JP2003148429A - 板材と柱材の接合構造及び該接合構造を用いた屋外用床部又は家具 - Google Patents
板材と柱材の接合構造及び該接合構造を用いた屋外用床部又は家具Info
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Abstract
(57)【要約】
【課題】中空構造の柱材又は板材を用いた場合でも、充
分に支持することができるよう接合可能とすると共に、
強固な板材と柱材の接合構造を提供する。 【解決手段】板材20の裏面にボルト60によって固定
された接合部材50は柱材30の中空部31内に配置さ
れ、柱材30の上端部30aの中空部31内に外周壁3
2及び仕切壁33に当接して固定される。接合部材50
の下面52に備える十字形状の溝54には、仕切壁端面
33dが嵌め込まれ、柱材30の前後左右へのずれや捩
れを防止する。側面53に備える上下方向に形成された
縦型の溝55にはリブ33cが嵌め込まれ、前後又は左
右へのずれや捩れを防止する。ボルト61は柱材30の
外周壁32に貫通されたボルト受孔35を挿通して、ボ
ルト受部57に螺合される。これにより、柱材30は接
合部材50に固定され、既に接合部材50と一体に形成
されている板材20と固定された状態となる。
分に支持することができるよう接合可能とすると共に、
強固な板材と柱材の接合構造を提供する。 【解決手段】板材20の裏面にボルト60によって固定
された接合部材50は柱材30の中空部31内に配置さ
れ、柱材30の上端部30aの中空部31内に外周壁3
2及び仕切壁33に当接して固定される。接合部材50
の下面52に備える十字形状の溝54には、仕切壁端面
33dが嵌め込まれ、柱材30の前後左右へのずれや捩
れを防止する。側面53に備える上下方向に形成された
縦型の溝55にはリブ33cが嵌め込まれ、前後又は左
右へのずれや捩れを防止する。ボルト61は柱材30の
外周壁32に貫通されたボルト受孔35を挿通して、ボ
ルト受部57に螺合される。これにより、柱材30は接
合部材50に固定され、既に接合部材50と一体に形成
されている板材20と固定された状態となる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、板材と柱材の接合
構造に係わり、詳しくは、中空部を有する柱材を用いる
ものであり、屋外に設置されるデッキ等の屋外用床部、
又はテーブル、机若しくは椅子等の家具等を構成する板
材と柱材の接合構造に関するものである。
構造に係わり、詳しくは、中空部を有する柱材を用いる
ものであり、屋外に設置されるデッキ等の屋外用床部、
又はテーブル、机若しくは椅子等の家具等を構成する板
材と柱材の接合構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、屋外に設置されるデッキ等の床板
に取り付ける柱材の取付構造として、柱材の端部に突出
する凸部を設け、この凸部を床板に形成された凹部に挿
入し固定する方法がある。しかし、床板又は柱材の軽量
化を図り、床板又は柱材を中空構造とした場合、上記構
成では、歪む又は壊れる等の問題が生じ、充分に柱を支
持することができない。これに対し、特開2001−1
15548では、中空の床材を用いた場合の柱材との接
合構造が開示されている。この公報における接合構造の
概略は、中空部を有する床材を床上部材と床下部材によ
り上下から挟持し、この床上部材に柱固定部を備え、こ
の柱固定部に柱材を固定する構造である。
に取り付ける柱材の取付構造として、柱材の端部に突出
する凸部を設け、この凸部を床板に形成された凹部に挿
入し固定する方法がある。しかし、床板又は柱材の軽量
化を図り、床板又は柱材を中空構造とした場合、上記構
成では、歪む又は壊れる等の問題が生じ、充分に柱を支
持することができない。これに対し、特開2001−1
15548では、中空の床材を用いた場合の柱材との接
合構造が開示されている。この公報における接合構造の
概略は、中空部を有する床材を床上部材と床下部材によ
り上下から挟持し、この床上部材に柱固定部を備え、こ
の柱固定部に柱材を固定する構造である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記公
報に開示された技術は、中空構造の床材又は柱材を接合
可能としたものの、固定手段が連結部材及びボルトに依
存しているため、連結部材及びボルトにかかる負担が大
きい。柱材にしても床上部材との接合部に過度の負担が
かかり、柱材が歪んだり、折れたりするおそれがある。
また、時間の経過と共に、強度が低下し不安定となるお
それもある。例えば、特に天然木又は合成木材等の木質
系の家具等ではたわみやすい。また、ボルトや螺子等で
固定すると部材が変形しやすいという問題も生じる。本
発明は上記課題に鑑みなされたものであり、その目的と
するところは、中空構造の柱材又は板材を用いた場合で
も、充分に支持することができるように接合可能とする
と共に、従来よりもさらに強固な板材と柱材の接合構造
を提供することである。
報に開示された技術は、中空構造の床材又は柱材を接合
可能としたものの、固定手段が連結部材及びボルトに依
存しているため、連結部材及びボルトにかかる負担が大
きい。柱材にしても床上部材との接合部に過度の負担が
かかり、柱材が歪んだり、折れたりするおそれがある。
また、時間の経過と共に、強度が低下し不安定となるお
それもある。例えば、特に天然木又は合成木材等の木質
系の家具等ではたわみやすい。また、ボルトや螺子等で
固定すると部材が変形しやすいという問題も生じる。本
発明は上記課題に鑑みなされたものであり、その目的と
するところは、中空構造の柱材又は板材を用いた場合で
も、充分に支持することができるように接合可能とする
と共に、従来よりもさらに強固な板材と柱材の接合構造
を提供することである。
【0004】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
板材に接合部材を介して中空部を有する柱材が接合され
た板材と柱材の接合構造において、前記柱材は外周壁と
仕切壁によって中空部が形成され、前記仕切壁の端部
に、前記外周壁から内側に突出するリブと仕切壁端面と
が形成され、前記接合部材は前記リブ及び仕切壁端面に
嵌合する溝を有し、前記接合部材は前記板材に固定され
ると共に、前記柱材の前記端部内に配置され、前記接合
部材の溝に前記仕切壁を嵌め込むと共に、連結部材を挿
通して前記柱材と固定されていることを特徴とする板材
と柱材の接合構造である。柱材は外周壁によって軸方向
に中空部が延在し、中空部は仕切壁によって複数に仕切
られていることが好ましい。仕切壁を有することによっ
て、柱材は歪みや捩れに対して強固なものとなる。板材
は中空部を有していても良いし、それ以外でも構わな
い。接合部材はいかなる形状でも構わないが、柱材の中
空部に適合する形状が好ましい。さらに、接合部材に設
けられた溝は柱材のリブと仕切壁端面に嵌合することが
必要である。溝を設ける面とは、側面及び上面又は下面
等の複数の面が好ましい。接合部材と板材もボルト等の
連結部材を挿通又は螺合して固定することが好ましい。
このように、板材と柱材は接合部材を介して接合されて
いるが、ボルト等の連結部材で固定していることに加
え、接合部材の溝に柱材の仕切壁を嵌め込むことにより
固定しているため、より強固なものとなる。また、柱材
の外部から補強材を当て、該補強材を板材、柱材又は接
合部材にボルト等の連結部材で固定すると、さらに強固
なものとなり効果的である。1本の補強材により、複数
の柱材を連結して固定することもできる。
板材に接合部材を介して中空部を有する柱材が接合され
た板材と柱材の接合構造において、前記柱材は外周壁と
仕切壁によって中空部が形成され、前記仕切壁の端部
に、前記外周壁から内側に突出するリブと仕切壁端面と
が形成され、前記接合部材は前記リブ及び仕切壁端面に
嵌合する溝を有し、前記接合部材は前記板材に固定され
ると共に、前記柱材の前記端部内に配置され、前記接合
部材の溝に前記仕切壁を嵌め込むと共に、連結部材を挿
通して前記柱材と固定されていることを特徴とする板材
と柱材の接合構造である。柱材は外周壁によって軸方向
に中空部が延在し、中空部は仕切壁によって複数に仕切
られていることが好ましい。仕切壁を有することによっ
て、柱材は歪みや捩れに対して強固なものとなる。板材
は中空部を有していても良いし、それ以外でも構わな
い。接合部材はいかなる形状でも構わないが、柱材の中
空部に適合する形状が好ましい。さらに、接合部材に設
けられた溝は柱材のリブと仕切壁端面に嵌合することが
必要である。溝を設ける面とは、側面及び上面又は下面
等の複数の面が好ましい。接合部材と板材もボルト等の
連結部材を挿通又は螺合して固定することが好ましい。
このように、板材と柱材は接合部材を介して接合されて
いるが、ボルト等の連結部材で固定していることに加
え、接合部材の溝に柱材の仕切壁を嵌め込むことにより
固定しているため、より強固なものとなる。また、柱材
の外部から補強材を当て、該補強材を板材、柱材又は接
合部材にボルト等の連結部材で固定すると、さらに強固
なものとなり効果的である。1本の補強材により、複数
の柱材を連結して固定することもできる。
【0005】板材、柱材又は接合部材の材質として、熱
可塑性樹脂成形材及びセルロース系破砕物の混合原料か
ら成る木質合成粉を成形素材とした中空樹脂成形材(以
下、単に木質複合木材という)を使用することが好まし
い。ここでいう木質複合木材は、木粉が高濃度で混合さ
れた顆粒状ペレットを高粘度の状態に溶融し、押出機で
高圧力で押し出し、金型の中に押し込み、高圧力で押し
固めて成形される。ここでは高速回転翼による発熱で木
粉とプラスチックを溶融し、分子レベルで一体化してい
る。また、粘度の高い程流れが速いチクソトロピーの原
理を押し出し成形技術に応用している。このように、高
圧力を加える技術と、木粉とプラスチックの結合を高め
る技術によって、歪みの少ない、高密度で高強度の木質
複合木材の製造が可能である。上記押し出し成形工程に
より製造された木質複合木材は、天然木の質感、香り及
び温もりを持つ自然の素材感と、品質の良さを有すると
共に、強度及び剛性等は天然木及び従来の合成木材を凌
ぐものである。木質複合木材は、何度もリサイクル可能
であり、耐久性、耐水性、耐熱性及び耐寒性に優れてお
り屋外においても長期間使用できる。このように、腐食
しにくいため、特にエクステリア等の利用に適してお
り、屋外用デッキ等の建材として優れた効果を発揮す
る。なお、プラスチック等の強度の弱い材質には、本件
の接合構造を用いることは適していない。
可塑性樹脂成形材及びセルロース系破砕物の混合原料か
ら成る木質合成粉を成形素材とした中空樹脂成形材(以
下、単に木質複合木材という)を使用することが好まし
い。ここでいう木質複合木材は、木粉が高濃度で混合さ
れた顆粒状ペレットを高粘度の状態に溶融し、押出機で
高圧力で押し出し、金型の中に押し込み、高圧力で押し
固めて成形される。ここでは高速回転翼による発熱で木
粉とプラスチックを溶融し、分子レベルで一体化してい
る。また、粘度の高い程流れが速いチクソトロピーの原
理を押し出し成形技術に応用している。このように、高
圧力を加える技術と、木粉とプラスチックの結合を高め
る技術によって、歪みの少ない、高密度で高強度の木質
複合木材の製造が可能である。上記押し出し成形工程に
より製造された木質複合木材は、天然木の質感、香り及
び温もりを持つ自然の素材感と、品質の良さを有すると
共に、強度及び剛性等は天然木及び従来の合成木材を凌
ぐものである。木質複合木材は、何度もリサイクル可能
であり、耐久性、耐水性、耐熱性及び耐寒性に優れてお
り屋外においても長期間使用できる。このように、腐食
しにくいため、特にエクステリア等の利用に適してお
り、屋外用デッキ等の建材として優れた効果を発揮す
る。なお、プラスチック等の強度の弱い材質には、本件
の接合構造を用いることは適していない。
【0006】請求項2記載の発明は、前記接合部材は上
面又は下面に形成された十字形状の第1の溝、及び該第
1の溝に連続し側面に形成された縦型の第2の溝を備え
ることを特徴とする請求項1記載の板材と柱材の接合構
造である。ここでは、接合部材の十字形状の第1の溝が
柱材の十字形状の仕切壁端面に嵌合すると共に、接合部
材の側面の縦型の第2の溝が柱材の端部の外周壁に備え
られた凸形状のリブに嵌合することにより、好適に固定
される。
面又は下面に形成された十字形状の第1の溝、及び該第
1の溝に連続し側面に形成された縦型の第2の溝を備え
ることを特徴とする請求項1記載の板材と柱材の接合構
造である。ここでは、接合部材の十字形状の第1の溝が
柱材の十字形状の仕切壁端面に嵌合すると共に、接合部
材の側面の縦型の第2の溝が柱材の端部の外周壁に備え
られた凸形状のリブに嵌合することにより、好適に固定
される。
【0007】請求項3記載の発明は、前記接合部材の十
字形状の溝からねじ穴を形成することを特徴とする請求
項1又は2記載の板材と柱材の接合構造である。このね
じ穴にボルト又はねじ等の連結部材を挿通又は螺合し
て、板材又は柱材と好適に固定される。
字形状の溝からねじ穴を形成することを特徴とする請求
項1又は2記載の板材と柱材の接合構造である。このね
じ穴にボルト又はねじ等の連結部材を挿通又は螺合し
て、板材又は柱材と好適に固定される。
【0008】請求項4記載の発明は、請求項1乃至3い
ずれかに記載の接合構造を用いたことを特徴とする屋外
用床部又は家具である。屋外用床部とは屋外に設置され
る屋外用デッキ等をいう。通常、屋外用デッキ等は床板
と脚を有し、中には柵や階段を備えたものもある。具体
的には、この床板と脚の接合又は床板と柵の接合等に該
接合構造が用いられる。また、ここでいう家具とはテー
ブル、机又は椅子等の板材(平面部)と柱材(脚部)を
有するもの全般をいう。家具は屋外用でも屋内用でも構
わない。
ずれかに記載の接合構造を用いたことを特徴とする屋外
用床部又は家具である。屋外用床部とは屋外に設置され
る屋外用デッキ等をいう。通常、屋外用デッキ等は床板
と脚を有し、中には柵や階段を備えたものもある。具体
的には、この床板と脚の接合又は床板と柵の接合等に該
接合構造が用いられる。また、ここでいう家具とはテー
ブル、机又は椅子等の板材(平面部)と柱材(脚部)を
有するもの全般をいう。家具は屋外用でも屋内用でも構
わない。
【0009】
【発明の実施の形態】以下に、本発明に係る板材と柱材
の接合構造の好適な実施形態について、図を参照して説
明する。図1は、本実施形態に係る板材と柱材の接合構
造が適用された屋外用床部である屋外用デッキ1の斜視
図である。この屋外用デッキ1は、中空部21を有する
長尺の板材20を複数枚一葉に並べて形成された床板2
と、床板2の裏面に立設された中空部31を有する長尺
の柱材30からなる脚3と、床板2の裏面に倒設された
中空部41を有する長尺の板材40からなる補強板4と
を備えている。
の接合構造の好適な実施形態について、図を参照して説
明する。図1は、本実施形態に係る板材と柱材の接合構
造が適用された屋外用床部である屋外用デッキ1の斜視
図である。この屋外用デッキ1は、中空部21を有する
長尺の板材20を複数枚一葉に並べて形成された床板2
と、床板2の裏面に立設された中空部31を有する長尺
の柱材30からなる脚3と、床板2の裏面に倒設された
中空部41を有する長尺の板材40からなる補強板4と
を備えている。
【0010】まず、板材20について説明する。図2
(a)は、板材20の斜視図である。図2(b)は板材
20のIIb−IIb面の縦断面図である。図2
(a)、(b)に示すように、床板2を構成する複数の
板材20は、軸方向に延材した中空部21を有する長尺
の板状に成形されており、これらの上面が床板2の床面
を形成している。中空部21は外周壁22により形成さ
れている。外周壁22には、上面の外周壁22aと下面
の外周壁22bを垂直に結ぶ複数(ここでは4本)の仕
切壁23が一体成形され、中空部21は複数(ここでは
5つ)に仕切られている(中空部21a〜21e)。仕
切壁23は板材20の両端部20a,20bから所定の
長さ分内側の所まで、又は、板材20の端部20aから
20bまで延在するように設けられている。このよう
に、中空部21を有する板材20は、内部に仕切壁23
が設けられているので、仕切壁23により補強された状
態となり、板材20の強度が向上されている。
(a)は、板材20の斜視図である。図2(b)は板材
20のIIb−IIb面の縦断面図である。図2
(a)、(b)に示すように、床板2を構成する複数の
板材20は、軸方向に延材した中空部21を有する長尺
の板状に成形されており、これらの上面が床板2の床面
を形成している。中空部21は外周壁22により形成さ
れている。外周壁22には、上面の外周壁22aと下面
の外周壁22bを垂直に結ぶ複数(ここでは4本)の仕
切壁23が一体成形され、中空部21は複数(ここでは
5つ)に仕切られている(中空部21a〜21e)。仕
切壁23は板材20の両端部20a,20bから所定の
長さ分内側の所まで、又は、板材20の端部20aから
20bまで延在するように設けられている。このよう
に、中空部21を有する板材20は、内部に仕切壁23
が設けられているので、仕切壁23により補強された状
態となり、板材20の強度が向上されている。
【0011】次に、柱材30について説明する。図3
(a)は、起立状態の柱材30の斜視図である。図3
(b)は、柱材30の内部を目視可能な角度(上方)か
らの斜視図である。図4(a)は、柱材30の上端部3
0a側からの図(平面図)である。図4(b)は、柱材
30の下端部30b側からの図(底面図)である。図4
(c)は、柱材30のIVc−IVc面の横断面図であ
る。図3(a)、(b)及び図4(a)〜(c)に示す
ように、柱材30は長尺の部材からなり、軸方向に延在
した中空部31を有した角筒形状をなしている。中空部
31は、外周壁32より形成され、断面十字形状の仕切
壁33により4つの中空部31a〜31dに仕切られて
いる。つまり、断面十字形状の仕切壁33は、各筒状の
柱材30内において、相対する外周壁32から立設され
た仕切壁33aと33bが交差して形成されている。ま
た、仕切壁33は柱材30の下端部30bから上端部3
0aの所定の長さ分内側の所まで延在するように設けら
れている。床板2と接合される上端部30aは、上端部
30aから所定位置(例えば10cm)までは仕切壁3
3の中央部を削除して、四方の外周壁32に対して断面
凸型を形成した縦型のリブ33cと仕切壁端面33dを
備える。仕切壁33の削除は、工作機械等で切削加工す
ることが好ましい。ここには、後述する接合部材50が
嵌め込まれる構成である。地面と接する下端部30b
は、蓋部34(図8参照)が係止され、柱材30の下端
部30bの開口を塞いでいる。このように中空部31を
有する柱材30は、内部断面十字形状の仕切壁33が設
けられているので、仕切壁33により補強された状態と
なり、柱材30の強度が向上されている。上端部30a
側付近の外周壁32の所定の面には、外周壁32を貫通
しているボルト受孔35、及び、外周壁32から仕切壁
33へと穿孔することにより設けられたボルト受部36
を備える。ボルト受孔35には、ボルト61を挿通して
後述する接合部材50と接合する。ボルト受部36には
ボルト62を螺合して後述する板材40と接合する。な
お、ボルト受部36は、ボルト受孔35と異なり柱材3
0を貫通していない。
(a)は、起立状態の柱材30の斜視図である。図3
(b)は、柱材30の内部を目視可能な角度(上方)か
らの斜視図である。図4(a)は、柱材30の上端部3
0a側からの図(平面図)である。図4(b)は、柱材
30の下端部30b側からの図(底面図)である。図4
(c)は、柱材30のIVc−IVc面の横断面図であ
る。図3(a)、(b)及び図4(a)〜(c)に示す
ように、柱材30は長尺の部材からなり、軸方向に延在
した中空部31を有した角筒形状をなしている。中空部
31は、外周壁32より形成され、断面十字形状の仕切
壁33により4つの中空部31a〜31dに仕切られて
いる。つまり、断面十字形状の仕切壁33は、各筒状の
柱材30内において、相対する外周壁32から立設され
た仕切壁33aと33bが交差して形成されている。ま
た、仕切壁33は柱材30の下端部30bから上端部3
0aの所定の長さ分内側の所まで延在するように設けら
れている。床板2と接合される上端部30aは、上端部
30aから所定位置(例えば10cm)までは仕切壁3
3の中央部を削除して、四方の外周壁32に対して断面
凸型を形成した縦型のリブ33cと仕切壁端面33dを
備える。仕切壁33の削除は、工作機械等で切削加工す
ることが好ましい。ここには、後述する接合部材50が
嵌め込まれる構成である。地面と接する下端部30b
は、蓋部34(図8参照)が係止され、柱材30の下端
部30bの開口を塞いでいる。このように中空部31を
有する柱材30は、内部断面十字形状の仕切壁33が設
けられているので、仕切壁33により補強された状態と
なり、柱材30の強度が向上されている。上端部30a
側付近の外周壁32の所定の面には、外周壁32を貫通
しているボルト受孔35、及び、外周壁32から仕切壁
33へと穿孔することにより設けられたボルト受部36
を備える。ボルト受孔35には、ボルト61を挿通して
後述する接合部材50と接合する。ボルト受部36には
ボルト62を螺合して後述する板材40と接合する。な
お、ボルト受部36は、ボルト受孔35と異なり柱材3
0を貫通していない。
【0012】また、図5(a)に示すように、角筒形状
の柱材30に替えて、円筒形状の柱材130でも構わな
い。また、断面十字形状の仕切壁33は、例えば、図5
(b)に示すように、相対する外周壁222から立設さ
れた複数の仕切壁233a,233bと233c,23
3dが交差する構成として、中空部231を9つに仕切
る構成としても良い(231a〜231i)。その他の
構成は、柱材30とほぼ同様なので、各々100番台、
200番台として説明を換用する。
の柱材30に替えて、円筒形状の柱材130でも構わな
い。また、断面十字形状の仕切壁33は、例えば、図5
(b)に示すように、相対する外周壁222から立設さ
れた複数の仕切壁233a,233bと233c,23
3dが交差する構成として、中空部231を9つに仕切
る構成としても良い(231a〜231i)。その他の
構成は、柱材30とほぼ同様なので、各々100番台、
200番台として説明を換用する。
【0013】補強板4を構成する板材40は、床板2を
構成する複数の板材20と概ね同様の構成であるが、板
材20に比して全長を若干短くしても良いし、薄くして
も良い。また、板材40は中空構造としなくても構わな
い。板材40は、床板2の裏面及び脚3の外周に当接し
て固定される。
構成する複数の板材20と概ね同様の構成であるが、板
材20に比して全長を若干短くしても良いし、薄くして
も良い。また、板材40は中空構造としなくても構わな
い。板材40は、床板2の裏面及び脚3の外周に当接し
て固定される。
【0014】なお、屋外用デッキ1を構成する板材2
0,40及び柱材30は、前述した熱可塑性樹脂成形材
及びセルロース系破砕物の混合原料から成る木質合成粉
を成形素材とした中空樹脂成形材である木質複合木材で
ある。従って、天然木の質感、香り及び温もりを持つ自
然の素材感と、品質の良さを有すると共に、強度及び剛
性等は天然木及び従来の合成木材を凌ぐものである。ま
た、何度もリサイクル可能であり、耐久性、耐水性、耐
熱性及び耐寒性に優れており屋外においても長期間使用
できる。
0,40及び柱材30は、前述した熱可塑性樹脂成形材
及びセルロース系破砕物の混合原料から成る木質合成粉
を成形素材とした中空樹脂成形材である木質複合木材で
ある。従って、天然木の質感、香り及び温もりを持つ自
然の素材感と、品質の良さを有すると共に、強度及び剛
性等は天然木及び従来の合成木材を凌ぐものである。ま
た、何度もリサイクル可能であり、耐久性、耐水性、耐
熱性及び耐寒性に優れており屋外においても長期間使用
できる。
【0015】床板2を構成する板材20のうち所定の板
材の下部に、それぞれ後述する接合手段を介して柱材3
0が取り付けられており、脚3を構成している。板材2
0と柱材30の接合は、全て概ね同様に行われているの
で、以下では、便宜上、本実施形態に係る板材と柱材の
接合構造として、任意の箇所の板材20と柱材30の接
合構造に基づいて説明する。
材の下部に、それぞれ後述する接合手段を介して柱材3
0が取り付けられており、脚3を構成している。板材2
0と柱材30の接合は、全て概ね同様に行われているの
で、以下では、便宜上、本実施形態に係る板材と柱材の
接合構造として、任意の箇所の板材20と柱材30の接
合構造に基づいて説明する。
【0016】板材20と柱材30は接合部材50を介し
て接合されている。図6(a)は、接合部材50の上面
51側からの斜視図である。図6(b)は、接合部材5
0の下面52側からの斜視図である。図6(a)及び
(b)に示すように、接合部材50は、略立方体のブロ
ック形状である。接合部材50は中実構造が好ましい
が、上述した板材20や柱材30と同様に内部は中空構
造でも構わない。上面51は平面であり、ボルト受孔5
6が複数(ここでは4箇所)穿孔されている。下面52
には十字形状の溝54を備える。十字形状の溝54は柱
材30の断面十字形状の仕切壁端面33dに嵌合する。
十字形状の溝54には縦方向に垂直に複数(ここでは4
箇所)のボルト受孔56が開口されている。ボルト受孔
56は下面52から上面51まで貫通されている。ボル
ト受孔56は、ボルト60を螺合することによって、接
合部材50を板材20の裏面に固定するためのものであ
る。ボルト受孔56に挿通したボルト60はヘッド部6
0aが接合部材内で支持されるように、ボルト受孔56
には所定の位置にボルト孔が設けてある。つまり、ボル
ト受孔56は、下面52側が広く、上面51側が狭い構
造である。側面53には柱材30の外周壁32に対する
断面凸型の縦型のリブ33cに嵌合する縦型の溝55
と、柱材30と接合部材50を固定するためのボルト6
1が螺合されるボルト受部57とを四方に備えている。
ボルト受部57は、柱材30の中空部31を囲む外周壁
32に固定するためのものであり、側面53には複数
(ここでは2箇所)設けられている。ボルト受部57は
ボルト受孔56と異なり、接合部材50を貫通していな
い。
て接合されている。図6(a)は、接合部材50の上面
51側からの斜視図である。図6(b)は、接合部材5
0の下面52側からの斜視図である。図6(a)及び
(b)に示すように、接合部材50は、略立方体のブロ
ック形状である。接合部材50は中実構造が好ましい
が、上述した板材20や柱材30と同様に内部は中空構
造でも構わない。上面51は平面であり、ボルト受孔5
6が複数(ここでは4箇所)穿孔されている。下面52
には十字形状の溝54を備える。十字形状の溝54は柱
材30の断面十字形状の仕切壁端面33dに嵌合する。
十字形状の溝54には縦方向に垂直に複数(ここでは4
箇所)のボルト受孔56が開口されている。ボルト受孔
56は下面52から上面51まで貫通されている。ボル
ト受孔56は、ボルト60を螺合することによって、接
合部材50を板材20の裏面に固定するためのものであ
る。ボルト受孔56に挿通したボルト60はヘッド部6
0aが接合部材内で支持されるように、ボルト受孔56
には所定の位置にボルト孔が設けてある。つまり、ボル
ト受孔56は、下面52側が広く、上面51側が狭い構
造である。側面53には柱材30の外周壁32に対する
断面凸型の縦型のリブ33cに嵌合する縦型の溝55
と、柱材30と接合部材50を固定するためのボルト6
1が螺合されるボルト受部57とを四方に備えている。
ボルト受部57は、柱材30の中空部31を囲む外周壁
32に固定するためのものであり、側面53には複数
(ここでは2箇所)設けられている。ボルト受部57は
ボルト受孔56と異なり、接合部材50を貫通していな
い。
【0017】次に、図7〜図8を参照して、上述した接
合部材50を用いた接合構造について説明する。図7及
び図8は、板材20と柱材30の接合構造を示す板材2
0の裏面側からの分解斜視図である。まず、接合部材5
0は、複数のボルト60(ここでは4本)により板材2
0に固定される。ボルト60は、接合部材50のボルト
受孔56を挿通して、板材20のボルト受部24に螺合
される。ボルト60は、板材20を貫通しない。接合部
材50は板材20の裏面に配置されており、上面51が
板材20の下面の外周壁22bに当接されている。ボル
ト受部24は仕切壁23上の外周壁22に設けられてい
る。これは、中空部21よりも仕切壁23上に穿孔した
方が保持力が高いためである。
合部材50を用いた接合構造について説明する。図7及
び図8は、板材20と柱材30の接合構造を示す板材2
0の裏面側からの分解斜視図である。まず、接合部材5
0は、複数のボルト60(ここでは4本)により板材2
0に固定される。ボルト60は、接合部材50のボルト
受孔56を挿通して、板材20のボルト受部24に螺合
される。ボルト60は、板材20を貫通しない。接合部
材50は板材20の裏面に配置されており、上面51が
板材20の下面の外周壁22bに当接されている。ボル
ト受部24は仕切壁23上の外周壁22に設けられてい
る。これは、中空部21よりも仕切壁23上に穿孔した
方が保持力が高いためである。
【0018】板材20の裏面にボルト60により固定さ
れた接合部材50には、図7に示す通り、柱材30が嵌
め込まれることにより、接合部材50は中空部31内に
配置された状態となる。接合部材50は、柱材30の上
端部30aの中空部31内に外周壁32及び十字形状の
仕切壁33に当接して固定される。接合部材50の下面
52に備える十字形状の溝54には、十字形状の仕切壁
端面33dが嵌め込まれ、柱材30の前後左右へのずれ
や捩れを防止する。側面53に備える上下方向に形成さ
れた凹形状の溝55には凸形状の縦型のリブ33cが嵌
め込まれ、前後又は左右へのずれや捩れを防止する。ま
た、柱材30を接合部材50に嵌め込む際には、リブ3
3cが溝55に沿って移動する。図8の通り、ボルト6
1は柱材30の外周壁32に貫通されたボルト受孔35
を挿通して、ボルト受部57に螺合される。これによ
り、柱材30は接合部材50に固定され、既に接合部材
50と一体に形成されている板材20と固定された状態
となる。
れた接合部材50には、図7に示す通り、柱材30が嵌
め込まれることにより、接合部材50は中空部31内に
配置された状態となる。接合部材50は、柱材30の上
端部30aの中空部31内に外周壁32及び十字形状の
仕切壁33に当接して固定される。接合部材50の下面
52に備える十字形状の溝54には、十字形状の仕切壁
端面33dが嵌め込まれ、柱材30の前後左右へのずれ
や捩れを防止する。側面53に備える上下方向に形成さ
れた凹形状の溝55には凸形状の縦型のリブ33cが嵌
め込まれ、前後又は左右へのずれや捩れを防止する。ま
た、柱材30を接合部材50に嵌め込む際には、リブ3
3cが溝55に沿って移動する。図8の通り、ボルト6
1は柱材30の外周壁32に貫通されたボルト受孔35
を挿通して、ボルト受部57に螺合される。これによ
り、柱材30は接合部材50に固定され、既に接合部材
50と一体に形成されている板材20と固定された状態
となる。
【0019】補強板4を構成する板材40は、近隣の複
数の柱材30(ここでは2本)と固定される。図8の通
り、片側の側面42は柱材30から構成される脚3の外
側に当接されており、上面43は床板2を構成する一枚
又は複数枚の板材20と当接されている。板材40には
ボルト受孔44が貫通されており、ボルト62を挿通し
て、柱材30のボルト受部36に螺合される。ボルト受
部36は仕切壁33上の外周壁32に設けられている。
これは、中空部31よりも仕切壁33上の保持力が高い
ためである。従って、補強板4は、床板2及び脚3を固
定して支持する状態となる。
数の柱材30(ここでは2本)と固定される。図8の通
り、片側の側面42は柱材30から構成される脚3の外
側に当接されており、上面43は床板2を構成する一枚
又は複数枚の板材20と当接されている。板材40には
ボルト受孔44が貫通されており、ボルト62を挿通し
て、柱材30のボルト受部36に螺合される。ボルト受
部36は仕切壁33上の外周壁32に設けられている。
これは、中空部31よりも仕切壁33上の保持力が高い
ためである。従って、補強板4は、床板2及び脚3を固
定して支持する状態となる。
【0020】この実施形態では以下の効果を有する。
(1)柱材30の中空部31内に接合部材50が配置さ
れ、ボルト60〜62より固定されると共に、柱材30
と接合部材50は仕切壁端面33dと溝54及びリブ3
3cと溝55によっても固定されるので、ボルト60〜
62だけで固定するよりもずれや捩れに強く強固に固定
された状態となる。また、柱材30が木質系材質である
場合、柱材30が変形することがない。 (2)接合部材50は柱材30の内部に配置されている
ので、外部に露出することなく、屋外用デッキ1の外観
を損ねることはない。 (3)組立て時においても、仕切壁端面33d及びリブ
33cを溝54,56に嵌め込み、ボルト60〜62で
固定することにより完成するので、複雑な技術も必要な
く簡単に組立てられる。 (4)補強板4で床板2及び脚3を固定することによ
り、一層強固に固定された状態となる。
れ、ボルト60〜62より固定されると共に、柱材30
と接合部材50は仕切壁端面33dと溝54及びリブ3
3cと溝55によっても固定されるので、ボルト60〜
62だけで固定するよりもずれや捩れに強く強固に固定
された状態となる。また、柱材30が木質系材質である
場合、柱材30が変形することがない。 (2)接合部材50は柱材30の内部に配置されている
ので、外部に露出することなく、屋外用デッキ1の外観
を損ねることはない。 (3)組立て時においても、仕切壁端面33d及びリブ
33cを溝54,56に嵌め込み、ボルト60〜62で
固定することにより完成するので、複雑な技術も必要な
く簡単に組立てられる。 (4)補強板4で床板2及び脚3を固定することによ
り、一層強固に固定された状態となる。
【0021】以上、本実施例における屋外用デッキ1に
用いる各構成部材、及び板材20と柱材30の接合構造
について説明したが、実施の形態は上記に限定されるも
のではなく、本発明の技術的範囲に属する限り種々の形
態を採り得るものである。また、本発明の技術的思想を
逸脱しない範囲において、改変等を加えることができる
ものであり、それらの改変、均等物等も本発明の技術的
範囲に含まれることとなる。例えば、屋外用デッキ1の
床板2の上面に柵、手すり又は階段等(図示略)を設置
する場合、柵、手すり又は階段等を支持する柱材を同様
の接合構造により設置することもできる。また、屋外用
デッキ1に限らず、テーブル、机又は椅子等にも同様の
接合構造を利用できる。このテーブル、机又は椅子等は
屋内外を問わず使用できる。
用いる各構成部材、及び板材20と柱材30の接合構造
について説明したが、実施の形態は上記に限定されるも
のではなく、本発明の技術的範囲に属する限り種々の形
態を採り得るものである。また、本発明の技術的思想を
逸脱しない範囲において、改変等を加えることができる
ものであり、それらの改変、均等物等も本発明の技術的
範囲に含まれることとなる。例えば、屋外用デッキ1の
床板2の上面に柵、手すり又は階段等(図示略)を設置
する場合、柵、手すり又は階段等を支持する柱材を同様
の接合構造により設置することもできる。また、屋外用
デッキ1に限らず、テーブル、机又は椅子等にも同様の
接合構造を利用できる。このテーブル、机又は椅子等は
屋内外を問わず使用できる。
【0022】
【発明の効果】請求項1〜4の発明によれば、中空構造
の柱材を用いた場合でも、従来よりもさらに強固な板材
と柱材の接合構造を実現することができ、屋外用床部又
は家具等に好適に用いることができる。
の柱材を用いた場合でも、従来よりもさらに強固な板材
と柱材の接合構造を実現することができ、屋外用床部又
は家具等に好適に用いることができる。
【図1】本発明に係る板材20と柱材30の接合構造が
適用された屋外用デッキ1の斜視図である。
適用された屋外用デッキ1の斜視図である。
【図2】(a)は板材20の斜視図、(b)は板材20
のIIb−IIb断面図である。
のIIb−IIb断面図である。
【図3】(a)は柱材30の斜視図、(c)は柱材30
の他の角度からの斜視図である。
の他の角度からの斜視図である。
【図4】(a)は柱材30の平面図、(b)は柱材30
の底面図、(c)は柱材30のIVc−IVc断面図で
ある。
の底面図、(c)は柱材30のIVc−IVc断面図で
ある。
【図5】(a)は柱材130の横断面図、(b)は柱材
230の横断面図である。
230の横断面図である。
【図6】(a)は接合部材50の斜視図、(b)は接合
部材50の他の角度からの斜視図である。
部材50の他の角度からの斜視図である。
【図7】板材20と柱材30の接合部分の分解斜視図で
ある。
ある。
【図8】板材20と柱材30の接合部分の他の角度から
の分解斜視図である。
の分解斜視図である。
1・・・屋外用床部である屋外用デッキ、 2・・・床
板、3・・・脚、 4・・
・補強板、20・・・板材、
21・・・中空部、22・・・外周壁、
23・・・仕切壁、30・・・柱材、
31・・・中空部、32・・・外周
壁、 33・・・仕切壁、33c
・・・リブ、 33d・・・仕切
壁端面、50・・・接合部材、 5
2・・・十字形状の溝、56・・・縦型の溝、
60〜62・・・連結部材であるボルト、
板、3・・・脚、 4・・
・補強板、20・・・板材、
21・・・中空部、22・・・外周壁、
23・・・仕切壁、30・・・柱材、
31・・・中空部、32・・・外周
壁、 33・・・仕切壁、33c
・・・リブ、 33d・・・仕切
壁端面、50・・・接合部材、 5
2・・・十字形状の溝、56・・・縦型の溝、
60〜62・・・連結部材であるボルト、
フロントページの続き
(72)発明者 東 浩二
東京都品川区西五反田1丁目32番2号 ア
イン・エンジニアリング株式会社内
Fターム(参考) 2E125 AA03 AA42 AA48 AA52 AA57
AA66 AA70 AB16 AB17 AC24
AE16 AG03 AG04 AG06 AG12
AG32 BB09 BB22 BB36 BC06
BE04 BE07 BE08 BF06 CA02
CA03 CA05 CA14 CA78 DA01
EA12 EA17
3J023 AA01 BB01 CA09 CA12
3J024 AA01 AA45 CA03
Claims (4)
- 【請求項1】板材に接合部材を介して中空部を有する柱
材が接合された板材と柱材の接合構造において、 前記柱材は外周壁と仕切壁によって中空部が形成され、
前記仕切壁の端部に、前記外周壁から内側に突出するリ
ブと仕切壁端面とが形成され、 前記接合部材は前記リブ及び仕切壁端面に嵌合する溝を
有し、 前記接合部材は前記板材に固定されると共に、前記柱材
の前記端部内に配置され、 前記接合部材の溝に前記仕切壁を嵌め込むと共に、連結
部材を挿通して前記柱材と固定されていることを特徴と
する板材と柱材の接合構造。 - 【請求項2】前記接合部材は上面又は下面に形成された
十字形状の第1の溝、及び該第1の溝に連続し側面に形
成された縦型の第2の溝を備えることを特徴とする請求
項1記載の板材と柱材の接合構造。 - 【請求項3】前記接合部材の十字形状の溝からねじ穴を
形成することを特徴とする請求項1又は2記載の板材と
柱材の接合構造。 - 【請求項4】請求項1乃至3いずれかに記載の接合構造
を用いたことを特徴とする屋外用床部又は家具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001342312A JP2003148429A (ja) | 2001-11-07 | 2001-11-07 | 板材と柱材の接合構造及び該接合構造を用いた屋外用床部又は家具 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001342312A JP2003148429A (ja) | 2001-11-07 | 2001-11-07 | 板材と柱材の接合構造及び該接合構造を用いた屋外用床部又は家具 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003148429A true JP2003148429A (ja) | 2003-05-21 |
Family
ID=19156195
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001342312A Pending JP2003148429A (ja) | 2001-11-07 | 2001-11-07 | 板材と柱材の接合構造及び該接合構造を用いた屋外用床部又は家具 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2003148429A (ja) |
-
2001
- 2001-11-07 JP JP2001342312A patent/JP2003148429A/ja active Pending
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