JP2003115862A - Dnsサーバ - Google Patents

Dnsサーバ

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JP2003115862A
JP2003115862A JP2001311349A JP2001311349A JP2003115862A JP 2003115862 A JP2003115862 A JP 2003115862A JP 2001311349 A JP2001311349 A JP 2001311349A JP 2001311349 A JP2001311349 A JP 2001311349A JP 2003115862 A JP2003115862 A JP 2003115862A
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inquiry
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JP2001311349A
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Takashi Iguchi
貴史 井口
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NEC Communication Systems Ltd
Original Assignee
NEC Communication Systems Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 一つのドメイン名に対し複数のサーバがある
場合に、クライアントを、ネットワークトポロジ、コス
ト、あるいはネットワーク容量等からみて、最適なサー
バに誘導できる方法およびDNSサーバを提供すること
である。 【解決手段】 本発明は、DNSサーバ1によるアドレ
ス解決において、DNSサーバ内に問い合わせ元IPネ
ットワークアドレスと問い合わせ元グループ番号の対応
表131並びに、ドメイン名と問い合わせ元グループ番
号、応答IPアドレスの対応表132を持ち、リゾルバ
2からのアドレス問い合わせに対して、これらの表を検
索し、IPアドレスを応答することにより、システムへ
の負荷分散と、クライアントから最適なサーバへの接続
を可能とすると共に、これらの表のメンテナンスを容易
にする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、DNSサーバに関
する。
【0002】
【従来の技術】IP(INTERNET PROTOC
OL)ではコンピュータや通信装置の識別にIPアドレ
スと呼ばれる32ビットの数字で表されるアドレスを使
用している。IPアドレスは、ネットワークを指定する
部分(ネットワークアドレス)と、ホストコンピュータ
を指定する部分(ホストコンピュータアドレス)で構成
されている。ネットワークアドレスは、その所属するネ
ットワークに付けられたアドレスであり、同一ネットワ
ーク上に属している端末には基本的に同一のネットワー
クアドレスが割り当てられている。
【0003】クライアント等の問い合わせ元が、ドメイ
ン名を指定してサイトの指定を行う場合、指定したドメ
イン名と応答するIPアドレス名の相互変換(アドレス
解決)は、DNSサーバにより行なわれる。しかし、イ
ンターネット上のある種のポータルサイトのように、ク
ライアントからの多数のアクセスが集中するシステムで
は、クライアントからの同一ドメイン名のアクセスを複
数の処理サーバに分散し、しかも、複数の処理サーバが
存在することをクライアントに意識させないことが必要
になる。加えて、処理サーバが地理的に離れた場所に分
散配置されている場合に、ネットワーク的に最も近い、
あるいはネットワークコストの低い処理サーバにクライ
アントを誘導する必要がある。
【0004】この問題を解決する既存技術として、特開
平11−266260が適用可能である。しかし、この
発明はLAN(ローカル・エリア・ネットワーク)のよ
うな小、中規模ネットワークへの適用を前提としたもの
である。このためドメイン名とクライアントのネットワ
ークアドレスとの直接の組合せ毎に、応答するIPアド
レスを指定する方式を採用している。しかし、この方式
を数多くの応答IPアドレスとクライアントが存在する
インターネット上へ適用する場合、応答IPアドレスと
ネットワークアドレスの数が膨大となってしまう。この
ため、ネットワークアドレス―ドメイン名―応答IPア
ドレスのテーブルの大きさが非常に大きくなってしま
い、さらに、この巨大となるテーブルのメンテナンスが
困難となる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】一つのドメイン名に対
応するサーバが複数あり、これらのサーバに接続を要求
するクライアントがドメイン名によりサーバのIPアド
レスを求めようとする場合、最適なサーバに誘導するこ
とができるDNSサーバを提供することが求められる。
【0006】対応表の大きさを抑え、メンテナンスが容
易なDNSサーバを提供することが求められる。
【0007】
【課題を解決するための手段】以下に、[発明の実施の
形態]で使用する番号・符号を用いて、課題を解決する
ための手段を説明する。これらの番号・符号は、[特許
請求の範囲]の記載と[発明の実施の形態]の記載との
対応関係を明らかにするために付加されたものである
が、[特許請求の範囲]に記載されている発明の技術的
範囲の解釈に用いてはならない。
【0008】本発明のDNSサーバ1は、アドレス解決
において、ドメイン名(1321)を問い合わせた問い
わせ元の問い合わせ元ネットワークアドレス(131
1)に関連付けられた問い合わせ元グループ番号(13
12)と、問い合わされた前記ドメイン名(1321)
と、に基づいて応答IPアドレス(1323)を検索す
る。
【0009】更に本発明のDNSサーバ(1)は、ネッ
トワークアドレス―グループ番号対応表(131)と、
ドメイン名―IPアドレス対応表(132)と、を具備
し、前記DNSサーバ(1)は、前記ネットワークアド
レス―グループ番号対応表(131)と前記ドメイン名
―IPアドレス対応表(132)とを用いて前記応答I
Pアドレス(1323)を検索し、前記ネットワークア
ドレス―グループ番号対応表(131)は、前記問い合
わせ元に割り当てられた前記問い合わせ元ネットワーク
アドレス(1311)に対応する前記問い合わせ元グル
ープ番号(1312)を示し、前記ドメイン名―IPア
ドレス対応表(132)は、前記問い合わせ元グループ
番号(1312)と前記ドメイン名(1321)の組合
せに対応する前記応答IPアドレス(1323)を示
す。
【0010】更に本発明のDNSサーバ(1)におい
て、単一の前記問い合わせ元グループ番号(1312)
に対し、複数の前記問い合わせ元ネットワークアドレス
(1311)が関連づけられている。
【0011】更に本発明のDNSサーバ(1)は、前記
ネットワークアドレス―グループ番号対応表(131)
では、問い合わされた全ての前記問い合わせ元ネットワ
ークアドレス(1311)に対応する前記問い合わせ元
グループ番号(1312)が用意されている。
【0012】更に本発明のDNSサーバ(1)におい
て、前記問い合わせグループ番号(1312)は、前記
問い合わされたドメイン名(1321)に対応する複数
の前記応答IPアドレス(1323)が存在し、前記複
数の応答IPアドレス(1323)がそれぞれが属する
複数のサーバが存在するネットワーク上で、前記複数の
サーバの前記ネットワーク上のそれぞれの配置と、前記
問い合わせ元ネットワークアドレス(1311)から判
断可能な前記問い合わせ元の前記ネットワーク上の配置
から求められる前記ネットワーク上での前記複数のサー
バと前記問い合わせ元との間のそれぞれの距離、ネット
ワークコスト、及び、ネットワーク容量の少なくとも一
つの条件に基づいて、前記複数の応答IPアドレス(1
323)の中から一つの前記応答IPアドレス(132
3)が決定されるように設定される。
【0013】更に本発明のDNSサーバ(1)におい
て、前記問い合わせグループ番号(1312)は、前記
問い合わされたドメイン名(1321)に対応する複数
の前記応答IPアドレス(1323)が存在するネット
ワーク上で、接続される一つの前記応答IPアドレス
(1323)を決定するために、前記問い合わせ元ネッ
トワークアドレス(1311)から判断可能な前記問い
合わせ元の属する組織に基づいて前記複数の応答IPア
ドレス(1323)の中から前記問い合わせ元が接続さ
れるのに適当な前記応答IPアドレス(1323)が決
定されるように設定される。
【0014】更に本発明のDNSサーバ(1)におい
て、前記ネットワークアドレス―グループ番号対応表
(131)の前記問い合わせ元ネットワークアドレス
(1311)を示すデータには、前記問い合わせ元ネッ
トワークアドレス(1311)のビット長を示すデータ
が含まれている。
【0015】更に本発明のDNSサーバ(1)におい
て、前記ドメイン名―IPアドレス対応表(132)で
は、単一の前記ドメイン名(1321)に対し、異なっ
た前記問い合わせ元グループ番号(1312)毎に異な
った前記応答IPアドレス(1323)が対応付けられ
ている。
【0016】更に本発明のDNSサーバ(1)におい
て、前記ドメイン名―IPアドレス対応表(132)で
は、単一の前記ドメイン名(1321)と前記問い合わ
せ元グループ番号(1322)の組合せに対し、複数の
前記応答IPアドレス(1323)が対応付けられてい
る。
【0017】更に本発明のDNSサーバ(1)におい
て、前記ドメイン名―IPアドレス対応表(132)
は、前記問い合わせ元グループ番号(1312)と、前
記ドメイン名(1321)の行列として設けられ、前記
問い合わせ元グループ番号(1312)と問い合わされ
た前記ドメイン名(1321)の交点に前記応答IPア
ドレス(1323)が対応付けられている。
【0018】本発明のDNSサーバのアドレス解決方法
は、問い合わせ元グループ番号(1312)を供給する
ステップと、問い合わせ元ネットワークアドレス(13
11)から問い合わせ元グループ番号(1312)を検
索するステップと、前記問い合わせ元グループ番号(1
312)とドメイン名(1321)から応答IPアドレ
ス(1323)を検索するステップとを有する。
【0019】更に本発明の記載のアドレス解決方法は、
ネットワークアドレス―グループ番号対応表(131)
を使用して、前記問い合わせ元ネットワークアドレス
(1311)から前記問い合わせ元グループ番号(13
12)を検索するステップと、ドメイン名―IPアドレ
ス対応表(132)を使用して、前記問い合わせ元グル
ープ番号(1312)と前記ドメイン名(1321)か
ら前記応答IPアドレス(1323)を検索するステッ
プとを有する。
【0020】更に本発明のアドレス解決方法において、
単一の前記ドメイン名(1321)の問い合わせに対
し、異なった前記問い合わせ元グループ番号(131
2)毎に、異なった前記応答IPアドレス(1323)
が対応させられる。
【0021】更に本発明のアドレス解決方法において、
単一の前記ドメイン名(1321)の問い合わせに対
し、前記問い合わせ元グループ番号(1312)毎に、
複数の前記応答IPアドレス(1323)が対応させら
れる。
【0022】更に本発明のアドレス解決方法は、問い合
わされた全ての前記問い合わせ元ネットワークアドレス
(1311)に対応させられる前記問い合わせ元グルー
プ番号(1312)が用意されている。
【0023】更に本発明のアドレス解決方法において、
前記ドメイン名―IPアドレス対応表(132)は、前
記問い合わせ元グループ番号(1312)と、前記ドメ
イン名(1321)の行列が配置され、前記問い合わせ
元グループ番号(1312)と問い合わされた前記ドメ
イン名(1321)の交点に対応した前記応答IPアド
レス(1323)が配置されており、(a)前記問い合
わせ元グループ番号(1312)を検索するステップ
と、(b)前記ドメイン名(1321)を検索するステ
ップと、(c)(a)ステップと(b)ステップで検索
された前記列と前記行の交点から前記応答IPアドレス
(1323)を決定するステップと、を有する。
【0024】
【発明の実施の形態】添付図面を参照して、本発明によ
るの実施の形態が以下に説明される。
【0025】(実施の形態1)図1、図2、図3、図4
を参照して、本発明の実施の形態1が説明される。
【0026】図1を参照して、本発明の実施の形態1の
構成が説明される。DNSサーバ1は、回線入出力装置
11と、データ処理装置12、記憶装置13より構成さ
れる。リゾルバ2はDNSサーバ1に対してアドレス問
い合わせを発信するもので、本発明には含まれない。
【0027】データ処理装置12は、問い合わせ受付部
121、検索部122、応答送信部123を含む。
【0028】問い合わせ受付部121は、回線入出力装
置11を通じてリゾルバ2からのアドレス問い合わせを
受信し、検索部122に送る。検索部122は、アドレ
ス問い合わせに含まれる問い合わせ元IPアドレス内の
問い合わせ元ネットワークアドレス1311により、ネ
ットワークアドレス−グループ番号対応表131を検索
し、問い合わせ元グループ番号1312を求める。そし
て、求めた問い合わせ元グループ番号1312とドメイ
ン名1321により、ドメイン名−IPアドレス対応表
132を検索し、応答IPアドレス1323を求め、応
答送信部123に送る。応答送信部123は、回線入出
力装置11を通じて応答IPアドレス1323をリゾル
バ2に送信する。
【0029】記憶装置13は、図2に示されるネットワ
ークアドレス−グループ番号対応表131と図3に示さ
れるドメイン名−IPアドレス対応表132を含む。
【0030】図2に示されるとおり、ネットワークアド
レス−グループ番号対応表131の各行は、問い合わせ
元ネットワークアドレス1311と問い合わせ元グルー
プ番号1312の対を含む。
【0031】この例で、問い合わせ元ネットワークアド
レス1311の末尾の“/16”、“/18”という表
記は、IPアドレス内のネットワークアドレス部のビッ
ト長を表している。CIDRに対応したネットワークア
ドレスを表示するためにビット長を表示している。
【0032】上記問い合わせ元グループ番号1312
は、問い合わせ元ネットワークアドレス1311から判
断可能な、ネットワーク上の配置と、それに基づくサー
バとクライアント間のネットワーク上の距離、ネットワ
ークコスト、ネットワーク容量等から、最適なサーバと
クライアントの組合せを決定するように決められる。ま
た、問い合わせ元IPアドレスのネットワークアドレス
部から従属している組織を知ることが可能なため、その
組織に最適なサーバを指定されるよう決めることもでき
る。必要に応じて、どのような項目を優先するかを自由
に決められる。これらにより、一定のネットワークアド
レスを持つグループを、サイト管理者が適当と思われる
サーバに任意に誘導することができる。また、ある組織
に関連する情報を一つのサーバに集約し、クライアント
にサービスを提供するようなケースにおいて、同一ドメ
イン名を用いて、クライアントの所属する会社などの組
織に応じて、異なるサーバに接続させることが可能とな
る。
【0033】なお、ネットワークアドレス−グループ番
号対応表131に登録されていないネットワークアドレ
スを持つIPアドレスからの問い合わせにも応答可能と
するため、問い合わせ元ネットワークアドレス1311
として例えば“0.0.0.0/0”のような、全ての
IPアドレスのネットワークアドレスと一致させられる
ことを表す値を設定することもできる。この問い合わせ
元ネットワークアドレス1311と、特定の問い合わせ
元グループ番号1312を関連付けることにより、登録
されていない問い合わせ元ネットワークアドレス131
1に対しても問い合わせ元グループ番号1312を付与
できる。
【0034】問い合わせ元グループ番号1312は、必
ずしも番号である必要はなく、グループを識別できるも
のであれば、例えば記号、文字、またはグループ名な
ど、他の表現方法でも良い。
【0035】図3に示されるとおり、ドメイン名−IP
アドレス対応表132の各行には、ドメイン名1321
と、問い合わせ元IPネットワークアドレス1312、
応答IPアドレス1323を含む。
【0036】また、図3に示されるとおり、同一のドメ
イン名1321に対し問い合わせ元グループ番号131
2毎に違う応答IPアドレス1323を応答する場合
は、ドメイン名1321と問い合わせ元グループ番号1
312の組合せ毎に別の行に表される。また、この実施
の形態では、ドメイン名1321と問い合わせ元ネット
ワークアドレス1312の組に対応する応答IPアドレ
ス1323は一つだけであるが、ドメイン名1321と
問い合わせ元グループ番号1312の組に対応する応答
IPアドレス1323は複数あってもよい。この場合、
問い合わせ毎に複数の応答IPアドレス1323の中か
らランダムに一つの応答IPアドレス1323を選択し
て応答することもできるし、その他の条件(例えば時間
帯)に応じて選択して送信する等、一定のプログラムに
従って選択し送信することもできる。あるいは、複数の
応答IPアドレス1323を応答できる場合には、全て
の応答IPアドレス1323を応答することとすること
もできる。
【0037】図2に示されるように、問い合わせ元ネッ
トワークアドレス1311を、問い合わせ元グループ番
号1312にグループ化することにより、図3のドメイ
ン名―IPアドレス対応表132を、従来技術のドメイ
ン名とクライアントのネットワークアドレスとの直接の
組合せ毎に応答IPアドレスを定義する方式に比べ、対
応表の大きさを抑え簡潔にすることができ、メンテナン
スが容易となる。
【0038】また、同一のドメイン名1321の問い合
わせに対して、問い合わせ元グループ番号1312毎に
応答IPアドレス1323を指定できるので、問い合わ
せ元グループ番号1312に対応した最適な応答IPア
ドレス1323に誘導することができる。
【0039】次に、本発明の実施の形態1の動作例を説
明する。
【0040】リゾルバ2は、アドレス解決を行いたいド
メイン名、例えば、“abc.xyz.com”と問い
合わせ元のIPアドレス、例えば“10.30.64.
10”をDNSサーバ1へのアドレス問い合わせに乗せ
て送信する。上記問い合わせは、DNSサーバ1の回線
入出力装置11で受信され、問い合わせ受付部121を
経由して検索部122へ送出される。
【0041】検索部122では図4に示される処理ステ
ップが行なわれる。検索部122は、問い合わせ受付部
121から送られた問い合わせ元のIPアドレス“1
0.30.64.10”の中のネットワークアドレス部
(例えば“13.30.64.00/18”)が、記憶
装置13内のネットワークアドレス−グループ番号対応
表131の問い合わせ元ネットワークアドレス1311
と一致する行があるか検索する。(ステップ−A1 以
下S−A1)一致する行があった場合は、A3のステッ
プに進む。一致する行が無かった場合はA9のステップ
に進む。(S−A2)見つけた行の問い合わせ元グルー
プ番号1312を取得しステップ−A4に進む(S−A
3)。
【0042】該当する問い合わせ元ネットワークアドレ
ス1311が見つからなかった場合は、“ドメイン名不
明”を応答送信部123に送信する。(S−A9)。
【0043】問い合わせ元グループ番号1312を取得
した場合は、同じく問い合わせ受付部121から送られ
た問い合わせに含まれるドメイン名“abc.xyz.
com”を用いて、ドメイン名−IPアドレス対応表1
32のドメイン名1321を検索する(S−A4)。
【0044】一致するドメイン名1321があった場合
は、A6のステップに進む。一致するドメイン名132
1が無かった場合はステップS−A9に進む。(S−A
5)。
【0045】該当するドメイン名1321が見つからな
かった場合は、“ドメイン名不明”を応答送信部123
に送信する。(S−A9)。
【0046】該当するドメイン名1321が見つかった
場合は、同じ行内の問い合わせ元グループ番号1312
と、ステップ−A3で取得した問い合わせ元グループ番
号1312が一致するか確認する(S−A6)。
【0047】一致していた場合は、ステップ−A8に進
む。問い合わせ元グループ番号1312が一致しなかっ
た場合、再びステップ−A4に戻り、ドメイン名−IP
アドレス対応表132の次の行からドメイン名1321
の検索を継続し、最終的にドメイン名−IPアドレス対
応表132から、リゾルバ2からの問い合わせに含まれ
るドメイン名1321とステップ−A3で求めた問い合
わせ元グループ番号1312に一致する行を見つけ出す
か、すべての行の検索を終えるまで、上記ステップを繰
り返す(S−A7)。
【0048】ステップ−A7で、一致していたら、同じ
行内の応答IPアドレス1323を応答送信部123に
送信する。(S−A8)。
【0049】最後に、応答送信部123が、検索部12
2から受け取った応答IPアドレス1323、または
“ドメイン名不明”の応答を、回線入出力装置11を通
じて、リゾルバ2に送信する。
【0050】(実施の形態2)次に図1、図2、図5、
図6を参照して、本発明の実施の形態2を説明する。実
施の形態1との相違点は、図5に示されるドメイン名―
IPアドレス対応表132の形式と、図6に示されるそ
れを用いる検索部122の処理ステップである。
【0051】実施の形態2の構成を図1に示される。実
施の形態2の構成は実施の形態1と同じである。
【0052】DNSサーバ1は、回線入出力装置11
と、データ処理装置12、記憶装置13より構成され
る。リゾルバ2はDNSサーバ1に対してアドレス問い
合わせを発行するもので、本発明には含まれない。
【0053】データ処理装置12は、問い合わせ受付部
121、検索部122、応答送信部123を含む。
【0054】問い合わせ受付部121は、回線入出力装
置11を通じてリゾルバ2からのアドレスの問い合わせ
を受信し、検索部122に送る。検索部122は、アド
レスの問い合わせに含まれる問い合わせ元IPアドレス
内の問い合わせ元ネットワークアドレス1311によ
り、ネットワークアドレス−グループ番号対応表131
を検索し、問い合わせ元グループ番号1312を求め
る。そして、求めた問い合わせ元グループ番号1312
とドメイン名1321により、ドメイン名−IPアドレ
ス対応表132を検索し、応答IPアドレス1323を
求め、応答送信部123に送る。応答送信部123は、
応答IPアドレス1323を、回線入出力装置11を通
じてリゾルバ2に送信する。
【0055】記憶装置13は、図2に示されるネットワ
ークアドレス−グループ番号対応表131と図5に示さ
れるドメイン名−IPアドレス対応表132を含む。
【0056】図2に示されるとおり、ネットワークアド
レス−グループ番号対応表131の各行には、問い合わ
せ元ネットワークアドレス1311と問い合わせ元グル
ープ番号1312の対を含む。この例で、問い合わせ元
ネットワークアドレス1311の末尾の“/16”、
“/18”という表記は、IPアドレス内のネットワー
クアドレス部のビット長を表している。CIDRに対応
したネットワークアドレスを表示するためにビット長を
表示している。
【0057】上記問い合わせ元グループ番号1312
は、問い合わせ元ネットワークアドレス1311から判
断可能な、ネットワーク上の配置と、それに基づくサー
バとクライアント間のネットワーク上の距離、ネットワ
ークコスト、ネットワーク容量等から、最適なサーバと
クライアント間の組合せを決定する様に決められる。ま
た、問い合わせ元IPアドレスのネットワークアドレス
部から従属している組織を知ることが可能なため、その
組織に最適なサーバを指定されるよう決めることもでき
る。必要に応じて、どのような項目を優先するかを自由
に決められる。これらにより、一定のネットワークアド
レスを持つグループを、サイト管理者が適当と思われる
サーバに任意に誘導することができる。また、ある組織
に関連する情報を一つのサーバに集約し、クライアント
にサービスを提供するようなケースにおいて、同一ドメ
イン名を用いて、クライアントの所属する会社などの組
織に応じて、異なるサーバに接続させることが可能とな
る。
【0058】なお、ネットワークアドレス−グループ番
号対応表131に登録されていない問い合わせ元ネット
ワークアドレス1311を持つIPアドレスからの問い
合わせにも応答可能とするため、問い合わせ元ネットワ
ークアドレス1311として、例えば"0.0.0.0
/0"のような、全ての問い合わせ元ネットワークアド
レス1311と一致することを表す値を設定することも
できる。この問い合わせ元ネットワークアドレス131
1と、特定の問い合わせ元グループ番号1312を関連
付けることにより、登録されていない問い合わせ元ネッ
トワークアドレス1311に対しても問い合わせ元グル
ープ番号1312を付与できる。
【0059】問い合わせ元グループ番号1312は、必
ずしも番号である必要はなく、グループを識別できるも
のであれば、例えば記号、文字、またはグループ名な
ど、他の表現方法でもよい。
【0060】図5はドメイン名−IPアドレス対応表1
32の他の形式を示している。この形式では、2次元の
表を用いて行方向にドメイン名1321、列方向に問い
合わせ元グループ番号1312を並べ、その交点に対応
する応答IPアドレス1323を格納するようにしてい
る。なお、行方向と列方向にどちらの要素をとるかは任
意に決めることができる。
【0061】図5の形式のドメイン名−IPアドレス対
応表132では、ドメイン名1321と問い合わせ元グ
ループ番号1312が決まれば、一義的に対応IPアド
レス1323が決まる。ここでも、実施の形態1と同
様、ドメイン名1321と問い合わせ元グループ番号1
312の組に対応する応答IPアドレス1323は複数
あっても構わない。その場合、問い合わせ毎に複数の応
答IPアドレス1323の中からランダムに一つの応答
IPアドレス1323を選択して応答することもできる
し、その他の条件(例えば時間帯)に応じて選択して送
信する等、一定のプログラムに従って選択し応答するこ
ともできる。あるいは、複数の応答IPアドレス132
3を応答できる場合には、全ての応答IPアドレス13
23を応答することとすることもできる。
【0062】図2に示されるように、問い合わせ元ネッ
トワークアドレス1311を、問い合わせ元グループ番
号1312にグループ化することにより、図5のドメイ
ン名―IPアドレス対応表132を、従来技術のドメイ
ン名とクライアントのネットワークアドレスとの直接の
組合せ毎に応答IPアドレスを定義する方式に比べ、対
応表の大きさを抑え簡潔にすることができ、メンテナン
スが容易となる。
【0063】また、同一のドメイン名1321の問い合
わせに対して、問い合わせ元グループ番号1312毎に
応答IPアドレス1323を指定できるので、問い合わ
せ元グループ番号1312に対応した最適な応答IPア
ドレス1323に誘導することができる。
【0064】次に、本発明の実施の形態2の動作例を説
明する。リゾルバ2は、アドレス解決を行いたいドメイ
ン名、例えば、“abc.xyz.com”と問い合わ
せ元のIPアドレス、例えば“10.30.64.1
0”をDNSサーバ1へのアドレス問い合わせに乗せて
送信する。
【0065】上記問い合わせは、DNSサーバ1の回線
入出力装置11で受信され、問い合わせ受付部121を
経由して検索部122に送られる。
【0066】検索部122では図6に示される処理ステ
ップが行なわれる。実施の形態1と同様、検索部122
は問い合わせ受付部121から送られた問い合わせ元の
IPアドレス“10.30.64.10”の中の問い合
わせ元ネットワークアドレス1311部が、記憶装置1
3内のネットワークアドレス−グループ番号対応表13
1の問い合わせ元ネットワークアドレス1311と一致
する行があるか検索する。(S−A1)
【0067】一致する行があった場合は、A3の手順に
進む。一致する行が無かった場合はステップ−B6に進
む。(S−A2)
【0068】一致する行があった場合は、見つけた行の
問い合わせ元グループ番号1312を取得しステップ−
B1に進む(S−A3)。
【0069】該当する問い合わせ元ネットワークアドレ
ス1311が見つからなかった場合は、“ドメイン名不
明”を応答送信部123に送信する。(S−B6)。
【0070】問い合わせ元グループ番号1312を取得
した場合は、図5のドメイン名−IPアドレス対応表1
32のドメイン名1321を行方向に、リゾルバ2から
の問い合わせに含まれるドメイン名1321と一致する
ものを検索する(S−B1)。
【0071】一致するドメイン名1321があった場合
は、B3のステップに進む。一致するドメイン名132
1が無かった場合はB6のステップに進む。(S−B
2)。該当するドメイン名1321が見つからなかった
場合は、“ドメイン名不明”を応答送信部に送信する。
(S−B6)。
【0072】該当するドメイン名1321が見つかった
場合は、次にドメイン名−IPアドレス対応表132の
問い合わせ元グループ番号1312を列方向に、ステッ
プ−A3で求めた問い合わせ元グループ番号1312と
一致するものを検索する(S−B3)。
【0073】一致する問い合わせ元グループ番号131
2があった場合は、B5のステップに進む。一致する問
い合わせ元グループ番号1312が無かった場合はB6
のステップに進む(S−B4)。
【0074】該当する問い合わせ元グループ番号131
2が見つからなかった場合は、“ドメイン名不明”を応
答送信部123に送信する。(S−B6)。
【0075】一致する問い合わせ元グループ番号131
2が見つかった場合は、次に図5のドメイン名−IPア
ドレス対応表132上の、上記検索で見つけた行と列の
交点から、応答IPアドレス1323を取り出し、応答
送信部123へ送信する。
【0076】最後に、応答送信部123が、検索部12
2から受け取った応答IPアドレス1323、または
“ドメイン名不明”の応答を、回線入出力装置11を通
じて、リゾルバ2に送信する。
【0077】なお、図5において、ドメイン名1321
を先に検索するか、問い合わせ元グループ番号1312
を先に検索するかは任意に決めることができる。
【0078】また、本発明の別の形態として、ドメイン
名―IPアドレス対応表132は、状況に応じてドメイ
ン名1321毎の表、または、問い合わせ元グループ番
号1312毎の表とすることもできる。
【0079】また、ドメイン名―IPアドレス対応表1
32は、問い合わせ元グループ番号1312とドメイン
名1321から、応答IPアドレス1323を検索でき
るものであれば、その形態は問わない。
【0080】なお、問い合わせ元グループ番号1312
は事前に問い合わせ元ネットワークアドレス1311に
対して設定され、その決め方は以下のとおり自由に決め
られることができる。
【0081】多くの場合、問い合わせ元IPアドレスお
よび問い合わせ元IPアドレスの中の問い合わせ元ネッ
トワークアドレス1311に基づいて、ネットワーク上
の配置とそれに基づくサーバとクライアント間のネット
ワーク上の距離、ネットワークコスト、ネットワーク容
量を知ることができる。これにより、最適なサーバとク
ライアント間の組合せを決定することが可能であるの
で、問い合わせ元グループ番号1312の決め方におい
て、必要に応じてどのような項目を優先するかを自由に
決めることができる。
【0082】例えば、一つのドメイン名に対応する等価
なサーバが複数あり、これらのサーバに接続を要求する
クライアントがドメイン名によりサーバのIPアドレス
(=応答アドレス)を求めようとする場合、クライアン
トをネットワークトポロジ、コスト、あるいはネットワ
ーク容量等、様々な側面からみて、最適なサーバに誘導
するように、問い合わせ元ネットワークアドレス131
1に対し問い合わせ元グループ番号1312を決めるこ
とができる。
【0083】また、IPアドレスは何らかの組織に従属
しており、IPアドレスのネットワークアドレス部から
問い合わせ元の所属組織を知ることが可能なため、組織
毎に問い合わせ元ネットワークアドレス1311に対応
した問い合わせ元グループ番号1312を設定すること
により、同一ドメイン名を用いて、問い合わせ元の所属
する会社などの組織に応じて、異なるサーバに接続させ
ることが可能である。このような状況は、ある組織に関
連する情報を一つのサーバに集約し、クライアントにサ
ービスを提供するようなケース等で必要となる。
【0084】
【発明の効果】一つのドメイン名に対応するサーバが複
数あり、これらのサーバに接続を要求するクライアント
がドメイン名によりサーバのIPアドレスを求めようと
する場合、最適なサーバに誘導することができるDNS
サーバを提供できる。
【0085】対応表の大きさを抑え、メンテナンスが容
易なDNSサーバを提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は本発明のDNSサーバの構成を示す。
【図2】図2はネットワークアドレス―グループ番号対
応表の一例を示す。
【図3】図3は実施の形態1におけるドメイン名―IP
アドレス対応表の一例を示す。
【図4】図4は実施の形態1における検索部の処理ステ
ップを示すフローチャートである。
【図5】図5は実施の形態2におけるドメイン名―IP
アドレス対応表の一例を示す。
【図6】図6は実施の形態2における検索部の処理ステ
ップを示すフローチャートである。
【符号の説明】
1 DNSサーバ 2 リゾルバ 11 回線入出力装置 12 データ処理装置 121 問い合わせ受付部 122 検索部 123 応答送信部 13 記憶装置 131 ネットワークアドレスーグループ番号対応表 132 ドメイン名―IPアドレス対応表 1311 問い合わせ元ネットワークアドレス 1312 問い合わせ元グループ番号 1321 ドメイン名 1323 応答IPアドレス

Claims (16)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】アドレス解決を行うDNSサーバにおい
    て、ドメイン名を問い合わせた問いわせ元の問い合わせ
    元ネットワークアドレスに関連付けられた問い合わせ元
    グループ番号と、 問い合わされた前記ドメイン名と、に基づいて応答IP
    アドレスを検索するDNSサーバ。
  2. 【請求項2】請求項1に記載のDNSサーバにおいて、 前記DNSサーバは、 ネットワークアドレス―グループ番号対応表と、 ドメイン名―IPアドレス対応表と、 を具備し、 前記DNSサーバは、前記ネットワークアドレス―グル
    ープ番号対応表と前記ドメイン名―IPアドレス対応表
    とを用いて前記応答IPアドレスを検索し、 前記ネットワークアドレス―グループ番号対応表は、前
    記問い合わせ元に割り当てられた前記問い合わせ元ネッ
    トワークアドレスに対応する前記問い合わせ元グループ
    番号を示し、 前記ドメイン名―IPアドレス対応表は、前記問い合わ
    せ元グループ番号と前記ドメイン名の組合せに対応する
    前記応答IPアドレスを示すDNSサーバ。
  3. 【請求項3】請求項2に記載のDNSサーバにおいて、 単一の前記問い合わせ元グループ番号に対し、複数の前
    記問い合わせ元ネットワークアドレスが関連づけられて
    いるDNSサーバ。
  4. 【請求項4】請求項2または3に記載のDNSサーバに
    おいて、 前記ネットワークアドレス―グループ番号対応表では、
    問い合わされた全ての前記問い合わせ元ネットワークア
    ドレスに対応する前記問い合わせ元グループ番号が用意
    されているDNSサーバ。
  5. 【請求項5】請求項1から4のいずれか1項に記載のD
    NSサーバにおいて、 前記問い合わされたドメイン名に対応する複数の前記応
    答IPアドレスが存在し、前記複数の応答IPアドレス
    がそれぞれが属する複数のサーバが存在するネットワー
    ク上で前記問い合わせグループ番号は、前記複数のサー
    バの前記ネットワーク上のそれぞれの配置と、前記問い
    合わせ元ネットワークアドレスから判断可能な前記問い
    合わせ元の前記ネットワーク上の配置から求められる前
    記ネットワーク上での前記複数のサーバと前記問い合わ
    せ元との間のそれぞれの距離、ネットワークコスト、及
    び、ネットワーク容量の少なくとも一つの条件に基づい
    て、前記複数の応答IPアドレスの中から一つの前記応
    答IPアドレスが決定されるように設定されるDNSサ
    ーバ。
  6. 【請求項6】請求項1から4のいずれか1項に記載のD
    NSサーバにおいて、 前記問い合わされたドメイン名に対応する複数の前記応
    答IPアドレスが存在するネットワーク上で前記問い合
    わせグループ番号は、接続される一つの前記応答IPア
    ドレスを決定するために、前記問い合わせ元ネットワー
    クアドレスから判断可能な前記問い合わせ元の属する組
    織に基づいて前記複数の応答IPアドレスの中から前記
    問い合わせ元が接続されるのに適当な前記応答IPアド
    レスが決定されるように設定されるDNSサーバ。
  7. 【請求項7】請求項2から6のいずれか1項に記載のD
    NSサーバにおいて、 前記ネットワークアドレス―グループ番号対応表の前記
    問い合わせ元ネットワークアドレスを示すデータには、
    前記問い合わせ元ネットワークアドレスのビット長を示
    すデータが含まれているDNSサーバ。
  8. 【請求項8】請求項2から7のいずれか1項に記載のD
    NSサーバにおいて、 前記ドメイン名―IPアドレス対応表では、単一の前記
    ドメイン名に対し、異なった前記問い合わせ元グループ
    番号毎に異なった前記応答IPアドレスが対応付けられ
    ているDNSサーバ。
  9. 【請求項9】請求項2から8のいずれか1項に記載のD
    NSサーバにおいて、 前記ドメイン名―IPアドレス対応表では、単一の前記
    ドメイン名と前記問い合わせ元グループ番号の組合せに
    対し、複数の前記応答IPアドレスが対応付けられてい
    るDNSサーバ。
  10. 【請求項10】請求項2から9のいずれか1項に記載の
    DNSサーバにおいて、 前記ドメイン名―IPアドレス対応表は、前記問い合わ
    せ元グループ番号と、前記ドメイン名の行列として設け
    られ、前記問い合わせ元グループ番号と問い合わされた
    前記ドメイン名の交点に前記応答IPアドレスが対応付
    けられている、DNSサーバ。
  11. 【請求項11】DNSサーバのアドレス解決方法におい
    て、 問い合わせ元グループ番号を供給するステップと、 問い合わせ元ネットワークアドレスから問い合わせ元グ
    ループ番号を検索するステップと、 前記問い合わせ元グループ番号とドメイン名から応答I
    Pアドレスを検索するステップと、 を有するアドレス解決方法。
  12. 【請求項12】請求項11に記載のアドレス解決方法に
    おいて、 ネットワークアドレス―グループ番号対応表を使用し
    て、前記問い合わせ元ネットワークアドレスから前記問
    い合わせ元グループ番号を検索するステップと、 ドメイン名―IPアドレス対応表を使用して、前記問い
    合わせ元グループ番号と前記ドメイン名から前記応答I
    Pアドレスを検索するステップと、 を有するアドレス解決方法。
  13. 【請求項13】請求項11もしくは12に記載のアドレ
    ス解決方法において、 単一の前記ドメイン名の問い合わせに対し、異なった前
    記問い合わせ元グループ番号毎に、異なった前記応答I
    Pアドレスが対応させられるアドレス解決方法。
  14. 【請求項14】請求項11から13のいずれか1項に記
    載のアドレス解決方法において、 単一の前記ドメイン名の問い合わせに対し、前記問い合
    わせ元グループ番号毎に、複数の前記応答IPアドレス
    が対応させられるアドレス解決方法。
  15. 【請求項15】請求項11から14のいずれか1項に記
    載のアドレス解決方法において、 問い合わされた全ての前記問い合わせ元ネットワークア
    ドレスに対応させられる前記問い合わせ元グループ番号
    が用意されている、アドレス解決方法。
  16. 【請求項16】請求項12に記載のアドレス解決方法に
    おいて、 前記ドメイン名―IPアドレス対応表は、前記問い合わ
    せ元グループ番号と、前記ドメイン名の行列が配置さ
    れ、前記問い合わせ元グループ番号と問い合わされた前
    記ドメイン名の交点に対応した前記応答IPアドレスが
    配置されており、(a)前記問い合わせ元グループ番号
    を検索するステップと、(b)前記ドメイン名を検索す
    るステップと、(c)(a)ステップと(b)ステップ
    で検索された前記列と前記行の交点から前記応答IPア
    ドレスを決定するステップと、を有するアドレス解決方
    法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2012144527A1 (ja) 2011-04-19 2012-10-26 株式会社Murakumo ネットワークアクセスシステム
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