JP2003143292A - 電話サービス提供システム及びそれに用いる電話サービス提供方法 - Google Patents
電話サービス提供システム及びそれに用いる電話サービス提供方法Info
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Abstract
とどめ、盗聴を困難にすることが可能な電話サービス提
供システムを提供する。 【解決手段】 ユーザ端末1−1〜1−8はアクセス統
合装置2−1,2−2を通して、音声交換サービス装置
3に対して予めアクセス網100において仮想専用線を
張っておく。ユーザ端末1−1〜1−8が仮想専用線を
通して音声交換サービス装置3へ他のユーザ端末への発
呼要求を送信すると、音声交換サービス装置3は仮想専
用線を通して他のユーザ端末へ発呼要求を送信し、他の
ユーザ端末を鳴動させる。他のユーザ端末がオフフック
されると、音声交換サービス装置3は他のユーザ端末へ
接続先を知らせ、他のユーザ端末がユーザ端末1−1〜
1−8に仮想専用線を張る。
Description
ステム及びそれに用いる電話サービス提供方法に関し、
特にアクセス網を利用した電話サービス提供方式に関す
る。
セスの普及に伴って、音声通信をデータ通信用の通信線
に統合したいという需要が次第に高まってきている。
Transfer Mode:非同期転送モード)
網、Frame Relay網、IP(Interne
t Protocol)網等のデータ通信用のアクセス
網においては、インタネット等への広域公衆網への足が
かりとしての利用を前提として作られており、そのアク
セス網に接続されているユーザ同士の通信等の網内に閉
じた通信サービスを提供することができない。
ータ統合通信を行おうとした場合、従来の回線交換網に
収容するタイプと広域公衆網によるパケット網を利用す
るタイプとの二種類しか、現在までのところ存在してい
ない。
ービス提供方式では、回線交換網に収容するタイプの場
合、通常の電話網を利用するのと変わらず、コストメリ
ットをいかすことができないという問題がある。
するタイプの場合には、図8に示すように、ユーザ端末
1−1〜1−8がアクセス統合装置5−1,5−2及び
アクセス網(ATM,Frame Relay,IP網
等)300を介して通話(図8の303)を行う際に、
発着呼及び音声両用の仮想専用線301,302によっ
てISP(Internet Service Pro
vider)4−1〜4−3や広域公衆網200を経由
しなければならない。
らないので、音質が劣化したり、ネットワークを混雑さ
せてしまったり、または盗聴が行われる可能性があると
いう問題がある。
消し、音質の劣化やネットワークの混雑を最低限にとど
め、盗聴を困難にすることができる電話サービス提供シ
ステム及びそれに用いる電話サービス提供方法を提供す
ることにある。
ス提供システムは、データ通信用ブロードバンドのアク
セス網を介してユーザ端末に電話サービスを提供する電
話サービス提供システムであって、前記アクセス網に接
続されかつ前記ユーザ端末の少なくとも発着呼の交換機
として機能する音声交換サービス装置を備え、前記アク
セス網に接続された前記ユーザ端末同士を前記音声交換
サービス装置によって前記アクセス網内を経由して直接
接続するようにしている。
ータ通信用ブロードバンドのアクセス網を介してユーザ
端末に電話サービスを提供する電話サービス提供方法で
あって、前記ユーザ端末の少なくとも発着呼の交換機と
して機能する音声交換サービス装置を前記アクセス網に
接続し、前記アクセス網に接続された前記ユーザ端末同
士を前記音声交換サービス装置によって前記アクセス網
内を経由して直接接続するようにしている。
テムは、ディジタル加入者線(xDSL:x Digi
tal Subscriber Line)やケーブル
テレビ(CATV:cable televisio
n)等のデータ通信用ブロードバンドアクセス網を利用
した電話サービス提供方式を用いている。
利用した電話サービスとしてはインタネットサービスプ
ロバイダ(ISP:Internet Service
Provider)を経由してインタネット(Int
ernet)等の広域公衆網を利用して実現している
が、アクセス網だけで実現することが可能となる。この
ため、広域公衆網を経由する場合よりも、音質を高め、
盗聴を防ぐことが可能となる。
ービス提供システムは、音声交換サービス装置をアクセ
ス網に接続することによって、電話サービスを実現して
いる。音声交換サービス装置はユーザ宅電話の発着呼等
の交換機としての機能を提供する装置であり、この音声
交換サービス装置によってアクセス網に接続されたユー
ザ同士がアクセス網内だけを経由して直接接続すること
が可能となる。
発着呼までの手続きまでしか行わず、音声通話を交換機
を経由せずに行う点にある。つまり、本発明では、通話
が確立されるまで音声交換サービス装置によって処理
し、通話が確立されると、アクセス網を経由して直接ユ
ーザ同士が接続されるため、複数の設備を通過すること
がなくなるので、音質を高めることが可能となり、ネッ
トワークの混雑を最低限にとどめ、また盗聴を困難にす
ることが可能となる。
面を参照して説明する。図1は本発明の一実施例による
電話サービス提供システムの構成を示すブロック図であ
る。図1において、本発明の一実施例による電話サービ
ス提供システムはユーザ端末1−1〜1−8が接続され
るアクセス統合装置2−1,2−2と、音声交換サービ
ス装置3とをデータ通信用ブロードバンドのアクセス網
[ATM(Asynchronous Transfe
r Mode:非同期転送モード),Frame Re
lay,IP(Internet Protocol)
網等]100によって相互に接続して構成されている。
アクセス網100はISP(InternetServ
ice Provider)4−1〜4−3を経由して
広域公衆網(インタネット)200に接続されている。
宅のユーザ端末1−1〜1−8からの回線を集線してユ
ーザからの通信要求を受付け、それらを目的とする行先
へ転送する装置である。その場合、ユーザは一旦、アク
セス統合装置2−1,2−2に接続要求する。アクセス
統合装置2−1,2−2はその接続要求の内容を見て、
ユーザが目的とする行き先へ接続し、その二つを結びつ
けることによって最終的にユーザ宅と目的とする行き先
(ユーザ宅)とが一本の回線で結ぶようにしている。
への接続サービスを提供する装置である。また、ISP
4−1〜4−3はアクセス網100を通してアクセス統
合装置2−1,2−2に接続されている。アクセス網1
00はATM網やFrameRelay網、IP網等の
仮想専用線を提供する網によって実現される。
ISP4−1〜4−3への接続要求があると、ユーザ端
末1−1〜1−8からの回線はアクセス統合装置2−
1,2−2に収容され、アクセス統合装置2−1,2−
2はアクセス網100を利用して目的のISP4−1〜
4−3への仮想専用線を張り、ユーザ端末1−1〜1−
8からの回線と接続する。これによって、ユーザは好き
な時に、好きなISP4−1〜4−3へ仮想的な専用線
で接続することができる。
−1〜1−8の音声接続要求を適切なユーザ端末1−1
〜1−8に割り振る機能を持つものである。これによっ
て、従来、回線交換網や専用線にて提供していた音声通
話サービスをアクセス網100でも提供することができ
る。
サービス提供システムの動作を説明するための図であ
り、図7は本発明の一実施例による電話サービス提供シ
ステムの動作を示すシーケンスチャートである。これら
図2〜図7を参照して、本発明の一実施例による電話サ
ービス提供システムの動作について説明する。尚、以下
の説明ではユーザ端末(A)1−5がユーザ端末(B)
1−4に電話する場合について述べる。
(B)1−4の両方のユーザはアクセス統合装置2−
2,2−1を通して、音声交換サービス装置3に対して
予めアクセス網100において仮想専用線101,10
2を張っておく(図2、図7のa1,a2参照)。
(B)1−4の番号をダイヤルすると、仮想専用線10
2を通して音声交換サービス装置3にユーザ端末(B)
1−4への発呼要求103が送信される(図3、図7の
a3参照)。
を受信すると、仮想専用線101を通して発呼要求10
4を送信し、ユーザ端末(B)1−4を鳴動させる(図
4、図7のa4参照)。
フックされると、音声交換サービス装置3はユーザ端末
(B)1−4にユーザ端末(A)1−5への接続先を知
らせ、ユーザ端末(B)1−4はユーザ端末(A)1−
5に仮想専用線105を張る(図5、図7のa5参
照)。
線105が張られたことが認識されると、ユーザ端末
(A)1−5とユーザ端末(B)1−4との間の通話
(106)が開始される(図6、図7のa6,a7参
照)。
(B)1−4のどちらかがオンフックすると、ユーザ端
末(A)1−5とユーザ端末(B)1−4との間を結ぶ
仮想専用線105を切断する(図7のa8参照)。
5の開設や切断はアクセス統合装置3によって行われ
る。
00を利用するために音声とデータとを論理的に同じ回
線にて提供することができるため、回線の帯域が許す限
り、音声回線の増減を容易に行うことができ、低価格の
サービスを提供することができる。
衆網200を経由することなく実現しているため、広域
公衆網200のネットワークの混雑を減少させることが
できる。ユーザ端末1−1〜1−8が同じアクセス統合
装置2−1,2−2に属している場合には、アクセス統
合装置2−1,2−2内でデータを折り返すことができ
るため、さらにアクセス網100の混雑をも減少させる
ことができる。
ために、盗聴を困難にすることができる。本実施例は音
声以外のディジタルデータの送受信にも使用することが
できるため、アクセス網100を利用した仮想専用線と
して利用することも可能である。
端末1−1〜1−8の位置情報を利用してファイルのや
り取りを行う、アクセス網100のみを利用した分散フ
ァイル共有サービスとしても適用することができる。
信用ブロードバンドのアクセス網を介してユーザ端末に
電話サービスを提供する電話サービス提供システムにお
いて、ユーザ端末の少なくとも発着呼の交換機として機
能する音声交換サービス装置をアクセス網に接続し、音
声交換サービス装置によってユーザ端末同士をアクセス
網内を経由して直接接続することによって、音質の劣化
やネットワークの混雑を最低限にとどめ、盗聴を困難に
することができるという効果が得られる。
テムの構成を示すブロック図である。
テムの動作を説明するための図である。
テムの動作を説明するための図である。
テムの動作を説明するための図である。
テムの動作を説明するための図である。
テムの動作を説明するための図である。
テムの動作を示すシーケンスチャートである。
を示すブロック図である。
Claims (10)
- 【請求項1】 データ通信用ブロードバンドのアクセス
網を介してユーザ端末に電話サービスを提供する電話サ
ービス提供システムであって、前記アクセス網に接続さ
れかつ前記ユーザ端末の少なくとも発着呼の交換機とし
て機能する音声交換サービス装置を有し、前記アクセス
網に接続された前記ユーザ端末同士を前記音声交換サー
ビス装置によって前記アクセス網内を経由して直接接続
するようにしたことを特徴とする電話サービス提供シス
テム。 - 【請求項2】 前記音声交換サービス装置は、前記ユー
ザ端末間の発着呼までの手続きまでを行い、前記ユーザ
端末同士の音声通話を前記アクセス網内経由で直接行う
ようにしたことを特徴とする請求項1記載の電話サービ
ス提供システム。 - 【請求項3】 前記ユーザ端末同士の通話が確立される
までの処理を前記音声交換サービス装置によって行い、
当該通話が確立されると、前記アクセス網を経由して前
記ユーザ端末同士が直接接続するようにしたことを特徴
とする請求項2記載の電話サービス提供システム。 - 【請求項4】 前記アクセス網は、ディジタル加入者線
及びケーブルテレビ網のうちの少なくとも一方を含むデ
ータ通信用ブロードバンドのアクセス網であることを特
徴とする請求項1から請求項3のいずれか記載の電話サ
ービス提供システム。 - 【請求項5】 前記ユーザ端末を前記アクセス網に接続
するアクセス統合装置を含み、通話を行うユーザ端末が
同一のアクセス統合装置に収容されている時に当該通話
を前記同一のアクセス統合装置内にて行うようにしたこ
とを特徴とする請求項1から請求項4のいずれか記載の
電話サービス提供システム。 - 【請求項6】 データ通信用ブロードバンドのアクセス
網を介してユーザ端末に電話サービスを提供する電話サ
ービス提供方法であって、前記ユーザ端末の少なくとも
発着呼の交換機として機能する音声交換サービス装置を
前記アクセス網に接続し、前記アクセス網に接続された
前記ユーザ端末同士を前記音声交換サービス装置によっ
て前記アクセス網内を経由して直接接続するようにした
ことを特徴とする電話サービス提供方法。 - 【請求項7】 前記音声交換サービス装置は、前記ユー
ザ端末間の発着呼までの手続きまでを行い、前記ユーザ
端末同士の音声通話を前記アクセス網内経由で直接行う
ようにしたことを特徴とする請求項6記載の電話サービ
ス提供方法。 - 【請求項8】 前記ユーザ端末同士の通話が確立される
までの処理を前記音声交換サービス装置によって行い、
当該通話が確立されると、前記アクセス網を経由して前
記ユーザ端末同士が直接接続するようにしたことを特徴
とする請求項7記載の電話サービス提供方法。 - 【請求項9】 前記アクセス網は、ディジタル加入者線
及びケーブルテレビ網のうちの少なくとも一方を含むデ
ータ通信用ブロードバンドのアクセス網であることを特
徴とする請求項6から請求項8のいずれか記載の電話サ
ービス提供方法。 - 【請求項10】 前記ユーザ端末を前記アクセス網に接
続するアクセス統合装置の一つに通話を行うユーザ端末
がそれぞれ収容されている時に当該通話を前記アクセス
統合装置内にて行うようにしたことを特徴とする請求項
6から請求項9のいずれか記載の電話サービス提供方
法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001341327A JP2003143292A (ja) | 2001-11-07 | 2001-11-07 | 電話サービス提供システム及びそれに用いる電話サービス提供方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001341327A JP2003143292A (ja) | 2001-11-07 | 2001-11-07 | 電話サービス提供システム及びそれに用いる電話サービス提供方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003143292A true JP2003143292A (ja) | 2003-05-16 |
Family
ID=19155363
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001341327A Pending JP2003143292A (ja) | 2001-11-07 | 2001-11-07 | 電話サービス提供システム及びそれに用いる電話サービス提供方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2003143292A (ja) |
-
2001
- 2001-11-07 JP JP2001341327A patent/JP2003143292A/ja active Pending
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A977 | Report on retrieval |
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A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20060117 |
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A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20060206 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20060815 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20060919 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20061024 |