JP2003150621A - 対話ブラウジングシステム - Google Patents

対話ブラウジングシステム

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JP2003150621A
JP2003150621A JP2001345535A JP2001345535A JP2003150621A JP 2003150621 A JP2003150621 A JP 2003150621A JP 2001345535 A JP2001345535 A JP 2001345535A JP 2001345535 A JP2001345535 A JP 2001345535A JP 2003150621 A JP2003150621 A JP 2003150621A
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JP2001345535A
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Shingo Suzumori
信吾 鈴森
Yayoi Nakamura
やよい 中村
Takatsugu Sakunaga
隆次 作永
Hiroshi Sugitani
浩 杉谷
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Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
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    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06FELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
    • G06F16/00Information retrieval; Database structures therefor; File system structures therefor
    • G06F16/90Details of database functions independent of the retrieved data types
    • G06F16/95Retrieval from the web
    • G06F16/953Querying, e.g. by the use of web search engines
    • G06F16/9532Query formulation
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06FELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
    • G06F16/00Information retrieval; Database structures therefor; File system structures therefor
    • G06F16/90Details of database functions independent of the retrieved data types
    • G06F16/95Retrieval from the web
    • G06F16/951Indexing; Web crawling techniques

Abstract

(57)【要約】 【課題】 ネットワークサービスを利用する際のマン−
マシンインタフェースを改善して簡単にターゲット情報
を取得できるようにする。 【解決手段】 利用者の要求に応じてネットワーク上の
所定サイトに存在する所定情報ページの情報(ターゲッ
ト情報)を取得する対話ブラウジングシステムにおいて、
知識管理部15は利用可能な情報ページのキーワードを取
得するために必要な知識を蓄積し、擬人化エージェント
14は知識を用いて利用者が入力した要求を解析し、利
用者の要求に対するキーワードを抽出し、ブラウザ部
(データ解析部)13は該キーワードを用いてネットワー
クより所望のターゲット情報を取得し、入出力装置11
に適宜の出力形式で出力する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、利用者の要求に応
じてインターネットに代表されるネットワーク上の所定
サイトに存在する所望のWEBページ情報(ターゲット情
報)を取得する対話ブラウジングシステムに係わり、特
に、ネットワークのサービスを利用する際のマン−マシ
ンインタフェースを改善して簡単にターゲット情報を取
得できるようにした対話ブラウジングシステムに関す
る。
【0002】
【従来の技術】IT化が一般家庭にも普及し、様々なネッ
トワークサービスが提供されてきている。しかしなが
ら、従来技術によるマン−マシンインタフェースは、パ
ソコンやネットワークサービスに不慣れな人、利用に戸
惑いのある人、特に高齢層の人に不親切でありこれらの
人達に、ネットワークサービスの利用を非常に困難にさ
せており、ネットワークサービスを利用できる人とでき
ない人との間に格差が生じている。現在、この格差(デ
ジタル・デバイド[Digital divide])が問題となって
いる。今後もネットワークサービスの進展が予想されて
おり、パソコンやネットワークサービスに不慣れな人、
利用に戸惑いのある人、特に高齢層の人にとっても使い
易いマン−マシンインタフェースが必要とされている。
【0003】現在、ネットワークサービスを利用する際
のマン−マシンインタフェースとその利用法として以下
の技術が提供されている。図26は従来のブラウジングシ
ステムの構成図、図27は従来技術による情報ページのブ
ラウジングイメージを示す説明図である。ブラウジング
システムはクライアントマシーンであるパソコン内に組
み込まれており、キーボード/マウス/モニター/マイ
ク/スピーカなどのデータ入出力装置1、データ入出力
装置1とのデータ入出力制御及びネットワークNWKとの
データ入出力制御を行う入出力制御部2、データ解析部
(ブラウザ部)3を備えている。データ解析部3は入出力
制御部2に接続すると共にWEBブラウザ(ソフトウェア)
3aを内蔵し、利用者の要求に応じてネットワークNWK
上の所定サイト4,5(図27),...に存在するター
ゲット情報を取得するための処理や送受信データの解析
処理等を行う
【0004】・WEBブラウザ3aによる情報ページ(WEB
ページ)のブラウジング処理 HTML(HyperText Markup Language)で記述されたトッ
プページ(ホームページ)の情報をWEBブラウザ3aの制
御でモニター1に表示する。該情報ページには、そのペ
ージと関連する情報ページやその他の情報ページ、ファ
イルなどのデータへ辿るためのリンク情報(以降、アン
カーと記述)が埋め込まれている。利用者はキーボード
やマウスなどの入力装置を用いてターゲット情報に関連
するキーワードを入力し、またはマウスなどによりモニ
ターに表示されているアンカーをクリックして選択する
という操作を繰り返す。これにより、図27の実線(要求
1)あるいは点線(要求2)で示すようにターゲット情報が
掲載される情報ページまで情報ページの階層を1つずつ
辿り、所望のターゲット情報を取得してモニター(入出
力装置)1に表示する。
【0005】・VoiceXMLによる情報ページのブラウジン
グ処理 VoiceXML(Voice eXtensible Markup Language)の利用
イメージを図28に示す。図28における(a)はVoiceX
MLの記述例であり、利用者がこの情報ページにアクセス
すると、(b)に示すように「○○のホームページへよう
こそ。どのようなご用件でしょうか?来週のごみ捨て、
のように言ってください。何をなさりたいのですか?」
と音声によりガイダンスが流れる。この際、専用WEBブ
ラウザ(VoiceXMLブラウザ)を作成し、画面表示するこ
とも可能である。
【0006】上記ガイダンスに対して、利用者が、<gra
mmar> </grammar>間に定義されているキーワードを音声
により入力すると対応したフィールドの処理を行う。た
とえば、「ごみ捨て」と音声入力したとすると“いつ(wh
en)”の条件を[今週]とみなして「今週のごみ捨てを表
示します。」と音声出力し、該当するページへ遷移す
る。一方、<grammar> </grammar>間に定義されているキ
ーワード以外の言葉を音声により入力すると、たとえ
ば、「今月」と音声入力したとすると“ジャンル(re
q)”の条件が足らないので「どのジャンルのご用件でし
ょうか?」と音声出力し、音声入力を待機する。
【0007】また、<grammar> </grammar>間に定義され
ているキーワード以外の「ごみ」を入力すると、(d)示
すように何ら反応しないか、あるいは、(b)のメッセ
ージを繰り返す。 以上のように、VoiceXMLによる情報ページのブラウジン
グ処理では、情報と動作ロジックをVoiceXMLで記述して
情報ページとし、VoiceXMLインタプリタがその情報や情
報ページでの操作概要などの動作を解釈し、それらを音
声出力する。情報ページには、そのページと関連する
情報ページや他サイトの情報ページ、ファイルなどのデ
ータへ辿るための音声認識可能なキーワード、同ペー
ジにおける利用者の操作概要を音声によりメッセージ出
力するためのロジック等を埋め込むことができる。
【0008】VoiceXMLによる情報ページのブラウジング
処理においても、マイクなどの音声入力装置とスピーカ
などの音声出力装置を用い、利用者はスピーカなどから
音声出力される情報や操作概要などに従い、マイクなど
により操作キーワードなどを音声入力して、ターゲット
情報が掲載されるページまで、1つずつ情報ページの階
層を辿らなければならい。なお、VoiceXML技術には、従
来のWEBブラウザのように情報を表示する機能を持たな
いため、VoiceXMLインタプリタにおいて、情報をWEBペ
ージ化して独自に音声WEBブラウザを起動し、情報を表
示する方法などが用いられている。
【0009】・その他の従来技術 日本特許公開番号2001-75987(P2001-75987A)の公報に
は、ターゲット情報を収集する情報探索活動において、
探索対象のWEBページなどの情報を短時間で大量に画面
表示して目的とする情報の発見を支援するシステムが提
案されている。また、WEB関連の標準化機関であるW3C(W
orld Wide Webコンソーシアム)などで実現化を進めて
いる「セマンティックWeb」では、データの意味やデー
タ間の関連を定義する記述言語を用いてWEBページを作
成し、それをマシンが解釈して利用者の利便性を向上さ
せる技術が提案されている。更に、NTTコミュニケーショ
ンズの提供する「Vポータル」では、VoiceXML形式で蓄
積したコンテンツを利用者が電話から音声により取得要
求し、電話から音声により取得するというサービスが提
案されている。
【0010】日本特許公開番号2001-75987(P2001-75987
A)に開示されている技術は、利用者をしてターゲット情
報の発見を容易にするための情報を画面上に大量に表示
するが、パソコンやネットワークサービスに不慣れな
人、利用に戸惑いのある人、特に高齢層の人にとって
は、その中からターゲット情報を瞬時に探し、取得する
ことは困難であり、また、ターゲット情報の発見を容易
にする情報出力手段が画面に制限されている。「セマン
ティックWeb」の技術は、マシンが解釈できるデータの
意味やデータ間の関連をWEBページに定義するための記
述言語に関する技術であり、利用者の要求に対する最適
な応答を実現するものではない。「Vポータル」の技術
は、電話からの音声による情報取得要求と音声による情
報出力というサービスであり、情報へのアクセス手段が
音声という単一のメディアに制限され、また情報を段階
的にアクセスしなければならない。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】以上より、従来技術に
は、使い易さの観点及び情報ページ作成の観点から以下
の課題がある。 ・利用者の使い易さについての課題 従来技術は、ターゲット情報を取得するまで、1つずつ
情報ページの階層を辿らなければならず、この繰り返し
操作が面倒で操作性が悪い。すなわち、従来技術による
情報ページのブラウジングイメージは図27に示してい
る通り、利用者が、最終的にターゲット情報を取得する
までに複数回のステップが必要である。また、情報ペー
ジに埋め込まれるアンカーや音声認識できるキーワー
ド、操作概要などのメッセージ、動作ロジックなどは、
それを埋め込んだ情報ページ内でしか有効ではなく、そ
の情報ページの階層下にあるものを自由に選択、入力し
てダイレクトに情報を取得できない。
【0012】パソコンやネットワークサービスに不慣れ
な人、利用に戸惑いのある人、特に高齢層の利用者にと
って、従来技術のブラウジングシステムは、ネットワー
クサービスを享受するための案内が不十分である。情報
ページに埋め込まれるアンカーや音声認識できるキーワ
ード、操作概要などのメッセージ、動作ロジックなどに
ついては、利用者が利用する際に選択、入力、操作する
であろうものを予測して、予め埋め込んでいなければな
らない。そのため、柔軟な対応ができず、利用者1人1
人に適切な案内ができない。また、利用者に対してター
ゲット情報の発見を容易にする情報を画面上に大量に表
示しても、その中からターゲット情報を瞬時に探し、取
得することは困難であり、またターゲット情報の発見を
容易にする情報の出力手段が画面に制限されている。
【0013】・情報ページの作成についての課題 利用者にとって可能な限り使い易くするために、また、
要求をすべて満たすために、利用者のターゲット情報ま
で辿らせるアンカーや音声認識できるキーワード、動作
ロジックなどを、予測してすべての情報ページに予め埋
め込むことは困難であり、たとえ可能であるとしても情
報ページの作者は、利用者を意識した情報ページの作成
やその更新などの保守に膨大な時間と費用を費さなけれ
ばならない。
【0014】なお、「セマンティックWeb」の標準化に
は時間が掛かることが予想され、また、これはパソコン
やネットワークサービスに不慣れな人、利用に戸惑いの
ある人、特に高齢層の人を考慮したものでもなく、誰に
も容易にネットワークサービスの利用を可能にするマン
−マシンインタフェース(環境)を提供するとは言い難
い。そのため、パソコンやネットワークサービスに不慣
れな人、利用に戸惑いのある人、特に高齢層の人は、パ
ソコン、ネットワークサービス利用に積極的になれず、
また関心がなくなり、デジタル・デバイドが拡大してい
る。
【0015】以上から本発明の目的は、ネットワークサ
ービスを利用する際のマン−マシンインタフェースを改
善して簡単にターゲット情報を取得できるようにするこ
とである。本発明の別の目的は、ターゲット情報を取得
するまでの操作回数あるいは要求入力回数を減少して操
作性能を向上し、デジタル・デバイドの拡大を防止する
ことである。本発明の別の目的は、利用者を意識した情
報ページの作成をする必要がなく、従来と同様に簡単に
情報ページを作成できるようにすることである。本発明
の別の目的は、最新のアクセス先情報を用いてターゲッ
ト情報を取得できるようにすることである。本発明の別
の目的はブラウジングシステムの入出力装置の構成や利
用者情報を考慮した出力形式でターゲット情報を出力で
きるようにすることである。
【0016】
【課題を解決するための手段】本発明は、利用者の要求
に応じてネットワーク上の所定サイトに存在する所定情
報ページの情報(ターゲット情報)を取得する制御を行う
システムであり、(1)利用可能な情報ページのキーワー
ドを取得するために必要な知識を蓄積する知識管理部、
(2)利用者からの要求データを、前記キーワードを取得
するために必要なデータに変換するデータ変換手段、(3)
該変換データと前記知識を用いて利用者の要求に応じた
所定情報ページのキーワードを抽出するエージェント
部、(4) 該キーワードを用いてネットワークより所望の
ターゲット情報を取得する制御を行う手段(ブラウザ
部)、を備えている。
【0017】この対話ブラウジングシステムにおいて、
データ変換手段は、利用者が入力した要求データから所
定情報ページのキーワードを取得するために必要な言葉
を抽出し、エージェント部は該言葉に応じたキーワード
を前記知識に基づいて取得する。ブラウザ部は取得した
キーワードを用いてネットワークより所望のターゲット
情報を取得し、入出力装置より音声あるいはテキストあ
るいは両方で出力する。又、知識管理部は、ターゲット情
報を取得するまでを適切に案内するナビゲーションを生
成するための知識を蓄積しており、エージェント部は、
利用者が入力した要求より抽出される前記言葉と知識と
から所定情報ページのキーワードを取得できない場合、
キーワードを取得するために必要なナビゲーションを生
成して入出力装置より出力し、該ナビゲーションに対す
る利用者からの回答を参照してキーワードを取得する。
【0018】具体的には、知識管理部は、(1)個人属性や
操作特性、操作履歴などに関する情報を有する利用者情
報、(2)利用可能な情報ページ及びその階層下の情報ペ
ージを含めた情報ページの階層構造情報とそれらのキー
ワードなどを有するアクセス先情報、(3)操作案内などの
利用者との対話に必要な語句の辞書、(4)利用者がターゲ
ット情報を取得するまでを適切に案内するナビゲーショ
ンを生成するためのナビゲーションテンプレートを蓄積
し、データ変換手段は、利用者が入力した要求データか
ら所定情報ページのキーワードを取得するために必要な
言葉を抽出し、エージェント部は該言葉に応じたキーワ
ードを前記知識に基づいて取得し、ブラウザ部は取得し
たキーワードを用いてネットワークより所望のターゲッ
ト情報を取得し、入出力装置より音声あるいはテキスト
あるいは両方で出力する。
【0019】また、アクセス先情報取得手段は、ターゲ
ット情報の取得処理を行う毎に、或いは利用者が指定し
たタイミングまたは周期毎に、自動的にネットワーク上
の所定サイトより最新のアクセス先情報を取得し、知識
管理部は、最新のアクセス先情報で古いアクセス先情報
を更新する。以上の本発明の対話ブラウジングシステム
によれば、ネットワークサービスを利用する際のマン−
マシンインタフェースを改善して簡単にターゲット情報
を取得することができる。また、ターゲット情報を取得
するまでの操作回数あるいは要求入力回数を減少して操
作性能を向上でき、デジタル・デバイドの拡大を防止す
ることができる。また、本発明の対話ブラウジングシス
テムによれば、利用者を意識した情報ページの作成をす
る必要がなく、従来と同様に簡単に情報ページを作成で
きる。また、最新のアクセス先情報を用いてターゲット
情報を取得でき、しかも、ブラウジングシステムの入出
力装置の構成や利用者情報を考慮した出力形式でターゲ
ット情報を出力できる。
【0020】
【発明の実施の形態】(A)発明の原理 (a)構成 図1は本発明の対話ブラウジングシステムの構成図、図2
は本発明による情報ページのブラウジングイメージ説明
図である。対話ブラウジングシステムは、キーボード/
マウス/モニター/マイク/スピーカなどのデータ入出
力装置11、データ入出力装置11とのデータ入出力制
御及びネットワークNWKとのデータ入出力制御を行う入
出力制御部12、WEBブラウザ(ソフトウェア)を内蔵し、
利用者の要求に応じてネットワーク上の所定サイトに存
在する所定情報ページの情報(ターゲット情報)を取得す
る制御を行うデータ解析部(ブラウザ部)13、利用者の
要求に応じた所定情報ページのキーワードを抽出する擬
人化エージェント部14、利用可能な情報ページのキー
ワードを取得するために必要な知識を蓄積する知識管理
部15を備えている。
【0021】データ解析部13は拡張データ解析部16
を備えている。この拡張データ解析部16は利用者が入
力した要求データから所定情報ページのキーワードを取
得するために必要な言葉(ワード)を抽出し、該言葉を擬
人化エージェント部14に渡す。データ解析部13は擬人
化エージェント部14により抽出されたキーワードを用
いてネットワークNWK上の情報提供サイトA,B STA,STB
(図2),...に存在するターゲット情報を取得する
ための処理等を行う。擬人化エージェント部14は、利
用者の要求に応じた所定情報ページのキーワードを抽出
する機能を実行する部分に加えて、リンク処理部17、
メディア処理部18を備えている。リンク処理部17
は、ターゲット情報の取得処理を行う毎に、或いは利用
者が指定したタイミングまたは周期毎に、自動的にネッ
トワーク上の所定サイトより最新のアクセス先情報を取
得する。メディア処理部18は、利用者の使用する装置
構成や利用者情報に基づいて応答データを適切な出力形
式に変換して出力する。
【0022】知識管理部15は知識データべース19を
管理するもので、この知識データべース19には、個人
属性21や操作特性22、操作履歴23などの利用者情
報20と、アクセス情報(利用可能な情報ページ及び
その階層下の情報ページを含めた情報ページの階層構造
情報とそれらのキーワードなどを有する)31や操作案
内などの利用者との対話に必要な語句の辞書32などの
ナビゲーションノウハウ情報30と、ナビゲーション
(案内メッセージ)を組み合わせなどにより動的に生成す
るためのナビゲーションテンプレート40などが蓄積さ
れている。
【0023】利用にあたって、予め対象となるアクセス
先情報31を擬人化エージェント部14のリンク処理部
17の制御により知識管理部15が管理する知識データ
べース19に登録、蓄積しておく。また、予め、利用
者の個人属性21や操作特性22、操作履歴23などの
利用者情報20、利用者との対話に必要な語句の辞書
32などのナビゲーションノウハウ情報、利用者の使
用する装置や利用者の状況に応じた最適なナビゲーショ
ンを動的に生成するためのナビゲーションテンプレート
40を知識データべース19に登録、蓄積しておく。
【0024】かかる状態において、利用者から要求があ
ると、拡張データ解析部16は利用者が入力した要求デ
ータから所定情報ページのキーワードを取得するために
必要な言葉を抽出し、擬人化エージェント部14は該言
葉に応じたキーワードを前記知識20〜40に基づいて
取得する。この場合、擬人化エージェント部14は、利用
者が入力した要求より抽出される前記言葉と知識とから
所定情報ページのキーワードを取得できなければ、キー
ワードを取得するために必要なナビゲーションを生成し
て入出力装置11より出力し、該ナビゲーションに対す
る利用者からの回答を参照してキーワードを取得する。
【0025】データ解析部13は取得されたキーワード
を用いて図2の実線(要求1)あるいは一点鎖線(要求2)
で示すように、ネットワークNWKの所定サイトSTAあ
るいはSTBより所望のターゲット情報1あるいはターゲッ
ト情報2を1回の情報ページ送受ステップで取得し、入出
力装置11より音声で、あるいはテキストで、あるいは
両方で出力する。以上、本発明の対話ブラウジングシステ
ムは、利用者の要求を解析してキーワードを求め、該キー
ワードを用いてターゲット情報をダイレクトに取得す
る。また、キーワードが求まらない場合には利用者の使
用する装置や利用者の状況に応じた最適なナビゲーショ
ンを動的に生成し、利用者からの回答を参照してキーワ
ードを求め、該キーワードを用いてターゲット情報をダ
イレクトに取得する。すなわち、本発明の対話ブラウジ
ングシステムは、キーワードを取得するまで利用者を誘
導し、キーワードが求まればダイレクトに(1回の情報ペ
ージ送受ステップで)ターゲット情報を取得する。
【0026】この結果、本発明のブラウジングシステム
によれば、様々な情報ページの存在する場所やその情報
ページへのリンク情報、及びその階層構造を利用者に意
識させることなく、ターゲット情報の取得までの繰り返
し操作を無くし、利用者によるターゲット情報の取得ま
でのステップを削減する事が可能となる。
【0027】(b)概略動作 図3は本発明の概略動作説明図であり、図1と同一部分に
は同一符号を付している。予め、以下の情報、 ・対象となるアクセス先情報31、 ・利用者の個人属性や操作特性、操作履歴などの利用者
情報20、 ・利用者との対話に必要な語句の辞書32などのナビゲ
ーションノウハウ情報、 ・利用者の使用する装置や利用者の状況に応じた最適な
ナビゲーションを動的に生成するためのナビゲーション
テンプレート40、が知識管理部15の知識データべース
19に登録されているものとする。
【0028】(101)まず、利用者は、要求を入出力装置
11から入力する。 (102)入力装置11は、入出力制御部12へ該要求を渡
す。 (103)入出力制御部12は、データ解析部13へ受信し
た要求を渡す。 (104)データ解析部13の拡張データ解析部16は、利
用者が入力した要求を処理可能なデータ(以降、要求デ
ータと記述)に変換する。 (105)拡張データ解析部16は擬人化エージェント部1
4へ該要求データを渡す。 (106)擬人化エージェント部14は、知識管理部15が
管理する利用者の個人属性や操作特性、操作履歴などの
利用者情報20及びアクセス先情報31を用いて、要求
データからターゲット情報を取得するための条件データ
(以降、実行キーワードと記述)を抽出する。例え
ば、"今月のa地区のごみ収集日情報"をターゲット情報
とすれば、実行キーワードは該ターゲット情報を情報提
供サイトから取得するためのキーワードである。 (107)擬人化エージェント部14は、知識管理部15が
管理するナビゲーションノウハウ情報32と、ナビゲー
ションテンプレート40と前記抽出された実行キーワー
ドとを用いて、ターゲット情報の概要を示すナビゲーシ
ョンを生成する。ナビゲーションは例えば、”今月のa
地区のごみ収集日の情報です。これでよろしいでしょう
か?”である。 (108)ついで、擬人化エージェント部14は、利用者の
使用する入出力装置の構成や利用者情報30に基づいて
該ナビゲーションデータを適切な出力形式に変換、成形
する。 (109)しかる後、擬人化エージェント部14は、実行キー
ワードとナビゲーションとを合わせたデータ(以降、応
答データと記述)をデータ解析部13へ渡す。 (110)データ解析部13の拡張データ解析部16は、応
答データから、実行キーワードとナビゲーションを抽出
し、実行キーワードを含めたターゲット情報取得要求デ
ータ(以降、リクエストコマンドと記述)を生成する。 (111)拡張データ解析部16は、リクエストコマンドと
ナビゲーションをそれぞれ入出力制御部12へ渡す。 (112)入出力制御部12は、リクエストコマンドに基づ
いてネットワークNWKを経由して所定の情報サイトSTA,S
TBよりターゲット情報を取得し、該ターゲット情報と前
記ナビゲーションとをそれぞれ入出力装置11へ渡す。 (113)入出力装置11は、利用者へターゲット情報とナ
ビゲーションを出力する。
【0029】(101)〜(106)により実行キーワードを取得
できない場合は、類似実行キーワードを抽出し、利用者
に対して要求の確認を行うこともできる。例えば、実行
キーワードを取得するために必要なナビゲーション(案
内メッセージ)を生成して入出力装置11より出力し、
該ナビゲーションに対する利用者からの回答を参照して
実行キーワードを取得する。また、所謂あいまい検索に
より完全に一致していなくても、実行キーワードとして
抽出することが可能である。以上のように、様々な情報
ページの存在する場所やその情報ページへのリンク情
報、及びその階層構造を利用者に意識させることなく、
繰り返し操作をせずにターゲット情報をダイレクトに取
得できる。また、利用者の使用する装置や利用者の状況
に応じたナビゲーションを動的に生成し、ターゲット情
報を取得するまで誘導することにより、利用者の要求に
対して最適な応答が可能となる。
【0030】(c)対話ブラウジングシステム 図3のブラウジングシステムを構成する擬人化エージェ
ント部14及び知識管理部15を利用者のクライアントマシ
ン(パソコン)側に設けるかネットワークに接続された外
部のサーバに設けるかにより幾つかの構成が考えられ
る。 (c-1)第1の構成例 図4は全てのユニット11〜16を利用者のクライアン
トマシン(パソコン)CLM内に組み込んだ第1の構成例であ
り、その概略動作は前述の(101)〜(113)の通りである。
【0031】(c-2)第2の構成例 図5は擬人化エージェント部14′と知識管理部15′
をネットワークNWKに接続されたサーバマシンSVMに組み
込んだ第2の構成例であり、利用者のクライアントマシ
ンCLM側における拡張データ解析部16とサーバマシンS
VM側の擬人化エージェント部14′との間で通信を行
う。予め、以下の情報、 ・対象となるアクセス先情報31、 ・利用者の個人属性や操作特性、操作履歴などの利用者
情報20、 ・利用者との対話に必要な語句の辞書32などのナビゲ
ーションノウハウ情報、 ・利用者の使用する装置や利用者の状況に応じた最適な
ナビゲーションを動的に生成するためのナビゲーション
テンプレート40、が知識管理部15′の知識データべー
ス19′に登録されているものとする。
【0032】(201)利用者は、要求を入出力装置11か
ら入力する。 (202)入出力力装置11は入出力制御部12へ該要求を
渡す。 (203)入出力制御部12はデータ解析部13へ受信した
要求を渡す。 (204)データ解析部13の拡張データ解析部16は、利
用者が入力した要求を処理可能なデータ(要求データ)
に変換する。 (205)拡張データ解析部16は、この要求データとサー
バマシンSVMへの接続要求とを入出力制御部12へ渡
す。 (206)入出力制御部12は、サーバマシンへSVMの接続要
求から該当するサーバマシンSVM側の入出力制御部51
へ要求データを渡す。 (207)サーバマシン側の入出力制御部51は、擬人化エ
ージェント部14′へ要求データを渡す。 (208)擬人化エージェント部14′は、知識管理部1
5′が管理する利用者の個人属性や操作特性、操作履歴
などの利用者情報20及びアクセス先情報31を用い
て、要求データからターゲット情報を取得するための実
行キーワードを抽出する。 (209)擬人化エージェント部14′は、知識管理部1
5′が管理するナビゲーションノウハウ情報32と、ナ
ビゲーションテンプレート40と前記抽出された実行キ
ーワードとを用いて、ターゲット上方の概要を示すナビ
ゲーションを生成する。ナビゲーションは例えば、”今
月のa地区のごみ収集日の情報です。これでよろしいで
しょうか?”である。 (210)ついで、擬人化エージェント部14′は、利用者
の使用する入出力装置の構成や利用者情報30に基づい
て該ナビゲーションデータを適切な出力形式に変換、成
形する。 (211)擬人化エージェント部14′は、実行キーワード
とナビゲーションとを合わせた応答データとクライアン
トマシンCLMへの接続要求とを入出力制御51へ渡す。 (212)サーバマシン側の出力制御部51は、クライアン
トマシンCLMへの接続要求から該当するクライアント
マシン側の入出力制御部12へ応答データを渡す。 (213)入出力制御部12は、データ解析部13へ応答デ
ータを渡す。 (214) データ解析部13の拡張データ解析部16は、応
答データから、実行キーワードとナビゲーションを抽出
し、実行キーワードを含むターゲット情報取得要求デー
タ(リクエストコマンド)を生成する。 (215)拡張データ解析部16は、リクエストコマンドと
ナビゲーションをそれぞれ入出力制御部12へ渡す。 (216)入出力制御部12は、リクエストコマンドに基づ
いてネットワークNWKを経由して所定の情報サイトSTA,S
TBよりターゲット情報を取得し、該ターゲット情報と前
記ナビゲーションとをそれぞれ入出力装置11へ渡す。 (217)入出力装置11は、利用者へターゲット情報とナ
ビゲーションを出力する。
【0033】以上のように、対話ブラウジングシステム
の機能とデータを一元管理してブラウジングシステムの
保守を容易にし、且つどの利用者に対しても一定の利用
者の要求に対して最適に応答することが可能となる。
【0034】(c-3)第3の構成例 図6は擬人化エージェント部と知識管理部の機能及びデ
ータを利用者のクライアントマシンCLMとサーバマシンS
VMの双方にダイナミックに分散させた第3の構成例であ
り、データ解析部13の拡張データ解析部16がクライ
アントマシンCLM側の擬人化エージェント部14とサ
ーバマシンSVM側の擬人化エージェント部14′との間
の通信を行う。 クライアントマシンCLM側で実行キーワードを取得でき、
且つ、該実行キーワードを用いて応答データを生成でき
る場合、第3構成例の概略動作は第1の構成例の概略動作
(101)〜(113)と全く同じである。 一方、クライアントマシンCLM側で実行キーワードを取
得できず、応答データを生成できない場合、第3構成例
の概略動作は以下のとおりである。
【0035】(301)まず、第1構成例における概略動作
(101)〜(106)を実行する。 (302)概略動作(106)において、実行キーワードを抽出で
きなければ、擬人化エージェント部14は要求データと
サーバマシンSVMへの接続要求とを拡張データ解析部1
6へ渡す。 (303)以後、第2構成例の概略動作(205)〜(217)を実行す
る。 以上は、最初、クライアントマシーンCLM側で実行キーワ
ードを取得して応答データを作成し、ようとするが、応
答データの作成が不可能な場合にクライアントマシーン
側からサーバマシーンSVM側に実行キーワードを取得し
て応答データを作成するよう依頼する場合であるが、逆
にすることもできる。すなわち、最初、サーバマシーン
SVM側で実行キーワードを取得して応答データを作成し
ようとするが、応答データの作成が不可能な場合にサー
バマシーンSVM側からクライアントマシーンCLM側に実行
キーワードを取得して応答データを作成するよう依頼す
ることもできる。かかる場合において、サーバマシンS
VM側で実行キーワードを取得でき、且つ、該実行キーワ
ードを用いて応答データを生成できる場合の第3構成例
の概略動作は第2構成例の概略動作(201)〜(217)と全く
同じである。
【0036】サーバマシンSVM側で実行キーワードを取
得できず、応答データを生成できない場合の第3構成例
の概略動作は以下の通りである。 (401)まず、第2構成例における概略動作(201)〜(208)
を実行する。 (402)概略動作(208)において、実行キーワードを抽出で
きなければ、擬人化エージェント部14′は要求データ
とクライアントマシンCLMへの接続要求とを入出力制御
部51へ渡す。 (403)入出力制御部51は、クライアントマシンCLMへの
接続要求により該当するクライアントマシン側の入出力
制御部12へ要求データを渡し、入出力制御部12は要
求データをデータ解析部13へ渡す。 (404)以後、第1構成例の概略動作(105)〜(113)を実行す
る。 以上のように、サービス提供側、サービス利用側共に最
適なシステム構成を容易に構築でき、利用者の要求に対
して最適に応答することが可能となる。
【0037】(d)リンク処理部 図7、図8に示すように擬人化エージェント部14にリン
ク処理部17を設ける。リンク処理部17は利用者がタ
ーゲット情報の取得操作を行う毎に(図7)、或いは利用
者が指定したタイミングまたは所定周期毎に(図8)、
自動的にネットワークの利用可能な情報サイトSTA,STB
のアクセス先情報を取得し、知識管理部15は、最新の
アクセス先情報で古いアクセス先情報31を更新する。
【0038】すなわち、 (501)リンク処理部17は予め登録されているタイミン
グになると(図8参照)、知識管理部15より利用可能サ
イト情報を取得し、アクセス先情報取得要求を作成して
データ解析部13へ渡す。 (502)データ解析部13の拡張データ解析部16は、ア
クセス先情報取得要求コマンドを入出力制御部12へ渡
す。 (503)入出力制御部12は、該リクエストコマンドによ
りネットワークを経由して所定の情報提供サイトSTA,ST
Bよりアクセス先情報を取得し、それをデータ解析部1
3へ渡す。 (504)データ解析部13の拡張データ解析部16は、ア
クセス先情報を擬人化エージェント部14へ渡す。 (505)擬人化エージェント部14は、知識管理部15へ
アクセス先情報を渡す。 (506)これにより知識管理部15は、知識データべース
19に記憶されている古いアクセス先情報31を今回取
得した新しいアクセス先情報で更新する。
【0039】以上のように、最新情報により最適化され
た知識データに基づき、利用者の要求に対して最適な応
答をすることが可能となる。例えば、ある情報ページAの
HTMLによる記述例が以下であるとする。 <html> <head> <title>ごみの収集</title> </head> <body> <center> <H1>ごみ収集</H1> 1. <a href="A.html">A地区のごみ収集</a> (1) 2. <a href="B.html">B地区のごみ収集</a> (2) </center> <a href="Top html">トップページに戻る</a> (3) </body> </html> なお、上記のHTML記述において、<href> はアンカーを意
味し、(1)は情報ページBへのジャンプを、(2)は情報ペー
ジCへのジャンプ、(3)はトップページTOPへの戻りを意味
し、また、<a> </a>で囲まれた日本文は対応する情報ペ
ージへ移行するためのキーワードである。従って、上記
情報ページAよりアクセス先情報として図9の(a)に
示す情報ページの階層構造情報と、(b)に示すキーワード
が取得される。
【0040】(e)メディア処理部 図10に示すように擬人化エージェント部14にメディア
処理部18を設け、利用者の使用する装置や利用者の状
況に応じて、システムからの応答データ(ナビゲーショ
ン)を適切な出力形式に変換、成形する。メディア処理
部18の動作は以下の通りである。 (601)メディア処理部18は利用者の使用するクライア
ントマシーンCLMを識別し、出力可能な出力形式を取得
する。 (602)また、メディア処理部18は、知識管理部15が
管理する利用者の個人属性などの利用者情報20より優
先メディア情報を取得し、優先メディア情報に基づいて
出力形式を得る。優先メディア情報とは、音声出力、テ
キスト出力、両方出力等の出力形式を示す情報である。 (603)メディア処理部18は、利用者のクライアントマ
シーンに基づく出力形式と優先メディア情報に基づく出
力形式とから適切な出力形式を決定し、ナビゲーション
(案内メッセージ)を該出力形式に従って変換、成形して
入出力装置に渡す。 以上のように、利用者の使用する装置や利用者の状況に
応じて、利用者の要求に対して最適に応答することが可
能となる。
【0041】(B)実施例 (a)構成 図11は本発明が適用されるシステムの構成例である。利
用者の使用するクライアントマシンCLMがネットワークN
WK経由で情報提供サイトSTA,STB,STC,..に接続されてい
る。図においてSTAはA市の情報提供サイトである。各情
報提供サイトSTA,STB,STC,..は、キーワードを持った情
報提供ページ(ホームページなど)を公開しており、そ
れぞれクライアントマシーンCLMからの情報提供要求RQ
に従って所定のターゲット情報TGA,TGB,TGCを提供する
ようになっている。
【0042】図12は、全てのユニットを利用者のクライ
アントマシンCLMに組み込んだ場合の対話WEBブラウ
ジングシステムの構成図、図13は、擬人化エージェン
ト部14′と知識管理部15′を利用者のクライアント
マシンCLMとは別のサーバマシンSVM上に構成した場
合の対話WEBブラウジングシステムの構成図、図14は、
擬人化エージェント部と知識管理部の機能及びデータを
利用者のクライアントマシンCLMとサーバマシンSVMの双
方にダイナミックに分散させて構成した場合のWEBブラ
ウジングシステムの構成図である。各図において、図1〜
図10と同一部分には同一符号を付している。異なる点は、
入出力装置11の構成を明確にしている点、A市情報提供
サイトSTAの情報ページの階層構成を明示している点で
ある。
【0043】入出力装置11は入力装置11aと出力装
置11bを備え、入力装置11aとしてキーボードKB、マ
ウスMS,マイクロホンMICが設けられ、出力装置11bと
してディスプレイ(モニター)DPL、スピーカSPKが設けら
れている。又、マイクロホンMICから入力された音声を認
識する音声認識エンジンやスピーカより出力するターゲ
ット情報、ナビゲーションの音声データを生成する音声
合成エンジンが適所に設けられている。
【0044】A市情報提供サイトSTAの情報ページの階層
構成は図示するように、A市トップページA00に、行政情
報ページA10、くらしの情報ページA11、市政だよりペー
ジA12、市の組織ページA13、...等の第1階層のペー
ジがリンクしている。又、各第1階層のページには、例え
ば、くらしの情報ページA11には、ボランティア情報ペー
ジA21、お知らせ情報ページA22、ごみ収集ページA2
3、...等の第2階層のページがリンクしている。更
に、各第2階層のページには、例えば、ごみ収集ページA23
には、a地区のごみ収集日ページA31、b地区のごみ収集
日ページA32、...、リサイクルページA33等の第3階
層のページがリンクしている。更に必要であれば第3階
層のページに第4階層のページがリンクされる。
【0045】(b)知識情報 図15〜図17は、知識管理部15で管理する知識情報の
構成例であり、図15は利用者情報例、図16はナビゲーシ
ョンノウハウ情報例、図17はナビゲーションテンプレー
ト例である。 (b-1)利用者情報 利用者情報20は個人属性情報21、操作特性情報2
2、操作履歴情報23を含んでいる。個人属性情報21
は、利用者の個人属性を示す情報であり、対話ブラウジ
ングシステムを利用する前に登録される。この情報は随
時変更可能で、且つ利用することによって自動的に情報
が更新される。個人属性情報21としては、利用者の
氏名、住所、出力形式を指示する優先メディア情報、
メッセージの出力速度を指示するメッセージ速度、
ブラウジングシステムが分散構成になっているかを指示
する分散情報、自分が欲しい情報ページを優先順に示
す優先カテゴリー情報、アクセス先情報を取得するタ
イミングを示す情報取得タイミング情報等を含んでい
る。
【0046】操作特性情報21は、利用者の操作の癖
(例えば、情報取得の際に用いるキーワードの与え方、
その使用頻度)を示すもので、この情報は利用すること
によって自動的に更新される。操作特性情報21は、カ
テゴリー別優先度テーブル群21a、代名詞テーブル群
21bを有している。 カテゴリー別優先度テーブル群22aは、ある情報ペー
ジ(カテゴリー)から別の情報テーブルに移動した場合、
移動した頻度の多い順に移動先情報ページをリストアッ
プし、かつ、移動先情報ページ毎に移動に際して使用し
たキーワードを頻度の多い順にリストアップしたもので
ある。図ではA市のトップページA00における移動先情報
ページ(くらしの情報ページA11,行政情報ページA10,市
の組織情報ページA13)が頻度順に示され、くらしの情報
ページに移動する際に使用されたキーワード(ごみ出
し、ごみの日、ごみ収集)が頻度順に示されている。
【0047】代名詞テーブル群22bは、利用者がター
ゲット情報取得の際に使用した代名詞及びこの代名詞に
より代用された名詞を頻度順に示すものである。代名詞
がいかなる名詞を示しているかは、実行キーワードを取
得する過程で出力されるナビゲーション及び該ナビゲー
ションに対する回答に基づいて認識できる。図では代名
詞「あれ」が「ごみ収集」、「剪定」として使用された
ことを示している。 操作履歴情報23は、利用者がいつ、どのような操作を
したか、またターゲット情報を取得する際にどのような
キーワードを用いたかなどの操作履歴を示すものであ
る。この情報は、任意の時点で古い方から削除すること
ができる。
【0048】(b-2)ナビゲーションノウハウ情報 ナビゲーションノウハウ情報30は、アクセス先情報3
1、辞書情報32、キーワードテーブル群33、自動取得タ
イミングテーブル34などを含んでいる。 アクセス先情報31は、利用可能な情報提供サイトにお
ける情報ページの階層構造を示す利用可能情報ページテ
ーブル群31aと、各情報ページに遷移するために使用
されるキーワードを記憶するカテゴリー/キーワードテ
ーブル群31bを備えている。キーワードには必須のキ
ーワードとオプションのキーワードが有り、テーブル群
31bではトップページA00のキーワードが「トップ」と
「先頭」の2つであり、前者が必須、後者がオプションの例
を示し、又、くらしの情報A11のキーワードが「くらし」と
「ごみ収集」であり、前者が必須、後者がオプションの例
を示している。
【0049】辞書情報32は操作案内などにおいて利用
者との対話に必要な語句の辞書であり、種々の語句が登
録されている。図では、操作指示に際して使用する操作用
の語句(戻る、次へ、検索、かな)32a、誘導用の語句
32b、履歴用の語句(前回、今回、次回...)32c、
敬称用の語句32d、時間帯毎の挨拶用語32e等、種
々の語句が登録されている。 キーワードテーブル群33は、キーワードと該キーワード
と同じ意味で使用された語句との対応を示すもので自動
的に更新される。自動取得タイミングテーブル34はア
クセス先情報を取得するタイミング(日時)を指定する
ものである。
【0050】(b-3)ナビゲーションテンプレート ナビゲーションテンプレート40は、利用者に対する操
作案内などのナビゲーション(案内メッセージ)の雛形で
あり、追加/変更/削除することができる。このナビゲ
ーションテンプレートは用途に応じて用意されており、
初期ナビゲーションテンプレート40a、問い掛け用の
誘導ナビゲーションテンプレート40b、指示用の誘導
ナビゲーションテンプレート40c、履歴用の誘導ナビ
ゲーションテンプレート40d、詳細用の誘導ナビゲー
ションテンプレート40e、通知用の誘導ナビゲーショ
ンテンプレート40fなどを有している。各テンプレー
トの<KEY>部分に辞書部32に登録されている語句や利
用者の氏名などが嵌め込まれてナビゲーションが生成さ
れる。
【0051】(c)処理 以下、対話ブラウジングシステムの全てのユニットがク
ライアントマシーンCLKに組み込まれている構成(図12)
において、各種処理を説明する。 (c-1)アクセス先情報の登録処理 図18はアクセス先情報の登録処理フローである。擬人
化エージェント部14のリンク処理部17は、知識管理
部15が管理する個人属性情報21の情報取得タイミン
グデータを取得し(ステップ701)、該データが“0”
であるか”1”であるか判別する(ステップ702)。
【0052】情報取得タイミングデータが“1”であれ
ば、すなわち、指定時刻にA市情報サイトSTAのアクセ
ス先情報を取得することが指示されていれば、リンク処
理部17は、知識管理部15が管理する自動取得タイミ
ングテーブル34からタイミング情報(”毎週日曜日0
0:00”)を検出する。ついで、現時刻が指定時刻であるか
判断し(ステップ703)、「NO」であれば計時して指
定時刻になるのを待つ(ステップ704)。
【0053】指定時刻になれば、リンク処理部17はア
クセス先情報取得要求を作成してデータ解析部13へ渡
す。データ解析部13の拡張データ解析部16は、アク
セス先情報取得要求により要求コマンドを作成して入出
力制御部12へ渡す。入出力制御部12は該要求コマンド
によりネットワークを経由してA市情報提供サイトSTAか
らアクセス先情報を取得し、それをデータ解析部13へ
渡す。データ解析部13の拡張データ解析部16は、該
アクセス先情報を擬人化エージェント部14に渡す。
(以上ステップ705)。
【0054】擬人化エージェント部14は、知識管理部
15に取得したアクセス先情報を渡す。これにより、知
識管理部15はアクセス先情報に含まれるキーワード情
報、リンク情報、その他の制御情報などを解析し、図16
に示す利用可能情報ページテーブル群31a,カテゴリ
ー/キーワードテーブル群31bを新しい情報で更新す
る。尚、ステップ702において、情報取得タイミングデー
タが“0”であれば、利用者がターゲット情報取得のた
めにブラウジングシステムを利用する毎にステップ70
5以降の処理を行う。以上のように、最新情報により最
適化された知識データに基づき、利用者の要求に対して
最適なネットワークサービスを提供できる。
【0055】(c-2)知識情報の登録処理 ・利用者の個人属性や操作特性、操作履歴などの利用者
情報の登録 擬人化エージェント部14は、ブラウジングシステムの
初期立ち上げ時、または利用者から利用者情報の登録/
変更の要求があった際、利用者情報登録処理を行う。図1
9は利用者情報登録処理フローである。 擬人化エージェント部14は利用者情報登録処理の開始
が指示されると、知識管理部15の個人属性情報21に
おける未登録項目(例えば、入力キーワード「氏名」)
を抽出する(ステップ751)。
【0056】ついで、擬人化エージェント部14は、ナ
ビゲーションデータ生成処理ルーチンを実行し、この入
力キーワード「氏名」と予め登録されている所定のナビゲ
ーションテンプレートとを組合せてナビゲーション”お
名前の入力をお願いします”を生成する(ステップ75
2)。しかる後、擬人化エージェント部14のメディア処
理部18はメディア変換処理ルーチンにより出力形式を
決定し、該出力形式に従ってナビゲーションデータ”お
名前の入力をお願いします”を音声データ及び又はテキ
ストデータに変換し、これを入力キーワード「氏名」と
共に応答データとしてデータ解析部13へ渡す(ステッ
プ753)。
【0057】データ解析部13の拡張データ解析部16
は、入力された応答データから、入力キーワードとナビ
ゲーションを抽出し、それぞれを入出力制御部12へ渡
す。以上により、入出力装置11はナビゲーション”お
名前の入力をお願いします”を、ディスプレイ装置DPL
にテキストで表示し、あるいは、スピーカSPKより音声で
出力する(ステップ754)。利用者は、入出力装置11
のマイクMICからたとえば音声によりナビゲーションで
要求された利用者の氏名”利用者X”を入力する。該音
声データは入出力制御部12を介してデータ解析部13に
入力する。データ解析部13の拡張データ解析部16
は、内蔵の音声認識エンジンにより、音声データを認
識、解析し、システム内で処理可能なテキストデータに
変換して擬人化エージェント部14へ渡す(ステップ7
55)。
【0058】擬人化エージェント部14は、氏名デー
タ”利用者X”を知識管理部15に渡し、知識管理部は
利用者の氏名を個人属性情報21の該当する項目に登録
する(ステップ756)。以後、擬人化エージェント部1
4は、知識管理部15が管理する個人属性情報21に登
録すべき項目が残っているか判断し(ステップ757)、
残っていれば該項目についてステップ751以降の処理
を繰り返す。 なお、利用者との対話に必要な語句の辞書32やナビゲ
ーションテンプレート40はクライアントマシーンに予
め登録されている。
【0059】(c-3)ナビゲーション生成処理 図20はナビゲーション生成処理フローである。 擬人化エージェント部14は、ナビゲーションを生成す
る必要が発生すると、ナビゲーションの種別を判断する
(ステップ801)。すなわち、初期用ナビゲーションテンプ
レートを用いてナビゲーションを作成する状況である
か、あるいは誘導ナビゲーションテンプレートを用いて
ナビゲーションを作成する状況であるか判断する。初期
用ナビゲーションテンプレートを用いてナビゲーション
を作成する状況であれば、初期用ナビゲーションテンプ
レート40aより状況に応じたテンプレートを選択し
(ステップ802)、かつ、該テンプレートの<KEY>部分に
嵌め込む適切な言葉を辞書部32等から選択してナビゲー
ション生成する(ステップ803)。
【0060】一方、ステップ801において誘導ナビゲーシ
ョンテンプレートを用いてナビゲーションを作成する状
況であれば、利用者に問い掛ける状況であるか、利
用者に指示する状況であるか、利用者に履歴を示す状
況であるか、利用者に詳細情報の存在を示す状況であ
るか、利用者に出力する情報の内容を通知する状況で
あるかに応じて、テンプレート40b〜40fから所定
のテンプレートを選択する(ステップ804〜808)。
しかる後、該テンプレートの<KEY>部分に嵌め込む適切
な言葉を辞書部32等から選択してナビゲーション生成す
る(ステップ803)。
【0061】(c-4)メディア変換処理 図21はメディア変換処理フローである。 擬人化エージェント部14のメディア処理部18は、予
め、利用者が使用する出力装置の種類(ディスプレイユ
ニットDPL、スピーカSPK)を識別し、出力可能な出力形
式を取得する(ステップ851)。ついで、メディア処理部
18は、知識管理部15が管理する利用者の個人属性情
報21より優先メディア情報を取得し、優先メディア情
報に基づいて出力形式を得る。優先メディア情報は、音
声出力、テキスト出力、両方出力等の出力形式を示す情報
である。
【0062】ついで、メディア処理部18は、利用者の
クライアントマシーンに基づく出力形式と優先メディア
情報に基づく出力形式とから、適切な出力形式を決定す
る(ステップ853)。以後、ナビゲーション(案内メッセ
ージ)が入力されたか監視し(ステップ854)、入力さ
れると、ステップ853で決定した出力形式が音声出力、
テキスト出力、両方出力であるかに応じてナビゲーショ
ンデータを変換、成形して出力装置11bから出力する(ス
テップ855)。
【0063】(c-5)ターゲット情報取得処理 図22は、対話ブラウジングシステムがクライアントマシ
ーンCLKに組み込まれている構成(図12)におけるターゲ
ット情報取得処理フローである。なお、利用者がA市の
情報提供サイトSTAから「今月のa地区のごみ収集日」
に関する情報をターゲット情報として取得する場合を例
にして説明する。利用者は、入出力装置11のマイクMI
Cから音声により”今月のごみ出し”を入力する(ステッ
プ901)。
【0064】入出力装置11は、入出力制御部12を介
してデータ解析部13へ音声データ”今月のごみ出し”
を入力する。データ解析部13の拡張データ解析部16
は、音声認識エンジンにより入力された音声データを認
識、解析し、システム内で処理可能なテキストデータに
変換する(ステップ902)。しかる後、拡張データ解析
部16は、テキストデータの中から指定された品詞に合
致するものをキーワードとして抽出する。すなわち、キ
ーワードとして"今月"、"ごみ出し"を抽出し、これらを
要求データとする(ステップ903)。
【0065】ついで、拡張データ解析部16は、抽出し
た要求データ"今月"、"ごみ出し"を擬人化エージェント
部14へ入力する。擬人化エージェント部14は、実行
キーワード抽出処理ルーチンにより、知識管理部15が
管理するキーワードテーブル群33(図16)から、”ごみ
出し”を”ごみ収集”と認識する。この場合、場所の要
求を受けていないので、個人属性情報21(図15)か
ら住所”a地区”を抽出する。次に、個人属性情報21
の優先カテゴリ項目の中から”収集日”を選択して、実
行キーワード”今月、ごみ収集、a地区、収集日”を抽
出する(ステップ904)。なお、実行キーワードの確定
ができなければ、擬人化エージェント部14は知識管理
部15が管理するその他の情報を含めて解析し、候補を
選択し、ナビゲーションを生成して利用者との対話によ
り利用者の要求に応じたキーワードを確定する。また、
所謂あいまい検索により完全に一致していなくても、実
行キーワードの抽出が可能である。
【0066】擬人化エージェント部14は、実行キーワ
ード”今月、ごみ収集、a地区、収集日”から、図20の
ナビゲーション生成処理ルーチンによりターゲット情報
の概要を利用者に通知するためのナビゲーション”今月
のa地区のごみ収集日の情報です。これでよろしいでし
ょうか?”を生成する。擬人化エージェント部14のメ
ディア処理部218は、図21のメディア処理ルーチン
に基づいてナビゲーションをテキストデータ形式あるい
は音声データ形式あるいは両方のデータ形式に変換する
(ステップ906)。
【0067】ついで、擬人化エージェント部14は、実
行キーワードとナビゲーションデータとを合わせた応答
データを作成してデータ解析部13へ渡す。データ解析
部13の拡張データ解析部16は、入力された応答デー
タから実行キーワード(「今月」、「ごみ収集」、「a
地区」、「収集日」)とナビゲーションデータを抽出
し、実行キーワードを含む要求コマンドを生成する(ス
テップ907)。拡張データ解析部16は、要求コマン
ドとナビゲーションをそれぞれ入出力制御部12へ入力
し、入出力制御部12は要求コマンドによりネットワー
クを経由してA市の情報提供サイトSTAからターゲット
情報="a地区のごみ収集日A31"を取得し、該ターゲッ
ト情報とナビゲーションをそれぞれ入出力装置11へ入
力する(ステップ909)。
【0068】入出力装置11は、利用者に対してターゲ
ット情報「今月のa地区のごみ収集日」TGIとナビゲー
ション”今月のa地区のごみ収集日の情報です。これで
よろしいでしょうか?”NVをディスプレユニットDPLと
スピーカSPKに、画像と音声を連動させて出力する(ステ
ップ910)。例えば、図23に示すようにディスプレイユ
ニットDPLにターゲット情報TGIを表示し、ナビゲーショ
ンNVを音声出力する。ついで、利用者から情報検索を
終了する旨の入力や別情報サイトのトップページへのア
クセス要求があると、知識管理部15はそれまでの一連の
操作内容(利用者とシステムとの対話のやりとりで入力
されたキーワードや抽出された実行キーワード、それら
により出力される情報ページなどの情報)を知識データ
ベース19の個人属性情報21、カテゴリ別優先度テーブ
ル群22a、代名詞テーブル群22b、履歴テーブル群
23に登録、更新する(ステップ911)。
【0069】(c-6) 実行キーワード抽出処理 図24は実行キーワード抽出処理フローである。 A市の情報提供サイトSTAのトップページにおいて音声入
力が有り、図22のステップ903においてキーワードとして
「ごみの日」が抽出されたものとする。 擬人化エージェント14はカテゴリー/キーワードテー
ブル群31bを参照して、該テーブル群に「ごみの日」と
が存在するかチェックする(ステップ951)。存在しな
ければ、「ごみの日」と同一の意味を有するキーワードが
存在するかキーワードテーブル33をチェックする(ステ
ップ952)。「ごみの日」と同義語のキーワードが存在すれ
ば、該キーワードを用いてステップ951の処理を行う。図
では「ごみの日」と同義語のキーワード「ごみ収集」がキ
ーワードテーブル群33に存在し、該キーワード「ごみ収
集」がカテゴリー/キーワードテーブル群31bのカテ
ゴリーA11(くらし情報A11)に存在する。
【0070】しかる後、カテゴリーA11(くらし情報A1
1)の必須キーワードを求め、該必須キーワード「くら
し」が、他のカテゴリーに存在するかカテゴリー/キー
ワードテーブル群31bを参照してチェックする(ステ
ップ953)。必須キーワード「くらし」が他のカテゴ
リーに存在しなければ、カテゴリーA11(くらし情報A
11)のオプションキーワード「ごみ収集」を求め、該オ
プションキーワード「ごみ収集」が他のカテゴリーに存
在するかカテゴリー/キーワードテーブル群31bを参
照してチェックする(ステップ954)。
【0071】オプションキーワード「ごみ収集」が他の
カテゴリーに存在しなければ、カテゴリー優先度テーブ
ル群22aを参照し、トップページA00からカテゴリーA11
(くらし情報A11)に移行する際に最も良く使用されて
いるキーワード「ごみ出し」を求め(ステップ955)、
該キーワード「ごみ出し」を実行キーワードとする(ス
テップ956)。ステップ954において、オプションキ
ーワード「ごみ収集」が他のカテゴリーに存在すれば、
個人属性情報21より「ごみ収集」に関係するキーワー
ド、例えば住所欄の「a地区」及び優先カテゴリー欄の
「収集日」を実行キーワードとして抽出する(ステップ9
57)。ついで、操作履歴情報23より「ごみ収集」に
関係するキーワード、例えば「a地区」を実行キーワード
として収集する(ステップ958)。なお、「a地区」は
ステップ957で既に抽出済みである。ついで、「ごみ収
集」に近似するキーワードがあれば抽出し(ステップ9
59)、ステップ955以降の処理を行う。
【0072】又、ステップ953において必須キーワードが
他のカテゴリー(情報ページ)に存在する場合には、どち
らのカテゴリー(情報ページ)であるかを特定する必要が
あるため、問い掛け用の誘導ナビゲーション生成処理ル
ーチンを実行し、問い掛け用の誘導ナビゲーションを生
成して音声であるいはテキストで出力する。そして、問
い掛けに対する利用者の回答に基づいてカテゴリー(情
報ページ)を決定し(ステップ961)、以後、ステップ9
51以降の処理を行う。
【0073】又、ステップ951、952において共に「NO」
となれば、該キーワードを代名詞と見なして代名詞テー
ブル群22bに存在するかチェックする(ステップ962)。
キーワードが存在すれば、代名詞テーブル群22bより
該キーワード(「あれ」とする)が最も良く代用してい
る第1候補の「ごみ収集」を抽出し(ステップ963)、ステッ
プ951以降の処理を繰り返す。第1候補でもステップ95
1、952において共に「NO」となれば、第2候補の「剪
定」を抽出し(ステップ963)、ステップ951以降の処理
を繰り返す。
【0074】キーワードが代名詞テーブル群22bに存
在しなければ、あるいは、存在してもステップ951で
「YES」となるキーワードが存在しなければ、問い掛け用
の誘導ナビゲーション生成処理ルーチンを実行し、問い
掛け用の誘導ナビゲーションを生成して音声であるいは
テキストで出力する。そして、問い掛けに対する利用者
の回答に基づいてキーワードを抽出し(ステップ96
4)、以後、ステップ951以降の処理を行う。例えば、キー
ワードが代名詞で「あれ」であれば、問い掛け用の誘導
ナビゲーションは、例えば、"あれって何ですか?"とな
る。
【0075】図25は問い掛け用のナビゲーション生成
処理ルーチンである。ステップ961あるいはステップ9
64において、問い掛け用のナビゲーション生成処理ル
ーチンが起動すると、問い掛け用のナビゲーションテン
プレート40b(図17)を参照し(ステップ1001)、状況に応じ
た問い掛け用のナビゲーションを生成し(ステップ100
2)、該問い掛け用ナビゲーションを出力する(ステップ10
03)。そして、該問い掛けに対して利用者からの回答が有
れば(ステップ1004)、回答は肯定であるか否定であるか
チェックし(ステップ1005)、否定であれば、ステップ1001
に戻り別の問い掛け用ナビゲーションを生成する。
【0076】一方、ステップ1005において、利用者の回答
が肯定であれば、代名詞登録する必要があるかチェック
し(ステップ1006)、必要があれば代名詞テーブル群22
bに代名詞登録し(ステップ1007)、問い掛け用ナビゲー
ション生成処理を終了する。代名詞登録する必要がなけ
れば、キーワード登録する必要があるかチェックし(ス
テップ1008)、キーワード登録する必要がなければ問い掛
け用ナビゲーション生成処理を終了する。キーワード登
録する必要があれば、キーワードテーブル群33にキー
ワードを登録し(ステップ1009)、問い掛け用ナビゲーシ
ョン生成処理を終了する。尚、登録、更新は知識管理部1
5が実行する。
【0077】以上のように、様々な情報ページの存在す
る場所やその情報ページへのリンク情報、及びその階層
構造を利用者に意識させることなく、繰り返し操作をせ
ずにターゲット情報をダイレクトに取得できる。また、
利用者の使用する装置や利用者の状況に応じたナビゲー
ションを動的に生成し、ターゲット情報を取得するまで
誘導することにより、利用者の要求に対して最適に応答
できる。この結果、パソコンやインターネットに不慣れ
な人、利用に戸惑いのある人、特に高齢層の利用者でも
使い易いマン−マシンインタフェースによるネットワー
クサービスを提供することができる。
【0078】(c-7)サーバマシーンを備えたシステムの
ターゲット情報取得処理 以上は、ブラウジングシステムの全ユニットをクライア
ントマシンに組み込んだ図12のブラウジングシステムの
処理であるが、擬人化エージェント部と知識管理部をサ
ーバマシンに設けた構成(図13)においても、又、擬人化エ
ージェント部と知識管理部をそれぞれクライアントマシ
ンとサーバマシーンに分散した構成(図14)においても
ほぼ同様の処理が行われる。
【0079】・図13のブラウジングシステムにおけター
ゲット情報取得処理 擬人化エージェント部と知識管理部をサーバマシンに設
けた構成(図13)において、拡張データ解析部16が要求
データ”今月、ごみ出し”を抽出するまでは図22の処理
(ステップ901〜903)と同じである。 拡張データ解析部16はステップ903の処理で要求デー
タ”今月、ごみ出し”が求まると、該要求データとサー
バマシンSVMへの接続要求とを入出力制御部12へ入力
する。入出力制御部12は、サーバマシンへの接続要求
から該当するサーバマシン側の入出力制御部51へ要求
データ”今月、ごみ出し”を送出する。サーバマシン側
の入出力制御部51は、擬人化エージェント部14′へ要
求データ”今月、ごみ出し”を渡す。
【0080】擬人化エージェント部14′は図22のステッ
プ904〜906と同様の処理により実行キーワードを
取得すると共にナビゲーションを生成する。しかる後、
擬人化エージェント部14′は、実行キーワードとナビ
ゲーションとを合わせた応答データを作成し、該応答デ
ータとクライアントマシンへの接続要求とをサーバマシ
ン側の入出力制御部51へ入力する。サーバマシン側の
入出力制御部51は、クライアントマシンへの接続要求
から該当するクライアントマシン側の入出力制御部12
へ応答データを送出する。入出力制御部12は、データ
解析部13へ受信した応答データを入力する。
【0081】以後、図22のステップ907〜911と同
様の処理によりターゲット情報が取得され、出力そうち
は11は該ターゲット情報をナビゲーションと共にテキ
ストで、あるいは音声で出力する。以上のように、シス
テムの機能とデータを一元管理してシステムの保守を容
易にし、且つどの利用者に対しても一定の利用者の要求
に対して最適なネットワークサービスを提供できる。
【0082】・図14のブラウジングシステムにおけタ
ーゲット情報取得処理 擬人化エージェント部と知識管理部をそれぞれクライア
ントマシンとサーバマシーンに分散した構成(図14)で
は、クライアントマシン側で応答データを生成できれ
ば、図22のターゲット情報取得処理を行い、クライアン
トマシン側で応答データを生成できなければ図13の構成
におけるターゲット情報取得処理を行う。以上のよう
に、分散構成によればサービス提供側、サービス利用側
共に最適なシステム構成を容易に構築でき、利用者の要
求に対して最適なネットワークサービスを提供できる。
【0083】以上実施例にしたがって説明したが、本発
明は実施例に限定されるものではない。例えば、実施例で
は知識管理部15で管理するデータ構成を図15から図
17に示すようにしているが、これに限定されるもので
はない。また、本発明を情報提供サイトと利用者とによ
り説明しているが、これに限定されるものではなく、EC
サイトや金融サービスサイト、アミューズメントサイト
などあらゆるネットワークサービスサイトに適用可能で
ある。また、入出力装置についても上述の例に限定する
ものではなく、その他のデバイス、更に今後新たに出現
するデバイスに対しても対応可能である。
【0084】・付記 (付記1) 利用者の要求に応じてネットワーク上の所
定サイトに存在する所定情報ページの情報(ターゲット
情報)を取得する情報取得方法において、利用可能な情
報ページのキーワードを取得するために必要な知識を蓄
積し、前記知識を用いて利用者が入力した要求を解析
し、利用者の要求に対するキーワードを抽出し、該キー
ワードを用いてネットワークより所望のターゲット情報
を取得する、ことを特徴とするターゲット情報取得方
法。
【0085】(付記2) 利用者が入力した要求から所
定情報ページのキーワードを取得するために必要な言葉
を抽出し、該言葉に応じたキーワードを前記知識に基づ
いて取得する、ことを特徴とする付記1記載の情報取得方
法。 (付記3) 前記知識は、ターゲット情報を取得するまで
を適切に案内するナビゲーションを生成するための知識
を含み、利用者が入力した要求より抽出される前記言葉
から所定情報ページのキーワードを取得できない場合、
該ナビゲーションに関する知識に基づいてキーワードを
取得するために必要なナビゲーションを生成して出力
し、該ナビゲーションに対する利用者からの回答を参照
してキーワードを取得する、ことを特徴とする付記2記
載の情報取得方法。 (付記4) ネットワークから取得したターゲット情報
の概略を示すナビゲーションを作成し、該ターゲット情
報と共に出力する、ことを特徴とする付記3記載の情報
取得方法。 (付記5) 前記ターゲット情報の取得処理を行う毎に
新たな知識を取得し、該知識をそれまでの知識に付加す
る、ことを特徴とする付記2記載の情報取得方法。
【0086】(付記6) 前記知識は、(1)個人属性や操作
特性、操作履歴に関する情報を有する利用者情報、(2)
利用可能な情報ページ及びその階層下の情報ページを含
めた情報ページの階層構造情報とそれらのキーワードな
どを有するアクセス先情報、(3)操作案内などの利用者と
の対話に必要な語句の辞書、(4)利用者がターゲット情報
を取得するまでを適切に案内するナビゲーションを生成
するためのナビゲーションテンプレート、を含み、利用
者が入力した要求から所定情報ページのキーワードを取
得するために必要な言葉を抽出し、該言葉に応じたキー
ワードを前記知識に基づいて取得する、ことを特徴とす
る付記1記載の情報取得方法。
【0087】(付記7) ターゲット情報の取得処理を
行う毎に、或いは利用者が指定したタイミングまたは周
期毎に、自動的にネットワーク上の所定サイトより最新
のアクセス先情報を取得して古いアクセス先情報を更新
する、ことを特徴とする付記6記載の情報取得方法。 (付記8) 利用者の使用する装置構成や前記利用者情
報に基づいて応答データを適切な出力形式に変換する、
ことを特徴とする付記6記載の情報取得方法。
【0088】(付記9) 利用者の要求に応じてネット
ワーク上の所定サイトに存在する所定情報ページの情報
(ターゲット情報)を取得する制御を行うシステムにおい
て、利用可能な情報ページのキーワードを取得するため
に必要な知識を蓄積する知識管理部、利用者からの要求
データを、前記キーワードを取得するために必要なデー
タに変換するデータ変換手段、該変換データと前記知識
を用いて利用者の要求に応じた所定情報ページのキーワ
ードを抽出するエージェント部、該キーワードを用いて
ネットワークより所望のターゲット情報を取得する制御
を行う手段、を備えたことを特徴とする対話ブラウジン
グシステム。
【0089】(付記10) 前記データ変換手段は、利用
者が入力した要求データから所定情報ページのキーワー
ドを取得するために必要な言葉を抽出し、前記エージェ
ント部は該言葉に応じたキーワードを前記知識に基づい
て取得する、ことを特徴とする付記9記載の対話ブラウ
ジングシステム。 (付記11) 前記知識管理部は、ターゲット情報を取得
するまでを適切に案内するナビゲーションを生成するた
めの知識を蓄積し、前記エージェント部は、利用者が入力
した要求より抽出される前記言葉と知識とから所定情報
ページのキーワードを取得できない場合、キーワードを
取得するために必要なナビゲーションを生成して入出力
装置より出力し、該ナビゲーションに対する利用者から
の回答を参照してキーワードを取得する、ことを特徴と
する付記10記載の対話ブラウジングシステム。)
【0090】(付記12) 前記知識管理部は、前記ター
ゲット情報の取得処理が行われる毎に新たな知識を取得
し、該知識をそれまでの知識に付加する、ことを特徴と
する付記11記載の対話ブラウジングシステム。 (付記13) 前記知識管理部と前記データ変換手段と
前記エージェント部を全て利用者のクライアントマシン
側に設けた、ことを特徴とする付記9乃至12記載の対話
ブラウジングシステム。 (付記14) ネットワークに接続された利用者のクラ
イアントマシンとは別のサーバマシン上に、前記知識管
理部と前記エージェント部を設けた、ことを特徴とする
付記9乃至12記載の対話ブラウジングシステム。 (付記15) 前記知識管理部と前記エージェント部を
ネットワークに接続された利用者のクライアントマシン
と、利用者のクライアントマシンとは別のサーバマシン
の双方に分散させて設けた、ことを特徴とする付記9乃
至12記載の対話ブラウジングシステム。
【0091】(付記16) 前記知識管理部は、(1)個人属
性や操作特性、操作履歴に関する情報を有する利用者情
報、(2)利用可能な情報ページ及びその階層下の情報ペ
ージを含めた情報ページの階層構造情報とそれらのキー
ワードなどを有するアクセス先情報、(3)操作案内などの
利用者との対話に必要な語句の辞書、(4)利用者がターゲ
ット情報を取得するまでを適切に案内するナビゲーショ
ンを生成するためのナビゲーションテンプレートを蓄積
し、前記データ変換手段は、利用者が入力した要求デー
タから所定情報ページのキーワードを取得するために必
要な言葉を抽出し、前記エージェント部は該言葉に応じ
たキーワードを前記知識に基づいて取得することを特徴
とする付記9記載の対話ブラウジングシステム。 (付記17) ターゲット情報の取得処理を行う毎に、
或いは利用者が指定したタイミングまたは周期毎に、自
動的にネットワーク上の所定サイトより最新のアクセス
先情報を取得する手段、を備え、前記知識管理部は、最新
のアクセス先情報で古いアクセス先情報を更新すること
を特徴とする付記16記載の対話ブラウジングシステ
ム。 (付記18) 利用者の使用する装置構成や前記利用者
情報に基づいて応答データを適切な出力形式に変換する
出力形式変換手段、を備えたことを特徴とする付記16
記載の対話ブラウジングシステム。 (付記19) 階層構造の情報を保有する情報提供装置か
ら、ネットワークを介して所望の情報を取得するブラウ
ジングシステムにおいて、入力される所望の条件と予め
記憶してある条件に基づいて、現在取得している情報に
対して複数下位に位置する情報を直接に取得する手段を
設けたことを特徴とするブラウジングシステム。
【0092】
【発明の効果】以上の本発明によれば、ネットワークサ
ービスを利用する際のマン−マシンインタフェースを改
善して簡単にターゲット情報を取得することができる。
また、ターゲット情報を取得するまでの操作回数あるい
は要求入力回数を減少して操作性能を向上でき、デジタ
ル・デバイドの拡大を防止することができる。また、本
発明の対話ブラウジングシステムによれば、利用者を意
識した情報ページの作成をする必要がなく、従来と同様
に簡単に情報ページを作成できる。また、最新のアクセ
ス先情報を用いてターゲット情報を取得でき、しかも、
ブラウジングシステムの入出力装置の構成や利用者情報
を考慮した出力形式でターゲット情報を出力することが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の対話ブラウジングシステムの構成図で
ある。
【図2】本発明による情報ページのブラウジングイメー
ジ説明図である。
【図3】本発明の概略動作説明図である。
【図4】全てのユニットを利用者のクライアントマシン
(パソコン)に組み込んだ第1の構成例である。
【図5】擬人化エージェント部と知識管理部をネットワ
ークに接続されたサーバマシンSVMに組み込んだ第2の構
成例である。
【図6】擬人化エージェント部と知識管理部の機能及び
データを利用者のクライアントマシンとサーバマシンの
双方に分散させた第3の構成例である。
【図7】リンク処理部によるアクセス先情報取得処理の
第1の説明図である。
【図8】リンク処理部によるアクセス先情報取得処理の
第2の説明図である。
【図9】アクセス先情報説明図である。
【図10】メディア処理部の出力形式変換説明図であ
る。
【図11】本発明が適用されるシステムの構成例であ
る。
【図12】全てのユニットを利用者のクライアントマシ
ンに組み込んだ場合の対話WEBブラウジングシステムの
構成図である。
【図13】擬人化エージェント部と知識管理部をサーバ
マシン上に構成した場合の対話WEBブラウジングシステ
ムの構成図である。
【図14】擬人化エージェント部と知識管理部をクライ
アントマシンとサーバマシンに分散させて構成した場合
のWEBブラウジングシステムの構成図である。
【図15】知識管理部で管理する知識情報(利用者情
報)の構成例である。
【図16】知識管理部で管理する知識情報(ナビゲーショ
ンノウハウ情報)の構成例である。
【図17】知識管理部で管理する知識情報(ナビゲーショ
ンテンプレート)の構成例である。
【図18】アクセス先情報の登録処理フローである。
【図19】利用者情報登録処理フローである。
【図20】ナビゲーション生成処理フローである。
【図21】メディア変換処理フローである。
【図22】ターゲット情報取得処理フローである。
【図23】ターゲット情報及びナビゲーション出力形式説
明図である。
【図24】実行キーワード抽出処理フローである。
【図25】問い掛け用のナビゲーション生成処理ルーチン
である。
【図26】従来のブラウジングシステムの構成図であ
る。
【図27】従来技術による情報ページのブラウジングイ
メージを示す説明図である。
【図28】VoiceXMLの記述及び説明図である。
【符号の説明】
11 データ入出力装置 12 入出力制御部 13 データ解析部(ブラウザ部) 14 擬人化エージェント部 15 知識管理部 16 拡張データ解析部 17 リンク処理部 18 メディア処理部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 中村 やよい 福岡県福岡市早良区百道浜2丁目2番1号 富士通西日本コミュニケーション・シス テムズ株式会社内 (72)発明者 作永 隆次 福岡県福岡市早良区百道浜2丁目2番1号 富士通西日本コミュニケーション・シス テムズ株式会社内 (72)発明者 杉谷 浩 福岡県福岡市早良区百道浜2丁目2番1号 富士通西日本コミュニケーション・シス テムズ株式会社内 Fターム(参考) 5B075 NK25 NR05 PQ42 QP01 UU08

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 利用者の要求に応じてネットワーク上の
    所定サイトに存在する所定情報ページの情報(ターゲッ
    ト情報)を取得する制御を行うシステムにおいて、 利用可能な情報ページのキーワードを取得するために必
    要な知識を蓄積する知識管理部、 利用者からの要求データを、前記キーワードを取得する
    ために必要なデータに変換するデータ変換手段、 該変換データと前記知識を用いて利用者の要求に応じた
    所定情報ページのキーワードを抽出するエージェント
    部、 該キーワードを用いてネットワークより所望のターゲッ
    ト情報を取得する制御を行う手段、 を備えたことを特徴とする対話ブラウジングシステム。
  2. 【請求項2】 前記データ変換手段は、利用者が入力し
    た要求データから所定情報ページのキーワードを取得す
    るために必要な言葉を抽出し、前記エージェント部は該
    言葉に応じたキーワードを前記知識に基づいて取得す
    る、ことを特徴とする請求項1記載の対話ブラウジング
    システム。
  3. 【請求項3】 前記知識管理部は、ターゲット情報を取
    得するまでを適切に案内するナビゲーションを生成する
    ための知識を蓄積し、前記エージェント部は、利用者が入
    力した要求より抽出される前記言葉と知識とから所定情
    報ページのキーワードを取得できない場合、キーワード
    を取得するために必要なナビゲーションを生成して入出
    力装置より出力し、該ナビゲーションに対する利用者か
    らの回答を参照してキーワードを取得する、 ことを特徴とする請求項2記載の対話ブラウジングシス
    テム。
  4. 【請求項4】 前記知識管理部は、(1)個人属性や操作特
    性、操作履歴などに関する情報を有する利用者情報、
    (2)利用可能な情報ページ及びその階層下の情報ページ
    を含めた情報ページの階層構造情報とそれらのキーワー
    ドなどを有するアクセス先情報、(3)操作案内などの利用
    者との対話に必要な語句の辞書、(4)利用者がターゲット
    情報を取得するまでを適切に案内するナビゲーションを
    生成するためのナビゲーションテンプレートを蓄積し、 前記データ変換手段は、利用者が入力した要求データか
    ら所定情報ページのキーワードを取得するために必要な
    言葉を抽出し、前記エージェント部は該言葉に応じたキ
    ーワードを前記知識に基づいて取得することを特徴とす
    る請求項1記載の対話ブラウジングシステム。
  5. 【請求項5】 階層構造の情報を保有する情報提供装置
    から、ネットワークを介して所望の情報を取得するブラ
    ウジングシステムにおいて、入力される所望の条件と予
    め記憶してある条件に基づいて、現在取得している情報
    に対して複数下位に位置する情報を直接に取得する手段
    を設けたことを特徴とするブラウジングシステム。
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