JP2003150396A - 情報処理装置及びパッチ処理方法 - Google Patents

情報処理装置及びパッチ処理方法

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JP2003150396A
JP2003150396A JP2001346551A JP2001346551A JP2003150396A JP 2003150396 A JP2003150396 A JP 2003150396A JP 2001346551 A JP2001346551 A JP 2001346551A JP 2001346551 A JP2001346551 A JP 2001346551A JP 2003150396 A JP2003150396 A JP 2003150396A
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Yasuyuki Kimura
康之 木村
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Casio Computer Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】所定量以上のパッチプログラムをインストール
してパッチ処理を行うことのできる情報処理装置を提供
する。 【解決手段】本装置はFlash ROM12とRAM
13を備え、RAM13上の所定位置に記憶されたパッ
チプログラムを実行可能とする特定のOSにより管理さ
れる。CFカード14の装着により、パッチインストー
ラ41を実行してパッチプログラム42をFlash
ROM12のパッチ領域(セカンドROMイメージ領
域)22にコピーすると共に、パッチ領域22の容量を
超える分のパッチプログラムをファイル化した追加パッ
チファイル43をディスク領域23に保存し、リセット
後にOSによりディスク領域23上のパッチファイルを
RAM13の所定位置に書き込むことでパッチ処理を実
行する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えばPDA(Pe
rsonal Digital Assistant)等の小型の電子機器からな
る情報処理装置に係り、特にパッチ機能を備えた情報処
理装置とそのパッチ処理方法に関する。
【0002】
【従来の技術】PDAでは、例えば「Windows
CE」(登録商標)のような特定のOSが搭載されてい
る。このようなPDAにパッチプログラムをインストー
ルする1つの方法として、RAMパッチ方式と呼ばれる
ものがある。これは、インストールしたいプログラムを
RAM上に置いて動作させることにより、パッチプログ
ラムのインストールを実現する方法である。
【0003】すなわち、例えばPDAのタッチパネルの
ドライバにパッチを当てる場合に、このドライバのパッ
チプログラムをRAMの所定の位置に書き込んでおく。
PDAをリセットすると、本体のOSは前記RAMの所
定の位置にあるパッチプログラムを有効とし、ROMに
予め記憶されているタッチパネルドライバではなく、R
AM上のタッチパネルドライバを選択してロードするこ
とになる。
【0004】一方、前記RAMパッチ方式とは別の方法
として、ROMパッチ方式と呼ばれるものがある。これ
は、ROMにパッチプログラムをインストールする方法
である。本体のOSは複数のROMイメージ(プログラ
ム)を合わせて、これらを一つのOS環境下で動作させ
ることができる機能を有しており、ROMがFlash
メモリ等の揮発性メモリで構成されている場合には、こ
のROMにバイナリのパッチプログラムを追加して、メ
モリクリアリセットを行うことで、そのパッチプログラ
ムを有効化して実行することができる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、前述したよ
うなRAMパッチ方式では、PDAの電池消耗やプログ
ラムの暴走などにより、RAM上のデータが破壊または
消去してしまった場合にパッチプログラムも消えてしま
うため、再度インストールしなければならないといった
問題がある。
【0006】一方、ROMパッチ方式では、RAMパッ
チのように消えてしまうことはないが、ROMにパッチ
プログラムを書き込むことになるため、そのための専用
の領域を予め用意しておく必要がある。しかしながら、
PDAのような小型の電子機器では、ROMの容量に制
限があるため、パッチ用としての領域を余分に確保して
おくことができず、所定量以上のパッチプログラムをイ
ンストールできないといった問題がある。
【0007】本発明は前記のような点に鑑みなされたも
ので、所定量以上のパッチプログラムをインストールし
てパッチ処理を行うことのできる情報処理装置及びパッ
チ処理方法を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、RAM上の所
定位置に記憶されたパッチプログラムを実行可能とする
特定のOSにより管理される情報処理装置であって、O
Sを含む各種プログラムが記憶されたプログラム領域と
は別に所定容量分のパッチ領域およびディスク領域を有
する不揮発性メモリと、予めインストーラプログラム、
前記不揮発性メモリのパッチ領域の容量に対応したパッ
チプログラム、そのパッチ領域の容量を超える分のパッ
チプログラムをファイル化したパッチファイルが記録さ
れた外部記録媒体と、この外部記録媒体の装着により、
前記外部記録媒体に記録されたインストーラプログラム
を実行して前記外部記録媒体内のパッチプログラムを前
記不揮発メモリのパッチ領域にコピーすると共に、前記
外部記録媒体内のパッチファイルを前記不揮発メモリの
ディスク領域に保存するインストール手段と、リセット
後にOSにより前記不揮発性メモリのディスク領域に保
存されたパッチファイルを前記RAMの所定位置に書き
込むことでパッチ処理を実行するパッチ処理手段とを具
備して構成される。
【0009】このような構成によれば、外部記録媒体を
装着することで、不揮発性メモリのパッチ領域にパッチ
プログラムがインストールされる。この場合、不揮発性
メモリのパッチ領域の容量を超える分のパッチプログラ
ムについてはファイル化して外部記録媒体に記録してお
くことで、そのパッチファイルが不揮発メモリのディス
ク領域に保存され、リセット後にRAMの所定位置に書
き込まれる。このRAMの所定位置に書き込まれたパッ
チファイルはOSにより有効化されて、前記パッチ領域
のパッチプログラムと共にパッチ処理に利用される。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施形態を説明する。
【0011】図1は本発明の一実施形態に係る情報処理
装置の構成を示すブロック図である。本装置は、例えば
PDAのような小型の電子機器からなり、図1に示すよ
うに、CPU11、不揮発性のフラッシュメモリで構成
されたFlash ROM12、RAM13、CF(Co
mpact Flash)カード14、CFカードスロット15、
表示装置16、タッチパネル17などを備える。
【0012】CPU11は、本装置全体の制御を行うも
のであって、プログラムを読み込むことによって、その
プログラムに記述された手順に従って所定の処理を実行
する。Flash ROM12、RAM13は本装置の
メモリデバイスを構成しており、それぞれにプログラム
を含む各種情報が記憶されている。Flash ROM
12は、OSやアプリケーションプログラムなどを記憶
する。RAM13は、本装置の動作に必要な各種情報を
記憶する。
【0013】また、本装置では、これらのメモリデバイ
スとは別に外部記録媒体としてCFカード14を装着可
能な構造を有しており、このCFカード14を通じてパ
ッチプログラムと、そのパッチプログラムをインストー
ルするためのパッチインストーラが提供される。CFカ
ードスロット15は、CFカード14を着脱自在に装着
するためのスロットである。このCFカードスロット1
5にCFカード14を装着することで、このCFカード
14に記録された情報が本装置内に読み込まれる。
【0014】表示装置16は、データの表示を行うため
の表示デバイスである。本装置では、この表示装置16
としてLCD(Liquid Crystal Display)を用い、この
LCDの画面上に透明のタッチパネル17が載置されて
画面上でデータを直接入力可能な構造を有する。
【0015】図2はFlash ROM12、RAM1
3、CFカード14のそれぞれのメモリ構成を示す図で
ある。
【0016】Flash ROM12は、ファーストR
OMイメージ領域21、セカンドROMイメージ領域2
2、ディスク領域23を有する。ファーストROMイメ
ージ領域21は、OSや各種アプリケーションプログラ
ムを記憶しておくためのプログラム領域として用いられ
る。これに対し、セカンドROMイメージ領域22はパ
ッチ領域として用いられ、ここには所定サイズ分のパッ
チプログラムが記憶される。前記イメージ領域21、2
2に記憶されるプログラムはバイナリデータ(2進デー
タ)で記述されている。また、ディスク領域23はユー
ザが任意に利用可能な本体ディスクとして用いられる部
分であり、FlashDisk1、FlashDisk
2…といった複数の領域から構成されている。本実施形
態では、このディスク領域23の中のFlashDis
k1に前記セカンドROMイメージ領域22の容量を超
える分のパッチプログラムがファイル化されて保存され
る。
【0017】RAM13は、プログラム記憶領域(以
下、Program Memoryと称す)31とデー
タ記憶領域(以下、Storage Memoryと称
す)32を有し、これらの領域に本装置の動作に必要な
プログラムを含む各種情報が展開される。
【0018】CFカード14には、パッチインストーラ
41と共に、所定サイズ分のパッチプログラム42と追
加パッチファイル43が記録されている。前記所定サイ
ズはFlash ROM12のパッチ領域として用意さ
れたセカンドROMイメージ領域22の容量に対応して
おり、このセカンドROMイメージ領域22の容量に対
応したパッチプログラム42(バイナリデータ)がCF
カード14に記録されている。また、このパッチプログ
ラム42と別にセカンドROMイメージ領域22の容量
を超える分の追加パッチプログラムがファイル化されて
CFカード14に記録されている。このファイル化され
た追加パッチプログラムが追加パッチファイル43であ
る。
【0019】このようなメモリ構成において、本装置に
搭載されたアプリケーションプログラムなどにパッチを
当てて動作させる場合に、そのパッチプログラムをRA
M13にインストールする方法(RAMパッチ方式)で
は、RAM13が揮発性メモリであることから電気的な
ノイズ等によりパッチプログラムが消えてしまう可能性
があり、再インストールする必要がでてくる。そこで、
本装置では、不揮発性メモリであるFlash ROM
12を用い、このFlash ROM12に用意された
パッチ領域(セカンドROMイメージ領域22)にパッ
チプログラムをインストールする方法(ROMパッチ方
式)を採用し、その際に前記パッチ領域の容量を超える
分のパッチプログラムについては、ファイル化してディ
スク領域23(FlashDisk1)に保存するよう
にし、リセット後にRAM13の所定の位置(Stor
age Memory32)に書き込むことで対処する
ものである。
【0020】以下に、本装置によって実現されるパッチ
処理について詳しく説明する。
【0021】図3は本装置のパッチ処理を示すフローチ
ャートであり、図3(a)はパッチプログラムのインス
トール処理、同図(b)はフルリセット後の処理を示し
ている。なお、このフローチャートで示す処理は、CP
U11がOSを含む各種プログラムを読み込むことによ
り、これらのプログラムに記述された所定の手順に従っ
て実行されるものである。
【0022】ユーザはCFカード14を用いてパッチプ
ログラムのインストールを行う。上述したように、この
CFカード14には、パッチインストーラ41と共に、
パッチプログラム42および追加パッチファイル43が
予め記録されている。CFカード14をCFカードスロ
ット15に装着すると、本装置に搭載されたOSがCF
カード14からパッチインストーラ41を読み込み、こ
れをRAM13のProgram Memory31に
ロードして実行する。
【0023】図3(a)に示すように、パッチインスト
ーラ41は、まず、CFカード14に記録されたパッチ
プログラム42をFlash ROM12のセカンドR
OMイメージ領域22にコピーする(ステップA1
1)。通常のROMパッチ方式ではここで処理が終了す
るが、本発明では、続いて、ディスク領域23のFla
shDisk1に「SystemFiles」フォルダ
を作成し、そのフォルダ内にCFカード14から読み出
した追加パッチファイル43を保存する(ステップA1
2)。
【0024】このようにして、パッチプログラム42お
よび追加パッチファイル43をFlash ROM12
にインストールした後、パッチインストーラ41はFl
ash ROM12のフルリセットを行う(ステップA
13)。
【0025】フルリセット後の処理を図3(b)に示
す。
【0026】フルリセットにより、本装置に搭載された
OSはFlash ROM12のセカンドROMイメー
ジ領域22を有効化し(ステップB11)、そこにAp
pInst.exeといった追加パッチ保存プログラム
があれば(ステップB12のYes)、これを実行する
(ステップB13)。なお、AppInst.exeは
ROMパッチインストールの過程で、メモリクリアリセ
ットが行われた後にROMパッチのための設定処理を行
うツールであり、パッチプログラム42に組み込まれて
いる。このAppInst.exeはファーストROM
イメージ領域21に含まれるPower Onドライバ
によってフルリセット時のみ実行される。
【0027】AppInst.exeが実行されると、
AppInst.exeは、まず、FlashDisk
1から「SystemFiles」フォルダを検索し、
その「SystemFiles」フォルダに追加パッチ
ファイル43が保存されているか否かを調べる(ステッ
プB14)。「SystemFiles」フォルダに追
加パッチファイル43が保存されていれば(ステップB
14のYes)、AppInst.exeは「Syst
emFiles」フォルダから追加パッチファイル43
を読み出し、これをRAM13のStorage Me
mory32内の「¥Windows」フォルダに保存
する(ステップB15)。
【0028】続いて、AppInst.exeは、必要
なレジストリの設定などを行った後(ステップB1
6)、本装置をリセット(再起動)する(ステップB1
7)。これにより、OSはRAM13のStorage
Memory32に保存された追加パッチファイル4
3を有効と見なし、Flash ROM12のセカンド
ROMイメージ領域22にコピーされたパッチプログラ
ム42と共に、例えばドライバなどの本体プログラムを
修正するパッチ処理に利用する。
【0029】このように、Flash ROM12にパ
ッチ領域として用意されたセカンドROMイメージ領域
22に収まらないパッチプログラムについて、その容量
を越える分のパッチプログラムをファイル化してディス
ク領域23に保存し、フルリセット後にRAM13の所
定の位置(Storage Memory32)に書き
込むことで、当該パッチプログラムをOSにより実行し
てパッチ処理を行うことができる。
【0030】また、このような追加パッチを含むパッチ
プログラムを不揮発性メモリであるFlash ROM
12にインストールすることで、何らかの要因でRAM
13のデータが破壊されるような事態が生じても、パッ
チプログラムが消去されることはなく、再インストール
の手間を省くことができるといった利点もある。
【0031】(他の実施形態)本装置が実際にユーザ向
けにシステムを組み込んで出荷された状態では、Fla
sh ROM12のディスク領域23が多数の領域(F
lashDisk1、FlashDisk2…)に区分
されている。この場合、どのFlashDiskにどの
程度の余裕があるかは不明であり、必ずしも1つのFl
ashDiskだけに追加パッチファイル43を保存で
きるものとは限らない。
【0032】以下では、このような複数のFlashD
iskを有する場合でのパッチ処理について説明する。
【0033】図4は複数のFlashDiskを有する
場合のパッチインストーラ41の処理を示すフローチャ
ートである。
【0034】パッチインストーラ41は、まず、Fla
sh ROM12のディスク領域23に書き込むべき追
加パッチファイル43がCFカード14に存在するか否
かを調べる(ステップC11)。追加パッチファイル4
3が存在する場合(ステップC11のYes)、パッチ
インストーラ41は、n=1として(ステップC1
2)、Flash ROM12の中にFlashDis
k1が存在するか否かを調べる(ステップC13)。F
lashDisk1が見つかれば(ステップC13のY
es)、パッチインストーラ41はそこに「Syste
mFiles」フォルダを作成する(ステップC1
4)。これが追加パッチファイル43を保存するための
フォルダになる。
【0035】ここで、パッチインストーラ41は、追加
パッチファイル43をFlashDisk1の「Sys
temFiles」フォルダに順次書き込んでいく(ス
テップC15)。このとき、追加パッチファイル43の
すべてをFlashDisk1に保存できれば(ステッ
プC16のNo)、ここでの処理が終了する。
【0036】一方、当該FlashDisk1の空き容
量が足らずに追加パッチファイル43のすべてを保存で
きないような場合には(ステップC16のYes)、パ
ッチインストーラ41は前記nの値を+1更新すること
により(ステップC17)、その更新後のnの値に基づ
いてFlash ROM12にFlashDisk2が
存在するか否かを調べる(ステップC13)。そして、
FlashDisk2が見つかれば、前記同様にして、
そこに「SystemFiles」フォルダを作成し、
追加パッチファイル43の残り分を書き込むといった処
理を繰り返すことになる。
【0037】このようにして、Flash ROM12
のディスク領域23を構成する複数のFlashDis
k1、FlashDisk2…を順に検索していきなが
ら、これらの空き容量に応じて追加パッチファイル43
を分割して書き込んでいく。追加パッチファイル43の
すべてを保存できれば、ここでの処理が終了するが、す
べてのFlashDisk1、FlashDisk2…
を使用しても容量が足りなくて保存を完了できないよう
な場合にはエラーとなる。
【0038】次に、ディスク領域23に保存された追加
パッチファイル43をRAM13に書き込んで実行する
場合の処理について説明する。
【0039】図5は前記各FlashDiskから追加
パッチファイル43をRAM13に書き込む場合の処理
を示すフローチャートである。
【0040】リセットによりAppInst.exeが
実行されると、AppInst.exeは、まず、n=
1として(ステップD11)、Flash ROM12
にFlashDisk1が存在するか否かを調べる(ス
テップD12)。FlashDisk1が存在すれば
(ステップD12のYes)、その中に「System
Files」フォルダが存在するか否かを調べる(ステ
ップD13)。「SystemFiles」フォルダが
あれば(ステップD13のYes)、AppInst.
exeは、その「SystemFiles」に保存され
た追加パッチファイル43をRAM13のStorag
e Memory32に書き込んで保存する(ステップ
D14)。
【0041】続いて、AppInst.exeは、前記
nの値を+1更新することにより(ステップD15)、
その更新後のnの値に基づいてFlash ROM12
にFlashDisk2が存在するか否かを調べる(ス
テップD12)。そして、FlashDisk2が見つ
かれば、前記同様にして、そこに「SystemFil
es」フォルダを検索して、そこに保存されている追加
パッチファイル43の残り分をRAM13のStora
ge Memory32に書き込むといった処理を繰り
返すことになる。
【0042】このようにして、FlashDisk1、
FlashDisk2…を順に検索していき、これらに
分割して保存された追加パッチファイル43を順次読み
出してRAM13の所定の位置に書き込んで保存する。
追加パッチファイル43のすべてをRAM13に書き込
めば、保存終了となる。そして、リセットがかかること
で、RAM13に保存された追加パッチファイル43が
有効となり、セカンドROMイメージ領域22にコピー
されたパッチプログラム42と共にパッチ処理に利用さ
れる。
【0043】このように、ディスク領域23が複数の領
域に区分されている場合において、ユーザが特に意識し
なくとも、これらの領域の空き容量に応じて追加パッチ
ファイル43を分割して保存することができ、フルリセ
ット後にFlash ROM12からRAM13へロー
ドしてパッチ処理を実行することができる。
【0044】なお、前述した実施形態において記載した
手法は、コンピュータに実行させることのできるプログ
ラムとして、例えば磁気ディスク(フレキシブルディス
ク、ハードディスク等)、光ディスク(CD−ROM、
DVD等)、半導体メモリなどの記録媒体に書き込んで
各種装置に適用したり、そのプログラム自体をネットワ
ーク等の伝送媒体により伝送して各種装置に適用するこ
とも可能である。本装置を実現するコンピュータは、記
録媒体に記録されたプログラムあるいは伝送媒体を介し
て提供されたプログラムを読み込み、このプログラムに
よって動作が制御されることにより、前述した処理を実
行する。
【0045】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、RAM上
の所定位置に記憶されたパッチプログラムを実行可能と
する特定のOSにより管理される情報処理装置におい
て、不揮発性メモリのパッチ領域の容量を超える分のパ
ッチプログラムをファイル化して外部記録媒体により提
供し、そのパッチファイルを不揮発メモリのディスク領
域に保存し、リセット後に当該パッチファイルをRAM
の所定位置に書き込むようにしたため、パッチ領域によ
って規定される所定量以上のパッチプログラムであって
も本装置内にインストールしてパッチ処理を実行するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係る情報処理装置の構成
を示すブロック図。
【図2】前記情報処理装置に備えられたFlash R
OM、RAM、CFカードのそれぞれの構成を示す図。
【図3】前記情報処理装置のパッチ処理を示すフローチ
ャートであり、図3(a)はパッチプログラムのインス
トール処理、同図(b)はフルリセット後の処理を示す
フローチャート。
【図4】本発明の他の実施形態として複数のFlash
Diskを有する場合のパッチインストーラの処理を示
すフローチャート。
【図5】前記各FlashDiskから追加パッチファ
イルをRAMに書き込む場合の処理を示すフローチャー
ト。
【符号の説明】
11…CPU 12…Flash ROM 13…RAM 14…CFカード 15…CFカードスロット 16…表示装置 17…タッチパネル 21…ファーストROMイメージ領域 22…セカンドROMイメージ領域 23…ディスク領域 31…Program Memory 32…Storage Memory 41…パッチインストーラ 42…パッチプログラム 43…追加パッチファイル

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 RAM上の所定位置に記憶されたパッチ
    プログラムを実行可能とする特定のOSにより管理され
    る情報処理装置であって、 OSを含む各種プログラムが記憶されたプログラム領域
    とは別に所定容量分のパッチ領域およびディスク領域を
    有する不揮発性メモリと、 予めインストーラプログラム、前記不揮発性メモリのパ
    ッチ領域の容量に対応したパッチプログラム、そのパッ
    チ領域の容量を超える分のパッチプログラムをファイル
    化したパッチファイルが記録された外部記録媒体と、 この外部記録媒体の装着により、前記外部記録媒体に記
    録されたインストーラプログラムを実行して前記外部記
    録媒体内のパッチプログラムを前記不揮発メモリのパッ
    チ領域にコピーすると共に、前記外部記録媒体内のパッ
    チファイルを前記不揮発メモリのディスク領域に保存す
    るインストール手段と、 リセット後にOSにより前記不揮発性メモリのディスク
    領域に保存されたパッチファイルを前記RAMの所定位
    置に書き込むことでパッチ処理を実行するパッチ処理手
    段とを具備したことを特徴とする情報処理装置。
  2. 【請求項2】 前記パッチプログラムは、バイナリデー
    タで記述されていることを特徴とする請求項1記載の情
    報処理装置。
  3. 【請求項3】 前記外部記憶媒体は、コンパクトフラッ
    シュ(登録商標)カードであることを特徴とする請求項
    1記載の情報処理装置。
  4. 【請求項4】 前記不揮発メモリは、フラッシュメモリ
    であることを特徴とする請求項1記載の情報処理装置。
  5. 【請求項5】 OSを含む各種プログラムが記憶された
    プログラム領域とは別に所定容量分のパッチ領域および
    ディスク領域を有する不揮発性メモリとRAMとを備
    え、前記RAM上の所定位置に記憶されたパッチプログ
    ラムを実行可能とする特定のOSにより管理される情報
    処理装置のパッチ処理方法であって、 外部記録媒体にインストーラプログラムと共に、前記不
    揮発性メモリのパッチ領域の容量に対応したパッチプロ
    グラム、そのパッチ領域の容量を超える分のパッチプロ
    グラムをファイル化したパッチファイルを記録してお
    き、 この外部記録媒体の装着により、前記外部記録媒体に記
    録されたインストーラプログラムを実行して前記外部記
    録媒体内のパッチプログラムを前記不揮発メモリのパッ
    チ領域にコピーすると共に、前記外部記録媒体内のパッ
    チファイルを前記不揮発メモリのディスク領域に保存
    し、 リセット後にOSにより前記不揮発性メモリのディスク
    領域に保存されたパッチファイルを前記RAMの所定位
    置に書き込むことでパッチ処理を実行する、 ことを特徴とするパッチ処理方法。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2010051008A (ja) * 2005-04-15 2010-03-04 Kt Freetel Co Ltd 移動通信端末機用コンテンツ提供方法
CN102945170A (zh) * 2011-12-30 2013-02-27 新游游戏株式会社 使用内存和临时存储器的补丁方法及补丁服务器和客户端

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