JP2003111531A - 牛床マット - Google Patents

牛床マット

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JP2003111531A JP2001274527A JP2001274527A JP2003111531A JP 2003111531 A JP2003111531 A JP 2003111531A JP 2001274527 A JP2001274527 A JP 2001274527A JP 2001274527 A JP2001274527 A JP 2001274527A JP 2003111531 A JP2003111531 A JP 2003111531A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 乳牛の行動態様を考慮した滑り防止効果の大
きい牛床マットを提供しようとするものである。 【構成】 牛1頭が起立あるいは座臥するのに必要な広
さを有するマットの表面を、前記牛の両前脚、左後脚、
および、右後脚がそれぞれ踏接するエリアである、前脚
エリア、左後脚エリア、および、右後脚エリアに分割す
る。そして、前記前脚エリアに、前記前脚の前後方向へ
の滑りを規制する前部滑り規制面を設け、前記左後脚エ
リアに、前記左後脚の斜め左後方向への滑りを規制する
左後部滑り規制面を設け、前記右後脚エリアに、前記右
後脚の斜め右後方向への滑りを規制する右後部滑り規制
面を設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、牛床マットに関
する。
【0002】
【従来の技術】乳牛と言えば、広い牧場でゆったりと草
を食むというイメージが浮かぶが、それはごく一部の場
合で、日本では国土が狭いことも有り、ほとんどの乳牛
は、建物の中で1頭分のスペースを与えられ、起立、座
臥あるいは横臥の動作しかできない状況で飼育されてい
る。この起立、座臥あるいは横臥の動作の際、平均で約
700kg有る乳牛の体重の40パーセント以上を、片
方の膝で受けなければならず、特にその飼育場所の床が
コンクリート等の場合、乳牛の脚には相当の衝撃がかか
る。また、起立、座臥あるいは横臥の動作中に脚を滑ら
せると、関節炎や脱臼等の疾病となり、最悪の場合は死
廃されてしまう。家畜共済統計資料によれば、関節炎や
脱臼等の疾病が、乳牛の死廃された原因の上位6位内に
ランクされている。また、死廃に至らないまでも、これ
らの疾病がもとでトラウマとなり、起立状態のままある
いは横臥状態のままで他の動作をしなくなる結果、乳量
の減少に繋がるケースが多く発生している。乳牛は、正
常な状態では、1日の50パーセントを10から15回
に分けて起立・座臥動作を行なっており、このような状
態を維持するためにも、乳牛の脚の滑り防止や衝撃防止
を図る必要がある。そこで、牛床における乳牛の脚の滑
り防止や衝撃防止として、当初、ワラや、オガクズ等を
敷いたりしていたが、米作の落ち込み等で入手が困難と
なるにつれて、ゴム製マットが使用されるようになって
きている。このゴム製マットは、ワラや、オガクズ等と
異なり、日々の交換作用が不要であることから、使用す
る酪農家が増加している。このゴム製マットとしては、
特開平7−203792号に開示されているような、マ
ットの表面に複数条の溝を設けたものが提案されてい
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来使
用されているゴム製マットは、弾力性のあることのみで
滑り防止を行なおうとするものがほとんどである。ま
た、上記の特開平7−203792号に開示されている
ゴムマットは、その表面に複数条の溝が設けられている
ものの、この溝は単純な前後方向の直線のみであり、乳
牛の行動態様等は、深く考慮されていない事から、その
効果は少ないものである。また、上述の通り、乳牛は、
正常な状態では、1日の50パーセントを10から15
回に分けて起立、座臥や横臥動作を行なって入るが、運
動不足になりがちな乳牛にとっては、特に、座臥や横臥
の状態から起立するのが負担となっている。また、牛舎
の構造上、えさが載置されるえさ置き場と牛床との間
に、牛床の方が低い段差が存在するケースが多く、乳牛
がえさを食べる際に、前脚をこの段差にぶつけて傷める
ことが多く発生している。そこでこの発明は、このよう
な問題点を解決するためになされたものであって、乳牛
の行動態様を考慮した乳牛の脚に対する衝撃防止や滑り
防止効果が大きく、座臥や横臥の状態から起立するのが
負担とならず、前脚を段差にぶつけて傷めることを防止
できる牛床マットを提供しようとするものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】ある研究資料によると、
乳牛の行動態様として、乳牛の体重配分及び骨格の構造
上、歩行時では、前脚は進行方向に対し、前方斜め外側
方向に滑りやすく、後脚は進行方向に対し、前後に滑り
やすくなっている。これに対して、歩行を行なわず、単
に座臥状態から起立動作をする場合は、前脚に体重をか
け、後脚で立ち上がる際、前脚は前後方向に滑りやす
く、後脚は後方斜め外側方向に滑りやすい。また、乳牛
の体内で乳がつくられるのは乳牛が横臥状態のときであ
り、この横臥時にストレスがかからないようにすること
が重要である。そこで、牛床マットを用いた場合、牛床
マットの表面の凸凹が大きいと、乳牛の体を圧迫してう
っ血状態となりストレスの原因となることから、横臥時
に乳牛の体が触れる牛床マットの表面の凹凸は、できる
だけ小さいのが望ましい。また、乳牛は横臥の際、スト
レスを解消させるべく、頭部位置を高くできる姿勢をと
る本能を有している。そこで、この発明は、これらの点
に注目してなされたものであって、牛床マットの表面
に、乳牛の行動態様に基づいた滑り規制面を設けること
により、滑り防止効果を大きくすることを狙ったもので
ある。また、牛床マットの表面部分で、横臥に使用され
ない周辺部分の表面に、より効果的な滑り規制面を設け
ることにより、横臥時にストレスがかからないようにし
つつ、滑り防止効果を大きくするとともに、牛床マット
の表面を、前脚の踏接するエリアが後脚の踏接するエリ
アよりも高くなるように傾斜させて、座臥や横臥の状態
から起立する際の負担減少や、乳牛がその頭部位置を高
くできる姿勢をとりやすいようにさせることをも狙った
ものである。また、この発明では、乳牛が座臥や横臥の
状態から起立する際には、後脚より前脚に強い力が加わ
ることや、起立から座臥する際には、前脚の膝に後脚よ
りも強い力が加わることに対しても配慮している。
【0005】本発明の牛床マットは、牛1頭が起立、座
臥あるいは横臥するのに必要な広さを有するマットの表
面を、牛の両前脚、左後脚、および、右後脚がそれぞれ
踏接するエリアである、前脚エリア、左後脚エリア、お
よび、右後脚エリアに分割する。そして、前脚エリア
に、前脚の前後方向への滑りを規制する前部滑り規制面
を設け、左後脚エリアに、左後脚の斜め左後方向への滑
りを規制する左後部滑り規制面を設け、右後脚エリア
に、右後脚の斜め右後方向への滑りを規制する右後部滑
り規制面を設けたことを特徴としている。
【0006】上記の各滑り規制面について、前後方向と
直交する突条または溝条を並設して前部滑り規制面を形
成し、前後方向と右下がりに傾斜して交差する突条また
は溝条を並設して左後部滑り規制面を形成し、前後方向
と左下がりに傾斜して交差する突条または溝条を並設し
て右後部滑り規制面を形成してもよい。
【0007】本発明の牛床マットの具体的な形状とし
て、全体の形状を長方形とするとともに、マットの表面
をT字形で仕切って、前脚エリア、左後脚エリア、およ
び、右後脚エリアを設けた形状としてもよい。
【0008】上記の前脚エリア、左後脚エリア、およ
び、右後脚エリアを有する牛床マットにおいて、前脚エ
リアの左端部に、牛の左前脚の左外側方向への滑り、ま
たは、斜め左前方向への滑りを規制する左端前部滑り規
制面を設け、前脚エリアの右端部に、牛の右前脚の右外
側方向への滑り、または、斜め右前方向への滑りを規制
する右端前部滑り規制面を設けるようにしてもよい。
【0009】上記の左端前部滑り規制面及び右端前部滑
り規制面については、前後方向と左下がりに傾斜して交
差する突条または溝条を並設して左端前部滑り規制面を
形成するとともに、前後方向と右下がりに傾斜して交差
する突条または溝条を並設して右端前部滑り規制面を形
成してもよい。
【0010】あるいは、前後方向と平行な突条または溝
条を並設して左端前部滑り規制面及び右端前部滑り規制
面を形成してもよい。
【0011】前脚エリアの左端部に左端前部滑り規制面
を設け、前脚エリアの右端部に右端前部滑り規制面を設
ける牛床マットの具体的な形状として、全体の形状を長
方形とするとともに、マットの表面をT字形で仕切っ
て、前脚エリア、左後脚エリア、および、右後脚エリア
を設け、さらに、前後方向と平行な2本の線で前脚エリ
アを仕切って形成される左端エリアに左端部を、また、
右端エリアに右端部を設けた形状としてもよい。
【0012】上述の全ての牛床マットにおいて、マット
を表面層と裏面層の2層で構成することが好ましい。
【0013】また、この牛床マットにおいて、前脚エリ
アと対応した裏面層の部分が、左後脚エリア及び右後脚
エリアと対応した裏面層の部分よりも、柔らかい状態と
するのが好ましい。
【0014】また、上述の全ての牛床マットにおいて、
裏面層の表面に凹部を並設するのが好ましい。
【0015】上述の全ての牛床マットにおいて、これら
のマットの表面で、座臥あるいは横臥に使用されない周
辺部分の各滑り規制面の滑り規制の程度を、周辺部分以
外の部分より強くするようにしてもよい。
【0016】また、上記の牛床マットの各滑り規制面
が、突条を用いて形成された場合、周辺部分の突条の高
さが、周辺部分以外の部分の突条の高さよりも高くする
ことが推奨される。
【0017】また、上記の牛床マットの各滑り規制面
が、溝条を用いて形成された各滑り規制面において、周
辺部分の溝条の深さが、周辺部分以外の部分の溝条の深
さよりも深くすることが推奨される。
【0018】上述の全ての牛床マットにおいて、これら
の牛床マットの表面を、前後方向に、マットの前端が後
端よりも高くなるように傾斜させるようにしてもよい。
【0019】また、上述の全ての牛床マットにおいて、
これらの牛床マットの前端縁に沿って、マットの表面上
に、堤状の前脚保護部を定着させるようにしてもよい。
【0020】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施例につき、図
面に基づき詳しく説明する。本実施例で説明する牛床マ
ットは、乳牛1頭が起立、座臥あるいは横臥するのに必
要な広さで仕切られた牛舎内の牛床に敷いて使用される
マットである。図1は第1実施例の牛床マットの平面
図、図2はその背面図、図3は図1の中央部分の断面斜
視図である。この牛床マット1は長方形のシート状で、
その大きさは、長方形のマットの長手方向を縦として、
縦1800mm(図1のa)、横1200mm(図1の
b)、厚さ40mm(図3のt)であり、乳牛1頭が起
立、座臥あるいは横臥するのに必要な広さを有してい
る。また、この牛床マット1は、表面層2と裏面層3と
で構成され、裏面層3の方が、表面層2よりも厚く形成
されている。本実施例では、表面層2の厚さは5mm、
裏面層3の厚さは35mmである。このように、表面層
2と裏面層3の2層で牛床マット1を構成することによ
り、牛床マット1に、表面層2と裏面層3とがそれぞれ
有する、異なる2つの性質を備えさせることができる。
例えば、表面層2には、乳牛の脚による踏接に充分耐え
る強度を備えさせ、裏面層3には、脚の踏接による脚の
受ける衝撃を和らげる性質を備えさせる等である。この
場合、裏面層3の方が、表面層2よりも厚く形成されて
いるので、裏面層3の性質を十分発揮させることができ
る。
【0021】この牛床マットの表面層2は、ゴム製で乳
牛の脚による踏接に充分耐える強度を有している。ま
た、この表面層2の表面は、T字形に仕切られ、前脚エ
リア11、左後脚エリア12、および、右後脚エリア1
3に分割されている。これらのエリアは、それぞれ、乳
牛の両前脚、左後脚、および、右後脚がそれぞれ踏接す
るエリアである。これらのエリアの大きさは、前脚エリ
ア11が、縦800mm(図1のc)、横1200mm
(図1のb)、左後脚エリア12及び右後脚エリア13
が、縦1000mm(図1のd)、横600mm(図1
のe)である。牛舎内では、この牛床マット1を、その
前脚エリア11が乳牛の頭部側になるように牛床に敷い
て使用する。
【0022】この前脚エリア11、左後脚エリア12、
および、右後脚エリア13には、それぞれ、乳牛の前脚
の前後方向への滑りを規制する前部滑り規制面、左後脚
の斜め左後方向への滑りを規制する左後部滑り規制面、
及び、右後脚の斜め右後方向への滑りを規制する右後部
滑り規制面が設けられている。これらの各滑り規制面の
構成には、平行に並設した高さが2mmの複数の突条2
1を用いており、前部滑り規制面には、乳牛の前後方
向、即ち、長方形の牛床マット1の長手方向と直交する
突条21を並設し、左後部滑り規制面には、上記長手方
向と右下がりに傾斜して交差する突条21を並設し、そ
して右後部滑り規制面には、上記長手方向と左下がりに
傾斜して交差する突条21を並設している。そして、こ
れらの突条21と上記長手方向とが成す角度を、45°
としている。
【0023】この牛床マット1の裏面層3は、使用済み
のゴムタイヤを3〜7mmのチップ状に粉砕したサイズ
の異なるゴムチップを調合、加圧して形成されている。
その硬度は、概ね、40から60であるが、第1実施例
の牛床マット1では、部位によってことなる硬度として
いる。即ち、前脚エリアと対応した裏面層の部分が、左
後脚エリア12及び右後脚エリア13と対応した裏面層
の部分よりも、柔らかい状態に成るようにしている。具
体的には、前脚エリアは硬度45前後とし、左後脚エリ
ア12及び右後脚エリア13は硬度55前後としてい
る。この硬度の調節は、サイズの異なるゴムチップの組
み合わせや加圧力を調整することにより行なうことがで
きる。また、この裏面層3の表面には、直径が50mm
の半球状の凹部22が設けられている。
【0024】前述したように、乳牛の行動態様として、
乳牛の体重配分及び骨格の構造上、歩行時では、前脚は
進行方向に対し、前方斜め外側方向に滑りやすく、後脚
は進行方向に対し、前後に滑りやすくなっている。これ
に対して、歩行を行なわず、単に座臥状態から起立動作
をする場合は、前脚に体重をかけ、後脚で立ち上がる
際、前脚は前後方向に滑りやすく、後脚は後方斜め外側
方向に滑りやすい。この点、第1実施例の牛床マット1
には、上述したように、平行に並設した高さが2mmの
複数の突条21を用いて、前脚エリア11、左後脚エリ
ア12、および、右後脚エリア13に、それぞれ、乳牛
の前脚の前後方向への滑りを規制する前部滑り規制面、
左後脚の斜め左後方向への滑りを規制する左後部滑り規
制面、及び、右後脚の斜め右後方向への滑りを規制する
右後部滑り規制面を設けている。そこで、この牛床マッ
ト1を牛床に用いることにより、乳牛が座臥状態から起
立動作をする場合に、前脚や後脚が滑るのを防止でき
る。従って、前脚や後脚が滑ることから生じる前述した
乳牛に関する弊害を防止することができる。また、マッ
ト表面に、溝条ではなく突条が設けられており、溝条に
ゴミが溜まって取り除きにくい等の不便さが生じること
もなく、牛床マット1の表面の清掃が容易となるメリッ
トもある。
【0025】また、前述したように、乳牛の行動態様と
して、乳牛が座臥から起立する際には、後脚より前脚に
強い力が加わることや、起立から座臥する際には、前脚
の膝に後脚よりも強い力が加わる。そこで、このような
状況に対処するために、第1実施例の牛床マット1で
は、牛床マット1の前脚エリアと対応した裏面層3の部
分が、左後脚エリア12及び右後脚エリア13と対応し
た裏面層3の部分よりも、柔らかい状態で形成されてい
る。即ち、前脚が踏接する前脚エリア11が、後脚が踏
接する左後脚エリア12及び右後脚エリア13よりも柔
らかい状態であり、裏面層3の表面には、半球状の凹部
22が設けられていることと相俟って、牛床マット1を
用いることにより、乳牛の脚に加わる衝撃を、的確に和
らげることができる。また、裏面層3の表面に設けられ
た半球状の凹部22により、牛床マット1をコンクリー
ト製等の牛床に敷いて使用する際等に、牛床マット1が
牛床上で滑るのを防止することができる。
【0026】上記の第1実施例の牛床マット1では、左
後脚エリア12に設けられた左後部滑り規制面に、上記
長手方向と右下がりに傾斜して交差する突条21を並設
し、右後脚エリア13に設けられた右後部滑り規制面
に、上記長手方向と左下がりに傾斜して交差する突条2
1を並設しているが、図4に示した第2実施例の牛床マ
ットのように、左後脚エリア12及び右後脚エリア13
に設けられた左後部滑り規制面及び右後部滑り規滑り規
制面制面に、上記長手方向と平行な突条21を並設する
ようにしてもよい。
【0027】また、上記の第1実施例の牛床マット1で
は、牛床マット1の表面をT字形に仕切っているが、こ
れには限られず、Y字形等、牛の両前脚、左後脚、およ
び、右後脚がそれぞれ踏接するエリアである、前脚エリ
ア11、左後脚エリア12、および、右後脚エリア13
に分割できる形状であれば、いかなるものでもよい。ま
た、左後部滑り規制面及び右後部滑り規制面に用いられ
る突条21と長方形の牛床マット1の長手方向とが成す
角度を、45°としているが、他の角度でもよい。
【0028】図5は、第3実施例の牛床マットの平面図
である。この牛床マットは、図1の第1実施例の牛床マ
ットとほとんど同じであり、異なるのは、前脚エリア1
1の左右両端に、万一のための付加的な滑り防止エリア
を設けた点である。即ち、前脚エリア11の左端部14
に、乳牛の左前脚の左外側方向への滑り、または、斜め
左前方向への滑りを規制する左端前部滑り規制面を設
け、前脚エリア11の右端部15に、乳牛の右前脚の右
外側方向への滑り、または、斜め右前方向への滑りを規
制する右端前部滑り規制面を設けている。これらの前脚
エリア11の左端部14及び右端部15のエリアの大き
さは、縦800mm(図5のc)、横150mm(図5
のf)である。また、これらの左端前部滑り規制面や右
端前部滑り規制面の構成には、上述した平行に並設した
高さが2mmの複数の突条21を用いており、左端前部
滑り規制面には、長方形の牛床マット1の長手方向と左
下がりに傾斜して交差する突条21を並設し、右端前部
滑り規制面には、上記長手方向と右下がりに傾斜して交
差する突条21を並設している。そして、これらの突条
21と上記長手方向とが成す角度を、45°としてい
る。
【0029】この第3実施例の牛床マットでは、前脚エ
リア11の左端部14に、乳牛の左前脚の左外側方向へ
の滑り、または、斜め左前方向への滑りを規制する左端
前部滑り規制面を設け、前脚エリア11の右端部15
に、乳牛の右前脚の右外側方向への滑り、または、斜め
右前方向への滑りを規制する右端前部滑り規制面を設け
ている。そこで、座臥状態から起立動作をして起立状態
になった後、前後に多少の歩行を行なう際、前述したよ
うに、歩行時では、前脚は進行方向に対し、前方斜め外
側方向に滑りやすいが、これを防止することができる。
【0030】また第3実施例の牛床マットの、左端前部
滑り規制面と右端前部滑り規制面に、上記長手方向と平
行な突条を並設するようにしてもよい。このようにした
第4実施例の牛床マットの平面図を図6に示す。
【0031】図7及び図8は、第5実施例及び第6実施
例の牛床マットの平面図である。これらは、第2実施例
の牛床マットをベースにして、第3実施例または第4実
施例で用いられている左端前部滑り規制面と右端前部滑
り規制面を設けたものである。
【0032】図9は、第7実施例の牛床マットの平面図
である。また、図10はそのI−I断面図、図11はそ
のII−II断面図、そして図12はそのIII−III断面図で
ある。この牛床マットは、第1実施例の牛床マットにお
いて、その表面が、図10に示すように、前後方向に、
その前端が後端よりも高くなるように傾斜している。即
ち、牛床マット1の表面を、前脚の踏接するエリアが後
脚の踏接するエリアよりも高くなるように傾斜させてい
る。この傾斜は、実施状況から1.8%〜2.0%が好都合の
ようである。また、この牛床マットでは、乳牛が、上述
の各規制面において、座臥あるいは横臥に使用する座臥
・横臥エリア31(図9の点線の内側)と、それ以外の
エリアである座臥あるいは横臥に使用しない周辺エリア
(図9の点線の外側)とで、牛床マットの表面に並設さ
れている突条の高さを異ならせている。即ち、周辺エリ
アの突条21aの高さは、座臥・横臥エリア31の突条
21bの高さよりも高く形成されており、この高さは、
周辺エリアの溝条21aで10mm、座臥・横臥エリア
31の溝条21bで5mmである。図11及び図12
は、この様子を示したものである。
【0033】この牛床マットでは、上述したように、そ
の表面を、前脚の踏接するエリアが後脚の踏接するエリ
アよりも高くなるように傾斜させている。従って、乳牛
の座臥や横臥の状態から起立する際の負担を減少させる
ことができ、乳牛の座臥や横臥の状態から起立する際の
ストレスを解消させることができる。また、乳牛が本能
的に有している横臥の際の頭部位置を高くできる姿勢
を、とりやすいようにさせることができ、乳牛のストレ
ス解消を図ることができる。また、この牛床マットで
は、その表面に設けられた突条21は、座臥あるいは横
臥に使用される座臥・横臥エリア31の突条21bの高
さが、座臥・横臥エリア31以外の、座臥あるいは横臥
に使用されないエリアである周辺エリアの突条21aの
高さよりも低くなるように形成されている。逆にいえ
ば、周辺エリアの突条21aの高さが、座臥・横臥エリ
ア31の突条21bの高さよりも高くなるように形成さ
れている。従って、座臥・横臥エリア31の突条21b
の高さが低いことから、乳牛の体を圧迫して、ストレス
の原因となるうっ血状態となることを防ぐことができ
る。また、乳牛が座臥状態から起立動作をする場合に、
前脚または後脚が滑り出して、座臥・横臥エリア31を
外れて周辺エリアへ至ったときは、そのエリアでは、突
条21aの高さが座臥・横臥エリア31よりも高いの
で、大きな滑り防止効果があり、前脚または後脚の滑り
を確実に食い止めることができる。従って、前脚または
後脚が滑ることから生じる前述した乳牛に関する弊害を
防止することができる。
【0034】図13は、第8実施例の牛床マットの平面
図である。また、図14はそのIV−IV断面図である。こ
の牛床マットは、第7実施例の牛床マット1の前端縁に
沿って、マットの表面上に、堤状の前脚保護部41を定
着したものであり、この前脚保護部41を取付けた以外
は、第7実施例の牛床マット1と全く同じである。前脚
保護部41は横断面が扇形の、ゴム製の柱状であり、ゴ
ム製の柱状の曲面部分がこの牛床マット1を占有する乳
牛の方を向くように、牛床マット1の前端縁に沿って定
着されている。前脚保護部41に用いられるゴムは、上
述したゴムの中で、柔らかいゴムが用いられる。この前
脚保護部41は、その底面に突き刺した取付ピン42
を、牛床マット1の前端縁に沿ってその表面に設けられ
た取付穴に差し込んで固定されている。このようにする
ことにより、前脚保護部41を着脱自在とすることがで
き、牛床マット1の使用される環境に合わせて柔軟に対
応することができる。
【0035】前述したように、牛舎の構造上、えさが載
置されるえさ置き場と牛床との間に、牛床の方が低い段
差が存在するケースが多く、乳牛がえさを食べる際に、
前脚をこの段差にぶつけて傷めることが多く発生してい
る。そこで、上記の牛床マット1を牛床に用いることに
より、乳牛が段差に前脚をぶつける前に、前脚保護部4
1にぶつけるが、この前脚保護部41は柔らかいゴム製
であるので、前脚を傷めることはない。従って、乳牛が
えさを食べる際に、えさ置き場と牛床との間の段差に前
脚をぶつけることを防止することができる。
【0036】第8実施例の牛床マットでは、前脚保護部
の形状は横断面が扇形であるが、これには限られず、乳
牛が、えさ置き場と牛床との間の段差に前脚をぶつける
ことを防止できる形状のものであれば、いかなる形状で
もよい。また、この牛床マットでは、前脚保護部を着脱
自在としているが、前脚保護部を固着して牛床マットと
不可分一体としてもよい。
【0037】上記の第7実施例の牛床マットでは、(A)
溝条を用いて形成された滑り規制面において、周辺エリ
アの溝条の深さが、周辺エリア以外のエリアの溝条の深
さよりも深くした構造、(B)マットの表面を、前後方向
に、マットの前端が後端よりも高くなるように傾斜させ
た平面とした構造、また、上記の第8実施例の牛床マッ
トでは、上記(A)、(B)に加えて、(C)マットの前端縁
に沿って、マットの表面上に、堤状の前脚保護部を定着
した構造、のいずれも備えている。しかし、このように
上記の構成要素を、必ずしも全て使用する必要はなく、
牛床マットが使用される環境に合わせて、これらの構造
を選択して牛床マットを製作するようにしてもよい。
【0038】上記の各実施例の牛床マットでは、マット
形状が長方形であるが、これには限られず、楕円形等、
乳牛1頭が起立、座臥あるいは横臥するのに必要な広さ
を有する形状であれば、いかなる形状でもよい。また、
前端縁が直線でない場合に、前脚保護部を用いる場合
は、前脚保護部の形状を前端縁の形状に適合するように
すればよい。また、滑り規制面の形成に、平行に並設し
た複数の突条を用いているが、突条に代えて溝条であっ
てもよく、あるいは、滑り止め効果を有するものであれ
ば、いかなるものでもよい。
【0039】上記の説明では、牛床マットを使用する牛
としては、乳牛を対象として説明したが、これに限られ
ず、肉牛等、家畜として飼育される牛であれば、いかな
る種類のものでも対象とすることができる。また、使用
環境によっては、多の家畜に用いるようにしてもよい。
【0040】
【発明の効果】請求項1、2または3記載の牛床マット
によれば、前脚エリア、左後脚エリア、および、右後脚
エリアに、それぞれ、乳牛の前脚の前後方向への滑りを
規制する前部滑り規制面、左後脚の斜め左後方向への滑
りを規制する左後部滑り規制面、及び、右後脚の斜め右
後方向への滑りを規制する右後部滑り規制面を設けてい
るので、乳牛が座臥状態から起立動作をする場合に、前
脚や後脚が滑るのを防止できる。従って、前脚や後脚が
滑ることから生じる乳牛に関する各種弊害を防止するこ
とができる。
【0041】請求項4、5、6または7記載の牛床マッ
トによれば、前脚エリアの左端部に、乳牛の左前脚の左
外側方向への滑り、または、斜め左前方向への滑りを規
制する左端前部滑り規制面を設け、前脚エリアの右端部
に、乳牛の右前脚の右外側方向への滑り、または、斜め
右前方向への滑りを規制する右端前部滑り規制面を設け
ているので、座臥状態から起立動作をして起立状態にな
った後、前後に多少の歩行を行う際、前述したように、
歩行時では、前脚は進行方向に対し、前方斜め外側方向
に滑りやすいことから、これを防止することができる。
【0042】請求項8記載の牛床マットによれば、牛床
マットが表面層と裏面層の2層で構成されているので、
表面層と裏面層とがそれぞれ有する、異なる2つの性質
を備えさせることができる。
【0043】請求項9記載の牛床マットによれば、前脚
が踏接する前脚エリアが、後脚が踏接する左後脚エリア
及び右後脚エリアよりも柔らかい状態であり、乳牛の脚
に加わる衝撃を的確に和らげることができる。
【0044】請求項10記載の牛床マットによれば、牛
床マットをコンクリート製等の牛床に敷いて使用する際
等に、牛床マットが牛床上で滑るのを防止することがで
きる。
【0045】請求項11記載の牛床マットによれば、マ
ットの表面エリアで、座臥あるいは横臥に使用されない
周辺エリアの滑り規制面の滑り規制の程度を、周辺エリ
ア以外のエリアより強くしている。従って、牛が座臥状
態から起立動作をする際の後脚の滑りを、確実に食い止
めることができので、後脚が滑ることから生じる前述し
た乳牛に関する弊害を防止することができる。
【0046】請求項12または13記載の牛床マットに
よれば、マットの表面エリアで、座臥あるいは横臥に使
用されない周辺エリアに設けられた突条の高さ、また
は、溝条の深さが、周辺エリア以外のエリアより高く、
または、深くしている。従って、牛が座臥状態から起立
動作をする際の後脚の滑りを、確実に食い止めることが
できるとともに、牛が座臥時に、体を圧迫してストレス
の原因となるうっ血状態となることを防ぐことができ
る。
【0047】請求項14記載の牛床マットによれば、前
後方向に、牛床マットの表面がその前端が後端よりも高
くなるように傾斜している。従って、乳牛が、座臥や横
臥の状態から起立する際の負担を減少させることがで
き、座臥や横臥の状態から起立する際のストレスを解消
することができる。また、乳牛が本能的に有している横
臥の際の頭部位置を高くできる姿勢を、とりやすいよう
にさせることができ、乳牛のストレス解消を図ることが
できる。
【0048】請求項15記載の牛床マットによれば、マ
ットの前端縁に沿って、マットの表面上に、堤状の前脚
保護部を定着しているので、乳牛がえさを食べる際に、
えさ置き場と牛床との間の段差に前脚をぶつけることを
防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施例の牛床マットの平面図。
【図2】第1実施例の牛床マットの背面図。
【図3】図1の中央部分の断面斜視図。
【図4】第2実施例の牛床マットの平面図。
【図5】第3実施例の牛床マットの平面図。
【図6】第4実施例の牛床マットの平面図。
【図7】第5実施例の牛床マットの平面図。
【図8】第6実施例の牛床マットの平面図。
【図9】第7実施例の牛床マットの平面図。
【図10】図9のI−I断面図。
【図11】図9のII−II断面図。
【図12】図9のIII−III断面図。
【図13】第8実施例の牛床マットの平面図。
【図14】図13のIV−IV断面図。
【符号の説明】
1 牛床マット 2 表面層 3 裏面層 11 前脚エリア 12 左後脚エリア 13 右後脚エリア 14 前脚エリアの左端部 15 前脚エリアの右端部 21 突条 21a 深い突条 21b 浅い突条 22 凹部 31 座臥・横臥エリア 41 前脚保護部 42 取付ピン

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 牛1頭が起立、座臥あるいは横臥するの
    に必要な広さを有するマットの表面を、前記牛の両前
    脚、左後脚、および、右後脚がそれぞれ踏接するエリア
    である、前脚エリア、左後脚エリア、および、右後脚エ
    リアに分割するとともに、 前記前脚エリアに、前記前脚の前後方向への滑りを規制
    する前部滑り規制面を設け、前記左後脚エリアに、前記
    左後脚の斜め左後方向への滑りを規制する左後部滑り規
    制面を設け、前記右後脚エリアに、前記右後脚の斜め右
    後方向への滑りを規制する右後部滑り規制面を設けたこ
    とを特徴とする牛床マット。
  2. 【請求項2】 前記前後方向と直交する突条または溝条
    を並設して前記前部滑り規制面を形成し、前記前後方向
    と右下がりに傾斜して交差する突条または溝条を並設し
    て前記左後部滑り規制面を形成し、前記前後方向と左下
    がりに傾斜して交差する突条または溝条を並設して前記
    右後部滑り規制面を形成した請求項1記載の牛床マッ
    ト。
  3. 【請求項3】 前記マットの形状を長方形とするととも
    に、前記マットの表面をT字形で仕切って、前記前脚エ
    リア、前記左後脚エリア、および、前記右後脚エリアを
    設けた請求項1または2記載の牛床マット。
  4. 【請求項4】 前記前脚エリアの左端部に、前記牛の左
    前脚の左外側方向への滑り、または、斜め左前方向への
    滑りを規制する左端前部滑り規制面を設け、前記前脚エ
    リアの右端部に、前記牛の右前脚の右外側方向への滑
    り、または、斜め右前方向への滑りを規制する右端前部
    滑り規制面を設けた請求項1または2記載の牛床マッ
    ト。
  5. 【請求項5】 前記前後方向と左下がりに傾斜して交差
    する突条または溝条を並設して前記左端前部滑り規制面
    を形成し、前記前後方向と右下がりに傾斜して交差する
    突条または溝条を並設して前記右端前部滑り規制面を形
    成した請求項4記載の牛床マット。
  6. 【請求項6】 前記前後方向と平行な突条または溝条を
    並設して前記左端前部滑り規制面及び前記右端前部滑り
    規制面を形成した請求項4記載の牛床マット。
  7. 【請求項7】 前記マットの形状を長方形とするととも
    に、前記マットの表面をT字形で仕切って、前記前脚エ
    リア、前記左後脚エリア、および、前記右後脚エリアを
    設け、 さらに、前記前後方向と平行な2本の線で前記前脚エリ
    アを仕切って形成される左端エリアに前記左端部を、ま
    た、右端エリアに前記右端部を設けた請求項4から6の
    いずれか1項に記載の牛床マット。
  8. 【請求項8】 前記マットを表面層と裏面層の2層で構
    成した請求項1から7のいずれか1項に記載の牛床マッ
    ト。
  9. 【請求項9】 前記前脚エリアと対応した前記裏面層の
    部分が、前記左後脚エリア及び前記右後脚エリアと対応
    した前記裏面層の部分よりも、柔らかい状態とした請求
    項8記載の牛床マット。
  10. 【請求項10】 前記裏面層の表面に凹部を並設した請
    求項8または9記載の牛床マット。
  11. 【請求項11】 前記マットの前記表面で、前記座臥あ
    るいは前記横臥に使用されない周辺部分の前記各滑り規
    制面の滑り規制の程度を、前記周辺部分以外の部分より
    強くした請求項1から10のいずれか1項に記載の牛床
    マット。
  12. 【請求項12】 前記突条を用いて形成された前記各滑
    り規制面において、前記周辺部分の前記突条の高さが、
    前記周辺部分以外の部分の前記突条の高さよりも高くし
    た請求項11記載の牛床マット。
  13. 【請求項13】 前記溝条を用いて形成された前記各滑
    り規制面において、前記周辺部分の前記溝条の深さが、
    前記周辺部分以外の部分の前記溝条の深さよりも深くし
    た請求項11記載の牛床マット。
  14. 【請求項14】 前記マットの前記表面を、前記前後方
    向に、前記マットの前端が後端よりも高くなるように傾
    斜させた平面とした請求項1から13のいずれか1項に
    記載の牛床マット。
  15. 【請求項15】 前記マットの前端縁に沿って、前記マ
    ットの前記表面上に、堤状の前脚保護部を定着した請求
    項1から14のいずれか1項に記載の牛床マット。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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