JP2003110304A - 誘電体フィルタ - Google Patents

誘電体フィルタ

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JP2003110304A
JP2003110304A JP2002271131A JP2002271131A JP2003110304A JP 2003110304 A JP2003110304 A JP 2003110304A JP 2002271131 A JP2002271131 A JP 2002271131A JP 2002271131 A JP2002271131 A JP 2002271131A JP 2003110304 A JP2003110304 A JP 2003110304A
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cavity
coupling
dielectric filter
filter
housing
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JP2002271131A
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Michio Okajima
道生 岡嶋
Takehiko Yamakawa
岳彦 山川
Toru Yamada
徹 山田
Toshio Ishizaki
俊雄 石崎
Toshihito Tachibana
橘  稔人
Toshiaki Nakamura
俊昭 中村
Kunihiko Minami
邦彦 南
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Panasonic Holdings Corp
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 誘電体フィルタにおいて、1)帯域近傍にお
いて、急峻な減衰特性を得る。2)キャビティ隔壁部品
点数を削減し、コスト・ダウンを図る。 【解決手段】 1)入出力プローブを結合窓に近接さ
せ、入出力信号を隣接するキャビティと結合させる。
2)隣接して連結しているキャビティ間のキャビティ隔
壁を、単一の金属板で構成する。さらには、結合窓を、
一方の側壁に接して配設されたキャビティ隔壁と、対峙
する側壁との隙間で構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、携帯電話などの移
動体通信基地局や、放送電波送信局などに使用される誘
電体フィルタに関する。
【0002】
【従来の技術】図2に従来の誘電体フィルタの俯瞰図を
示す。ここでは、誘電体フィルタの一例として、TEモ
ード誘電体フィルタを示す。内部に誘電体共振器51が
設けられたキャビティ52が所定の段数連結され、フィ
ルタを構成している。誘電体共振器51はアルミナなど
でつくられた台座53を介して、内面を導電率の高いA
gなどでメッキしたキャビティ52の中央に設置されて
いる。隣接する誘電体共振器は、その中央部に結合窓5
4を設けた導電率の高いAgなどでメッキしたキャビテ
ィ隔壁55により隔てられている。
【0003】入力信号56は、結合プローブ57を介し
て入力段キャビティ58に入射し、キャビティに固有の
共振モードを励振する。入力段キャビティ58に励振さ
れた定在波は、隣接するキャビティ52と結合窓54を
介して結合し、所定の共振モードを励振する。同様に、
お互いに連接するキャビティにたつモード同士が結合窓
を介して結合し、全体として所定の定在波がたつ。
【0004】出力段キャビティ59に励振される定在波
は、結合プローブ60を介して出力信号61として外部
に出射する。結合プローブ57、60ならびに各キャビ
ティ間の結合窓54の結合度を所定の強さに調整するこ
とで、例えば所定の周波数帯域幅内の信号のみを通過さ
せ、それ以外の周波数の信号は抑圧するフィルタ機能を
もたせることができる。結合度は、結合プローブの長さ
・位置・形状、結合窓の大きさ・形状・位置、あるいは
結合調整ネジ62の長さ・位置・挿入方向などで制御で
きる。特に結合窓の大きさを大きくするにはキャビティ
隔壁55を削る必要がある。
【0005】フィルタ筐体63は、一般には、i)A
l、真鍮、SUSなどの金属ブロックの切削加工、i
i)同板金加工、iii)同ダイ・キャストなどにより
形成される。コストを勘案し、移動体通信基地局や、放
送電波送信局などに使用される誘電体フィルタでは、i
i)板金加工を用いる場合が多い。
【0006】誘電体共振器51、台座53と筐体底部6
4とは、それぞれ接着剤で接着し固定する。
【0007】フィルタ筐体63は、筐体器体部65と筐
体蓋部66より構成される。
【0008】筐体器体部65は、i)、iii)では一
体加工で製造する。
【0009】ii)では複数の板金を組み立て、ネジ止
め、あるいは溶接、あるいは銀蝋つけ、あるいは半田つ
けなどを行い、機械的強度・公差を得ている。さらに
は、隣接するキャビティあるいはフィルタ外部への電磁
波の不要輻射を抑止するため、間隙部は、溶接、あるい
は銀蝋、半田などの充填により、電気的な導通をとって
いる。
【0010】筐体器体部65と筐体蓋部66は、側縁部
67をネジ止めし、密着させる。
【0011】一方、結合プローブ57、60は同軸コネ
クタ68と、半田つけなどにより電気的導通をとるとと
もに、機械的強度ももたせている。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】従来の誘電体フィルタ
においては、下記の課題があった。
【0013】第1は、フィルタ特性上の課題である。移
動体通信システム基地局用フィルタなどにおいては、通
過帯域近傍の阻止帯域において、できるだけ大きな減衰
量と、できるだけ急峻な減衰特性が求められている。ま
た伝達特性は、通過帯域内において平坦ではなく、右肩
上がりの特性となり通過帯域端の低域側は高域側に比べ
損失が大きい。
【0014】第2は、ii)板金加工によるフィルタ製
造におけるコスト低減上の課題である。従来、ひとつの
結合窓54を形成するためには、キャビティ隔壁55
は、2枚の板金を組み立てて構成していた。
【0015】図3にその概念図を示す。この場合、キャ
ビティ隔壁の形成に要する部品点数は、一結合窓あたり
2枚で、部材コスト、組立てコストの低減、組立て精度
・信頼性の向上を図る上で課題であった。
【0016】第3は結合度を大きくするためには、導電
率の高いAgなどでメッキしたキャビティ隔壁を切削す
る必要があるが、切削面はメッキがなくなることにより
キャビティ隔壁の導電率が劣化し、フィルタの損失が増
加する。
【0017】第4は、誘電体共振器組立てタクトのスピ
ード・アップならびにコスト・ダウンを図る上での課題
である。誘電体共振器の位置決めならびに筐体底部64
への固着に際してのネジなどの使用は、キャビティ内壁
に金属突起部を形成することとなりキャビティQ値の低
下要因となるとともに、台座へのネジ穴加工などの必要
性がありコスト・ダウンの妨げとなる。一方で、誘電体
共振器の位置精度は、結合度などフィルタ特性に直結す
る要素だけに、簡便に精度よく所定の位置に誘電体共振
器を固着する方法が望まれていた。
【0018】第5は、筐体器体部と筐体蓋部との隙間か
らの不要輻射による信頼性低下の課題である。従来、筐
体器体部65と筐体蓋部66は、側縁部67においてネ
ジ止めし、密着を図るものの、どうしてもわずかな隙間
が生じ、そこから外部に不要な輻射が漏洩するおそれが
あった。
【0019】第6は、結合プローブ保持機構の機械強度
上の課題である。従来、結合プローブ57、60は同軸
コネクタ68との半田つけで所定の位置を保持していた
が、輸送時の振動などによりトルクがかかり、結合プロ
ーブ57、60が所定の角度から回転し、結合度の変化
をきたしたり、キャビティ内壁と短絡するなどのおそれ
があった。
【0020】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本発明は以下の構成を有することを特徴とする。
【0021】(1)入出力プローブを結合窓に近接さ
せ、入出力信号を隣接するキャビティと結合させる。
【0022】(2)隣接して連結しているキャビティ間
のキャビティ隔壁を、単一の金属板で構成する。さらに
は、結合窓を、一方の側壁に接して配設されたキャビテ
ィ隔壁と、対峙する側壁との隙間で構成する。
【0023】(3)切削面を半田で被覆する。
【0024】(4)キャビティ内面に誘電体共振器位置
決め用のザグリを設ける。または、位置規定用の突起を
設ける。その嵌め合い公差を0.5mm以下とする。
【0025】(5)筐体壁側縁部あるいは筐体蓋にザグ
リを設け、その中に導電性ゴムあるいは金属網を配設し
ネジ止めする。
【0026】(6−1)入出力結合プローブの根元を、
補強板を介してキャビテイに固定する。
【0027】(6−2)入出力結合プローブを、高Q絶
縁性の治具を介してキャビテイに固定する。
【0028】
【発明の実施の形態】(実施の形態1)図1に本願発明
の第1の実施の形態の誘電体フィルタを示す。本発明
は、移動体通信基地局用の、TEモード誘電体共振器を
6段連結した受信フィルタの例である。
【0029】筐体器体部1の中に、Agメッキしたキャ
ビティ隔壁3を介して6段のキャビティが設けられフィ
ルタを構成している。結合プローブ9、10は、図示す
るようにそれぞれ結合窓2、15に近接して設置されて
いる。入力信号は結合プローブ9を介して結合し、キャ
ビティ13に所定の共振モードを励振する。
【0030】キャビティ13に励振された定在波は、隣
接するキャビティ14と結合窓2を介して結合し、所定
の共振モードを励振する。同様に、お互いに連接するキ
ャビティにたつモード同士が結合窓を介して結合し、全
体として所定の定在波がたつ。
【0031】本発明では、結合プローブ9を結合窓2に
近接して配置するため、前記入力信号は、キャビティ1
3のみならず、キャビティ14とも若干結合し、フィル
タ全体の定在波に摂動を与える。同様に、出力側の結合
プローブ10も結合窓15と若干結合し、フィルタ全体
の定在波に摂動を与える。
【0032】比較のため、図3に従来の誘電体フィルタ
を示す。図から明らかなように、従来の誘電体フィルタ
においては、結合プローブ9、10は、それぞれ結合窓
2、15と離れており、入力、出力信号は直接はキャビ
ティ14、16とほとんど結合しない。
【0033】図4に試作した本発明の誘電体フィルタの
通過特性ならびに従来の誘電体フィルタの通過特性を示
す。図4から明らかなように、本発明の誘電体フィルタ
では、通過帯域の高周波側近傍に極が出現し、急峻な減
衰特性を得ることができる。また、通過帯域において平
坦な特性を得ることができ、高域側の挿入損失は増加す
るが、低域側の挿入損失が減少し、通過帯域全体の挿入
損失は減少する。
【0034】なお、結合プローブ9、10はどちらか一
方を結合窓2もしくは15と離しても同様の効果が得ら
れる。
【0035】(実施の形態2)図5に本願発明の第2の
実施の形態の誘電体フィルタの俯瞰図を示す。
【0036】筐体器体部1は、例えばAgメッキした肉
厚1mmのSUS板金で構成した。結合窓2は、筐体壁
4とAgメッキしたキャビティ隔壁3の間に隙間を開
け、形成されている。
【0037】図6に従来の筐体組立工程の概念図を、図
7に本発明の筐体組立工程の概念図を示す。図7におい
て、キャビティ隔壁3、キャビティ隔壁5はお互いに直
交して、はめ合うよう所定の位置に溝6が形成されてい
る。これらを嵌合し、筐体底部7に溶接し固着させた。
固着方法としては、ネジ止め、銀蝋つけ、半田つけなど
を用いても無論差し支えない。
【0038】図5に示すように、各段間とも、結合窓2
は筐体壁4とキャビティ隔壁3の間に隙間を開けて形成
した。隙間の幅は、所望のフィルタ特性を得るのに適し
た結合度になるようそれぞれ設計した。
【0039】誘電体共振器8、結合プローブ9、10を
キャビティ内に配設し、最後に筐体蓋部11をネジ止め
し、完成させた。結合度の微妙な調整は、結合調整ネジ
12の結合窓内への挿入量の調整により行った。
【0040】本願発明により、キャビティ隔壁の形成に
要する部品点数が、従来一結合窓あたり2枚であったも
のが、1枚で済むようになった。その結果、部材コス
ト、組立てコストの低減を図るとともに、組立て精度・
信頼性の向上を図ることができるようになった。
【0041】本願発明のフィルタの特性を評価したとこ
ろ、従来のキャビティ隔壁中央部に結合窓を設けたフィ
ルタと比べて、挿入損失、帯域外減衰量とも同等の特性
を得ることができた。
【0042】上記実施の形態では、結合窓を筐体壁とキ
ャビティ隔壁との隙間を利用して設けたが、これは図8
のように、一部に穴をあけたあるいは一部を欠いたキャ
ビティ隔壁を用いてもよい。
【0043】また、図9は誘電体共振器8同士の結合を
強くするため、キャビティ隔壁5を切削した図である。
切削面はAgメッキがとれ、SUS板金がむき出しにな
っている。これを半田で被覆することにより、キャビテ
ィ隔壁表面の導電率が高くなり、フィルタの損失を向上
させることができる。
【0044】(実施の形態3)図10に本願発明の第3
の実施の形態の誘電体フィルタの断面図を示す。筐体底
部7中央には、円筒状あるいは円柱状の台座21を嵌合
し誘電体共振器8の位置を規定するための深さ1mmの
円形のザグリ22が設けられている。
【0045】同心円軸状に接着した誘電体共振器8とア
ルミナなどでつくられた台座21は、ザグリ22に沿わ
せて、その中に固着することで、精度よくスピーディに
誘電体共振器の位置決めを行えるようになった。
【0046】ザグリ22の内径は台座21の直径に比べ
ておおよそ+0.5mm、−0.01mm以内であれば
フィルタ特性に影響を与えることなく簡便に誘電体共振
器を所定の位置に規定することができた。台座が例えば
角柱状など他の形状であっても、ザグリをそれに適合し
た形状にすれば本願発明が上記同様の効果を有すること
は言うまでもない。
【0047】(実施の形態4)図11は、本願発明の第
4の実施の形態の誘電体フィルタならびにその製造方法
を示す俯瞰図である。誘電体共振器8ならびに台座21
をキャビティ中央に規定するため、筐体底部7には、お
互いが正三角形の頂点を構成する位置関係であって、そ
の重心が筐体底部7の中心と一致する位置に3つのM2
のネジ穴23が設けられている。
【0048】誘電体共振器8、台座21のキャビティへ
の固着に際しては、まず上記のネジ穴23にネジ24を
装着し突起25を形成した状態で、接着剤をつけた台座
21を、ネジ24に沿わせて固着する。接着剤を乾燥さ
せた後、ネジ24をネジ穴23から再び外す。上記の組
立て工程をとることで、精度よくスピーディに誘電体共
振器の位置決めを行えるようになった。ネジ穴23につ
いては外部から金属接着テープ26などを貼ることで、
外部への電波の漏洩を遮蔽した。
【0049】上記実施の形態では、ネジ穴23は3ヶ所
設けたが、2ヶ所だけでも同様の効果を得ることができ
る。
【0050】(実施の形態5)図12に、本願発明の第
5の実施の形態の誘電体フィルタの俯瞰図を示す。Al
の切削加工で形成された筐体器体部1の、厚さ5mmの
筐体壁4の側縁部31には、深さ1mmのザグリ32が
設けられている。その中には、導電性ゴム33が配設さ
れている。誘電体共振器が配設された筐体器体部1に筐
体蓋部11をネジ止めし、フィルタ筐体34が完成す
る。
【0051】本願発明の構成により、筐体器体部1と筐
体蓋部11は電気的に密着させることができ、外部への
不要な輻射を確実に防止することができるようになっ
た。
【0052】上記実施の形態は、筐体器体部1に切削加
工を用いた例を述べたが、これは他のダイ・キャスト、
あるいは板金加工による筐体においても同様の効果を得
た。また、ザグリ32に装填する材料は、導電性ゴム3
3以外にも金属網あるいは金属箔でも同様の効果を有し
た。
【0053】また、本実施の形態では、筐体壁4の側縁
部31にザグリが設けられた例を示したが、ザグリは筐
体蓋部11側の、筐体壁4の側縁部31に対向する位置
に設けても問題なく同様の効果が得られた。
【0054】(実施の形態6)図13に、本願発明の第
6の実施の形態の誘電体フィルタの俯瞰図を示す。入出
力結合に用いる表面をAgメッキしたφ2の銅線製の結
合プローブ9は、同軸コネクタ41と半田つけにより導
通している。結合プローブ9は、低損失ガラス・エポキ
シ絶縁材の補強板42を介して筐体壁4に固着されてい
る。補強板42の中央には穴が開けてあり、その周囲に
は銅箔の接着部43が設けられている。結合プローブ9
は、接着部43と半田つけされ、補強板42に固着され
ている。補強板42は、筐体壁4に接着剤で接着されて
いる。
【0055】本願発明の補強板42を用いることで、結
合プローブ9の保持機構の機械強度が向上し、従来課題
となっていた、輸送時振動などによる結合プローブの回
転などの問題がなくなった。
【0056】(実施の形態7)図14に、本願発明の第
7の実施の形態の誘電体フィルタの俯瞰図を示す。入出
力結合に用いる結合プローブ9は、同軸コネクタ41と
半田つけにより導通している。結合プローブ9は、低損
失ガラス・エポキシ絶縁材の固定治具44を介して筐体
壁4に固着されている。
【0057】本願発明の固定治具44を用いることで、
結合プローブ9の保持機構の機械強度が向上し、従来課
題となっていた、輸送時振動などによる結合プローブの
回転などの問題がなくなった。
【0058】
【発明の効果】誘電体フィルタにおいて本願発明を用い
ることにより、(1)急峻な減衰特性のフィルタを容易
に得ることができる。
【0059】(2)通過帯域の伝達特性を平坦にするこ
とができ、低損失化が実現できる。
【0060】(3)キャビティ隔壁部品点数を削減し、
コスト・ダウンを実現できる。
【0061】(4)共振器の位置決めを簡便かつ精度よ
くおこない特性と量産性の向上を図れる。
【0062】(5)筐体ネジ止め部隙間からの漏洩不要
輻射を防ぐことができ、信頼性が向上する。
【0063】(6)入出力結合プローブの耐震性、信頼
性を向上することができる。という効果が得られた。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施の形態の誘電体フィルタを示す図
【図2】従来の誘電体フィルタを示す図
【図3】従来の誘電体フィルタを示す図
【図4】第1実施の形態の誘電体フィルタおよび従来の
誘電体フィルタの通過特性を示す図
【図5】第2実施の形態の誘電体フィルタを示す図
【図6】従来の誘電体フィルタの組立工程概念図
【図7】第2実施の形態の誘電体フィルタの組立工程概
念図
【図8】第2実施の形態のキャビティ隔壁を示す図
【図9】第2実施の形態のキャビティ隔壁切削面図
【図10】第3実施の形態の誘電体フィルタを示す図
【図11】第4実施の形態の誘電体フィルタを示す図
【図12】第5実施の形態の誘電体フィルタを示す図
【図13】第6実施の形態の誘電体フィルタを示す図
【図14】第7実施の形態の誘電体フィルタを示す図
【符号の説明】
1,65 筐体器体部 2,15,54 結合窓 3,5,55 キャビティ隔壁 4 筐体壁 6 溝 7,64 筐体底部 8,51 誘電体共振器 9,10,57,60 結合プローブ 11,66 筐体蓋部 12,62 結合調整ネジ 13,14,16,52 キャビティ 19 キャビティ隔壁切削面 21,53 台座 22,32 ザグリ 23 ネジ穴 24 ネジ 25 突起 26 金属接着テープ 31,67 側縁部 33 導電性ゴム 34,63 フィルタ筐体 41,68 同軸コネクタ 42 補強板 43 接着部 44 固定治具 56 入力信号 58 入力段キャビティ 59 出力段キャビティ 61 出力信号
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 山田 徹 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 石崎 俊雄 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 橘 稔人 京都府京田辺市大住浜55番12号 松下日東 電器株式会社内 (72)発明者 中村 俊昭 京都府京田辺市大住浜55番12号 松下日東 電器株式会社内 (72)発明者 南 邦彦 京都府京田辺市大住浜55番12号 松下日東 電器株式会社内 Fターム(参考) 5J006 HC04 HC12 HC23 HC26 JA01 JA13 JA15 LA25 LA26 NA01 ND05 PA01

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入出力結合プローブの根元が、補強板を
    介してキャビテイに固定されていることを特徴とする誘
    電体フィルタ。
  2. 【請求項2】 入出力結合プローブが、絶縁性の固定治
    具を介してキャビテイに固定されていることを特徴とす
    る誘電体フィルタ。
JP2002271131A 2002-09-18 2002-09-18 誘電体フィルタ Pending JP2003110304A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2007013740A1 (en) * 2005-07-26 2007-02-01 Electronics And Telecommunications Research Institute Filter coupled by conductive plates having curved surface
US7796000B2 (en) 2005-07-26 2010-09-14 Electronics And Telecommunications Research Institute Filter coupled by conductive plates having curved surface
CN101908665A (zh) * 2010-05-31 2010-12-08 深圳市大富科技股份有限公司 腔体滤波器、滤波器腔体以及连接器的安装方法

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