JP2003122389A - データ処理装置及びプログラム - Google Patents
データ処理装置及びプログラムInfo
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- JP2003122389A JP2003122389A JP2001314212A JP2001314212A JP2003122389A JP 2003122389 A JP2003122389 A JP 2003122389A JP 2001314212 A JP2001314212 A JP 2001314212A JP 2001314212 A JP2001314212 A JP 2001314212A JP 2003122389 A JP2003122389 A JP 2003122389A
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- keyword
- voice
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Abstract
(57)【要約】
【課題】本発明の課題は、ユーザが指示操作に関連して
音声入力した任意のキーワードを指示操作に対応付けて
登録しておけば、指示操作命令の全文を音声入力する必
要がなく、そのキーワードを音声入力するだけで、指示
操作を読出してメニュー表示できるようにすることであ
る。 【解決手段】CPU1a、表示部1b、RAM1c、入
力部1d、マイク1h、マイク制御部1i、データベー
ス1jを具備するデータ処理装置1上で、表示部1b上
のユーザの作業場所を特定し、ユーザの音声をマイク1
hから入力しマイク制御部1iで音声認識し、音声認識
結果からキーワードを抽出し、当該キーワード及び前記
作業場所が一致する次作業の動作をデータベース1j上
に登録されているキーワードファイルから抽出し、ユー
ザの選択自在に、実行回数順の次作業の動作の一覧を表
示部1bへ表示する。
音声入力した任意のキーワードを指示操作に対応付けて
登録しておけば、指示操作命令の全文を音声入力する必
要がなく、そのキーワードを音声入力するだけで、指示
操作を読出してメニュー表示できるようにすることであ
る。 【解決手段】CPU1a、表示部1b、RAM1c、入
力部1d、マイク1h、マイク制御部1i、データベー
ス1jを具備するデータ処理装置1上で、表示部1b上
のユーザの作業場所を特定し、ユーザの音声をマイク1
hから入力しマイク制御部1iで音声認識し、音声認識
結果からキーワードを抽出し、当該キーワード及び前記
作業場所が一致する次作業の動作をデータベース1j上
に登録されているキーワードファイルから抽出し、ユー
ザの選択自在に、実行回数順の次作業の動作の一覧を表
示部1bへ表示する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、音声入力によりデ
ータ処理操作を補助するデータ処理装置及びプログラム
に関する。
ータ処理操作を補助するデータ処理装置及びプログラム
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、コンピュータ上の音声認識機能が
付加された業務アプリケーションにおいて、業務の起動
に音声認識機能を使用すると、ユーザが起動したい業務
名を読上げることにより起動する方式が存在する。
付加された業務アプリケーションにおいて、業務の起動
に音声認識機能を使用すると、ユーザが起動したい業務
名を読上げることにより起動する方式が存在する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来の音声認
識機能では業務名を完全に読上げることによって業務を
起動するという、業務名読上げ対業務起動が1対1であ
る利用法か、ユーザが読上げた文章を入力域に反映させ
る機能でしかなかった。例えば、長い名称の業務を起動
する場合、ユーザは起動したい業務名を全て読上げれば
ならず、一度読上げが認識されなかったら、もう一度最
初から読上げる必要があるという問題があった。
識機能では業務名を完全に読上げることによって業務を
起動するという、業務名読上げ対業務起動が1対1であ
る利用法か、ユーザが読上げた文章を入力域に反映させ
る機能でしかなかった。例えば、長い名称の業務を起動
する場合、ユーザは起動したい業務名を全て読上げれば
ならず、一度読上げが認識されなかったら、もう一度最
初から読上げる必要があるという問題があった。
【0004】また、同じ業務名に番号を付加して識別し
ている業務(例えば、売上伝票入力1と売上伝票入力
2)等では、業務名が似てしまう為、誤認識の可能性が
高く、誤認識されて起動してしまったら、わざわざアプ
リケーションを終わらせてから、目的の業務名を認識す
るまで読上げる必要があるという問題があった。
ている業務(例えば、売上伝票入力1と売上伝票入力
2)等では、業務名が似てしまう為、誤認識の可能性が
高く、誤認識されて起動してしまったら、わざわざアプ
リケーションを終わらせてから、目的の業務名を認識す
るまで読上げる必要があるという問題があった。
【0005】本発明の課題は、ユーザが指示操作に関連
して音声入力した任意のキーワードを指示操作に対応付
けて登録しておけば、指示操作命令の全文を音声入力す
る必要がなく、そのキーワードを音声入力するだけで、
指示操作を読出してメニュー表示できるようにすること
である。
して音声入力した任意のキーワードを指示操作に対応付
けて登録しておけば、指示操作命令の全文を音声入力す
る必要がなく、そのキーワードを音声入力するだけで、
指示操作を読出してメニュー表示できるようにすること
である。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
入力音声からキーワードを抽出する抽出手段と、前記抽
出手段により抽出されたキーワードと、音声入力に関連
してユーザが行った指示操作とを対応付けて登録する登
録手段と、前記キーワードが音声入力された際に、その
キーワードと一致するキーワードを前記登録手段から検
索し、当該キーワードに対応づけられた指示操作を読出
してメニュー表示する表示手段と、を具備したことを特
徴としている。
入力音声からキーワードを抽出する抽出手段と、前記抽
出手段により抽出されたキーワードと、音声入力に関連
してユーザが行った指示操作とを対応付けて登録する登
録手段と、前記キーワードが音声入力された際に、その
キーワードと一致するキーワードを前記登録手段から検
索し、当該キーワードに対応づけられた指示操作を読出
してメニュー表示する表示手段と、を具備したことを特
徴としている。
【0007】従って、ユーザが指示操作に関連して音声
入力した任意のキーワードを指示操作に対応付けて登録
しておけば、指示操作命令の全文を音声入力する必要が
なく、そのキーワードを音声入力するだけで、指示操作
を読出してメニュー表示させることができる。
入力した任意のキーワードを指示操作に対応付けて登録
しておけば、指示操作命令の全文を音声入力する必要が
なく、そのキーワードを音声入力するだけで、指示操作
を読出してメニュー表示させることができる。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、添付図面を参照して、本発
明の実施の形態を説明する。先ず、図1を参照して装置
的特長を説明する。図1は、本発明の実施の形態のデー
タ処理装置1の内部構成を示すブロック図である。
明の実施の形態を説明する。先ず、図1を参照して装置
的特長を説明する。図1は、本発明の実施の形態のデー
タ処理装置1の内部構成を示すブロック図である。
【0009】データ処理装置1は、ユーザの音声を認識
してユーザからの指示操作を実行する機能を有するワー
クステーション、デスクトップPC、ノートPC、PD
A(Personal Digital Assistants)等の装置であるが
これに限られず、例えば携帯電話、PHS(Personal H
andyphone System)等でもよい。
してユーザからの指示操作を実行する機能を有するワー
クステーション、デスクトップPC、ノートPC、PD
A(Personal Digital Assistants)等の装置であるが
これに限られず、例えば携帯電話、PHS(Personal H
andyphone System)等でもよい。
【0010】データ処理装置1は、その内部に、各部の
中央制御を行うCPU1aと、管理者への情報を表示す
る表示部1bと、情報を一時的に格納するRAM(Rand
om Access Memory)1cと、ユーザの入力を介する入力
部1dと、情報を記憶する記憶装置1eと、記憶装置1
e内の記録媒体1fと、ネットワークとの情報の伝送を
制御する伝送制御部1gと、ユーザの音声を認識するマ
イク1hと、マイク1hを制御するマイク制御部1i
と、キーワードファイルを記憶するデータベース1j
と、CPU1a、表示部1b、RAM1c、入力部1
d、記憶装置1e、伝送制御部1g、マイク制御部1
i、データベース1jとを接続するバス1kとを接続す
る。
中央制御を行うCPU1aと、管理者への情報を表示す
る表示部1bと、情報を一時的に格納するRAM(Rand
om Access Memory)1cと、ユーザの入力を介する入力
部1dと、情報を記憶する記憶装置1eと、記憶装置1
e内の記録媒体1fと、ネットワークとの情報の伝送を
制御する伝送制御部1gと、ユーザの音声を認識するマ
イク1hと、マイク1hを制御するマイク制御部1i
と、キーワードファイルを記憶するデータベース1j
と、CPU1a、表示部1b、RAM1c、入力部1
d、記憶装置1e、伝送制御部1g、マイク制御部1
i、データベース1jとを接続するバス1kとを接続す
る。
【0011】CPU1aは、データ処理プログラムを実
行する。CPU1aは、データ処理プログラムの実行に
より、表示部1bの画面上に現在アクティブなウィンド
ウがあるかを判別し、現在アクティブなウィンドウのウ
ィンドウの属性、ソフト名、サブウィンドウ名を取得
し、現在アクティブなウィンドウがない場合、デスクト
ップ又はメニュー上を取得し、取得したもののうち適切
なものを現在の作業場所である作業元として作業元メモ
リa1に記憶し、音声入力を待機して音声入力がある場
合に、マイク1h及びマイク制御部1iを介して入力音
声を音声認識し、当該認識結果を認識結果メモリa2に
記憶する(図6参照)。
行する。CPU1aは、データ処理プログラムの実行に
より、表示部1bの画面上に現在アクティブなウィンド
ウがあるかを判別し、現在アクティブなウィンドウのウ
ィンドウの属性、ソフト名、サブウィンドウ名を取得
し、現在アクティブなウィンドウがない場合、デスクト
ップ又はメニュー上を取得し、取得したもののうち適切
なものを現在の作業場所である作業元として作業元メモ
リa1に記憶し、音声入力を待機して音声入力がある場
合に、マイク1h及びマイク制御部1iを介して入力音
声を音声認識し、当該認識結果を認識結果メモリa2に
記憶する(図6参照)。
【0012】またCPU1aは、認識結果メモリa2上
の認識結果の認識文字列を分割して接続詞等を削除した
各単語をキーワードとしてキーワード抽出ファイルa3
に記憶し、キーワード抽出ファイルa3上の現在のキー
ワード及び作業元メモリa1上の現在の作業元で一致す
るレコードをキーワードファイルbから索引し、該当す
るレコードが登録されている場合、当該レコードのキー
ワード及び作業元に対応した次作業の動作、動作の種類
及び実行の回数を索引してカレントキーワードファイル
a4に記憶し、回数の多い順に並べ替え、当該回数順の
次作業の動作を次作業一覧として表示部1bに表示し、
次作業一覧からユーザによる次作業の選択を待機して選
択があるかを判別する(図7参照)。
の認識結果の認識文字列を分割して接続詞等を削除した
各単語をキーワードとしてキーワード抽出ファイルa3
に記憶し、キーワード抽出ファイルa3上の現在のキー
ワード及び作業元メモリa1上の現在の作業元で一致す
るレコードをキーワードファイルbから索引し、該当す
るレコードが登録されている場合、当該レコードのキー
ワード及び作業元に対応した次作業の動作、動作の種類
及び実行の回数を索引してカレントキーワードファイル
a4に記憶し、回数の多い順に並べ替え、当該回数順の
次作業の動作を次作業一覧として表示部1bに表示し、
次作業一覧からユーザによる次作業の選択を待機して選
択があるかを判別する(図7参照)。
【0013】またCPU1aは、次作業の選択がある場
合、選択された次作業を実行し、選択された次作業がウ
ィンドウの切替か、別ソフトの起動、又はサブウィンド
ウ表示かにより作業場所を移動をした場合に、作業元メ
モリa1を現在の作業場所を新たな作業元として書換
え、キーワードファイルb上の選択された次作業に対応
するレコードの回数に1を追加して登録し、当該データ
処理手順を終了する、又は前記音声入力待機へ戻る(図
8参照)。
合、選択された次作業を実行し、選択された次作業がウ
ィンドウの切替か、別ソフトの起動、又はサブウィンド
ウ表示かにより作業場所を移動をした場合に、作業元メ
モリa1を現在の作業場所を新たな作業元として書換
え、キーワードファイルb上の選択された次作業に対応
するレコードの回数に1を追加して登録し、当該データ
処理手順を終了する、又は前記音声入力待機へ戻る(図
8参照)。
【0014】またCPU1aは、前記該当するレコード
が登録されていない場合、又は次作業の選択がない場
合、ユーザの入力部1bを介した入力による指示操作を
待機して指示操作がある場合、当該指示操作を実行し、
当該指示操作の内容を解析し、現在のキーワード、現在
の作業元、当該指示操作の動作、動作の種類、回数
(1)をカレントキーワードファイルa4及びキーワー
ドファイルbに記憶し、当該指示操作がウィンドウの切
替か、別ソフトの起動、又はサブウィンドウ表示かによ
り作業場所を移動をした場合、作業元メモリa1を指示
操作に書換え、当該データ処理手順の終了する、又は前
記音声入力待機へ戻る(図9参照)。
が登録されていない場合、又は次作業の選択がない場
合、ユーザの入力部1bを介した入力による指示操作を
待機して指示操作がある場合、当該指示操作を実行し、
当該指示操作の内容を解析し、現在のキーワード、現在
の作業元、当該指示操作の動作、動作の種類、回数
(1)をカレントキーワードファイルa4及びキーワー
ドファイルbに記憶し、当該指示操作がウィンドウの切
替か、別ソフトの起動、又はサブウィンドウ表示かによ
り作業場所を移動をした場合、作業元メモリa1を指示
操作に書換え、当該データ処理手順の終了する、又は前
記音声入力待機へ戻る(図9参照)。
【0015】表示部1bは、CRT(Cathode Ray Tub
e)、又はLCD(Liquid Crystal Display)等により
構成され、CPU1aから入力される表示指示に従って
各種表示データの画面表示を行う。
e)、又はLCD(Liquid Crystal Display)等により
構成され、CPU1aから入力される表示指示に従って
各種表示データの画面表示を行う。
【0016】RAM1cは、前記プログラム、入力指
示、入力データ及び処理結果等の各種データを、CPU
1aでランダムアクセス展開可能に格納するメモリ領域
を有して、各種状態を記憶するメモリである。
示、入力データ及び処理結果等の各種データを、CPU
1aでランダムアクセス展開可能に格納するメモリ領域
を有して、各種状態を記憶するメモリである。
【0017】入力部1dは、カーソルキー、数字入力キ
ー及び各種機能キー等を備えたキーボード及びポインテ
ィングデバイスとしてマウスを含み、キーボードで押下
された押下信号やマウスの位置信号をCPU1aに出力
する。
ー及び各種機能キー等を備えたキーボード及びポインテ
ィングデバイスとしてマウスを含み、キーボードで押下
された押下信号やマウスの位置信号をCPU1aに出力
する。
【0018】記憶装置1eは、プログラムやデータなど
が予め記憶されまたは書込み可能な記録媒体1fを有
し、記録媒体1fは、磁気的、光学的記録媒体、若しく
は半導体等の不揮発性メモリ等のCPU1a読取り可能
な記録媒体で構成されている。記録媒体1fは、ハード
ディスク等の記憶装置1eに固定的に設けたもの、若し
くはCD−ROM、メモリカード等の着脱自在に装着す
る可搬型のものを含む。この記録媒体1fには各種処理
プログラム、及びこれらのプログラムで処理する又は処
理されたデータ等の各種データを格納する。
が予め記憶されまたは書込み可能な記録媒体1fを有
し、記録媒体1fは、磁気的、光学的記録媒体、若しく
は半導体等の不揮発性メモリ等のCPU1a読取り可能
な記録媒体で構成されている。記録媒体1fは、ハード
ディスク等の記憶装置1eに固定的に設けたもの、若し
くはCD−ROM、メモリカード等の着脱自在に装着す
る可搬型のものを含む。この記録媒体1fには各種処理
プログラム、及びこれらのプログラムで処理する又は処
理されたデータ等の各種データを格納する。
【0019】ネットワークは、例えばインターネット等
の通信ネットワークであり、LAN(Local Area Netwo
rk)又はWAN(Wide Area Network)を含めてもよ
く、電話回線網、ISDN回線網、専用線、移動体通信
網、通信衛星回線、CATV回線、光通信回線、無線通
信回線と、それらを接続するインターネットサービスプ
ロバイダや基地局等を含む構成でもよい。
の通信ネットワークであり、LAN(Local Area Netwo
rk)又はWAN(Wide Area Network)を含めてもよ
く、電話回線網、ISDN回線網、専用線、移動体通信
網、通信衛星回線、CATV回線、光通信回線、無線通
信回線と、それらを接続するインターネットサービスプ
ロバイダや基地局等を含む構成でもよい。
【0020】また、記録媒体1fに記憶されたプログラ
ム、データ等は、その一部若しくは全部を外部機器から
LAN、WAN等のネットワークを介して伝送制御部1
gから受信して格納する構成にしてもよく、また、記録
媒体1f、データベース1jはネットワーク上に構築さ
れた外部機器の記録媒体であってもよい。更に、前記各
種プログラムをネットワークを介して外部機器へ送信及
びインストールする構成にしてもよい。
ム、データ等は、その一部若しくは全部を外部機器から
LAN、WAN等のネットワークを介して伝送制御部1
gから受信して格納する構成にしてもよく、また、記録
媒体1f、データベース1jはネットワーク上に構築さ
れた外部機器の記録媒体であってもよい。更に、前記各
種プログラムをネットワークを介して外部機器へ送信及
びインストールする構成にしてもよい。
【0021】伝送制御部1gは、ネットワークを介し
て、外部機器との通信を行うためのネットワークカー
ド、モデム、TA(Terminal Adapter)、ルータ等によ
って構成される。RAM1c、記録媒体1e及びデータ
ベース1jは、CPU1aの制御により内部データの書
換が可能な構成である。
て、外部機器との通信を行うためのネットワークカー
ド、モデム、TA(Terminal Adapter)、ルータ等によ
って構成される。RAM1c、記録媒体1e及びデータ
ベース1jは、CPU1aの制御により内部データの書
換が可能な構成である。
【0022】次に、図2〜図5を参照して、データ処理
手順の実行に使用する情報を記憶するメモリ及びファイ
ル、並びにその構成について説明する。図2は、RAM
1cに記憶するメモリ及びファイル構成を示す図であ
る。図3は、図2におけるキーワード抽出ファイルa3
の内部構成を示す図である。図4は、図2におけるカレ
ントキーワードファイルa4の内部構成を示す図であ
る。図5は、データベース1jに記憶するキーワードフ
ァイルbの内部構成を示す図である。
手順の実行に使用する情報を記憶するメモリ及びファイ
ル、並びにその構成について説明する。図2は、RAM
1cに記憶するメモリ及びファイル構成を示す図であ
る。図3は、図2におけるキーワード抽出ファイルa3
の内部構成を示す図である。図4は、図2におけるカレ
ントキーワードファイルa4の内部構成を示す図であ
る。図5は、データベース1jに記憶するキーワードフ
ァイルbの内部構成を示す図である。
【0023】図2より、ワークメモリとしてのRAM1
c上のファイル構成は、表示部1b上の現在の作業をし
ている場所を記憶する作業元メモリa1と、マイク1h
及びマイク制御部1iにより認識されたユーザの音声の
認識結果を記憶する認識結果メモリa2と、認識結果メ
モリa2上の認識結果からキーワードを抽出して記憶す
るキーワード抽出ファイルa3と、現在のキーワード、
現在の作業元及びこれに対応する指示操作の情報を記憶
するカレントキーワードファイルa4とからなる。
c上のファイル構成は、表示部1b上の現在の作業をし
ている場所を記憶する作業元メモリa1と、マイク1h
及びマイク制御部1iにより認識されたユーザの音声の
認識結果を記憶する認識結果メモリa2と、認識結果メ
モリa2上の認識結果からキーワードを抽出して記憶す
るキーワード抽出ファイルa3と、現在のキーワード、
現在の作業元及びこれに対応する指示操作の情報を記憶
するカレントキーワードファイルa4とからなる。
【0024】図3におけるキーワード抽出ファイルa3
は、項目として、認識結果メモリa2上の認識結果から
抽出された各キーワードを記憶する。図4におけるカレ
ントキーワードファイルa4は、項目として、現在使用
しているキーワードと、データ処理装置1の表示部1b
の指示操作実行前に作業をしている場所を示す作業元
と、ユーザからの指示操作である動作と、当該動作の種
類と、当該動作を実行した回数とを記憶する。
は、項目として、認識結果メモリa2上の認識結果から
抽出された各キーワードを記憶する。図4におけるカレ
ントキーワードファイルa4は、項目として、現在使用
しているキーワードと、データ処理装置1の表示部1b
の指示操作実行前に作業をしている場所を示す作業元
と、ユーザからの指示操作である動作と、当該動作の種
類と、当該動作を実行した回数とを記憶する。
【0025】図5におけるキーワードファイルbは、ワ
ークメモリとしてではなく、データベースとして各情報
を格納する。キーワードファイルbは、項目として、キ
ーワードと、作業元と、動作の種類と、動作と、キーワ
ード及び作業元に関連づけて選択された動作の回数とを
記憶する。
ークメモリとしてではなく、データベースとして各情報
を格納する。キーワードファイルbは、項目として、キ
ーワードと、作業元と、動作の種類と、動作と、キーワ
ード及び作業元に関連づけて選択された動作の回数とを
記憶する。
【0026】次に、図6〜図9を参照してデータ処理を
説明する。図6は、データ処理を示すフローチャートで
あり、図7は、図6に続くデータ処理を示すフローチャ
ートであり、図8は、図7に続くデータ処理を示すフロ
ーチャートであり、図9は、図7に続くデータ処理を示
すフローチャートである。
説明する。図6は、データ処理を示すフローチャートで
あり、図7は、図6に続くデータ処理を示すフローチャ
ートであり、図8は、図7に続くデータ処理を示すフロ
ーチャートであり、図9は、図7に続くデータ処理を示
すフローチャートである。
【0027】このフローチャートは、データ処理装置1
を構成するコンピュータに各機能を実現させるためのプ
ログラムを説明する為のものである。このプログラム
は、CPU1aが読取可能なプログラムコードの形態で
記録媒体1fに格納されている例で説明するが、全ての
機能を記録媒体1fに格納する必要は無く、必要に応じ
てその一部若しくは全部をネットワークを介して伝送制
御部1gから受信して実現するようにしてもよい。
を構成するコンピュータに各機能を実現させるためのプ
ログラムを説明する為のものである。このプログラム
は、CPU1aが読取可能なプログラムコードの形態で
記録媒体1fに格納されている例で説明するが、全ての
機能を記録媒体1fに格納する必要は無く、必要に応じ
てその一部若しくは全部をネットワークを介して伝送制
御部1gから受信して実現するようにしてもよい。
【0028】最初に、ユーザが、データ処理装置1上で
表示部1bの画面を見て入力部1dから各種データ処理
作業を行うにあたり、CPU1aはデータ処理プログラ
ムの実行によってデータ処理を開始する。そして、デー
タ処理装置1のCPU1aは、表示部1bの画面上に現
在アクティブなウィンドウがあるかを判別する(ステッ
プST1)。現在アクティブなウィンドウがある場合
(ステップST1;YES)、CPU1aは、当該現在
アクティブなウィンドウの属性を取得し(ステップST
2)、当該現在アクティブなウィンドウの上のソフトウ
ェアのソフト名を取得する(ステップST3)。
表示部1bの画面を見て入力部1dから各種データ処理
作業を行うにあたり、CPU1aはデータ処理プログラ
ムの実行によってデータ処理を開始する。そして、デー
タ処理装置1のCPU1aは、表示部1bの画面上に現
在アクティブなウィンドウがあるかを判別する(ステッ
プST1)。現在アクティブなウィンドウがある場合
(ステップST1;YES)、CPU1aは、当該現在
アクティブなウィンドウの属性を取得し(ステップST
2)、当該現在アクティブなウィンドウの上のソフトウ
ェアのソフト名を取得する(ステップST3)。
【0029】そして、CPU1aは、現在のアクティブ
なウィンドウがサブウィンドウ上かどうかを判別する
(ステップST4)。サブウィンドウ上である場合(ス
テップST4;YES)、CPU1aは、当該サブウィ
ンドウ名を取得する(ステップST5)。そして、CP
U1aは、ステップST2で取得したウィンドウの属
性、ステップST3で取得したソフト名、ステップST
5で取得したサブウィンドウ名のうちの適切なものを現
在の作業場所である作業元として、RAM1c上の作業
元メモリa1に記憶する(ステップST6)。
なウィンドウがサブウィンドウ上かどうかを判別する
(ステップST4)。サブウィンドウ上である場合(ス
テップST4;YES)、CPU1aは、当該サブウィ
ンドウ名を取得する(ステップST5)。そして、CP
U1aは、ステップST2で取得したウィンドウの属
性、ステップST3で取得したソフト名、ステップST
5で取得したサブウィンドウ名のうちの適切なものを現
在の作業場所である作業元として、RAM1c上の作業
元メモリa1に記憶する(ステップST6)。
【0030】サブウィンドウ上でない場合(ステップS
T5;NO)、ステップST6へ進む。この場合には、
ステップST6で、ステップST2で取得したウィンド
ウの属性及びステップST3で取得したソフト名のうち
適切なものを作業元として作業元メモリa1に記憶す
る。現在アクティブなウィンドウがない場合(ステップ
ST2;NO)、CPU1aは、デスクトップ又はメニ
ュー上を取得し(ステップST7)、ステップST6へ
進む。この場合には、ステップST6で、ステップST
7で取得したデスクトップ又はメニュー上を作業元とし
て作業元メモリa1に記憶する。
T5;NO)、ステップST6へ進む。この場合には、
ステップST6で、ステップST2で取得したウィンド
ウの属性及びステップST3で取得したソフト名のうち
適切なものを作業元として作業元メモリa1に記憶す
る。現在アクティブなウィンドウがない場合(ステップ
ST2;NO)、CPU1aは、デスクトップ又はメニ
ュー上を取得し(ステップST7)、ステップST6へ
進む。この場合には、ステップST6で、ステップST
7で取得したデスクトップ又はメニュー上を作業元とし
て作業元メモリa1に記憶する。
【0031】次に、CPU1aは、マイク制御部1i及
びマイク1hをスタンバイしてユーザからの音声入力を
待機する(ステップST8)。そして、CPU1aは、
音声入力があるかを判別する(ステップST9)。ここ
では、マイク1hからユーザの音声の入力があるかを判
別する。音声入力がない場合(ステップST9;N
O)、ステップST8へ戻る。
びマイク1hをスタンバイしてユーザからの音声入力を
待機する(ステップST8)。そして、CPU1aは、
音声入力があるかを判別する(ステップST9)。ここ
では、マイク1hからユーザの音声の入力があるかを判
別する。音声入力がない場合(ステップST9;N
O)、ステップST8へ戻る。
【0032】音声入力がある場合(ステップST9;Y
ES)、CPU1aは、マイク1hから入力した入力音
声をマイク制御部1iで音声認識して音声データに変換
して認識結果を出力させる(ステップST10)。CP
U1aは、マイク制御部1iから出力された認識結果を
RAM1c上の認識結果メモリa2に記憶する(ステッ
プST11)。
ES)、CPU1aは、マイク1hから入力した入力音
声をマイク制御部1iで音声認識して音声データに変換
して認識結果を出力させる(ステップST10)。CP
U1aは、マイク制御部1iから出力された認識結果を
RAM1c上の認識結果メモリa2に記憶する(ステッ
プST11)。
【0033】そして、CPU1aは、認識結果メモリa
2上の認識結果の認識文字列を読出す(ステップST1
2)。そして、CPU1aは、読出した認識文字列を単
語単位に分割し(ステップST13)、当該分割した各
単語から接続詞等を削除する(ステップST14)。そ
して、当該接続詞等を削除した各単語をキーワードとし
てRAM1c上のキーワード抽出ファイルa3に記憶す
る(ステップST15)。
2上の認識結果の認識文字列を読出す(ステップST1
2)。そして、CPU1aは、読出した認識文字列を単
語単位に分割し(ステップST13)、当該分割した各
単語から接続詞等を削除する(ステップST14)。そ
して、当該接続詞等を削除した各単語をキーワードとし
てRAM1c上のキーワード抽出ファイルa3に記憶す
る(ステップST15)。
【0034】そして、CPU1aは、キーワード抽出フ
ァイルa3上の現在のキーワード及び作業元メモリa1
上の現在の作業元を読出す(ステップST16)。そし
て、CPU1aは、キーワード抽出ファイルa3上の現
在のキーワード及び作業元メモリa1上の現在の作業元
とで、データベース1j上のキーワードファイルbのレ
コードを索引する(ステップST17)。具体的には、
キーワードファイルb上に現在のキーワード及び現在の
作業元の両方が一致するレコードを検索する。
ァイルa3上の現在のキーワード及び作業元メモリa1
上の現在の作業元を読出す(ステップST16)。そし
て、CPU1aは、キーワード抽出ファイルa3上の現
在のキーワード及び作業元メモリa1上の現在の作業元
とで、データベース1j上のキーワードファイルbのレ
コードを索引する(ステップST17)。具体的には、
キーワードファイルb上に現在のキーワード及び現在の
作業元の両方が一致するレコードを検索する。
【0035】そして、CPU1aは、現在のキーワード
及び現在の作業元が一致するレコードがキーワードファ
イル1bに登録されているかを判別する(ステップST
18)。データが登録されている場合(ステップST1
8;YES)、CPU1aは、一致したキーワード及び
作業元に対応付けられた次作業を示す動作、動作の種
類、回数の各項目をキーワードファイルbから索引し、
当該キーワード、当該作業元、当該動作、当該動作の種
類、及び回数をRAM1c上のカレントキーワードファ
イルa4に記憶する(ステップST19)。
及び現在の作業元が一致するレコードがキーワードファ
イル1bに登録されているかを判別する(ステップST
18)。データが登録されている場合(ステップST1
8;YES)、CPU1aは、一致したキーワード及び
作業元に対応付けられた次作業を示す動作、動作の種
類、回数の各項目をキーワードファイルbから索引し、
当該キーワード、当該作業元、当該動作、当該動作の種
類、及び回数をRAM1c上のカレントキーワードファ
イルa4に記憶する(ステップST19)。
【0036】そして、CPU1aは、カレントキーワー
ドファイルa4上の項目である動作を、同じく項目の回
数の回数順に並べ替える(ステップST20)。そし
て、CPU1aは、前記回数順の各動作から次作業一覧
を生成し表示部1bの表示画面に表示する(ステップS
T21)。ユーザは、当該次作業一覧を見ることにより
容易に次の作業の候補を知ることができる。
ドファイルa4上の項目である動作を、同じく項目の回
数の回数順に並べ替える(ステップST20)。そし
て、CPU1aは、前記回数順の各動作から次作業一覧
を生成し表示部1bの表示画面に表示する(ステップS
T21)。ユーザは、当該次作業一覧を見ることにより
容易に次の作業の候補を知ることができる。
【0037】そして、CPU1aは、ユーザが次作業一
覧から次作業を選択することを待機し(ステップST2
2)、次作業の選択があるかを判別する(ステップST
23)。具体的には、ユーザが入力部1dから次作業の
選択の入力をしたかで判別する。
覧から次作業を選択することを待機し(ステップST2
2)、次作業の選択があるかを判別する(ステップST
23)。具体的には、ユーザが入力部1dから次作業の
選択の入力をしたかで判別する。
【0038】次作業の選択がある場合(ステップST2
3;YES)、CPU1aは、前記選択された次作業を
実行する(ステップST24)。具体的には、カレント
キーワードファイルa4を参照し、選択された次作業に
対応する動作、及びその動作の種類を用いて次作業を実
行する。そして、CPU1aは、選択された次作業がウ
ィンドウの切替か、別ソフトの起動、又はサブウィンド
ウ表示かにより作業場所を移動をしたかを判別する(ス
テップST25)。具体的には、カレントキーワードフ
ァイルa4を参照し、選択された次作業に対応する動作
の項目を用いて判別する。
3;YES)、CPU1aは、前記選択された次作業を
実行する(ステップST24)。具体的には、カレント
キーワードファイルa4を参照し、選択された次作業に
対応する動作、及びその動作の種類を用いて次作業を実
行する。そして、CPU1aは、選択された次作業がウ
ィンドウの切替か、別ソフトの起動、又はサブウィンド
ウ表示かにより作業場所を移動をしたかを判別する(ス
テップST25)。具体的には、カレントキーワードフ
ァイルa4を参照し、選択された次作業に対応する動作
の項目を用いて判別する。
【0039】作業場所を移動した場合(ステップST2
5;YES)、CPU1aは、RAM1c上の作業元メ
モリa1を当該次作業実行後の作業場所を新たな作業元
として書換る(ステップST26)。つまり作業場所の
状態遷移を実行したことになる。そして、CPU1a
は、キーワードファイルb上の選択された次作業に対応
する回数に1を追加して登録する(ステップST2
7)。具体的には、カレントキーワードファイルa4を
参照し、選択された次作業の動作に対応する各行のキー
ワード、作業元、動作の種類、回数を読出し、キーワー
ドファイルb上で同一のキーワード、作業元、動作、動
作の種類、回数を有するレコードの回数の項目を+1す
る。作業場所を移動しない場合(ステップST25;N
O)、ステップST27へ進む。
5;YES)、CPU1aは、RAM1c上の作業元メ
モリa1を当該次作業実行後の作業場所を新たな作業元
として書換る(ステップST26)。つまり作業場所の
状態遷移を実行したことになる。そして、CPU1a
は、キーワードファイルb上の選択された次作業に対応
する回数に1を追加して登録する(ステップST2
7)。具体的には、カレントキーワードファイルa4を
参照し、選択された次作業の動作に対応する各行のキー
ワード、作業元、動作の種類、回数を読出し、キーワー
ドファイルb上で同一のキーワード、作業元、動作、動
作の種類、回数を有するレコードの回数の項目を+1す
る。作業場所を移動しない場合(ステップST25;N
O)、ステップST27へ進む。
【0040】そして、CPU1aは、データ処理手順を
終了するかを判別する(ステップST28)。終了する
場合(ステップST28;YES)、データ処理を終了
する。終了しない場合(ステップST28;NO)、ス
テップST8へ進む。
終了するかを判別する(ステップST28)。終了する
場合(ステップST28;YES)、データ処理を終了
する。終了しない場合(ステップST28;NO)、ス
テップST8へ進む。
【0041】また、レコードが登録されていない場合
(ステップST18;NO)、又は次作業の選択がない
場合(ステップST23;NO)、CPU1aは、ユー
ザの入力部1dを介した指示操作の入力の検出により、
指示操作を待機し(ステップST29)、指示操作があ
るかを判別する(ステップST30)。指示操作がない
場合(ステップST30;NO)、CPU1aは、ステ
ップST29の最初の実行から一定時間を経過したかを
判別する(ステップST31)。この一定時間とは、例
えば1〜30秒間であり、ユーザが自由に設定できるも
のである。
(ステップST18;NO)、又は次作業の選択がない
場合(ステップST23;NO)、CPU1aは、ユー
ザの入力部1dを介した指示操作の入力の検出により、
指示操作を待機し(ステップST29)、指示操作があ
るかを判別する(ステップST30)。指示操作がない
場合(ステップST30;NO)、CPU1aは、ステ
ップST29の最初の実行から一定時間を経過したかを
判別する(ステップST31)。この一定時間とは、例
えば1〜30秒間であり、ユーザが自由に設定できるも
のである。
【0042】一定時間経過していない場合(ステップS
T31;NO)、ステップST29へ戻る。一定時間経
過した場合(ステップST31;YES)、ステップS
T8へ進む。指示操作がある場合(ステップST30;
YES)、CPU1aは、当該指示操作を実行する(ス
テップST32)。
T31;NO)、ステップST29へ戻る。一定時間経
過した場合(ステップST31;YES)、ステップS
T8へ進む。指示操作がある場合(ステップST30;
YES)、CPU1aは、当該指示操作を実行する(ス
テップST32)。
【0043】そして、CPU1aは、実行した指示操作
の内容を解析する(ステップST33)。この内容解析
は、実行した指示操作を記憶するために行うものであ
り、指示操作の動作及びその動作の種類を解析する。そ
して、CPU1aは、現在のキーワード及び現在の作業
元に対応付けて、内容解析した当該指示操作の動作及び
動作の種類を、カレントキーワードファイルa4に記憶
する(ステップST34)。
の内容を解析する(ステップST33)。この内容解析
は、実行した指示操作を記憶するために行うものであ
り、指示操作の動作及びその動作の種類を解析する。そ
して、CPU1aは、現在のキーワード及び現在の作業
元に対応付けて、内容解析した当該指示操作の動作及び
動作の種類を、カレントキーワードファイルa4に記憶
する(ステップST34)。
【0044】そして、CPU1aは、RAM1cのカレ
ントキーワードファイルa4上の、現在のキーワード、
現在の作業元、指示操作における動作の種類及び動作の
各項目を、データベース1jのキーワードファイルbに
1つのレコードとして登録する(ステップST35)。
この場合、更に、キーワードファイルbの当該レコード
の回数の項目に1を記憶する。そして、CPU1aは、
指示操作がウィンドウの切替か、別ソフトの起動、又は
サブウィンドウ表示かにより作業場所を移動をしたかを
判別する(ステップST36)。具体的には、カレント
キーワードファイルa4を参照し、指示操作に対応する
動作の項目を用いて判別する。
ントキーワードファイルa4上の、現在のキーワード、
現在の作業元、指示操作における動作の種類及び動作の
各項目を、データベース1jのキーワードファイルbに
1つのレコードとして登録する(ステップST35)。
この場合、更に、キーワードファイルbの当該レコード
の回数の項目に1を記憶する。そして、CPU1aは、
指示操作がウィンドウの切替か、別ソフトの起動、又は
サブウィンドウ表示かにより作業場所を移動をしたかを
判別する(ステップST36)。具体的には、カレント
キーワードファイルa4を参照し、指示操作に対応する
動作の項目を用いて判別する。
【0045】作業場所を移動した場合(ステップST3
6;YES)、CPU1aは、RAM1c上の作業元メ
モリa1を、指示操作実行後の作業場所を新たな作業元
として書換る(ステップST37)。つまり作業場所の
状態遷移を実行したことになる。
6;YES)、CPU1aは、RAM1c上の作業元メ
モリa1を、指示操作実行後の作業場所を新たな作業元
として書換る(ステップST37)。つまり作業場所の
状態遷移を実行したことになる。
【0046】そして、CPU1aは、データ処理を終了
するかを判別する(ステップST38)。終了する場合
(ステップST38;YES)、データ処理を終了す
る。終了しない場合(ステップST38;NO)、ステ
ップST8へ進む。作業場所を移動しない場合(ステッ
プST36;NO)、ステップST38へ進む。
するかを判別する(ステップST38)。終了する場合
(ステップST38;YES)、データ処理を終了す
る。終了しない場合(ステップST38;NO)、ステ
ップST8へ進む。作業場所を移動しない場合(ステッ
プST36;NO)、ステップST38へ進む。
【0047】ここで、データ処理において、図2〜図5
の各メモリ及び各ファイル中の具体的な各項目のデータ
と共に、図10〜図14を参照して具体的な手順を説明
する。図10は、データ処理の具体例の概要図である。
図11は、キーワード登録の表示例を示す図である。図
12は、図10における最初のキーワードファイルb0
の内部構成を示す図である。図13は、次作業一覧の第
1の表示例を示す図である。図14は、次作業一覧の第
2の表示例を示す図である。
の各メモリ及び各ファイル中の具体的な各項目のデータ
と共に、図10〜図14を参照して具体的な手順を説明
する。図10は、データ処理の具体例の概要図である。
図11は、キーワード登録の表示例を示す図である。図
12は、図10における最初のキーワードファイルb0
の内部構成を示す図である。図13は、次作業一覧の第
1の表示例を示す図である。図14は、次作業一覧の第
2の表示例を示す図である。
【0048】以下、図10及び図11に示す〜の処
理を順に説明する。最初、図12に示すキーワードファ
イルb0が既に生成されているものとする。先ず、図1
0のの処理を説明する。
理を順に説明する。最初、図12に示すキーワードファ
イルb0が既に生成されているものとする。先ず、図1
0のの処理を説明する。
【0049】データ処理を開始し、CPU1aは、ステ
ップST1において、現在アクティブなウィンドウがな
く、ステップST7において、メニューを取得し、ステ
ップST6において、作業元としてメニューを作業元メ
モリa1に記憶する。メニューは、図11に示すよう
に、表示部b1のデスクトップ上のメニューウィンドウ
c1上に表示される。そして、CPU1aは、ステップ
ST8,9で音声を待機し、ステップST10におい
て、ユーザの音声である「山田さんに届けるんだった、
今月に」をマイク1hを介してマイク制御部1iから音
声認識し、ステップST11において、当該認識結果を
認識結果メモリa2に記憶する。
ップST1において、現在アクティブなウィンドウがな
く、ステップST7において、メニューを取得し、ステ
ップST6において、作業元としてメニューを作業元メ
モリa1に記憶する。メニューは、図11に示すよう
に、表示部b1のデスクトップ上のメニューウィンドウ
c1上に表示される。そして、CPU1aは、ステップ
ST8,9で音声を待機し、ステップST10におい
て、ユーザの音声である「山田さんに届けるんだった、
今月に」をマイク1hを介してマイク制御部1iから音
声認識し、ステップST11において、当該認識結果を
認識結果メモリa2に記憶する。
【0050】そして、CPU1aは、ステップST12
〜ST15において、前記認識結果から、接続詞等を削
除したキーワードである「山田さん」、「届ける」、
「今月」に分割して、図3に示すようにキーワード抽出
ファイルa3に記憶する。そして、CPU1aは、ステ
ップST16,ST17において、作業元メモリa1上
の現在の作業元であるメニュー、及びキーワード抽出フ
ァイルa3上の現在のキーワードである「山田さん」、
「届ける」、「今月」で、キーワードファイルb0上の
該当するレコードを索引する。
〜ST15において、前記認識結果から、接続詞等を削
除したキーワードである「山田さん」、「届ける」、
「今月」に分割して、図3に示すようにキーワード抽出
ファイルa3に記憶する。そして、CPU1aは、ステ
ップST16,ST17において、作業元メモリa1上
の現在の作業元であるメニュー、及びキーワード抽出フ
ァイルa3上の現在のキーワードである「山田さん」、
「届ける」、「今月」で、キーワードファイルb0上の
該当するレコードを索引する。
【0051】今、キーワードファイルb0は、ステップ
ST18において該当するレコードの登録があり、CP
U1aは、ステップST20において作業元がメニュー
で、且つキーワードが「山田さん」、「今月」、「届け
る」の各項目の次作業である動作、動作の種類、回数を
該当するレコードから索引し、カレントキーワードファ
イルa4に記憶する。すると、図4に示されるように記
憶される。作業元がメニューで、キーワード「山田さ
ん」に対応する動作は納品書入力及び請求書作成であ
り、動作の種類は起動、回数はそれぞれ2、2であり、
キーワード「今月」、「届ける」に対応する動作は納品
書入力であり、動作の種類は起動、回数はそれぞれ4、
2である。
ST18において該当するレコードの登録があり、CP
U1aは、ステップST20において作業元がメニュー
で、且つキーワードが「山田さん」、「今月」、「届け
る」の各項目の次作業である動作、動作の種類、回数を
該当するレコードから索引し、カレントキーワードファ
イルa4に記憶する。すると、図4に示されるように記
憶される。作業元がメニューで、キーワード「山田さ
ん」に対応する動作は納品書入力及び請求書作成であ
り、動作の種類は起動、回数はそれぞれ2、2であり、
キーワード「今月」、「届ける」に対応する動作は納品
書入力であり、動作の種類は起動、回数はそれぞれ4、
2である。
【0052】そして、ステップST21において、CP
U1aは、カレントキーワードファイルa4を参照し
て、次作業の動作の納品書入力、請求書作成の回数は各
キーワードの回数の合計であり、それぞれ8(=2+4
+2)、2であるので、回数の降順にカレントキーワー
ドファイルa4の各行を並べ替え、納品書入力、請求書
作成の次作業一覧d1を生成して表示部1bのメニュー
ウィンドウc1に表示する。その表示例は、図13に示
すように表示される。
U1aは、カレントキーワードファイルa4を参照し
て、次作業の動作の納品書入力、請求書作成の回数は各
キーワードの回数の合計であり、それぞれ8(=2+4
+2)、2であるので、回数の降順にカレントキーワー
ドファイルa4の各行を並べ替え、納品書入力、請求書
作成の次作業一覧d1を生成して表示部1bのメニュー
ウィンドウc1に表示する。その表示例は、図13に示
すように表示される。
【0053】そして、CPU1aは、ステップST22
において次作業一覧からユーザによる選択を待機し、ユ
ーザが、入力部1dにより、図13上の次作業一覧d1
の納品書入力を選択したとする。CPU1aは、ステッ
プST23において、選択ありと判別し、ステップST
24において、カレントキーワードファイルa4の選択
された次作業の動作及び動作の種類を参照して、選択さ
れた動作の納品書入力のプログラムの起動を実行する。
作業場所はメニューのメニューウィンドウc1から図1
1に示す納品書入力プログラムの納品書入力ウィンドウ
c2へ移動する。
において次作業一覧からユーザによる選択を待機し、ユ
ーザが、入力部1dにより、図13上の次作業一覧d1
の納品書入力を選択したとする。CPU1aは、ステッ
プST23において、選択ありと判別し、ステップST
24において、カレントキーワードファイルa4の選択
された次作業の動作及び動作の種類を参照して、選択さ
れた動作の納品書入力のプログラムの起動を実行する。
作業場所はメニューのメニューウィンドウc1から図1
1に示す納品書入力プログラムの納品書入力ウィンドウ
c2へ移動する。
【0054】そして、CPU1aは、ステップST25
においてカレントキーワードファイルa4の選択された
次作業である動作及び動作の種類から、納品書入力の起
動は、別ソフトの起動であると判別し、ステップST2
6において、作業元メモリa1を次作業の動作である納
品書入力に書換え、ステップST27において、カレン
トキーワードファイルa4上の選択された次作業の動作
である納品書入力に対応する第1〜3行を読出し、キー
ワードファイルb0上で同一のキーワード、作業元、動
作、動作の種類、回数を有するレコードの回数の項目を
1増加して登録する。具体的には、キーワードファイル
b0の、作業元がメニューで、キーワードが「山田さ
ん」、「届ける」、「今月」、且つ動作が納品書入力
で、動作の種類が起動であるレコードの回数の項目を+
1する。
においてカレントキーワードファイルa4の選択された
次作業である動作及び動作の種類から、納品書入力の起
動は、別ソフトの起動であると判別し、ステップST2
6において、作業元メモリa1を次作業の動作である納
品書入力に書換え、ステップST27において、カレン
トキーワードファイルa4上の選択された次作業の動作
である納品書入力に対応する第1〜3行を読出し、キー
ワードファイルb0上で同一のキーワード、作業元、動
作、動作の種類、回数を有するレコードの回数の項目を
1増加して登録する。具体的には、キーワードファイル
b0の、作業元がメニューで、キーワードが「山田さ
ん」、「届ける」、「今月」、且つ動作が納品書入力
で、動作の種類が起動であるレコードの回数の項目を+
1する。
【0055】次に、ステップST28において終了せ
ず、ステップST8へ進み、図10のの処理に移行す
るものとする。今、納品書入力ウィンドウc2上におい
て、CPU1aは、ステップST9で音声入力があると
判別し、ステップST10においてユーザからの「操作
がわからない」をマイク1hを介してマイク制御部1i
から音声認識し、ステップST11において認識結果メ
モリa2へ記憶する。
ず、ステップST8へ進み、図10のの処理に移行す
るものとする。今、納品書入力ウィンドウc2上におい
て、CPU1aは、ステップST9で音声入力があると
判別し、ステップST10においてユーザからの「操作
がわからない」をマイク1hを介してマイク制御部1i
から音声認識し、ステップST11において認識結果メ
モリa2へ記憶する。
【0056】そして、CPU1aは、ステップST12
〜ST15においてと同様に、認識結果の認識文字列
から「操作」、「わからない」の各キーワードに分割し
てキーワード抽出ファイルa3に格納し、ステップST
16〜ST17において、現在の作業元が納品書入力
で、且つ現在のキーワードが「操作」、「わからない」
のレコードをキーワードファイルbから索引する。
〜ST15においてと同様に、認識結果の認識文字列
から「操作」、「わからない」の各キーワードに分割し
てキーワード抽出ファイルa3に格納し、ステップST
16〜ST17において、現在の作業元が納品書入力
で、且つ現在のキーワードが「操作」、「わからない」
のレコードをキーワードファイルbから索引する。
【0057】今、キーワードファイルbに該当するレコ
ードの登録があり、CPU1aは、ステッST19〜S
T22においてと同様に、次作業の動作としてヘル
プ、動作の種類として起動を索引してカレントキーワー
ドファイルa4に記憶し、該当するものはこの1種類だ
けなので、表示部1bの納品書入力ウィンドウc2上に
次作業一覧としてヘルプのみを表示し、ステップST2
2,ST23において、ユーザが当該ヘルプを入力部1
dから選択したとすると、ステップST24において、
ヘルププログラムを起動し、図示しないヘルプウィンド
ウを表示部1bに表示する。
ードの登録があり、CPU1aは、ステッST19〜S
T22においてと同様に、次作業の動作としてヘル
プ、動作の種類として起動を索引してカレントキーワー
ドファイルa4に記憶し、該当するものはこの1種類だ
けなので、表示部1bの納品書入力ウィンドウc2上に
次作業一覧としてヘルプのみを表示し、ステップST2
2,ST23において、ユーザが当該ヘルプを入力部1
dから選択したとすると、ステップST24において、
ヘルププログラムを起動し、図示しないヘルプウィンド
ウを表示部1bに表示する。
【0058】そしてCPU1aは、ST25〜ST27
においてと同様に、カレントキーワードファイルa4
を参照し、ヘルププログラムの起動で作業場所が移動し
たと判別し、作業元メモリa1をヘルプに書換し、キー
ワードファイルb上で前の作業元である納品書入力、キ
ーワードが「操作」、「わからない」、動作がヘルプ、
動作の種類が起動であるレコードの回数の項目を+1し
て登録する。
においてと同様に、カレントキーワードファイルa4
を参照し、ヘルププログラムの起動で作業場所が移動し
たと判別し、作業元メモリa1をヘルプに書換し、キー
ワードファイルb上で前の作業元である納品書入力、キ
ーワードが「操作」、「わからない」、動作がヘルプ、
動作の種類が起動であるレコードの回数の項目を+1し
て登録する。
【0059】次に、ステップST28において終了せ
ず、ステップST8へ進み、図11のの処理に移行す
るものとする。今、ステップST8,ST9の音声認識
の待機中にユーザが、ヘルプが不要になったためヘルプ
ウィンドウを閉じたものとする。この場合、CPU1a
は、作業元メモリa1を前の作業元である納品書入力に
書換るものとする。
ず、ステップST8へ進み、図11のの処理に移行す
るものとする。今、ステップST8,ST9の音声認識
の待機中にユーザが、ヘルプが不要になったためヘルプ
ウィンドウを閉じたものとする。この場合、CPU1a
は、作業元メモリa1を前の作業元である納品書入力に
書換るものとする。
【0060】そして、CPU1aは、ステップS10,
ST11において入力音声である「佐藤さんに」を、マ
イク1hを介してマイク制御部1iから音声認識し、認
識結果を認識結果メモリa2に記憶し、ステップST1
2〜ST15において、分割した「佐藤さん」をキーワ
ードとしてキーワード抽出ファイルa3に格納する。
ST11において入力音声である「佐藤さんに」を、マ
イク1hを介してマイク制御部1iから音声認識し、認
識結果を認識結果メモリa2に記憶し、ステップST1
2〜ST15において、分割した「佐藤さん」をキーワ
ードとしてキーワード抽出ファイルa3に格納する。
【0061】そして、CPU1aは、ステップST1
6,ST17において、キーワード抽出ファイルa3の
キーワード「佐藤さん」及び作業元ファイルa1の作業
元である納品書入力でキーワードファイルbのレコード
を索引する。
6,ST17において、キーワード抽出ファイルa3の
キーワード「佐藤さん」及び作業元ファイルa1の作業
元である納品書入力でキーワードファイルbのレコード
を索引する。
【0062】今、CPU1aは、ステップST18にお
いてキーワードファイルbに該当するレコードが登録さ
れていないとすると、ステップST29,ST30にお
いて、ユーザの入力部1dからの入力により指示操作が
入力されたと判別し、ステップST31において、図1
1に示すように、納品書入力ウィンドウc2上の得意先
入力域への“佐藤商店”の入力の指示操作を実行する。
いてキーワードファイルbに該当するレコードが登録さ
れていないとすると、ステップST29,ST30にお
いて、ユーザの入力部1dからの入力により指示操作が
入力されたと判別し、ステップST31において、図1
1に示すように、納品書入力ウィンドウc2上の得意先
入力域への“佐藤商店”の入力の指示操作を実行する。
【0063】そして、CPU1aは、ステップST33
において、前記指示操作は、動作が“佐藤商店”、動作
の種類が入力/得意先であることを解析し、ステップS
T34において、当該動作の“佐藤商店”と、動作の種
類の入力/得意先とを、キーワード抽出ファイルa3上
の現在のキーワードの「佐藤さん」、作業元ファイルa
4上の現在の作業元の納品書入力と共に、カレントキー
ワードファイルa4へ記憶し、同様にステップST35
において、キーワードファイルbへ当該キーワード、当
該作業元、当該動作、当該動作の種類、及び回数に1を
入れた、各項目からなるレコードを登録する。
において、前記指示操作は、動作が“佐藤商店”、動作
の種類が入力/得意先であることを解析し、ステップS
T34において、当該動作の“佐藤商店”と、動作の種
類の入力/得意先とを、キーワード抽出ファイルa3上
の現在のキーワードの「佐藤さん」、作業元ファイルa
4上の現在の作業元の納品書入力と共に、カレントキー
ワードファイルa4へ記憶し、同様にステップST35
において、キーワードファイルbへ当該キーワード、当
該作業元、当該動作、当該動作の種類、及び回数に1を
入れた、各項目からなるレコードを登録する。
【0064】そして、CPU1aは、ステップST36
において、カレントキーワードファイルa4を参照し
て、指示操作の動作である“佐藤商店”及び動作の種類
である入力/得意先は、作業場所の移動ではないと判別
し、ステップST38においてデータ処理を終了する。
において、カレントキーワードファイルa4を参照し
て、指示操作の動作である“佐藤商店”及び動作の種類
である入力/得意先は、作業場所の移動ではないと判別
し、ステップST38においてデータ処理を終了する。
【0065】次に、新たにデータ処理を開始した場合の
図10のの次作業一覧表示までの処理を説明する。現
在までの処理により、図5に示すキーワードファイルb
が生成・登録されているものとする。
図10のの次作業一覧表示までの処理を説明する。現
在までの処理により、図5に示すキーワードファイルb
が生成・登録されているものとする。
【0066】今、CPU1aは、ステップST1〜ST
7において、作業元としてメニューを作業元メモリa1
に記憶し、ステップST8〜ST11でユーザの「山田
さんの」をマイク1hを介してマイク制御部1iから音
声認識して、認識結果メモリa2に記憶し、ステップS
T12〜ST15において、分割した単語からキーワー
ドとして「山田さん」をキーワード抽出ファイルa3に
記憶する。
7において、作業元としてメニューを作業元メモリa1
に記憶し、ステップST8〜ST11でユーザの「山田
さんの」をマイク1hを介してマイク制御部1iから音
声認識して、認識結果メモリa2に記憶し、ステップS
T12〜ST15において、分割した単語からキーワー
ドとして「山田さん」をキーワード抽出ファイルa3に
記憶する。
【0067】そして、CPU1aは、ステップST16
〜ST17において、キーワード抽出ファイルa3の現
在のキーワードの「山田さん」、及び作業元メモリa1
の現在の作業元のメニューでキーワードファイルbを索
引し、ST18〜ST19において、キーワードが「山
田さん」、作業元がメニューで、動作がそれぞれ納品書
入力と請求書作成、動作の種類が起動、回数がそれぞれ
3,2である2つのレコードを索引し、カレントキーワ
ードファイルa4に記憶する。
〜ST17において、キーワード抽出ファイルa3の現
在のキーワードの「山田さん」、及び作業元メモリa1
の現在の作業元のメニューでキーワードファイルbを索
引し、ST18〜ST19において、キーワードが「山
田さん」、作業元がメニューで、動作がそれぞれ納品書
入力と請求書作成、動作の種類が起動、回数がそれぞれ
3,2である2つのレコードを索引し、カレントキーワ
ードファイルa4に記憶する。
【0068】そして、CPU1aは、ステップST20
〜ST21において、カレントキーワードファイルa4
を参照して回数の降順に、各次作業の動作が納品書入
力、請求書作成である次作業一覧d1を生成して、表示
部1bのメニューウィンドウc1に表示させる。これ
は、図13と同様の表示結果となる。
〜ST21において、カレントキーワードファイルa4
を参照して回数の降順に、各次作業の動作が納品書入
力、請求書作成である次作業一覧d1を生成して、表示
部1bのメニューウィンドウc1に表示させる。これ
は、図13と同様の表示結果となる。
【0069】また、別の例として、ステップST1〜S
T15において、現在の作業元が納品書入力、キーワー
ドが「佐藤さん」である場合、ステップST16〜ST
19で索引されるキーワードファイルbのレコードは、
1つであり、当該レコードの次作業の動作である“佐藤
商店”が図14に示すように表示部1bの納品書入力ウ
ィンドウc2上の次作業一覧d2として表示される。
T15において、現在の作業元が納品書入力、キーワー
ドが「佐藤さん」である場合、ステップST16〜ST
19で索引されるキーワードファイルbのレコードは、
1つであり、当該レコードの次作業の動作である“佐藤
商店”が図14に示すように表示部1bの納品書入力ウ
ィンドウc2上の次作業一覧d2として表示される。
【0070】よって、本実施の形態によれば、ユーザが
次作業の動作に関連して音声入力した任意のキーワード
及び作業元を、次作業の動作に対応付けてキーワードフ
ァイルbに登録し、ユーザは指示操作命令の全文を音声
入力する必要はなく、そのキーワードを音声入力するだ
けで、対応する次作業の動作を読出して次作業一覧を生
成・表示するので、ユーザは次作業の候補を知り、次作
業を容易に且つ迅速に選択して実行することができる。
次作業の動作に関連して音声入力した任意のキーワード
及び作業元を、次作業の動作に対応付けてキーワードフ
ァイルbに登録し、ユーザは指示操作命令の全文を音声
入力する必要はなく、そのキーワードを音声入力するだ
けで、対応する次作業の動作を読出して次作業一覧を生
成・表示するので、ユーザは次作業の候補を知り、次作
業を容易に且つ迅速に選択して実行することができる。
【0071】また、次作業一覧は、各次作業の実行の回
数を重要度の因子として、回数が多いものから順に表示
させているので、ユーザは次作業の候補をよく使う順に
知り、よく使う次作業を容易に且つ迅速に選択して実行
することができる。
数を重要度の因子として、回数が多いものから順に表示
させているので、ユーザは次作業の候補をよく使う順に
知り、よく使う次作業を容易に且つ迅速に選択して実行
することができる。
【0072】なお、本実施の形態では、次作業一覧とし
て、キーワード及び作業元に対応する動作を表示させて
いるが、同一の動作で動作の種類が異なる場合も考えら
れ、その場合には、次作業としての動作に加えて動作の
種類も表示させる構成にする。
て、キーワード及び作業元に対応する動作を表示させて
いるが、同一の動作で動作の種類が異なる場合も考えら
れ、その場合には、次作業としての動作に加えて動作の
種類も表示させる構成にする。
【0073】また、本実施の形態に、複数のユーザの各
音声の特徴からユーザ音声によるユーザ識別を行う構成
を追加すれば、ユーザ毎のキーワードファイルをデータ
ベース1jに生成・登録して、次作業一覧には、音声認
識したユーザのみに対応する次作業の動作及び動作の種
類を表示させるようにすれば、ユーザの次作業の選択の
幅が狭くなり、ユーザは、更に容易且つ迅速に次作業選
択の判断を行うことができる。
音声の特徴からユーザ音声によるユーザ識別を行う構成
を追加すれば、ユーザ毎のキーワードファイルをデータ
ベース1jに生成・登録して、次作業一覧には、音声認
識したユーザのみに対応する次作業の動作及び動作の種
類を表示させるようにすれば、ユーザの次作業の選択の
幅が狭くなり、ユーザは、更に容易且つ迅速に次作業選
択の判断を行うことができる。
【0074】また、本実施の形態では、次作業一覧の各
次作業の重要度を決める因子として、その次作業の動作
の実行の回数を挙げたが、他にも、その次作業の動作の
実行の総時間、最近に実行された日時等を因子としても
よく、実行の総時間が長いほど、又は最近に実行された
日時が現在の日時に近いほど重要度が増すものとし、重
要度が高いものから順に表示する構成、又はこれ等の因
子を組合わせる構成としてもよい。
次作業の重要度を決める因子として、その次作業の動作
の実行の回数を挙げたが、他にも、その次作業の動作の
実行の総時間、最近に実行された日時等を因子としても
よく、実行の総時間が長いほど、又は最近に実行された
日時が現在の日時に近いほど重要度が増すものとし、重
要度が高いものから順に表示する構成、又はこれ等の因
子を組合わせる構成としてもよい。
【0075】以上、本発明の実施の形態につき説明した
が、本発明は、必ずしも上述した手段及び手法にのみ限
定されるものではなく、本発明にいう目的を達成し、本
発明にいう効果を有する範囲内において適宜に変更実施
が可能なものである。
が、本発明は、必ずしも上述した手段及び手法にのみ限
定されるものではなく、本発明にいう目的を達成し、本
発明にいう効果を有する範囲内において適宜に変更実施
が可能なものである。
【0076】
【発明の効果】請求項1又は5記載の発明によれば、ユ
ーザが指示操作に関連して音声入力した任意のキーワー
ドを指示操作に対応付けて登録しておけば、指示操作命
令の全文を音声入力する必要がなく、そのキーワードを
音声入力するだけで、指示操作を読出してメニュー表示
させることができる。
ーザが指示操作に関連して音声入力した任意のキーワー
ドを指示操作に対応付けて登録しておけば、指示操作命
令の全文を音声入力する必要がなく、そのキーワードを
音声入力するだけで、指示操作を読出してメニュー表示
させることができる。
【0077】請求項2記載の発明によれば、メニュー表
示を選択するだけで、指示操作を実行できるのでキーワ
ードに対応する指示操作が複数ある場合は所望する指示
操作を容易且つ迅速に選択して実行できる。
示を選択するだけで、指示操作を実行できるのでキーワ
ードに対応する指示操作が複数ある場合は所望する指示
操作を容易且つ迅速に選択して実行できる。
【0078】請求項3記載の発明によれば、キーワード
と指示操作の組合せが、その重要度に応じてソートされ
てメニュー表示されるので、重要な指示操作を更に容易
に且つ迅速に選択することができる。
と指示操作の組合せが、その重要度に応じてソートされ
てメニュー表示されるので、重要な指示操作を更に容易
に且つ迅速に選択することができる。
【0079】請求項4記載の発明によれば、システムの
作業状態と一致する指示操作だけがメニュー表示される
ので、同じキーワードでも作業状態に応じた指示操作を
抽出することができる。
作業状態と一致する指示操作だけがメニュー表示される
ので、同じキーワードでも作業状態に応じた指示操作を
抽出することができる。
【図1】本発明の実施の形態のデータ処理装置1の内部
構成を示すブロック図である。
構成を示すブロック図である。
【図2】RAM1cに記憶するメモリ及びファイル構成
を示す図である。
を示す図である。
【図3】図2におけるキーワード抽出ファイルa3の内
部構成を示す図である。
部構成を示す図である。
【図4】図2におけるカレントキーワードファイルa4
の内部構成を示す図である。
の内部構成を示す図である。
【図5】データベース1jに記憶するキーワードファイ
ルbの内部構成を示す図である。
ルbの内部構成を示す図である。
【図6】データ処理を示すフローチャートである。
【図7】図6に続くデータ処理を示すフローチャートで
ある。
ある。
【図8】図7に続くデータ処理を示すフローチャートで
ある。
ある。
【図9】図7に続くデータ処理を示すフローチャートで
ある。
ある。
【図10】データ処理の具体例の概要図である。
【図11】キーワード登録の表示例を示す図である。
【図12】図10における最初のキーワードファイルb
0の内部構成を示す図である。
0の内部構成を示す図である。
【図13】次作業一覧の第1の表示例を示す図である。
【図14】次作業一覧の第2の表示例を示す図である。
1…データ処理装置
1a…CPU
1b…表示部
1c…RAM
1d…入力部
1e…記憶装置
1f…記録媒体
1g…伝送制御部
1h…マイク
1i…マイク制御部
1j…データベース
1k…バス
c1…メニューウィンドウ
c2…納品書入力ウィンドウ
d1,d2…次作業一覧
Claims (5)
- 【請求項1】入力音声からキーワードを抽出する抽出手
段と、 前記抽出手段により抽出されたキーワードと、音声入力
に関連してユーザが行った指示操作とを対応付けて登録
する登録手段と、 前記キーワードが音声入力された際に、そのキーワード
と一致するキーワードを前記登録手段から検索し、当該
キーワードに対応づけられた指示操作を読出してメニュ
ー表示する表示手段と、 を具備したことを特徴とするデータ処理装置。 - 【請求項2】前記表示手段でメニュー表示された指示操
作を実行する実行手段を更に具備したことを特徴とする
請求項1記載のデータ処理装置。 - 【請求項3】前記登録手段は、前記メニュー表示から指
示操作が選択された回数を指示操作毎に登録し、 前記表示手段は、前記回数の多い順にメニュー表示を並
べ替えることを特徴とする請求項1又は2に記載のデー
タ処理装置。 - 【請求項4】前記登録手段は、指示操作時点における現
在の作業状況をキーワードに対応付けて登録し、 前記表示手段は、前記キーワード及び作業状況が一致す
る指示操作を検索してメニュー表示することを特徴とす
る請求項1〜3の何れかに記載のデータ処理装置。 - 【請求項5】コンピュータに、 入力音声からキーワードを抽出する機能と、 前記抽出手段により抽出されたキーワードと、音声入力
に関連してユーザが行った指示操作とを対応付けて登録
する機能と、 前記キーワードが音声入力された際に、そのキーワード
と一致するキーワードを前記登録手段から検索し、当該
キーワードに対応づけられた指示操作を読出してメニュ
ー表示する機能と、 を実現させるためのプログラム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001314212A JP2003122389A (ja) | 2001-10-11 | 2001-10-11 | データ処理装置及びプログラム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001314212A JP2003122389A (ja) | 2001-10-11 | 2001-10-11 | データ処理装置及びプログラム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003122389A true JP2003122389A (ja) | 2003-04-25 |
Family
ID=19132563
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001314212A Pending JP2003122389A (ja) | 2001-10-11 | 2001-10-11 | データ処理装置及びプログラム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2003122389A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2013243447A (ja) * | 2012-05-18 | 2013-12-05 | Nakayo Telecommun Inc | 操作支援機能を有する電話機 |
JP2015525933A (ja) * | 2012-07-26 | 2015-09-07 | ゼットティーイー コーポレーションZte Corporation | 端末音声補助編集方法及び装置 |
JP2017167391A (ja) * | 2016-03-17 | 2017-09-21 | 三菱重工業株式会社 | 作業実績記録システム、作業実績記録方法及びプログラム |
-
2001
- 2001-10-11 JP JP2001314212A patent/JP2003122389A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2013243447A (ja) * | 2012-05-18 | 2013-12-05 | Nakayo Telecommun Inc | 操作支援機能を有する電話機 |
JP2015525933A (ja) * | 2012-07-26 | 2015-09-07 | ゼットティーイー コーポレーションZte Corporation | 端末音声補助編集方法及び装置 |
JP2017167391A (ja) * | 2016-03-17 | 2017-09-21 | 三菱重工業株式会社 | 作業実績記録システム、作業実績記録方法及びプログラム |
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