JP2003124082A - 電気二重層キャパシタおよびその製造方法 - Google Patents
電気二重層キャパシタおよびその製造方法Info
- Publication number
- JP2003124082A JP2003124082A JP2001313634A JP2001313634A JP2003124082A JP 2003124082 A JP2003124082 A JP 2003124082A JP 2001313634 A JP2001313634 A JP 2001313634A JP 2001313634 A JP2001313634 A JP 2001313634A JP 2003124082 A JP2003124082 A JP 2003124082A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- terminal plate
- double layer
- electric double
- layer capacitor
- polarity
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Classifications
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
- Y02E60/00—Enabling technologies; Technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation
- Y02E60/13—Energy storage using capacitors
Landscapes
- Electric Double-Layer Capacitors Or The Like (AREA)
Abstract
きるようにする。 【解決手段】同数の正極体と負極体をこれらの間にセパ
レータを介在させて交互に積層する工程と、各正極体お
よび各負極体の一部をリード部として同極どうしの重な
る結束部をそれぞれ極性の対応する端子板に接合する工
程と、これらの積層体を電解液と共に収容する容器から
1対の端子板を外部へ引き出す工程と、この容器を真空
状態に密封する工程と、を備える電気二重層キャパシタ
の製造方法において、リード部13の同極どうしの結束
部14と極性の対応する端子板11との接合工程に圧接
法を用いる一方、この加圧を伴う溶接による変形を吸収
してリード部13の同極どうしの結束部14との接合の
平面度を補償する形状部15を未溶接の端子板11に予
め設定する工程を加える。
Description
パシタおよびその製造方法に関する。
が可能で充放電サイクル寿命が長い、電気二重層キャパ
シタの適用技術が注目される。
負極体をこれらの間にセパレータを介在させて交互に積
層して構成される。これら積層体(キャパシタ本体)は
電解液に浸され、容器に収容して密封される(特開20
00−82641号,特開平9−162082号、参
照)。
なを従来技術を踏まえつつ、高品質の電気二重層キャパ
シタおよびその合理的な製造方法の提供を目的とする。
極体と負極体をこれらの間にセパレータを介在させて交
互に積層し、各正極体および各負極体の一部をリード部
として同極どうしの重なる結束部をそれぞれ極性の対応
する端子板に接合し、これらの積層体を電解液と共に収
容する容器から1対の端子板を外部へ引き出し、この容
器を真空状態に密封して構成される電気二重層キャパシ
タにおいて、リード部の同極どうしの結束部と極性の対
応する端子板との接合部を圧接法により形成する一方、
この加圧を伴う溶接による変形を吸収してリード部の同
極どうしの結束部との接合の平面度を補償する形状部を
端子板に設定したことを特徴とする電気二重層キャパシ
タ。
層キャパシタにおける、端子板にアルミニウム製を用い
たことを特徴とする。
れらの間にセパレータを介在させて交互に積層する工程
と、各正極体および各負極体の一部をリード部として同
極どうしの重なる結束部をそれぞれ極性の対応する端子
板に接合する工程と、これらの積層体を電解液と共に収
容する容器から1対の端子板を外部へ引き出す工程と、
この容器を真空状態に密封する工程と、を備える電気二
重層キャパシタの製造方法において、リード部の同極ど
うしの結束部と極性の対応する端子板との接合工程に圧
接法を用いる一方、この加圧を伴う溶接による変形を吸
収してリード部の同極どうしの結束部との接合の平面度
を補償する形状部を未溶接の端子板に予め設定する工程
を加えたことを特徴する。
どうしの結束部と極性の対応する端子板との間は、圧接
法(抵抗溶接法,超音波溶接法、など)により、リード
部に損傷を与えることなく、良好に接合される。この加
圧を伴う溶接による端子板の変形(反り)は、端子板に
設定の形状部に吸収され、リード部の結束部との接合が
平面どうしの圧着状態になる。端子板に設定の形状部を
備えない場合、端子板は圧接法により反らされ、その端
縁の角部がリード部の結束部に食い込んだり、容器の内
面に損傷を与える可能性が考えられるのである。したが
って、端子板に設定の形状部により、これらの不具合の
防止が得られ、リード部の結束部と極性の対応する端子
板との接合部における接触抵抗も小さく抑えられるよう
になる。
い端子板が得られる一方で、端子板に設定の形状部によ
り、変形しやすいアルミニウム板とリード部の結束部と
の良好な接合状態を確保できる。
形状部を予め設定する工程を加えることにより、圧接法
の加圧も必要かつ十分に確保され、この溶接によりリー
ド部の結束部と極性の対応する端子板との良好な安定し
た圧着(接合)状態が得られる。したがって、高性能の
電気二重層キャパシタを安価に供給できる。
シタの一例を説明する。10はキャパシタ本体(図示せ
ず)を電解液と共に収容する容器、11は容器10の外
部に引き出される1対の端子板(キャパシタ電極)であ
り、各端子板11a,11bはアルミニウムから短尺状
に形成される。
と負極体をこれらの間にセパレータを介在させて交互に
積層して構成される。正極体および負極体は、集電極と
その両面の分極性電極(活性炭電極)とから組成され
る。これらの集電極は、矩形状の金属箔(たとえば、ア
ルミニウム箔)からなり、その矩形平面の一辺に片側へ
寄せて帯状のリード部が一体に成形される。各リード部
の同極どうしは束ねられ、この結束部に極性の対応する
端子板11a,11bが接合される。
極性の対応するリード部の結束部との結合部)は、スポ
ット溶接(圧接法)により形成される。各端子板11
a,11bには、キャパシタ本体の組成工程において、
スポット溶接(抵抗溶接法)の加圧に伴う変形(反り)
を吸収してリード部の結束部との接合の平面度を補償す
る所定の形状部(図2の15)が設定される。
解液に浸される。容器10は、金属層を含む積層構造の
樹脂フィルム(たとえば、アルミラミネート)から構成
され、その一側から1対の端子板11a,11b(その
一部)が引き出される。容器10の内部は、真空引きに
より、余分な電解液が抜き取られ、真空状態に密封され
るのである。
と極性の対応する端子板11a,11bとの間は、スポ
ット溶接により、リード部に損傷を与えることなく、良
好に接合(圧着)される。端子板11に設定の形状部1
5は、スポット溶接の加圧により、平坦に圧し延ばされ
る。つまり、スポット溶接の加圧に伴う端子板11の反
り(変形)は、端子板11に設定の形状部15に吸収さ
れ、リード部の結束部との接合が平面どうしの圧着状態
になる。
場合、端子板11はスポット溶接の加圧により反らさ
れ、その端縁の角部がリード部の結束部に食い込んだ
り、キャパシタ本体を収容する容器10の内面に損傷を
与える(容器10を形成する樹脂フィルムの金属層との
間で短絡を生じる)可能性が考えられるのである。この
場合、端子板11に設定の形状部15により、これらの
不具合の防止が得られ、リード部の結束部と極性の対応
する端子板との接合部における接触抵抗も小さく抑えら
れる。
好な電導性が得られる。その一方、端子板11に設定の
形状部15により、変形しやすいアルミニウム板とリー
ド部の結束部との良好な接合状態も容易に確保できる。
するものであり、正極体および負極体に同一のモジュー
ルが共用される。モジュールは、シート(金属箔の両面
に分極性電極の構成材質を塗布または貼り合わせること
により製作される)を型抜き加工することにより、所定
形状(矩形平面の一辺に分極性電極から露出するリード
部13を備える)に作成される。
ウムから短尺状に形成され、リード部13の結束部14
との接合領域に所定の形状部15(スポット溶接の加圧
に伴う変形を吸収してリード部の同極どうしの結束部と
の接合の平面度を補償する)が設定される。
1a,11bは、保治具21により、所定のセット状態
に固定される。偶数のモジュール(同数の正極体と負極
体)は、載置台20の上面に積み重ね、これらの間にセ
パレータが介在する所定の積層体12に構成される。モ
ジュールは、集電極の一辺の片側へ寄るリード部13と
の関係から、交互に表裏を反転させることにより、正極
体のリード部13aが集電極の一辺の片側、負極体のリ
ード部13bがその反対側、に並ぶ積層状態に組成され
る。16は積層体12を組成するための位置決めピンで
あり、載置台20の上面に配置される。
ら、リード部13の同極どうしの結束部14が極性の対
応する端子板11の所定領域に重ねられる。そして、リ
ード部13の結束部14と極性の対応する端子板11と
の重なる部分は、1対の溶接電極により上下から加圧さ
れ、端子板11の形状部15が平坦に圧し延ばされ、密
着状態に溶接されるのである。この溶接は、各接合部
(リード部13の結束部14と極性の対応する端子板1
1との重なる部分)について、順次に処理される。その
後、積層体12は1対の端子板11a,11bと共にス
ポット溶接機から外され、容器20に収容されることに
なる。
いて、未溶接の端子板11に形状部15を予め設定する
工程を加えることにより、スポット溶接の加圧が必要か
つ十分に確保され、この溶接によりリード部13の結束
部と極性の対応する端子板111との良好な安定した圧
着(接合)状態が得られる。したがって、高性能の電気
二重層キャパシタを安価に供給できる。
により、数段式加圧(たとえば、2段式加圧)を行うよ
うに設定すると、端子板11の形状部15が無理なく平
坦に圧し延ばされ、リード部13の結束部14と極性の
対応する端子板11との溶接が円滑に処理できるように
なる。図2の積層体12については、載置台20の上面
において、所定の組み状態に組成するのでなく、組成体
を載置台(端子板は保持具に固定状態)にセットするよ
うにしてもよい。また、1対の分極性電極の間を絶縁す
るセパレータは、リード部13の結束部と端子板11
a,11bとの接合後、各モジュール間に組み付けるこ
とも考えられる。
Claims (3)
- 【請求項1】同数の正極体と負極体をこれらの間にセパ
レータを介在させて交互に積層し、各正極体および各負
極体の一部をリード部として同極どうしの重なる結束部
をそれぞれ極性の対応する端子板に接合し、これらの積
層体を電解液と共に収容する容器から1対の端子板を外
部へ引き出し、この容器を真空状態に密封して構成され
る電気二重層キャパシタにおいて、リード部の同極どう
しの結束部と極性の対応する端子板との接合部を圧接法
により形成する一方、この加圧を伴う溶接による変形を
吸収してリード部の同極どうしの結束部との接合の平面
度を補償する形状部を端子板に設定したことを特徴とす
る電気二重層キャパシタ。 - 【請求項2】端子板にアルミニウム製を用いたことを特
徴とする請求項1の記載に係る電気二重層キャパシタ。 - 【請求項3】同数の正極体と負極体をこれらの間にセパ
レータを介在させて交互に積層する工程と、各正極体お
よび各負極体の一部をリード部として同極どうしの重な
る結束部をそれぞれ極性の対応する端子板に接合する工
程と、これらの積層体を電解液と共に収容する容器から
1対の端子板を外部へ引き出す工程と、この容器を真空
状態に密封する工程と、を備える電気二重層キャパシタ
の製造方法において、リード部の同極どうしの結束部と
極性の対応する端子板との接合工程に圧接法を用いる一
方、この加圧を伴う溶接による変形を吸収してリード部
の同極どうしの結束部との接合の平面度を補償する形状
部を未溶接の端子板に予め設定する工程を加えたことを
特徴する電気二重層キャパシタの製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001313634A JP3801897B2 (ja) | 2001-10-11 | 2001-10-11 | 電気二重層キャパシタおよびその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001313634A JP3801897B2 (ja) | 2001-10-11 | 2001-10-11 | 電気二重層キャパシタおよびその製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003124082A true JP2003124082A (ja) | 2003-04-25 |
JP3801897B2 JP3801897B2 (ja) | 2006-07-26 |
Family
ID=19132074
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001313634A Expired - Fee Related JP3801897B2 (ja) | 2001-10-11 | 2001-10-11 | 電気二重層キャパシタおよびその製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3801897B2 (ja) |
-
2001
- 2001-10-11 JP JP2001313634A patent/JP3801897B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP3801897B2 (ja) | 2006-07-26 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
CN111247665B (zh) | 单元模块、电池模块、电池组及车辆 | |
JP5046956B2 (ja) | 電気デバイス集合体の製造方法 | |
JP2020518968A (ja) | 電極リード接合用バスバー組立体及びこれを含むバッテリーモジュール | |
KR101136800B1 (ko) | 전지모듈의 제조방법 및 중대형 전지팩 | |
US10804505B2 (en) | Battery pack and method for producing battery pack | |
JP2007109548A (ja) | 電気デバイス集合体及びその製造方法 | |
JP2003223880A (ja) | 電池タブにリードを接続する方法 | |
KR101072681B1 (ko) | 적층형 이차 전지 | |
JP2008004274A (ja) | 蓄電素子 | |
US20120315525A1 (en) | Square battery and manufacturing method of the same | |
JP2002231214A (ja) | 電 池 | |
JP2003272966A (ja) | 電気二重層キャパシタ | |
JP2000348978A (ja) | 電気二重層コンデンサの電極製造方法 | |
JP5110832B2 (ja) | 蓄電素子の製造方法 | |
JP3801897B2 (ja) | 電気二重層キャパシタおよびその製造方法 | |
WO2013094423A1 (ja) | 蓄電デバイス | |
KR102167431B1 (ko) | 두께가 상이한 단일 전극리드로 결합된 전지셀 어셈블리 | |
JP2002280271A (ja) | 電気二重層キャパシタおよびその製造方法 | |
JP4568646B2 (ja) | 電気二重層キャパシタモジュールの製造方法 | |
JP4391861B2 (ja) | 電気二重層キャパシタおよびその製造方法 | |
JP3910021B2 (ja) | 電気二重層キャパシタの電極構造 | |
JPWO2018235768A1 (ja) | 蓄電素子 | |
JP3995897B2 (ja) | 電気二重層キャパシタの製造方法 | |
JP4384510B2 (ja) | 電気二重層キャパシタおよびその製造方法 | |
JP2003124077A (ja) | 電気二重層キャパシタ |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20041007 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20050617 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20051122 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20060123 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20060418 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20060426 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120512 Year of fee payment: 6 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120512 Year of fee payment: 6 |
|
S533 | Written request for registration of change of name |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120512 Year of fee payment: 6 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |