JP2003150431A - サーバ装置及びこれを用いたプラント制御システム - Google Patents

サーバ装置及びこれを用いたプラント制御システム

Info

Publication number
JP2003150431A
JP2003150431A JP2001349641A JP2001349641A JP2003150431A JP 2003150431 A JP2003150431 A JP 2003150431A JP 2001349641 A JP2001349641 A JP 2001349641A JP 2001349641 A JP2001349641 A JP 2001349641A JP 2003150431 A JP2003150431 A JP 2003150431A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
information
plant
check
server device
management
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2001349641A
Other languages
English (en)
Inventor
Masahiro Nakamura
正博 中村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
Priority to JP2001349641A priority Critical patent/JP2003150431A/ja
Publication of JP2003150431A publication Critical patent/JP2003150431A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【課題】 階層的な依存関係のあるプラント情報が、複
数ユーザによる同時編集により、一部の共有情報の変更
が頻繁に行われる場合に、最低限の操作制限で整合性の
確保が実現されるプラント制御システムを得る。 【解決手段】 サーバPC11には、プラント情報の各
情報の階層の依存関係を定義した階層管理テーブル17
と、プラント情報の各情報のチェックイン及びチェック
アウトを管理するチェックイン・アウト管理機能18
と、このチェックイン・アウト管理機能18による情報
のチェックイン時に階層管理テーブル17を用いて情報
の階層の依存関係をチェックする依存性管理機能19
と、ノードのチェックイン時に階層の依存関係に基づき
プラント情報の整合性を管理する整合管理機能20手段
とを有し、チェックアウトされた情報をクライアントP
C12で編集機能21により編集する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、階層構造を持つ
プラントデータの排他制御を行うサーバ装置及びこれを
用いたプラント制御システムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】図13は、例えば特開2000−250
799号公報に記載された従来の複製ファイル監視シス
テムを示す構成図である。図13において、1は複数ユ
ーザによる編集対象のユーザファイル、2はユーザファ
イル1が変更される前にチェックアウトし、編集中また
は編集完了後にチェックインされたときに、チェックア
ウト前とチェックイン後の更新情報を格納するリポジト
リデータベース、3はリポジトリデータベース2に更新
情報を格納する更新情報記録手段、4は定期的またはユ
ーザ操作により、適切なタイミングで更新情報を全クラ
イアントに送信したり、他からの更新情報を受信する更
新情報送受信手段、5は更新情報の受信に伴い、更新の
適用可否を決定し、必要に応じて衝突を解決する更新適
用衝突解決手段、6はユーザファイル1の内容をリポジ
トリデータベースに登録する(チェックインする)更新
ファイルチェックイン手段、7はリポジトリデータベー
ス2に保存されているユーザファイル1の内容をユーザ
ファイル1に取出す(チェックアウトする)更新ファイ
ルチェックアウト手段であり、更新ファイルチェックイ
ン手段6と共に実際にリポジトリデータベース2の更新
を実行する。図14は、従来の複製ファイル管理システ
ムの動作概要を示す図である。
【0003】次に、動作について、図13、図14を用
いて説明する。先ず、複製ファイル管理システムのある
コンピュータシステム上で、ユーザはアプリケーション
ソフトウェアを利用し、ユーザファイル1を生成する。
次に、生成したユーザファイル1を複製対象とするため
に、更新ファイルチェックイン手段6を用いて、ユーザ
ファイル1をリポジトリデータベース2へ登録する(ス
テップS4)。このとき、更新情報記録手段3により、
更新情報もリポジトリデータベース2に登録される(ス
テップS1)。このようにして更新された更新情報は、
何らかのトリガにより、別のシステムに送信され、同時
にユーザファイル1も送信される。受信側では、受信し
た更新情報に関し、その更新のリポジトリデータベース
2への適用を行う。
【0004】さらに、更新情報を受信したシステム上で
も、以下の処理が行われる。ユーザファイル1の複製を
参照しているユーザが、ファイルを更新する(ステップ
S6)。ユーザは、更新したファイルを更新ファイルチ
ェックイン手段6を用いてチェックイン(ステップS
4)することにより、そのファイルを更新したことをリ
ポジトリデータベース2に登録する。これにより、更新
情報記録手段3により、更新情報がシステムのリポジト
リデータベース2へ登録される。何らかのトリガによ
り、送信元サーバのシステムと受信側クライアントのシ
ステム間で更新情報交換(ステップS2)が行われる
と、サーバでは更新適用(ステップS3)が行われ、サ
ーバ上のユーザファイルにクライアント側のファイルが
適用される。サーバを含む他のクライアントでは、チェ
ックアウト(ステップS5)を行うことで、最新のユー
ザファイルを取り出すことができる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従来の複製ファイル管
理システムでは、更新対象のユーザファイル単位にチェ
ックイン・チェックアウトに伴うリポジトリデータベー
ス2の更新と、衝突解決が行われる。ところが、このシ
ステムでは、プラント制御システムの制御プログラムの
ように、階層構造を持ち、ある情報の編集が他の情報へ
影響する場合の、衝突解決方法が述べられていない。す
なわち、階層的依存関係のある情報を更新する場合は、
これらを全てチェックアウトする必要があり、複数ユー
ザによって同時に編集される場合に、リポジトリデータ
ベース2の更新に時間がかかったり、同時に編集される
場合の書き込みに大きな制限をかける必要があるといっ
た問題があった。
【0006】この発明は、上記のような問題点を解決す
るためになされたものであり、階層的な依存関係のある
プラント情報が、複数ユーザによる同時編集により、一
部の共有情報の変更が頻繁に行われる場合に、最低限の
操作制限で整合性の確保が実現されるサーバ装置を得る
ことを第一の目的とする。また、そのようなサーバ装置
と、このサーバ装置とデータ授受可能な複数のクライア
ント装置によって構成されるプラント制御システムを得
ることを第二の目的にしている。
【0007】
【課題を解決するための手段】この発明に係わるサーバ
装置においては、複数のクライアント装置とデータ授受
が可能なサーバ装置であって、プラント情報を構成する
各情報について階層の依存関係を定義した階層管理テー
ブルと、プラント情報の各情報の編集前のチェックアウ
ト及び編集後のチェックインをクライアント装置の要求
に基づき排他的に行うよう管理する第一のチェックイン
・アウト管理手段と、この第一のチェックイン・アウト
管理手段による情報のチェックイン時に階層管理テーブ
ルを用いて情報の階層の依存関係をチェックする依存性
管理手段と、この依存性管理手段による階層の依存関係
に基づきプラント情報の整合性を管理する整合管理手段
とを備えたものである。
【0008】さらに、階層管理テーブルによる階層の依
存関係に応じて、編集された情報を複数のクライアント
装置に通知する依存情報変更通知手段を備えたものであ
る。また、プラント情報の各情報の追加削除に伴い階層
管理テーブルを自動的に更新する階層管理手段を備えた
ものである。
【0009】また、プラント情報の各情報の追加削除に
伴い階層管理テーブルを手動で更新する階層管理手動設
定手段を備えたものである。さらにまた、編集対象情報
の階層の依存関係にある全ての情報をチェックアウトす
る第一の全チェックアウト手段を備えたものである。
【0010】また、プラント情報の各情報のチェックア
ウト状態を強制的にクリアする強制チェックイン手段を
備えたものである。
【0011】加えて、プラント情報は、プロジェクト毎
に階層の依存関係が管理されると共に、プラント情報の
階層の依存関係に不整合を生じないようにプロジェクト
間でプラント情報の各情報をコピーするプロジェクト間
コピー手段を備えたものである。また、プラント情報の
各情報が削除された結果、プラント情報の階層の依存関
係に不整合を生じる場合に警告を行う削除管理手段を備
えたものである。
【0012】また、この発明に係わるプラント制御シス
テムにおいては、サーバ装置と、このサーバ装置の第一
のチェックイン・アウト管理手段によってチェックアウ
トされた情報を編集する編集手段と、サーバ装置に情報
のチェックアウトを要求すると共に、編集手段によって
編集された情報のチェックインをサーバ装置に要求する
第二のチェックイン・アウト管理手段とを有するクライ
アント装置を備えたものである。また、クライアント装
置は、編集対象情報の階層の依存関係にある全ての情報
をチェックアウトする第二の全チェックアウト手段を有
するものである。
【0013】
【発明の実施の形態】実施の形態1.以下、この発明の
実施の形態1を図に基づいて説明する。図1は、この発
明の実施の形態1によるプラント制御システムを示す構
成図である。図1において、11はプラント情報を格納
するサーバPC、12、13はプラント情報の編集を行
うクライアントPC、14はサーバプラント情報であ
り、次のように構成されている。ノードはプラント情報
の管理単位である。プログラムA、Bはノード1で実行
されるプログラム、ファンクションブロックCは他のプ
ログラムで使用されるプログラムであり、この例ではプ
ログラムAでインスタンスcとして使用されている。グ
ローバル変数1は、プログラムA、B、ファンクション
ブロックCで使用される共通情報である。サーバプラン
ト情報14は、図1に示されるような階層関係があるの
で、グローバル変数1の変更は、全プログラムとファン
クションブロックに影響し、ファンクションブロックC
の変更はプログラムAに影響する。
【0014】15は各クライアントPC12、13にサ
ーバプラント情報14のコピーとして保持されるクライ
アントプラント情報である。16はサーバプラント情報
14のチェックアウト状態を管理するチェックアウト管
理テーブル、17はサーバプラント情報14の各情報の
階層の依存関係を管理する階層管理テーブル、18はク
ライアントPC12、13で編集実施前にサーバプラン
ト情報14から読み出すチェックアウトや、編集完了後
にサーバプラント情報14に登録するチェックインを実
施する手段を提供するチェックイン・アウト管理機能
で、サーバPC11のチェックイン・アウト管理機能
(第一のチェックイン・アウト手段)とクライアントP
Cのチェックイン・アウト管理機能(第二のチェックイ
ン・アウト手段)が設けられている。19はチェックイ
ン時に、プラント情報の依存性をチェックする依存性管
理機能(依存性管理手段)、20はチェックイン時にサ
ーバプラント情報14の整合を管理する整合管理機能
(整合管理手段)である。21はクライアントPCに配
置され、プラント情報の編集を行う編集機能(編集手
段)である。
【0015】図2は、この発明の実施の形態1によるプ
ラント制御システムのチェックアウト管理テーブルを示
す図である。図2では、各ノード(プラント情報の管理
単位)毎に、チェックアウト状態を保持する。Yesが
チェックアウトされた状態、Noはチェックアウトされ
ていない状態を示す。図3は、この発明の実施の形態1
によるプラント制御システムの階層管理テーブルを示す
図である。図3では、各ノード毎に依存ノード数と依存
するノードを格納する。例えばプログラムAは、2つの
ノードのグローバル変数1とファンクションブロックC
に依存する。図4は、この発明の実施の形態1によるプ
ラント制御システムのチェックアウト動作を示す図であ
る。図5は、この発明の実施の形態1によるプラント制
御システムのチェックイン動作を示す図である。
【0016】次に、動作について説明する。先ず、図4
によりチェックアウト動作について説明する。クライア
ントPCにてユーザがプラント情報の編集を実施したい
時、チェックイン・アウト管理機能18にてサーバPC
11に対してチェックアウト要求を行う(ステップS1
1)。サーバのチェックイン・アウト管理機能18は、
チェックアウト管理テーブル16を調査し(ステップS
12)、もしチェックアウトされていれば(ステップS
13)、チェックアウト不可をクライアントPCのチェ
ックイン・アウト管理機能18に送信する(ステップS
14)。チェックアウトされていなければ、チェックア
ウト許可をクライアントPCに送信し(ステップS1
5)、クライアントPCではこの情報を編集可能とな
る。
【0017】次いで、図5によりチェックイン動作につ
いて説明する。編集を完了したユーザは、クライアント
PCのチェックイン・アウト管理機能18からサーバP
C11に対してチェックイン要求を送信する(ステップ
S21)。サーバPC11の依存性管理機能19は、階
層管理テーブル17を調査し(ステップS22)、他ノ
ードへの依存が無ければ(ステップS23)、整合管理
機能20がクライアントPCの編集後情報をサーバPC
11のサーバプラント情報14にコピーする(ステップ
S26)。依存があれば、整合管理機能20は、クライ
アントPCの編集後情報をサーバPC11のサーバプラ
ント情報14に反映後(ステップS24)、依存するノ
ードの情報を入れ替え、再コンパイルを行い(ステップ
S25)、プラント情報の整合性を確保する。具体的に
は、プラント情報のグローバル変数1が変更された場
合、プログラムA、B及びファンクションブロックCの
再コンパイルが必要となり、ファンクションブロックC
のみが変更された場合、プログラムAの再コンパイルが
必要となる。
【0018】実施の形態1によれば、依存関係をチェッ
クすることで自動的に整合を確保するようにしたので、
更新情報を全て確保しておく必要がなく、必要最低限の
操作制限で、高速で効率的な排他的制御を可能とした。
【0019】実施の形態2.図6は、この発明の実施の
形態2によるプラント制御システムを示す構成図であ
る。図6において、11〜21は図1におけるものと同
一のものである。22はサーバPC11に設けられ、依
存情報が変更されたときに各クライアントPCに変更を
通知する依存情報変更通知機能(依存情報変更通知手
段)、23はクライアントPCに設けられ、依存情報変
更通知機能22による通知を受信してユーザに通知する
依存情報変更表示機能である。
【0020】実施の形態1では、依存情報が更新された
場合に、必要最小限の排他制御で整合性が確保される場
合について述べたが、実施の形態2は、図6に示すよう
に、サーバPC11に、依存情報が変更されたときに各
クライアントPCに変更を通知する依存情報変更通知機
能22を設け、クライアントPCで、この通知を受信し
てユーザに変更を通知する依存情報変更表示機能23を
備える。これにより、依存情報が変更されたことによ
り、自動的に整合チェックのための操作(コンパイル
等)が実施されたことを、ユーザは知ることができる。
【0021】実施の形態2によれば、サーバPCからク
ライアントPCに依存情報の変更を通知するようにした
ので、依存情報の変更により、自動的に整合チェックの
ための操作が実施されたことをユーザは知ることができ
る。
【0022】実施の形態3.図7は、この発明の実施の
形態3によるプラント制御システムを示す構成図であ
る。図7において、11〜21は図1におけるものと同
一のものである。24はクライアントPCで新規にノー
ドが追加・削除された場合に、階層管理テーブル17の
依存関係を自動更新する階層管理機能(階層管理手段)
で、サーバPC11に配置される。
【0023】実施の形態1では、依存情報が更新された
場合に必要最小限の排他制御で整合性が確保される場合
について述べたが、実施の形態3は、図7に示すよう
に、クライアントPCで新規にノードが追加・削除され
た場合に、階層管理テーブル17の依存関係を自動更新
する階層管理機能24を備えている。通常は下位に設定
されたノードは、依存を受けるものとして設定される。
この設定により、依存情報が変更されたときには、影響
を受けるノードは、自動更新される。
【0024】実施の形態3によれば、階層管理機能によ
り、依存情報が変更されたときに、影響を受けるノード
を自動更新することができる。
【0025】実施の形態4.図8は、この発明の実施の
形態4によるプラント制御システムを示す構成図であ
る。図8において、11〜21、24は図7におけるも
のと同一のものである。25は階層管理テーブル17の
依存ノードを手動で更新する階層管理手動設定機能(階
層管理手動設定手段)で、サーバPC11に配置され
る。
【0026】実施の形態3では、階層管理機能24によ
り自動的に階層管理テーブル17を更新する機能が実現
される。ほぼ全ての場合にこの方法が当てはまるが、階
層の下位情報が更新されても、自ノードを更新したくな
い場合がある。実施の形態4は、このような場合につい
てのものである。例えば、プログラムでグローバル変数
を使用していない場合、このプログラムは、自動更新の
対象外としたい。このとき、階層管理手動設定機能25
が、依存情報の手動設定機能を提供し、ユーザはこの機
能を用いて、階層管理テーブル17の依存ノード情報を
手動で更新することで、依存関係をクリアすることがで
きる。
【0027】実施の形態4によれば、階層管理テーブル
を手動で更新することができる。
【0028】実施の形態5.図9は、この発明の実施の
形態5によるプラント制御システムを示す構成図であ
る。図9において、11〜21は図1におけるものと同
一のものである。26は編集対象情報の依存関係にある
全てのノードをチェックアウトし、編集できないように
すると共に、チェックアウトしたノードをチェックイン
する全チェックイン・アウト機能であり、サーバPCに
配置された全チェックイン・アウト機能(第一の全チェ
ックアウト手段を含む)とクライアントPCに配置され
た全チェックイン・アウト機能(第二の全チェックアウ
ト手段を含む)がある。
【0029】実施の形態1のプラント制御システムで
は、必要最低限のチェックアウトで複数ユーザの同時編
集をできる限り可能にするシステムが提供されたが、複
数ユーザによるエンジニアリングが完了した後、保守フ
ェーズに移行すると、プログラムを含むプラント情報の
編集の機会は減り、自動更新による大きな範囲の更新は
できる限り実施したくないケースがある。実施の形態5
は、このような場合に、図9の全チェックイン・アウト
機能26によって、編集対象情報の依存関係のある全て
のノードをチェックアウトし、編集不可とする。チェッ
クアウトしたノードのチェックイン時は、編集を行った
情報をチェックインし、整合管理をユーザが手動で行
い、必要に応じてコンパイル等を実施する。したがっ
て、不要なノードの更新は行わなくてすむ。
【0030】実施の形態5によれば、全チェックイン・
アウト機能を設けることにより、整合管理はユーザが行
い、必要に応じてコンパイル等を実施するので、不要な
ノードの更新を行わなくてすむという効果がある。
【0031】実施の形態6.図10は、この発明の実施
の形態6によるプラント制御システムを示す構成図であ
る。図10において、11〜21は図1におけるものと
同一のものである。27はチェックアウトした状態でチ
ェックイン不可となったときに、チェックアウトをクリ
アする強制チェックイン機能(強制チェックイン手段)
で、サーバPC11に設けられる。
【0032】実施の形態1において、チェックアウトし
た状態でクライアントPCが故障してチェックイン不可
となった場合には、二度と編集することができなくな
る。実施の形態6は、このような状態を回避するため
に、図10の強制チェックイン機能27により、チェッ
クアウト状態をクリアできる。この強制チェックイン機
能27には、スーパユーザなどの権限管理機能を付加す
る必要がある。
【0033】実施の形態6によれば、強制チェックイン
機能を設けたので、チェックインできなくなったときに
対応することができる。
【0034】実施の形態7.図11は、この発明の実施
の形態7によるプラント制御システムを示す構成図であ
る。図11において、11〜21は図1におけるものと
同一のものである。28はサーバプラント情報14とは
別のプロジェクトのサーバプラント情報、29はプロジ
ェクト間で情報をコピーするプロジェクト間コピー機能
(プロジェクト間コピー手段)で、サーバPC11に設
けられている。
【0035】実施の形態1においては、1プロジェクト
のみを管理の対象としてるが、実際のエンジニアリング
においては、プロジェクト間で情報をコピーすることが
しばしば必要となる。このとき、コピー先の共有情報を
上書きすることによる情報の不整合が発生したり、コピ
ーされる情報自体が、共有情報のコピー忘れ等により、
不整合になる可能性がある。実施の形態7は、これに対
応するもので、図11のプロジェクト間コピー機能29
は、プロジェクト間でのコピーが実施される際に、依存
性管理機能19と、整合管理機能20を呼び出して、コ
ピー先のプロジェクトの整合管理を行う。例えば、図1
1のとおり、サーバプラント情報♯1(14)のプログ
ラムAがサーバプラント情報♯2(28)にコピーされ
るとき、グローバル変数11にプログラムAが必要とす
る情報が無い場合は、これを追加し、インスタンスcに
必要となるファンクションブロックCのコピーも自動的
に実施する。これにより、ユーザは、階層を意識せず
に、容易にプロジェクト間での情報のコピーを実施でき
る。
【0036】実施の形態7によれば、プロジェクト間コ
ピー機能を設けたので、ユーザは階層を意識することな
く、容易にプロジェクト間の情報のコピーを実施するこ
とができる。
【0037】実施の形態8.図12は、この発明の実施
の形態8によるプラント制御システムを示す構成図であ
る。図12において、11〜21は図1におけるものと
同一のものである。30はサーバプラント情報の一部が
削除され、削除後の情報の整合性がとれなくなるとき警
告等の処理を行う削除管理機能(削除管理手段)で、サ
ーバPC11に設けられている。
【0038】実施の形態1において、プラント情報の一
部が削除される場合、これが階層の下の共有情報の場合
は、他の情報に影響を与える。実施の形態8は、これに
対処するもので、図12の削除管理機能30は、依存性
管理機能19と整合管理機能20を呼び出して、削除後
の情報の整合性がとれなくなる場合、警告等の処理を行
う。例えば、図12でサーバプラント情報14のファン
クションブロックCが削除された場合、プログラムAは
整合確保が不可能となる。このときは、ユーザに警告を
与え、削除不可とするといった処理を行う。これによ
り、ユーザは誤って必要な情報を削除することが無くな
る。
【0039】実施の形態8によれば、サーバプラント情
報の一部が削除される場合に、削除後の情報の整合性が
とれなくなるとき、警告等の処理を行うので、ユーザが
誤って必要な情報を削除することがなくなる。
【0040】
【発明の効果】この発明は、以上説明したように構成さ
れているので、以下に示すような効果を奏する。複数の
クライアント装置とデータ授受が可能なサーバ装置であ
って、プラント情報を構成する各情報について階層の依
存関係を定義した階層管理テーブルと、プラント情報の
各情報の編集前のチェックアウト及び編集後のチェック
インをクライアント装置の要求に基づき排他的に行うよ
う管理する第一のチェックイン・アウト管理手段と、こ
の第一のチェックイン・アウト管理手段による情報のチ
ェックイン時に階層管理テーブルを用いて情報の階層の
依存関係をチェックする依存性管理手段と、この依存性
管理手段による階層の依存関係に基づきプラント情報の
整合性を管理する整合管理手段とを有するサーバ装置を
備えたので、階層の依存関係をチェックイン時にチェッ
クして、プラント情報の整合性を確保するようにし、プ
ラント情報の効率的な排他的制御を行うことができる。
【0041】さらに、階層管理テーブルによる階層の依
存関係に応じて、編集された情報を複数のクライアント
装置に通知する依存情報変更通知手段を備えたので、ク
ライアント装置に依存関係にある情報の更新を知らせる
ことができる。また、プラント情報の各情報の追加削除
に伴い階層管理テーブルを自動的に更新する階層管理手
段を備えたので、階層管理テーブルを自動的に更新する
ことができる。
【0042】また、プラント情報の各情報の追加削除に
伴い階層管理テーブルを手動で更新する階層管理手動設
定手段を備えたので、階層管理テーブルを手動で更新す
ることができる。さらにまた、編集対象情報の階層の依
存関係にある全ての情報をチェックアウトする第一の全
チェックアウト手段を備えたので、サーバ装置により、
編集対象情報の階層の依存関係にある全ての情報を編集
できないようにすることができる。
【0043】また、プラント情報の各情報のチェックア
ウト状態を強制的にクリアする強制チェックイン手段を
備えたので、何らかの原因でチェックインできなくなっ
た場合にも対応することができる。
【0044】加えて、プラント情報は、プロジェクト毎
に階層の依存関係が管理されると共に、プラント情報の
階層の依存関係に不整合を生じないようにプロジェクト
間でプラント情報の各情報をコピーするプロジェクト間
コピー手段を備えたので、階層を意識することなく、プ
ロジェクト間の情報のコピーを行うことができる。ま
た、プラント情報の各情報が削除された結果、プラント
情報の階層の依存関係に不整合を生じる場合に警告を行
う削除管理手段を備えたので、誤って情報を削除するこ
とがなくなる。
【0045】また、この発明に係わるプラント制御シス
テムにおいては、サーバ装置と、このサーバ装置の第一
のチェックイン・アウト管理手段によってチェックアウ
トされた情報を編集する編集手段と、サーバ装置に情報
のチェックアウトを要求すると共に、編集手段によって
編集された情報のチェックインをサーバ装置に要求する
第二のチェックイン・アウト管理手段とを有するクライ
アント装置を備えたので、クライアント装置により、プ
ラント情報を編集することができ、階層の依存関係をチ
ェックイン時にチェックして、プラント情報の整合性を
確保するようにし、プラント情報の効率的な排他的制御
を行うことができる。また、クライアント装置は、編集
対象情報の階層の依存関係にある全ての情報をチェック
アウトする第二の全チェックアウト手段を有するので、
クライアント装置により、編集対象情報の階層の依存関
係にある全ての情報を編集できないようにすることがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態1によるプラント制御
システムを示す構成図である。
【図2】 この発明の実施の形態1によるプラント制御
システムのチェックアウト管理テーブルを示す図であ
る。
【図3】 この発明の実施の形態1によるプラント制御
システムの階層管理テーブルを示す図である。
【図4】 この発明の実施の形態1によるプラント制御
システムのチェックアウト動作を示す図である。
【図5】 この発明の実施の形態1によるプラント制御
システムのチェックイン動作を示す図である。
【図6】 この発明の実施の形態2によるプラント制御
システムを示す構成図である。
【図7】 この発明の実施の形態3によるプラント制御
システムを示す構成図である。
【図8】 この発明の実施の形態4によるプラント制御
システムを示す構成図である。
【図9】 この発明の実施の形態5によるプラント制御
システムを示す構成図である。
【図10】 この発明の実施の形態6によるプラント制
御システムを示す構成図である。
【図11】 この発明の実施の形態7によるプラント制
御システムを示す構成図である。
【図12】 この発明の実施の形態8によるプラント制
御システムを示す構成図である。
【図13】 従来の複製ファイル管理システムを示す構
成図である。
【図14】 従来の複製ファイル管理システムの動作概
要を示す図である。
【符号の説明】
11 サーバPC、12,13 クライアントPC、1
4 サーバプラント情報、15 クライアントプラント
情報、16 チェックアウト管理テーブル、17 階層
管理テーブル、18 チェックイン・アウト管理機能、
19 依存性管理機能、20 整合管理機能、21 編
集機能、22 依存情報変更通知機能、23 依存情報
変更表示機能、24 階層管理機能、25 階層管理手
動設定機能、26 全チェックイン・アウト機能、27
強制チェックイン機能、28 サーバプラント情報、
29 プロジェクト間コピー機能、30 削除管理機
能。

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数のクライアント装置とデータ授受が
    可能なサーバ装置であって、プラント情報を構成する各
    情報について階層の依存関係を定義した階層管理テーブ
    ルと、上記プラント情報の各情報の編集前のチェックア
    ウト及び編集後のチェックインを上記クライアント装置
    の要求に基づき排他的に行うよう管理する第一のチェッ
    クイン・アウト管理手段と、この第一のチェックイン・
    アウト管理手段による上記情報のチェックイン時に上記
    階層管理テーブルを用いて上記情報の階層の依存関係を
    チェックする依存性管理手段と、この依存性管理手段に
    よる上記階層の依存関係に基づき上記プラント情報の整
    合性を管理する整合管理手段とを備えたことを特徴とす
    るサーバ装置。
  2. 【請求項2】 階層管理テーブルによる階層の依存関係
    に応じて、編集された情報を複数のクライアント装置に
    通知する依存情報変更通知手段を備えたことを特徴とす
    る請求項1記載のサーバ装置。
  3. 【請求項3】 プラント情報の各情報の追加削除に伴い
    階層管理テーブルを自動的に更新する階層管理手段を備
    えたことを特徴とする請求項1または請求項2記載のサ
    ーバ装置。
  4. 【請求項4】 プラント情報の各情報の追加削除に伴い
    階層管理テーブルを手動で更新する階層管理手動設定手
    段を備えたことを特徴とする請求項1〜請求項3のいず
    れか一項記載のサーバ装置。
  5. 【請求項5】 編集対象情報の階層の依存関係にある全
    ての情報をチェックアウトする第一の全チェックアウト
    手段を備えたことを特徴とする請求項1〜請求項4のい
    ずれか一項記載のサーバ装置。
  6. 【請求項6】 プラント情報の各情報のチェックアウト
    状態を強制的にクリアする強制チェックイン手段を備え
    たことを特徴とする請求項1〜請求項5のいずれか一項
    記載のサーバ装置。
  7. 【請求項7】 プラント情報は、プロジェクト毎に階層
    の依存関係が管理されると共に、上記プラント情報の階
    層の依存関係に不整合を生じないように上記プロジェク
    ト間で上記プラント情報の各情報をコピーするプロジェ
    クト間コピー手段を備えたことを特徴とする請求項1〜
    請求項6のいずれか一項記載のサーバ装置。
  8. 【請求項8】 プラント情報の各情報が削除された結
    果、プラント情報の階層の依存関係に不整合を生じる場
    合に警告を行う削除管理手段を備えたことを特徴とする
    請求項1〜請求項7のいずれか一項記載のサーバ装置。
  9. 【請求項9】 請求項1〜請求項8のいずれか一項記載
    のサーバ装置、このサーバ装置の第一のチェックイン・
    アウト管理手段によってチェックアウトされた情報を編
    集する編集手段と、上記サーバ装置に情報のチェックア
    ウトを要求すると共に、上記編集手段によって編集され
    た上記情報のチェックインを上記サーバ装置に要求する
    第二のチェックイン・アウト管理手段とを有するクライ
    アント装置を備えたことを特徴とするプラント制御シス
    テム。
  10. 【請求項10】 クライアント装置は、編集対象情報の
    階層の依存関係にある全ての情報をチェックアウトする
    第二の全チェックアウト手段を有することを特徴とする
    請求項9記載のプラント制御システム。
JP2001349641A 2001-11-15 2001-11-15 サーバ装置及びこれを用いたプラント制御システム Pending JP2003150431A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001349641A JP2003150431A (ja) 2001-11-15 2001-11-15 サーバ装置及びこれを用いたプラント制御システム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001349641A JP2003150431A (ja) 2001-11-15 2001-11-15 サーバ装置及びこれを用いたプラント制御システム

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2003150431A true JP2003150431A (ja) 2003-05-23

Family

ID=19162282

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001349641A Pending JP2003150431A (ja) 2001-11-15 2001-11-15 サーバ装置及びこれを用いたプラント制御システム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2003150431A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005141565A (ja) * 2003-11-07 2005-06-02 Shachihata Inc 電子印鑑システム
JP2008186461A (ja) * 2007-01-30 2008-08-14 Internatl Business Mach Corp <Ibm> マルチソース・スプレッド・データを同期させるためのシステム、方法、およびプログラム
JP2009048442A (ja) * 2007-08-21 2009-03-05 Hitachi Software Eng Co Ltd 構成管理システム
JP2011034124A (ja) * 2009-07-29 2011-02-17 Fujitsu Ltd リポジトリ管理装置、リポジトリ管理方法及びリポジトリ管理プログラム

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005141565A (ja) * 2003-11-07 2005-06-02 Shachihata Inc 電子印鑑システム
JP4526058B2 (ja) * 2003-11-07 2010-08-18 シヤチハタ株式会社 電子印鑑システム
JP2008186461A (ja) * 2007-01-30 2008-08-14 Internatl Business Mach Corp <Ibm> マルチソース・スプレッド・データを同期させるためのシステム、方法、およびプログラム
JP2009048442A (ja) * 2007-08-21 2009-03-05 Hitachi Software Eng Co Ltd 構成管理システム
JP2011034124A (ja) * 2009-07-29 2011-02-17 Fujitsu Ltd リポジトリ管理装置、リポジトリ管理方法及びリポジトリ管理プログラム

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4993772B2 (ja) リソースのフレッシュさおよび複製
JP2948496B2 (ja) データ処理システム内で複写データ一貫性を維持するためのシステムおよび方法
US7836106B2 (en) Method, apparatus and computer program product for change management in a data processing environment
JP4573277B2 (ja) データベース矛盾解消方式
JP3512439B2 (ja) チェックイン・チェックアウトモデルにおける施錠方式
JP2004192601A (ja) ポリシー設定支援ツール
JP2009515264A (ja) 文書およびソースコードの制御のための方法およびシステム
JP2007004776A (ja) ワークフローシステム、ワークフロー処理方法およびワークフロー処理プログラム
WO2005114390A1 (en) Method for release management
US20080104008A1 (en) Common data broker method, system, and program product
De Jong et al. Zero-downtime SQL database schema evolution for continuous deployment
US20130346432A1 (en) Shared data with relationship information
US20060117320A1 (en) Sharing dynamically changing resources in software systems
JP2004318288A (ja) データ処理方法および装置ならびにその処理プログラム
JPH0612348A (ja) ソフトウェア・インストール装置
JP2006277634A (ja) 排他制御方法と情報処理装置
JP6299095B2 (ja) 共有データ定義支援システム、そのマスタ装置、ローカル端末、プログラム
JP2003150431A (ja) サーバ装置及びこれを用いたプラント制御システム
JPH1063557A (ja) 分散ファイルの同期方式
JP4037058B2 (ja) 電子情報の排他制御装置及び排他制御方法並びに排他制御プログラムを記録したコンピュータ読取可能な記録媒体
US9569461B2 (en) Distributed data authority system
JP2009252207A (ja) バージョン管理装置、及びバージョン管理プログラム
US8631402B2 (en) Center management apparatus, method, and computer readable storage medium storing program thereof
KR100250441B1 (ko) 혼합 공유 모델을 이용한 분산 환경에서의 하드웨어설계 데이터 관리 방법 및 저장 장치의 구조
JP5172585B2 (ja) オブジェクト・モデルに対するアクセスを制御するシステム、方法、およびプログラム

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20040511

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20040511

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20070911

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20080311