JP2003110840A

JP2003110840A - 画像処理装置およびその方法

Info

Publication number: JP2003110840A
Application number: JP2001301214A
Authority: JP
Inventors: Minoru Kusakabe; 稔日下部; Kiyoshi Umeda; 清梅田; Nobutaka Miyake; 信孝三宅
Original assignee: Canon Inc
Current assignee: Canon Inc
Priority date: 2001-09-28
Filing date: 2001-09-28
Publication date: 2003-04-11

Abstract

(57)【要約】【課題】画像形成に利用されたプリンタによって画像
形成色が異なる場合がある。また、スキャナも温度、湿
度などの条件によって読取結果が異なる場合がある。そ
のため、色を正確に分解できず、画像に埋め込まれた情
報の抽出および解読処理に悪影響を及ぼす。【解決手段】画像の形成色情報を取得し(S400)、取得
された形成色情報に基づき、画像の読取条件を設定し(S
401)、設定された読取条件に基づき、原稿から画像を読
み取る(S402)。そして、画像を読み取って得られる画像
情報から、画像に埋め込まれた情報を抽出する(S403)。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【発明の属する技術分野】本発明は画像処理装置および
その方法に関し、例えば、画像に埋め込まれた情報の抽
出処理に関する。

【０００２】

【従来の技術】画像情報とは異なる情報が埋め込まれた
画像から、埋め込まれた情報を抽出する場合がある。例
えば、インクやトナーによって印刷された画像に、情報
が埋め込まれている場合、スキャナを利用して光学的に
画像を読み込んだ後、埋め込まれた情報を解読する機器
が使用される。その際、画像形成時の画像形成方法が不
明であることが多いので、画像読取時の色成分（例えば
RGB）が、画像形成色（例えばCMY）と補色関係にあると
仮定して色分解を行い、解読処理が行われる。

【０００３】

【発明が解決しようとする課題】画像形成に利用された
機器などによって画像形成色が異なる場合がある。ま
た、画像読取装置も温度、湿度などの条件によって読取
結果が異なる場合がある。そのため、色を正確に分解で
きず、画像に埋め込まれた情報の抽出および解読処理に
悪影響を及ぼす可能性がある。

【０００４】本発明は、上述の問題を個々にまたはまと
めて解決するためのもので、画像に埋め込まれた情報の
抽出精度を向上させることを目的とする。

【０００５】

【課題を解決するための手段】本発明は、前記の目的を
達成する一手段として、以下の構成を備える。

【０００６】本発明にかかる画像処理装置は、画像の形
成色情報を取得する取得手段と、取得された形成色情報
に基づき、画像の読取条件を設定する設定手段と、設定
された読取条件に基づき、原稿から前記画像を読み取る
読取手段と、前記画像を読み取って得られる画像情報か
ら、前記画像に埋め込まれた情報を抽出する抽出手段と
を有することを特徴とする。

【０００７】また、画像の形成色情報を取得する取得手
段と、取得された形成色情報に基づき、画像の変換条件
を設定する設定手段と、設定された変換条件に基づき、
前記画像を変換する変換手段と、前記画像を変換して得
られる画像情報から、前記画像に埋め込まれた情報を抽
出する抽出手段とを有することを特徴とする。

【０００８】本発明にかかる画像処理方法は、画像の形
成色情報を取得し、取得された形成色情報に基づき、画
像の読取条件の設定し、設定された読取条件に基づき、
原稿から前記画像を読み取り、前記画像を読み取って得
られる画像情報から、前記画像に埋め込まれた情報を抽
出することを特徴とする。

【０００９】また、画像の形成色情報を取得し、取得さ
れた形成色情報に基づき、画像の変換条件を設定し、設
定された変換条件に基づき、前記画像を変換し、前記画
像を変換して得られる画像情報から、前記画像に埋め込
まれた情報を抽出することを特徴とする。

【００１０】

【発明の実施の形態】以下、本発明にかかる一実施形態
の画像処理装置を図面を参照して詳細に説明する。

【００１１】

【第1実施形態】［構成］図1は実施形態の画像処理が実
行されるコンピュータ環境の一例を示すブロック図であ
る。

【００１２】情報抽出処理などを行うコンピュータ100
は、ユーザの指示入力を受け付ける入力装置101に接続
され、ユーザに対して動作（処理）状況や動作（処理）
結果などを表示する表示装置102にも接続されている。
さらに、コンピュータ100は、画像を読み取るスキャナ
やディジタルカメラなどの画像読取装置103にも接続さ
れている。なお、これら入力装置101、表示装置102およ
び画像読取装置103（これらを総称して「周辺デバイ
ス」と呼ぶ）は、個々に分離されて有線通信、無線通信
または赤外線通信などを介してコンピュータ100に接続
されるデバイスに限らず、コンピュータ100とともに一
つの装置を構成してもよい。

【００１３】図2はコンピュータ100の構成例を示すブロ
ック図である。

【００１４】演算処理を行うCPU200は、RAM201およびRO
M202にアクセスして情報や動作（処理）が記述されたデ
ータやプログラムを読み込み、あるいは、データを書き
込み、所定の処理を実行するが、その際、I/Oポート203
を介して接続される周辺デバイスと通信しながら処理を
進める。なお、図2に示す構成は、通常はコンピュータ1
00に存在するが、画像読取装置103を別装置とする場合
は、画像読取装置103に図2に示す構成をもたせ、実施形
態の動作（処理）の一部を実行させることもできる。

【００１５】図3は実施形態の主要な処理を示す機能ブ
ロック図である。

【００１６】色情報取得部301は、入力端子300を介し
て、画像情報を表す色情報を取得する。画像読取条件変
更部302は、取得された色情報に基づき、画像読取条件
を変更する。画像読取部304は、画像読取条件の変更結
果に応じて、入力端子303を介して画像を読み取る。情
報抽出部305は、画像読取部304によって読み取られた画
像情報に埋め込まれた情報を抽出し、抽出した情報を出
力端子306に出力する。

【００１７】［処理手順］図4は、図3に示す機能ブロッ
クの動作（処理）例を示すフローチャートである。

【００１８】図3に示す機能ブロックの動作が開始され
ると、色情報が取得され(S400)、取得された色情報に基
づき、画像読取条件が設定（必要ならば変更）される(S
401)。そして、設定された画像読取条件に基づき画像の
読み取りが行われ(S402)、読み取られた画像から埋め込
まれた情報が抽出される(S403)。

【００１９】ステップS402における画像の読み取りにお
いて、画像形成色に分解された画像情報が読み取られる
ことが望ましい。そのため、ステップS401では取得され
る色情報を利用して、画像の読み取り結果が画像形成色
に近い色に分解されるように画像読取条件が設定（変
更）される。また、情報の埋め込みが、画像形成色とは
異なる色成分に対して行われている場合を考慮して、ス
テップS400で色情報として情報を埋め込んだ色成分に関
する情報を取得し、ステップS401で情報を埋め込んだ色
成分に近い色に分解するようにすることも効果的であ
る。

【００２０】［色情報］図5Aから図5DはステップS400で
取得される色情報を、読み取り対象の画像に付加する方
法を説明する図で、符号500は情報が埋め込まれた画像
を、符号501は色情報をそれぞれ示す。

【００２１】図5Aは、色情報501を画像500の外側（余
白）に配置する例である。

【００２２】図5Bは、色情報501を画像501内に配置する
例である。図5Bの例は、画像501の外側（余白）が使用
できない場合などに適している。画像500と色情報501が
容易に分離可能な場合は、画像500と色情報501とを単に
重ね合わせでもよいが、分離が困難な場合は、予め定め
られた画像500の一部（例えば、左上角の所定面積）を
削り、その画像削除領域に色情報501を配置すればよ
い。

【００２３】図5Cは、画像500の周囲に枠状の色情報501
を配置する例である。図5Cの場合、枠を工夫すること
で、図5Aや図5Bの方法に比べて、画像の見栄えを損うこ
となく、色情報501を配置することが可能になる。

【００２４】図5Dは、画像500に埋め込まれた情報の一
部に色情報を含める例である。図5Dの場合、情報は予め
定められた領域504に埋め込まれる。従って、領域504を
読み取ることで色情報を取得することができる。ただ
し、領域504を読み取る際は、色情報が取得されていな
いため、誤認識が発生する可能性が高くなる。そこで、
埋め込む情報に冗長性をもたせる、あるいは、解読が容
易になるように埋込処理を変更するなど処置を行うこと
が望ましい。

【００２５】色情報501の表現方法としては、例えば図6
Aに示すような、ドットコードなどによってビット情報
を表す方法が挙げられる。ドットコードを利用する方法
は、色情報に関する情報の数値表現が可能になるばかり
ではなく、関数式を表現することも可能である。さら
に、画像形成に使用した装置、あるいは、アプリケーシ
ョンソフトを識別するための情報を付加することも可能
になる。

【００２６】色情報501の表現方法として、図6Bに示す
ような、画像形成色（単色）のカラーパレットを、画像
形成色ごとに作成する方法も効果的である。時間経過な
どにより退色して画像の色が褪せる場合があるが、この
ような場合も、カラーパレットを読み取ることで、画像
形成色の現在の状態（退色後の色）を知ることが可能に
なる。そのため、退色が発生している場合は、例えばコ
ントラストを上げて画像を読み取るといった画像読取条
件の設定（変更）が可能になる。さらに、時間経過など
により色バランスが変化する可能性があるが、この場合
もカラーパレットを読み取ることで、現在の色バランス
を知ることが可能になり、高精度な色分解が実現され
る。

【００２７】［色情報の他の取得方法］図7は色情報の
他の取得方法を説明する図である。

【００２８】埋め込まれた情報を解読しようとする操作
者が、何らかの方法で色情報を知り得る場合、図5Aから
図5Dに示すような色情報501は不要である。その場合
は、図7に示すような色情報入力画面600を表示装置102
に表示し、操作者に色情報の入力を促す。そして、操作
者による入力から色情報を取得することができる。

【００２９】色情報入力画面600の入力枠601は、画像読
取装置103によって得られる画像情報の構成色を入力す
る枠、入力枠602は、画像読取装置103によって読み取ら
れる画像の構成色を入力する枠である。なお、入力枠60
1または602に入力すべき構成色が既知の場合は入力枠60
1または602はとくに設ける必要はない。

【００３０】色情報入力画面600の領域603〜606は、読
み取られる画像の色成分それぞれに関する情報を入力す
る領域である。領域603を代表として説明すれば、枠607
〜609は、読み取られる画像のシアン(C)色成分とシアン
色成分に対応する画像読取装置103の色成分（R、Gおよ
びB）との対応関係（図7では百分率）を入力する枠であ
る。つまり、操作者は、解読対象の画像を形成した画像
形成装置のシアン、マゼンタ、イエローおよびブラック
の各色成分が、画像読取装置103によってどのような色
成分の組み合わせとして読み取られるかを入力する。

【００３１】図7に示すように、解読処理の操作者によ
る色情報の入力を可能にすることで、読み取られる画像
に色情報501などの余分な情報を付加する必要がなくな
り、画像500を画質劣化させることがなくなる。

【００３２】［画像読取装置］図8Aは画像読取装置103
の構成例を示すブロック図である。

【００３３】解読対象の画像が記録された紙などの記録
媒体700は、光透過性を有する原稿台701に載置される。
画像読取時に三原色の光を順次発生する光源702〜704か
ら出力された光は、記録媒体700によって反射され、受
光素子705に受光される。受光素子705から出力される電
気信号は、増幅器706によって増幅され、アナログーディ
ジタル変換器(A/D)707によってディジタルデータに変換
され、画像情報としてメモリ708に格納される。そし
て、メモリ708に格納された画像情報は、入出力ポート
(I/O)709を介して、コンピュータ100に送信される。

【００３４】図8Bは画像読取装置103の他の構成例を示
すブロック図である。

【００３５】複数の波長成分を有する光を発生する光源
709から出力された光は、記録媒体700によって反射さ
れ、光を波長ごとに分離する色フィルタ710に入射され
る。色フィルタ710は、特定波長付近の波長を有する光
に対する透過性が高いフィルムなどから構成される。例
えば、RGBの各波長に対する透過性が高いフィルムを各
々受光素子711〜713の前面に配置することで、特定の色
成分を検出することが可能になる。なお、色フィルタ71
0としてプリズムを利用して、光を波長ごとに異なる経
路に導き、受光素子711〜713に到達するようにしてもよ
い。

【００３６】そして、受光素子711〜713から出力される
電気信号はそれぞれ、増幅器714〜716によって増幅さ
れ、アナログーディジタル変換器(A/D)707によってディ
ジタルデータに変換され、画像情報としてメモリ708に
格納される。そして、メモリ708に格納された画像情報
は、入出力ポート(I/O)709を介して、コンピュータ100
に送信される。

【００３７】また、図8Bに類似する画像読取装置103の
構成としてディジタルカメラなど挙げられる。ディジタ
ルカメラの場合、レンズ（および偏光板）は原稿台701
に、被写体は記録媒体700（ただしレンズ700と被写体70
1間には距離がある）に、太陽、蛍光灯またはストロボ
などが光源709に対応する。

【００３８】そして、ステップS401の処理として、画像
読取時の明るさを変更する場合は、光源の光出力、受光
素子の出力、または、レンズの絞りなどが変更される。
もし、色フィルタが変更可能な場合は、色フィルタを変
更することで受光素子が受ける光を調節して、画像読取
時の明るさを調節してもよい。

【００３９】また、ステップS401の処理として色バラン
スを変更する場合は、光源702〜704の光出力、または、
増幅器の増幅率などが変更される。勿論、色フィルタが
変更可能な場合は、色フィルタを変更することで色バラ
ンスを調整してもよい。また、プリズムが使用されてい
る場合は、プリズムと受光素子との位置関係を変更する
ことで、受光素子が受ける光を調節して色バランスを変
更することもできる。

【００４０】

【第2実施形態】以下、本発明にかかる第2実施形態の画
像処理装置を説明する。なお、本実施形態において、第
1実施形態と略同様の構成については、同一符号を付し
て、その詳細説明を省略する。

【００４１】図9は第2実施形態の主要な処理を示す機能
ブロック図である。

【００４２】変換条件設定部801は、画像読取部800によ
って読み取られた画像情報を変換する際の変換条件を設
定する。画像変換部802は、設定された変換条件に基づ
き、読み取られた画像情報を変換する。なお、読み取ら
れた画像情報に対する画像変換は、埋め込まれた情報の
抽出を容易にするためのものである。

【００４３】図10は、図9に示す機能ブロックの動作
（処理）例を示すフローチャートである。

【００４４】図9に示す機能ブロックの動作が開始され
ると、色情報が取得され(S400)、取得された色情報に基
づき、画像の変換条件が設定（必要ならば変更）される
(S900)。そして、所定の画像読取条件に基づき画像の読
み取りが行われ(S901)、設定された変換条件に基づき、
読み取られた画像が変換され(S902)、画像変換された画
像から埋め込まれた情報が抽出される(S403)。

【００４５】なお、ステップS400で取得される色情報は
第1実施形態と同様であり、色情報の表示方法や取得方
法に関しても第1実施形態で説明した方法と同様の方法
が利用可能である。また画像変換の処理としては、取得
した色情報に基づいて、第1実施形態で述べたような明
るさや色バランスを変更する処理が挙げられる。

【００４６】また、第2実施形態においては、第1実施形
態と異なり、画像読取装置103固有の項目に対する制御
は行わない。そのため、ステップS901における画像の読
み取りは、スキャナやデジタルカメラなどの撮像機器に
よる画像の読み取りに限らず、記憶装置に保存された画
像も読み取り（解読）対象になる。

【００４７】上述した各実施形態によれば、情報が埋め
込まれた画像から情報を抽出する際の画像読取時に画像
読取装置の画像読取条件、または、画像変換条件を、そ
の画像の形成色に応じて制御することで、画像形成色と
画像読取色とが異なる場合でも、より高精度に画像形成
色を分離することができる。その結果、画像に埋め込ま
れた情報を抽出する際、処理対象色以外の画像形成色成
分によって生じる、抽出処理を妨げるノイズを低減し
て、画像に埋め込まれた情報の抽出精度を高めることが
できる。

【００４８】また、第2実施形態によれば、画像読取装
置の画像読取条件を制御せずに、画像変換によって情報
の抽出精度を向上させるため、既に読み込まれた画像情
報、あるいは、電子データとして存在する画像に対して
も、情報の抽出精度を高めることが可能になる。

【００４９】

【他の実施形態】なお、本発明は、複数の機器（例えば
ホストコンピュータ、インタフェイス機器、リーダ、プ
リンタなど）から構成されるシステムに適用しても、一
つの機器からなる装置（例えば、複写機、ファクシミリ
装置など）に適用してもよい。

【００５０】また、本発明の目的は、前述した実施形態
の機能を実現するソフトウェアのプログラムコードを記
録した記憶媒体（または記録媒体）を、システムあるい
は装置に供給し、そのシステムあるいは装置のコンピュ
ータ（またはCPUやMPU）が記憶媒体に格納されたプログ
ラムコードを読み出し実行することによっても、達成さ
れることは言うまでもない。この場合、記憶媒体から読
み出されたプログラムコード自体が前述した実施形態の
機能を実現することになり、そのプログラムコードを記
憶した記憶媒体は本発明を構成することになる。また、
コンピュータが読み出したプログラムコードを実行する
ことにより、前述した実施形態の機能が実現されるだけ
でなく、そのプログラムコードの指示に基づき、コンピ
ュータ上で稼働しているオペレーティングシステム(OS)
などが実際の処理の一部または全部を行い、その処理に
よって前述した実施形態の機能が実現される場合も含ま
れることは言うまでもない。

【００５１】さらに、記憶媒体から読み出されたプログ
ラムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張カー
ドやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わ
るメモリに書込まれた後、そのプログラムコードの指示
に基づき、その機能拡張カードや機能拡張ユニットに備
わるCPUなどが実際の処理の一部または全部を行い、そ
の処理によって前述した実施形態の機能が実現される場
合も含まれることは言うまでもない。

【００５２】本発明を上記記憶媒体に適用する場合、そ
の記憶媒体には、先に説明したフローチャートに対応す
るプログラムコードが格納されることになる。

【００５３】

【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
画像に埋め込まれた情報の抽出精度を向上させることを
目的とする。

【図面の簡単な説明】

【図１】実施形態の画像処理が実行されるコンピュータ
環境の一例を示すブロック図、

【図２】コンピュータの構成例を示すブロック図、

【図３】実施形態の主要な処理を示す機能ブロック図、

【図４】図3に示す機能ブロックの動作（処理）例を示
すフローチャート、

【図５Ａ】ステップS400で取得される色情報を、読み取
り対象の画像に付加する方法を説明する図、

【図５Ｂ】ステップS400で取得される色情報を、読み取
り対象の画像に付加する方法を説明する図、

【図５Ｃ】ステップS400で取得される色情報を、読み取
り対象の画像に付加する方法を説明する図、

【図５Ｄ】ステップS400で取得される色情報を、読み取
り対象の画像に付加する方法を説明する図、

【図６Ａ】色情報を表す方法を説明する図、

【図６Ｂ】色情報を表す方法を説明する図、

【図７】色情報の他の取得方法を説明する図、

【図８Ａ】画像読取装置の構成例を示すブロック図、

【図８Ｂ】画像読取装置の他の構成例を示すブロック
図、

【図９】第2実施形態の主要な処理を示す機能ブロック
図、

【図１０】図9に示す機能ブロックの動作（処理）例を
示すフローチャートである。

───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.⁷ 識別記号ＦＩテーマコート゛(参考）Ｈ０４Ｎ 9/04 Ｈ０４Ｎ 1/46 Ｚ (72)発明者三宅信孝東京都大田区下丸子３丁目30番２号キヤノン株式会社内Ｆターム(参考） 5B057 AA11 BA02 CA01 CA08 CA12 CA16 CB18 CC01 CE08 CE17 CH08 5C065 BB30 BB48 CC08 EE03 HH04 5C076 AA14 AA26 BA06 5C077 LL19 MP08 PP23 PP32 PP33 PP37 PQ12 SS01 5C079 HB01 HB03 JA12 LA02 LA23 LA40 MA11 PA02

Claims

【特許請求の範囲】

【請求項１】画像の形成色情報を取得する取得手段
と、取得された形成色情報に基づき、画像の読取条件を設定
する設定手段と、設定された読取条件に基づき、原稿から前記画像を読み
取る読取手段と、前記画像を読み取って得られる画像情報から、前記画像
に埋め込まれた情報を抽出する抽出手段とを有すること
を特徴とする画像処理装置。
【請求項２】前記画像はカラー画像であり、前記形成
色情報は前記画像を形成した複数の色成分に関する情報
を含むことを特徴とする請求項1に記載された画像処理
装置。
【請求項３】前記形成色情報は、画像を形成する複数
の色成分中の特定の一色によって形成される単一色画像
を、前記複数の色成分の少なくとも一つ以上について形
成した画像から取得されることを特徴とする請求項1ま
たは請求項2に記載された画像処理装置。
【請求項４】前記単一色画像は、単一色のインクまた
はトナーによって形成されていることを特徴とする請求
項3に記載された画像処理装置。
【請求項５】前記色成分情報は、ドットコードから取
得されることを特徴とする請求項1または請求項2に記載
された画像処理装置。
【請求項６】前記色成分情報には、前記画像を形成し
た画像形成装置に関する情報が含まれることを特徴とす
る請求項1、請求項2または請求項5に記載された画像処
理装置。
【請求項７】前記画像は印刷物として供給されること
を特徴とする請求項1から請求項6の何れかに記載された
画像処理装置。
【請求項８】前記読取手段はスキャナであることを特
徴とする請求項1から請求項7の何れかに記載された画像
処理装置。
【請求項９】前記読取手段はディジタルカメラである
ことを特徴とする請求項1から請求項7の何れかに記載さ
れた画像処理装置。
【請求項１０】画像の形成色情報を取得し、取得された形成色情報に基づき、画像の読取条件を設定
し、設定された読取条件に基づき、原稿から前記画像を読み
取り、前記画像を読み取って得られる画像情報から、前記画像
に埋め込まれた情報を抽出することを特徴とする画像処
理方法。
【請求項１１】画像の形成色情報を取得する取得手段
と、取得された形成色情報に基づき、画像の変換条件を設定
する設定手段と、設定された変換条件に基づき、前記画像を変換する変換
手段と、前記画像を変換して得られる画像情報から、前記画像に
埋め込まれた情報を抽出する抽出手段とを有することを
特徴とする画像処理装置。
【請求項１２】さらに、原稿から前記画像を読み取る
読取手段を有することを特徴とする請求項11に記載され
た画像処理装置。
【請求項１３】前記画像はカラー画像であり、前記形
成色情報は前記画像を形成した複数の色成分に関する情
報を含むことを特徴とする請求項11または請求項12に記
載された画像処理装置。
【請求項１４】前記形成色情報は、前記画像を形成す
る複数の色成分中の特定の一色によって形成される単一
色画像を、前記複数の色成分の少なくとも一つ以上につ
いて形成した画像から取得されることを特徴とする請求
項11から請求項13の何れかに記載された画像処理装置。
【請求項１５】前記単一色画像は、単一色のインクま
たはトナーによって形成されていることを特徴とする請
求項14に記載された画像処理装置。
【請求項１６】前記色成分情報は、ドットコードから
取得されることを特徴とする請求項11から請求項13の何
れかに記載された画像処理装置。
【請求項１７】前記色成分情報には、前記画像を形成
した画像形成装置に関する情報が含まれることを特徴と
する請求項11から請求項13および請求項16の何れかに記
載された画像処理装置。
【請求項１８】前記画像は印刷物として供給されるこ
とを特徴とする請求項11から請求項17の何れかに記載さ
れた画像処理装置。
【請求項１９】前記読取手段はスキャナであることを
特徴とする請求項12から請求項18の何れかに記載された
画像処理装置。
【請求項２０】前記読取手段はディジタルカメラであ
ることを特徴とする請求項12から請求項18の何れかに記
載された画像処理装置。
【請求項２１】画像の形成色情報を取得し、取得された形成色情報に基づき、画像の変換条件を設定
し、設定された変換条件に基づき、前記画像を変換し、前記画像を変換して得られる画像情報から、前記画像に
埋め込まれた情報を抽出することを特徴とする画像処理
方法。
【請求項２２】画像処理装置を制御して、請求項10ま
たは請求項21に記載された画像処理を実行することを特
徴とするプログラム。
【請求項２３】請求項22に記載されたプログラムが記
録されたことを特徴とする記録媒体。