JP2003110670A - 携帯式通信機 - Google Patents

携帯式通信機

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JP2003110670A
JP2003110670A JP2001298700A JP2001298700A JP2003110670A JP 2003110670 A JP2003110670 A JP 2003110670A JP 2001298700 A JP2001298700 A JP 2001298700A JP 2001298700 A JP2001298700 A JP 2001298700A JP 2003110670 A JP2003110670 A JP 2003110670A
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Japan
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cabinet
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communication device
display device
display unit
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JP2001298700A
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English (en)
Inventor
Kazuhiro Suzumura
和弘 鈴村
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Sanyo Electric Co Ltd
Sanyo Telecommunications Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
Sanyo Telecommunications Co Ltd
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    • Y02DCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGIES [ICT], I.E. INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGIES AIMING AT THE REDUCTION OF THEIR OWN ENERGY USE
    • Y02D30/00Reducing energy consumption in communication networks
    • Y02D30/70Reducing energy consumption in communication networks in wireless communication networks

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  • Mobile Radio Communication Systems (AREA)
  • Telephone Function (AREA)
  • Telephone Set Structure (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】見る頻度の高い情報とその他の情報を分けて表
示し、通信機本体の消費電力を少なくするとともに、使
用者にとって使い勝手のよい通信機本体を提供する。 【解決手段】キャビネット2は、通話状態を示す表示部3
を設けている。表示部3は、大ディスプレイ30と小ディ
スプレイ31を具え、両ディスプレイ30、31は夫々別個の
駆動回路に繋がって、独立して駆動される。また、大デ
ィスプレイ30は、透明電極86と該透明電極86に載置され
るガラス基板87を具えている。ガラス基板87は透明電極
86よりも小さく形成され、透明電極86上にてガラス基板
87が被さらない箇所に、小ディスプレイ31が取り付けら
れる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、携帯電話機やPD
A(パーソナルデジタルアシスタント)等の携帯式通信機
に関する。
【0002】
【従来の技術】図10(a)は、従来の携帯式通信機の開
いた状態を示す斜視図であり、図10(b)は、半開きの
状態を背面から見た斜視図である。以下、携帯式通信機
として携帯電話機を例示する。通信機本体(7)は、複数
の操作釦(70)(70)を具えた第1キャビネット(1)の一端
部に、有機ELや液晶パネルからなる表示部(3)を具え
た第2キャビネット(2)を枢支(2a)して構成される。
第1キャビネット(1)の自由端部にはマイクロフォン(1
7)が、第2キャビネット(2)の自由端部にはスピーカ(2
2)が設けられている。第2キャビネット(2)の先端部に
て、表示部(3)が設けられた面とは反対側の面には、表
示部(3)に繋がったカメラ素子の撮像レンズ(4)が設け
られ、使用者は撮像レンズ(4)を被写体に向けて撮影
し、撮影した画像を表示部(3)にて見ることができる。
表示部(3)に示される情報には、撮影した画像の他に、
メニュー画面、電子メール着信、現在時刻等がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来の携帯電話機で
は、表示部(3)の情報を見るにはその都度、表示部(3)
を点灯させる必要がある。然るに、電子メールの着信の
有無や現在時刻等は、使用者が見る頻度が高く、その都
度、表示部(3)を点灯させるのは面倒である。また、表
示部(3)を何度も点灯させると、通信機本体(7)の消費
電力が増大する。本発明の目的は、見る頻度の高い情報
とその他の情報を分けて表示し、通信機本体の消費電力
を少なくするとともに、使用者にとって使い勝手のよい
通信機本体を提供することにある。
【0004】
【課題を解決する為の手段】キャビネット(2)には、通
話状態を示す表示部(3)が設けられ、表示部(3)は、大
ディスプレイ(30)と小ディスプレイ(31)を具え、両ディ
スプレイ(30)(31)は夫々別個の駆動回路に繋がって、独
立して駆動される。
【0005】
【作用及び効果】両ディスプレイ(30)(31)は夫々別個の
駆動回路に繋がって、独立して駆動される。例えば、小
ディスプレイ(31)に使用者が見る頻度が高い電子メール
着信の有無や現在時刻等を表示させ、大ディスプレイ(3
0)にその他の画像等の情報を表示させる。画像を表示し
ないときは、小ディスプレイ(31)のみ表示させておけ
ば、大ディスプレイ(30)が表示しなくともメール着信等
は判るから、待ち受け状態での消費電力の節約に繋が
る。また、小ディスプレイ(31)に使用者が見る頻度が高
い情報を常に表示させれば、使用者の使い勝手も良くな
る。
【0006】
【発明の実施の形態】(全体構成)以下、本発明の一例を
図を用いて詳述する。図1(a)、(b)は、本例に係わる通
信機本体(7)の斜視図である。また、図2(a)、(b)は、
通信機本体(7)を裏側から見た斜視図である。通信機本
体(7)はテンキー釦(13)(13)を設けた第1キャビネット
(1)上に、ソフトキーと呼ばれる操作釦(70)(70)及び表
示部(3)を設けた第2キャビネット(2)をスライド可能
に設けている。操作釦(70)(70)を押すことにより、電子
メール送信設定やインターネット上のWebサイト設定
等が切り換えられる。表示部(3)は、操作メニューや撮
像画像が表示される大ディスプレイ(30)と、電子メール
着信、受信時の通話相手の電話番号、電波受信状態、バ
ッテリ残量や現在時刻を表示する小ディスプレイ(31)を
接近して設け、この詳細は後記する。第1キャビネット
(1)は周知の如く、一端部にアンテナ(16)を、他端部に
通話用のマイクロフォン(17)を具えている。第2キャビ
ネット(2)は第1キャビネット(1)の長手方向に沿って
スライドし、図1(a)に示す如く、第2キャビネット
(2)は第1キャビネット(1)に重なった状態で、テンキ
ー釦(13)(13)を覆う。以下の記載では、図1(a)に示す
ように、第2キャビネット(2)が第1キャビネット(1)
に重なった状態を閉じ姿勢、図1(b)に示すように、第
2キャビネット(2)が閉じ姿勢からスライドしてテンキ
ー釦(13)(13)が露出した状態を開き姿勢と呼ぶ。
【0007】上記のように、第2キャビネット(2)をス
ライドする携帯電話では、以下の利点がある。 片手で第2キャビネット(2)を開くことができる。
即ち、図10(a)に示す従来の折り畳み式の携帯電話機
では、第1キャビネット(1)を手で把持して、第2キャ
ビネット(2)を開く必要があったが、本例にあっては、
第1キャビネット(1)を片手で持ち、該片手の親指又は
人差し指で第2キャビネット(2)を開くことができる。 表示部(3)が常に露出しているから、第2キャビネ
ット(2)の閉じ姿勢でも、表示部(3)の内容を見ること
ができる。 第2キャビネット(2)に操作釦(70)(70)が露出して
いるから、閉じ姿勢でも操作釦(70)(70)を使用できる。 第2キャビネット(2)上にて、マイクロフォン(17)
に被さる箇所に開口(図示せず)を設けておけば、第2キ
ャビネット(2)が閉じた状態でも、通話ができる。 可能性として考えられるのは、図10(a)に示す従
来の携帯電話機では、アンテナ(16)が第2キャビネット
(2)に取り付けられており、検波回路(図示せず)は第1
キャビネット(1)内に設けられている。即ち、アンテナ
(16)から検波回路までの距離が長く、電波を受信する感
度が稍劣る。本例にあっては、アンテナ(16)が検波回路
が設けられた第1キャビネット(1)に設けられているか
ら、受信感度が劣る可能性は少ない。
【0008】図1(b)に示すように、第2キャビネット
(2)の表面には、スピーカ(22)が設けられ、該スピーカ
(22)から通話相手の音声が流れる。第2キャビネット
(2)上にて、スピーカ(22)の側方にはカメラ素子の第1
撮像レンズ(4)が設けられている。図2(b)に示すよう
に、第2キャビネット(2)の裏面には、第2撮像レンズ
(40)が設けられ、両撮像レンズ(4)(40)はスピーカ(22)
を挟んで対称な位置にある。出願人は、第2キャビネッ
ト(2)上にてスピーカ(22)の側方に撮像レンズ(4)(40)
を配備しており、これにより撮像レンズ(4)(40)を設け
ても、第2キャビネット(2)は薄型化できる。
【0009】(使用時)使用者が通信機本体(7)にて会話
する時には、図1(b)に示すように、第2キャビネット
(2)を開き、マイクロフォン(17)を口に近づけ、スピー
カ(22)から通話相手の音声を聞く。この状態で、第1撮
像レンズ(4)が使用者に対向する。前記の如く、第2キ
ャビネット(2)が閉じていても通話はできるが、テンキ
ー釦(13)(13)は操作できない。撮像レンズにて被写体を
撮影するときには、以下の要領で行う。 遠くの被写体を撮影するときには、操作釦(70)を指
で操作して、大ディスプレイ(30)にメニューを表示させ
る。後記する切換えスイッチ素子(SW)を操作して、使用
者から見て裏側に位置する第2撮像レンズ(40)からの画
像のみを表示部(3)に表示させる旨に設定する。第2撮
像レンズ(40)を被写体に向けて撮影ができる。 使用者自身のような通信機本体(7)よりも手前にあ
る被写体を撮影するときには、操作釦(70)を指で操作し
て、大ディスプレイ(30)にメニューを表示させる。切換
えスイッチ素子(SW)を操作して、使用者に対向した第1
撮像レンズ(4)からの画像のみを表示部(3)に表示させ
る旨に設定する。第1撮像レンズ(4)を手前に向け、撮
影ができる。尚、第2撮像レンズ(40)で通信機本体(7)
よりも手前にある被写体を、第1撮像レンズ(4)で遠く
の被写体を夫々撮影してもよい。即ち、遠くの被写体
と、通信機本体(7)よりも手前にある被写体を交互に撮
影するときに、通信機本体(7)の向きを変える必要はな
く、使い勝手が良くなる。
【0010】(大ディスプレイと小ディスプレイ)図3
は、第1キャビネット(1)の分解斜視図である。第1キ
ャビネット(1)は、合成樹脂製の第1キャビネット半体
(10)内に、回路基板(12)、テンキー釦(13)(13)を収納
し、その上から金属製の第1カバー体(11)が被さる。第
1カバー体(11)はアルミニウム、マグネシウム合金から
形成されるが、第2キャビネット(2)との摺動性が良け
れば他の金属材料でも可能である。第1カバー体(11)に
は透窓(15)が開設され、回路基板(12)上にはコネクタ(1
4)が設けられている。後記するように、第2キャビネッ
ト(2)から延びた第5可撓性基板(63)が透窓(15)を通っ
てコネクタ(14)に装填される。テンキー釦(13)は、第1
カバー体(11)に開設された透孔(18)(18)を通って、第1
キャビネット(1)上に露出する。
【0011】図4は、第2キャビネット(2)の分解斜視
図である。第2キャビネット(2)は、金属製の第2キャ
ビネット半体(20)に、合成樹脂製の第2カバー体(21)を
突き合わせて構成される。即ち、通信機本体(7)は、外
側に位置する第2カバー体(21)及び第1キャビネット半
体(10)が合成樹脂で形成され、内側に位置する第2キャ
ビネット半体(20)及び第1カバー体(11)が摺動性に鑑み
て金属で形成される。第2キャビネット半体(20)と第2
カバー体(21)の間には、前記大ディスプレイ(30)と小デ
ィスプレイ(31)及び操作釦(70)の他に、第1可撓性基板
(6)にて互いに電気的に接続された中継基板(5)と操作
釦用基板(50)、カメラ素子用基板(51)が配備される。操
作釦(70)は第2カバー体(21)に形成された透孔(25)を通
って、第2カバー体(21)上に露出する。前記大ディスプ
レイ(30)と小ディスプレイ(31)は、第2カバー体(21)に
開設された透窓(23)を通って下側から挿入され、大ディ
スプレイ(30)及び小ディスプレイ(31)から延びた第2、
第3可撓性基板(60)(61)が中継基板(5)に接続される。
操作釦用基板(50)には操作釦(70)が載置され、該操作釦
用基板(50)上には操作釦(70)に接する通電パターン(52)
が形成されている。
【0012】カメラ素子用基板(51)は、互いに上下逆を
向いた前記カメラ素子の撮像レンズ(4)(40)と、該撮像
レンズ(4)(40)間に位置する切換えスイッチ素子(SW)を
設けており、第4可撓性基板(62)によって中継基板(5)
に繋がっている。図4にあっては、図示の便宜上、スピ
ーカ(22)を省く。切換えスイッチ素子(SW)は、図9に示
す如く、何れの撮像レンズ(4)(40)を表示部(3)に接続
するかを切り換えるものであり、パワーMOSFET、
サイリスタ、バイポーラトランジスタ等が使用される。
切換えスイッチ素子(SW)を設けていることにより、何れ
か一方の撮像レンズ(4)(40)と表示部(3)を接続すれば
よいから、第4可撓性基板(62)内の導電パターンは少な
くて済む。操作釦用基板(50)からは、第5可撓性基板(6
3)が延び、該第5可撓性基板(63)が第2キャビネット半
体(20)に設けられた開口(24)を通って、前記第1キャビ
ネット(1)のコネクタ(14)に嵌まる。
【0013】小ディスプレイ(31)は大ディスプレイ(30)
に接近して取り付けられ、中継基板(5)とカメラ素子用
基板(51)は大ディスプレイ(30)の裏面に取り付けられ
る。図5は、大ディスプレイ(30)と小ディスプレイ(31)
を接続した状態の斜視図、図6は、同上の裏面図であ
る。中継基板(5)には3つのコネクタ(53)(54)(55)が設
けられ、夫々に大ディスプレイ(30)の第2可撓性基板(6
0)、小ディスプレイ(31)の第3可撓性基板(61)、カメラ
素子用基板(51)の第4可撓性基板(62)が嵌まる。前記の
如く、カメラ素子用基板(51)の第4可撓性基板(62)内の
導電パターンは少ないから、第4可撓性基板(62)及び該
第4可撓性基板(62)が嵌まるコネクタ(55)の幅は狭くて
済む。これにより、中継基板(5)、ひいては第2キャビ
ネット(2)を小型化できる。
【0014】大ディスプレイ(30)は有機EL(電界発光)
素子(8)から構成されてカラー表示ができ、小ディスプ
レイ(31)はLCD(液晶パネル)(9)から構成されて白黒
表示する。大ディスプレイ(30)と小ディスプレイ(31)
は、別個のコネクタ(53)(54)に接続されており、別々の
駆動回路(図示せず)によって駆動される。例えば、画像
を撮像しないときは、小ディスプレイ(31)のみ表示させ
ておけば、大ディスプレイ(30)が表示しなくとも電子メ
ール着信等は判るから、待ち受け状態での消費電力の節
約に繋がる。また、小ディスプレイ(31)に使用者が見る
頻度が高い情報を常に表示させれば、小ディスプレイ(3
1)は両キャビネット(1)(2)の開閉状態に拘わらず露出
しているから、使用者の使い勝手も良くなる。特に以下
に示す構造から、小ディスプレイ(31)は大ディスプレイ
(30)よりも消費電力が少なく設定されており、小ディス
プレイ(31)のみ表示させることにより、消費電力を節減
する効果が高い。
【0015】本例にあっては、表示部(3)の大型化を保
ちつつ、通信機本体(7)の小型化を達成するために、以
下の工夫をしている。先ず、大ディスプレイ(30)を構成
する有機EL素子(8)の構造から説明する。図7は、有
機EL素子(8)の構造を示す側面図である。直流電源(8
0)の負極に繋がった金属電極(81)には電子輸送層(82)、
発光層(83)、正孔輸送層(84)、正孔注入層(85)が積層さ
れ、該正孔注入層(85)の上に透明電極(86)と透明なガラ
ス基板(87)又は透明な偏光板が重ねて載置される。電圧
が金属電極(81)に印加されると、生成された電子が電子
輸送層(82)を通って発光層(83)に達する。一方、正孔が
正孔注入層(85)で生成され、該正孔が正孔輸送層(84)を
通って発光層(83)に達する。発光層(83)にて電子と正孔
が結合し、該結合時のエネルギーで励起された発光層(8
3)内の分子が蛍光を発する。発光層(83)の各セルには染
料が予め蒸着されており、該セルを通った蛍光が透明電
極(86)とガラス基板(87)又は偏光板を通って外にでる。
【0016】一方、液晶パネル(9)は、図8(a)、(b)に
示すように構成される。2枚の透明な表示基板(90)(90)
間には、液晶分子(91)が捻られて封入され、表示基板(9
0)(90)の外側には、互いに偏光の振動面が90度ずれた
偏光板(92)(92)が配備されている。表示基板(90)(90)間
に電界がないと、図8(a)に示すように上側の偏光板(9
2)を通過した偏光は、液晶分子(91)によって捻られなが
ら、下側の偏光板(92)を通過する。従って、液晶パネル
(9)上は、白く表示される。表示基板(90)(90)間に電界
が印加されていると、図8(b)に示すように、液晶分子
(91)が縦並びになり、上側の偏光板(92)を通過した光
は、そのまま表示基板(90)(90)を通るが、下側の偏光板
(92)に遮断される。従って、液晶パネル(9)上は、黒く
表示される。液晶パネル(9)上は、微少なセルに分けら
れ、セル毎に白黒を表示する。即ち、液晶パネル(9)は
液晶分子(91)の配向性を変えて、白黒表示するだけであ
るから、消費電力は種々の色で発光する有機EL素子
(8)よりも少なくて済む。
【0017】本例にあっては、図4に示す如く、ガラス
基板(87)又は偏光板は透明電極(86)よりも小さく形成さ
れ、電極(86)上にてガラス基板(87)又は偏光板が被さら
ない箇所に、小ディスプレイ(31)を載置している。これ
により、大ディスプレイ(30)の表示面積を変えることな
く、大ディスプレイ(30)と小ディスプレイ(31)が占める
面積を小さくしている。即ち、表示部(3)の大型化を保
ちつつ、通信機本体(7)の小型化を達成することができ
る。
【0018】上記実施例の説明は、本発明を説明するた
めのものであって、特許請求の範囲に記載の発明を限定
し、或は範囲を減縮する様に解すべきではない。又、本
発明の各部構成は上記実施例に限らず、特許請求の範囲
に記載の技術的範囲内で種々の変形が可能であることは
勿論である。例えば、本例にあっては、通信機として携
帯電話機を例示したが、PDA(パーソナルデジタルア
シスタント、携帯情報端末)であってもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)、(b)は、本例に係わる通信機本体の斜視図
であり、(a)は閉じ姿勢を、(b)は開き姿勢を夫々示す。
【図2】(a)、(b)は、通信機本体を裏側から見た斜視図
であり、(a)は閉じ姿勢を、(b)は開き姿勢を夫々示す。
【図3】第1キャビネットの分解斜視図である。
【図4】第2キャビネットの分解斜視図である。
【図5】大ディスプレイと小ディスプレイを接続した状
態の斜視図である。
【図6】同上の裏面図である。
【図7】有機EL素子の構造を示す側面図である。
【図8】(a)、(b)は液晶パネルの動作原理を示す斜視図
である。
【図9】切換えスイッチ素子の構成を示す図である。
【図10】(a)は、従来の携帯式通信機の開いた状態を
示す斜視図であり、(b)は、該携帯式通信機の半開きの
状態を背面から見た斜視図である。
【符号の説明】 (1) 第1キャビネット (2) 第2キャビネット (3) 表示部 (4) 撮像レンズ (13) テンキー釦 (22) スピーカ (40) 撮像レンズ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5K023 AA07 DD08 HH06 PP01 PP11 5K027 AA11 BB17 FF21 5K067 BB04 DD52 EE02 FF23 KK17

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 画像を示す表示部(3)を設けたキャビネ
    ット(2)を具えた携帯式通信機に於いて、 表示部(3)は、大ディスプレイ(30)と小ディスプレイ(3
    1)を具え、両ディスプレイ(30)(31)は夫々別個の駆動回
    路に繋がって、独立して駆動されることを特徴とする携
    帯式通信機。
  2. 【請求項2】 大ディスプレイ(30)は、電極(86)と該電
    極(86)に載置される透明な基板(87)又は偏光板が設けら
    れ、基板(87)又は偏光板は電極(86)よりも小さく形成さ
    れ、電極(86)上にて基板(87)又は偏光板が被さらない箇
    所に、小ディスプレイ(31)が取り付けられる請求項1に
    記載の携帯式通信機。
  3. 【請求項3】 キャビネット(2)は、テンキー釦(13)が
    設けられた他のキャビネット(1)上をスライド可能に設
    けられ、表示部(3)は両キャビネット(1)(2)の開閉状
    態に拘わらず露出しており、両キャビネット(1)(2)の
    開き姿勢にてテンキー釦(13)が露出する請求項1又は2
    に記載の携帯式通信機。
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