JP2003141529A - 画像再構成法及び画像再構成装置 - Google Patents

画像再構成法及び画像再構成装置

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JP2003141529A
JP2003141529A JP2001337227A JP2001337227A JP2003141529A JP 2003141529 A JP2003141529 A JP 2003141529A JP 2001337227 A JP2001337227 A JP 2001337227A JP 2001337227 A JP2001337227 A JP 2001337227A JP 2003141529 A JP2003141529 A JP 2003141529A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】マイクロレンズアレイによって受光素子上に結
像される複数の低解像度な物体縮小像から単一の物体像
を回復する画像再構成法において,物体と上記マイクロ
レンズアレイとの距離や,上記マイクロレンズアレイ及
び上記受光素子におけるアライメント誤差に関係なく,
高解像な物体像を形成可能な画像再構成法を提供するこ
と。 【解決手段】物体縮小像間の相対位置を該物体縮小像間
のシフト量に関する相関演算によって算定する第1の工
程と,上記物体縮小像の画素を上記第1の工程により得
られたシフト量に基づいて上記相対位置のずれの修正さ
れた単一の物体像として同一領域上に再配置する第2の
工程と,上記再配置された上記物体像の欠失した画素を
補間処理により得る第3の工程と,上記補間処理された
上記物体像を鮮鋭化処理する第4の工程とを具備してな
る画像再構成法として構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は,複数のマイクロレ
ンズを利用した複眼画像入力装置を用いて取得した複数
の低解像な物体縮小像から,高解像な単一の物体像を再
構成する手法に関する。
【0002】
【従来の技術】様々な画像情報を,効率的且つ高品質に
取得する画像入力装置としては,デジタルカメラ,ビデ
オカメラ等,被写体である物体に対向する単一の光学系
によって物体像を取得する構成の画像入力装置が広く用
いられている。しかし,近年,画像入力装置の更なる小
型,薄型化を図るために,昆虫等に見られる複眼構造を
模倣した複眼画像入力装置が開発されている。該複眼画
像入力装置は,複数のマイクロレンズを配列したマイク
ロレンズアレイと平面状に形成された受光素子とを具備
して概略構成されており,上記マイクロレンズアレイに
よって上記受光素子上に結像される複数の低解像な物体
縮小像を信号処理することにより単一の物体像を再構成
する構造である。従って,単一の光学系を用いた画像入
力装置に較べて小型,薄型の構成であるにも拘わらず,
明るい光学系を実現するものであるが,一つづつの物体
縮小像は解像度が低い欠点を有しており,これら複数の
物体縮小像を用いて解像度の高い画像を再構成すること
が行われている。上記のような複数の低解像な物体縮小
像から単一の物体像を再構成する複眼画像入力装置の画
像再構成法としては,例えば熊谷の修士論文“複眼光学
系を用いた画像入力システムに関する研究”(大阪大
学,2000),谷田,熊谷等の論文“Thin ob
servation module by bound
optics (TOMBO):concept a
nd experimental verificat
ion” Appl.Opt.40,1806−181
3(2001)において相加平均法と擬似逆行列法が開
示されている。前者の相加平均法は,上記物体縮小像の
重心位置を基準として重ね合わせることにより,単一の
物体像を再構成する手法である。後者の擬似逆行列法
は,先ず,被写体である物体と物体縮小像とをベクトル
で表現し,光学系の点像分布関数を行列で記述する。続
いて,該点像分布関数の逆行列を数学的に演算すること
により,単一の物体像を再構成する手法である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら,上記複
眼画像入力装置は,同一物体を異なる視点から複数の微
小光学系で撮像するものであり,上記複数の物体縮小像
には視差が含まれるが,上述の相加平均法は,受光素子
上に形成された複数の低解像な物体縮小像を単に重ねる
手法であるため,上記物体縮小像間の視差が物体情報の
位置ゆらぎとなり,再構成される物体像の解像度は向上
せず,高い解像度を得ることはできない。一方,上述の
擬似逆行列法では,理論上,上記点像分布関数を正確に
記述することによって再構成される物体像の解像度を高
くすることが可能となる。しかし,実際には物体と上記
マイクロレンズアレイとの距離,或いは上記マイクロレ
ンズアレイと上記受光素子との距離を正確に取得するこ
と,及び上記マイクロレンズアレイ及び上記受光素子の
アライメント誤差による影響を正確に取得することは困
難である。このため,上記点像分布関数を,正確に記述
することは出来ない。更には,逆行列を求める演算にお
いても,該点像分布関数の逆行列は厳密に求めることが
できないため,近似的な逆行例である擬似逆行列を用い
ざるを得ない。このため,該擬似逆行列法を用いて再構
成し,取得される物体像の解像度の低下を回避できな
い。そこで,本発明は上記課題に鑑みて成されたもので
あり,その目的とするところは,上記マイクロレンズア
レイによって上記受光素子上に結像する複数の低解像度
な物体縮小像から単一の物体像を回復する画像再構成法
において,物体と上記マイクロレンズアレイとの距離が
不定である場合や,上記マイクロレンズアレイ及び上記
受光素子のアライメント誤差がある場合にも,高解像な
単一の物体像を形成する再構成手法を提供することにあ
る。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に請求項1に記載の発明は,複数のマイクロレンズが配
列されたマイクロレンズアレイにより,受光素子上に結
像される複数の物体縮小像から単一の物体像を再構成す
る画像再構成法において,上記物体縮小像間の相対位置
を,上記物体縮小像間のシフト量に関する相関演算によ
って算定する第1の工程と,上記物体縮小像の画素を,
上記第1の工程により得られたシフト量に基づいて上記
相対位置のずれの修正された単一の物体像として同一領
域上に再配置する第2の工程とを具備してなることを特
徴とする画像再構成法として構成されている。このよう
に構成することによって,物体とマイクロレンズアレイ
との距離や,マイクロレンズアレイ及び受光素子におけ
るアライメント誤差とは関係なく,上記受光素子上に結
像された上記物体縮小像から算定可能な相対位置情報に
基づいて,該相対位置のずれの修正された単一の物体像
として物体像を再構成可能であるため,高い解像度を得
ることができる。
【0005】また,複数のマイクロレンズが配列された
マイクロレンズアレイにより,受光素子上に結像される
複数の物体縮小像から単一の物体像を再構成する画像再
構成法において,上記物体縮小像間の相対位置を,上記
物体縮小像間のシフト量に関する相関演算によって算定
する第1の工程と,上記物体縮小像の画素を,上記第1
の工程により得られたシフト量に基づいて上記相対位置
のずれの修正された単一の物体像として同一領域上に再
配置する第2の工程と,上記第2の工程により再配置さ
れた上記単一の物体像の欠失した画素を,補間処理によ
り得る第3の工程とを具備してなることを特徴とする画
像再構成法として構成されても良い。請求項1に記載の
画像再構成法では,視差による物体縮小像間のずれが解
消される一方,情報が得られない画素の発生を招くこと
もあるが,補間処理によって美しい再構成画像を得るこ
とができる。
【0006】更に,上記補間処理で得られた単一の物体
像を鮮鋭化処理する第4の工程を具備しているものも考
えられる。このように構成することによって,請求項2
に記載の画像再構成法で得られた再構成画像に対してエ
ッジ強調等の鮮鋭化処理を施すことが可能となり,更に
解像度の高い再構成画像を得ることができる。
【0007】ここで,上記シフト量を上記相関演算に用
いられる相関関数における相関ピークとして算定するこ
とによって,物体とマイクロレンズアレイとの距離や,
マイクロレンズアレイ及び受光素子におけるアライメン
ト誤差とは関係なく,上記物体縮小像の画像情報から,
該物体縮小像間の相対位置情報を算定することが可能と
なる。
【0008】また,上記シフト量を上記相関関数を所定
の範囲で積分して得られる領域を2等分するシフト量に
基づいて決定する形態も考えられる。このような形態に
よれば,上記相関関数として離散的な相関関数を線形補
間した相関関数を適用した場合等,相関ピークを示すシ
フト量を相関関数から直接的に読み取ることが困難であ
る場合にも,相関ピークを示すシフト量を算定すること
が可能となる。
【0009】ここで,複眼画像入力装置を用いて取得す
る物体縮小像は,物体の画像情報を受光素子によって取
得した離散的な点の集合である。また,算定すべきシフ
ト量は離散点の間隔より小さい。このため,物体縮小像
間の相関演算には,離散的な相関関数が適用され,且つ
該相関関数における相関ピークを示すシフト量の算定に
は,上記離散的な相関関数を線形補間したものが用いら
れることになる。
【0010】請求項1に記載の発明を画像再構成装置と
して捉えると,複数のマイクロレンズが配列されたマイ
クロレンズアレイにより,受光素子上に結像される複数
の物体縮小像から単一の物体像を再構成する画像再構成
装置において,上記物体縮小像間の相対位置を,上記物
体縮小像間のシフト量に関する相関演算によって算定す
る第1の手段と,上記物体縮小像の画素を,上記第1の
手段により得られたシフト量に基づいて上記相対位置の
ずれの修正された単一の物体像として同一領域上に再配
置する第2の手段とを具備してなることを特徴とする画
像再構成装置となる。このように構成することによっ
て,物体とマイクロレンズアレイとの距離や,マイクロ
レンズアレイ及び受光素子におけるアライメント誤差と
は関係なく,上記受光素子上に結像された上記物体縮小
像から算定可能な相対位置情報に基づいて,該相対位置
のずれの修正された単一の物体像として物体像を再構成
可能であるため,高い解像度を得ることができる。例え
ば,各手段の一実施例としては,上述した請求項1にお
ける各工程を実行可能であって,コンピュータ等に格納
されたプログラムであることが望ましい。
【0011】また,請求項2に記載の発明についても同
様に,複数のマイクロレンズが配列されたマイクロレン
ズアレイにより,受光素子上に結像される複数の物体縮
小像から単一の物体像を再構成する画像再構成装置にお
いて,上記物体縮小像間の相対位置を,上記物体縮小像
間のシフト量に関する相関演算によって算定する第1の
手段と,上記物体縮小像の画素を,上記第1の手段によ
り得られたシフト量に基づいて上記相対位置のずれの修
正された単一の物体像として同一領域上に再配置する第
2の手段と,上記第2の手段により再配置された上記単
一の物体像の欠失した画素を,補間処理により得る第3
の手段とを具備してなることを特徴とする画像再構成装
置と考えられる。これにより,欠失した画素を含む再構
成画像を補間処理することが可能となり,美しい再構成
画像を得ることができる。
【0012】更にまた,請求項3に記載の発明について
も,上記補間処理で得られた単一の物体像を鮮鋭化処理
する第4の手段を更に具備してなる形態として考えられ
よう。このような形態によれば,ぼけのある再構成画像
をエッジ強調等の鮮鋭化処理することが可能となり,更
に解像度の高い再構成画像を得ることができる。
【0013】
【発明の実施の形態】以下添付図面を参照しながら,本
発明の実施の形態及び実施例について説明し,本発明の
理解に供する。尚,以下の実施の形態及び実施例は,本
発明を具体化した一例であって,本発明の技術的範囲を
限定する性格のものではない。ここに,図1は本実施の
形態に係る画像再構成法の流れを示す図,図2はマイク
ロレンズアレイによって受光素子上に結像され,画像情
報に変換された物体縮小像を示す図((a)は全体図,
(b)は拡大図),図3は物体縮小像間の相関関数を示
す図,図4は画像の再配置についての概略説明図,図5
は相対位置に従って上記物体縮小像の画素を単一の物体
像として再配置した画像を示す図,図6は再配置された
単一の物体像の欠失した画素を補間処理した画像を示す
図,図7は補間処理された単一の物体像を鮮鋭化処理し
た画像を示す図である。
【0014】ここで,図1を用いて,本発明に係る画像
再構成法の手順の概要を説明する。以下S1,S2,,
は処理手順(ステップ)の番号を示す。先ず,図1の処
理が開始される前に,複数のマイクロレンズが配列され
たマイクロレンズアレイによって複数の物体縮小像が,
受光素子上に結像されているものとする。図2(a)
は,被写体である「A」の複数の物体縮小像が上記受光
素子上に結像し,画像情報に変換された様子を示してい
る。また,該物体縮小像は,該物体縮小像を拡大した図
2(b)が示すように,解像度の低い粗い画像情報であ
る。上記複数の物体縮小像が結像されると,先ずステッ
プS1では,上記物体縮小像間のシフト量に関する相関
演算を実施し,上記物体縮小像間の相対位置を算出す
る。続いて,ステップS2では,上記物体縮小像の画素
を,上記相対位置のずれの修正された単一の物体像を同
一領域上に再配置する。この上記相対位置のずれ量は各
光学系(マイクロレンズ)間の視差によって生じるもの
である。このように,本発明に係る画像再構成法は,上
記受光素子上に結像された上記物体縮小像のシフト量に
関する相関演算を利用して,該物体縮小像間の相対位置
を算出することにより,視差によるずれが解消された単
一な物体像を再構成することが可能である。これによ
り,被写体である物体とマイクロレンズアレイとの距離
や,マイクロレンズアレイ及び受光素子におけるアライ
メント誤差とは関係なく鮮明な単一画像を取得すること
が出来る。続いて,ステップS3では,上記再配置され
た上記単一の物体像の欠失した画素の補間処理を行う。
これにより,欠失画素のない美しい画像を得ることが出
来る。最後に,ステップS4では,上記補間処理で得ら
れた上記単一の物体像を,鮮鋭化処理することにより,
さらに高い解像度の物体像を取得することができる。
【0015】以下に,上述した各処理手順の詳細につい
て,ステップS1から説明する。 (S1)ステップS1では,上記物体縮小像間の相対位
置を算出している。ここで,本発明に係る画像再構成法
は,上記物体縮小像間の相対位置を算出するために相関
演算を用いている。即ち,上記物体縮小像間のシフト量
に関する相関演算によって算出される相関ピークを示す
シフト量に基づいて,上記物体縮小像間の相対位置を算
定している。以下に,上記物体縮小像間の相対的なシフ
ト量に関する相関演算の詳細について説明する。先ず,
簡単のため,上記物体縮小像の相対的なシフト量を平行
移動のみであると仮定して考える。一般に,2つの2変
数関数f(x,y),g(x,y)の正規化相互相関関
数Rc(x,y)は下記式1で定義される。
【0016】
【数1】
【0017】ここで,上記物体縮小像は同一形状である
ため,上記2変数関数f(x,y),g(x,y)を同
一と考えると,上記相関信号波形Rc(x,y)は,図
3(a)の破線で示すように,相関ピーク(図3ではx
_peak)を中心として左右対象となる。この場合,
Rc(x,y)とx_peakの間に,下記式2の関係
が成り立つことは容易に理解できる。ここで,簡単のた
めに,下記式2は一次元で表している。
【0018】
【数2】
【0019】従って,上記複眼画像入力装置における上
記物体縮小像に対して上述した式1及び式2を適用する
ことによって,該物体縮小像間の相関ピークを算出すれ
ば,該物体縮小像間の相対位置を算定できる。しかしな
がら,上記複眼画像入力装置における上記物体縮小像
は,上記受光素子によってサンプリングされた離散した
点によって構成されるため,正規化相互相関関数は離散
的となり,下記式3で定義される離散的な相関関数Rd
(xi,yj)が適用される。(図3(a)には矢印で示
す)ここで,サンプリングされたシフト位置を{xi
i=0,1,2,…,N,yj:j=0,1,2,…,
M}とした。
【0020】
【数3】
【0021】更に,上記相関関数Rd(xi,yj)の相
関ピークを示すシフト量を求めるために,下記式4に従
って線形補間し,図3(a)に実線で示す相関関数R
c’(x,y)を得る。ここで,[x]はxの整数部分
を示す。
【0022】
【数4】
【0023】しかしながら,図3(a)に示すように,
上記式4によって得られた相関関数Rc’(x,y)
は,離散的な相関関数を線形補間したものであるため,
該相関関数Rc’(x,y)から直接的に正確なx_p
eakを識別することが出来ない。そこで,上記物体縮
小像が同一であるために,上記相関信号波形Rc’
(x,y)がx_peakを中心として左右対象となる
ことを利用する。即ち,上述の式2に対して上記Rc’
(x,y)を適用することにより,図3(b)に示すよ
うに,Rc’(x,y)を所定の範囲で積分して得られ
る領域を2等分するシフト量に基づいてx_peakを
算出する。これにより,上記各物体縮小像間の相対位置
を算定することが可能となる。同様の手順を全ての物体
縮小像について繰り返すことによって,ある規準とする
物体縮小像に対する,全ての物体縮小像の相対位置を算
定する。ここで,図3(b)に示すように,上記x_p
eakを算出の際に,所定の閾値Tを設けて,該閾値を
上回るデータについてのみ積分を施しても良い。上記閾
値Tを設けることにより,上記物体縮小像間の相関ピー
ク近傍のデータを用いて相対位置を算定可能となり,よ
り正確な相対位置を算出することができる。ここで,上
述したステップS1を実行可能であって,コンピュータ
等の記憶装置に格納されたプログラムが,請求項7〜9
に記載した第1の手段の一実施例である。
【0024】(S2)ステップS2では,上記ステップ
S1で算出した上記相対位置のずれの修正された単一の
物体像として,上記物体縮小像の画素を同一領域上に再
配置を行う。上記再配置の手順について図4を用いて説
明する。ここで,図4に示すA,B,Cは,上記受光素
子上に結像された3×3の画素を持つ物体縮小像であ
り,更にDは単一の物体像が再配置される領域であっ
て,画素数は受光素子全体と同数とする。ステップS2
では,先ず,上記ステップS1において,上記物体縮小
像間の相対位置を演算の基準とした物体縮小像(図4で
はBで表す)の画素を領域Dのスケールを併せて,矢印
で示すように配置する。続いて,他の物体縮小像(図4
ではA,Cで表す)の画素を,上記ステップS1で算出
した上記物体縮小像Bに対する相対位置に基づいて領域
Dに再配置する。これにより,領域D上に,上記相対位
置のずれの修正された単一の物体像として再配置するこ
とが可能となる。また,再配置の際に画素値自体に操作
は行わないため,ノイズ成分の不要な増幅が見られるこ
とも無い。実際に図2(a)から再構成した単一の物体
像を図5に示す。図2(b)に示した上記物体縮小像と
較べて,解像度が著しく向上していることが理解され
る。ここで,上述したS1と同様に上記ステップS2を
実行可能なプログラムが,請求項7〜9に記載した第2
の手段の一実施例である。
【0025】(S3)ステップS3では,上記再配置さ
れた上記単一の物体像の欠失した画素の補間処理を行
う。上記ステップS2で得られた単一の物体像は,各物
体縮小像の画素を拡大された同一領域内に再配置しただ
けの画像であるため,物体と上記マイクロレンズアレイ
との物体距離によっては,図5に示すように黒い斑点で
示される欠失画素を含む場合がある。そのため,上記の
ように欠失画素がある場合,その周辺の画素値を用いて
補間する。この際,欠失画素では水平,或いは垂直方向
に対して線形的に画素値が変化すると仮定すると,欠失
画素がNdel個連続している場合,そのi番目の欠失画
素に対して補間する画素値Pdel(i)は下記式5を適
用して算出可能である。ここで,P1,P2は欠失画素
に隣接する画素の画素値である。
【0026】
【数5】
【0027】そこで,対象とする欠失画素に対して,水
平及び垂直方向に上記式5を適用し,得られた値の平均
値を該欠失画素に対する画素値とする。これにより,図
5に示す単一の物体像に含まれる欠失画素に対して,上
述した補間処理を施すことによって得られる単一の物体
像は,図6に示すように,より物体形状に近い画像とす
ることが出来る。ここで,上述したS1或いはS2と同
様に上記ステップS3を実行可能なプログラムが,請求
項7〜9に記載した第3の手段の一実施例である。
【0028】(S4)ステップS4では,上記補間処理
で得られた上記単一の物体像を,鮮鋭化処理する。ここ
で,上記ステップS3で得られた単一の物体像は,図6
に示すようにぼけのある画像である。そこで,周知であ
る高域強調フィルタ等の手法を用いて高い周波数成分を
強調することによって、エッジ強調を行い画像を鮮鋭化
する。これにより得られる単一の物体像は,図7に示す
ようにエッジ強調された,高解像度な画像とすることが
可能となる。ここで,上述したS1〜S3と同様に上記
ステップS4を実行可能なプログラムが,請求項7〜9
に記載した第4の手段の一実施例である。
【0029】
【発明の効果】以上説明したように,上記目的を達成す
るために請求項1に記載の発明は,複数のマイクロレン
ズが配列されたマイクロレンズアレイにより,受光素子
上に結像される複数の物体縮小像から単一の物体像を再
構成する画像再構成法において,上記物体縮小像間の相
対位置を,上記物体縮小像間のシフト量に関する相関演
算によって算定する第1の工程と,上記物体縮小像の画
素を,上記第1の工程により得られたシフト量に基づい
て上記相対位置のずれの修正された単一の物体像として
同一領域上に再配置する第2の工程とを具備してなるこ
とを特徴とする画像再構成法として構成されている。こ
のように構成することによって,物体とマイクロレンズ
アレイとの距離や,マイクロレンズアレイ及び受光素子
におけるアライメント誤差とは関係なく,上記受光素子
上に結像された上記物体縮小像から算定可能な相対位置
情報に基づいて,該相対位置のずれの修正された単一の
物体像として物体像を再構成可能であるため,高い解像
度を得ることができる。
【0030】また,複数のマイクロレンズが配列された
マイクロレンズアレイにより,受光素子上に結像される
複数の物体縮小像から単一の物体像を再構成する画像再
構成法において,上記物体縮小像間の相対位置を,上記
物体縮小像間のシフト量に関する相関演算によって算定
する第1の工程と,上記物体縮小像の画素を,上記第1
の工程により得られたシフト量に基づいて上記相対位置
のずれの修正された単一の物体像として同一領域上に再
配置する第2の工程と,上記第2の工程により再配置さ
れた上記単一の物体像の欠失した画素を,補間処理によ
り得る第3の工程とを具備してなることを特徴とする画
像再構成法として構成されても良い。請求項1に記載の
画像再構成法では,視差による物体縮小像間のずれが解
消される一方,情報が得られない画素の発生を招くこと
もあるが,補間処理によって美しい再構成画像を得るこ
とができる。
【0031】更に,上記補間処理で得られた単一の物体
像を鮮鋭化処理する第4の工程を具備しているものも考
えられる。このように構成することによって,請求項2
に記載の画像再構成法で得られた再構成画像に対してエ
ッジ強調等の鮮鋭化処理を施すことが可能となり,更に
解像度の高い再構成画像を得ることができる。
【0032】ここで,上記シフト量を上記相関演算に用
いられる相関関数における相関ピークとして算定するこ
とによって,物体とマイクロレンズアレイとの距離や,
マイクロレンズアレイ及び受光素子におけるアライメン
ト誤差とは関係なく,上記物体縮小像の画像情報から,
該物体縮小像間の相対位置情報を算定することが可能と
なる。
【0033】また,上記シフト量を上記相関関数を所定
の範囲で積分して得られる領域を2等分するシフト量に
基づいて決定する形態も考えられる。このような形態に
よれば,上記相関関数として離散的な相関関数を線形補
間した相関関数を適用した場合等,相関ピークを示すシ
フト量を相関関数から直接的に読み取ることが困難であ
る場合にも,相関ピークを示すシフト量を算定すること
が可能となる。
【0034】ここで,複眼画像入力装置を用いて取得す
る物体縮小像は,物体の画像情報を受光素子によって取
得した離散的な点の集合である。また,算定すべきシフ
ト量は離散点の間隔より小さい。このため,物体縮小像
間の相関演算には,離散的な相関関数が適用され,且つ
該相関関数における相関ピークを示すシフト量の算定に
は,上記離散的な相関関数を線形補間したものが用いら
れることになる。
【0035】請求項1に記載の発明を画像再構成装置と
して捉えると,複数のマイクロレンズが配列されたマイ
クロレンズアレイにより,受光素子上に結像される複数
の物体縮小像から単一の物体像を再構成する画像再構成
装置において,上記物体縮小像間の相対位置を,上記物
体縮小像間のシフト量に関する相関演算によって算定す
る第1の手段と,上記物体縮小像の画素を,上記第1の
手段により得られたシフト量に基づいて上記相対位置の
ずれの修正された単一の物体像として同一領域上に再配
置する第2の手段とを具備してなることを特徴とする画
像再構成装置となる。このように構成することによっ
て,物体とマイクロレンズアレイとの距離や,マイクロ
レンズアレイ及び受光素子におけるアライメント誤差と
は関係なく,上記受光素子上に結像された上記物体縮小
像から算定可能な相対位置情報に基づいて,該相対位置
のずれの修正された単一の物体像として物体像を再構成
可能であるため,高い解像度を得ることができる。例え
ば,各手段の一実施例としては,上述した請求項1にお
ける各工程を実行可能であって,コンピュータ等に格納
されたプログラムであることが望ましい。
【0036】また,請求項2に記載の発明についても同
様に,複数のマイクロレンズが配列されたマイクロレン
ズアレイにより,受光素子上に結像される複数の物体縮
小像から単一の物体像を再構成する画像再構成装置にお
いて,上記物体縮小像間の相対位置を,上記物体縮小像
間のシフト量に関する相関演算によって算定する第1の
手段と,上記物体縮小像の画素を,上記第1の手段によ
り得られたシフト量に基づいて上記相対位置のずれの修
正された単一の物体像として同一領域上に再配置する第
2の手段と,上記第2の手段により再配置された上記単
一の物体像の欠失した画素を,補間処理により得る第3
の手段とを具備してなることを特徴とする画像再構成装
置と考えられる。これにより,欠失した画素を含む再構
成画像を補間処理することが可能となり,美しい再構成
画像を得ることができる。
【0037】更にまた,請求項3に記載の発明について
も,上記補間処理で得られた単一の物体像を鮮鋭化処理
する第4の手段を更に具備してなる形態として考えられ
よう。このような形態によれば,ぼけのある再構成画像
をエッジ強調等の鮮鋭化処理することが可能となり,更
に解像度の高い再構成画像を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施の形態に係る画像再構成法の流れを示す
図。
【図2】マイクロレンズアレイによって受光素子上に結
像され,画像情報に変換された物体縮小像を示す図。
【図3】物体縮小像間の相関関数を示す図。
【図4】画像の再配置についての概略説明図。
【図5】相対位置に従って上記物体縮小像の画素を単一
の物体像として再配置した画像を示す図。
【図6】再配置された単一の物体像の欠失した画素を補
間処理した画像を示す図。
【図7】補間処理された単一の物体像を鮮鋭化処理した
画像を示す図。
【符号の説明】
A …物体縮小像 B …物体縮小像 C …物体縮小像 D …単一な物体像を形成する領域 S1,S2,,…処理手順(ステップ)の番号
フロントページの続き Fターム(参考) 5B057 BA02 BA12 BA15 CA08 CA12 CA16 CB08 CB12 CB16 CD06 CE03 CE08 DA07 DB02 5C024 CX37 EX43

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数のマイクロレンズが配列されたマイ
    クロレンズアレイにより,受光素子上に結像される複数
    の物体縮小像から単一の物体像を再構成する画像再構成
    法において,上記物体縮小像間の相対位置を,上記物体
    縮小像間のシフト量に関する相関演算によって算定する
    第1の工程と,上記物体縮小像の画素を,上記第1の工
    程により得られたシフト量に基づいて上記相対位置のず
    れの修正された単一の物体像として同一領域上に再配置
    する第2の工程と,を具備してなることを特徴とする画
    像再構成法。
  2. 【請求項2】 複数のマイクロレンズが配列されたマイ
    クロレンズアレイにより,受光素子上に結像される複数
    の物体縮小像から単一の物体像を再構成する画像再構成
    法において,上記物体縮小像間の相対位置を,上記物体
    縮小像間のシフト量に関する相関演算によって算定する
    第1の工程と,上記物体縮小像の画素を,上記第1の工
    程により得られたシフト量に基づいて上記相対位置のず
    れの修正された単一の物体像として同一領域上に再配置
    する第2の工程と,上記第2の工程により再配置された
    上記単一の物体像の欠失した画素を,補間処理により得
    る第3の工程と,を具備してなることを特徴とする画像
    再構成法。
  3. 【請求項3】 上記第3の工程で得られた上記単一の物
    体像を鮮鋭化処理する第4の工程を更に具備してなる請
    求項2に記載の画像再構成法。
  4. 【請求項4】 上記シフト量を,上記相関演算に用いら
    れる相関関数における相関ピークとして算定する請求項
    1〜3のいずれかに記載の画像再構成法。
  5. 【請求項5】 上記シフト量を,上記相関関数を所定の
    範囲で積分して得られる領域を2等分するシフト量に基
    づいて決定する請求項1〜4のいずれかに記載の画像再
    構成法。
  6. 【請求項6】 上記相関関数として,線形補間された離
    散的な相関関数を用いてなる請求項1〜5のいずれかに
    記載の画像再構成法。
  7. 【請求項7】 複数のマイクロレンズが配列されたマイ
    クロレンズアレイにより,受光素子上に結像される複数
    の物体縮小像から単一の物体像を再構成する画像再構成
    装置において,上記物体縮小像間の相対位置を,上記物
    体縮小像間のシフト量に関する相関演算によって算定す
    る第1の手段と,上記物体縮小像の画素を,上記第1の
    手段により得られたシフト量に基づいて上記相対位置の
    ずれの修正された単一の物体像として同一領域上に再配
    置する第2の手段と,を具備してなることを特徴とする
    画像再構成装置。
  8. 【請求項8】 複数のマイクロレンズが配列されたマイ
    クロレンズアレイにより,受光素子上に結像される複数
    の物体縮小像から単一の物体像を再構成する画像再構成
    装置において,上記物体縮小像間の相対位置を,上記物
    体縮小像間のシフト量に関する相関演算によって算定す
    る第1の手段と,上記物体縮小像の画素を,上記第1の
    手段により得られたシフト量に基づいて上記相対位置の
    ずれの修正された単一の物体像として同一領域上に再配
    置する第2の手段と,上記第2の手段により再配置され
    た上記単一の物体像の欠失した画素を,補間処理により
    得る第3の手段と,を具備してなることを特徴とする画
    像再構成装置。
  9. 【請求項9】 上記第3の手段で得られた上記単一の物
    体像を鮮鋭化処理する第4の手段を更に具備してなる請
    求項8に記載の画像再構成装置。
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