JP2003110268A - 電子機器の半導体冷却装置 - Google Patents
電子機器の半導体冷却装置Info
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- Cooling Or The Like Of Semiconductors Or Solid State Devices (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】電子機器の半導体を効率良く冷却し、かつ、電
子機器筐体内に溜まった熱を効率良く筐体外へ排出する
ことのできる電子機器の半導体冷却装置を提供すること
を課題とする。 【解決手段】電子機器の筐体内の熱を排熱する排気ファ
ンと、円錐筒部と直管部を滑らかに結んだラッパ形状の
筐体内集気部と、筐体内集気部の円錐筒部側に半導体熱
気供給部と、半導体熱気供給部に接続する可撓性チュー
ブと、電子機器の半導体の熱を除熱する半導体冷却部と
を備え、かつ、半導体熱気供給部は先端を絞った形状か
らなり、かつ、筐体内集気部と半導体冷却部とは可撓性
チューブを介して連結され、かつ、筐体内集気部と半導
体熱気供給部の間に隙間を有する構成をしてなる電子機
器の半導体冷却装置による。
子機器筐体内に溜まった熱を効率良く筐体外へ排出する
ことのできる電子機器の半導体冷却装置を提供すること
を課題とする。 【解決手段】電子機器の筐体内の熱を排熱する排気ファ
ンと、円錐筒部と直管部を滑らかに結んだラッパ形状の
筐体内集気部と、筐体内集気部の円錐筒部側に半導体熱
気供給部と、半導体熱気供給部に接続する可撓性チュー
ブと、電子機器の半導体の熱を除熱する半導体冷却部と
を備え、かつ、半導体熱気供給部は先端を絞った形状か
らなり、かつ、筐体内集気部と半導体冷却部とは可撓性
チューブを介して連結され、かつ、筐体内集気部と半導
体熱気供給部の間に隙間を有する構成をしてなる電子機
器の半導体冷却装置による。
Description
【0001】
【発明が属する技術分野】本発明は、電子機器の半導
体、特に、パソコンの中央演算処理半導体(以下、「C
PU」と呼ぶ)の冷却及び電子機器の筐体内の除熱に用
いることのできる電子機器の半導体冷却装置に関するも
のである。
体、特に、パソコンの中央演算処理半導体(以下、「C
PU」と呼ぶ)の冷却及び電子機器の筐体内の除熱に用
いることのできる電子機器の半導体冷却装置に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】近年、電子機器、特に、パソコンの高性
能化が進んでおり、この結果、パソコンのCPU等の半
導体の発熱及び電子機器筐体内の排熱不足による蓄熱が
問題となっている。
能化が進んでおり、この結果、パソコンのCPU等の半
導体の発熱及び電子機器筐体内の排熱不足による蓄熱が
問題となっている。
【0003】そこで、電子機器の半導体を効率良く冷却
し、かつ、電子機器筐体内を効率良く排熱する必要があ
る。電子機器の中でも、特に、パソコンにおいて、半導
体の冷却不足及びパソコン筐体内の排熱不足が問題とな
っている。
し、かつ、電子機器筐体内を効率良く排熱する必要があ
る。電子機器の中でも、特に、パソコンにおいて、半導
体の冷却不足及びパソコン筐体内の排熱不足が問題とな
っている。
【0004】以下、電子機器の中でもパソコンを例にし
て述べることとする。パソコンの半導体の中では、CP
Uの発熱が最も影響が大きく重要な問題である。
て述べることとする。パソコンの半導体の中では、CP
Uの発熱が最も影響が大きく重要な問題である。
【0005】従来のパソコンのCPUの冷却装置につい
て、図5を参照しながら説明する。図5において、従来
のCPU61の冷却装置は、小型の送風機(以下、「C
PUファン」と呼ぶ)43とヒートシンク41のみによ
って構成されており、CPU61の熱を伝熱グリス5を
介してヒートシンク41に伝熱させ、CPUファン43
によってヒートシンク41へ強制的にパソコン筐体内の
空気を吹き付けてヒートシンク41の熱を除熱冷却し、
パソコンの筐体内に放熱している。そして、筐体内の熱
を排気ファン1により筐体8の外へ排熱している。
て、図5を参照しながら説明する。図5において、従来
のCPU61の冷却装置は、小型の送風機(以下、「C
PUファン」と呼ぶ)43とヒートシンク41のみによ
って構成されており、CPU61の熱を伝熱グリス5を
介してヒートシンク41に伝熱させ、CPUファン43
によってヒートシンク41へ強制的にパソコン筐体内の
空気を吹き付けてヒートシンク41の熱を除熱冷却し、
パソコンの筐体内に放熱している。そして、筐体内の熱
を排気ファン1により筐体8の外へ排熱している。
【0006】しかし、このような冷却方法では、CPU
61の熱をとりあえず取り除くことはできても、パソコ
ン筐体内に放熱しているので筐体内の熱を筐体外へ排熱
することには全く寄与していない。最近の急激なパソコ
ンの高性能化により、CPUのみならずビデオカードや
ハードディスク等の半導体においても発熱の問題は無視
できなくなっている。それとは逆行して、パソコンは年
々小型化されてきているため、パソコン筐体内の容積は
徐々に小さくなっており、パソコン筐体内の熱容量は低
下している。その結果として、パソコン筐体内にCPU
等から除熱された熱が十分に排熱されないで溜まりこ
み、筐体内の温度が上昇している。
61の熱をとりあえず取り除くことはできても、パソコ
ン筐体内に放熱しているので筐体内の熱を筐体外へ排熱
することには全く寄与していない。最近の急激なパソコ
ンの高性能化により、CPUのみならずビデオカードや
ハードディスク等の半導体においても発熱の問題は無視
できなくなっている。それとは逆行して、パソコンは年
々小型化されてきているため、パソコン筐体内の容積は
徐々に小さくなっており、パソコン筐体内の熱容量は低
下している。その結果として、パソコン筐体内にCPU
等から除熱された熱が十分に排熱されないで溜まりこ
み、筐体内の温度が上昇している。
【0007】上記の問題点に対し、ファンとパソコン筐
体の外に接続されたダクトから構成し、CPUの熱をヒ
ートシンク及びダクトを介してファンによりパソコンの
筐体の外に直接排熱する先行技術がある。(特開平11
−194859)また、パソコンの筐体外からダクトを
介してCPUファンにより外気を取り込み、ヒートシン
クに外気を吹き付けCPUを冷却する先行技術もある。
(実用新案登録第3050939号)
体の外に接続されたダクトから構成し、CPUの熱をヒ
ートシンク及びダクトを介してファンによりパソコンの
筐体の外に直接排熱する先行技術がある。(特開平11
−194859)また、パソコンの筐体外からダクトを
介してCPUファンにより外気を取り込み、ヒートシン
クに外気を吹き付けCPUを冷却する先行技術もある。
(実用新案登録第3050939号)
【0008】しかし、上記の前者の先行技術では、CP
Uの熱をパソコン筐体の外へ排熱することはできるが、
パソコン筐体内の熱をパソコン筐体外へ排熱することに
は寄与していない。また、上記の後者の先行技術では、
CPUの熱をパソコン筐体内へ放熱しているので、パソ
コン筐体内の熱をパソコン筐体外へ排熱することには全
く寄与していない。
Uの熱をパソコン筐体の外へ排熱することはできるが、
パソコン筐体内の熱をパソコン筐体外へ排熱することに
は寄与していない。また、上記の後者の先行技術では、
CPUの熱をパソコン筐体内へ放熱しているので、パソ
コン筐体内の熱をパソコン筐体外へ排熱することには全
く寄与していない。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】電子機器の中でも、特
に、パソコンにおいて半導体の発熱が顕著である。すな
わち、最近の急激なパソコンの高性能化によって、CP
Uのみならず他の半導体でも発熱が問題となっている状
況下では、CPUの冷却だけでは不十分であり、パソコ
ン筐体内に溜まった熱をいかに効率良くパソコン筐体外
へ排熱するかが重要な課題となっている。
に、パソコンにおいて半導体の発熱が顕著である。すな
わち、最近の急激なパソコンの高性能化によって、CP
Uのみならず他の半導体でも発熱が問題となっている状
況下では、CPUの冷却だけでは不十分であり、パソコ
ン筐体内に溜まった熱をいかに効率良くパソコン筐体外
へ排熱するかが重要な課題となっている。
【0010】本発明は上記課題を解決する装置であり、
構造が単純で、筐体内にコンパクトに収納でき、かつ、
半導体のみならず筐体内の熱をも効率良く排熱できる電
子機器の半導体冷却装置を提供することを目的としてい
る。
構造が単純で、筐体内にコンパクトに収納でき、かつ、
半導体のみならず筐体内の熱をも効率良く排熱できる電
子機器の半導体冷却装置を提供することを目的としてい
る。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明の上記目的を達成
するための第1の手段は、電子機器の筐体内の熱を排熱
する排気ファンと、円錐筒部と直管部を滑らかに結んだ
ラッパ形状の筐体内集気部と、筐体内集気部の円錐筒部
側に半導体熱気供給部と、半導体熱気供給部に接続する
可撓性チューブと、電子機器の半導体の熱を除熱する半
導体冷却部とを備え、かつ、半導体熱気供給部は先端を
絞った形状からなり、かつ、筐体内集気部と半導体冷却
部とは可撓性チューブを介して連結され、かつ、筐体内
集気部と半導体熱気供給部の間に隙間を有する構成をし
てなる電子機器の半導体冷却装置である。
するための第1の手段は、電子機器の筐体内の熱を排熱
する排気ファンと、円錐筒部と直管部を滑らかに結んだ
ラッパ形状の筐体内集気部と、筐体内集気部の円錐筒部
側に半導体熱気供給部と、半導体熱気供給部に接続する
可撓性チューブと、電子機器の半導体の熱を除熱する半
導体冷却部とを備え、かつ、半導体熱気供給部は先端を
絞った形状からなり、かつ、筐体内集気部と半導体冷却
部とは可撓性チューブを介して連結され、かつ、筐体内
集気部と半導体熱気供給部の間に隙間を有する構成をし
てなる電子機器の半導体冷却装置である。
【0012】また、上記目的を達成するための第2の手
段は、上記の第1の手段において、電子機器の半導体の
熱を除熱する半導体冷却部がヒートシンク及び送風機か
らなり、筐体内の空気をヒートシンク経由で送風機によ
り吸い上げる構成とした電子機器の半導体冷却装置であ
る。
段は、上記の第1の手段において、電子機器の半導体の
熱を除熱する半導体冷却部がヒートシンク及び送風機か
らなり、筐体内の空気をヒートシンク経由で送風機によ
り吸い上げる構成とした電子機器の半導体冷却装置であ
る。
【0013】ここで、ヒートシンクは伝熱グリスを介し
て半導体の上に設置し、さらに、送風機をヒートシンク
の上に設置する。尚、送風機は、筐体内の空気をヒート
シンク経由で半導体側から送風機へ吸い上げるように構
成する。
て半導体の上に設置し、さらに、送風機をヒートシンク
の上に設置する。尚、送風機は、筐体内の空気をヒート
シンク経由で半導体側から送風機へ吸い上げるように構
成する。
【0014】また、上記目的を達成するための第3の手
段は、半導体熱気供給部が直管形状からなる電子機器の
半導体冷却装置である。
段は、半導体熱気供給部が直管形状からなる電子機器の
半導体冷却装置である。
【0015】また、上記目的を達成するための第4の手
段は、半導体熱気供給部が、先端が広がったラッパ形状
からなる電子機器の半導体冷却装置である。
段は、半導体熱気供給部が、先端が広がったラッパ形状
からなる電子機器の半導体冷却装置である。
【0016】
【発明の実施の形態】本発明は上記した第1の手段の構
成により、電子機器の半導体の熱を除熱する半導体冷却
部と筐体内集気部とが可撓性チューブを介して連結さ
れ、かつ、筐体内集気部と半導体熱気供給部の間に隙間
を有することとなる。
成により、電子機器の半導体の熱を除熱する半導体冷却
部と筐体内集気部とが可撓性チューブを介して連結さ
れ、かつ、筐体内集気部と半導体熱気供給部の間に隙間
を有することとなる。
【0017】また、第2の手段の構成にすることによ
り、半導体冷却部において、筐体内の空気をヒートシン
ク経由で送風機により吸い上げて、その熱気を可撓性チ
ューブへ送ることとなる。
り、半導体冷却部において、筐体内の空気をヒートシン
ク経由で送風機により吸い上げて、その熱気を可撓性チ
ューブへ送ることとなる。
【0018】また、第3の手段の構成にすることによ
り、半導体熱気供給部が直管形状となる。
り、半導体熱気供給部が直管形状となる。
【0019】また、第4の手段の構成にすることによ
り、半導体熱気供給部が、先端が広がったラッパ形状と
なる。
り、半導体熱気供給部が、先端が広がったラッパ形状と
なる。
【0020】
【実施例】以下、本発明の実施例を具体的に説明する
が、下記の実施例のみに本発明が限定されるものではな
い。
が、下記の実施例のみに本発明が限定されるものではな
い。
【0021】最初に、本発明の第1実施例について、図
1を参照しながら説明する。
1を参照しながら説明する。
【0022】図1に示すように、円錐筒部212と直管
部211を滑らかに結んでラッパ形状の筐体内集気部2
1が形成されており、その円錐筒部212側開口部には
半導体熱気供給部23及び半導体熱気供給部23を支え
るための支柱部22、そして可撓性チューブ3との接合
部24が設置されている。 半導体熱気供給部23は先
端を絞った形状からなっており、また、円錐筒部212
と半導体熱気供給部23との間には隙間Aを形成してい
る。 以上のように筐体内排気部2を形成する。筐体内
排気部2を排気ファン1の吸気側に当接させて設置す
る。可撓性チューブ3を接合部24に嵌め込んで、半導
体熱気供給部2と可撓性チューブ3とを連結する。電子
機器の半導体冷却部4は半導体6の上に伝熱グリス5を
介して設置し、伝熱グリス5を介して半導体6の熱を半
導体冷却部4に伝熱させ除熱する。 可撓性チューブ3
の筐体内集気部21と接合していない側に、半導体冷却
部4と可撓性チューブ3との接合部32が設けられてお
り、接合部32により半導体冷却部4と可撓性チューブ
3とを連結する。
部211を滑らかに結んでラッパ形状の筐体内集気部2
1が形成されており、その円錐筒部212側開口部には
半導体熱気供給部23及び半導体熱気供給部23を支え
るための支柱部22、そして可撓性チューブ3との接合
部24が設置されている。 半導体熱気供給部23は先
端を絞った形状からなっており、また、円錐筒部212
と半導体熱気供給部23との間には隙間Aを形成してい
る。 以上のように筐体内排気部2を形成する。筐体内
排気部2を排気ファン1の吸気側に当接させて設置す
る。可撓性チューブ3を接合部24に嵌め込んで、半導
体熱気供給部2と可撓性チューブ3とを連結する。電子
機器の半導体冷却部4は半導体6の上に伝熱グリス5を
介して設置し、伝熱グリス5を介して半導体6の熱を半
導体冷却部4に伝熱させ除熱する。 可撓性チューブ3
の筐体内集気部21と接合していない側に、半導体冷却
部4と可撓性チューブ3との接合部32が設けられてお
り、接合部32により半導体冷却部4と可撓性チューブ
3とを連結する。
【0023】上記のように構成された電子機器の半導体
冷却装置において、半導体冷却部4により除熱された熱
は、可撓性チューブ3を通って筐体内排気部2に送ら
れ、排気ファン1により筐体8の外へ排熱される。ま
た、半導体熱気供給部23と可撓性チューブ3との間に
隙間Aを形成しているので、筐体8内部の熱も筐体内排
気部2により効率良く集めることができ、排気ファン1
により筐体8の外へ排熱される。
冷却装置において、半導体冷却部4により除熱された熱
は、可撓性チューブ3を通って筐体内排気部2に送ら
れ、排気ファン1により筐体8の外へ排熱される。ま
た、半導体熱気供給部23と可撓性チューブ3との間に
隙間Aを形成しているので、筐体8内部の熱も筐体内排
気部2により効率良く集めることができ、排気ファン1
により筐体8の外へ排熱される。
【0024】このように本発明の第1実施例の電子機器
の半導体冷却装置によれば、半導体冷却部4により除熱
された熱を筐体8内に放出することなく筐体8の外へ排
出することができる。
の半導体冷却装置によれば、半導体冷却部4により除熱
された熱を筐体8内に放出することなく筐体8の外へ排
出することができる。
【0025】つぎに本発明の第2実施例について図2を
参照しながら説明する。なお、上記第1実施例と同一構
成要素には同一符号を付し、その説明は省略する。
参照しながら説明する。なお、上記第1実施例と同一構
成要素には同一符号を付し、その説明は省略する。
【0026】図2に示すように、本実施例は前記の第1
実施例に対し、電子機器の半導体の熱を除熱する半導体
冷却部4において、半導体6の上に伝熱グリス5を介し
てヒートシンク41を設置し、その上に送風機42を設
置する。そして、筐体内の空気をヒートシンク41経由
で送風機42により吸い上げる構成とした点に特徴があ
る。
実施例に対し、電子機器の半導体の熱を除熱する半導体
冷却部4において、半導体6の上に伝熱グリス5を介し
てヒートシンク41を設置し、その上に送風機42を設
置する。そして、筐体内の空気をヒートシンク41経由
で送風機42により吸い上げる構成とした点に特徴があ
る。
【0027】上記の構成にすることより、半導体冷却部
4において、半導体6の熱は伝熱グリス5を介してヒー
トシンク41に伝熱され、筐体内の空気をヒートシンク
41経由で送風機42により吸い上げることにより、ヒ
ートシンク41の熱を対流伝熱により効率良く可撓性チ
ューブ3へ除熱することができる。
4において、半導体6の熱は伝熱グリス5を介してヒー
トシンク41に伝熱され、筐体内の空気をヒートシンク
41経由で送風機42により吸い上げることにより、ヒ
ートシンク41の熱を対流伝熱により効率良く可撓性チ
ューブ3へ除熱することができる。
【0028】このように本発明の第2実施例の電子機器
の半導体冷却装置によれば、電子機器の半導体の熱を除
熱する半導体冷却部がヒートシンク及び送風機からな
り、筐体内の空気をヒートシンク経由で送風機により吸
い上げる構成としたことにより、より効率良く可撓性チ
ューブ3へ電子機器の半導体の熱を除熱することができ
る。
の半導体冷却装置によれば、電子機器の半導体の熱を除
熱する半導体冷却部がヒートシンク及び送風機からな
り、筐体内の空気をヒートシンク経由で送風機により吸
い上げる構成としたことにより、より効率良く可撓性チ
ューブ3へ電子機器の半導体の熱を除熱することができ
る。
【0029】従来のCPU冷却装置では、CPUファン
によりヒートシンクへ筐体内の空気を吹き付けて除熱し
ていたが、本実施例では、逆に、送風機42がヒートシ
ンク41経由で筐体内の空気を吸い込むことにより除熱
する。
によりヒートシンクへ筐体内の空気を吹き付けて除熱し
ていたが、本実施例では、逆に、送風機42がヒートシ
ンク41経由で筐体内の空気を吸い込むことにより除熱
する。
【0030】従来のCPU冷却装置の送風機を用いて、
送風機の送風する方向を逆にする具体的な方法として
は、羽根の向き又は回転方向を逆にする等の方法で、容
易に実現できる。
送風機の送風する方向を逆にする具体的な方法として
は、羽根の向き又は回転方向を逆にする等の方法で、容
易に実現できる。
【0031】つぎに本発明の第3実施例について図3を
参照しながら説明する。なお、上記第1実施例と同一構
成要素には同一符号を付し、その説明は省略する。
参照しながら説明する。なお、上記第1実施例と同一構
成要素には同一符号を付し、その説明は省略する。
【0032】図3に示すように、本実施例は上記第1実
施例に対し、半導体熱気供給部23が直管形状よりなる
点に特徴がある。
施例に対し、半導体熱気供給部23が直管形状よりなる
点に特徴がある。
【0033】上記構成にすることより、半導体熱気供給
部23において、半導体熱気供給部23の先端を絞らな
いことによって半導体冷却部4から送られてくる熱気の
障害物となることを避けることができる。
部23において、半導体熱気供給部23の先端を絞らな
いことによって半導体冷却部4から送られてくる熱気の
障害物となることを避けることができる。
【0034】このように本発明の第3実施例の電子機器
の半導体冷却装置によれば、半導体熱気供給部23を直
管形状にすることにより、半導体熱気供給部23におい
て、半導体冷却部4から送られてくる熱気の障害物とな
ることを避けることができ、より効率良く電子機器の半
導体の熱を除熱することができる。
の半導体冷却装置によれば、半導体熱気供給部23を直
管形状にすることにより、半導体熱気供給部23におい
て、半導体冷却部4から送られてくる熱気の障害物とな
ることを避けることができ、より効率良く電子機器の半
導体の熱を除熱することができる。
【0035】つぎに本発明の第4実施例について図4を
参照しながら説明する。なお、上記第1実施例と同一構
成要素には同一符号を付し、その説明は省略する。
参照しながら説明する。なお、上記第1実施例と同一構
成要素には同一符号を付し、その説明は省略する。
【0036】図4に示すように、本実施例は上記第1実
施例に対し、半導体熱気供給部23が、先端が広がった
ラッパ形状からなる点に特徴がある。
施例に対し、半導体熱気供給部23が、先端が広がった
ラッパ形状からなる点に特徴がある。
【0037】上記構成にすることより、半導体熱気供給
部23において、半導体熱気供給部23の先端を絞らな
いことによって半導体冷却部4から送られてくる熱気の
障害物となることを避けることができ、さらには、先端
が広がったラッパ形状であるため半導体冷却部4の熱気
を筐体内集気部21に効率良く吸引させることができ
る。
部23において、半導体熱気供給部23の先端を絞らな
いことによって半導体冷却部4から送られてくる熱気の
障害物となることを避けることができ、さらには、先端
が広がったラッパ形状であるため半導体冷却部4の熱気
を筐体内集気部21に効率良く吸引させることができ
る。
【0038】このように本発明の第4実施例の電子機器
の半導体冷却装置によれば、半導体熱気供給部23を先
端が広がったラッパ形状にすることにより、半導体熱気
供給部23において、半導体冷却部4から送られてくる
熱気の障害物となることを避けることができ、さらに
は、半導体冷却部4の熱気を筐体内集気部21に効率良
く吸引させることができ、より効率良く電子機器の半導
体の熱を除熱することができる。
の半導体冷却装置によれば、半導体熱気供給部23を先
端が広がったラッパ形状にすることにより、半導体熱気
供給部23において、半導体冷却部4から送られてくる
熱気の障害物となることを避けることができ、さらに
は、半導体冷却部4の熱気を筐体内集気部21に効率良
く吸引させることができ、より効率良く電子機器の半導
体の熱を除熱することができる。
【0039】ここで、送風機42は、送風できるもので
あれば特に限定はしない。具体的には、軸流ファン、遠
心ファン、横流ファン等が挙げられる。それらの中で
は、軸流ファンが好ましい。
あれば特に限定はしない。具体的には、軸流ファン、遠
心ファン、横流ファン等が挙げられる。それらの中で
は、軸流ファンが好ましい。
【0040】
【発明の効果】以上の実施例から明らかなように、本発
明によれば、電子機器の半導体を効率良く冷却し、か
つ、筐体内に溜まった熱を筐体内排気部により効率良く
筐体外へ排出することのできる電子機器の半導体冷却装
置が提供できる。
明によれば、電子機器の半導体を効率良く冷却し、か
つ、筐体内に溜まった熱を筐体内排気部により効率良く
筐体外へ排出することのできる電子機器の半導体冷却装
置が提供できる。
【0041】また、電子機器の半導体の熱を除熱する半
導体冷却部がヒートシンク及び送風機からなり、筐体内
の空気をヒートシンク経由で送風機により吸い上げる構
成にすることによって、より効率良く半導体の熱を除熱
することができる電子機器の半導体冷却装置を提供でき
る。
導体冷却部がヒートシンク及び送風機からなり、筐体内
の空気をヒートシンク経由で送風機により吸い上げる構
成にすることによって、より効率良く半導体の熱を除熱
することができる電子機器の半導体冷却装置を提供でき
る。
【0042】また、半導体熱気供給部23を直管形状に
することにより、半導体熱気供給部23において、半導
体冷却部4から送られてくる熱気の障害物となることを
避けることができ、より効率良く電子機器の半導体の熱
を除熱することができる。
することにより、半導体熱気供給部23において、半導
体冷却部4から送られてくる熱気の障害物となることを
避けることができ、より効率良く電子機器の半導体の熱
を除熱することができる。
【0043】また、半導体熱気供給部23を先端が広が
ったラッパ形状にすることにより半導体冷却部4の熱気
を筐体内集気部21に効率良く吸引させることができ、
より効率良く電子機器の半導体の熱を除熱することがで
きる。
ったラッパ形状にすることにより半導体冷却部4の熱気
を筐体内集気部21に効率良く吸引させることができ、
より効率良く電子機器の半導体の熱を除熱することがで
きる。
【0044】
【図1】本発明の第1実施例の電子機器の半導体冷却装
置の側断面図
置の側断面図
【図2】同第2実施例の電子機器の半導体冷却装置の側
断面図
断面図
【図3】同第3実施例の電子機器の半導体冷却装置の側
断面図
断面図
【図4】同第4実施例の電子機器の半導体冷却装置の側
断面図
断面図
【図5】従来のパソコンのCPU冷却装置の側断面図
A 隙間
1 排気ファン
2 筐体内排気部
21 筐体内集気部
211 直管部
212 円錐筒部
22 支柱部
23 半導体熱気供給部
24 接合部
3 可撓性チューブ
31 チューブ部
32 接合部
4 半導体冷却部
41 ヒートシンク
42 送風機
43 CPUファン
5 伝熱グリス
6 半導体
61 CPU
7 基盤
8 筐体
Claims (4)
- 【請求項1】電子機器の筐体内の熱を排熱する排気ファ
ンと、円錐筒部と直管部を滑らかに結んだラッパ形状の
筐体内集気部と、筐体内集気部の円錐筒部側に半導体熱
気供給部と、半導体熱気供給部に接続する可撓性チュー
ブと、電子機器の半導体の熱を除熱する半導体冷却部と
を備え、かつ、半導体熱気供給部は先端を絞った形状か
らなり、かつ、筐体内集気部と半導体冷却部とは可撓性
チューブを介して連結され、かつ、筐体内集気部と半導
体熱気供給部の間に隙間を有して構成することを特徴と
する電子機器の半導体冷却装置。 - 【請求項2】電子機器の半導体の熱を除熱する半導体冷
却部がヒートシンク及び送風機からなり、筐体内の空気
をヒートシンク経由で送風機により吸い上げる構成とし
たことを特徴とする請求項1記載の電子機器の半導体冷
却装置。 - 【請求項3】半導体熱気供給部が直管形状からなること
を特徴とする請求項1記載の電子機器の半導体冷却装
置。 - 【請求項4】半導体熱気供給部が、先端が広がったラッ
パ形状からなることを特徴とする請求項1記載の電子機
器の半導体冷却装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001298958A JP2003110268A (ja) | 2001-09-28 | 2001-09-28 | 電子機器の半導体冷却装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001298958A JP2003110268A (ja) | 2001-09-28 | 2001-09-28 | 電子機器の半導体冷却装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003110268A true JP2003110268A (ja) | 2003-04-11 |
Family
ID=19119780
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001298958A Pending JP2003110268A (ja) | 2001-09-28 | 2001-09-28 | 電子機器の半導体冷却装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2003110268A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2017062832A (ja) * | 2009-04-21 | 2017-03-30 | エクスカリバー アイピー リミテッド ライアビリティ カンパニー | サーバファーム冷却システムのための冷気列封入 |
CN108966598A (zh) * | 2018-08-02 | 2018-12-07 | 佛山鑫达智汇科技有限公司 | 电子计算设备 |
-
2001
- 2001-09-28 JP JP2001298958A patent/JP2003110268A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2017062832A (ja) * | 2009-04-21 | 2017-03-30 | エクスカリバー アイピー リミテッド ライアビリティ カンパニー | サーバファーム冷却システムのための冷気列封入 |
US10117362B2 (en) | 2009-04-21 | 2018-10-30 | Excalibur Ip, Llc | Cold row encapsulation for server farm cooling system |
CN108966598A (zh) * | 2018-08-02 | 2018-12-07 | 佛山鑫达智汇科技有限公司 | 电子计算设备 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
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A711 | Notification of change in applicant |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A711 Effective date: 20040228 |
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A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20050106 |
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A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20050302 |