JP2003121923A - プロジェクタ装置および色合成装置 - Google Patents

プロジェクタ装置および色合成装置

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JP2003121923A
JP2003121923A JP2001307728A JP2001307728A JP2003121923A JP 2003121923 A JP2003121923 A JP 2003121923A JP 2001307728 A JP2001307728 A JP 2001307728A JP 2001307728 A JP2001307728 A JP 2001307728A JP 2003121923 A JP2003121923 A JP 2003121923A
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light
emitting means
surface emitting
optical system
color
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JP2001307728A
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Kazuo Hoshi
和雄 星
Kazuhiko Yamaguchi
一彦 山口
Kaoru Tomii
薫 冨井
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 色分離光学系を不要にして簡素化および小型
化を図り、製造時のミラー調整作業を不要としたプロジ
ェクタ装置および色合成装置を実現する。 【解決手段】 画像生成手段13に波長帯域の異なる光
をそれぞれ照射し、各画像生成手段13からの出射光を
合成してスクリーン上に投射するプロジェクタ装置1
は、面発光する面発光手段11であって、各面発光手段
11に固有の波長帯域を有する光を発する面発光手段1
1と、各画像生成手段13を挟んで各面発光手段11が
設置され、各面発光手段11から発せられて各画像生成
手段13を透過した各光を合成する色合成光学系12
と、を備える。また、色合成装置3は、面発光する複数
の面発光手段11であって、各面発光手段11に固有の
波長帯域を有する光を発する面発光手段11と、各面発
光手段11が近傍に設置され、各面発光手段11が発し
た各光を合成する色合成光学系12と、を備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、赤色光、緑色光お
よび青色光を合成して投射レンズでスクリーン上に投射
するプロジェクタ装置、および、波長帯域の異なる光を
合成する色合成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】プロジェクタ装置では、白色光を光の3
原色である赤(Red)、緑(Green)および青
(Blue)の3色の光に分離し、これら各光を液晶パ
ネルからなる3個の画像生成手段にそれぞれ照射し、各
画像生成手段からの各透過光を合成してスクリーン上に
投射することでカラー画像を形成している。白色光を
赤、緑および青の3色の光に分離し、各光を各画像構成
手段を透過させた後、これら3色を合成する系を一般に
色分離合成光学系と呼ぶ。
【0003】図5は、従来例によるプロジェクタ装置の
色分離合成光学系を例示する図である。なお本明細書で
は、これ以降、参照符号内に用いられる文字「R」、
「G」および「B」は、当該構成要素がそれぞれ赤色、
緑色および青色に対応していることを意味する。
【0004】図5に例示された、プロジェクタ装置にお
ける一般的な色分離合成光学系2は、光源21と、ダイ
クロイックミラー22R、22Gおよび22Bと、全反
射ミラー23および24と、偏光板25R、25G、2
5B、27R、27Gおよび27Bと、液晶パネル26
R、26Gおよび26Bと、クロスダイクロイックプリ
ズム28と、投射レンズ29とを備えて構成される。
【0005】光源21は、メタルハライドなどの放電式
ランプであり、白色光を発する。光源21から発せられ
た白色光は、レンズ(図示せず)によって光軸が平行に
なり、そして、以下に説明する各光学系を経て、赤色光
R、緑色光Gおよび青色光Bに分離される。
【0006】まず、光源21から発せられた白色光は、
ダイクロイックミラー22Bに45度の入射角で入射す
る。
【0007】ダイクロイックミラー22Bは、青色を示
す波長帯域を有する光のみを透過し、それ以外の波長帯
域を有する光は反射する。ダイクロイックミラー22B
を透過した青色光Bは、全反射ミラー24に照射され
る。一方、ダイクロイックミラー22Bの反射光は、ダ
イクロイックミラー22Gに照射される。
【0008】ダイクロイックミラー22Bからの反射光
は、ダイクロイックミラー22Gに、45度の入射角で
入射する。ダイクロイックミラー22Gはこの入射光の
うち、赤色を示す波長帯域を有する光のみを透過し、そ
れ以外の波長帯域を有する光は反射する。ここで、ダイ
クロイックミラー22Gへの入射光は、青色を示す波長
帯域を有する光がダイクロイックミラー22Bによって
既に抽出されているので、ダイクロイックミラー22G
により、赤色光Rと緑色光Gとに分離されることにな
る。すなわち、ダイクロイックミラー22Gを透過した
赤色光Rは、ダイクロイックミラー22Rに照射され
る。一方、ダイクロイックミラー22Gを反射した緑色
光Gは、偏光板25Gに照射される。
【0009】ダイクロイックミラー22Gからの反射光
は、ダイクロイックミラー22Rに、45度の入射角で
入射する。ダイクロイックミラー22Rはこの入射光の
うち、赤色を示す波長帯域を有する光のみを反射し、そ
れ以外の波長帯域を有する光を透過する。ここで、ダイ
クロイックミラー22Rへの入射光は、青色および緑色
を示す波長帯域を有する光がダイクロイックミラー22
Bおよび22Bによってそれぞれ既に抽出されているの
で、ダイクロイックミラー22Gにより、赤色光Rのみ
が反射する。ダイクロイックミラー22Rを反射した赤
色光Rは、偏光板25Rに照射される。
【0010】以上のようにして分離生成された赤色光
R、緑色光Gおよび青色光Bは、赤色光Rおよび青色光
Bに関してはそれぞれ全反射ミラー23および24を介
し、また緑色光Gに関しては直接に、偏光板25R、2
5Gおよび25Bにそれぞれ照射される。
【0011】画像生成手段である各液晶パネル26R、
26Gおよび26Bの両面には、それぞれ、偏光板25
Rおよび27R、25Gおよび27G、ならびに25B
および27Bが設けられる。
【0012】液晶パネル26R、26Gおよび26Bで
は、入射光の偏光軸を変化させることによって、形成さ
れるべきカラー画像に対し赤、緑および青の各原色に対
応した絵を描く役割を果たす。また、偏光板25Rおよ
び27R、25Gおよび27G、ならびに25Bおよび
27Bは、上記の各光の偏光軸の変化を、各光の明暗の
変化に対応させる機能を有する。このような液晶パネル
26R、26Gおよび26B、ならびに偏光板25R、
27R、25G、27G、25Bおよび27Bによっ
て、赤、緑および青の各原色に対応する画像を意味する
光がそれぞれ形成され、続いてクロスダイクロイックプ
リズム28に入射される。
【0013】クロスダイクロイックプリズム28では、
入射された各光を合成する。この合成光は、投射レンズ
29を通じてスクリーン上に投射される。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】上述のプロジェクタ装
置では、ダイクロイックミラーおよび全反射ミラーなど
の光学系が必要であり、光路部を広くとらなければなら
ず、装置の大型化が避けられない問題がある。
【0015】また、ダイクロイックミラーおよび全反射
ミラーに関しては、光軸を合わせるためにこれら各ミラ
ーの角度および位置を調整する必要があるが、このミラ
ー調整作業は非常に精密に行わなければならず、作業が
煩雑であるという問題がある。
【0016】また、上述のプロジェクタ装置に関わら
ず、ダイクロイックミラーあるいは全反射ミラーなどを
備えてなる色分離光学系を有する光学装置においても、
上記のような問題は避けられない。
【0017】したがって本発明の目的は、上記問題に鑑
み、色分離光学系を不要にして光学系の簡素化および小
型化を図り、製造時のミラー調整作業を不要としたプロ
ジェクタ装置および色合成装置を提供することにある。
【0018】
【課題を解決するための手段】上記目的を実現するため
に、本発明によれば、プロジェクタ装置などの光学装置
において、白色光を複数色の光に分離する色分離光学系
を不要とし、所定の色を呈する波長帯域を有する光を面
発光する少なくとも2つの面発光手段を、色合成光学系
の近傍に直接設置する。
【0019】本発明の第1の態様は、3個の画像生成手
段に波長帯域の異なる光をそれぞれ照射し、各画像生成
手段からの出射光を合成して投射レンズでスクリーン上
に投射するプロジェクタ装置に関する。
【0020】図1は、本発明の第1の態様によるプロジ
ェクタ装置の概略図である。
【0021】本発明の第1の態様によれば、3個の画像
生成手段13に波長帯域の異なる光をそれぞれ照射し、
各画像生成手段13からの出射光を合成して投射レンズ
でスクリーン上に投射するプロジェクタ装置1におい
て、面発光する3個の面発光手段11であって、各面発
光手段11に固有の波長帯域を有する光を発する面発光
手段11と、各画像生成手段13を挟んで各面発光手段
11が設置され、各面発光手段11から発せられて各画
像生成手段13を透過した各光を合成する色合成光学系
12と、を備える。
【0022】本発明の第1の態様においては、各面発光
手段11は、光の3原色である赤色、緑色あるいは青色
を呈する波長帯域をそれぞれが有する光を面発光するの
が好ましい。また、色合成光学系12は、6面体形状の
クロスダイクロイックプリズムであるのが好ましく、こ
の6面のうちの3面に、各面発光手段が、対応する画像
生成手段13を挟んでそれぞれ設置される。
【0023】次に、本発明の第2の態様は、色分離光学
系を用いて白色光を一度複数色の光に分離し、分離され
た各光を再度合成していた従来例の光学装置に対し、本
発明を適用したものである。
【0024】すなわち、本発明の第2の態様は、上述の
第1の態様と同様に色分離光学系を不要とするものであ
り、所定の色を呈する波長帯域を有する光を面発光する
面発光手段を、色合成光学系の近傍に設置した色合成装
置である。換言すれば、第2の態様による色合成装置
は、上述の第1の態様によるプロジェクタ装置を包含す
るものである。
【0025】図2は、本発明の第2の態様による色合成
装置の概略図である。
【0026】本発明の第2の態様によれば、色合成装置
3は、面発光する複数の面発光手段11であって、各面
発光手段11に固有の波長帯域を有する光を発する面発
光手段11と、各面発光手段11が近傍に設置され、各
面発光手段11が発した各光を合成する色合成光学系1
2と、を備える。
【0027】ここで、色合成光学系12は、多面体形状
であっても、曲面形状であってもよい。色合成光学系が
曲面形状を有する場合は、面発光手段もその曲面形状に
近似した形状であるのが好ましい。
【0028】本発明の第1の態様によれば、プロジェク
タ装置において、ダイクロイックミラーおよび全反射ミ
ラーなどの光分離光学系が不要であるので、装置の簡素
化および小型化が可能であり、かつ、製造時におけるミ
ラー調整作業を不要とすることができる。
【0029】また、本発明の第2の態様によれば、色分
離光学系を用いて白色光を一度複数色の光に分離し、分
離された各光を再度合成していたような光学装置におい
て、光分離光学系が不要となり、装置の簡素化および小
型化が可能である。
【0030】
【発明の実施の形態】まず、本発明の第1の実施例につ
いて説明する。
【0031】図3は、本発明の第1の実施例によるプロ
ジェクタ装置の平面図である。
【0032】本実施例は、図1を参照して既に説明した
本発明の第1の態様に対応するものである。
【0033】本実施例によるプロジェクタ装置1は、面
発光する3個の面発光手段11R、11Gおよび11B
と、各画像生成手段13R、13Gおよび13Bを挟ん
で各面発光手段11R、11Gおよび11Bが設置され
る色合成光学系12と、を備え、面発光手段11R、1
1Gおよび11Bは、それぞれに固有の波長帯域を有す
る光を発し、色合成光学系12は、各面発光手段11
R、11Gおよび11Bから発せられてそれぞれに対応
する画像生成手段13R、13Gおよび13Bを透過し
た各光を合成することを特徴とする。
【0034】このうち、面発光手段11R、11Gおよ
び11Bは、光の3原色である赤色、緑色あるいは青色
を呈する波長帯域をそれぞれが有する光を、面発光手段
の所定の平面に対して垂直に発光する(すなわち、面発
光する)。図4は、本発明の第1の実施例における面発
光手段の一例を示す断面図である。
【0035】図4に示すように、この例における面発光
手段11は、ガラス筐体39内に、蛍光物質31、メタ
ルバック32、ガラス基板33、電極34、冷陰極3
5、ゲート電極36、高電圧源37および光度調節用電
圧源38を備える。
【0036】ガラス筐体39は、透明であり、例えば直
方体形状を有している。ガラス筐体39の内部の所定の
面には、ガラス基板33が配置される。
【0037】ガラス基板33の上面には電極34が設置
され、電極34上に多数の冷陰極35が同一平面上に設
けられる。冷陰極35は、例えばカーボンナノチューブ
などで構成される。
【0038】ガラス筐体39内のガラス基板33が配置
された面に対抗する側の面には、メタルバック32が設
置される。メタルバック32はアルミニウムなどから構
成され、その表面には蛍光物質31が塗布される。メタ
ルバック32に塗布される蛍光物質31は、電子の衝突
により発生する蛍光作用により赤、緑もしくは青のいず
れか光を発するように選択される。
【0039】電極34とメタルバック32との間には高
電圧源37が接続される。さらに、電極34とゲート電
極36との間には、光度調節用電源38が、電極34と
メタルバック32との間に現れる電界と逆極性の電界が
発生するような向きで接続される。なお、光度調節用電
源38は可変電圧源とするのが好ましい。
【0040】ゲート電極36は例えば網状形状を有して
おり、冷陰極35から放出された電子がゲート電極36
の網目を通り抜けてメタルバック32側に到達できるよ
うにする。
【0041】電極34とメタルバック32との間に高電
圧が印加されると、冷陰極35から電子が放出される。
この電子はゲート電圧を通り抜けてメタルバック32の
表面に塗布された蛍光物質31と衝突する。すると、蛍
光物質31は、所定の波長帯域を有する蛍光を発する。
また、光度調節用電源38を用いて電極34とゲート電
極36との間に印加される電圧を調節すれば、冷陰極3
5から放出される電子の数を調節することができる。し
たがって、各面発光手段の各光度調節用電源を調節すれ
ば、赤、緑および青のホワイトバランスを調節すること
ができる。
【0042】なお、面発光手段は、所定の波長帯域を有
する光を面発光できるものであればよく、図4を参照し
て説明した面発光手段の一例に限定されるものではな
い。例えば、白色光を面発光する光源の発光面に、着色
フィルムを貼着したものであってもよい。
【0043】図3に示す色合成光学系12は、6面体形
状のクロスダイクロイックプリズムである。この6面の
うちの3面に、各面発光手段11R、11Gおよび11
Bが、それぞれ対応する画像生成手段13R、13Gお
よび13Bを挟んで設置される。
【0044】画像生成手段13R、13Gおよび13B
は、本実施例においては液晶パネルで構成される。
【0045】各画像生成手段13R、13Gおよび13
Bの両面には、それぞれ、偏光板14Rおよび15R、
14Gおよび15G、ならびに14Bおよび15Bが設
けられる。
【0046】投射レンズ16は、色合成光学系12から
出射される合成光をスクリーン(図示せず)上に投射す
るために設けられる。
【0047】以上が本実施例におけるプロジェクタ装置
の構造である。続いて本実施例におけるプロジェクタ装
置の動作原理について説明する。
【0048】各面発光手段11R、11Gおよび11B
から発せられた光は、それぞれ、両面に偏光板14Rお
よび15R、14Gおよび15G、ならびに14Bおよ
び15Bが設けられた画像生成手段13R、13Gおよ
び13Bに照射される。
【0049】面発光手段11R、11Gおよび11Bで
は、入射光の偏光軸を変化させることによって、形成さ
れるべきカラー画像に対し赤、緑および青の各原色に対
応した絵を描く。また、偏光板14Rおよび15R、1
4Gおよび15G、ならびに14Bおよび15Bは、上
記の各光の偏光軸の変化を、各光の明暗の変化に対応さ
せる。このようにして赤、緑および青の各原色に対応す
る画像を意味する各光が形成され、それぞれ色合成光学
系12に入射される。
【0050】色合成光学系12は、入射した各光を合成
し、投射レンズ16に向けて出射する。投射レンズ16
は合成光をスクリーン上に投射する。
【0051】以上説明したように、本発明の第1の実施
例によれば、3個の画像生成手段に波長帯域の異なる光
をそれぞれ照射し、各画像生成手段からの出射光を合成
して投射レンズでスクリーン上に投射するプロジェクタ
装置において、ダイクロイックミラーおよび全反射ミラ
ーなどの光分離光学系が不要であるので、装置の簡素化
および小型化が可能であり、かつ、製造時におけるミラ
ー調整作業を不要とすることができる。
【0052】続いて、本発明の第2の実施例について説
明する。
【0053】本実施例は、図2を参照して既に説明した
本発明の第2の態様に対応するものである。第2の実施
例による色合成装置は、上述の第1の実施例によるプロ
ジェクタ装置を包含するものであるので、ここでは簡単
な説明にとどめる。
【0054】図2に既に示したように、色合成装置3
は、面発光する複数の面発光手段11であって、各面発
光手段11に固有の波長帯域を有する光を発する面発光
手段11と、各面発光手段11が近傍に設置され、各面
発光手段11が発した各光を合成する色合成光学系12
と、を備えることを特徴とする。
【0055】すなわち、本実施例による色合成装置は、
図3および4を参照して既に説明したプロジェクタ装置
において、面発光手段および色合成光学系のみを抽出し
たものである。
【0056】本実施例においては、色合成光学系12
は、多面体形状であっても曲面形状であってもよい。色
合成光学系が曲面形状を有する場合は、面発光手段もそ
の曲面形状に近似した形状とするのが好ましい。
【0057】また、面発光手段の数は少なくとも2個で
あればよい。また、色合成光学系については面発光手段
に対応した数および形状の面発光手段用設置面を設けれ
ばよい。
【0058】本発明の第2の実施例によれば、色分離光
学系を用いて白色光を一度複数色の光に分離し、分離さ
れた各光を再度合成していた従来の光学装置に対し、色
分離光学系を不要とするので、装置の簡素化および小型
化が可能である。
【0059】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の第1の態
様によれば、3個の画像生成手段に波長帯域の異なる光
をそれぞれ照射し、各画像生成手段からの出射光を合成
して投射レンズでスクリーン上に投射するプロジェクタ
装置において、ダイクロイックミラーおよび全反射ミラ
ーなどの光分離光学系が不要であるので、装置の簡素化
および小型化が可能であり、かつ、製造時のミラー調整
作業を不要とすることができる。
【0060】また、本発明の第2の実施例によれば、色
分離光学系を用いて白色光を一度複数色の光に分離し、
分離された各光を再度合成していた従来の光学装置に対
し、色分離光学系を不要とするので、装置の簡素化およ
び小型化が可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の態様によるプロジェクタ装置の
概略図である。
【図2】本発明の第2の態様による色合成装置の概略図
である。
【図3】本発明の第1の実施例によるプロジェクタ装置
の平面図である。
【図4】本発明の第1の実施例における面発光手段の一
例を示す断面図である。
【図5】従来例によるプロジェクタ装置の色分離合成光
学系を例示する図である。
【符号の説明】
1…プロジェクタ装置 3…色合成装置 11、11R、11G、11B…面発光手段 12…色合成光学系 13、13R、13G、13B…画像生成手段 14R、14G、14B、15R、15G、15B…偏
光板 16…投射レンズ
フロントページの続き (72)発明者 山口 一彦 東京都台東区台東2−30−10 台東オリエ ントビル エルジー電子株式会社 東京研 究所内 (72)発明者 冨井 薫 東京都台東区台東2−30−10 台東オリエ ントビル エルジー電子株式会社 東京研 究所内 Fターム(参考) 2H088 EA14 EA15 HA13 HA24 HA28 MA20 2H091 FA05X FA26 FA41 FD06 LA11 MA07

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 3個の画像生成手段に波長帯域の異なる
    光をそれぞれ照射し、各前記画像生成手段からの出射光
    を合成して投射レンズでスクリーン上に投射するプロジ
    ェクタ装置において、 面発光する3個の面発光手段であって、各該面発光手段
    に固有の波長帯域を有する光を発する面発光手段と、 各前記画像生成手段を挟んで各前記面発光手段が設置さ
    れ、各該面発光手段から発せられて各前記画像生成手段
    を透過した各光を合成する色合成光学系と、を備えるこ
    とを特徴とするプロジェクタ装置。
  2. 【請求項2】 前記色合成光学系は、各前記画像生成手
    段を挟んで各前記面発光手段が対向設置される面を備え
    てなる6面体形状を有する請求項1に記載のプロジェク
    タ装置。
  3. 【請求項3】 前記色合成光学系は、クロスダイクロイ
    ックプリズムである請求項1または2に記載のプロジェ
    クタ装置。
  4. 【請求項4】 前記面発光手段は、発光源と、該発光源
    からの光が照射されたときに所定の波長帯域を有する光
    を発する蛍光物質と、を備える請求項1に記載のプロジ
    ェクタ装置。
  5. 【請求項5】 前記画像生成手段は、液晶パネルである
    請求項2に記載のプロジェクタ装置。
  6. 【請求項6】 面発光する複数の面発光手段であって、
    各該面発光手段に固有の波長帯域を有する光を発する面
    発光手段と、 各前記面発光手段が近傍に設置され、各該面発光手段が
    発した各前記光を合成する色合成光学系と、を備えるこ
    とを特徴とする色合成装置。
  7. 【請求項7】 前記色合成光学系は、各前記面発光手段
    が近傍に対向設置される面を備えてなる多面体形状を有
    する請求項6に記載の色合成装置。
  8. 【請求項8】 前記色合成光学系は、クロスダイクロイ
    ックプリズムである請求項6または7に記載の色合成装
    置。
  9. 【請求項9】 前記面発光手段は、発光源と、該発光源
    からの光が照射されたときに所定の波長帯域を有する光
    を発する蛍光物質と、を備える請求項6に記載の色合成
    装置。
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