JP2003124241A - 半導体装置及びその製造方法 - Google Patents

半導体装置及びその製造方法

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JP2003124241A JP2001320709A JP2001320709A JP2003124241A JP 2003124241 A JP2003124241 A JP 2003124241A JP 2001320709 A JP2001320709 A JP 2001320709A JP 2001320709 A JP2001320709 A JP 2001320709A JP 2003124241 A JP2003124241 A JP 2003124241A
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Masatoshi Akagawa
雅俊 赤川
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    • H01L2924/1531Connection portion the connection portion being formed only on the surface of the substrate opposite to the die mounting surface
    • H01L2924/15311Connection portion the connection portion being formed only on the surface of the substrate opposite to the die mounting surface being a ball array, e.g. BGA

Abstract

(57)【要約】 【課題】 金型を用いずに、樹脂層を薄い厚さで、寸法
精度よく、繰り返し同じ形に形成することができ、ま
た、基板上に熱的に弱い部品が搭載されている場合でも
適用可能で、さらに同一基板上で選択された部品だけを
樹脂層により被覆することができる半導体装置の製造方
法を提供する。 【解決手段】 基板11a上に半導体チップ12a、1
2cを載置する工程と、半導体チップ12a、12cを
載置した基板11aを未硬化の液状の光硬化性樹脂16
中に浸す工程と、光を照射して光硬化性樹脂16を硬化
させ、硬化させた光硬化性樹脂16bにより基板11a
上の半導体チップ12a、12cを被覆する工程とを有
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、半導体装置及びそ
の製造方法に関し、より詳しくは、配線基板上の半導体
素子を含む回路部品を樹脂層により被覆してなる半導体
装置及びその製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】半導体応用装置では、高密度実装の進展
により、BGA(ボールグリッドアレイ)、CSP(チ
ップサイズパッケージ)、又はMCM(マルチチップモ
ジュール)等表面実装型の半導体装置が用いられてい
る。
【0003】これらの半導体装置でも、半導体素子を保
護するため、半導体素子を樹脂層により被覆している。
これらの半導体装置では、特に薄い厚さの樹脂層を精度
よく形成することが必要である。
【0004】図5(a)、(b)は、よく知られた金型
111を用いた樹脂成形方法により樹脂層7を形成する
例である。図中、1は配線基板、2は配線基板1上に搭
載した半導体素子、3は半導体素子2と配線基板1との
電気的接続をとるボンディングワイヤ、4は金型基材、
5はキャビティ、6はキャビティ5への樹脂注入口であ
る。
【0005】また、図6(a)、(b)は、同じくよく
知られたポッティングにより樹脂層9aを形成する例で
ある。図中、8はポッティング装置、9はポッティング
用樹脂である。
【0006】上記の樹脂層による被覆工程を含む半導体
装置の製造方法においては、配線基板1上に半導体素子
2を搭載し、半導体素子2を被覆するように樹脂層7、
9aを形成した後、樹脂層7、9aを加熱して硬化させ
ている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところで、金型111
を用いた樹脂成形方法では、樹脂層7を薄い厚さで、か
つ寸法精度よく形成することができるが、高価な金型を
必要とする。また、MCMのように、配線基板に半導体
素子やその他の回路部品を搭載した回路モジュールなど
で、半導体素子だけを選択的に樹脂層により被覆する必
要がある場合には金型111を用いた樹脂成形方法の適
用は困難である。
【0008】また、ポッティングによる樹脂形成方法で
は、簡易な製造設備を用いることができるが、薄い厚さ
の樹脂層9aを精度よく作成すること、及び繰り返して
同じ形の外形を得ることが難しい。
【0009】さらに、いずれの方法においても、樹脂を
硬化させるための加熱が必要であり、熱的に弱い部品が
配線基板上に搭載されている場合には適用できない。
【0010】本発明は、上記の従来例の問題点に鑑みて
創作されたものであり、金型を用いずに、樹脂層を薄い
厚さで、寸法精度よく、繰り返し同じ形に形成すること
ができ、また、配線基板上に熱的に弱い部品が搭載され
ている場合でも適用可能で、さらに同一配線基板上で選
択された部品だけを樹脂層により被覆することができる
半導体装置の製造方法及び半導体装置を提供するもので
ある。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記した課題は、第1の
発明である、配線基板上に回路部品を搭載する工程と、
前記回路部品を搭載した配線基板を未硬化の液状の光硬
化性樹脂中に浸す工程と、光を照射して光硬化性樹脂を
硬化させ、前記硬化させた光硬化性樹脂により前記配線
基板上の回路部品を被覆する工程とを有することを特徴
とする半導体装置の製造方法によって解決する。
【0012】または、第2の発明である、(i)配線基板
上に回路部品を搭載する工程と、(ii)前記回路部品を液
状の光硬化性樹脂中に部分的に浸す工程と、(iii)光を
照射して前記回路部品の周りの光硬化性樹脂を硬化させ
る工程と、(iv)前記(ii)の工程及び(iii)の工程を繰り
返すことにより、前記光硬化性樹脂を層状に硬化させて
前記回路部品を被覆する工程とを有することを特徴とす
る半導体装置の製造方法によって解決する。
【0013】または、第3の発明である、前記回路部品
は半導体素子であることを特徴とする第1の発明又は第
2の発明に記載の半導体装置の製造方法によって解決す
る。
【0014】または、第4の発明である、前記回路部品
が複数個あり、該複数個のうちから選択された回路部品
だけを前記硬化させた光硬化性樹脂により被覆すること
を特徴とする第1の発明又は第2の発明に記載の半導体
装置の製造方法によって解決する。
【0015】または、第5の発明である、前記選択され
た回路部品は半導体素子であることを特徴とする第4の
発明に記載の半導体装置の製造方法によって解決する。
【0016】または、第6の発明である、第1の発明乃
至第5の発明の何れか一の発明に記載の半導体装置の製
造方法により製造された半導体装置によって解決する。
【0017】次に、本発明の作用を説明する。
【0018】この発明の半導体装置の製造方法では、配
線基板上の回路部品の表面を覆う未硬化の液状の光硬化
性樹脂に光を照射して光硬化性樹脂を硬化させ、樹脂層
を形成している。
【0019】光を用いて光硬化性樹脂を硬化させている
ので、硬化の厚さを相当薄いところまで制御することが
できる。また、硬化の厚さを決める光照射の強度や、平
面形状を決める光照射の範囲は、例えばCAD(Comput
er Aided Design)データに基づいて制御することがで
きる。従って、金型を用いずに、薄い厚さの樹脂層を寸
法精度よく、かつ繰り返し同じ形で形成することができ
る。
【0020】さらに、光エネルギによる化学反応により
光硬化性樹脂を硬化させることができるので、配線基板
上に熱的に弱い部品が搭載されている場合でも適用可能
である。
【0021】また、別の半導体装置の製造方法では、光
を照射して光硬化性樹脂を硬化させ、前記硬化させた光
硬化性樹脂により前記配線基板上の回路部品を被覆する
工程で、回路部品を部分的に光硬化性樹脂に浸して、回
路部品の周りの光硬化性樹脂を順次層状に硬化させるこ
とにより、回路部品を被覆している。所謂積層造形法を
適用している。
【0022】通常、回路部品を被覆する樹脂層は3次元
的に厚みがあるので、所謂積層造形法が適している。特
に、この方法を用いて、順次、異なる平面形状の硬化樹
脂層を形成し、多層に積み重ねることにより、回路部品
を被覆しつつ、3次元的に複雑な構造の樹脂層を形成す
ることができる。
【0023】さらに、別の半導体装置の製造方法では、
同一配線基板上に複数の半導体素子を含む回路部品を搭
載し、光硬化性樹脂を硬化させた樹脂層により回路部品
のうちから選択された回路部品、例えば半導体素子だけ
を被覆している。
【0024】光造形法では任意の大きさの領域に光を照
射できるので、同一の配線基板上において樹脂層の選択
形成を容易に行うことができる。即ち、半導体素子と抵
抗やコンデンサなどが混載されている場合など、樹脂被
覆の必要な半導体素子だけに容易に樹脂被覆を行うこと
ができるので、製造時間の短縮を図ることができる。
【0025】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の実施の形態につ
いて図面を参照しながら説明する。
【0026】(第1の実施の形態)図1(a)乃至
(d)は、本発明の第1の実施の形態に係る半導体装置
の製造方法を示す断面図である。
【0027】図1(a)は、配線基板11a上に、複数
の半導体素子12a、12cと、抵抗やコンデンサなど
のその他の回路部品12bとが混載された状態を示す。
図中、符号13aは配線基板11aと半導体素子12
a、12cの電極とを接続するAuなどからなるボンデ
ィングワイヤである。このような半導体装置の例とし
て、MCMや回路モジュールがある。
【0028】図1(a)の後に、光造形法により半導体
素子12a、12cを被覆する樹脂層16a、16bを
選択的に形成する。半導体素子12a上には断面が矩形
状の樹脂層16aを形成し、半導体素子12c上には断
面が台形状の樹脂層16bを形成する。
【0029】この場合、3次元の構造である樹脂層16
a、16bを配線基板11a表面に平行な複数の薄層に
分割し、数値化してスライスデータ(CADデータ)を
作成し、そのスライスデータに基づいて積層造形法を行
う。即ち、スライスデータを予め制御手段に記憶させて
おき、一つの薄層毎に、このスライスデータに従ってレ
ーザビームを走査させる。
【0030】所謂積層造形法を用いた光造形法では、ま
ず、図2に示すように、配線基板11aを昇降手段15
に載せて、容器14内の未硬化の液状の光硬化性樹脂1
6に浸す。
【0031】未硬化の液状の光硬化性樹脂16として、
エポキシ系樹脂を主成分とする光重合性プレポリマー
と、カチオン系光重合開始剤とを含むものを用いる。エ
ポキシ系樹脂としてビスフェノール型エポキシ樹脂、ノ
ボラック型エポキシ樹脂、脂環型エポキシ樹脂、脂肪族
型エポキシ樹脂などが用いられる。
【0032】次いで、昇降手段15により配線基板11
aの位置を調節する。このとき、半導体素子12a、1
2cの周辺部の配線基板11a表面が、一回の光照射に
より硬化するだけの適量の未硬化の光硬化性樹脂16で
覆われるようにする。一回の照射で硬化させることがで
きる量は、レーザビームの強度や照射時間などを調節す
ることにより適当に調整することが可能である。
【0033】次に、液面が平坦になるのを待って、制御
手段17の制御信号に従って、レーザビーム照射手段1
8からレーザビーム19を照射するとともに、第1層目
のスライスデータに基づき、レーザビーム19を走査す
る。レーザビーム19は一つとし、半導体素子12a周
辺部の配線基板11a表面上にレーザビーム19を照射
する。光硬化性樹脂16中のカチオン系光重合開始剤は
光エネルギを吸収してカチオン重合を開始させる触媒成
分を放出する。光硬化性樹脂16の主成分であるエポキ
シ樹脂はその触媒成分により開環重合する。
【0034】半導体素子12a周辺部での硬化の後、半
導体素子12c周辺部での硬化に移る。これにより、図
1(b)に示すように、半導体素子12a、12cの周
辺部の配線基板11a表面に各々第1層目の硬化樹脂層
を得る。
【0035】次いで、第1層目の硬化処理の終了後に、
昇降手段15を所望の距離だけ下にずらす。これによ
り、第1層目の硬化樹脂層の上に新たな未硬化の液状の
光硬化性樹脂16が流れ込み、第1層目の硬化樹脂層は
一回の光照射により硬化するだけの適量の光硬化性樹脂
16で覆われる。続いて、第2層目のスライスデータに
基づき、レーザビーム19を走査して照射し、第2層目
の硬化樹脂層を形成する。
【0036】以降、一層の硬化毎に昇降手段15を段階
的に下にずらし、その層に対応するスライスデータに基
づき、レーザビーム19を走査して、図1(c)に示す
ように、順次、光硬化性樹脂を光硬化させて硬化樹脂層
を形成していく。なお、半導体素子12a、12c周辺
部の配線基板11a表面に積層された硬化樹脂層の最上
部表面が半導体素子12a、12cの表面とほぼ同じ高
さに達したときに、半導体素子12a、12cの表面で
の硬化を行う。
【0037】所定の数の硬化樹脂層を積層することによ
り、図1(d)に示すように、半導体素子12a、12
cの表面及び側部を被覆する最終的な形状の樹脂層16
a、16bを得る。
【0038】以上のように、第1の実施の形態によれ
ば、配線基板11aに搭載した半導体素子12a、12
cを光硬化性樹脂16を硬化させた樹脂層16a、16
bにより被覆しているので、配線基板11aに搭載した
半導体素子12a、12cを保護することができる。
【0039】また、光を用いているので、硬化厚さを相
当に薄い厚さまで制御することができる。また、硬化の
厚さを決める光照射の強度や、平面形状を決める光照射
の範囲は、CADデータに基づいて制御することができ
る。従って、金型を用いずに、薄い厚さの樹脂層16
a、16bを寸法精度よく、繰り返し同じ形に形成する
ことができる。
【0040】さらに、光エネルギによる化学反応により
光硬化性樹脂16を硬化させることができるので、配線
基板11a上に熱的に弱い部品が搭載されている場合で
も適用可能である。
【0041】また、所謂積層造形法を用いて、順次、異
なる平面形状の層状の硬化樹脂層を形成し、積み重ねて
いるので、3次元的に複雑な構造の樹脂層16a、16
bにも対応することが可能である。
【0042】さらに、光造形法では任意の大きさの領域
に光を照射できるので、同一の配線基板11a上におい
て半導体素子12a、12c、及び回路部品12bを混
載した場合にも、半導体素子12a、12cのみに樹脂
層16a、16bを選択的に形成することが容易であ
る。これにより、製造時間の短縮を図ることができる。
【0043】(第2の実施の形態)次に、図3を参照し
て第2の実施の形態の半導体装置について説明する。
【0044】第1の実施の形態と異なるところは、半導
体素子12a、12c、及びその他の回路部品12bす
べてを樹脂層16cにより被覆している点である。
【0045】この場合も、第1の実施の形態と同様にし
て、所謂積層造形法に従った光造形法を用いて樹脂層1
6cを形成することができる。
【0046】従って、第2の実施の形態によっても、第
1の実施の形態と同様な効果が得られる。
【0047】(第3の実施の形態)次に、図4を参照し
て第3の実施の形態の半導体装置について説明する。
【0048】第1及び第2の実施の形態と異なるところ
は、BGAタイプの半導体装置に本発明を適用している
点である。
【0049】図中、11bは配線基板、13bは半導体
素子12dの電極と配線基板11bとを電気的に接続す
るボンディングワイヤである。また、20は、この半導
体装置を実装基板(不図示)に電気的かつ機械的に接続
するためのはんだバンプ等の金属バンプである。そし
て、半導体素子12dが、上述の方法により樹脂層16
cで被覆される。
【0050】この場合も、第1の実施の形態と同様にし
て、所謂積層造形法に従った光造形法を用いて樹脂層1
6dを形成することができる。
【0051】従って、第3の実施の形態によっても、第
1の実施の形態と同様な効果が得られる。
【0052】以上、実施の形態によりこの発明を詳細に
説明したが、この発明の範囲は上記実施の形態に具体的
に示した例に限られるものではなく、この発明の要旨を
逸脱しない範囲の上記実施の形態の変更はこの発明の範
囲に含まれる。
【0053】例えば、光硬化性樹脂として、エポキシ系
樹脂を主成分とするプレポリマーとカチオン系光重合開
始剤を含むものを用いているが、これに限られない。
【0054】また、第1の実施の形態では、レーザビー
ムを一つ用いているが、2つ以上のレーザビームを用い
て、複数の半導体素子を一度に硬化樹脂層により被覆し
てもよい。
【0055】さらに、MCM、BGAに本発明を適用し
ているが、これに限られない。CSPや半導体素子及び
抵抗やコンデンサ等その他の回路部品が搭載された回路
モジュールに適用できる。
【0056】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、配線基
板上の回路部品の表面を覆う未硬化の液状の光硬化性樹
脂に光を照射して光硬化性樹脂を硬化させ、硬化させた
光硬化性樹脂により回路部品を被覆している。
【0057】光を用いて光硬化性樹脂を硬化させている
ので、硬化厚さを薄い厚さまで制御することができる。
また、硬化の厚さを決める光照射の強度や、平面形状を
決める光照射の範囲は、CADデータに基づいて制御す
ることができる。従って、金型を用いずに、薄い厚さの
樹脂層を寸法精度よく、かつ繰り返し同じ形に形成する
ことができる。
【0058】さらに、光エネルギによる化学反応により
光硬化性樹脂を硬化させることができるので、配線基板
上に熱的に弱い部品が搭載されている場合でも適用可能
である。
【0059】また、所謂積層造形法を用いて、順次、異
なる平面形状の層状の硬化樹脂層を形成し、積み重ねる
ことにより、回路部品を被覆しつつ、3次元的に複雑な
構造の樹脂層を形成することができる。
【0060】さらに、所謂光造形法では任意の大きさの
領域に光を照射できるので、同一の配線基板上において
樹脂層の選択形成を容易に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)乃至(d)は、本発明の第1の実施の形
態である半導体装置の製造方法について示す断面図であ
る。
【図2】本発明の第1の実施の形態である半導体装置の
製造方法に用いられる樹脂層の形成方法について示す側
面図である。
【図3】本発明の第2の実施の形態である半導体装置に
ついて示す断面図である。
【図4】本発明の第3の実施の形態である半導体装置に
ついて示す断面図である。
【図5】従来例の半導体装置の製造方法について示す側
面図である。
【図6】従来例の他の半導体装置の製造方法について示
す側面図である。
【符号の説明】
11a、11b 配線基板 12a〜12d 半導体素子 13a、13b ボンディングワイヤ 14 容器 15 昇降手段 16 未硬化の液状の光硬化性樹脂 16a〜16d 樹脂層 17 制御手段 18 レーザビーム照射手段 19 レーザビーム 20 金属バンプ 102 半導体装置 112 積層造形システム

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 配線基板上に回路部品を搭載する工程
    と、 前記回路部品を搭載した配線基板を未硬化の液状の光硬
    化性樹脂中に浸す工程と、 光を照射して前記光硬化性樹脂を硬化させ、前記硬化さ
    せた光硬化性樹脂により前記配線基板上の回路部品を被
    覆する工程とを有することを特徴とする半導体装置の製
    造方法。
  2. 【請求項2】 (i)配線基板上に回路部品を搭載する工
    程と、 (ii)前記回路部品を液状の光硬化性樹脂中に部分的に浸
    す工程と、 (iii)光を照射して前記回路部品の周りの光硬化性樹脂
    を硬化させる工程と、 (iv)前記(ii)の工程及び(iii)の工程を繰り返すことに
    より、前記光硬化性樹脂を層状に硬化させて前記回路部
    品を被覆する工程とを有することを特徴とする半導体装
    置の製造方法。
  3. 【請求項3】 前記回路部品が半導体素子であることを
    特徴とする請求項1又は2記載の半導体装置の製造方
    法。
  4. 【請求項4】 前記回路部品が複数個あり、該複数個の
    うちから選択された回路部品だけを前記硬化させた光硬
    化性樹脂により被覆することを特徴とする請求項1又は
    2記載の半導体装置の製造方法。
  5. 【請求項5】 前記選択された回路部品が半導体素子で
    あることを特徴とする請求項4記載の半導体装置の製造
    方法。
  6. 【請求項6】 請求項1乃至請求項5の何れか一項に記
    載の半導体装置の製造方法により製造された半導体装
    置。
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