JP2003144560A - 光線治療器 - Google Patents

光線治療器

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JP2003144560A
JP2003144560A JP2001344535A JP2001344535A JP2003144560A JP 2003144560 A JP2003144560 A JP 2003144560A JP 2001344535 A JP2001344535 A JP 2001344535A JP 2001344535 A JP2001344535 A JP 2001344535A JP 2003144560 A JP2003144560 A JP 2003144560A
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JP
Japan
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visible light
shoulder
arc discharge
phototherapy device
carbon electrode
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JP2001344535A
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Teruo Wakagi
輝男 若木
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NIPPON HEALTH FARM KK
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NIPPON HEALTH FARM KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 アーク放電によって発生する可視光線の温熱
作用を利用して身体の患部の治療を楽に行う。可視光線
を患部に直接照射することなく、患部の治療やその他の
隠れた疾患の治療に可視光線を役立たせる。 【解決手段】 一対の炭素電極棒間でのアーク放電によ
って可視光線を放出するようになっている光線治療器に
おいて、可視光線を身体の利き腕側の肩部の素肌に照射
する。炭素電極棒11を収容したケース10に、アーク
放電によって発生する可視光線を横向きに放出する可視
光線放出口12を開設する。可視光線放出口12の開口
面積を拡縮可能にする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、光線治療器、特に
一対の炭素電極棒間でのアーク放電によって可視光線を
放出するようになっている光線治療器に関する。
【0002】
【従来の技術】特開平9−10326号公報にこの種の
光線治療器が開示されている。これによると、一対の炭
素電極棒間でのアーク放電によって発生した電磁波を人
体に照射することによって患部の治療や体力の増強を図
ることができる旨の記述がある。また、この公報では、
アーク放電を行わせるための電気回路などについての記
述もなされている。
【0003】ところで、遠赤外線を患部に照射するとい
う遠赤外線治療は従来より広く行われているけれども、
遠赤外線は身体の患部の表面のみを温めるに過ぎないた
めに止痛効果を持たないとされている。これに対し、炭
素電極棒間でのアーク放電によって発生させた太陽の光
に近い色の可視光線は、身体の深部まで到達して細胞ま
で働きかけ、身体の新陳代謝を活発にして血液を浄化す
る力を強くし、さらにリンパの流れを活発にして、人間
の身体に起きる病気などの障害に対する復活力や再生力
を強くするとされている。したがって、炭素電極棒間で
のアーク放電によって発生した可視光線を人体に照射す
ると、その可視光線の温熱作用が体内の深部に達し、皮
膚の表面や内部が約42℃程度にまで温められて血管拡
幅作用、ひいては止痛効果を発揮することができる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は以上の状況の
下でなされたものであり、可視光線の温熱作用を利用す
ることによって身体の患部の治療に役立たせることので
きる光線治療器を提供することを目的とする。
【0005】また、本発明は、可視光線を患部に直接照
射するのではなく、患部の治療やその他の隠れた疾患の
治療に可視光線を効果的に役立たせることのできる光線
治療器を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】ところで、医学的見地か
ら、人体の活性力をつかさどる要素にリンパ液や血液の
流れの活性化があると云われている。一方、人体に疾患
が発生したときには、肩、特に利き腕側の肩に懲りの症
状が感じられるとも云われている。アメリカの生理学者
はその著書の中で「人間の身体はリンパ液と血液が支配
している。リンパ液および血液の流れが悪くなったと
き、細胞などの組織が弱まり、病原菌などに破壊された
組織の蘇生力が低下して病気になる。」と述べ、このこ
とは、逆に言えば、リンパ液と血液の流れを潤滑にすれ
ば、白血球などの抗体組織が活発になり、治癒力が増
す、ということである。そこで、本願発明者はリンパの
流れを活性化させるためのポイントは、右リンパ本幹で
あることを長年の臨床経験により発見し、右肩と右肩胛
骨付近に照射することによって、自然治癒力を最も効率
的に活性化させ、しかも大きな効果を出す方法を確立し
たものである。また、全身の免疫細胞の生産を統括し、
人間の免疫のシステム全体を統括する器官として人体に
は胸腺があり、この胸腺に光線を照射することによって
人体の免疫機構全体のシステムが活性化することが望ま
しい。しかし、この胸腺は、心臓の前部にある小さな器
官で、肋骨の前部の中央に胸骨という骨があるが、その
上部の裏側に隠れるようにして存在しているため、この
胸腺に光線を適正に照射することは難しかった。本願発
明者は長年の臨床経験により、人体の右肩の背後から、
肩甲骨と胸椎の間で、肋骨と肋骨の隙間から光線が照射
されるようにすれば、この光線が人体に入り込むことが
でき、胸腺に光線を適正照射できることを発見した。こ
の胸腺の働きが活性化されることによって免疫細胞の生
産が活発になり、かつ、前記右リンパ本幹も活性化され
ることによって、全体のリンパの流れが改善されるとい
う二つの効果が相乗的に作用しあって全身にゆきわた
り、その結果自然治癒力は大きく発現し始めるのであ
る。なお、左利きの人の場合には、右肩と合わせて左肩
にも照射する必要があることが臨床上の経験からわかっ
た。これは普段よく使う腕のほうは疲労物質がたまり、
血液やリンパの流れが悪くなっており左肩への照射も必
要となるのである。
【0007】そこで、本願発明者は、利き腕側の肩の懲
りを改善することによって人体に現れる疾患や隠れた疾
患が自ずから治療されるものと考え、本発明を完成させ
るに至った。
【0008】本発明に係る光線治療器は、一対の炭素電
極棒間でのアーク放電によって可視光線を放出するよう
になっている光線治療器において、可視光線が身体の利
き腕側の肩部に照射されるようにしたものである。これ
によれば、身体の利き腕側の肩部に照射された可視光線
の温熱作用によってその肩部の皮膚の表面のみならず皮
膚の内部が約42℃程度にまで温められてリンパ液や血
液の流れが活性化され、肩の懲りが解消して患部の状況
が改善される。すなわち、前記胸腺の働きが活性化され
ることによって免疫細胞の生産が活発になり、かつ、前
記右リンパ本幹も活性化されることによって、全体のリ
ンパの流れが改善されるという二つの効果が相乗的に作
用しあって全身にゆきわたり、その結果自然治癒力を大
きく飛躍させることができる。
【0009】本発明では、可視光線が上記肩部の素肌に
直接照射されるようにしたものであることが望ましく、
これによって上記の作用がいっそう顕著に発揮されるよ
うになる。
【0010】また、本発明では、上記肩部とアーク放電
箇所との相互間距離を調節するようになっていたり、可
視光線の照射時間を調節することができるようになって
いたりすることが望ましい。これは、肩部とアーク放電
箇所との相互間距離(照射距離)の照射時間の長短によ
って可視光線の温熱作用の効果が異なるので、それらを
適切に調節することによって可視光線による温熱作用の
効果を最大限度に得ることができるようになるからであ
る。
【0011】本発明に係る光線治療器は、アーク放電を
行わせるための一対の炭素電極棒を収容したケースに、
上記アーク放電によって発生する可視光線を横向きに放
出する可視光線放出口が開設されている。これによれ
ば、患者が横に寝ころんだ状態で、適切な照射距離と照
射時間を定めて利き腕側の肩部に可視光線を照射するこ
とができるので、可視光線照射中に患者に無理な体型が
強いられて治療を行うことが苦痛になるといった状況が
発生しにくい。
【0012】本発明では、上記可視光線放出口の開口面
積が拡縮可能であることが望ましく、これによれば、可
視光線放出口の開口面積が拡縮調節することによって可
視光線の照射範囲を定めやすくなる。
【0013】
【発明の実施の形態】図1は本発明に係る光線治療器の
外観図、図2は本発明に係る光線治療器の電気回路図、
図3は光線治療器の使用方法説明図である。
【0014】図2において、1はアーク放電部で、この
アーク放電部1は一対の炭素電極棒11,11の先端部
相互間に形成されている。これらの炭素電極棒11には
商用電源7に接続されるVラインとWラインとの2系統
が接続され、Vラインにスイッチ6とコイル状の抵抗線
2とが直列に介在され、Wラインにスイッチ6とサーモ
スイッチ5とが直列に介在されている。また、Vライン
とWラインとの間に、冷却ファン3を駆動させるための
モータ4とパイロットランプ8とが並列に介在されてい
る。そして、この電気回路がケース10に収容されてい
て、商用電源7がケース10から外部へ引き出されてい
る。
【0015】図1のように、ケース10の前半部は、箱
形のベース部13とこのベース部13に開閉方向揺動可
能に取り付けられたカバー部14とに分かれていて、こ
のケース10の前端には、ベース部13の前縁とカバー
部14の前縁とによって形成される可視光線放出口12
が横向きに開口している。このため、カバー部14を上
下に揺動させることによって可視光線放出口12の開口
面積を拡縮させることが可能である。図例のケースで
は、カバー部14の揺動角度を調節した後、そのカバー
部14に設けた位置決め用ねじ15をベース部13のね
じ孔16にねじ込むことによって可視光線放出口12の
開口面積を拡大することができ、また、位置決め用ねじ
15をねじ孔16から外してカバー部14を最も下位位
置に揺動させることによって可視光線放出口12の開口
面積を縮小することができるようになっている。20は
把手、30は図2で説明した冷却ファン3の回転によっ
て吸い込まれる風の通風口、40はパンタグラフ機構に
よって形成されたケース昇降機構である。
【0016】図1及び図2で説明した光線治療器では、
ケース10の可視光線放出口12の開口面積を調節した
後、商用電源7から給電してアーク放電部1でアーク放
電を行わせると、ケース10の可視光線放出口12から
可視光線が横向きに放出される。こうして可視光線放出
口12から放出された可視光線が、図3に符号Sで示し
た人体の利き腕側の肩部に照射されると、可視光線の温
熱作用によって肩部Sの皮膚の表面や内部が42℃程度
に温められ、これによってリンパ液や血液といった体液
の流通が促進されて肩の懲りがほぐされ、そのことが患
部の治療に役立つようになる。肩部Sに可視光線を照射
する際、肩部Sの素肌に可視光線が直接照射されるよう
にしておくと、可視光線の温熱作用が肩部Sに効率よく
加えられるので、肩部Sの素肌は露出しておくことが望
ましい。また、肩部Sに略直角に対面させた可視光線放
出口12と肩部Sとの距離を調節することによって肩部
Sとアーク放電部1との相互間距離(照射距離)を適切
に定めておいたり、可視光線の照射時間を適切に調節し
たりすることによって、可視光線の温熱作用がさらに効
率よく発揮されるようになる。
【0017】上記照射距離は、肌が気持ちよく感じられ
る程度の距離(15〜20cm)位が適切であり、照射
時間は全体で約30分程度にすることが適切であるけれ
ども、慣れるにしたがって照射時間を延長していくこと
が望ましい。また、症状に応じて照射距離や照射時間を
調節することが望ましい。
【0018】上記したように、利き腕側の肩部Sに可視
光線を照射する場合、患者は、利き腕側でない肩部を下
にして横に寝ころび、適切な照射距離と照射時間を定め
て利き腕側の肩部Sに可視光線を照射するようにする
と、可視光線照射中に患者が楽な姿勢を保つことができ
るので、患者に無理な体型が強いられて治療を行うこと
が苦痛になるといった状況が発生しにくい。また、可視
光線放出口12の開口面積を拡縮調節することによって
可視光線の照射範囲を適切に調節することができる。
【0019】
【発明の効果】以上のように、本発明の光線治療器によ
れば、可視光線の温熱作用を利用して身体の患部の治療
を楽に行うことができる。また、可視光線を患部に直接
照射することなく、患部の治療やその他の隠れた疾患の
治療に可視光線を効果的に役立たせることが可能にな
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る光線治療器の外観図である。
【図2】本発明に係る光線治療器の電気回路図である。
【図3】光線治療器の使用方法説明図である。
【符号の説明】
S 利き腕側の肩部 10 ケース 11 炭素電極棒 12 可視光線放出口

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一対の炭素電極棒間でのアーク放電によ
    って可視光線を放出するようになっている光線治療器に
    おいて、 可視光線が身体の利き腕側の肩部に照射されるようにし
    たことを特徴とする光線治療器。
  2. 【請求項2】 可視光線が上記肩部の素肌に直接照射さ
    れるようにしたことを特徴とする光線治療器。
  3. 【請求項3】 上記肩部とアーク放電箇所との相互間距
    離を調節するようになっている請求項1又は請求項2に
    記載した光線治療器。
  4. 【請求項4】 可視光線の照射時間を調節する請求項1
    ないし請求項3のいずれかに記載した光線治療器。
  5. 【請求項5】 アーク放電を行わせるための一対の炭素
    電極棒を収容したケースに、上記アーク放電によって発
    生する可視光線を横向きに放出する可視光線放出口が開
    設されていることを特徴とする光線治療器。
  6. 【請求項6】 上記可視光線放出口の開口面積を拡縮可
    能とした請求項5に記載した光線治療器。
JP2001344535A 2001-11-09 2001-11-09 光線治療器 Pending JP2003144560A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101592893B1 (ko) * 2014-08-13 2016-02-11 주식회사 제이엘유 수동식 치료용 광선조사기
CN107007939A (zh) * 2017-04-17 2017-08-04 宁波中哲医疗科技有限公司 碳棒自动更换设备的防护装置

Cited By (3)

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