JP2003126223A - 哺乳器 - Google Patents

哺乳器

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JP2003126223A
JP2003126223A JP2001322457A JP2001322457A JP2003126223A JP 2003126223 A JP2003126223 A JP 2003126223A JP 2001322457 A JP2001322457 A JP 2001322457A JP 2001322457 A JP2001322457 A JP 2001322457A JP 2003126223 A JP2003126223 A JP 2003126223A
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cap
bottle
engaging
engaging portion
outer peripheral
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JP2001322457A
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Katsuyoshi Kobayashi
勝義 小林
Yasuo Morifuji
靖男 森藤
Tomoyuki Oura
知之 大浦
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Meitec Fielders Inc
Original Assignee
JEX Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 キャップのボトルに対する取り付け不良・ミ
ルク漏れを防止するとともに、乳首の応力変形によるミ
ルクの出不良や、ミルク漏れ、損傷といった不具合を防
止する。 【解決手段】 ボトル2上部の開口に、乳首4を装着す
るキャップ3を被装してなる哺乳器1であって、前記キ
ャップ3の内側面に係合部11を形成し、前記ボトル2
上部外周面に係合部7を形成し、前記キャップ3をボト
ル2に押圧して嵌着させ、両係合部7・11を係合させ
る構成とした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、哺乳器と、該ボト
ルの上部開口を被装するキャップの構造に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、哺乳器は、ガラス・樹脂等からな
るボトル上部の開口に、乳首を装着したキャップを被装
することで構成している。このキャップのボトルに対す
る取り付け構造は、ボトル上部の外周に形成したオネジ
部に、キャップの内側周面に形成したメネジ部を螺合さ
せる、即ち、ボトル上部にキャップをねじ込んで取り付
ける構成となっている。また、キャップとボトルの開口
との間には、隙間を構成し、該隙間に乳首の下部に形成
したフランジ部(図3に示す23)を挟装することで、
該フランジ部をシール部材として機能させて、キャップ
によるボトルの密閉が保たれている。さらに、乳首のフ
ランジ部に、空気導入手段(図3に示す12)を形成
し、空気をボトル内に流入させ、ミルクの流出を円滑に
行なえるようにしたものもある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、以上のような
キャップの取り付け構造では、取り付ける際の不十分な
締め付けによるミルク漏れや、締め付け角度不良による
付け直しというような不具合が生じていた。また、この
締め付けの作業においては、締め付け具合が人によって
異なり、きつく締め付けてしまうと、上述したフランジ
部(図3に示す23)がねじれるようにして圧縮し、空
気導入手段(図3に示す12)が閉塞もしくは変形して
しまい、ミルクの出不良や漏れといった不具合が生じる
恐れがある。また、キャップの回転方向の応力を受けな
がら圧縮させられるので、フランジ部のねじれにより、
シール部材としての機能の低下によるミルク漏れの不具
合が生じやすい。加えて、キャップの内側には、メネジ
が形成されているので、キャップの洗浄がし難く、衛生
上も好ましくない。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明の解決しようとす
る課題は以上のごとくであり、次に該課題を解決する為
の手段を説明する。すなわち、請求項1に記載のごと
く、ボトル上部の開口に、乳首を装着するキャップを被
装してなる哺乳器であって、前記キャップの内側面に係
合部を形成し、前記ボトル上部外周面に係合部を形成
し、前記キャップをボトルに押圧して嵌着させ、両係合
部を係合させる構成としたことである。
【0005】また、請求項2に記載のごとく、前記キャ
ップの内側面の係合部は一連の環状凸部とし、前記ボト
ル上部外周面の係合部は一連の環状溝としたことであ
る。
【0006】また、請求項3に記載のごとく、前記キャ
ップの外周面に、セットリングを摺動自在に設けたこと
である。
【0007】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態を、図
面に基づいて説明する。図1は本発明を適用する哺乳器
の全体斜視図、図2は同じく断面図、図3はキャップを
取り付けた哺乳びんの状態を示す一部断面図、図4の
(a)は、セットリングを上方に引上げて、キャップの
着脱作業を行なう際の断面を示した図、図4の(b)
は、セットリングを下方に押し下げた、キャップの嵌着
状態での断面を示す図である。
【0008】図1及び図2に示すごとく、ボトル2上部
の開口に、乳首4を装着するキャップ3を被装してなる
哺乳器1であって、前記キャップ3の内側面に係合部1
1(図2)を形成し、前記ボトル2上部外周面に係合部
7(図2)を形成し、前記キャップ3をボトル2に押圧
して嵌着させ、両係合部7・11を係合させる構成とす
るものである。以下、各部の詳細について説明する。
【0009】図2及び図3に示すごとく、ボトル2は、
上側に開口31を形成したガラス瓶2aと、該ガラス瓶
2aの外側を被装するゴム層2bにより構成されてい
る。ガラス瓶2aは、嵌合部30と胴部40より構成さ
れ、嵌合部30の外径を胴部40よりも小さく構成して
いる。そして、嵌合部30の外周面(ボトル2の上部外
周面)には、後述するキャップ3の係合部11と係合す
るための係合部7が環状又は複数箇所に形成されてい
る。本実施例では、該係合部7の形状を、外周面より所
定深さの一連の環状溝としている。また、胴部40はゴ
ム層2bにより被装され、哺乳器1を掴む際には、柔ら
かい触感が与えられるとともに、その滑り難さから、保
持されやすい構成となっている。このほかにも、ボトル
2を積み重ねた場合や、ボトル2が障害物に当たった場
合においても、ゴム層2bの変形により、衝撃が吸収さ
れる。これにより、ボトル2を破損しにくく構成できる
と共に、消毒など作業時のボトル積み重ねにより発生す
る音を小さくでき、作業の静粛性を高めるものとし、さ
らに、ボトル2が破損した場合においても、ガラス破片
の飛散を抑制するようになっている。尚、本実施例で
は、ガラス瓶2aでの実施例を述べたが、無色透明、又
は、有色透明の樹脂からなる容器でもよい。
【0010】図2及び図3に示すごとく、キャップ3
は、ポリプロピレン、ポリエチレン、共重合樹脂等から
なる樹脂製の筒体であって、下側の開口をガラス瓶2a
の嵌合部30の外周を被装する形で挿嵌させる一方で、
上側の開口より乳首4を突出させるものである。このキ
ャップ3の内径は、嵌合部30の外径と略同一寸法と
し、キャップ3とボトル2の間の密閉性が保たれるよう
になっている。尚、下側の開口の近傍においては、肉厚
を薄くして内径を大きくし、嵌合部30への装着の際の
位置合わせを容易とするとともに、弾性変形を容易とさ
せている。また、キャップ3の内側面には、ボトル2に
嵌着した状態で、前記嵌合部30に形成した係合部7に
係合させるべく、係合部7と対応させる位置に係合部1
1が形成されている。本実施例では、該係合部11の形
状を、内側面より所定高さの一連の環状凸部としてい
る。また、キャップ3の上端を内側に折り曲げるように
してなるリップ部13により、上側の開口を形成し、該
リップ部13を乳首4のフランジ部23と、基部24の
間の凹部に嵌着するようにしている。また、キャップ3
の上端の外径を所定長さ分だけ小さく構成して、段部1
4を形成し、フード15の下端内側面を取り付ける(嵌
合もしくは螺合させる)際の位置決めとして機能させて
いる。このフード15は、キャップ3に装着されること
により、乳首4の保護や、清潔性を保つとともに、後述
するキャップ3のボトル2への取り付けの際のアタッチ
メント(キャップ3を押圧する際に乳首4に触れないよ
うにするためのもの)としても機能するものである。ま
た、後述するキャップ3の取り付け作業においては、フ
ード15を取り付けたままキャップ3を押圧するので、
その上面を水平面で構成し、手のひらで押圧する動作を
しやすいようにしている。
【0011】図2及び図3に示すごとく、乳首4は、天
然ゴムまたはシリコーンゴム等の合成ゴムを成型してな
るものであり、幼児がミルク等を飲む場合に快適かつ柔
らかく感ずる弾力性を有している。この乳首4の下部に
は、キャップ3のリップ部13の下面に係止するフラン
ジ部23が形成されており、該フランジ部23を、ボト
ル2の上縁32とリップ部13の間に挟装させて、キャ
ップ3とボトル2との間の密閉を保っている(シールと
して機能させている)。キャップ3をボトル2に装着す
ることにより、リップ部13によりフランジ部23をボ
トル2の上面に一定量に押さえつけるものである。ま
た、フランジ部23より下方に向けて、リブ27を突設
し、該リブ27をボトル2(ガラス瓶2a)の内面に密
着させることで、フランジ部23とともに、シールとし
ての機能を果たしている。また、フランジ部23より上
方には、外径を大きく構成した基部24を形成し、該基
部24とフランジ部23との間に、凹部を形成し、凹部
に前記リップ部13の内側端面が当接するようになって
いる。また、フランジ部23及びリブ27を上下に貫通
する空気導入手段12が形成されており、該空気導入手
段12により外気のボトル2内への空気の流入を可能と
して、ミルクの流出を円滑に行なえるようにしている。
以上の構成で、キャップ3の下方より乳首4の先端部2
6を挿入し、基部24がリップ部13を一端通過する
と、フランジ部23がリップ部13の下面に係止し、基
部24とフランジ部23との間の凹部にリップ部13が
存在するようになって、乳首4がキャップ3に装着され
た状態となる。
【0012】次に、以上の構成におけるキャップ3の取
り付け手順について説明する。まずは、キャップ3に、
乳首4を装着し、その後、フード15を装着する。そし
て、ミルクを入れたボトル2をテーブル等の台となるも
のの上に置き、キャップ3の下部の開口を嵌合部30の
上縁32に当接させて、ボトル2の上に、キャップ3を
載せた状態とする。この状態で、フード15上部の平面
を手のひらで押すようにして、上から下に向かって押圧
すると、キャップ3が弾性変形して下に移動し、係合部
11が、係合部7に差し掛かると、キャップ3が弾性変
形した状態から元の状態に復元し、キャップ3がボトル
2に嵌着され、両係合部11・7が係合する。この係合
とともに、前記フランジ部23が、キャップ3のリップ
部13とボトル2の上縁32の間に挟装され、圧縮し、
シールとなって、ボトル2とキャップ3との間の密閉状
態が形成される。
【0013】以上のようにして、キャップ3がボトル2
に嵌着される。このことから、従来のねじ込んで取り付
ける構造での「人によって締め付け具合が異なる」とい
った現象が生じることもなく、上述したフランジ部(図
3に示す23)がねじれるようにして圧縮することがな
いので、空気導入手段(図3に示す12)が閉塞もしく
は変形することなく、ミルクの出不良や漏れといった不
具合が生じることがない。また、フランジ部(図3に示
す23)には、キャップによる回転方向の応力が生じな
いので、従来のねじ込んで取り付ける構造と比較して、
ねじれによる、シール部材としての機能の低下を防ぐこ
とができる。また、キャップ3の構造においては、メネ
ジが形成されていないので、洗浄がし易く、衛生上にお
いても好ましいこととなる。
【0014】また、キャップ3の係合部11と、ボトル
2の嵌合部30に形成した係合部7の形状については以
上に述べた実施例に限るものではなく、それぞれの凹凸
関係を逆にして、係合部11に一連の環状溝を形成し、
係合部7に一連の環状凸部を形成してもよい。その他
に、キャップ3に複数形成する半球状の凸部と、ボトル
2の嵌合部30に複数形成する凹部の組み合わせによる
係合とするものや、キャップ3に複数の凸部と凹部を設
け、これに対応する位置にボトル2の嵌合部30に凹部
と凸部を設けて、各凹部と凸部を係合させる構成として
もよい。
【0015】さらに、キャップ3の筒体の形状におい
て、側面に複数のスリット(切れ目)や、短冊状とする
こととし、筒体の弾性変形を少ない応力で可能とし、キ
ャップ3を嵌着/取外す作業を容易に行なう構成とする
ことも可能である。この構成の場合においても、フラン
ジ部23と、嵌合部30の上縁32との密着が保たれる
ので、フランジ部23がシールとして働き、ミルク漏れ
が生じることもない。スリットは、キャップ3の下端よ
り上方に向けて、もしくは斜め上方、さらには水平方向
に向けて構成することが可能である。すなわち、キャッ
プ3に短冊状の部材が一体的に構成される。そして、短
冊状に構成された部位の端部に、突起や凹部、穴などの
係合部を設け、キャップ3をボトルに係止可能とするも
のである。
【0016】次に、キャップ3の他の実施例について説
明する。本実施例では、図4(a)(b)に示すごと
く、前記キャップ3の外周面に、筒体のセットリング1
6を、摺動自在に設けた構成とするものである。該セッ
トリング16は、キャップ3の外周面を覆いつつ、前記
係合部7と係合部11との係合を強固に保持するための
ものである。図4(a)は、セットリング16を上方に
引上げて、キャップ3の着脱作業を行なう際の断面を示
したものであり、図4(b)は、セットリング16を下
方に押し下げて、キャップ3の嵌着状態での断面を示す
ものである。図4(a)に示すごとく、キャップ3上部
の一部の外径を大きくして環状の係止凸部33を形成す
る一方、セットリング16の内側面の一部の内径を小さ
くして環状の係止凸部34を形成し、セットリング16
を引上げた状態においては、係止凸部33の下面に、係
止凸部34の上面が当接して(引っかかる)、引上げる
範囲が規制されるようになっている。また、図4(b)
に示すごとく、キャップ3の下縁の外径を大きくして環
状の係止凸部35を形成する一方、セットリング16の
下縁の内径を大きくして、セットリング16の内側面に
環状の段付き部36を形成し、セットリング16を押し
込んだ状態においては、段付き部36が、係止凸部35
に当接して、押し込む位置が固定される。
【0017】即ち、係止凸部33と係止凸部34との係
止、係止凸部35と段付き部36との当接により、キャ
ップ3に対するセットリング16の摺動範囲が所定の範
囲に規制されるとともに、セットリング16がキャップ
3から外れることが無く、一体として取り扱われるよう
になっている。また、図4(b)に示すごとく、セット
リング16を押し込んだ状態では、係止凸部34が、係
合部11の外側に位置するようになっており、キャップ
3における係合部11の位置を外側から被装する(閉め
こむ)ようにして、係合部11と、ボトル2の嵌合部3
0に構成する係合部7との嵌着を強固に維持されるので
ある。また、図4(b)に示す、セットリング16を押
し込んだ状態では、セットリング16の下縁が、キャッ
プ3の係止凸部35の下縁よりも下に配置されるように
なっており、係止凸部35が「もの」に引っかかるなど
して、脱落することが無いようにしている。
【0018】以上の構成で、キャップ3のボトル2への
取り付けについて説明すると、まず、図4(a)の状態
のごとく、セットリング16を引上げた状態とし、キャ
ップ3の筒体の下部の弾性変形(開口を広げて嵌合部3
0に挿入しやすくさせる)を妨げないようにしつつ、フ
ード15をキャップ3に形成した段付き部38に合わせ
て装着する。そして、ミルクを入れたボトル2をテーブ
ル等の台となるものの上に置き、キャップ3の下部の開
口を嵌合部30の上縁32に当接させて、ボトル2の上
に、キャップ3を載せた状態とする。この状態で、フー
ド15上部の平面を手のひらで押すようにして、上から
下に向かって押圧すると、キャップ3が弾性変形して下
に移動し、係合部11が、係合部7に差し掛かると、キ
ャップ3が弾性変形した状態から元の状態に復元し、キ
ャップ3がボトル2に嵌着され、両係合部11・7が係
合する。この係合とともに、前記フランジ部23が、キ
ャップ3のリップ部13とボトル2の上縁32の間に挟
装され、圧縮し、シールとなって、ボトル2とキャップ
3との間の密閉状態が形成される。さらに、セットリン
グ16の外周面を保持して、下方に摺動させることで、
キャップ3の内径が広がる方向への弾性変形が規制され
(キャップ3の係合部11の位置における外周面が押さ
えられる)、キャップ3の嵌着状態が確実に維持される
ようになる。一方、キャップ3を取外す場合は、セット
リング16を引上げることで、キャップ3の係合部11
の位置における外周面を押さえつけるものが無くなり、
キャップ3の内径が広がる方向への弾性変形が容易に行
なえるようになって、キャップ3が容易に取外せるよう
になる。
【0019】以上のセットリング16を備える構成とす
ることで、嵌着状態が確実に維持され、キャップ3の脱
落によるミルク漏れといった不具合の発生を完全に防止
することができる。
【0020】
【発明の効果】本発明は以上のごとく構成したので、次
のような効果を奏するのである。すなわち、請求項1の
ごとく、ボトル上部の開口に、乳首を装着するキャップ
を被装してなる哺乳器であって、前記キャップの内側面
に係合部を形成し、前記ボトル上部外周面に係合部を形
成し、前記キャップをボトルに押圧して嵌着させ、両係
合部を係合させる構成としたので、従来のねじ込んで取
り付ける構造での「人によって締め付け具合が異なる」
といった現象が生じることもなく、上述したフランジ部
がねじれるようにして圧縮することがないので、空気導
入手段が閉塞もしくは変形することなく、ミルクの出不
良や漏れといった不具合が生じることがない。また、フ
ランジ部には、キャップによる回転方向の応力が生じな
いので、従来のねじ込んで取り付ける構造と比較して、
ねじれがなく、シール部材としての機能の低下を防ぐこ
とができる。
【0021】また、請求項2に記載のごとく、前記キャ
ップの内側面の係合部は一連の環状凸部とし、前記ボト
ル上部外周面の係合部は一連の環状溝としたので、キャ
ップの構造においては、メネジが形成されていないの
で、洗浄がし易く、衛生上においても好ましいこととな
る。
【0022】また、請求項3に記載のごとく、前記キャ
ップの外周面に、セットリングを摺動自在に設けたの
で、キャップにおける前記係合部を外側から被装する
(閉めこむ)ようにして、キャップの内側面の係合部
と、ボトル上部外周面の係合部との嵌着を強固に維持す
ることができる。即ち、キャップの脱落を防止すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用する哺乳器の全体斜視図である。
【図2】同じく断面図である。
【図3】キャップを取り付けた哺乳器の状態を示す一部
断面図である。
【図4】(a)は、セットリングを上方に引上げて、キ
ャップの着脱作業を行なう際の断面を示した図、(b)
は、セットリングを下方に押し下げた、キャップの嵌着
状態での断面を示す図である。
【符号の説明】
1 哺乳器 2 ボトル 3 キャップ 4 乳首 7 係合部 11 係合部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 大浦 知之 大阪市中央区糸屋町2丁目4番6号 ジェ クス株式会社内 Fターム(参考) 3E084 AA04 AA12 AB01 BA03 CA01 CB02 DA01 DB13 DB14 FA09 FC07 FC08 FD04 GA08 GB12 GB13 GB25 JA02 KB01 LA17 LB02 LC02 LD30

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ボトル上部の開口に、乳首を装着するキ
    ャップを被装してなる哺乳器であって、前記キャップの
    内側面に係合部を形成し、前記ボトル上部外周面に係合
    部を形成し、前記キャップをボトルに押圧して嵌着さ
    せ、両係合部を係合させる構成とした、ことを特徴とす
    る哺乳器。
  2. 【請求項2】 前記キャップの内側面の係合部は一連の
    環状凸部とし、前記ボトル上部外周面の係合部は一連の
    環状溝としたことを特徴とする請求項1に記載の哺乳
    器。
  3. 【請求項3】 前記キャップの外周面に、セットリング
    を摺動自在に設けたことを特徴とする請求項1又は請求
    項2に記載の哺乳器。
JP2001322457A 2001-10-19 2001-10-19 哺乳器 Pending JP2003126223A (ja)

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