JP2003120095A - ディジタル施錠装置 - Google Patents

ディジタル施錠装置

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JP2003120095A JP2002253368A JP2002253368A JP2003120095A JP 2003120095 A JP2003120095 A JP 2003120095A JP 2002253368 A JP2002253368 A JP 2002253368A JP 2002253368 A JP2002253368 A JP 2002253368A JP 2003120095 A JP2003120095 A JP 2003120095A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ピッキングを防止し得る施錠装置を提供する
ことを目的とする。 【解決手段】 (1a)使用者の開錠動作時刻に応じ
て、時刻情報を発生させるクロック、(1b)時刻とデ
ィジタルコードの対照表を格納するメモリ、(1c)メ
モリに格納されている対照表を参照して、発生した時刻
情報に対応するディジタルコードを発生させるコード発
生装置、(1d)時刻情報とディジタルコードとを錠側
に送る送信器を有するキーと;(2a)キー側からの時
刻情報とディジタルコードを受ける受信機、(2b)時
刻とディジタルコードの対照表を格納するメモリ、(2
c)メモリに格納されている時刻とディジタルコードの
対照表を参照し、キー側から受け取った時刻情報とディ
ジタルコードの組み合わせが対照表中に存在するかを判
断する演算手段、(2d)施錠・開錠動作を駆動するた
めのモーターを制御するコントローラーを有する錠とを
備えるディジタル施錠装置。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、家、ビル等の建物
のドア用、金庫、自動車等に用いられる施錠装置に関
し、詳しくはセキュリティの高いディジタル施錠装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】最近、シリンダ錠をピンセットや針金の
ような道具を用いて開け(ピッキングと呼ばれる)、泥
棒に入る犯罪が急増して、一種の社会問題化している。
一般的なシリンダ錠はピンタンブラー錠とも呼ばれ、シ
リンダ錠は固定された外筒と回転する内筒の二重構造に
なっている。鍵を差し込まない状態では、タンブラピン
と呼ばれる部材が外筒と内筒の間に突き通されて存在し
ているために、内筒が回転することができず開錠できな
い。鍵を差し込んだときに、鍵の形状が各タンブラピン
の位置と高さと合致したときに、外筒と内筒の間に突き
通されていたタンブラピンがすべて外れて内筒の回転が
可能になり、開錠することができる。このシリンダ錠で
は、タンブラピンが一直線に並んでいるために比較的ピ
ッキングしやすいと言われている。
【0003】一方、ピッキング防止と共に利便性をかね
てリモコンキー等も提案されており、自動車等で実用化
されているのと同じように、扉の近くでリモコンボタン
を押すだけで、赤外線や電波により施錠、開錠ができ
る。また、テンキーによる暗証番号で開錠するシステム
等も開発されている。さらに、特開平11−31565
3号公報(特許文献1)には、通常のシリンダ錠の一部
に電子コードにより作動する部材を付加し、鍵形状の一
致に加えて電子コードが一致したときのみ開錠が可能な
電気機械式シリンダ錠が記載されている。
【0004】
【特許文献1】特開平11−315653号公報
【特許文献2】特開2000−303729号公報
【特許文献3】特開平5−287948号公報
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来の施錠・
開錠システムにはそれぞれ次のような問題点があった。
テンキーによる暗証番号開錠システムでは、装置が大き
くなりがちで、万一暗証番号が漏れたり、解読されたと
きには、ピッキング防止の有効な手立てがない。リモコ
ンキーによる開錠システムでも、電子コードが解読され
た場合にはピッキングを防止する有効な手立てがない。
【0006】また、特開平11−315653号公報に
記載のシステムによっても、機械的開錠情報と電子コー
ドによる開錠情報がリンクしていないので、時間をかけ
てそれぞれを開錠すればピッキングが可能になる。
【0007】即ち、本発明は、このような従来の問題点
に鑑みてなされたものであり、従来のロックシステムを
大幅に変えることなく、比較的に簡単な装置により、ピ
ッキングを防止し得る施錠装置を提供することを目的と
する。
【0008】
【課題を解決するための手段】本出願は以下の〔1〕〜
〔12〕の事項を開示しているが、本出願にかかる発明
は、〔8〕および
〔9〕のディジタル施錠装置である。
【0009】〔1〕 (a)ディジタルコード情報を有
するディジタルコード部および鍵山形状の刻みを有する
鍵山部を有するキーと、(b)鍵山形状が一致したとき
に開錠状態または開錠可能状態(以下、開錠状態または
開錠可能状態を単に開錠状態という。)となる機械式錠
と、(c)ディジタルコードが一致したときに開錠状態
となる電気式錠と、(d)時間計測手段とを有し、機械
式錠と電気式錠のどちらか先に開錠状態になったときか
ら時間を計測して、所定の待ち時間内にもう一方が開錠
状態になったときに全開錠を許可し、一方、所定の待ち
時間内にもう一方が開錠状態にならないときには、すで
に開錠状態にある錠の開錠状態を取り消すか、またはも
う一方の錠が開錠状態に変化することを禁止することを
特徴とする施錠装置。
【0010】〔2〕 前記電気式錠は、施錠・開錠動作
を駆動するためのモーターと、ディジタルコードの一致
を判断すると共に前記時間計測手段を参照して前記モー
ターの制御を行う制御・演算手段を有し、前記電気式錠
の開錠・施錠状態を制御することにより、全開錠を許可
すること、すでに開錠状態にある場合の電気式錠の開錠
状態を取り消すこと、または施錠状態にある場合の電気
式錠が開錠状態に変化することを禁止すること、の各動
作を行うことを特徴とする上記〔1〕記載の施錠装置。
【0011】〔3〕 前記ディジタルコードが時間によ
って変化することを特徴とする上記〔1〕または〔2〕
記載の施錠装置。
【0012】〔4〕 前記キーは、クロックと、ディジ
タルコードを記憶したメモリと、クロックの時刻に対応
してメモリを参照するコード発生装置とを有し、使用者
の開錠動作時刻に応じて、前記ディジタルコードを発生
させることを特徴とする上記〔3〕記載の施錠装置。
【0013】〔5〕 前記ディジタルコードは、無線通
信によって前記キーから前記電気式錠に送られることを
特徴とする上記〔4〕記載の施錠装置。
【0014】〔6〕 前記機械式錠は壁側の穴との係合
により施錠を行う係止舌部を有し、前記電気式錠はこの
係止舌部と嵌合するかんぬき部を有し、電気式錠が施錠
状態にあるときには係止舌部とかんぬき部の嵌合により
係止舌部の可動を禁止し、電気式錠が開錠状態にあると
きには、係止舌部とかんぬき部の嵌合を解除して係止舌
部を可動として、その期間内だけ機械式錠の開錠を許可
することを特徴とする上記〔1〕〜〔5〕のいずれかに
記載の施錠装置。
【0015】〔7〕 前記機械式錠と電気式錠は、互い
に機械的に嵌合または係合することなく、それぞれ独立
して設置されていることを特徴とする上記〔1〕〜
〔5〕のいずれかに記載の施錠装置。
【0016】〔8〕 下記(1a)〜(1d):(1
a)使用者の開錠動作時刻に応じて、時刻情報を発生さ
せるクロック、(1b)時刻とディジタルコードの対照
表を格納するメモリ、(1c)メモリに格納されている
対照表を参照して、発生した時刻情報に対応するディジ
タルコードを発生させるコード発生装置、および(1
d)時刻情報とディジタルコードとを錠側に送る送信器
を有するキーと、下記(2a)〜(2d):(2a)キ
ー側からの時刻情報とディジタルコードを受ける受信
機、(2b)時刻とディジタルコードの対照表を格納す
るメモリ、(2c)メモリに格納されている時刻とディ
ジタルコードの対照表を参照し、キー側から受け取った
時刻情報とディジタルコードの組み合わせが対照表中に
存在するかを判断する演算手段、および(2d)施錠・
開錠動作を駆動するためのモーターを制御するコントロ
ーラーを有する錠と、を備えるディジタル施錠装置。
【0017】
〔9〕 前記キーが、メモリに格納されて
いる時刻とディジタルコードの対照表を書き換えるため
のキー側メモリ書き換え手段を有し、前記錠が、メモリ
に格納されている時刻とディジタルコードの対照表を書
き換えるための錠側メモリ書き換え手段を有し、キー側
および錠側の書き換え手段が、それぞれ通信手段を備え
て、通信によりキー側と錠側のメモリを同時に書き換え
ることのできる請求項8記載のディジタル施錠装置。
【0018】〔10〕 (1a)キー形態にディジタル
コード情報がコード化されているキーと、(2a)〜
(2c):(2a)キー形態を認識してディジタルコー
ドを読みとるコード読み取り手段、(2b)ディジタル
コードを記憶したメモリ、および(2c)キー形態から
読み取ったディジタルコードと、メモリに記憶されてい
るコードを比較する演算手段を有する錠と、を備えるデ
ィジタル施錠装置。
【0019】〔11〕 前記電気式錠として、上記
〔8〕または
〔9〕のディジタル施錠装置を用いる上記
〔1〕、〔2〕、〔5〕、〔6〕および〔7〕記載の施
錠装置。
【0020】〔12〕 前記電気式錠として、上記〔1
0〕のディジタル施錠装置を用いる上記〔2〕記載の施
錠装置。
【0021】
【発明の実施の形態】図1は、本発明の施錠システムの
全体構成を説明するフローチャートである。本発明で用
いられる鍵は、通常の鍵山とディジタルコード部とを有
しており、使用者が開錠しようとするとき(S1)に、
錠側でキー鍵山形状の一致の判断(S2a)と、ディジ
タルコード(ID)の一致の判断(S2d)を行う。鍵
山形状の情報の取得は、通常の機械式キーを鍵穴に差し
込んで回転させる行為によって発生する。ディジタルコ
ード情報の取得は、ディジタルコード部をどのように構
成するか、錠側のディジタル認識をどのように構成する
かによって異なり、後で具体例を示して説明する。ま
た、S2aの判断と、S2dの判断のどちらが先に行わ
れるかについても、機械式錠の構成と電気式錠の構成に
よって異なる。
【0022】その鍵山形状が一致したとき、機械式錠が
開錠状態または開錠可能状態となる。図1のフローチャ
ートでは、これを開錠状態:AO=1として表している
(S3a)。一方、ディジタルコードが一致したとき、
電気式錠が開錠状態または開錠可能状態となる。図1の
フローチャートでは、これを開錠状態:DO=1として
表している(S3d)。尚、実際の構成において、現実
に開錠信号(開錠可能信号)AO=1および/またはD
O=1を送信する場合もあるが、特に機械式錠について
は、具体例で後述するように信号を送付することが不要
な場合もある。
【0023】そして、機械式錠または電気式錠のどちら
か先に開錠状態(開錠可能状態)になったときから時間
の計測が行われる(S4)。予め設定した所定の待ち時
間(TT時間)内に残りのもう一方が開錠(開錠可能状
態)になった場合に、すべての錠が開錠状態になりドア
を開けることができる(S5、S6)。しかし、TT時
間内に残りのもう一方の錠が開錠状態(開錠可能状態)
にならないときには、先に開錠状態(開錠可能状態)に
なった機械式錠または電気式錠のその開錠状態を取り消
すか、または未だ開錠状態になっていない残りの錠が開
錠状態に変わるのを禁止する(S5、S7)。図1のフ
ローチャートのS7では、機械式錠の施錠状態をAO=
0、電気式錠の施錠状態をDO=0で表している。
【0024】このようにこの施錠装置では、機械式錠と
電気式錠とが相互に時間的にリンクされているため、ピ
ッキングするには機械式錠と電気式錠の両方を限られた
待ち時間内で開けなければならず、実質上不可能であ
る。
【0025】ここで、待ち時間は適宜設定することがで
きるが、例えば、1秒以上で、20秒以内、好ましくは
10秒以内、さらに好ましくは5秒以内に設定すること
ができる。
【0026】また、本発明の施錠装置では、キーから電
気錠に送られるディジタルコードが時刻によって変化す
ることが好ましい。即ち、ディジタルコードが変化する
ことによって、仮にディジタルコードが解読されたとし
ても、ある特定の時間が経過すると、すでにコードが変
わっているため、電気式錠の開錠が不可能になり、ピッ
キングが一層困難な施錠装置を提供することができる。
【0027】尚、本願の施錠装置を構成する各手段、各
構成要素は、ハードウェア(コンピュータ等を含む)ま
たはハードウェアとソフトウェアの協働により実現する
ことを含むものである。
【0028】また、本発明の施錠装置は、家、ビル等の
建物のドア用の他、金庫、自動車等の施錠が必要な全て
ものに適用することができる。
【0029】次に具体例に基づいて説明する。
【0030】<施錠装置全体の構成例>図2に、本発明
の施錠装置の1例を示す。この図では壁12を部分的に
くりぬいて表しており、また、図3は、施錠装置部分の
拡大図である。この例では、ドア11に取り付けられた
機械式錠13は、通常の機械式錠と同様に、キーの鍵山
が一致したときに内筒が回転可能になり、係止舌部14
が可動状態になる。電気式錠20は、モーター、タイマ
ー(時間計測手段)、ディジタルコードの一致を判断す
ると共にタイマーを参照してモーター制御等を行う制御
・演算手段を有している。そして、モーターにより、か
んぬき部22を上下に動かすことができるようになって
おり、一方、係止舌部14には、かんぬき部22と嵌合
する穴(くぼみ等でもよい)が設けられている。図2、
3には施錠状態が示されており、かんぬき部22と係止
舌部14が嵌合し、この状態では、鍵山が一致して機械
式錠が開錠可能状態になっても、係止舌部が左右に動く
ことができないので全ロックをはずすことができない。
【0031】この例の施錠装置で全ロックをはずすため
には、まずキーからディジタルコードを電気式錠に送
り、電気式錠側でディジタルコードの一致が確認された
ときに、かんぬき部が上に移動して係止舌部から引き抜
かれる。その状態で、鍵山の一致するキーにより機械式
錠の開錠動作を行うと、係止舌部が右方向に移動できる
ので、全開錠ができる。
【0032】しかし、電気式錠が開錠状態(即ち、かん
ぬき部が係止舌部から引き抜かれている状態)になって
から、設定された待ち時間内に機械式錠が開錠されない
ときは、かんぬき部が下降して係止舌部を再度ロックす
る。従って、この施錠装置をピッキングするためには、
電気式錠のロックをはずしてから、限られた時間内に機
械式錠のロックをはずさなければならないため、数秒程
度の極めて限られた時間内に電気式錠と機械式錠の両方
を破ることは極めて困難である。
【0033】この電気式錠と機械式錠とを有する錠と共
に用いられるキーは、従来から公知の鍵山を有すると共
に、ディジタルコードを送信できるディジタル送信部を
有している。図4に、その1例を模式的に示す。このキ
ー24は、通常の鍵山25と共にディジタル送信部26
を備えている。キーを鍵穴に挿したときに、絶縁体27
の内部あるいは表面を通して、ディジタル送信部から引
き出されている接点28aと28bの間が、鍵穴内部の
金属部材によって導通し、これがトリガーとなって、デ
ィジタルコードが送信される。このような接点方式に代
えて、キーにスイッチを設けることによりディジタルコ
ード送信のためのトリガーとしてもよい。
【0034】ディジタルコードの送信は、有線、無線い
ずれの通信方式でも構わないが、装置の小型化、簡便性
を考慮すると、短波等を用いた電波通信または赤外線等
を用いた光通信に代表される無線通信方式の方が好まし
い。キーに設けられるディジタル送信部は、そのような
発信装置とディジタルコードを記憶したメモリを有する
ものである。これに対応して電気式錠側でもディジタル
コード受信装置を有しており、図3では、電波受信のた
めのアンテナ21を模式的に示したが、赤外線受信の場
合は受光部を壁の外側面に設けておけばよい。
【0035】送受信されるディジタルコードは固定コー
ドであってもよいが、本発明では、ディジタルコードが
変化することが好ましい。その際、使用者が意識しなく
ても時間の経過によって自動的にディジタルコードが変
化するものが好ましい。
【0036】<送受信ディジタルコードの構成例1>図
5を用いて、送受信するコードを変化させる方法の1例
を説明する。
【0037】この例では、キー側にクロック51が備え
られており、ディジタルコードを送信する命令を受けた
ときに、クロックの時刻をコード発生装置52に送る。
コード発生装置は、メモリ53を参照し、クロックの時
刻に対応するメモリアドレスからディジタルコードを読
み出し、送信器54にコードを送る。送信器54はクロ
ックの時刻とディジタルコードとをペアにして通信デー
タ55として電波、赤外線等で送信する。図6には、簡
単のために2進法の4ディジットで、メモリアドレスと
コードの対応の1例を示した。例えば、アドレス001
0に対応づけられているある時刻に、送信命令を受けた
ときには、クロックの時刻とコード0110がペアでデ
ータが送信される。
【0038】一方、錠側では、これを受信器56で受け
取り、デコーダー59(演算手段)に送る。デコーダー
ではクロックの時刻情報を基にしてメモリ58の対応す
るアドレス0010を参照すると、図6に示すようにメ
モリ58にはコード0110が記憶されているので、受
信コード0110と一致を確認する。このように一致が
確認されたときに、一致したという情報をコントローラ
ー60に送り、機械式錠との構成により必要に応じてタ
イマー61を参照して、モーター62に駆動命令を送出
し、電気式錠を開錠状態にする。
【0039】この例では、キー側と錠側のメモリにおけ
るコード情報を同一内容にしておくことで、キー側のク
ロックのみでディジタルコードを変化させることができ
るので、装置構成が簡単で小型化できる。尚、キー側メ
モリと錠側メモリのアドレスとコードは全く同一でなく
ても、特定のルールに従って対応が取れるようにしてあ
れば、それでもよい。また、送受信のデータとして、コ
ードと共にクロックの時刻を用いたが、この例ではアド
レス番地を送っても同様に働かせることができる。さら
に、ここでクロックとは、何月何日何時何秒というよう
な実際の時刻を与えるものだけでなく、パルス発生器と
パルスカウンタ等によって構成され、単にパルスの個数
を与えるものであってもよい。
【0040】図6の例では、簡単のために2進法のわず
か4ディジットでコードを示した。例えば1日を区切り
として、秒単位(1日=86400秒)でコードが変化
するシステムを考えると、1つの錠システム当たり(1
戸当たり)86400個分のアドレスが必要である。そ
こで、例えばメモリ容量としてとして4バイト(32ビ
ット)のコード長を用意すると、232(約43億)個の
コードが得られる。従って、86400個のアドレスの
うち1つのアドレスに対して、232(約43億)個の異
なるコードが選べるので、
【0041】
【数1】
【0042】戸分の錠システムを提供することができ
る。
【0043】さらに本発明では(本構成例を含め全ての
実施態様に適用可能)、ディジタルコードが解読される
のを防止するために、同一のクロック時刻によるアクセ
スを禁止する手段を設けることがさらに好ましい。即
ち、例えば図5の例で、デコーダー59で受け取ったク
ロックの時刻情報とコード情報をデコードした結果、そ
のクロック時刻データが、少し前に受け取ったクロック
時刻データと同一であるとすると、これは明らかに違法
なアクセスである。そこで、受信したクロックの時刻デ
ータを所定時間(HT時間)だけ保持しておき、HT時
間内に同一のクロック時刻を受け取った場合には、例え
ばメモリ58のコード対応表の参照を禁止する等によ
り、開錠を許さないように論理回路を構成することが好
ましい。ここで、HT時間は、ディジタルコードをどの
程度の時間で変化させるか、家族でスペアキーを持つ場
合のように、同一の複数のキーが存在する場合に、その
間の時刻のずれ等を考慮して、適宜設定することができ
る。HT時間として、例えば、30秒〜5分程度の範
囲、例えば60秒程度に設定することができる。
【0044】<送受信ディジタルコードの構成例2>デ
ィジタルコードを変化させる方式の異なる形態として、
キー側と錠側に同一時刻を示す同期のとれたクロックを
設置することで、送信データとして、クロックの時刻情
報を送信しなくても、ディジタルコードのみを送信する
ことでも、時間と共にディジタルコードを変化させるこ
とができる。即ち、錠側にもクロックが設置されている
場合、図5の例でデコーダ59が受信したクロックの時
刻情報を基にしてメモリ58を参照する代わりに、錠側
で有しているクロックの時刻を基にメモリ58を参照す
る。この方法によれば、ディジタルコードの解読は極め
て難しく安全性が高いが、キー側および錠側のクロック
のずれが生じると開錠できないために、クロックの精度
を上げるか、または両者の同期取り(リセット)を頻繁
に行う必要があり、そのために装置が大きくなりがちで
ある。
【0045】<送受信ディジタルコードの構成例3>送
受信するディジタルコードを変化させる方式の異なる形
態についてさらに説明する。
【0046】この方式では、キー側と錠側でコードパタ
ーンを随時書き換えることによりさらに安全性を高める
ものである。1例を図10に示す。この例では、キー側
および錠側のそれぞれメモリ書き換え部70および71
が備えられており、必要時にキー側と錠側のメモリ書き
換え部間で通信することで、両方のメモリを同時に変更
する。通常は錠側がマスターになり、錠側のデータに従
ってキー側のメモリを書き換えるのが簡便である。ま
た、メモリを書き換える際には、例えば錠側にキーボー
ド(テンキー等)等の入力部72を設けて、入力された
データに従ってメモリを変更する。錠側のメモリ書き換
え部は、必要なメモリと演算装置を備えている。
【0047】このようなメモリ書き換え可能な方式の利
点を図11を用いて説明する。まず、前述の図5および
図6で説明したディジタルコード変化方式では、ある時
刻が1つのアドレスに割り振られていた。そうすると、
時間が1周期分経過したとき、また同じアドレスが参照
され同じディジタルコードが開錠要求信号としてキー側
から錠側に送信される。そうすると前述のように1日を
単位とした場合、正確に同じ時刻であれば同じディジタ
ルコードが用いられることになる。実際上は、1周期を
半端な時間に割り当てることで1周期の長さも不明であ
るし、同一時刻が同一コードになることもないので、こ
れでも十分に安全ではあるが、同じ順番のコードが周期
的に繰り返されることにはなる。
【0048】そこで、メモリ書き換え可能な方式は、時
間に対応するアドレスに保存されているコードを書き換
える方式である。図11(a)は、書き換え前のコード
対応表である。矢印でしめしたアドレス00001が、
ある特定の時間のコードを保存する場所であるとする。
書き換え前は、コード0100が格納されているが、書
き換えによって、図11(b)に示すようにコード01
01に置き換わっている。その際、錠側とキー側の通信
により同時に両方のコードが書き換わる。これによっ
て、コードの順番が変わるので、仮に1日単位の周期で
変化させたとしても、同一時刻に異なるコードが対応す
ることになり不正開錠がさらに困難になる。また、複数
のキーの中の1つを紛失したときに、残りのキーのコー
ドを書き換えることで、その紛失したキーは使用できな
くなり、不正開錠を防止することができる。
【0049】図12に、キー側と錠側の書き換えのため
の通信を接触式で行う方式を模式的に示す。即ち、開錠
して入室した後、ドアの錠に連結したキーボックス80
にキー81をさすと、端子82が錠側の端子と接触して
通信が可能になる。そこで、テンキー83からインプッ
トすることで、錠側とキー側のディジタルコードを同時
に書き換える。
【0050】キー側と錠側のメモリ書き換え通信を、赤
外線通信または電波通信等の非接触通信で行ってもよ
い。
【0051】<送受信ディジタルコードの構成例4>こ
れまで説明したディジタルコード変化方式では、送受信
されるコードが変化するようなものであったが、送受信
ディジタルコードに固定コードを付加することも有用で
ある。例えば、図13に示すように、可変コードの前に
固定コードを付加し、メモリを書き換える方式(送受信
ディジタルコードの構成例3で説明)の場合でも、固定
コード部ではその書き換えを禁止する。固定コード部を
設けることにより、さらに不正開錠の防止効果を高める
ことができることに加え、この固定コードは例えばグル
ープIDとして使用することができる。例えば、マンシ
ョンの入り口と各部屋に施錠装置を設ける場合、会社の
入り口と各フロアごとに施錠装置を設ける場合におい
て、マンションの入り口または会社の入り口等の代表錠
の開錠が固定コードで行なわれるようにしておき、各部
屋または各フロアごとの入り口等の個別錠として可変コ
ード(または可変コードと固定コードの両方)を使用す
る本発明に係わる電気錠を用いる。このような構成にす
ると、多数の人で共有する必要のある代表錠の開錠・施
錠を阻害することなく、個別錠のセキュリティを高める
ことができる。この固定コードを付加する方式は、送受
信ディジタルコードの構成例1または2で説明した方式
にも付加することができる。
【0052】<施錠装置全体のその他の構成例>以上説
明した図2および図3で示した例で、かんぬき部および
それに嵌合する係止舌部の構造は、かんぬき部により係
止舌部の移動を妨げることができるように構成されてい
れば、この例で示したものに限られるものではない。
【0053】次に、図7に本発明の異なる実施形態を示
す。この例では、電気式錠30が、機械式錠13とは全
く独立して設けられている。図2で示した電気式錠20
では、かんぬき部21を上下に動かしたのに代えて、電
気式錠30では係止舌部31を左右移動させることで、
ロックを行うものである。
【0054】このように電気式錠と機械式錠を別個独立
に設けた構成では、鍵形状の一致判断(図1中、S2
a)とディジタルコードの一致判断(図1中、S2d)
のいずれを先に行ってもよい。但し、機械式錠の開錠が
先に行われるときは、開錠状態を検知する手段を設け、
機械式錠が開錠されてから所定のTT時間内に電気式錠
が開錠状態にならないときは、電気式錠が開錠に変わる
のを禁止する(図1中、S5、S7)。使用者またはピ
ッキング者が開錠を諦めて、機械式錠を戻すとAO=
0、DO=0にリセットされ、初期状態に戻る。
【0055】<ディジタルコード送受信のその他の方式
>以上の説明では、ディジタルコードの送受信方法とし
て、無線通信について説明したが、キー側に物理的にコ
ードを付与しておいてもよい。例えば、図8に示すキー
33では、鍵山35の反対側に、それぞれの山(34a
〜34d)の高さが1と0を表すディジタルコード部3
4を設ける。このディジタルコードは錠側で、例えば光
センサー、磁気センサー等のコード読み取り手段で非接
触的に読み出すことができる。そして、錠側のディジタ
ルコードを記憶したメモリを参照して、キー形態から読
み取ったディジタルコードと、メモリに記憶されている
コードを演算手段により比較し、一致したときに電気錠
の開錠情報を発生するようにすればよい。
【0056】また、図9に示すように、キー36にバー
コード(または黒点)、磁気ポイント等でディジタルコ
ード部37を構成し、錠側でこれを読み取るようにする
こともできる。
【0057】これらのキーはいずれも、図2に示したよ
うな機械式錠の係止舌部に電気式上でかんぬきを掛ける
機構、図7に示したような電気式錠を別途設ける機構の
どちらにも適用可能である。但し、ディジタルコードが
固定になっている点と、異なるコードの数がある程度限
られたり、コード数を上げようとすると大型になる点
で、前述のキー側にメモリを有する形態に比べて劣る。
【0058】<電気錠を単独で使用する形態>以上説明
した中で、電気錠部分を単独でディジタル施錠装置とし
て使うことも可能である。その際ディジタル施錠装置に
おいて「キー」とは、いわゆる鍵の形状をしていなけれ
ばならないわけではなく、(1a)使用者の開錠動作時
刻に応じて、時刻情報を発生させるクロック、(1b)
時刻とディジタルコードの対照表を格納するメモリ、
(1c)メモリに格納されている対照表を参照して、発
生した時刻情報に対応するディジタルコードを読み出す
発生装置、および(1d)時刻情報とディジタル情報と
を錠側に送る送信器、さらに場合によりメモリ書き換え
手段、また使用者の開錠を伝える入力手段等を収納でき
るものであれば特に制限はない。従って、カード(磁気
カード、接触型・非接触型のICカード)、携帯電話、
ディジタル時計、ディジタルカメラ、車のディジタルキ
ー等にこのディジタル施錠装置のキーの機能を持たせる
ことも可能である。
【0059】送受信ディジタルコードを変化させる方式
として、特に送受信ディジタルコードの構成例1〜4で
説明した方式が好ましい。
【0060】
【発明の効果】本発明によれば、比較的な簡単な装置に
より、従来のロックシステムを大幅に変えなくても、わ
ずかな変更により、ピッキングを防止し得る施錠装置を
提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の施錠システムの全体構成を説明するフ
ローチャートである。
【図2】施錠装置の1例を示す図である。
【図3】図2の施錠装置の部分拡大図である。
【図4】キーの1例を示す図である。
【図5】送受信するコードを変化させる方法の1例を説
明する図である。
【図6】メモリ内部のメモリアドレスとディジタルコー
ドの対応の1例を示す図である。
【図7】施錠装置の1例を示す図である。
【図8】キーの1例を示す図である。
【図9】キーの1例を示す図である。
【図10】送受信するコードを変化させる方式の異なる
1例を説明する図である。
【図11】メモリ内部のメモリアドレスとディジタルコ
ードの対応の例と、書き換えによりディジタルコードが
変わることを説明する図である。
【図12】キー側と錠側の書き換えのための通信を接触
式で行う方式を模式的に示す図である。
【図13】送受信ディジタルコードに固定コードと可変
コードを用いる方式を説明するための図である。
【符号の説明】
11 ドア 12 壁 13 機械式錠 14 係止舌部 20 電気式錠 21 アンテナ 22 かんぬき部 24 キー 25 鍵山 26 ディジタル送信部 27 絶縁体 28a、28b 接点 30 電気式錠 31 係止舌部 51 クロック 52 コード発生装置 53 メモリ 54 送信器 55 通信データ 56 受信器 58 メモリ 59 デコーダー 60 コントローラー 61 タイマー 62 モーター 70 メモリ書き換え部 71 メモリ書き換え部 72 入力部
フロントページの続き Fターム(参考) 2E250 AA02 AA03 AA12 AA14 AA21 BB02 BB05 BB08 BB09 BB10 BB28 BB46 BB66 BB67 BB68 CC12 DD03 DD04 DD06 DD07 EE02 EE03 EE10 EE17 FF08 FF18 FF22 FF23 FF24 FF25 FF27 FF28 FF33 FF34 FF35 FF36 FF38 FF43 FF44 FF49 FF53 GG07 GG15 HH01 JJ05 KK01 KK03 LL01 PP03 RR11 SS01 SS11 TT03

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 下記(1a)〜(1d): (1a)使用者の開錠動作時刻に応じて、時刻情報を発
    生させるクロック、 (1b)時刻とディジタルコードの対照表を格納するメ
    モリ、 (1c)メモリに格納されている対照表を参照して、発
    生した時刻情報に対応するディジタルコードを発生させ
    るコード発生装置、および (1d)時刻情報とディジタルコードとを錠側に送る送
    信器を有するキーと、 下記(2a)〜(2d): (2a)キー側からの時刻情報とディジタルコードを受
    ける受信機、 (2b)時刻とディジタルコードの対照表を格納するメ
    モリ、 (2c)メモリに格納されている時刻とディジタルコー
    ドの対照表を参照し、キー側から受け取った時刻情報と
    ディジタルコードの組み合わせが対照表中に存在するか
    を判断する演算手段、および (2d)施錠・開錠動作を駆動するためのモーターを制
    御するコントローラーを有する錠とを備えるディジタル
    施錠装置。
  2. 【請求項2】 前記キーが、メモリに格納されている時
    刻とディジタルコードの対照表を書き換えるためのキー
    側メモリ書き換え手段を有し、前記錠が、メモリに格納
    されている時刻とディジタルコードの対照表を書き換え
    るための錠側メモリ書き換え手段を有し、 キー側および錠側の書き換え手段が、それぞれ通信手段
    を備えて、通信によりキー側と錠側のメモリを同時に書
    き換えることのできる請求項1記載のディジタル施錠装
    置。
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