JP2003114708A - 半導体装置の製造方法 - Google Patents

半導体装置の製造方法

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JP2003114708A JP2001307469A JP2001307469A JP2003114708A JP 2003114708 A JP2003114708 A JP 2003114708A JP 2001307469 A JP2001307469 A JP 2001307469A JP 2001307469 A JP2001307469 A JP 2001307469A JP 2003114708 A JP2003114708 A JP 2003114708A
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Sakae Matsuzaki
栄 松▲崎▼
Aritomo Tanzawa
有備 丹沢
Takashi Igarashi
崇 五十嵐
Hisashi Ichikawa
久 市川
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Hitachi Ltd
Renesas Eastern Japan Semiconductor Inc
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Hitachi Ltd
Eastern Japan Semiconductor Technologies Inc
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    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02PCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
    • Y02P90/00Enabling technologies with a potential contribution to greenhouse gas [GHG] emissions mitigation
    • Y02P90/02Total factory control, e.g. smart factories, flexible manufacturing systems [FMS] or integrated manufacturing systems [IMS]

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 製造設備、検査設備の各装置個別のデータ収
集とデータ解析を下位のネットワーク上で可能とし、有
用と判断される情報を上位のネットワークを通じてホス
ト装置で管理することで、情報量の増加に対応すること
ができる半導体装置の製造技術を提供する。 【解決手段】 半導体装置の製造における前工程に適用
されるCIMシステムであって、ホスト装置1と、この
ホスト装置1に接続される工場LAN2と、この工場L
AN2に接続されるデータサーバ3と、このデータサー
バ3に接続される専用LAN4と、この専用LAN4に
接続される製造設備5および検査設備6などから構成さ
れ、ホスト装置1が接続された工場LAN2の下位に位
置する専用LAN4上に、製造設備5および検査設備6
の各装置とデータサーバ3とが接続されてシステムが構
築されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、半導体装置の製造
技術に関し、特に半導体装置の製造におけるウェハ処理
工程(前工程)のCIM(Computer Inte
grated Manufacturing)システム
に適用して有効な技術に関する。
【0002】
【従来の技術】本発明者が検討したところによれば、半
導体装置の製造における前工程のCIMシステムに関し
ては、以下のような技術が考えられる。
【0003】たとえば、半導体装置の製造における前工
程のCIMシステムとしては、各製造設備、各検査設備
が工場LAN(Local Area Networ
k)に接続され、この工場LANを通じてホスト装置と
通信可能に構成されたシステムがある。このホスト装置
は、独自のデータベースを持ち、スケジューリングやロ
ットトレースが可能となっている。
【0004】なお、このような半導体装置の製造におけ
る前工程に関する技術としては、たとえば昭和59年1
1月30日、株式会社オーム社発行、社団法人電子通信
学会編の「LSIハンドブック」P253〜P364に
記載される技術などが挙げられる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、前記のよう
な半導体装置の製造における前工程のCIMシステムに
ついて、本発明者が検討した結果、以下のようなことが
明らかとなった。
【0006】たとえば、前記のようなCIMシステム
は、図5に一例を示すように、工場LAN2に接続され
た製造設備5(露光装置5a、塗布現像装置5b、ドラ
イエッチング装置5c、イオン注入装置5d、熱処理装
置5e、CMP装置5fなど)、検査設備6(膜厚測定
装置6a、寸法測定装置6b、異物測定装置6c、外観
検査装置6dなど)がホスト装置1と通信可能に構成さ
れ、前工程全般の製造設備5、検査設備6を広く、薄く
制御するシステムとなっている。
【0007】そのため、製造設備5、検査設備6が本来
持っている情報は、CIMシステムが各設備当たりに扱
う情報に比べて桁違いに多く、従来のCIMシステムで
は対応できない。すなわち、従来のCIMシステムは、
工場のライン全体の運営管理を実行するため、製造設備
5、検査設備6の個々の詳細な着工情報を収集すること
ができない。
【0008】そこで、本発明者は、従来のCIMシステ
ムに対応し、技術的な発展を見込んだ構成として、ホス
ト装置に接続された工場LANの下位に、製造設備、検
査設備を接続した専用のネットワークを設け、あたかも
製造設備、検査設備がCIMシステムに対して直接接続
されているようにシステムを構成することで、技術的な
発展に伴う情報量の増加に対応可能となることを考え付
いた。
【0009】そこで、本発明の目的は、製造設備、検査
設備の各装置個別のデータ収集とデータ解析を下位のネ
ットワーク上で可能とし、有用と判断される情報を上位
のネットワークを通じてホスト装置で管理することで、
情報量の増加に対応することができる半導体装置の製造
技術を提供するものである。
【0010】本発明の前記ならびにその他の目的と新規
な特徴は、本明細書の記述および添付図面から明らかに
なるであろう。
【0011】
【課題を解決するための手段】本願において開示される
発明のうち、代表的なものの概要を簡単に説明すれば、
次のとおりである。
【0012】すなわち、本発明による半導体装置の製造
方法は、ホスト装置が接続された第1ネットワークの下
位に位置する第2ネットワーク上に製造設備および検査
設備の各装置とデータベースとを接続したシステムを構
築することにより実現され、製造設備および検査設備の
各装置個別のデータ収集とデータ解析を第2ネットワー
ク上で行い、第2ネットワーク上で行われたデータ収集
とデータ解析の結果、有用と判断される情報を第1ネッ
トワークを通じてホスト装置に転送し、このホスト装置
において、有用と判断された情報に基づいて半導体装置
の製造を管理するものである。
【0013】さらに、前記半導体装置の製造方法におい
て、有用と判断された情報は、製造設備の各装置におけ
る複数のプロセスパラメータからなり、この複数のプロ
セスパラメータによって半導体装置の製造における着工
状態をリアルタイムに管理し、ウェハ毎の着工状態を評
価・監視するようにしたものである。
【0014】また、前記半導体装置の製造方法におい
て、半導体装置の製造は、製造設備の各装置による製造
工程と、検査設備の各装置による検査工程とからなり、
製造設備の各装置による製造工程をリアルタイムに監視
して制御し、検査設備の各装置による検査工程の検査結
果を製造工程にフィードバックするようにしたものであ
る。
【0015】さらに、前記半導体装置の製造方法におい
て、製造設備の各装置による製造工程の前に着工前の検
査工程を有し、この着工前の検査工程の検査結果を製造
設備の各装置による製造工程にフィードフォワードする
ようにしたものである。
【0016】また、前記半導体装置の製造方法におい
て、製造設備および検査設備の各装置は、半導体装置の
製造におけるウェハ処理工程に用いられる装置に適用し
たものである。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて詳細に説明する。図1は本発明の一実施の形
態の半導体装置の製造方法を実現するためのCIMシス
テムを示す概略構成図、図2は本実施の形態のCIMシ
ステムにおいて、CMP装置を示す構成図、図3はCM
P工程を示すフロー図、図4は本発明と本発明の前提技
術との作業時間の比較を示す説明図である。
【0018】まず、図1により、本実施の形態のCIM
システムの構成の一例を説明する。本実施の形態のCI
Mシステムは、たとえば半導体装置の製造における前工
程に適用されるCIMシステムとされ、ホスト装置1
と、このホスト装置1に接続される工場LAN2と、こ
の工場LAN2に接続されるデータサーバ3と、このデ
ータサーバ3に接続される専用LAN4と、この専用L
AN4に接続される製造設備5および検査設備6などか
ら構成され、ホスト装置1が接続された工場LAN2の
下位に位置する専用LAN4上に、製造設備5および検
査設備6の各装置とデータサーバ3とが接続されてシス
テムが構築されている。
【0019】ホスト装置1は、工場LAN2を通じて各
種機能を実行し、主な機能の一例として、製品仕掛かり
トラッキング、進度管理、レシピダウンロード(セミオ
ート)、ログデータ管理、エンジニアリングデータ管
理、搬送ロボット管理、ストッカ管理などの各種機能を
有している。また、このホスト装置1は、各種機能を実
行するための各種データを保存するデータベース1aを
持っている。
【0020】たとえば、ホスト装置1と工場LAN2、
専用LAN4を通じて接続された製造設備5との間にお
いて、製造設備5が、これから着工しようとしているロ
ット情報をホスト装置1に伝えると、ホスト装置1はデ
ータベース1aから対応するレシピを製造設備5に返
し、これを使って着工が実行される。また、製造設備5
は、着工中あるいは着工完了したときにその状況や結果
をホスト装置1に通信し、ホスト装置1はそれらをデー
タベース1aに格納して管理する。なお、製造設備5が
着工中あるいは着工完了後に送る情報には、たとえばウ
ェハの動作順序やコメントやトラブルの状況、さらに着
工中のレシピに関わる情報、たとえば着工時刻、着工時
間、平均圧力、平均ガス流量などがある。
【0021】データサーバ3は、専用LAN4を通じて
製造設備5、検査設備6との間で各種機能を実行し、特
定の情報のみを工場LAN2を通じてホスト装置1に転
送する機能を有している。また、このデータサーバ3
は、各種機能を実行するための各種データを保存するデ
ータベース3aを持っている。
【0022】製造設備5は、半導体装置の製造における
前工程において、各種ウェハ処理によって所定の回路を
形成するための製造装置を備え、たとえば一例として、
ウェハ上にパターンを投影露光するための露光装置5
a、レジストを塗布して露光後に現像を行うための塗布
現像装置5b、気相中でウェハをエッチングするための
ドライエッチング装置5c、イオンを注入するためのイ
オン注入装置5d、ウェハを熱処理するための熱処理装
置5e、化学研磨剤によって機械的に研磨するためのC
MP装置5fなどがある。なお、この製造設備5の各装
置において、#a,#b,#c,#d,#e,#f=
1,2,・・であり、製造ライン内に同様の装置が複数
台存在している。
【0023】検査設備6は、半導体装置の製造における
前工程において、ウェハ処理後の結果を検査するための
検査装置を備え、たとえば一例として、パターンの膜厚
を測定するための膜厚測定装置6a、パターンの幅・長
さを測定するための寸法測定装置6b、パターンの異物
を測定するための異物測定装置6c、パターンの形状を
検査するための外観検査装置6dなどがある。なお、こ
の検査設備6の各装置において、#g,#h,#i,#
j=1,2,・・であり、製造ライン内に同様の装置が
複数台存在している。
【0024】以上のように構成されるCIMシステムで
は、特に製造設備5の着工中のパラメータを詳細にデー
タサーバ3のデータベース3aに記録し、データベース
化することによってエンジニアリングスタッフによる解
析が可能となっている。さらに、新規に管理が有効であ
ると確認されたパラメータを、通信システムや通信仕様
を大きく変更することなく、ホスト装置1に対して通信
を可能とする手段、ここではデータサーバ3を有する。
すなわち、製造設備5とホスト装置1の間にルータ機能
を持った高性能なデータサーバ3を設置し、必要に応じ
て通信内容を一部書き換えて(付加して)ホスト装置1
に上げる機能を持っている。
【0025】次に、図2により、本実施の形態のCIM
システムに用いられるCMP装置の構成の一例を説明す
る。
【0026】CMP装置5fは、図示しないが、ウェハ
を平滑・平坦化加工するための加工ユニット、ウェハの
加工面を洗浄するための洗浄ユニット、ウェハを搬送す
るための搬送ユニット、これらの各ユニットを制御する
ための制御ユニットなどから構成されている。加工ユニ
ットには、上側にウェハを保持しながら回転と加圧を与
えるポリシングヘッドとその駆動機構、それに対向する
形式でポリシングパッドが貼付されたプラテンとその駆
動機構、ポリシングパッドのドレッシング機構、スラリ
ー供給機構などがある。
【0027】このCMP装置5fは、専用LAN4に接
続され、スラリーの粒径を測定する砥粒測定装置11、
ポリシングパッドの温度を測定する放射温度計12、プ
ラテンに対するポリシングヘッドのトルクをモニタする
トルクモニタ13などが備えられ、砥粒測定装置11お
よび放射温度計12の測定データはデータロガー14に
記録され、またトルクモニタ13の出力はA/Dコンバ
ータ15を介してデータロガー14に記録される。たと
えば、砥粒測定装置11、放射温度計12の測定データ
はRS232Cの仕様で、またトルクモニタ13の出力
は電流信号4−20mAの仕様でそれぞれデータロガー
14に取り込まれる。
【0028】また、CMP装置5fが接続された専用L
AN4には、CMP装置5fの製造設備データを記録す
るデータロガー14の他に、膜厚測定装置6a、外観検
査装置6dなどの検査設備6が接続され、CMP工程に
よる処理結果が検査されるようになっている。
【0029】以上のように構成されるCMP装置5fで
は、ホスト装置1に対してデータサーバ3がIPアドレ
スを持ち、このデータサーバ3の下位のCMP装置5f
と膜厚測定装置6a、外観検査装置6dなどはローカル
IPアドレスを持つシステムの構成となっており、CM
P装置5fに対してGEM通信仕様にない複数のデータ
をロギングし、新たに有効なパラメータを検討後に抽出
し、ホスト装置1との通信内容に付加できるようになっ
ている。よって、ホスト装置1は、あたかもCMP装置
5fと通信しているかのように機能しており、CIMシ
ステム全体に悪影響を及ぼすことはない。
【0030】次に、図3により、図4を参照しながら、
本実施の形態のCIMシステムにおいて、CMP装置に
よるCMP工程のフローの一例を説明する。
【0031】CMP工程は、まずCMP処理の着工前に
検査を行い(ステップS1)、この検査結果をフィード
フォワードして着工(製造)を実施する(ステップS
2)。この着工時には、CMP装置をリアルタイムにモ
ニタし、このモニタ結果に基づいて制御を行う(ステッ
プS3)。
【0032】そして、着工後の検査を行い(ステップS
4)、この結果、たとえばNGの場合はウェハを取り出
し、救済処理を行った後に(ステップS5)、再び着工
に戻る。このように検査結果がNGの場合は、原因を調
査し、この対策を着工にフィードバックする。また、検
査結果がOKの場合は、CMP工程の次工程の着工(製
造)に移行する。
【0033】このように、CMP工程の着工時に、CM
P装置5fのリアルタイムモニタと制御により、たとえ
ば図4のように検査工程の作業時間を大幅に削減するこ
とができる。この検査工程における作業時間の削減は、
CMP装置5fの設備投資の削減にもつながり、さらに
は製造設備5や検査設備6への投資を低減することがで
きる。
【0034】すなわち、CMP工程などでは、半導体装
置を本来製造するための製造以外に、目的通りに製造さ
れたか、あるいは目的通りに製造するための検査工程が
必要である。この検査工程は、一定の品質を確保するた
めに必須であるが、製造工程の枚葉化や不良率の低減の
ためにロット抜き取り検査ではなく、全数検査が必要と
なり、従来は検査工程の作業時間の増加を招いていた
が、本実施の形態のようにリアルタイムモニタと制御に
よって作業時間を削減でき、設備費用も低減することが
できる。
【0035】また、CMP工程の着工時におけるリアル
タイムモニタ・制御は、製造工程の性能を向上させるこ
とにも寄与できる。つまり、従来、着工の結果をスペッ
クと呼ばれる目標値内に納めるように工程を制御してい
るが、この制御を高精度に実施するための支援を行うこ
とができる。
【0036】さらに、このCMP工程では、着工したウ
ェハ毎に当該工程におけるウェハの完成度を評価でき
る。つまり、モニタ数値を使ってウェハが通常状態で着
工されたか否か、通常通り着工されなかったときにはど
れほど通常からずれているかを記録できる。この方法に
より、ウェハ毎に歩留まりの予想を実施し、完成チップ
の数を見積もることができる。
【0037】以上においては、CIMシステムに用いら
れるCMP装置5fを例に説明したが、露光装置5a、
塗布現像装置5b、ドライエッチング装置5c、イオン
注入装置5d、熱処理装置5eなどの各製造設備5にお
いても同様に、露光工程、塗布現像工程、ドライエッチ
ング工程、イオン注入工程、熱処理工程などの着工時
に、各装置をリアルタイムにモニタし、このモニタ結果
に基づいて制御を行うことにより、検査工程の作業時間
を大幅に削減することができる。
【0038】従って、本実施の形態によれば、ホスト装
置1に接続された工場LAN2の下位に、データサーバ
3を介して、製造設備5および検査設備6の各装置を接
続した専用LAN4を設け、あたかも製造設備5および
検査設備6の各装置がCIMシステムに対して直接接続
されているように構成することにより、技術的な発展に
伴う情報量の増加に対応できる。
【0039】また、専用LAN4に、製造設備5および
検査設備6の各装置の他に、データロガー14などのデ
ータロギングシステムを接続することにより、製造設備
5および検査設備6の各装置個別のデータ収集とデータ
解析を行うことができる。よって、スタッフベースによ
るデータ解析を可能とし、有用と判断される情報をホス
ト装置1に送り管理することができる。
【0040】これにより、検査工程(工数と時間)を大
幅に短縮できる。その理由は、着工状態を複数のプロセ
スパラメータによってリアルタイムで管理することで、
ウェハ毎の着工状態を詳細に評価・監視できるようにな
るからである。
【0041】この結果、TAT短縮と歩留まりの向上と
在庫の削減を実現できる。すなわち、検査工程が短縮で
きるので、TATの短縮につながる。また、実施プロセ
ス制御を高精度に行えるようになるので、歩留まりが向
上する。さらに、ウェハ毎にプロセス実施状況を評価で
きるようになるので、ウェハ毎の歩留まりの予想がある
程度可能となり、入庫数管理をフィードフォワード管理
でき、従って在庫を削減できる。
【0042】以上、本発明者によってなされた発明をそ
の実施の形態に基づき具体的に説明したが、本発明は前
記実施の形態に限定されるものではなく、その要旨を逸
脱しない範囲で種々変更可能であることはいうまでもな
い。
【0043】たとえば、前記実施の形態においては、半
導体装置の製造における前工程に適用されるCIMシス
テムを例に説明したが、半導体装置の製造における後工
程や、その他全ての製造システムに適用することができ
る。
【0044】
【発明の効果】本願において開示される発明のうち、代
表的なものによって得られる効果を簡単に説明すれば、
以下のとおりである。
【0045】(1)ホスト装置が接続された第1ネット
ワークの下位に位置する第2ネットワークに製造設備お
よび検査設備の各装置とデータベースとを接続したシス
テムを構築することで、製造設備、検査設備の各装置個
別のデータ収集とデータ解析を下位のネットワーク上で
行い、有用と判断される情報を上位のネットワークを通
じてホスト装置で管理することができるので、情報量の
増加に対応することが可能となる。
【0046】(2)前記(1)により、半導体装置の製
造における着工状態を複数のプロセスパラメータによっ
てリアルタイムで管理することで、ウェハ毎の着工状態
を詳細に評価・監視することができるので、検査工程を
大幅に短縮することが可能となる。
【0047】(3)前記(2)により、半導体装置の製
造において、検査工程を短縮することができるので、T
ATを短縮することが可能となる。
【0048】(4)前記(2)により、半導体装置の製
造において、実施プロセス制御を高精度に行えるように
なるので、歩留まりを向上することが可能となる。
【0049】(5)前記(2)により、半導体装置の製
造において、ウェハ毎にプロセス実施状況を評価できる
ようになるので、ウェハ毎の歩留まりの予想が可能とな
り、よって入庫数管理をフィードフォワード管理するこ
とができるので、在庫を削減することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態の半導体装置の製造方法
を実現するためのCIMシステムを示す概略構成図であ
る。
【図2】本発明の一実施の形態のCIMシステムにおい
て、CMP装置を示す構成図である。
【図3】本発明の一実施の形態のCIMシステムにおい
て、CMP工程を示すフロー図である。
【図4】本発明の一実施の形態のCIMシステムにおい
て、本発明と本発明の前提技術との作業時間の比較を示
す説明図である。
【図5】本発明の前提となる半導体装置の製造方法にお
けるCIMシステムを示す概略構成図である。
【符号の説明】
1 ホスト装置 1a データベース 2 工場LAN 3 データサーバ 3a データベース 4 専用LAN 5 製造設備 5a 露光装置 5b 塗布現像装置 5c ドライエッチング装置 5d イオン注入装置 5e 熱処理装置 5f CMP装置 6 検査設備 6a 膜厚測定装置 6b 寸法測定装置 6c 異物測定装置 6d 外観検査装置 11 砥粒測定装置 12 放射温度計 13 トルクモニタ 14 データロガー 15 A/Dコンバータ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 丹沢 有備 群馬県高崎市西横手町1番地1 日立東部 セミコンダクタ株式会社内 (72)発明者 五十嵐 崇 東京都小平市上水本町五丁目20番1号 株 式会社日立製作所半導体グループ内 (72)発明者 市川 久 東京都小平市上水本町五丁目20番1号 株 式会社日立製作所半導体グループ内 Fターム(参考) 3C100 AA68 BB21 BB31 BB33 CC02 CC08 EE06

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ホスト装置が接続された第1ネットワー
    クの下位に位置する第2ネットワーク上に製造設備およ
    び検査設備の各装置とデータベースとを接続したシステ
    ムを構築し、 前記製造設備および前記検査設備の各装置個別のデータ
    収集とデータ解析を前記第2ネットワーク上で行い、 前記第2ネットワーク上で行われたデータ収集とデータ
    解析の結果、有用と判断される情報を前記第1ネットワ
    ークを通じて前記ホスト装置に転送し、 前記ホスト装置において、前記有用と判断された情報に
    基づいて半導体装置の製造を管理することを特徴とする
    半導体装置の製造方法。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の半導体装置の製造方法に
    おいて、 前記有用と判断された情報は、前記製造設備の各装置に
    おける複数のプロセスパラメータからなり、 前記複数のプロセスパラメータによって前記半導体装置
    の製造における着工状態をリアルタイムに管理し、ウェ
    ハ毎の着工状態を評価・監視することを特徴とする半導
    体装置の製造方法。
  3. 【請求項3】 請求項1記載の半導体装置の製造方法に
    おいて、 前記半導体装置の製造は、前記製造設備の各装置による
    製造工程と、前記検査設備の各装置による検査工程とか
    らなり、 前記製造設備の各装置による製造工程をリアルタイムに
    監視して制御し、前記検査設備の各装置による検査工程
    の検査結果を前記製造工程にフィードバックすることを
    特徴とする半導体装置の製造方法。
  4. 【請求項4】 請求項3記載の半導体装置の製造方法に
    おいて、 前記製造設備の各装置による製造工程の前に着工前の検
    査工程を有し、 前記着工前の検査工程の検査結果を前記製造設備の各装
    置による製造工程にフィードフォワードすることを特徴
    とする半導体装置の製造方法。
  5. 【請求項5】 請求項1記載の半導体装置の製造方法に
    おいて、 前記製造設備および前記検査設備の各装置は、前記半導
    体装置の製造におけるウェハ処理工程に用いられる装置
    であることを特徴とする半導体装置の製造方法。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100745529B1 (ko) * 2003-10-02 2007-08-03 인터내셔널 비지네스 머신즈 코포레이션 제조 실행 및 물류 제어 시스템의 문제 해결 자동화를 위한 방법 및 시스템

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KR100745529B1 (ko) * 2003-10-02 2007-08-03 인터내셔널 비지네스 머신즈 코포레이션 제조 실행 및 물류 제어 시스템의 문제 해결 자동화를 위한 방법 및 시스템

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