JP2003152642A - 電波受信・光伝送装置 - Google Patents

電波受信・光伝送装置

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JP2003152642A
JP2003152642A JP2001344746A JP2001344746A JP2003152642A JP 2003152642 A JP2003152642 A JP 2003152642A JP 2001344746 A JP2001344746 A JP 2001344746A JP 2001344746 A JP2001344746 A JP 2001344746A JP 2003152642 A JP2003152642 A JP 2003152642A
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optical
light
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polarization
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Yoshikazu Toba
良和 鳥羽
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Tokin Corp
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NEC Tokin Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 光変調の過程で生ずる相互変調歪みを減少し
て、C/Nを向上させた電波受信・光伝送装置を提供す
ること。 【解決手段】 本発明の電波受信・光伝送装置おいて
は、互いにほぼ逆位相で動作する2つの光変調器を利用
して、相互変調歪みのキャンセルが行われる。また、2
つの変調器の相互変調歪みの強度が、変調光を合成する
ときに、ほぼ等しくなるように、2つの光変調器へ入力
する無変調光の強度および変調度が調整される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、光変調器を利用し
た電波の中継装置に好適で、特にC/Nを改善した電波
受信・光伝送装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の分岐干渉型光導波路を有する光変
調器を備えた電波受信・光伝送装置には、いくつかのタ
イプがある。次に示す電波受信・光伝送装置は、最も基
本的なタイプである。
【0003】図7は、従来の分岐干渉型光導波路を有す
る光変調器を備えた電波受信・光伝送装置の一例を示す
図である。71は電波を受信するアンテナ、72はLi
NbO 光変調器、73は光サーキュレータ、74は偏
波保持光ファイバ、75はシングルモード光ファイバ、
76は光源、そして77はO/E変換器である。
【0004】ここで用いるLiNbO光変調器の構造を
図6に示す。61は光ファイバ、62はLiNbO
板、63は入出射光導波路、64aおよび64bは位相
シフト光導波路、65は変調電極、そして66は全反射
ミラーである。
【0005】このような構成により、電波を受信して光
信号に変換した後、伝送して、再び電気信号に変換する
装置は、電波の中継装置や電界のセンシング装置として
使用されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ような電波受信・光伝送装置を放送用あるいは通信用の
電波の中継装置に用いた場合に、受信点の電波状態によ
っては、十分なC/N(キャリア対ノイズ比)が確保で
きない場合もあった。
【0007】そこで、本発明は、光変調の過程で生ずる
相互変調歪みを減少して、C/Nの改善を図った電波受
信・光伝送装置を提供することを課題とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記課題を達成するため
に、本発明の電波受信・光伝送装置おいては、互いにほ
ぼ逆位相で動作する2つの光変調器を利用して、相互変
調歪みのキャンセルを行う。
【0009】また、2つの変調器の相互変調歪みの強度
が、変調光を合成するときに、ほぼ等しくなるように、
2つの光変調器へ入力する無変調光の強度および変調度
を調整する。
【0010】さらに詳しく述べると、本発明の電波受信
・光伝送装置は、電界を捉えるアンテナと、2つの光変
調器と、無変調光を発生する光源と、この光源から光フ
ァイバを介して供給された無変調光を2つに分離して、
前記2つの光変調器に供給し、それらの光変調器からの
出力光を合成して出力する偏波分離合成器と、この偏波
分離合成器と一方の光変調器との間にあって光強度を減
衰して調整する光アッテネータと、前記偏波分離合成器
の出力光を導波する光ファイバと、この光ファイバから
の出力光を電気信号に変換するO/E変換器とを備えて
構成される電波受信・光伝送装置において、前記2つの
光変調器の出力は、ほぼ逆位相になるようにバイアス点
が選ばれ、前記2つの光変調器には互いに強度を変えた
無変調光が入力され、さらに前記2つの光変調器の変調
電極には異なる強度の電界が印加されるとよい。
【0011】また、前記2つの光変調器の出力において
は、相互変調歪みの強度が、合成される段階で、ほぼ等
しくなるように調整されているとよい。
【0012】また、前記光源は、発振周波数がわずかに
異なり、互いに直交する2つの直線偏波を出力するレー
ザ光源とすることができる。
【0013】また、前記偏波分離合成器はファラデー回
転子と1/2波長板と偏光ビームスプリッタを備えて構
成するとよい。
【0014】また、前記光変調器は電気光学結晶の表面
付近に形成された分岐干渉型光導波路から成る光変調器
とすることができる。
【0015】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態につい
て、図面に基づいて説明する。
【0016】図1は、本発明の実施の一形態による電波
受信・光伝送装置の構成を示す図である。11は受信ア
ンテナであり、12aは第1の光変調器、12bは第2
の光変調器である。また14は偏波分離合成器であり、
4つの入出力ポートを持ち、光源16からの光が、光フ
ァイバ15aを介して入力されたとき、その強度を直交
する2つの直線偏波に分離した後、第1の光変調器には
光アッテネータ13を介して無変調光を供給し、第2光
変調器にも無変調光を供給する。さらに、第1および第
2の光変調器からの出力を合成して、1つのポートに出
力する。その後、この出力は、光ファイバ15bを経
て、O/E変換器に導かれ、電気信号に変換される。
【0017】次に、第1および第2の光変調器12aお
よび12bの動作について説明する。受信アンテナ11
からの電気信号は、第1の光変調器12aおよび第2の
光変調器の変調電極に加えられ、光変調出力をもたら
す。
【0018】その詳細について、説明するために、ま
ず、この実施の形態で用いた光変調器について説明す
る。この光変調器は、LiNbO単結晶の基板表面付近
に、Ti拡散光導波路による分岐干渉型光導波路と金属
膜による変調電極を形成して作製したもので、反射型で
あり、その構造は図6で示したものと同様である。
【0019】このような光変調器においては、変調電極
への印加電圧Vに対し、光変調器からの出力光強度P
は次式(1)で表される。
【0020】 P=α(P/2){1+sin(πV/Vπ)}・・・・・・・(1)
【0021】ここで、Pは入射光強度、Vπは半波長
電圧、αは光変調器の挿入損失を示す量である。
【0022】この様子を図2に示す。即ち、図2は変調
曲線とバイアス点を示す図である。ここで、f(V)は
変調電極への印加電圧Vの関数として、(1)式を図示
したものである。この曲線の谷から山までの電圧差が半
波長電圧Vπである。なお、測定する電圧は半波長電圧
πに比べて小さく、入力電圧として図の下部に示し
た。また、図の右側部分に、f(V)に従って変調され
た出力光の強度を示した。
【0023】図2(a)は、第1の光変調器12aのバ
イアス点を示す図である。横軸には、変調電極に印加さ
れる電圧Vが示され、縦軸には、光出力Pが示されて
いる。f(V)は変調曲線あるいはスイッチングカーブ
であり、Vπは半波長電圧であり、Bがバイアス点を示
している。このバイアス点は、光変調器としての利得や
雑音指数を勘案して決定される。
【0024】次いで、図2(b)は、第2の光変調器の
バイアス点を示す図である。図2(a)と異なるのは、
バイアス点Bの位置が変調曲線あるいはスイッチングカ
ーブf(V)において、第1の光変調器とは、1/2波長
ずれていることである。この結果、第1の光変調器12
aと第2の光変調器12bの光出力は互いに逆位相にな
る。
【0025】さらに、3次の相互変調歪みについて、第
1と第2の光変調器の出力が等しくなるようにするた
め、変調電極に加える電圧および光強度が調整されてい
る。
【0026】 ここで、異なる周波数の信号間で発生
する相互変調歪みについて説明する。図4は、3次の相
互変調歪みを説明するスペクトル図である。図4(a)
は、周波数fおよびfの正弦波が、上記の光変調器の
変調電極に入力されたときの3次の相互変調歪を示す図
であり、図4(b)は、多信号が入力されたときの3次
の相互変調歪み、信号出力、およびC/Nを示す図であ
る。
【0027】次に(1)式に戻って、上記の光変調器に
おける3次の相互変調歪について、説明する。まず、変
調電極に印加する電圧Vを次式(2)のように表す。
【0028】 V=a・sin(2πf1t)+a・sin(2πf2t)・・・・・・・(2)
【0029】ただし、aは振幅であり、2つの正弦波に
おいて等しくとった。(2)式を(1)式に代入して、
周波数f1またはf2を持つ項を整理すると、これらの項、
即ち信号光強度はa/Vπにほぼ比例することが分か
る。また、周波数2f1−f2および2f2−f1の出力光は3
次の相互変調歪みを表す項であり、(a/Vπ)3にほぼ
比例することが分かる。なお、a/Vπは半波長電圧に
対する入力信号の振幅比率であるから、変調度を示すパ
ラメータとなる。
【0030】この結果を図示すると図3のようになる。
図3(a)は、信号光強度の変調度依存性を示し、図3
(b)は、3次の相互変調歪み強度の変調度依存性を示
す。
【0031】図3が示すように、信号光強度はほぼ変調
度に比例して増加するのに対し、3次の相互変調歪みは
変調度の3乗にほぼ比例して増加する。その結果、入力
の無変調光強度を低くとり、変調度を高めると、信号光
出力は大きく低下するにもかかわらず、3次の相互変調
歪みは変化しないという状況が出現する。この状況を表
1に示す。
【0032】
【表1】
【0033】表1に示した第1の状態において、無変調
光入力PをPi0と置き、変調パラメータ(a/Vπ)
を0.1とする。そして、第2の状態において、無変調
光入力を1/8に減少させ、変調パラメータ(a/Vπ)を
2倍の0.2に増加する。その結果、(a/Vπ)3
は、どちらも0.001Pi0になる。
【0034】ところで、(a/Vπ)Pは信号光出力に
比例する量であり、(a/Vπ)3は3次の相互変調歪
みに比例する量であるから、3次の相互変調歪みの大き
さを変えないで、信号光出力を大きく変化させた第2の
状態が得られることが分かる。
【0035】そこで、2つの光変調器を第1と第2の状
態で動作させ、その差をとると、1つの光変調器による
信号光出力の3/4倍の出力を得ながら、3次の相互変
調歪みは、ほぼゼロであるという変調出力が得られる。
【0036】引き続き、図1に戻って、全体の動作を説
明する。第1の光変調器12aは、光アッテネータ13
により、入力時の無変調光強度および出力後の変調光強
度が調整される。また、変調電極に印加する電圧も、共
振回路の設定などにより、第2の光変調器12bの変調
電極に印加する電圧よりも大きくとる。
【0037】このような調整により、第1および第2の
光変調器からの出力が偏波分離合成器14で合成される
とき、3次の相互変調歪みの大きさは、ほぼ等しく互い
に逆位相になるように設定される。
【0038】次に、光源16と偏波分離合成器14の詳
細について説明する。まず、光源16は半導体レーザ励
起のNd:YAGレーザ発振器であって、波長はほぼ1.
32μmであり、共振器長を変えて、2つの発振波長の
差によるビートが、受信する電気信号の帯域外に出るよ
うに調整する。また、2つの直線偏波は偏波面が直交す
るように設定する。
【0039】このような光源から供給される光出力を用
いると、後述するように、光ファイバ15aとして、シ
ングルモード光ファイバを使用することができる。
【0040】光ファイバ15aの出力は、偏波分離合成
器14に入力されるが、そこでの光の振る舞いについ
て、図面に基づいて説明する。図5は、偏波分離合成器
の構成を示す図であり、図5(a)は、偏波分離と合成
のための構成の主要部を示す図であり、図5(b)は、
直交状態にある2つの直線偏波を同じ偏波状態に変えて
合成するための構成を示す図である。
【0041】図5(a)において、光ファイバ15aの
出力は光路55に沿って進み、偏光ビームスプリッタ5
4に入射するが、p成分は反射され、さらに、ミラー5
3で反射され、1/2波長板52とファラデー回転子5
1で、45°ずつの偏波面回転を受けるが、回転の向き
が逆であるために、合わせた偏波面回転はゼロである。
【0042】この光は、光路57を経て、光アッテネー
タ13を介して、第1の光変調器12aに入射して、光
変調を受けた後、再び光アッテネータ13を介して、光
路57を逆行する。そして、ファラデー回転子51と1
/2波長板を透過するとき、合わせて90°の偏波面回
転を受けた後、ミラー53で反射され、偏光ビームスプ
リッタ54に至るが、今度は、s成分になっているの
で、透過して、光路56に沿って進む。
【0043】次に、光路55から偏光ビームスプリッタ
54に入射するs成分について説明する。ところで、p
成分とs成分の強度であるが、光源16から出力された
直交する偏波面を持つ2つの波長の光は、シングルモー
ド光ファイバを伝送するうちに、楕円偏波に変換される
が、伝送後も任意の直交成分の間で強度はほぼ等しく保
たれる。言い換えると、偏光ビームスプリッタ54のp
成分とs成分の間で、光源16から発せられた2つの波
長の光の比率は変化するが、光強度は等しく保たれる。
【0044】このようにして、2分割された光の一方で
あるs成分は、光路58を経て、第2の光変調器12b
によって強度変調を受け、再び、偏光ビームスプリッタ
54に達する。この間に、ファラデ−回転子51と1/
2波長板52によって受けた90°の偏波面回転の結
果、偏光ビームスプリッタ54では反射され、光路56
に沿って進む。
【0045】従って、光路56においては、第1の光変
調器によって、強度変調を受けた光と、第2の光変調器
によって、強度変調を受けた光が、偏波面を直交させて
存在している。
【0046】そこで、この2つの光を合成するために、
例えば、図5(b)に示す構成を用いることができる。
まず、ウォークオフ結晶41によって、2つの偏波を光
路45aと光路45bに分離した後、光路45aには1
/2波長板42を置いて、偏波面を90°回転させ、光
路45bの偏波面と一致させた後、レンズ43で、光フ
ァイバ端部44に絞り込むことによって、合成すること
ができる。ところで、この光には、2つの波長が含まれ
るが、2つの波長の間でのビートが、受信電波の帯域外
に出るように、波長差あるいは周波数差が選ばれていれ
ば、実際的な問題は生じない。
【0047】上記ように合成された光では、3次の相互
変調歪みは逆位相に設定されていたので、キャンセルさ
れる。一方、信号光強度は、わずかに減少させられた状
態になっている。
【0048】この合成光はシングルモード光ファイバ1
5bにより伝送されて、O/E変換器17において、電
気信号に変換される。
【0049】ところで、図5(b)では2つの直交偏波
面に分かれた逆位相にある3次の相互変調歪みを、偏波
面を一致させるように変換して合成した。それに対し
て、2つの変調光を直交状態のまま、シングルモード光
ファイバ15bに入力して、伝送後に、2つの直交する
直線偏波に分離した後、それぞれをO/E変換器により
電気信号に変換して、合成することも可能である。
【0050】なぜなら、電気信号による変調の波長は、
光の波長に比べて、105倍以上に大きいので、シング
ルモード光ファイバを伝送中に2つの光の偏波状態が混
じり合っても、大きな問題にはならないからである。
【0051】上記のような構成により、相互変調歪みが
有効にキャンセルされ、C/Nが改善された電波受信・
光伝送装置が得られる。
【0052】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
光変調の過程で生ずる相互変調歪みを減少して、C/N
を向上させた電波受信・光伝送装置を提供することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の一形態による電波受信・光伝送
装置の構成を示す図。
【図2】変調曲線とバイアス点を示す図。図2(a)は
第1の光変調器のバイアス点を示す図、図2(b)は第
2の光変調器のバイアス点を示す図。
【図3】信号光強度および3次の相互変調歪み強度の変
調度依存性を示す図。図3(a)は信号光強度の変調度
依存性を示す図、図3(b)は3次の相互変調歪み強度
の変調度依存性を示す図。
【図4】3次の相互変調歪みを説明するスペクトル図。
図4(a)は周波数f1およびf2の正弦波が、上記の光変
調器の変調電極に入力されたときの3次の相互変調歪を
示す図、図4(b)は多信号が入力されたときの3次の
相互変調歪み、信号出力、およびC/Nを示す図。
【図5】偏波分離合成器の構成を示す図。図5(a)
は、偏波分離と合成のための構成の主要部を示す図、図
5(b)は直交状態にある2つの直線偏波を同じ偏波状
態に変えて合成するための構成を示す図。
【図6】LiNbO3光変調器の構造を示す図。
【図7】従来の分岐干渉型光導波路を有する光変調器を
備えた電波受信・光伝送装置の一例を示す図。
【符号の説明】
11 受信アンテナ 12a,12b 光変調器 13 光アッテネータ 14 偏波分離合成器 15a,15b シングルモード光ファイバ 16 光源 17 O/E変換器 41 ウォークオフ結晶 42,52 1/2波長板 43 レンズ 44 光ファイバ端部 51 ファラデー回転子 53 ミラー 54 偏光ビームスプリッタ 45a,45b,55,56,57,58 光路

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電界を捉えるアンテナと、2つの光変調
    器と、無変調光を発生する光源と、この光源から光ファ
    イバを介して供給された無変調光を2つに分離して、前
    記2つの光変調器に供給し、それらの光変調器からの出
    力光を合成して出力する偏波分離合成器と、この偏波分
    離合成器と一方の光変調器の間にあって光強度を減衰し
    て調整する光アッテネータと、前記偏波分離合成器の出
    力光を伝送する光ファイバと、この光ファイバからの出
    力光を電気信号に変換するO/E変換器とを備えて構成
    される電波受信・光伝送装置において、前記2つの光変
    調器の出力は、ほぼ逆位相になるようにバイアス点が選
    ばれ、前記2つの光変調器には互いに強度を変えた無変
    調光が入力され、さらに前記2つの光変調器の変調電極
    には異なる強度の電界が印加されることを特徴とする電
    波受信・光伝送装置。
  2. 【請求項2】 前記2つの光変調器から出力された変調
    光が前記偏波分離合成器によって合成されるときに、そ
    の相互変調歪みの強度が、ほぼ等しいことを特徴とする
    請求項1に記載の電波受信・光伝送装置。
  3. 【請求項3】 前記光源は、発振周波数がわずかに異な
    り、互いに直交する2つの直線偏波を出力するレーザ光
    源であることを特徴とする請求項1または2に記載の電
    波受信・光伝送装置。
  4. 【請求項4】 前記偏波分離合成器はファラデー回転子
    と1/2波長板と偏光ビームスプリッタを備えて成るこ
    とを特徴とする請求項1から3のいずれか一項に記載の
    電波受信・光伝送装置。
  5. 【請求項5】 前記光変調器は電気光学結晶の表面付近
    に形成された分岐干渉型光導波路から成ることを特徴と
    する請求項1から4のいずれか一項に記載の電波受信・
    光伝送装置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012128165A (ja) * 2010-12-15 2012-07-05 Mitsubishi Electric Corp 光送信機、光通信システムおよび光送信方法

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