵タンクに貯蔵した使用済み薬
剤を前記分離処理部入口へ循環する機構を有し、該分離
膜により分離した使用済み薬剤の分離処理部出口の流量
Fcと分離した溶媒の分離処理部出口の流量Fpを測定
し、流量比Fc/Fpが6以上で使用済み薬剤の分離を
行い、濃縮することを特徴とする繊維の染色仕上げ処理
システム。 (3)該分離膜として逆浸透膜を用いることを特徴とす
る前記(1)または(2)記載の繊維の染色仕上げシス
テム。
【0012】
【発明の実施の形態】本発明は、前述した課題、染色仕
上げ処理で発生した使用済み溶媒から溶媒を再利用しな
がらも、使用済み薬剤の濃縮による分離膜の性能低下を
抑制し、効率よく排水量を削減する繊維の染色仕上げ処
理システムについて鋭意検討し、染色仕上げ処理で発生
する使用済み溶媒から使用済み薬剤を分離膜を用い分離
し、使用済み薬剤の分離処理部出口の流量Fcと分離し
た溶媒の分離処理部出口の流量Fpとの流量比Fc/F
pを用いて濃縮を行うことでかかる課題を一挙に解決す
ることを究明したものである。
【0013】本発明における使用済み溶媒とは繊維の染
色仕上げ処理により排出される溶媒であり、糊抜き、精
練、漂白、シルケット、減量、染色、捺染、洗浄、仕上
げ処理などで、目的とする繊維の処理が完了した後に残
った溶媒であり、繊維処理用薬剤が溶解、分散または混
合された状態の溶媒を対象とするものである。
【0014】かかる溶媒としては、主として液体が使用
され、水、ジメチルフォルムアミド、ジメチルスルフォ
キシド、塩化メチル、トルエン、ターペン、アルコール
類などが単独、または混合して使用されるものである
が、これら液体に限定されるものではなく、繊維の染色
仕上げ処理の処理液の主成分として使用される溶媒であ
れば本発明に使用することができる。
【0015】本発明においては、前記使用済み溶媒から
使用済み薬剤の分離を行い、使用済み薬剤の濃縮を行う
ものであるが、かかる使用済み薬剤の分離とは、溶媒か
ら各種物質を分離することをいう。各種物質とは、例え
ば、各種染料あるいは顔料、各種イオン性の界面活性
剤、糊剤と呼ばれる天然、半合成、合成高分子類、硫酸
ナトリウム、炭酸ナトリウムなどの無機塩類、硫酸、酢
酸などの酸類、水酸化ナトリウムなどのアルカリ類、油
剤、酸化剤、還元剤などであり、これら分解物および凝
集物も含まれる。さらに、繊維くず、繊維溶解物なども
含まれる。
【0016】このように、使用済み溶媒の組成は非常に
複雑であり、かつ、対象とする繊維素材や加工によって
も組成は大きく変化する。
【0017】さらに、季節差、月間差、日間差の変動も
多く、これらを効率的に分離することは困難であるた
め、好ましくは同一の染色仕上げ処理で発生した使用済
み溶媒から使用済み薬剤を分離し、濃縮することがよ
い。そうすれば使用済み溶媒に含まれる使用済み薬剤の
履歴が明確であり、使用済み薬剤の濃縮管理が容易であ
る。
【0018】使用済み溶媒の分離手段は、分離膜を用い
るが、既存の技術を単独あるいは組合せて使用すること
ができ、例えば、凝集沈殿法、活性汚泥法、イオン吸着
法、酸化処理法、中和処理、活性炭処理、濾過処理、蒸
留などを使用することができる。分離膜は各種濾過処理
が使用できるが、好ましくは、限外濾過膜、ナノ分離
膜、逆浸透膜から選ばれた少なくとも1種を使用し、さ
らに好ましくは逆浸透膜を使用して使用済み薬剤の分離
を行う機構を有することである。
【0019】かかる分離膜を用い、使用済み溶媒から溶
媒と使用済み薬剤を分離する分離処理機構としては特に
限定するものではなく、分離膜とその容器で構成され、
1種の分離膜を単独で使用、あるいは数種の分離膜を直
列あるいは並列に組み合わせて構成することができ、ま
た、分離処理部として複数を設置してもよく、使用済み
溶媒に含まれる使用済み薬剤の濃度、分離処理温度、使
用済み溶媒の分離処理量等の分離条件によって決定され
るものである。
【0020】かかる使用済み薬剤を貯蔵するタンクとは
分離処理部で分離した使用済み薬剤を貯蔵するタンクの
ことであり、容量、形状、材質ともに特に限定されるも
のではなく、使用済み溶媒の組成、分離条件によって1
つあるいは複数個を設置することができる。該貯蔵タン
クに貯蔵された使用済み薬剤は、再度、前記分離処理部
入口へ循環し、分離処理を繰返し行うことで使用済み薬
剤の濃縮を行うものであるが、複数の分離処理部を形成
する場合は分離処理部で分離した使用済み薬剤を前記分
離処理部とは異なる別の分離処理部へ循環することもで
き、特に限定されることなく使用できる。
【0021】本発明では分離処理部で分離した溶媒の出
口配管に溶媒の流量Fpを測定する流量計と分離した使
用済み薬剤の出口配管に使用済み薬剤の流量Fcを測定
する流量計を設置し、それぞれの流量値から流量比Fc
/Fpを算出し、流量比Fc/Fpが6以上で使用済み
薬剤の分離を行い、使用済み薬剤を濃縮した後、使用済
み溶媒を分離処理部へ供給するポンプに停止信号を送
り、濃縮を停止する処理システムである。本発明におい
て、流量比Fc/Fpの測定は、分離処理における温度
条件、圧力条件、分離処理部への使用済み溶媒の供給条
件等が分離処理中は一定条件下にあることが好ましい。
【0022】一定分離条件下の流量比Fc/Fpは分離
する使用済み溶媒に含まれる使用済み薬剤濃度に比例す
る。すなわち、使用済み薬剤の濃縮により使用済み薬剤
の濃度が増加すると流量比Fc/Fpも比例して増加す
ることから、流量比Fc/Fpを用いて濃縮管理を行う
ことは可能であることを見出した。しかも、加工素材、
加工内容によって排水成分、排水濃度が異なり、また時
間的変動、時期的変動も大きい染色排水、つまり本発明
でいう使用済み溶媒にかかわらず、Fc/Fpが6以上
で使用済み薬剤を分離し、濃縮を行えば、分離膜の性能
がほとんど低下しないことを見出した。Fc/Fpが6
未満であると、分離膜面近傍の使用済み溶媒の流速が低
く、汚染物質が膜面に堆積しやすくなり、耐久性低下、
分離性能低下を引き起こす原因となる。
【0023】また、分離膜近傍の使用済み薬剤濃度が増
加し、分離処理量が低下するため、濃縮時間が必要以上
に長くなるなどの欠点を有している。しかし、使用済み
溶媒に含まれる使用済み薬剤の成分、濃度によってはF
c/Fpが6未満でも濃縮が可能であり、特に限定され
るものではない。
【0024】また、流量計としては特に限定されるもの
ではなく、分離した溶媒および使用済み薬剤の流量を正
確に測定できるものあれば本発明に適用できる。
【0025】本発明における濃縮を停止する条件は、流
量比Fc/Fpを用いることであるが、分離する使用済
み溶媒に含まれる使用済み薬剤の履歴が明確であれば、
分離膜の浸透圧から使用済み薬剤の濃度を試算し濃縮を
停止する、あるいは使用済み薬剤の特性値を監視するセ
ンサーを有し、濃縮を停止する方法を単独あるいは組み
合わせてもなんら問題はなく使用することができる。
【0026】該使用済み薬剤の濃縮液は排水処理へ送ら
れる、あるいは別に設けられた外部タンクへ回収し、さ
らに濃縮し、再利用することも可能である。
【0027】本発明における繊維としては、特に限定さ
れるものではないが、例えば素材としては綿、麻などの
植物繊維、羊毛、絹などの動物繊維、レーヨンなどの再
生繊維、アセテートなどの半合成繊維、ポリアミド、ポ
リエステル、アクリルなどの合成繊維などが使用され
る。
【0028】かかる繊維からなる構造物としては、糸、
織物、編物、不織布、ガーメントなどが使用される。
【0029】
【実施例】以下、本発明を実施例によってさらに詳細に
説明する。なお、本発明は以下の実施例に限定されるも
のではない。
【0030】図1の繊維の染色仕上げ処理システムを用
いて処理した。
【0031】図中、繊維処理槽1には使用済み溶媒を外
部に排出するための配管とポンプ1が設置され、該使用
済み溶媒を分離前処理として限外濾過モジュール11で
各種不要な物質を分離し外部タンク2に排出できる構造
を持つ。また、前処理が不要である場合には繊維処理槽
1から直接貯蔵タンク3に排出することも可能である。
各種不要な物質を分離した外部タンク2の使用済み溶媒
は、ポンプ2により貯蔵タンク3に送られる。貯蔵タン
ク3には、分離処理部に送るポンプ3があり、該使用済
み溶媒は逆浸透モジュール12で溶媒と使用済み薬剤を
分離する。分離した溶媒は繊維処理槽1あるいは繊維処
理槽1とポンプ4により連結された外部タンク4に連結
し、溶媒を再利用する。また、逆浸透膜モジュール12
において分離した使用済み薬剤は貯蔵タンク3に送ら
れ、繊維処理槽1あるいは外部タンク2より送られてく
る使用済み溶媒と混合し、再度、逆浸透膜モジュール1
2へ循環し、使用済み溶媒から使用済み薬剤を分離する
ことで、貯蔵タンク3の使用済み薬剤を濃縮する。限外
濾過モジュールおよび逆浸透モジュールの本数は使用済
み溶媒の分離処理量によって任意に決めることができ、
通常は直列に設置され、使用済み薬剤の分離を行う。ま
た、逆浸透モジュールの溶媒出口配管には流量計Fpを
設置し、逆浸透膜モジュールの使用済み薬剤出口配管に
は流量計Fcを設置した。
【0032】該装置を用いて繊維処理槽1より送られて
くる使用済み溶媒を分離処理温度30℃、分離処理圧力
0.75MPaの分離条件下で分離処理を開始し、分離
処理開始直後の流量比Fc/Fpを6に設定した。約3
0分間、分離処理を実施した結果、流量比Fc/Fpが
15に達し、自動的にポンプP1およびP3が停止し、
電磁弁28により濃縮液を系外に排出した。繊維処理槽
で排出される使用済み溶媒をランダムに分離処理し、1
ヶ月間で100回繰返した結果、分離膜の性能低下はな
く良好な結果が得られた。
【0033】
【発明の効果】本発明によれば、使用済み溶媒に含まれ
る使用済み薬剤を分離膜を用い分離し、溶媒の再利用が
できる上に、分離膜の性能低下を抑制しながらも、使用
済み薬剤を濃縮することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の繊維の染色仕上げ処理システムの一例
を示す概略図である。
【符号の説明】
1・・・繊維処理槽 2、4・・・外部タンク 3・・・貯蔵タンク 11・・・限外濾過モジュール 12・・・逆浸透モジュール 21〜28・・・バルブ P1〜P4・・・ポンプ Fp、Fc・・・流量計
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 3B154 AB01 AB18 BA07 BB72 BC01 BF14 CA39 DA28 4D006 GA03 GA06 GA07 KA52 KA55 KE30R PA01 PB12 PB13 PB34 PC80 4H057 AA04 GA13 HA19 JA90 JB03

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】繊維処理用薬剤を溶媒に溶解および/また
    は分散させて行う繊維の染色仕上げ処理において、染色
    仕上げ処理で発生した使用済み溶媒から使用済み薬剤を
    分離膜を用い分離する際、分離処理部と分離した使用済
    み薬剤を貯蔵するタンクと該貯蔵タンクに貯蔵した使用
    済み薬剤を前記分離処理部入口へ循環する機構を有し、
    該分離膜により分離した使用済み薬剤の濃縮を行うこと
    を特徴とする繊維の染色仕上げ処理システム。
  2. 【請求項2】繊維処理用薬剤を溶媒に溶解および/また
    は分散させて行う繊維の染色仕上げ処理において、染色
    仕上げ処理で発生した使用済み溶媒から使用済み薬剤を
    分離膜を用い分離する際、分離処理部と分離した使用済
    み薬剤を貯蔵するタンクと該貯蔵タンクに貯蔵した使用
    済み薬剤を前記分離処理部入口へ循環する機構を有し、
    該分離膜により分離した使用済み薬剤の分離処理部出口
    の流量Fcと分離した溶媒の分離処理部出口の流量Fp
    を測定し、流量比Fc/Fpが6以上で使用済み薬剤の
    分離を行い、濃縮することを特徴とする繊維の染色仕上
    げ処理システム。
  3. 【請求項3】該分離膜として逆浸透膜を用いることを特
    徴とする請求項1または2記載の繊維の染色仕上げシス
    テム。
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