JP2003143605A - ブロッキングアーチファクト検出方法 - Google Patents

ブロッキングアーチファクト検出方法

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JP2003143605A
JP2003143605A JP2002300378A JP2002300378A JP2003143605A JP 2003143605 A JP2003143605 A JP 2003143605A JP 2002300378 A JP2002300378 A JP 2002300378A JP 2002300378 A JP2002300378 A JP 2002300378A JP 2003143605 A JP2003143605 A JP 2003143605A
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calculating
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JP2002300378A
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Vincent Ruol
リュオル ヴァンサン
Arnaud Gesnot
ジェスノ アルノー
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Koninklijke Philips Electronics NV
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    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N19/00Methods or arrangements for coding, decoding, compressing or decompressing digital video signals
    • H04N19/85Methods or arrangements for coding, decoding, compressing or decompressing digital video signals using pre-processing or post-processing specially adapted for video compression
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  • Signal Processing (AREA)
  • Compression Or Coding Systems Of Tv Signals (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ブロッキングアーチファクトの検出精度を高
めること。 【解決手段】 本発明は、ブロックベースの符号化技術
により符号化されその後復号されたビデオデータからブ
ロッキングアーチファクトを検出する方法に関する。本
方法は、第1ブロックに属する第1のビデオデータセグ
メントの第1の離散変換を計算するステップと、第2ブ
ロックに属する記第1のセグメントの隣にある第2のビ
デオデータセグメントの第2の離散変換を計算するステ
ップと、前記第1及び第2のセグメントの連結に相当す
るビデオデータの連結セグメントの離散変換を計算する
ステップとを含み、更に、前記変換された第1及び第2
のビデオデータセグメント、及び、変換されたビデオデ
ータの連結セグメントに基づいて、ブロッキングアーチ
ファクトのレベルを計算するステップとを含む。これに
より、非常に精度の高いブロッキングアーチファクト検
出方法が得られ、ビデオデータの後処理や符号化処理に
有用となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ブロックベースの
符号化技術により符号化され復号されたビデオデータか
らブロッキングアーチファクトを検出する方法に関す
る。
【0002】本発明は、その適用範囲を特にビデオ圧縮
分野において見出すことができ、圧縮技術は、例えばM
PEG標準に基づくものであり、例えばビデオデータの
後処理若しくは改善された符号化によりアーチファクト
を補正することを目的としている。
【0003】
【従来の技術】ブロックベースの符号化技術を用いたビ
デオ圧縮アルゴリズムは、符号化されその後復号される
画像の画質を劣化させることがある。これらの符号化技
術により最も通常的に観察される画像のアーチファクト
は、ブロッキングアーチファクト(blocking artifac
t)と称される。画質の劣化は、使用する符号化率に依
存して、知覚不能なレベルから鑑賞者にとって非常に不
快なレベルにまでなる。これらのブロッキングアーチフ
ァクトは、特にDCT係数のブロックの量子化に起因し
ており、符号化率が低くなるほどすべて粗くなる。
【0004】ピクセルを含むデジタル画像中のブロッキ
ングアーチファクトを検出する方法として、以下の方法
が提案されている(例えば、特許文献1参照)。この方
法は、ピクセルの輝度値をグラディエントフィルタ処理
し、フィルタ処理されたデータ、水平方向のyh及び垂
直方向のyvを供給するステップと;、フィルタ処理さ
れたデータの絶対値yah及びyavを算出するステッ
プと;、前記絶対値の平均値、
【0005】
【外1】 を算出するステップと;、数1に基づいて、ここでは鉛
直方向のブロッキングアーチファクトを検出するステッ
プとを含む。
【0006】
【数1】
【特許文献1】国際出願WO01/20912(インタ
ーナショナル・リファレンス:PHF99579)
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな方法は、すべてのブロッキングアーチファクトを検
出しないという欠点を第1に有し、誤った検出をもたら
す場合があるという第2の欠点を有している。更に、こ
のような方法は、サイズが少なくとも8個のピクセルの
ブロッキングアーチファクトしか検出しない。
【0007】本発明の目的は、より信頼性が高く、より
正確な態様で、ブロッキングアーチファクトを検出する
ことにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的は、本発明によ
るビデオデータ処理方法であって、第1ブロックに属す
る第1のビデオデータセグメントの第1の離散変換を計
算するステップと、前第2ブロックに属する記第1のセ
グメントの隣にある第2のビデオデータセグメントの第
2の離散変換を計算するステップと、前記第1及び第2
のセグメントの連結に相当するビデオデータの連結セグ
メントの離散変換を計算するステップと、前記変換され
た第1及び第2のビデオデータセグメントから予測最大
周波数を算出すると共に、変換されたビデオデータの連
結セグメントの真の最大周波数が前記予測最大周波数よ
り大きい場合に基本ブロッキングアーチファクトを決定
し、更に、少なくとも1つのブロックのセットに対して
基本ブロッキングアーチファクトの数をカウントするこ
とで、ブロッキングアーチファクトのレベルを計算する
ステップとを含むことを特徴とする方法によって達成さ
れる。
【0009】本発明によれば、ブロッキングアーチファ
クトの検出でより微細な粒度を得ることが可能となる。
これは、幾つかの水平方向及び鉛直方向のセグメントを
含むブロックのセグメントに対応する基本ブロッキング
アーチファクトの検出を高い信頼性で可能とすることに
基づく。この際、例えば、nライン及びm個のビデオデ
ータのブロックに対して、該ブロックのすべての水平方
向のセグメントが考慮される場合、0からnの間のブロ
ッキングアーチファクトレベルが得られ、一方、先行技
術では、該ブロック中のブロッキングアーチファクトの
有無に対応する二値のみが付与されるだけである。
【0010】本発明のその他の目的は、上述のブロッキ
ングアーチファクト検出方法を実現する装置であって、
例えばハードウェアやソフトウェアを用いて、集積回路
によりブロッキングアーチファクトを検出する装置を提
供することである。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明を限定することのな
い図面を参照して、本発明の実施例について詳説する。
本発明は、ブロッキングアーチファクト検出方法に関す
る。本発明は、ブロックベースの符号化技術により符号
化されその後復号されるビデオデータを含む如何なるビ
デオ信号に対しても適用可能である。本例では、符号化
技術は、MPEG標準であるが、例えば国際電気通信連
合(ITU)の標準H.216やH.263のような、
他の如何なるブロックベースの符号化技術であってよ
い。以下の説明において、ビデオデータは、好ましく
は、デジタル画像を含むピクセルの輝度値であるが、当
業者にとって、クロミナンス値が本ブロッキングアーチ
ファクト検出法により処理できることは明らかである。
【0012】図1は、本発明によるブロッキングアーチ
ファクト検出法を示している。本方法は、以下のステッ
プを含んでいる。
【0013】第1のステップでは、第1のブロック(2
1)に属するN個のビデオデータ(10)の第1セグメ
ントu(11)の第1の離散変換DCT1(1)を算出
する。ここで、Nは、MPEGデータの場合には8に等
しい整数である。これらの異なる要素が図2に示されて
いる。本例では、離散変換は、離散コサイン変換DCT
であるが、当業者にとって、離散変換が如何なるフーリ
エ変換であってよいことは明らかである。この離散変換
の結果は、変換されたビデオデータの第1セグメントU
(14)であり、以下の通りである。
【0014】
【数2】 ここで、kは、変換されたデータアイテムUの周波数で
あり、
【0015】
【外2】 である。
【0016】本検出方法は、また、第2のブロック(2
2)に属するN個のビデオデータ(10)の第2セグメ
ントの第2の離散変換DCT1(2)を算出する。ここ
で、第2セグメントは、第1セグメントに隣接する。こ
の離散変換の結果は、変換されたビデオデータの第2セ
グメントU(15)であり、以下の通りである。
【0017】
【数3】 本検出方法は、また、第1及び第2セグメントの連結C
ON(3)に対応する2N個のビデオデータ(13)の
連結セグメントの離散変換DCT2を算出するステップ
を含む。この離散変換の結果は、変換されたビデオデー
タの連結セグメントW(16)であり、次の通りであ
る。
【0018】
【数4】 本検出方法は、最後に、変換されたビデオデータセグメ
ントU,V,Wの中身に応じてブロッキングアーチファ
クトレベル(17)を算出するステップ(5)を含む。
この算出ステップは、以下のように、変換されたビデオ
データ(14,15)の第1セグメントU(14)及び
第2セグメント(15)の最大周波数kumax及び最
大周波数kvmaxから予測最大周波数kwpredを
求める第1のサブステップPRED(5a)を含む。
【0019】
【数5】 ここで、Tはゼロより十分大きい閾値であり、max
は、与えられた値のセットの中からkの最大値を付与す
る関数である。
【0020】ブロッキングアーチファクトレベル検出ス
テップは、変換されたビデオデータの連結セグメントW
(16)の真の最大周波数kwmaxが、予測最大周波
数kwpredより十分大きい場合に、基本ブロッキン
グアーチファクトを求める第2のサブステップDET
(5b)を含む。ここで、最大周波数kwmaxは、
【0021】
【外3】 である。ブロッキングアーチファクトレベル検出ステッ
プは、最後に、ブロッキングアーチファクト(17)の
レベルLを求めるため、少なくとも1つのブロックのセ
ットに対して、基本ブロッキングアーチファクトの数を
カウントする第3のサブステップCOU(5c)を含
む。特に効果的な実施例では、少なくとも1つのブロッ
クのセットは、8×8のビデオデータのMPEGブロッ
クからなる。潜在的な基本ブロッキングアーチファクト
は、図3に示すように、MPEGブロックの外周に分散
される。水平方向(31,32)若しくは鉛直方向(3
3,34)のブロッキングアーチファクトの場合があ
る。従って、基本ブロッキングアーチファクトの数、及
びそれ故にブロッキングアーチファクトのレベルは、か
かる場合0と32の間である。ブロックが画像の境界に
位置する場合、例えば画像の左上の場合、本方法は、あ
る基本ブロッキングアーチファクト、即ちブロックの上
に位置する水平方向のブロッキングアーチファクト及び
ブロックの左側に位置する垂直方向のブロッキングアー
チファクトを検出できない、これらの境界での基本ブロ
ッキングアーチファクトの値は、ゼロに設定される。或
いは、ミラー効果を用いることや、対称のブロッキング
アーチファクトと同一の値を当該基本ブロッキングアー
チファクトに付与することも可能である。好ましい実施
例では、少なくとも1つのブロックのセットは、16×
16のビデオデータのMPEGマクロブロック、即ち4
個のMPEGブロックからなる。潜在的な基本ブロッキ
ングアーチファクトは、図4に示すように、MPEGブ
ロックの外周に分散される。水平方向(41乃至46)
若しくは鉛直方向(401乃至406)のブロッキング
アーチファクトの場合がある。従って、基本ブロッキン
グアーチファクトの数、及びそれ故にブロッキングアー
チファクトのレベルは、かかる場合0と96の間であ
り、より良好な計測を可能とする。フル分解能(720
ピクセルの576ライン)のデジタル画像に対して、ブ
ロッキングアーチファクトレベルを表現するマップを構
築することは可能であり、このマップは、45行36列
の行列L(i,j)に対応し、その係数は、0〜96の
間である。当業者にとって、一方では水平方向のブロッ
キングアーチファクトのレベルを他方では鉛直方向のブ
ロッキングアーチファクトのレベルを有し、従って、1
つのマップが、水平方向のブロッキングアーチファクト
のレベルを表わし、他の1つのマップが、水平方向のブ
ロッキングアーチファクトのレベルを表わす2つのマッ
プとなるのような、他の実施例も効果的であることが、
明らかであろう。また、本発明の観点から逸脱すること
なく、ある種のブロッキングアーチファクトのみを考慮
することも可能であり、若しくは、ブロックのあるセグ
メントのみを考慮することも可能である。
【0022】本ブロッキングアーチファクト検出方法
は、例えば集積回路において、ハードウェア若しくはソ
フトウェア又はそれらの組み合わせにより実現可能であ
る。
【0023】ハードウェアでの実現によると、ブロッキ
ングアーチファクト検出装置は、上述のブロッキングア
ーチファクト検出方法のステップをそれぞれ実行する回
路、当業者に特に知られた離散コサイン変換DCTを計
算する回路を含む。本装置は、第1ブロックに属する第
1のビデオデータセグメントの第1の離散変換を計算す
る回路と、前第2ブロックに属する記第1のセグメント
の隣にある第2のビデオデータセグメントの第2の離散
変換を計算する回路と、前記第1及び第2のセグメント
の連結に相当するビデオデータの連結セグメントの離散
変換を計算する回路と、前記変換された第1及び第2の
ビデオデータセグメントから予測最大周波数を算出する
と共に、変換されたビデオデータの連結セグメントの真
の最大周波数が前記予測最大周波数より大きい場合に基
本ブロッキングアーチファクトを決定し、更に、少なく
とも1つのブロックのセットに対して基本ブロッキング
アーチファクトの数をカウントすることで、ブロッキン
グアーチファクトのレベルを計算する回路とを含む。
【0024】ブロッキングアーチファクト検出方法の各
ステップを適切にプログラムされた回路により実現する
ことも可能である。プログラムメモリ内の指令のセット
により、回路によって上述のブロッキングアーチファク
ト検出方法の様々なステップが実行される。指令のセッ
トは、当該指令のセットを含むディスクのような、デー
タ媒体から読み出すことによってプログラムメモリ内に
ロードすることも可能である。この読み出しは、インタ
ーネットのような通信ネットワークにより実行すること
も可能である。かかる場合、サービスプロバイダーは、
指令のセットを関心のある第3者にとって利用可能な状
態とする。
【0025】ブロッキングアーチファクト検出方法は、
とりわけビデオデータの後処理特に圧縮若しくは符号化
において多くの適用が可能である。
【0026】次に、図5を参照して、本発明によるビデ
オデータ後処理方法の一例を説明する。本方法は、符号
化されその後事前に復号されたビデオデータの流れから
少なくとも1つのブロッキングアーチファクトレベルマ
ップを作成することができる上述のブロッキングアーチ
ファクトを検出する方法を含む。本方法は、また、少な
くとも1つのブロックのセットに、そのブロッキングア
ーチファクトレベル(17)に応じて、フィルタのセッ
ト(53,54,55)の中から1つのフィルタを適用
することができ、フィルタ処理されたビデオデータの流
れを生む、フィルタステップ(52)を含む。本発明
は、また、上記後処理方法を実現する後処理装置に関す
る。
【0027】少なくとも1つのブロックのセットが、1
6×16のビデオデータのMPEGマクロブロック、即
ち4個のMPEGブロックからなる好ましい実施例で
は、3種類のフィルタが定義される。ブロッキングアー
チファクトレベルが第1の所定の閾値T1(96レベル
が考えられる場合において32)より小さい場合、例え
ばF1:1/64[1 4 54 4 1]フィルタを用い
て、ソフトフィルタが適用される。また、ブロッキング
アーチファクトレベルが第1の所定の閾値と第2の所定
の閾値(例えば64)との間にある場合、例えばF2:
1/32[1 422 4 1]フィルタを用いて、より
強力なフィルタが適用される。最後に、ブロッキングア
ーチファクトレベルが第2の所定の閾値より大きい場
合、例えばF3:1/32[1 4 6 4 1]フィルタ
を用いて、強いフィルタが適用される。好ましくは、ブ
ロックの境界に沿ったビデオデータのみがフィルタ処理
される。ブロックの境界の両側の2つのビデオデータが
異なるフィルタに対応している場合、好ましくは、より
ソフトなフィルタが選択される。当然に、ブロッキング
アーチファクトレベルの範囲のその他の分割や、フィル
タのその他の選択も可能である。
【0028】次に図6を参照して、本発明によるビデオ
データの符号化方法を説明する。本方法は、画像若しく
はフレームに対応するビデオデータ(601)を予め符
号化するステップPASS1(64)を含み、当該ステ
ップは、当業者に知られた原理に基づく一定の量子化ス
テップqにより実行される。この事前符号化ステップか
ら、中間の符号化ビデオデータ流れ(602)、及び、
画像のマクロブロックを予め符号化するために用いられ
るビット数のような事前符号化パラメータ(603)が
生まれる。これらの事前符号化パラメータは、ビデオデ
ータ(601)を符号化するステップPASS2(6
2)の最中に使用され、当業者に知られた原理に基づい
て最終の符号化ビデオデータ流れ(602)を搬送す
る。
【0029】本発明によれば、符号化ビデオデータ流れ
は、復号され(32)、上述のブロッキングアーチファ
クト検出方法(10)が、かくして復号された画像若し
くはフレームに適用され、少なくとも1つのブロッキン
グアーチファクトレベルマップ(16)が生成される。
次いで、少なくとも1つのブロックのセットに対応する
一若しくはそれ以上の事前符号化パラメータが、そのブ
ロッキングアーチファクトレベルに応じて修正される
(64)。
【0030】好ましい実施例において、事前符号化ステ
ップから得られる複雑度X(i,j)は、量子化ステッ
プと符号化に使用されたビット数の積に等しく、画像中
のマクロブロック位置(i,j)に対応しており、次の
ように修正され、修正複雑度が得られる。
【0031】
【数6】 ここで、Cは、ブロッキングアーチファクトレベルL
(i,j)に依存する係数である。
【0032】図7は、ブロッキングアーチファクトレベ
ルLに対する係数Cの3つの変化例を示している。即
ち、1つは、2つの限界値CmaxとCmin(例え
ば、2と1)との間での線形変化(71)で、2つは、
2つの限界値CmaxとCminとの間での非線形変化
(72,73)である。
【0033】本発明は、また、上記符号化方法を実現す
る符号化装置に関する。
【0034】カッコ内の参照番号は、限定的に解釈され
るべきでない。動詞“含む”は、他の構成要素やステッ
プの存在がありうることを意図したものであり、また、
単数表現は、複数の要素やステップの存在を排除すると
解釈されるべきでない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるブロッキングアーチファクト検出
方法の概略図である。
【図2】2つのブロックを分離する境界の両側に位置す
る2つの隣接するセグメントを示す図である。
【図3】1つのブロックのセットに対する潜在的なブロ
ッキングアーチファクトを示す図である。
【図4】4つのブロックのセットに対する潜在的なブロ
ッキングアーチファクトを示す図である。
【図5】本発明によるビデオデータ後処理方法の概略図
である。
【図6】本発明によるビデオデータ符号化方法の概略図
である。
【図7】ビデオデータ符号化方法による事前符号化パラ
メータの3つの修正例を示す図である。
【符号の説明】
5 ブロッキングアーチファクトレベル検出部 10 ビデオデータ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ヴァンサン リュオル フランス国,75020 パリ,クール・ド・ ヴァンセンヌ 9 (72)発明者 アルノー ジェスノ フランス国,78180 モンティニー・ル・ ブルトヌー,リュ・ド・シャンベリー 1 Fターム(参考) 5C059 KK03 MA00 MA23 PP16 TA69 TB08 TC04 TD01 UA02 UA05 5J064 AA01 BA16 BB13 BC08 BC09 BC29 BD03

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ブロックベースの符号化技術により符号
    化されその後復号されたビデオデータからブロッキング
    アーチファクトを検出する方法であって、 第1ブロックに属する第1のビデオデータセグメントの
    第1の離散変換を計算するステップと、 前第2ブロックに属する記第1のセグメントの隣にある
    第2のビデオデータセグメントの第2の離散変換を計算
    するステップと、 前記第1及び第2のセグメントの連結に相当するビデオ
    データの連結セグメントの離散変換を計算するステップ
    と、 前記変換された第1及び第2のビデオデータセグメント
    から予測最大周波数を算出すると共に、変換されたビデ
    オデータの連結セグメントの真の最大周波数が前記予測
    最大周波数より大きい場合に基本ブロッキングアーチフ
    ァクトを決定し、更に、少なくとも1つのブロックのセ
    ットに対して基本ブロッキングアーチファクトの数をカ
    ウントすることで、ブロッキングアーチファクトのレベ
    ルを計算するステップとを含む、方法。
  2. 【請求項2】 事前に符号化するステップと、復号する
    ステップと、符号化されその後復号されたビデオデータ
    からブロッキングアーチファクトを検出する、請求項1
    記載のブロッキングアーチファクト検出方法を含み、 少なくとも1つのブロックのセットに対応する少なくと
    も1つの事前符号化パラメータを、当該セットの前記ブ
    ロッキングアーチファクトレベルに応じて修正するステ
    ップを更に含む、ビデオデータ符号化方法。
  3. 【請求項3】 請求項1記載のブロッキングアーチファ
    クト検出方法を含み、 少なくとも1つのブロックのセットに、前記ブロッキン
    グアーチファクトレベルに応じて、選択的に複数フィル
    タのうちの1つのフィルタを適用するフィルタ処理ステ
    ップを更に含む、ビデオデータ後処理方法。
  4. 【請求項4】 ブロックベースの符号化技術により符号
    化されその後復号されたビデオデータからブロッキング
    アーチファクトを検出する装置であって、 第1ブロックに属する第1のビデオデータセグメントの
    第1の離散変換を計算する手段と、 前第2ブロックに属する記第1のセグメントの隣にある
    第2のビデオデータセグメントの第2の離散変換を計算
    する手段と、 前記第1及び第2のセグメントの連結に相当するビデオ
    データの連結セグメントの離散変換を計算する手段と、 前記変換された第1及び第2のビデオデータセグメント
    から予測最大周波数を算出すると共に、変換されたビデ
    オデータの連結セグメントの真の最大周波数が前記予測
    最大周波数より大きい場合に基本ブロッキングアーチフ
    ァクトを決定し、更に、少なくとも1つのブロックのセ
    ットに対して基本ブロッキングアーチファクトの数をカ
    ウントすることで、ブロッキングアーチファクトのレベ
    ルを計算する手段とを含む、装置。
  5. 【請求項5】 事前に符号化するユニットと、復号する
    ユニットと、符号化されその後復号されたビデオデータ
    からブロッキングアーチファクトを検出する、請求項4
    記載のブロッキングアーチファクト検出装置を含み、 少なくとも1つのブロックのセットに対応する少なくと
    も1つの事前符号化パラメータを、当該セットの前記ブ
    ロッキングアーチファクトレベルに応じて修正するユニ
    ットを更に含む、ビデオデータ符号化装置。
  6. 【請求項6】 請求項4記載のブロッキングアーチファ
    クト検出装置を含み、 少なくとも1つのブロックのセットに、前記ブロッキン
    グアーチファクトレベルに応じて、選択的に複数フィル
    タのうちの1つのフィルタを適用するフィルタ処理ユニ
    ットを更に含む、ビデオデータ後処理装置。
  7. 【請求項7】 データ処理回路にロードされた際に、請
    求項1記載のブロッキングアーチファクト検出方法を該
    データ処理回路に実行させる指令を含む、コンピュータ
    ープログラム。
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JPWO2006001384A1 (ja) * 2004-06-25 2008-04-17 松下電器産業株式会社 画像符号化方法および画像復号化方法
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