JP2003116158A - 自動主配線盤装置及びそのプログラム - Google Patents

自動主配線盤装置及びそのプログラム

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JP2003116158A
JP2003116158A JP2001311657A JP2001311657A JP2003116158A JP 2003116158 A JP2003116158 A JP 2003116158A JP 2001311657 A JP2001311657 A JP 2001311657A JP 2001311657 A JP2001311657 A JP 2001311657A JP 2003116158 A JP2003116158 A JP 2003116158A
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Japan
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axis
signal
robot
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controller
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Application number
JP2001311657A
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English (en)
Inventor
Tsutomu Kikuchi
励 菊池
Hidekazu Sunaga
英一 須永
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Oki Electric Industry Co Ltd
Oki Comtec Ltd
Original Assignee
Oki Electric Industry Co Ltd
Oki Comtec Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 自動主配線盤装置の消費電力の増大が問題と
なっていた。 【解決手段】 ロボット制御部600は、所定の電流を
供給する給電部640と、外部からの実行命令が入力さ
れ、基準電位制御信号を外部に出力するコントローラ
と、このコントローラに接続されており、基準電位制御
信号に基づいて、基準電位信号を出力する軸基準電位セ
レクタ(SEL)と、給電部及びこの軸基準電位セレク
タ(SEL)に接続されており、所定の電流と、基準電
位信号とに基づいて、動作パルス信号を出力する軸ロボ
ットDRV部とを具える。ロボット部は、前述の軸ロボ
ットDRV部と接続されており、動作パルス信号に基づ
いて動作信号を出力する軸駆動用ステッピングモータ
と、軸駆動用ステッピングモータに接続されており、動
作信号に基づいて動作するロボットハンド部とを具え
る。軸基準電位セレクタ(SEL)は、基準電位制御信
号に基づいて基準電位信号を出力するので、基準電位信
号を効率的に選択、すなわち設定できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、自動主配線盤装
置(MDF;Main Distribution F
rame)に関し、特に、ロボット制御部並びにロボッ
ト部の消費電力の低減に関する。
【0002】
【従来の技術】電話交換機(SLIC;Subscrib
e Line InterfaceCircuit)と
加入者線とを結ぶ装置として、自動主配線盤装置が一般
に知られている。
【0003】図4は、電話交換機と自動主配線盤装置と
電話機との接続関係を示す図である。この図4を参照し
て、従来の自動主配線盤装置の接続関係並びに動作を具
体的に説明する。
【0004】自動主配線盤装置10は、m本の交換機回
線を介して電話交換機12に接続される。そして、自動
主配線盤装置10は、n(n≧m、n、mは、正の整
数)本の加入者線に接続される。n本の加入者線のう
ち、実際に使用されているものは電話機14−1〜14
−nに接続される。また、使用されていないものは電話
機に接続されない。そして、自動主配線盤装置10は、
加入者線のうち実際に使用されているものを、交換機回
線11−1〜11−mのいずれかに接続する。
【0005】すなわち、加入者線は、電話交換機12に
直接接続されるのではなく、自動主配線盤装置10を介
して接続される。この接続関係により、電話交換機12
の設定を変更することなく、加入者線の使用状況を変更
することができる。例えば、加入者が転居したために、
この加入者が使用する回線が、旧加入者回線から新加入
者回線に変更される場合がある。この場合、管理者は、
この自動主配線盤装置10の接続関係を変更して、該当
する交換機回線を、旧加入者回線と非接続にして新加入
者回線に接続するだけでよく、電話交換機12の設定を
変更する必要はない。
【0006】また、集合住宅の建築時などに、入居予定
世帯数(すなわち、加入者回線の予定契約数)よりも多
くの加入者回線を施設しなければならない場合がある。
このような場合には、電話交換機12の能力(すなわ
ち、交換機回線の本数m)を入居予定世帯数に応じて決
定し、かつ、自動主配線盤装置10の能力(すなわち、
加入者回線の本数n)を加入者回線の施設数に応じて決
定すれば、コストの低減を図ることができる。
【0007】図5は、前述した自動主配線盤装置10の
構成を概略的に示す斜視図である。この図5を参照して
自動主配線盤装置10の主要構成要部を具体的に説明す
る。
【0008】この自動主配線盤装置10は、本体部20
と、ロボットを遠隔制御できるように制御端末24とを
具えている。また、この本体部20は、実際にロボット
に実行命令を行うロボット制御部26と、複数(図5で
は3個)のスロット28とを具えている。さらに、この
自動主配線盤装置10の本体部20は、加入者線と交換
機回線とを接続するコネクタ25を具えている。具体的
には、加入者線と接続されるコネクタ25を加入者側コ
ネクタ23とし、交換機回線と接続するコネクタ25を
交換機側コネクタ21とする。この図5に示す構成にお
いては、1つのスロット28に対して、加入者側コネク
タ23は2個ずつが対向するように配設されており、計
4個配設されている。また、交換機側コネクタ21は、
1個ずつが対向するように配設されており、かつ基準と
なる対向面は前述の加入者側コネクタ23と同じであ
り、計2個配設されている。したがって、1つのスロッ
ト28には、計6個のコネクタ25が配設されている。
【0009】また、前述したこれら各スロット28にお
いて、1台のロボット部29と、2枚の主配線盤すなわ
ちマザーボード36とが、結合されて構成されている。
【0010】図6は、この結合関係を具体的にに示す図
である。この図6を参照して、1台のロボット部29
と、2枚のマザーボード36の結合関係を説明する。
【0011】ロボット部29の筐体30にはバー32が
取り付けられている。このバー32にはハンド34(ロ
ボットハンド部ともいう)が取り付けられている。バー
32は奥行き方向すなわちこの図6においてX方向に移
動することができる。また、ハンド34はバー32上
を、縦方向すなわちこの図6においてY方向に移動する
ことができる。そして、マザーボード36は、マトリク
スボード(37、38、39、40)を、この図6にお
いては、2行2列で配設している。そして、マトリクス
ボードが対向するようにして、かつ、このロボット部2
9を挟むようにして結合させてある(図6参照)。
【0012】このような構成において、マトリクスボー
ドに接続ピンを着脱することにより、交換機回線と加入
者線との接続関係の変更を行っていた。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】自動主配線盤装置で
は、交換機回線と加入者線との接続関係の変更又は加入
者線同士の接続関係の変更をする必要が生じた際、上述
した接続ピンの着脱を、ハンド34が自動で行う。尚、
この着脱を自動で行うことを、この明細書では、ジャン
パリングと称する。この時の、動作の理解を助けるため
に、従来の内部の構成例である図7を参照して、制御端
末24と、ロボット制御部26と、ロボット部29との
構成並びに動作を説明する。
【0014】図7は、制御端末24と、ロボット制御部
26と、ロボット部29との構成を概略的に示す図であ
る。まず、制御端末24と、この制御端末24に接続さ
れたロボット制御部26と、このロボット制御部26に
接続されたロボット部29とが図7に示されている。
【0015】この制御端末24は、一般には、IBM社
製の互換機のパーソナルコンピュータ(PC)を用いて
いる。
【0016】次に、このロボット制御部26の内部は、
10個の機能部を具えている。まず、実行コマンド等の
命令を受ける窓口として、前述した制御端末24に接続
された通信インターフェース部110がある。さらに、
この通信インターフェース部110に接続されていると
ともにソフトウェア等が内蔵されているメインコントロ
ーラ120と、このメインコントローラ120に接続さ
れ、位相パルス信号を発生すなわち生成して出力するパ
ルスコントローラ130と、同様にして、メインコント
ローラ120に接続されているとともに所定の電流を供
給する給電部140とがある。また、これらパルスコン
トローラ130と、給電部140とにそれぞれ接続され
ていて、動作パルス信号を出力するX軸ロボットDRV
150、Y軸ロボットDRV160及びZ軸ロボットD
RV170が設けられている。さらに、これらX軸ロボ
ットDRV150、Y軸ロボットDRV160及びZ軸
ロボットDRV170にそれぞれ軸が対応するように接
続されていて、個別の基準電位を表す基準電位信号を出
力するX軸基準電位180、Y軸基準電位190及びZ
軸基準電位200が設けられている。
【0017】続いて、ロボット部29は、前述したX軸
ロボットDRV150、Y軸ロボットDRV160及び
Z軸ロボットDRV170にそれぞれ軸が対応するよう
に接続されたX軸駆動用ステッピングモータ300、Y
軸駆動用ステッピングモータ310及びZ軸駆動用ステ
ッピングモータ320と、これらステッピングモータに
接続すなわち連動されていて、ジャンパリング等の動作
を実際に行うロボットハンド部340とが設けられてい
る。
【0018】次に、動作につき概略的に説明する。
【0019】まず、制御端末24は、実行命令、例え
ば、ジャンパリング等の動作開始指示を、ロボット制御
部26に対して配信すなわち送信する。次に、この入力
された実行命令を、通信インターフェース部110が受
信する。そして、この実行命令に基づいた(実行)命令
を、この通信インターフェース部110はメインコント
ローラ120に送信する。メインコントローラ120
は、この入力された命令に基づいて、パルスコントロー
ラ130にパルス信号を出力し、給電部140に所定の
電流を供給するように供給信号を出力する。そして、給
電部140は、この供給信号に基づいて、それぞれのX
軸ロボットDRV150、Y軸ロボットDRV160及
びZ軸ロボットDRV170に、所定の電流を供給する
(ここでは一定値)。一般的には、数百ミリアンペア程
度の電流を供給する。また、パルス信号が入力されたパ
ルスコントローラ130は、このパルス信号に基づい
て、位相パルス信号を発生して、それぞれのX軸ロボッ
トDRV150、Y軸ロボットDRV160及びZ軸ロ
ボットDRV170に出力する。そして、X軸基準電位
180、Y軸基準電位190、Z軸基準電位200は、
それぞれの軸に対応したX軸ロボットDRV150、Y
軸ロボットDRV160、Z軸ロボットDRV170
に、それぞれの基準電位信号を出力する。これら、所定
の電流と、位相パルス信号と、基準電位信号とがそれぞ
れ入力された、X軸ロボットDRV150、Y軸ロボッ
トDRV160及びZ軸ロボットDRV170は、これ
ら電流や信号に基づいて、それぞれの動作パルス信号を
出力する。
【0020】次に、対応するそれぞれの動作パルス信号
が入力された、X軸駆動用ステッピングモータ300、
Y軸駆動用ステッピングモータ310及びZ軸駆動用ス
テッピングモータ320は、この動作パルス信号に基づ
いて、ロボットハンド部340に動作信号を出力する。
そして、この動作信号が入力されたロボットハンド部3
40は、この動作信号すなわちステッピングモータの回
転に基づいて、ジャンパリング等の動作を行う。このよ
うにして、実行命令を送信してから、ロボットハンド部
340を動作させるすなわち稼動させる迄の一連の動作
が完了する。
【0021】ところで、ロボットハンド部340に、ジ
ャンパリングを連続的に行わせる場合に、前述した、所
定の電流と、基準電位を表す基準電位信号とは、ロボッ
トハンド部340が動作を行う上で必要なエネルギーす
なわち電力である。しかし、例えば、このジャンパリン
グを時間間隔をおいて行わせる場合に、ジャンパリング
を行わせていない時間、すなわちロボットハンド部34
0が待機中、及びロボットハンド部340が動作中の両
期間、にも同じ電力が供給されていることになる。ここ
で、ロボットハンド部340がジャンパリング等の動作
を行っている状態を「稼動状態」とし、及びジャンパリ
ング等の動作を行わずに待機している状態を「稼動待ち
状態」とする。
【0022】したがって、稼動状態と、稼動待ち状態と
において、X軸駆動用ステッピングモータ300、Y軸
駆動用ステッピングモータ310及びZ軸駆動用ステッ
ピングモータ320は、これらそれぞれに供給されてい
る電力が同じであった。
【0023】よって、稼動状態と、稼動待ち状態とを含
む場合において、特に、ロボットハンド部に電力供給を
効率的に行うことができる自動主配線盤装置が嘱望され
ていた。
【0024】
【課題を解決するための手段】この目的の達成を図るた
め、この発明の自動主配線盤装置は、外部からの実行命
令が入力され、ロボット部に動作パルス信号を出力する
ロボット制御部と、前述のロボット制御部に接続され、
前述の動作パルス信号に基づいて、ジャンパリングを行
うロボット部とを具える自動主配線盤装置において下記
の特徴を有している。
【0025】前述のロボット制御部は、所定の電流を供
給する給電部と、外部からの実行命令が入力され、この
実行命令に基づいて基準電位制御信号を外部に出力する
コントローラと、このコントローラに接続されており、
前述の基準電位制御信号に基づいて、基準電位信号を出
力する軸基準電位セレクタ(SEL)と、前述の給電部
と、この軸基準電位セレクタ(SEL)とに接続されて
おり、前述の所定の電流と、前述の基準電位信号とに基
づいて、動作パルス信号を軸駆動用ステッピングモータ
に出力する軸ロボットDRV部とを具え、かつ前述のロ
ボット部は、前述の軸ロボットDRV部と接続されてお
り、前述の動作パルス信号に基づいて動作信号を後述す
るロボットハンド部に出力する軸駆動用ステッピングモ
ータと、この軸駆動用ステッピングモータに接続されて
おり、前述の動作信号に基づいて動作するロボットハン
ド部とを具えた構成とする。
【0026】このように構成すると、命令コマンドに基
づいて、コントローラが、基準電位制御信号を出力す
る。そして、軸基準電位セレクタ(SEL)は、基準電
位制御信号に基づいて基準電位信号を出力するので、基
準電位信号を効率的に選択、すなわち設定できる。
【0027】また、この発明の自動主配線盤装置のプロ
グラムは、外部からの実行命令が入力され、ロボット部
に動作パルス信号を出力するロボット制御部と、前述の
ロボット制御部に接続され、前述の動作パルス信号に基
づいて、ジャンパリングを行うロボット部とを具える自
動主配線盤装置に供給される電力の制御を行うプログラ
ムをコンピュータで行うためのプログラムにおいて、前
述のコンピュータを、前述のロボット制御部内部に設け
られたメインコントローラが出力する、電位制御信号に
基づいて、前述のロボット制御部内部に設けられた軸基
準電位セレクタ(SEL)に基準電位信号を出力させる
電位制御手段として機能させる。
【0028】このように構成すると、自動的に自動主配
線盤装置に供給される電力の制御を行うことができる。
【0029】
【発明の実施の形態】以下、図を参照して、この発明の
実施の形態について、説明する。なお、図中、各構成成
分の大きさ、接続関係、信号及びデータの流れ、形状及
び配置関係は、この発明が理解できる程度に概略的に示
してあるにすぎず、したがって、この発明は、図示例に
限定されるものではない。
【0030】〔第一の実施の形態〕図1及び図2は、第
一の実施の形態の構成及び動作を示す図である。この図
1及び図2を参照して、この発明の自動主配線盤装置に
ついて説明する。
【0031】<構成>図1は、この発明の自動主配線盤
装置の構成を概略的に示す図である。この自動主配線盤
装置は、大きく分けて3種類の機能部から構成されてい
る。制御端末500と、ロボット制御部600と、ロボ
ット部800とである。これら3つの機能部を具体的に
説明する。
【0032】まず、制御端末500は、一般に、パーソ
ナルコンピュータからなる(以下PCと称することもあ
る)。具体的には、IBM社製のPC或いはDOSの互
換性を有するPCを用いる。そして、人が、キーボード
等の入力端末から、この制御端末500に、コマンドを
入力する。そして、この入力されたコマンドに対応する
実行命令を発生すなわち生成して出力する。
【0033】次に、ロボット制御部600は、この制御
端末500に接続されている。このロボット制御部60
0の具体的な内部の構成を説明する。まず、制御端末5
00に実質的に接続されており、実行命令が入力される
インターフェースとしての機能を有する通信インターフ
ェース部610と、この通信インターフェース部610
に接続されており、コントローラ、例えば、ソフトウエ
ア等が内蔵されたメインコントローラ620とを、ロボ
ット制御部600は具えている。そして、このメインコ
ントローラ620は、後述するロボットハンド部840
の動作が終了した際の時刻を主に遅延させるための監視
タイマ622を具えている。そして、ロボット制御部6
00は、メインコントローラ620に接続されており、
メインコントローラ620が発生して出力するパルス信
号が入力され、位相パルス信号すなわちX軸位相パルス
信号と、Y軸位相パルス信号と、Z軸位相パルス信号と
を後述する軸ロボットDRVに出力するパルスコントロ
ーラ650を具えている。
【0034】具体的には、この位相パルス信号は、ロボ
ット部800が移動する際の移動量を示す信号である。
【0035】そして、ロボット制御部600は、メイン
コントローラ620に接続されており、メインコントロ
ーラが発生した給電信号を入力し、この給電信号に基づ
いて所定の電流を出力すなわち供給する給電部640を
具えている。
【0036】さらに、ロボット制御部600は、メイン
コントローラ620に接続されていて、メインコントロ
ーラ620が発生して出力した電位制御信号が入力され
て、基準電位制御信号を発生すなわち生成して出力する
コントローラ、例えば、基準電位コントローラ630を
具えている。ロボット制御部600は、この基準電位コ
ントローラ630にそれぞれ接続されていて、それぞれ
の軸に対応した基準電位制御信号が入力されて、基準電
位信号を出力する軸基準電位セレクタ(SEL)、すな
わち、X軸基準電位セレクタ(SEL)660、Y軸基
準電位セレクタ(SEL)670及びZ軸基準電位セレ
クタ(SEL)680を具えている。さらに、これらX
軸基準電位セレクタ(SEL)660、Y軸基準電位セ
レクタ(SEL)670及びZ軸基準電位セレクタ(S
EL)680は、それぞれ内部に、第一の電位値を表す
データを含む第一の基準電位信号を示す、それぞれの軸
に対応したX軸動作用基準電位1660と、Y軸動作用
基準電位1670と、Z軸動作用基準電位1680とを
具えている。同様にして、これらX軸基準電位セレクタ
(SEL)660、Y軸基準電位セレクタ(SEL)6
70及びZ軸基準電位セレクタ(SEL)680は、そ
れぞれ内部に、第二の電位値を表すデータを含む第二の
基準電位信号を示す、それぞれの軸に対応したX軸待機
用基準電位2660と、Y軸待機用基準電位2670
と、Z軸待機用基準電位2680とを具えている。そし
て、第一の電位値と第二の電位値とは、互いに異なる電
位値であり、好ましくは、第一の電位値を、第二の電位
値よりも高い電位値とするのが良い。
【0037】つまり、前述した第一の基準電位信号は、
前述したロボットハンド部840を「稼動状態」にする
ための基準電位信号であり、また、前述した第二の基準
電位信号は、前述したロボットハンド部840を「稼動
待ち状態」にするための基準電位信号である。
【0038】ロボット制御部600は、X軸基準電位セ
レクタ(SEL)660と、Y軸基準電位セレクタ(S
EL)670と、Z軸基準電位セレクタ(SEL)68
0とに、それぞれの軸に対応した、軸ロボットDRV、
すなわち、X軸ロボットDRV690と、Y軸ロボット
DRV700と、Z軸ロボットDRV710とが接続さ
れて、設けられている。また、X軸ロボットDRV69
0、Y軸ロボットDRV700及びZ軸ロボットDRV
710は、パルスコントローラ650に、それぞれ別個
に接続されている。さらに、所定の電流が供給されるよ
うに、これらX軸ロボットDRV690、Y軸ロボット
DRV700及びZ軸ロボットDRV710は、給電部
640に接続されている。そして、これらX軸ロボット
DRV690、Y軸ロボットDRV700及びZ軸ロボ
ットDRV710は、それぞれ、動作パルス信号すなわ
ちX軸動作パルス信号、Y軸動作パルス信号及びZ軸動
作パルス信号を発生して軸駆動用ステッピングモータに
出力する。
【0039】具体的には、これらX軸ロボットDRV6
90と、Y軸ロボットDRV700と、Z軸ロボットD
RV710とには、それぞれ、内部に可変抵抗が設けら
れており、上述した基準電位信号によって、可変抵抗の
抵抗値が変化する。そして、出力される動作パルス信号
の電力のコンテンツは、この抵抗値の影響を受けること
になる。
【0040】続いて、ロボット部800について説明す
る。このロボット部800は、2つの機能部で構成され
ている。一方は、モータであり、他方は、このモータに
連動している、接続ピンの着脱を実際に行うハンドであ
る。
【0041】まず、ロボット部800は、前述したX軸
ロボットDRV690と、Y軸ロボットDRV700
と、Z軸ロボットDRV710とに、それぞれ対応した
軸に接続され、かつ動作パルス信号すなわちX軸動作パ
ルス信号、Y軸動作パルス信号及びZ軸動作パルス信号
がそれぞれ入力されて、それぞれに対応した軸の動作信
号すなわちX軸動作信号、Y軸動作信号、Z軸動作信号
を発生して出力する、軸駆動用ステッピングモータ、す
なわち、X軸駆動用ステッピングモータ810、Y軸駆
動用ステッピングモータ820及びZ軸駆動用ステッピ
ングモータ830を具えている。尚、この発明に係るス
テッピングモータは、この発明の目的を損なわない範囲
で適宜選択することができる。ここでは、ステッピング
モータは、小刻みに正確な等回転角運動で回転する電動
機であれば良い。
【0042】そして、これらX軸駆動用ステッピングモ
ータ810と、Y軸駆動用ステッピングモータ820
と、Z軸駆動用ステッピングモータ830とに接続さ
れ、X軸動作信号、Y軸動作信号、Z軸動作信号が入力
され、これら動作信号に基づいて、ジャンパリング等の
動作を行うロボットハンド部840とをロボット部80
0は具えている。
【0043】<概略的動作>続いて、この発明の自動主
配線盤装置の構成を示す図1を参照して、概略的な動
作、概略的なデータの流れ、を説明する。
【0044】まず、制御端末500に、キーボード等の
入力装置を介して、ジャンパリング等を行わせるための
コマンドを入力する。この制御端末500は、このコマ
ンドを受けて、ロボット制御部600内部に内蔵された
通信インターフェース部610に、実行命令を出力す
る。通信インターフェース部610は、この実行命令を
受けて、メインコントローラ620に、この実行命令を
出力する。また、制御端末500と、通信インターフェ
ース部610との接続は、一般的には、電気通信ケーブ
ルを介して行われる。しかし、光通信を用いる場合に
は、制御端末500と、通信インターフェース部610
との接続は、光ファイバを介して接続される。その場
合、通信インターフェース部610は、電気信号を電気
信号に変換する機能だけで無く、光信号を電気信号に変
換する機能を有していてもよい。
【0045】通信インターフェース部610は、実行命
令をメインコントローラ620に出力する。この実行命
令に基づいて、メインコントローラ620は、パルスコ
ントローラ650に対して、パルス信号を出力する。さ
らに、メインコントローラ620は、給電部640に、
給電信号を、この実行命令に基づいて出力する。また、
メインコントローラ620は、基準電位コントローラ6
30に、この実行命令に基づいて、電位制御信号を出力
する。さらにこの実行命令に基づいて、メインコントロ
ーラ620は、監視タイマ622に、監視信号を出力す
る。そして、この監視タイマ622は、この監視信号
と、後述するロボットハンド部840との動作に基づい
て、メインコントローラ620にタイマ信号を出力す
る。
【0046】基準電位コントローラ630は、入力され
た電位制御信号に基づいて、基準電位を選択すなわち設
定するために、基準電位制御信号、すなわち、X軸基準
電位制御信号と、Y軸基準電位制御信号と、Z軸基準電
位制御信号とを、それぞれの軸に対応する、X軸基準電
位セレクタ(SEL)660、Y軸基準電位セレクタ
(SEL)670及びZ軸基準電位セレクタ(SEL)
680に出力する。この入力された、X軸基準電位制御
信号と、Y軸基準電位制御信号と、Z軸基準電位制御信
号とに基づいて、それぞれの軸に対応するX軸基準電位
セレクタ(SEL)660、Y軸基準電位セレクタ(S
EL)670及びZ軸基準電位セレクタ(SEL)68
0は、それぞれ、動作用基準電位又は待機用基準電位の
どちらか一方を選択する。そしてその選択された基準電
位のコンテンツは、基準電位信号すなわちX軸基準電位
信号、Y軸基準電位信号及びZ軸基準電位信号として、
それぞれの軸に対応するX軸ロボットDRV690と、
Y軸ロボットDRV700と、Z軸ロボットDRV71
0とにそれぞれ入力される。
【0047】給電部640は、入力された給電信号に基
づいて、所定の電流を発生して、X軸ロボットDRV6
90と、Y軸ロボットDRV700と、Z軸ロボットD
RV710とに出力すなわち供給する。
【0048】それぞれの軸に対応する、X軸ロボットD
RV690、Y軸ロボットDRV700及びZ軸ロボッ
トDRV710は、それぞれの軸に対応する所定の電流
と、位相パルス信号と、基準電位信号とに基づいて、そ
れぞれの軸に対応する動作パルス信号すなわちX軸動作
パルス信号、Y軸動作パルス信号及びZ軸動作パルス信
号をそれぞれ出力する。
【0049】具体的には、出力される動作パルス信号の
電力のコンテンツは、内部に内蔵されている可変抵抗の
抵抗値の影響を受ける。そして、一般に、稼動状態で
は、電圧が12V及び電流200mAであり、また、稼
動待ち状態では、電圧が12V及び電流80mAであ
る。
【0050】ロボット部800の内部に内蔵されてい
る、それぞれの、X軸駆動用ステッピングモータ81
0、Y軸駆動用ステッピングモータ820及びZ軸駆動
用ステッピングモータ830は、前述したそれぞれの軸
に対応する、X軸動作パルス信号、Y軸動作パルス信号
及びZ軸動作パルス信号が、それぞれ入力される。そし
て、X軸駆動用ステッピングモータ810、Y軸駆動用
ステッピングモータ820及びZ軸駆動用ステッピング
モータ830は、入力されたX軸動作パルス信号、Y軸
動作パルス信号及びZ軸動作パルス信号に基づいて、ロ
ボットハンド部840を動作させるために、動作信号、
すなわち、それぞれの軸に対応したX軸動作信号、Y軸
動作信号及びZ軸動作信号をそれぞれ出力する。ロボッ
トハンド部840は、これら、X軸動作信号、Y軸動作
信号及びZ軸動作信号に基づいて、マトリクスボードに
おける接続ピンの着脱位置(差点位置)と、着脱動作と
を決定して、実行を行う。
【0051】<詳細な動作>この発明の自動主配線盤装
置の動作理解を助けるため、主要な機能部について、タ
イミングチャート(シミュレーション)を用いて説明す
る。図2は、主要な機能部についてのタイミングチャー
トである。この図2を参照して、自動主配線盤装置の動
作を詳細に説明する。
【0052】図2において、横軸は、時間軸である。
尚、時間経過の順に、t0、t1、…、t7(任意単位)
と時刻を目盛って示している。縦軸は、電位(任意単
位)を、「H」:ハイレベルと、「L」:ローレベルと
を目盛って示している。
【0053】ロボット制御部600において、通信イン
ターフェース部610と、パルスコントローラ650
と、メインコントローラ620と、監視タイマ622
と、基準電位コントローラ630との動作タイミングの
関係について説明する。加えて、ロボット部800にお
いて、ロボットハンド部840の機能部の動作タイミン
グの関係について説明する。
【0054】以下、時刻t0、t1、…、t7における、
各機能部の動作タイミングについて具体的に説明する。
【0055】 時刻t0における各機能部の動作 時刻t0迄は、予め、各機能部はOFF状態、すなわち
「L」(状態、以下状態を省略することもある)にして
ある。そして、時刻t0において、通信インターフェー
ス部610は、PCからの実行命令が入力される。した
がって、通信インターフェース部610は、「L」から
「H」に切り替わる。そして、メインコントローラ62
0に、実行命令を出力する。
【0056】尚、この「実行命令」は、入力される前と
出力した後と物理的コンテンツが同じという意味ではな
く、概念的コンテンツが同じという意味である。
【0057】他の機能部は、変化がないので「L」のま
まである。
【0058】 時刻t1における各機能部の動作 時刻t1において、メインコントローラ620は、前述
した実行命令を入力する。そして、パルスコントローラ
650に、パルス信号を出力する。パルスコントローラ
650は、このパルス信号が入力され、位相パルス信号
を生成すなわち発生して出力する。パルスコントローラ
650は、この位相パルス信号を出力した際に、「L」
から「H」に切り替わる。また、メインコントローラ6
20は、監視タイマ622に監視信号を出力する。
【0059】同様にして、メインコントローラ620
は、基準電位コントローラ630に電位制御信号を出力
する。この際、メインコントローラ620は、「L」か
ら「H」に切り替わる。基準電位コントローラ630
は、メインコントローラ620から電位制御信号が入力
される。この電位制御信号に基づいて、基準電位コント
ローラ630は、基準電位制御信号を、各々の軸の軸基
準電位セレクタ(SEL)に出力する。そして、軸基準
電位セレクタ(SEL)は、各々軸の軸ロボットDRV
に、この基準電位制御信号に基づいた、すなわち各々の
軸に対応した(動作用)基準電位信号、すなわち第一の
基準電位信号を出力する。基準電位コントローラ630
が、電位制御信号に基づいて、基準電位制御信号を出力
する際に、「L」から「H」に切り替わる。
【0060】したがって、パルスコントローラ650、
メインコントローラ620及び基準電位コントローラ6
30は、それぞれ「L」から「H」に切り替わる。
【0061】尚、他の機能部は、通信インターフェース
部610を除いて、「L」のままである。
【0062】 時刻t2における各機能部の動作 時刻t2において、ロボットハンド部840は、動作を
実際に開始する。当然、前述した位相パルス信号及び基
準電位信号に間接的に基づいて、ロボットハンド部84
0は動作し始める。この発明の構成では、X軸、Y軸及
びZ軸のロボットDRV690、700、710は、並
列に接続されているので、同時刻に動き始める。したが
って、ロボットハンド部840のX軸、Y軸及びZ軸の
動作は、「L」から「H」に同時に切り替わる。また、
ロボットハンド部840全体としての動作は、前述した
ロボットハンド部840のX軸、Y軸及びZ軸の動作に
対して、HIGH−OR条件になるので、ロボットハン
ド部840全体の動作も同様に、「L」から「H」に切
り替わる。
【0063】したがって、時刻t2においては、監視タ
イマ622を除いて、全ての機能部が「H」になる。
【0064】 時刻t3における各機能部の動作 時刻t3において、監視タイマ622は実質的に完全に
始動する。本来監視タイマ622は、時刻t1、すなわ
ちメインコントローラ620が「L」から「H」に変化
した際に、同様に変化しなくてはいけないが、監視タイ
マ622の装置上の問題で、時刻t1から時刻t3まで遅
延が生じてしまう。この時刻t3において、初めて、監
視タイマ622が「L」から「H」になる。
【0065】したがって、この時刻t3をもって、図示
中の全ての機能部が、「H」になる。
【0066】 時刻t4における各機能部の動作 時刻t4において、PCからの実行命令が終了する。す
なわち、通信インターフェース部610が、PCからの
実行命令を入力しなくなる。よって、通信インターフェ
ース部610は「H」であったが、「L」に変化する。
【0067】したがって、機能部全体として、通信イン
ターフェース部610だけが、「L」になる。
【0068】 時刻t5における各機能部の動作 時刻t5において、メインコントローラ620は、パル
スコントローラ650にパルス信号を出力しなくなる。
パルスコントローラ650は、パルス信号が入力されな
いので、位相パルス信号を出力しなくなる。この一連の
動作によって、パルスコントローラ650は、「H」か
ら「L」に変化する。
【0069】また、メインコントローラ620は、基準
電位コントローラ630に、「実行命令が解除された」
というコンテンツを含む電位制御信号を出力する。この
際に、メインコントローラ620は、「H」から「L」
に変化する。
【0070】また、メインコントローラ620は、この
コンテンツを含む監視信号を監視タイマ622に出力す
る。
【0071】また、基準電位コントローラ630は、こ
の電位制御信号が入力されて、このコンテンツを含む基
準電位制御信号を、それぞれの軸に対応する軸基準電位
セレクタ(SEL)に出力する。
【0072】したがって、機能部全体として、通信イン
ターフェース部610と、パルスコントローラ650
と、メインコントローラ620とだけが、「L」にな
る。
【0073】 時刻t6における各機能部の動作 時刻t6において、ロボットハンド部840のX軸、Y
軸及びZ軸の動作は、時刻t5での動作を受けて、
「H」から「L」に同時に切り替わる。また、ロボット
ハンド部840全体としての動作は、前述したX軸、Y
軸及びZ軸の動作に対して、LOW−AND条件になる
ので、ロボットハンド部840全体も同様に、「H」か
ら「L」に切り替わる。
【0074】したがって、機能部全体として、監視タイ
マ622と、基準電位コントローラ630とだけが
「H」のままであり、それらを除いた残りの機能部は、
「L」になる。
【0075】 時刻t7における各機能部の動作 時刻t7において、監視タイマ622は、入力された監
視信号に対して(厳密には、ロボットハンド部840の
動作終了を監視タイマ622が確認後)、しかる後(こ
の第一の実施の形態においては、t6からt7の時間間隔
を指し、一般的な実施例では、30分間程度を目安にし
ている)タイマ信号を、メインコントローラ620に出
力する。ここで、監視タイマ622は、「H」から
「L」になる。そして、メインコントローラ620は、
このタイマ信号を入力して、この信号のコンテンツに基
づいた電位制御信号を、基準電位コントローラ630に
出力する。そして、基準電位コントローラ630は、入
力された電位制御信号に基づいて、基準電位制御信号
を、それぞれの軸に対応する軸基準電位セレクタ(SE
L)に出力する。それぞれの軸に対応する軸基準電位セ
レクタ(SEL)は、このコンテンツを含む基準電位制
御信号に基づいて、それぞれの軸に対応する(待機用)
基準電位信号、すなわち第二の基準電位信号を選択して
出力する。この一連の動作によって、基準電位コントロ
ーラ630は、「H」から「L」に変化する。
【0076】したがって、機能部全体として、全ての機
能部が「H」から「L」になる。
【0077】このようにして、1サイクルの動作が終了
する。
【0078】上述した説明から明らかなように、外部か
ら入力される命令コマンド又はコマンドに基づいて、コ
ントローラ、特に基準電位コントローラが、基準電位制
御信号を出力する。そして、軸基準電位セレクタ(SE
L)は、この出力された基準電位制御信号に基づいて基
準電位信号を出力するので、基準電位信号を効率的に選
択、すなわち設定できる。
【0079】このようにすることで、ロボット部800
が稼動待ち状態すなわち指示待ち状態の際に、軸ロボッ
トDRV690、700、710と、軸駆動用ステッピ
ングモータ810、820、830と、特に、軸駆動用
ステッピングモータ810、820、830に供給され
る電力を抑えることができる。具体的にいうと、稼動状
態では、電圧が12V及び電流200mAであり、ま
た、稼動待ち状態では、電圧が12V及び電流80mA
である。よって、電力に換算すると、60%の電力の供
給が低減できる。
【0080】したがって、消費電力の低減を図ることが
可能になる。
【0081】〔第一の実施の形態の変形例〕一般的に、
上述した構成並びに動作は、この発明の目的を損なわな
い範囲で適宜変更可能である。例えば、時刻t1の時
に、メインコントローラ620と、監視タイマ622と
が、HIGH−OR条件において、基準電位コントロー
ラ630を、「L」から「H」に変化させても良い。
【0082】このような構成並びに動作にすると、サイ
クル(ロボットハンド部840の動作の開始から動作の
終了までの時間間隔)が重なっていても、ロボットハン
ド部840をスムーズに動作させることができる。
【0083】また、時刻t2において、ロボットハンド
部840の動作は、X、Y及びZ軸の動作を一緒に行う
としたが、当然別々に動作を行ってもよい。例えば、ロ
ボットハンド部840のX軸の移動量が同じ差点位置の
場合もあり得る。その場合は、X軸の動作を、個別に制
御できるような構成としても構わない。具体的には、X
軸の動作開始を、t2よりも遅い時刻であり、かつt6
りも早い時刻に設定してもよい。
【0084】このような構成にする場合、X軸、Y軸及
びZ軸基準電位セレクタ(SEL)660、670、6
80を、それぞれ別々に基準電位コントローラ630に
接続する。そして、別々にX軸、Y軸、Z軸基準電位セ
レクタ(SEL)660、670、680が、動作用基
準電位と、待機用基準電位とを個々に選択できる構成と
する。
【0085】このようにすると、ロボットハンド部84
0のジャンパリングを効率的に行うことができる。
【0086】また、時刻t7において、メインコントロ
ーラ620と、監視タイマ622との条件を、LOW−
ANDとして、基準電位コントローラ630を制御して
もよい。
【0087】このようにすると、サイクル(ロボットハ
ンド部840の動作の開始から動作の終了までの時間間
隔)が重なっていても、ロボットハンド部840をスム
ーズに動作させることができる。
【0088】また、以下に示すメインメモリの内部に予
め格納された制御プログラムを用いて、自動主配線盤装
置の電力の供給を自動的に制御することができる。
【0089】例えば、制御プログラムが内部に予め格納
されているメインメモリをコンピュータに接続してお
く。さらに、このコンピュータを、コントローラ、監視
タイマ622、ロボットハンド部840及び軸基準電位
セレクタ(SEL)に接続しておく。また、このコンピ
ュータには、予め、機能手段である監視手段及び電位制
御手段を設けておく。
【0090】制御プログラムは、各機能手段を用いてコ
ンピュータに以下の機能を行わせる。
【0091】まず、コンピュータ内部に設けられた監視
手段は、ロボットハンド部840の動作に基づいて、監
視タイマ622がタイマ信号を出力し、タイマ信号を入
力したメインコントローラ620は、このタイマ信号の
コンテンツを含む電位制御信号を出力する。
【0092】また、コンピュータ内部に設けられた電位
制御手段は、ロボット制御部600内部に設けられたメ
インコントローラ620が出力する、電位制御信号に基
づいて、軸基準電位セレクタ(SEL)に基準電位信号
を出力させる。
【0093】これら機能手段の理解を助けるため具体例
を挙げて説明する。
【0094】「外部からの実行命令が終了し、かつロボ
ットハンド部840の動作が終了した時」ロボットハン
ド部840の動作が終了したことを監視タイマ622
が、検知する。そして、この内容をタイマ信号に含ませ
てコントローラ、例えばメインコントローラ620に出
力する。メインコントローラ620は、このタイマ信号
及び外部からの実行命令のコンテンツを含む電位制御信
号を出力する。そして、基準電位コントローラ630
は、この電位制御信号に基づいて、軸基準電位セレクタ
(SEL)に基準電位信号を出力させるようなコンテン
ツを含む基準電位制御信号を出力する。
【0095】具体的には、ロボットハンド部840の動
作が終了したことを含むコンテンツのタイマ信号と、外
部からの実行命令が無い、すなわち終了しているという
コンテンツとを実質的に含む電位制御信号を、メインコ
ントローラ620は基準電位コントローラ630に出力
する。基準電位コントローラ630は、この電位制御信
号に基づいて、待機用基準電位を選択するように、軸基
準電位セレクタ(SEL)に基準電位制御信号を出力す
る。
【0096】また、それ以外の場合、すなわちロボット
ハンド部840の動作が終了したことを含むコンテンツ
のタイマ信号と、外部からの実行命令が無い、すなわち
終了しているというコンテンツとのどちらか一方が満足
していない場合には、当然、基準電位コントローラ63
0は、これらのコンテンツを含む電位制御信号に基づい
て、動作用基準電位を選択するように、軸基準電位セレ
クタ(SEL)に基準電位制御信号を出力する。
【0097】以上の構成並びに動作により、自動的に自
動主配線盤装置の電力の供給を制御することができる。
したがって、効率的に消費電力の低減を図ることができ
る。
【0098】〔第二の実施の形態〕図3は、第二の実施
の形態の構成を示す図である。この図3を参照して、こ
の発明の自動主配線盤装置について説明する。尚、第一
の実施の形態と重複する場合は、詳細な説明は省く場合
もある。
【0099】<構成>図1と異なる構成だけ説明し、同
じ構成の機能部については、図1と同じ番号を付して、
説明を省いてある。
【0100】Z軸DRV給電コントローラ1640は、
メインコントローラ620と、給電部640と、Z軸ロ
ボットDRV710とに接続されている。
【0101】Z軸基準電位セレクタ(SEL)680
は、Z軸ロボットDRV710のみに接続されている。
また内部には、Z軸動作用基準電位1680のみを有し
ている。そして、このZ軸DRV給電コントローラ16
40は、電位制御信号が入力され、この電位制御信号に
基づいて、所定の電流を所望の電流に調整して、この調
整された電流をこのZ軸ロボットDRV710に供給す
る。
【0102】<概略的な動作>この構成における詳細な
動作は、第一の実施の形態で既に説明してある詳細な動
作と同様であるので省略する。
【0103】まず、制御端末500に、キーボード等の
入力装置を介してジャンパリング等を行わせるためのコ
マンドを入力する。この制御端末500は、このコマン
ドを受けて、ロボット制御部600内部に内蔵された通
信インターフェース部610に、実行命令を出力する。
通信インターフェース部610は、この実行命令を受け
て、コントローラ、例えば、メインコントローラ620
に、この実行命令を出力する。制御端末500と、通信
インターフェース部610との接続は、一般的には、電
気通信ケーブルを介して行われる。しかし、光通信であ
る場合には、制御端末500と、通信インターフェース
部610との接続は、光ファイバを介して接続される。
その場合、通信インターフェース部610は、電気信号
を電気信号に変換する機能のみならず、光信号を電気信
号に変換する機能も有していてもよい。
【0104】通信インターフェース部610は、実行命
令をメインコントローラ620に出力する。この実行命
令に基づいて、メインコントローラ620は、パルスコ
ントローラ650に対して、パルス信号を出力する。さ
らに、メインコントローラ620は、給電部640に、
給電信号を、この実行命令に基づいて出力する。また、
メインコントローラ620は、基準電位コントローラ6
30に、この実行命令に基づいて、電位制御信号を出力
する。さらにこの実行命令に基づいて、メインコントロ
ーラ620は、監視タイマ622に、監視信号を出力す
る。そして、この監視タイマ622は、この監視信号に
基づいて、メインコントローラ620にタイマ信号を出
力する。
【0105】さらにメインコントローラ620は、Z軸
DRV給電コントローラ1640に電位制御信号を出力
する。
【0106】コントローラ、例えば、基準電位コントロ
ーラ630は、入力された電位制御信号に基づいて、基
準電位を選択すなわち設定するために、X軸基準電位制
御信号と、Y軸基準電位制御信号とを、それぞれの軸に
対応する、X軸基準電位セレクタ(SEL)660、Y
軸基準電位セレクタ(SEL)670に出力する。この
入力された、それぞれの、X軸基準電位制御信号と、Y
軸基準電位制御信号とに基づいて、動作用基準電位又は
待機用基準電位のどちらか一方を選択する。そしてその
選択された基準電位のコンテンツは、基準電位信号すな
わちX軸基準電位信号、Y軸基準電位信号として、それ
ぞれの軸に対応するX軸ロボットDRV690と、Y軸
ロボットDRV700とに入力される。尚、Z軸に関し
ては、Z軸動作用基準電位1680のコンテンツは、基
準電位信号すなわちZ軸基準電位信号として、Z軸ロボ
ットDRV710に入力される。
【0107】ところで、給電部640は、X軸ロボット
DRV690と、Y軸ロボットDRV700と、Z軸D
RV給電コントローラ1640とに所定の電流を供給す
る。この所定の電流と電位制御信号とが入力されたZ軸
DRV給電コントローラ1640は、この電位制御信号
に基づいて、所定の電流を調整して、調整された電流と
して、Z軸ロボットDRV710に出力すなわち供給す
る。
【0108】前述した「調整された電流」というのは、
例えば、ロボットハンド部840が稼動状態のときは、
第一の電流値であり、また、ロボットハンド部840が
稼動待ち状態のときは、第二の電流値である。好ましく
は、第一の電流値を、第二の電流値よりも大きな値とす
る。さらに好ましくは、第二の電流値が、実質的に
「0」であれば良く、さらに好ましくは、第一の電流値
が、前述した所定の電流の値と実質的に等しく、かつ第
二の電流値が、実質的に「0」であれば良い。
【0109】それぞれの軸に対応する、X軸ロボットD
RV690、Y軸ロボットDRV700及びZ軸ロボッ
トDRV710は、それぞれの軸に対応する、所定の電
流(Z軸に関しては、調整された電流になる)と、位相
パルス信号と、基準電位信号とに基づいて、それぞれの
軸に対応する、動作パルス信号すなわちX軸動作パルス
信号、Y軸動作パルス信号、Z軸動作パルス信号を出力
する。
【0110】ロボット部800の内部に内蔵されてい
る、それぞれのX軸駆動用ステッピングモータ810、
Y軸駆動用ステッピングモータ820及びZ軸駆動用ス
テッピングモータ830には、前述したそれぞれの軸に
対応する、X軸動作パルス信号、Y軸動作パルス信号及
びZ軸動作パルス信号が、それぞれ入力される。そし
て、X軸駆動用ステッピングモータ810、Y軸駆動用
ステッピングモータ820及びZ軸駆動用ステッピング
モータ830は、入力されたX軸動作パルス信号、Y軸
動作パルス信号及びZ軸動作パルス信号に基づいて、ロ
ボットハンド部840を動作させるために、X軸動作信
号、Y軸動作信号及びZ軸動作信号を出力する。ロボッ
トハンド部840は、これらX軸動作信号、Y軸動作信
号及びZ軸動作信号に基づいて、接続ピンの着脱位置
(差点位置)と、着脱動作とを決定して、実行を行う。
【0111】このようにすると、Z軸は、X及びY軸と
同様の待機用基準電位を用いない。したがって、消費電
力の低減を、第一の実施の形態の構成並びに動作よりも
いっそう図ることが可能になる。
【0112】
【発明の効果】上述した説明から明らかなように、この
発明の自動主配線盤装置によれば、ロボットハンド部が
「稼動待ち状態」の際に、供給される電力を、実質的に
低減することができるので、自動主配線盤装置の消費電
力を低減することができる。また、これに付随してラン
ニングコストも低減することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第一の実施の形態に共する構成図である。
【図2】第一の実施の形態に共するタイミングチャート
である。
【図3】第二の実施の形態に共する構成図である。
【図4】自動主配線盤装置の接続関係を示す図である。
【図5】自動主配線盤装置の(外部)構成を示す図であ
る。
【図6】ロボットと、マザーボードとの接続関係を示す
図である。
【図7】従来の、自動主配線盤装置の内部構成を示す図
である。
【符号の説明】
10:自動主配線盤装置 11−1〜11−m:交換機回線 12:電話交換機 14−1〜14−n:電話機 20:本体部 21:交換機側コネクタ 23:加入者側コネクタ 24、500:制御端末 25:コネクタ 26、600:ロボット制御部 28:スロット 29、800:ロボット部 30:(ロボット部の)筐体 32:バー 34:ハンド 36:マザーボード 37、38、39、40:マトリクスボード 110、610:通信インターフェース部 120、620:メインコントローラ 130、650:パルスコントローラ 140、640:給電部 150、690:X軸ロボットDRV(ドライバ) 160、700:Y軸ロボットDRV(ドライバ) 170、710:Z軸ロボットDRV(ドライバ) 180:X軸基準電位 190:Y軸基準電位 200:Z軸基準電位 300、810:X軸駆動用ステッピングモータ 310、820:Y軸駆動用ステッピングモータ 320、830:Z軸駆動用ステッピングモータ 340、840:ロボットハンド部 622:監視タイマ 630:基準電位コントローラ 660:X軸基準電位セレクタ(SEL) 670:Y軸基準電位セレクタ(SEL) 680:Z軸基準電位セレクタ(SEL) 1640:Z軸DRV給電コントローラ 1660:X軸動作用基準電位 1670:Y軸動作用基準電位 1680:Z軸動作用基準電位 2660:X軸待機用基準電位 2670:Y軸待機用基準電位 2680:Z軸待機用基準電位
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 須永 英一 東京都港区芝浦三丁目20番2号 株式会社 沖コムテック内 Fターム(参考) 5K073 AA01 AA07 CC11 CC38 EE01 JJ21

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 外部からの実行命令が入力され、ロボッ
    ト部に動作パルス信号を出力するロボット制御部と、前
    記ロボット制御部に接続され、前記動作パルス信号に基
    づいて、ジャンパリングを行うロボット部とを具える自
    動主配線盤装置において、 前記ロボット制御部は、 所定の電流を供給する給電部と、 外部からの実行命令が入力され、該実行命令に基づいて
    基準電位制御信号を発生して、外部に出力するコントロ
    ーラと、 該コントローラに接続されており、前記基準電位制御信
    号に基づいて、基準電位信号を出力する軸基準電位セレ
    クタ(SEL)と、 前記給電部と、該軸基準電位セレクタ(SEL)とに接
    続されており、前記所定の電流と、前記基準電位信号と
    に基づいて、動作パルス信号を出力する軸ロボットDR
    V部とを具え、かつ前記ロボット部は、 前記軸ロボットDRV部と接続されており、前記動作パ
    ルス信号に基づいて動作信号を出力する軸駆動用ステッ
    ピングモータと、 該軸駆動用ステッピングモータに接続されており、前記
    動作信号に基づいて動作するロボットハンド部とを具え
    ることを特徴とする自動主配線盤装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の自動主配線盤装置にお
    いて、 前記軸基準電位セレクタ(SEL)は、第一の基準電位
    信号又は第二の基準電位信号を前記基準電位信号として
    出力することを特徴とする自動主配線盤装置。
  3. 【請求項3】 請求項2に記載の自動主配線盤装置にお
    いて、 前記第一の基準電位信号は、前記ロボットハンド部を稼
    動状態にするための基準電位信号であり、 前記第二の基準電位信号は、前記ロボットハンド部を稼
    動待ち状態にするための基準電位信号であることを特徴
    とする自動主配線盤装置。
  4. 【請求項4】 請求項3に記載の自動主配線盤装置にお
    いて、 前記第一及び第二の基準電位信号は、電位を表すデータ
    として、第一及び第二の電位値をそれぞれ含み、及び該
    第一及び第二の電位値は、互いに異なる電位値であるこ
    とを特徴とする自動主配線盤装置。
  5. 【請求項5】 請求項1乃至4のいずれか一項に記載の
    自動主配線盤装置において、 前記コントローラは、メインコントローラと、基準電位
    コントローラとを具え、 該メインコントローラは、前記実行命令が入力され、該
    実行命令に基づいて電位制御信号を出力し、 前記基準電位コントローラは、該メインコントローラに
    接続されており、該電位制御信号に基づいて、前記軸基
    準電位セレクタ(SEL)に基準電位制御信号を出力す
    ることを特徴とする自動主配線盤装置。
  6. 【請求項6】 請求項5に記載の自動主配線盤装置にお
    いて、 前記ロボット制御部は、パルスコントローラが設けられ
    ており、 該パルスコントローラは、前記軸ロボットDRV部と、
    前記メインコントローラとに接続されており、 前記メインコントローラは、前記実行命令に基づいて、
    パルス信号を出力し、 該パルスコントローラは、入力されたパルス信号に基づ
    いて、位相パルス信号を出力し、 前記軸ロボットDRVは、該位相パルス信号と、前記所
    定の電流と、前記基準電位信号に基づいて、前記動作パ
    ルス信号を出力することを特徴とする自動主配線盤装
    置。
  7. 【請求項7】 請求項5又は6に記載の自動主配線盤装
    置において、 前記軸は、X軸、Y軸及びZ軸であることを特徴とする
    自動主配線盤装置。
  8. 【請求項8】 請求項7に記載の自動主配線盤装置にお
    いて、 前記Z軸基準電位セレクタ(SEL)に代わって、Z軸
    DRV給電コントローラが設けられ、 該Z軸DRV給電コントローラは、前記給電部と、Z軸
    ロボットDRVとの間に介在するように設けられてお
    り、かつメインコントローラに接続されており、及び該
    Z軸DRV給電コントローラは、前記電位制御信号が入
    力され、該電位制御信号に基づいて、所定の電流を所望
    の電流に調整して発生し、調整された電流を、該Z軸ロ
    ボットDRVに供給することを特徴とする自動主配線盤
    装置。
  9. 【請求項9】 外部からの実行命令が入力され、ロボッ
    ト部に動作パルス信号を出力するロボット制御部と、前
    記ロボット制御部に接続され、前記動作パルス信号に基
    づいて、ジャンパリングを行うロボット部とを具える自
    動主配線盤装置に供給される電力の制御を行うプログラ
    ムをコンピュータで行うためのプログラムにおいて、 前記コンピュータを、 前記ロボット制御部内部に設けられたメインコントロー
    ラが出力する、電位制御信号に基づいて、前記ロボット
    制御部内部に設けられた軸基準電位セレクタ(SEL)
    に基準電位信号を出力させる電位制御手段として機能さ
    せるためのプログラム。
  10. 【請求項10】 請求項9に記載のプログラムにおい
    て、 前記メインコントローラは、監視タイマが設けられてお
    り、かつ前記ロボット部は、ロボットハンド部が設けら
    れており、及び前記コンピュータを、 前記ロボットハンド部の動作に基づいて、監視タイマが
    タイマ信号を出力し、該タイマ信号を入力したメインコ
    ントローラは、該タイマ信号のコンテンツを含む電位制
    御信号を出力する監視手段として機能させるためのプロ
    グラム。
  11. 【請求項11】 請求項10に記載のプログラムにおい
    て、 前記電位制御信号は、ロボットハンド部の動作が終了し
    たことを含むコンテンツのタイマ信号と、前記外部から
    の実行命令が終了したことを含むコンテンツとを実質的
    に含むことを特徴とするプログラム。
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