JP2003126040A - コンタクトレンズの適合性評価装置および適合性評価方法 - Google Patents

コンタクトレンズの適合性評価装置および適合性評価方法

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JP2003126040A
JP2003126040A JP2001322761A JP2001322761A JP2003126040A JP 2003126040 A JP2003126040 A JP 2003126040A JP 2001322761 A JP2001322761 A JP 2001322761A JP 2001322761 A JP2001322761 A JP 2001322761A JP 2003126040 A JP2003126040 A JP 2003126040A
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contact lens
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cornea
pupil
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Kunio Maruyama
邦夫 丸山
Tomoki Suzaki
朝樹 洲崎
Arata Kozai
新 香西
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Menicon Co Ltd
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Menicon Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 コンタクトレンズの各個人への適合性を、高
度に且つ容易に評価することの出来る新規な適合性評価
方法及び装置を提供すること 【解決手段】 コンタクトレンズを装用せしめた被検眼
を、瞬目や視軸移動等による運動に際しての所定時間に
亘って動画像として撮影することによって得られた動画
像データに基づいて、それを計測および解析することに
よって、コンタクトレンズの被検眼上での移動時間,移
動速度,移動距離,移動軌跡および回転量の少なくとも
一つに関する動的測定データを求め、かかる動的測定デ
ータに基づいて、コンタクトレンズの被検眼に対する適
合性を評価するようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【技術分野】本発明は、コンタクトレンズの各個人への
適合性を評価する装置および方法に関するものである。
【0002】
【背景技術】従来から、眼屈折力の矯正などの目的でハ
ードタイプやソフトタイプのコンタクトレンズが採用さ
れているが、かかるコンタクトレンズは、角膜上に直接
に載置されて装用されることから、光学的な効果を安定
して得るだけでなく、眼細胞への悪影響等も考慮して、
各個人への適合性を正確に判定することが要求される。
【0003】そこで、従来では、装用者の眼の屈折力等
の光学的データの他、角膜の曲率半径や大きさ等の形状
的データも測定して、各個人に適合したコンタクトレン
ズを選定することが行われている。また、特に屈折力を
2種類有するバイフォーカルコンタクトレンズや、屈折
力を多数有するマルチフォーカルレンズ,円柱レンズ度
数を有するトーリックコンタクトレンズ等においては、
コンタクトレンズの各個人への適合性をより高度に判断
するために、眼科医等が適合すると判断したコンタクト
レンズを実際に当該個人(被検者)に装用せしめた状態
下で、検者が被検眼(被検者の眼)を観察して、コンタ
クトレンズの位置と瞳孔の位置の相対関係を評価するこ
とが望ましい。そこで、本出願人は、先に、再表95−
22926号公報において、装用状態下におけるコンタ
クトレンズと瞳孔の相対的な位置関係を測定して定量的
に評価することの出来る眼科用の測定検査装置を提案し
た。かかる測定検査装置を使用することにより、従来で
は細隙顕微鏡を用いて専ら検者の主観によって判断され
ていたに過ぎないコンタクトレンズの位置と瞳孔位置の
相対関係に基づく評価を、客観的に且つ安定した精度で
行うことが可能となるのである。
【0004】ところが、本発明者による更なる研究,検
討の結果、コンタクトレンズの各個人への適合性は、た
とえコンタクトレンズの装用状態を、上述の如き検者に
よる主観的な判定結果乃至は測定検査装置を用いた客観
的な判定データに基づいて行ったとしても、未だ十分と
は言い難いことが明らかとなった。即ち、コンタクトレ
ンズの各個人への適合性の指標として、ゴロツキ感や
引っ掛かり感等の装用感に関する主体的感覚評価と、
視認される像のゆれやゆがみ,視力,明瞭性等の見え方
に関する光学的評価、角膜への酸素供給量等の生体組
織への医学的影響に関する生体的評価を採用し、それら
各評価項目について、上述の如き従来から採用されてい
るコンタクトレンズの装用状態の評価結果との相関性を
検討したところ、必ずしも十分な相関性が認められず、
従来のコンタクトレンズの適合性の評価手法では未だ十
分でないことが明らかとなったのである。
【0005】
【解決課題】ここにおいて、本発明は、上述の如き事情
を背景として為されたものであって、その解決課題とす
るところは、従来におけるコンタクトレンズの各個人へ
の適合性の評価に比して、より高度な適合性の評価基準
を、簡易に且つ客観的に安定した評価データとして与え
得る、コンタクトレンズの適合性に関する新規な評価装
置および評価方法を提供することにある。
【0006】
【解決手段】以下、このような課題を解決するために為
された本発明の態様を記載する。なお、以下に記載の各
態様において採用される構成要素は、可能な限り任意の
組み合わせで採用可能である。また、本発明の態様乃至
は技術的特徴は、以下に記載のものに限定されることな
く、明細書全体および図面に記載され、或いはそれらの
記載から当業者が把握することの出来る発明思想に基づ
いて認識されるものであることが理解されるべきであ
る。
【0007】そして、コンタクトレンズの適合性評価装
置に関する本発明の第一の態様は、(a)コンタクトレ
ンズを装用せしめた被検眼を所定時間に亘って撮影する
動画像撮影手段と、(b)該動画像撮影手段によって撮
影された動画像データを記憶する記憶手段と、(c)該
記憶手段に記憶された動画像データをデジタル信号とし
て処理して、前記コンタクトレンズの前記該被検眼上で
の移動時間,移動速度,移動距離,移動軌跡および回転
量の少なくとも一つに関する動的測定データを求める演
算処理手段と、(d)該演算処理手段によって求められ
た前記動的測定データを外部に表示する出力手段とを、
含んで構成されているコンタクトレンズの適合性評価装
置を、特徴とする。
【0008】すなわち、前述の如き従来技術の問題点
(課題)に関して本発明者が検討したところ、従来で
は、コンタクトレンズの個人への適合性が、専ら、光軸
を前方に向けて固定した正面視の状態での静的なデータ
によって評価されていたに過ぎないが、実生活の場では
正面視での静的状態が連続して発現されることがなく、
多くの場合に、人間の眼に装用されたコンタクトレンズ
は、瞬目や視軸の移動等によって角膜上で動的な状態に
置かれることとなるという事実を重視すべきではないか
との知見を得るに至ったのであり、そして、そのような
知見に基づいて本発明者等が更なる検討を加えた結果、
そのようなコンタクトレンズの装用状態下での眼および
コンタクトレンズの動的な状態が、ゴロツキ感や引っ
掛かり感等の装用感(主体的感覚)への影響の他、視
認される像のゆれやゆがみ,視力,明瞭性等の見え方に
与える光学的な影響、角膜への酸素供給量等の医学的
影響などの点において、何れも与える影響が極めて大き
いことが明らかとなったのである。また、角膜曲率と大
きく異なる曲率のベースカーブを採用するオルソケラト
ロジ用のコンタクトレンズにおいては、装用状態下にお
ける角膜上での安定性が、オルソケラトロジの効果に対
して大きな影響を持つことも、本発明者によって確認さ
れている。
【0009】そして、上述の如き本発明の第一の態様
は、このようにして新たに得られた知見および検討結果
に基づいて完成されたものであって、本態様に従う構造
とされたコンタクトレンズの適合性評価装置において
は、コンタクトレンズを装用せしめた被検眼の状態を動
画像データとして取得し、それをデジタル信号処理する
ことによって、被検眼におけるコンタクトレンズの動的
特性が、客観的な測定データとして出力されることとな
る。そして、かかる被検眼におけるコンタクトレンズの
動的特性として、コンタクトレンズの被検眼上での移動
時間,移動速度,移動距離,移動軌跡および回転量に関
する動的測定データを必要に応じて適宜に組み合わせて
採用し得るようにしたことにより、得られた測定データ
に基づいて、コンタクトレンズの各個人への適合性を、
上述の如き装用感(主体的感覚),光学的影響、
医学的影響の各観点から、有利に評価することが可能と
なるのである。
【0010】また、コンタクトレンズの適合性評価装置
に関する本発明の第二の態様は、前記第一の態様に従う
構造とされたコンタクトレンズの適合性評価装置におい
て、前記演算処理手段における前記コンタクトレンズの
前記被検眼上での動きを、該被検眼の瞳孔または角膜に
対する前記コンタクトレンズの相対的な動きとして把握
するようにしたことを、特徴とする。このような本態様
においては、コンタクトレンズの動きを、空間上の絶対
的な位置として把握する場合に比して、被検眼上での相
対的な動きとして評価することが可能となって、特に光
学的影響および医学的影響の各観点からの評価の精度が
向上され得る。
【0011】また、コンタクトレンズの適合性評価装置
に関する本発明の第三の態様は、前記第二の態様に従う
構造とされたコンタクトレンズの適合性評価装置であっ
て、前記演算処理手段において、特徴抽出による画像処
理を行って前記被検眼の瞳孔または角膜と前記コンタク
トレンズの外周縁の位置をそれぞれ求めて、それら瞳孔
または角膜とコンタクトレンズにおける各外周縁の位置
データから求めた各中心の位置データに基づいて該瞳孔
または角膜に対する該コンタクトレンズの相対的な動き
を求めるようにしたことを、特徴とする。このような本
態様においては、被検眼の撮影データをデジタル信号と
して処理することのメリットが有利に享受され得て、特
に画像処理として特徴抽出を採用したことにより、色彩
乃至は明度や彩度等の光学上の特徴から、瞳孔または角
膜に対するコンタクトレンズの相対的な動きをデジタル
信号処理による演算によって速やかに且つ高精度に求め
ることが可能となるのである。
【0012】また、コンタクトレンズの適合性評価装置
に関する本発明の第四の態様は、前記第三の態様に従う
構造とされたコンタクトレンズの適合性評価装置であっ
て、前記演算処理手段において、前記被検眼における角
膜と瞳孔およびコンタクトレンズが、何れも円形である
という条件を利用して、前記被検眼における前記瞳孔ま
たは前記角膜と前記コンタクトレンズの位置データを求
めるようにしたことを、特徴とする。このような本態様
に従えば、被検眼における角膜や瞳孔,コンタクトレン
ズのエッジを円のエッジ情報として、画像データから容
易に抽出することが可能となる。なお、このようにして
位置データを抽出する演算処理手段は、例えば画像デー
タから得られたデジタル信号の演算手順を特定するソフ
トウェアによって、CPUを利用して有利に実現され得
る。
【0013】また、コンタクトレンズの適合性評価装置
に関する本発明の第五の態様は、前記第三又は第四の態
様に従う構造とされたコンタクトレンズの適合性評価装
置であって、前記被検眼における角膜の位置データを求
めて、該角膜の位置データを利用して該被検眼における
瞳孔の位置データを求め、更に該角膜の位置データと該
瞳孔の位置データを利用して前記コンタクトレンズの前
記被検眼上での位置データを求めることを、特徴とす
る。このような演算処理を採用することにより、境界線
(外周エッジ)が比較的に明確である角膜の位置データ
から瞳孔の位置を推定し、更にコンタクトレンズの境界
線の位置を、ハードコンタクトレンズの場合には角膜の
内部にあり、ソフトコンタクトレンズの場合には角膜の
近くや外側にある等という事前情報から或る程度領域を
限定することが可能となることから、その位置を容易に
且つ速やかに特定することが出来、演算処理が容易とな
る。
【0014】また、コンタクトレンズの適合性評価装置
に関する本発明の第六の態様は、前記第三乃至第五の何
れかの態様に従う構造とされたコンタクトレンズの適合
性評価装置において、前記被検眼の動画像データに基づ
いて、該被検眼の動画像を外部表示するモニタを採用す
ると共に、前記演算処理手段において求められた該被検
眼における角膜と瞳孔およびコンタクトレンズの少なく
とも一つの位置を、それらの外周エッジ形状及び/又は
中心位置として、かかるモニタ上に重ね合わせて表示す
るようにしたことを、特徴とする。このような本態様に
おいては、モニタ表示される動画像の視認性、特に明瞭
性が低いコンタクトレンズの外周エッジ部などの視認性
が、有利に向上され得て、観察や判定を一層容易に行う
ことが出来る。しかも、本態様においては、演算処理手
段によって求められた角膜や瞳孔およびコンタクトレン
ズの位置を、検者がモニタ上で必要に応じて容易にチェ
ックすることが可能となり、測定データの信頼性が大幅
に向上される。
【0015】また、コンタクトレンズの適合性評価装置
に関する本発明の第七の態様は、前記第三乃至第六の何
れかの態様に従う構造とされたコンタクトレンズの適合
性評価装置において、前記被検眼の動画像データに基づ
いて、該被検眼の動画像の一部を静止画像として外部表
示するモニタを採用すると共に、前記演算処理手段にお
いて求められた該被検眼における角膜と瞳孔およびコン
タクトレンズの少なくとも一つの位置を該静止画像に重
ね合わせて表示せしめる一方、それら角膜と瞳孔および
コンタクトレンズの少なくとも一つの位置をモニタ上で
移動修正可能とすると共に、かかる移動修正の結果を、
該演算処理手段において求められた位置データに補正処
理して反映せしめるようにしたことを、特徴とする。こ
のような本態様においては、演算処理手段によって求め
られた角膜と瞳孔およびコンタクトレンズの位置を、検
者がモニタ上で必要に応じて容易にチェックし、更に補
正することが可能となり、それによって測定データを容
易に補正することが出来ると共に、測定データの信頼性
の向上が図られ得る。
【0016】また、コンタクトレンズの適合性評価装置
に関する本発明の第八の態様は、前記第一乃至第七の何
れかの態様に従う構造とされたコンタクトレンズの適合
性評価装置において、(e)前記動画撮影手段において
前記被検眼を撮影する光学部分に対して該被検眼を有す
る被検出の顔を固定的に位置決めするための被検者位置
決め装置と、(f)該被権者位置決め装置で位置決めさ
れた被検者の被検眼に対して照明用光を照射する照明装
置とを、設けたことを、特徴とする。このような本態様
においては、被検眼の位置を安定化させると共に、画像
データの取得条件を向上および安定化することが出来る
ことから、測定作業性および測定精度の向上が図られ得
る。
【0017】また一方、コンタクトレンズの適合性評価
方法に関する本発明の第一の態様は、(g)コンタクト
レンズを装用せしめた被検眼を、瞬目や視軸移動等によ
る運動に際しての所定時間に亘って動画像として撮影す
る動画像撮影工程と、(h)該動画像撮影工程で得られ
た動画像に基づいて、該被検眼の運動に伴う該コンタク
トレンズの該被検眼上での移動時間,移動速度,移動距
離,移動軌跡および回転量の少なくとも一つに関する動
的測定データを求める演算工程と、(i)該演算工程で
求められた動的測定データに基づいて、該コンタクトレ
ンズの該被検眼に対する適合性を評価する評価工程と
を、有するコンタクトレンズの適合性評価方法を、特徴
とする。
【0018】このような本発明方法に従えば、被検眼に
特定の動きをさせて、その時のコンタクトレンズの動的
情報を見ることにより、コンタクトレンズの静的情報で
は得られない適合性の評価データを得ることが出来るの
であり、例えば、瞬目した瞬間のコンタクトレンズの最
大動き量や、コンタクトレンズの安定位置への復帰時
間、復帰に際しての移動速度や移動軌跡(直線的か曲線
的か等)、光軸回りの回転状態などを動的測定データと
して得ることによって、正確に取得し難い角膜表面形状
や測定困難な眼瞼裏面形状、或いはそれら角膜や眼瞼裏
面の性状や、更には涙液の量や性状などを、かかる動的
測定データに基づいて、全て総合的に対象としてコンタ
クトレンズの適合性を評価することが出来るのであり、
それによって、コンタクトレンズの各個人への適合性
を、極めて効率的に且つ正確に、しかも容易且つ速やか
に評価し、判定することが可能となるのである。なお、
かかる動的測定データに基づく適合性の評価に際して
は、例えば、採用するコンタクトレンズの種類、即ちハ
ードタイプとソフトタイプの別や乱視矯正度数の有無、
或いは視力矯正用とオルソケラトロジ用の別等の各種条
件を考慮して、各別に評価基準値を許容される適正な数
値範囲や数値限界等として、予め統計等に基づいて与え
ることも可能であり、それによって、適合性の評価が一
層容易かつ均質化され得る。なお、本発明方法は、例え
ば前述の如き、本発明に従う構造とされたコンタクトレ
ンズの適合性評価装置を用いて、有利に実施され得るこ
ととなる。
【0019】また、コンタクトレンズの適合性評価方法
に関する本発明の第二の態様は、前記第一の態様に従う
構造とされたコンタクトレンズの適合性評価方法であっ
て、前記コンタクトレンズを複数種類準備して、前記動
画像撮影工程において、それら複数種類のコンタクトレ
ンズを装用せしめた前記被検眼をそれぞれ撮影すると共
に、前記演算工程において、得られた複数の動画像に基
づいて該被検眼の運動に伴う各該コンタクトレンズの該
被検眼上での移動時間,移動速度,移動距離,移動軌跡
および回転量の少なくとも一つに関する動的測定データ
を各該コンタクトレンズ毎にそれぞれ求めて、前記評価
工程において、各該コンタクトレンズ毎に求めた各該動
的測定データを相対的に比較することにより、該被検眼
に適合性の高いコンタクトレンズを選択することを、特
徴とする。このような本態様に従えば、例えば静的測定
データ等に基づいて予め被検者に適合すると推定された
適数種類のコンタクトレンズを選定しておくことによっ
て、それらのコンタクトレンズの中から最も適合するコ
ンタクトレンズを、より簡便に且つ速やかに、しかも正
確に、選定することが可能となるのである。
【0020】また、コンタクトレンズの適合性評価方法
に関する本発明の第三の態様は、前記第一又は第二の態
様に従う構造とされたコンタクトレンズの適合性評価方
法であって、前記コンタクトレンズが前記被検眼におけ
る安定位置に導かれた後の画像から、該被検眼の瞳孔ま
たは角膜と該コンタクトレンズとの相対位置関係を表す
静的測定データを求めて、該静的測定データを該コンタ
クトレンズの該被検眼に対する適合性の評価指標の一つ
に加えて判断することを、特徴とする。このような本態
様に従えば、コンタクトレンズの個人への適合性に関す
る動的特性データの入手と併せて、静的特性データも入
手することが出来るのであり、それ故、コンタクトレン
ズの被検者への適合性の判断を一層容易且つ速やかに、
より高精度に行うことが可能となる。
【0021】また、コンタクトレンズの適合性評価方法
に関する本発明の第四の態様は、前記第一乃至第三の何
れかの態様に従う構造とされたコンタクトレンズの適合
性評価方法であって、前記評価工程において、前記動的
測定データが数値データとして表わされたものを用いて
前記コンタクトレンズの前記被検眼に対する適合性を評
価することを、特徴とする。このような本態様において
は、適合性の評価や判断が一層容易となると共に、評価
の質の均一化も図られ得る。なお、数値データとして
は、例えば具体的な数値の他、グラフや表を用いて表示
された数値データを採用することも可能である。
【0022】
【発明の実施形態】以下、本発明を更に具体的に明らか
にするために、本発明に従う構造とされたコンタクトレ
ンズの適合性評価装置を用いた本発明に従うコンタクト
レンズの適合性評価方法に一実施形態について、図面を
参照しつつ、詳細に説明する。
【0023】先ず、図1には、本発明に従う構造とされ
たコンタクトレンズの適合性評価装置の概略構成が示さ
れている。かかる適合性評価装置は、検者によって操作
されて被検者10の被検眼を撮影するための撮影装置本
体12と、該撮影装置本体12によって撮影された画像
データが電気信号として伝送される記憶装置14と、該
記憶装置14に記憶された画像データを読み込んで演算
処理する演算処理手段としての演算処理装置16と、演
算処理装置16への信号入力手段としてのキーボード1
8およびマウス20と、演算処理装置16によって作動
制御されて記憶装置14から演算処理装置16に伝送さ
れた画像データをモニタ表示するモニタ22と、演算処
理装置16によって作動制御されて演算結果等を出力す
る印刷装置24と、演算処理装置16によって作動制御
されて演算結果等を記憶する外部記憶装置26を含んで
構成されている。
【0024】撮影装置本体12は、前眼部を観察撮影す
るものであって、従来の細隙灯顕微鏡とほぼ同様に、被
検者10の頭部を固定的に支持せしめるための顎台28
と額当て部30を備えており、撮像レンズ32の前方に
被検者10の被検眼が位置せしめられると共に、照明装
置34によって被検眼に対して照明用光が照射されるよ
うになっている。また、撮影装置本体12は、図面上に
明示はされていないが、各種光学レンズ等からなる適当
な光学系を備えており、被検者10の頭部を顎台28と
額当て部30で位置決め保持せしめた状態下で、撮像レ
ンズ32の前方に位置せしめられた被検眼の反射光が動
画撮影手段としてのCCDカメラ36に導かれて、該C
CDカメラ36によって被検眼の状態を動画像の電気信
号として検出されるようになっている。また、撮影装置
本体12には、撮像レンズ32の反対側に観察窓乃至は
モニタ画面からなる観察部38が設けられており、この
観察部38によって、検者40が、CCDカメラ36で
撮影される被検眼の画像を、光学的に導かれた表示画面
によって、或いはCCDカメラ36から伝送された信号
表示画面によって、視認することが出来るようになって
いる。なお、撮像レンズ32の位置や焦点等は、調節レ
バー42により、検者40が適宜に微調節することが出
来るようにされていると共に、照明装置34の照明光の
強度も、検者40が適宜に調節し得るようにされてい
る。
【0025】ここにおいて、CCDカメラ36は、例え
ば数秒〜数分に亘る適当な時間の連続的な動画像とし
て、被検眼を撮影して、連続的に画像データを出力する
ようになっている。そして、この撮影装置本体12のC
CDカメラ36で撮影された画像データが、記憶装置1
4に送られて電気信号として記憶されるようになってい
る。なお、本実施形態では、撮影装置本体12が、CC
Dカメラ36の電気信号をデジタル信号として出力する
ようになっており、この出力信号を受けて、記憶装置1
4としての例えばデジタルビデオレコーダやDVD装置
等がデジタル信号からなる動画像データを記憶して保存
するようになっている。
【0026】また、演算処理装置16は、例えばパーソ
ナルコンピュータ本体を用いて構成されており、演算処
理プログラムを記憶したメモリ等の記憶装置と、該記憶
装置に記憶されたプログラムを解読して装置を制御する
制御装置と、制御装置に従って外部から与えられる数値
信号を演算処理する演算装置を含んで構成された公知の
ものであって、記憶装置14に記憶された動画像データ
を演算処理することにより、かかる動画像データに基づ
いて、撮影した動画像を任意のスピードの動画としてモ
ニタ22上に表示したり、任意の位置での静止画像とし
てモニタ22上に表示したり、更に、かかるモニタ上の
表示画像に重ね合わせてマウス20の操作に基づくポイ
ンタ44の位置を表示したりするようになっていると共
に、記憶装置14から伝送される動画像データとしての
デジタル信号に基づいて、目的とする動的測定データを
算出するようになっている。また、このようにして求め
られた動的測定データや、モニタ22に画像表示する動
的乃至は静的な画像データは、必要に応じて、外部記憶
装置26に記憶せしめることが出来るようになっている
と共に、印刷装置24によって印刷することが出来るよ
うになっている。
【0027】ここにおいて、動的測定データの演算(計
測および解析)の一態様としては、例えば、取り込んだ
画像データに対して、雑音消去,濃度変換,幾何学的補
正等の公知の画像処理を必要に応じて施し、更に特徴抽
出を実施する等の画像処理を実施する。これにより、角
膜や瞳孔,コンタクトレンズ等の位置と径の自動的計測
を実施する。そして、計測したコンタクトレンズの縦横
での位置や径,角膜の縦横での位置や径、更に瞳孔の縦
横での位置や径を演算結果として記憶すると共に、図2
に例示されているように、被検者の撮影画像46を表示
するモニタ22の画面48において、動画像乃至は静止
画像に点乃至は線の図形50としてオーバーレイ描画す
ることによって、或いは数値データ表示領域52に数値
データとして併せて表示する。なお、このようにして表
示されたコンタクトレンズや角膜,瞳孔の径や位置を、
例えばマウスのポインタ44による指示で操作すること
によって、修正可能とすることが望ましい。
【0028】また、このようにしてコンタクトレンズや
瞳孔,角膜の位置や径を特定して得られた計測データを
用いて、フィッティング解析を実施する。かかるフィッ
ティング解析は、例えばコンタクトレンズの角膜上での
相対的な位置や動き量,動く速度,各部位での速度分
布,角膜占有率変化、瞳孔占有率変化,瞳孔径変化など
を、経時的データとして求めることによって行なう。こ
のような解析演算は、上述の動的測定データを用いた計
測処理によって求められたコンタクトレンズや角膜,瞳
孔の中心や周辺エッジの座標等を用いて算出することが
可能である。
【0029】そして、このようにして得た解析結果は、
例えば、モニタ22上に数値やグラフ等として表示した
り、その結果に基づいてモニタ上にコンタクトレンズの
動きをアニメーション表示したり、或いは数値データを
印刷装置24で印刷表示したりするようにされる。
【0030】また、このようにして得られた解析結果か
ら、例えば、コンタクトレンズの動きの全域におけるコ
ンタクトレンズの瞳孔または角膜に対する位置の合致性
や、コンタクトレンズの動き量の適正性,コンタクトレ
ンズの動く速度の適正性,コンタクトレンズの動きの全
域におけるコンタクトレンズの角膜に対する占有域の適
正性,コンタクトレンズの回転動の適正性等を評価項目
として、コンタクトレンズの被検者への適合性を評価す
るようにされる。
【0031】従って、上述の如くして得られた動画像デ
ータに基づく動的測定データを利用すれば、実生活にお
けるコンタクトレンズの眼上での動きを認識して適合性
を判断することが出来ると共に、測定が困難である被検
者の角膜形状や眼瞼裏面形状までも考慮して、容易に且
つ精度良く、被検者個人における特定のコンタクトレン
ズの適合性を判断することが可能となるのである。
【0032】以上、本発明の一実施形態について詳述し
てきたが、これはあくまでも例示であって、本発明は、
かかる実施形態における具体的な説明によって、何等、
限定的に解釈されるものでない。
【0033】例えば、動画撮影手段としては、モノクロ
画像の他、カラー画像での画像データを取得可能なCC
Dカメラ等が適宜に採用可能である。
【0034】また、装置を構成する具体的なハードウエ
ア構成とソフトウエア構成は、何等、限定されるもので
なく、例えば光学的な撮影手段やデータの記憶手段,画
像取り込みや画像解析,演算用などのアプリケーション
として、何れも、従来から公知の各種のものが採用可能
である。
【0035】更にまた、本発明に従って取得される被検
眼の動画像データは、例えば、被検者が瞬目する前後の
所定時間や、或いは被検者が特定の方向に視軸を移動さ
せる前後の所定時間などを特定して入手することが望ま
しいが、その具体的な検査方法は、測定しようとする目
的データ等に応じて適宜に選択されるものであって、特
に限定されるものでない。
【0036】さらに、撮影装置本体12で取得された動
画像データを、有線式或いは無線式のデータ送受信シス
テムを利用して、或いは磁気記録ディスク等の記憶媒体
を利用して、別途に設置された解析センタ等に伝送して
計測や解析等の処理を施すようにすることも可能であ
る。
【0037】その他、一々列挙はしないが、本発明は、
当業者の知識に基づいて種々なる変更,修正,改良等を
加えた態様において実施され得るものであり、また、そ
のような実施態様が、本発明の趣旨を逸脱しない限り、
何れも、本発明の範囲内に含まれるものであることは、
言うまでもない。
【0038】
【発明の効果】上述の説明から明らかなように、本発明
方法に従えば、コンタクトレンズの個人への適合性を、
従来からのコンタクトレンズの安定位置におけるレンズ
光学中心と瞳孔中心との相対的な位置関係等に基づく静
的な評価データによっては到底把握することの出来なか
った程に高度な精度をもって評価することが可能となる
のであり、専ら光学的な観点からだけでなく、医療的乃
至は感性的な観点からの適合性の評価を、客観的に実施
することも可能となるのである。
【0039】また、本発明に従う構造とされたコンタク
トレンズの適合性評価装置においては、上述の如き本発
明方法の実施に際して好適に採用され得、それによっ
て、本発明方法に従うコンタクトレンズの適合性評価を
容易に且つ速やかに実施することが可能となるのであ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に従う構造とされたコンタクトレンズの
適合性評価装置の一実施形態を示す全体の概略説明図で
ある。
【図2】図1に示されたコンタクトレンズの適合性評価
装置におけるモニタ上の表示画面の一例を示す説明図で
ある。
【符号の説明】
10 被検者 12 撮影装置本体 14 記憶装置 16 演算処理装置 22 モニタ 24 印刷装置 26 外部記憶装置 36 CCDカメラ 40 検者
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 香西 新 愛知県春日井市高森台五丁目1番地10 株 式会社メニコン総合研究所内 Fターム(参考) 2H006 DA05

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コンタクトレンズを装用せしめた被検眼
    を所定時間に亘って撮影する動画像撮影手段と、 該動画像撮影手段によって撮影された動画像データを記
    憶する記憶手段と、 該記憶手段に記憶された動画像データをデジタル信号と
    して処理して、前記コンタクトレンズの前記該被検眼上
    での移動時間,移動速度,移動距離,移動軌跡および回
    転量の少なくとも一つに関する動的測定データを求める
    演算処理手段と、 該演算処理手段によって求められた前記動的測定データ
    を外部に表示する出力手段とを、含んで構成されている
    ことを特徴とするコンタクトレンズの適合性評価装置。
  2. 【請求項2】 前記演算処理手段における前記コンタク
    トレンズの前記被検眼上での動きを、該被検眼の瞳孔ま
    たは角膜に対する前記コンタクトレンズの相対的な動き
    として把握する請求項1に記載のコンタクトレンズの適
    合性評価装置。
  3. 【請求項3】 前記演算処理手段において、特徴抽出に
    よる画像処理を行って前記被検眼の瞳孔または角膜と前
    記コンタクトレンズの外周縁の位置をそれぞれ求めて、
    それら瞳孔または角膜とコンタクトレンズにおける各外
    周縁の位置データから求めた各中心の位置データに基づ
    いて該瞳孔または該角膜に対する該コンタクトレンズの
    相対的な動きを求めるようにした請求項2に記載のコン
    タクトレンズの適合性評価装置。
  4. 【請求項4】 前記演算処理手段において、前記被検眼
    における角膜と瞳孔およびコンタクトレンズが、何れも
    円形であるという条件を利用して、前記被検眼における
    前記瞳孔または前記角膜と前記コンタクトレンズの位置
    データを求める請求項3に記載のコンタクトレンズの適
    合性評価装置。
  5. 【請求項5】 前記被検眼における角膜の位置データを
    求めて、該角膜の位置データを利用して該被検眼におけ
    る瞳孔の位置データを求め、更に該角膜の位置データと
    該瞳孔の位置データを利用して前記コンタクトレンズの
    前記被検眼上での位置データを求める請求項3又は4に
    記載のコンタクトレンズの適合性評価装置。
  6. 【請求項6】 前記被検眼の動画像データに基づいて、
    該被検眼の動画像を外部表示するモニタを採用すると共
    に、前記演算処理手段において求められた該被検眼にお
    ける角膜と瞳孔およびコンタクトレンズの少なくとも一
    つの位置を、それらの外周エッジ形状及び/又は中心位
    置として、かかるモニタ上に重ね合わせて表示するよう
    にした請求項3乃至5の何れかに記載のコンタクトレン
    ズの適合性評価装置。
  7. 【請求項7】 前記被検眼の動画像データに基づいて、
    該被検眼の動画像の一部を静止画像として外部表示する
    モニタを採用すると共に、前記演算処理手段において求
    められた該被検眼における角膜と瞳孔およびコンタクト
    レンズの少なくとも一つの位置を該静止画像に重ね合わ
    せて表示せしめる一方、それら角膜と瞳孔およびコンタ
    クトレンズの少なくとも一つの位置をモニタ上で移動修
    正可能とすると共に、かかる移動修正の結果を、該演算
    処理手段において求められた位置データに補正処理して
    反映せしめるようにした請求項3乃至6の何れかに記載
    のコンタクトレンズの適合性評価装置。
  8. 【請求項8】 前記動画撮影手段において前記被検眼を
    撮影する光学部分に対して該被検眼を有する被検出の顔
    を固定的に位置決めするための被検者位置決め装置と、 該被権者位置決め装置で位置決めされた被権者の被検眼
    に対して照明用光を照射する照明装置とを、備えている
    請求項1乃至7の何れかに記載のコンタクトレンズの適
    合性評価装置。
  9. 【請求項9】 コンタクトレンズを装用せしめた被検眼
    を、瞬目や視軸移動等による運動に際しての所定時間に
    亘って動画像として撮影する動画像撮影工程と、 該動画像撮影工程で得られた動画像に基づいて、該被検
    眼の運動に伴う該コンタクトレンズの該被検眼上での移
    動時間,移動速度,移動距離,移動軌跡および回転量の
    少なくとも一つに関する動的測定データを求める演算工
    程と、 該演算工程で求められた動的測定データに基づいて、該
    コンタクトレンズの該被検眼に対する適合性を評価する
    評価工程とを、有することを特徴とするコンタクトレン
    ズの適合性評価方法。
  10. 【請求項10】 前記コンタクトレンズを複数種類準備
    して、前記動画像撮影工程において、それら複数種類の
    コンタクトレンズを装用せしめた前記被検眼をそれぞれ
    撮影すると共に、前記演算工程において、得られた複数
    の動画像に基づいて該被検眼の運動に伴う各該コンタク
    トレンズの該被検眼上での移動時間,移動速度,移動距
    離,移動軌跡および回転量の少なくとも一つに関する動
    的測定データを各該コンタクトレンズ毎にそれぞれ求め
    て、前記評価工程において、各該コンタクトレンズ毎に
    求めた各該動的測定データを相対的に比較することによ
    り、該被検眼に適合性の高いコンタクトレンズを選択す
    る請求項9に記載のコンタクトレンズの適合性評価方
    法。
  11. 【請求項11】 前記コンタクトレンズが前記被検眼に
    おける安定位置に導かれた後の画像から、該被検眼の瞳
    孔または角膜と該コンタクトレンズとの相対位置関係を
    表す静的測定データを求めて、該静的測定データを該コ
    ンタクトレンズの該被検眼に対する適合性の評価指標の
    一つに加えて判断する請求項9又は10に記載のコンタ
    クトレンズの適合性評価方法。
  12. 【請求項12】 前記評価工程において、前記動的測定
    データが数値データとして表わされたものを用いて前記
    コンタクトレンズの前記被検眼に対する適合性を評価す
    る請求項9乃至11の何れかに記載のコンタクトレンズ
    の適合性評価方法。
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