JP2003109705A - 接触子の位置決め機構及び位置決め方法 - Google Patents

接触子の位置決め機構及び位置決め方法

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JP2003109705A JP2001300897A JP2001300897A JP2003109705A JP 2003109705 A JP2003109705 A JP 2003109705A JP 2001300897 A JP2001300897 A JP 2001300897A JP 2001300897 A JP2001300897 A JP 2001300897A JP 2003109705 A JP2003109705 A JP 2003109705A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 基板加工中、基板が熱変形しても、接触子の
位置が、基板の熱変形に追従して、位置ずれしないよう
にする。 【解決手段】 表面に複数の配線2x1〜2xm及び3y1〜
3ynが形成された基板1に対し、配線2x1〜2xm及び3
y1〜3ynと外部ユニットとの間を電気的に接続させる複
数の接触子8a,8bを位置決めするための位置決め機
構であって、複数の接触子8a,8bを金属からなる連
結部材6a,6bで連結し、基板1が熱変形して前記複
数の配線の間隔が変化することに対応して、接触子8
a,8bの間隔を変化させる手段としてヒータ7a,7
bを有し、連結部材6a,6bの金属を温度調整するこ
とにより、接触子8a,8bの間隔を変化させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、加工対象基板が電
気的な接触子による加工プロセス(工程)中に熱変形し
てしまう基板に対する、接触子とコンタクト部との位置
決め機構及び位置決め方法に関するものであり、前記プ
ロセスで作られる、特にディスプレイ等の電子源形成プ
ロセスを要する製品開発に適している機構に関する。
【0002】
【従来の技術】従来は、接触子がコンタクトされる基板
に付した配線や電極パッド部を大きくする方法によっ
て、基板の熱変形に対応していた。つまり、この方法
は、熱膨張により基板が変形しても、その変形量よりコ
ンタクトされる前記配線や電極パッド部を大きくする方
法である。
【0003】また、別の方法としては、接触子のコンタ
クトにより加工される基板が、真空吸着や静電チャック
され、熱変形しないようにして、設置される方法も提案
されている。
【0004】また、特開平11−83901号公報で
は、基板をウエハに限定しているが、接触子の一つであ
るプローブピンを支持するカード部(支持機構部)の材
料に、被検査物であるウエハの材料と同質または熱膨張
係数の同等のものを使用する構成が開示されている。
【0005】この構成により、被検査物であるウエハ
と、このウエハに設けられている電極パッドにコンタク
トするプローブピンが支持されているプローブカードと
が、熱膨張係数が同等であるので、ウエハが、バーンイ
ンテストのようなヒートサイクル試験環境下で、ウエハ
の温度変化による熱膨張が発生してもプローブカードも
基板と同様な熱膨張が起こり、プローブカードに支持さ
れたプローブピンとウエハ上の電極パッド部の相対位置
が変化せず、確実なコンタクトができるとの記述がなさ
れている。
【0006】また、特開平5−175289号公報で
は、プローブピンを支持するプローブカード部にヒータ
を内臓しておくと共に、プローブピンの針先の配列間隔
を、温度調整された基板であるウエハの温度またはそれ
に近い温度にヒータによりプローブカードを予備温度調
整したときに、基板であるウエハのプローブピンがコン
タクトする配線または電極部パッドの配列間隔に対応す
るように設定することが提案されている。
【0007】特開平5−11018号公報には、プロー
ブカードにおいて、温度に応じてプローブ先端位置を変
化させて単一のカードで広い温度範囲のコンタクトを可
能にする方法が開示されている。これは、基板上の配線
または電極パッドにコンタクトするプローブピンが所定
数配置されるプローブカードにおいて、前記所定数のプ
ローブピンの所定部分に湾曲部を形成すると共に、該プ
ローブピンの湾曲部の湾曲度合いを温度に応じて変化さ
せ、該プローブピンのコンタクト部先端位置を変化させ
る熱変位部材を用い、前記熱変位部材を黒色とするか、
または前記熱変位部材に吸熱板を設けるか、もしくはそ
の変位を加熱制御手段で制御する方法である。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来のコンタクト部を大きくする方法では、デバイスの高
密度化、微小化により、コンタクト数が増えると共に、
コンタクト部の形状が微細化され、従来の前記方法で
は、基板加工中に基板が熱変形し、接触子と基板のコン
タクト部が位置ずれしてしまうプロセスにおいては対応
ができないという課題がある。
【0009】また、真空吸着や静電チャックにより保持
されて、接触子を用いて加工される基板が、熱を受けて
も変形しないようにする方法では、熱変形する量によっ
ては、基板が破壊してしまう課題がある。
【0010】また、特開平11−83901号公報に
は、基板をウエハに限定しているが、プローブピンを支
持するカード部(支持機構部)の材料に、被検査物であ
るウエハの材料と同質または熱膨張係数の同等のものを
使用する方法が開示されている。この方法では、プロー
ブカードの材質が基板と同じか、もしくは熱膨張係数が
同等であることが条件であるため、使われるプローブカ
ードと基板の選択範囲が狭く、対応できないプローブカ
ードと基板の組み合わせが存在してしまう課題がある。
【0011】さらに、この方法は、予備温度調整するこ
とにより、ファーストコンタクトを確実にする方法であ
って、例えば、ディスプレイなどの電子放出型電極形成
のように、基板が加工中に温度上昇し、変形してしまう
場合には、対応ができない課題がある。
【0012】また、特開平5−11018号公報に開示
されているように、プローブピンを所定数配置されるプ
ローブカードにおいて、前記所定数のプローブピンの所
定部分に湾曲部を形成すると共に、該プローブピンの湾
曲部の湾曲度合いを温度に応じて変化させ、該プローブ
ピンのコンタクト部先端位置を変化させる熱変位部材を
設け、前記熱変位部材を黒色とし、または、前記熱変位
部材に吸熱板を設け、もしくはその変位を制御する加熱
手段を設ける方法では、プローブピン一本毎に設ける湾
曲部の形状・寸法を各々同じように製作することが難し
く、かつ組み付けに関しても、3次元的に各々のプロー
ブピンを組み付けることも困難である。また、ディスプ
レイで用いるようなマトリクスXY配線を付した基板に
対しては、配線の前後方向のずれよりも、左右方向(隣
り合う配線方向)のずれをいかに吸収するかが課題であ
るが、前記提案では、プローブピンの軸方向(前後方
向)への対応であり、使用される分野が半導体チップ関
連のプロービング等におのずと限定されてしまい、前記
基板には対応できない。
【0013】本発明は、基板の電気的特性の評価や、電
子源または電子銃等の製作に必要な複数の接触子と、基
板表面上の複数の配線との位置関係を的確に決める接触
子の位置決め機構において、基板加工中、基板が熱変形
しても、接触子の位置が、基板の熱変形に追従して、位
置ずれしないようにすることを目的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決して目的
を達成するために、本発明は、表面に複数の配線が形成
された基板に対し、前記配線と外部ユニットとの間を電
気的に接続させる複数の接触子及び該複数の接触子を含
む接触子ユニットのどちらかの位置を決めるための接触
子の位置決め機構であって、前記基板が熱変形し前記複
数の配線の間隔が変化することに対応して、前記複数の
接触子の間隔を変化させる手段を有することを特徴とす
る。
【0015】本発明では、前記基板の熱変形する方向
は、熱変形の影響がない突き当て部材の一端に前記基板
が突き当て位置決めされることによって決められた方向
であり、かつ前記複数の接触子は、前記決められた方向
と同じ方向に変化することが好ましく、前記複数の接触
子を連結部材で連結し、該連結部材を温度調整すること
により、前記複数の接触子の間隔を変化させることが望
ましく、前記基板の温度を計測する機能を有し、かつ前
記連結部材にも温度計測する手段を設けてもよく、前記
基板及び連結部材の温度計測する手段により、前記基板
の温度を計測し、前記基板の熱変形に相当する長さにま
で前記連結部材が変形するよう該連結部材を温度調整す
ることが好ましい。
【0016】前記連結部材には、コバール材、ステンレ
ス鋼材、銅材及びアルミニウム材のうちのどれを用いて
もよく、前記連結部材には、シースヒータを組み付ける
ことが可能であり、前記連結部材として中空形状品を用
い、前記中空内に温度調整された流体を流通させてもよ
く、前記流体としてエアー及びシリコンオイルのどちら
を用いてもよい。
【0017】本発明では、接触子または所定数の接触子
が配列された接触子ユニットは、接触子により加工され
る基板の伸びる方向と同方向に伸びるように配置された
温度調節機構を備えた熱膨張係数が既知の材料を用いた
連結部材でつながれていることが好ましい。そして、上
記課題は、基板の温度を前記接触子による加工中、熱伝
対等で計測し、前記基板が熱変形したことによる伸び値
を(基板の伸び方向の長さ×計測した基板の温度×熱膨
張係数=基板の伸び量)により算出し、算出した前記基
板の伸び量と前記接触子または接触子ユニットの伸び量
が同じとなるように前記連結部材の温度をコントロール
することにより、前記基板と前記接触子のコンタクト部
が相対的にずれないことで解決される。前記基板の伸び
方向と前記接触子の伸び方向が、同方向となるようにす
るため、前記基板の端部と前記接触子または接触子ユニ
ットの端部を熱による変形が無視できうる範囲の熱膨張
係数の低い金属等の材料もしくは熱による変形が無視で
きうる範囲に温度制御された突き当て部材の端部等に突
き当て、前記突き当て部材を不動の基準として前記基板
と前記接触子または接触子ユニットが、設置される。こ
のことにより、熱変形による前記基板の伸び方向と前記
接触子または接触子ユニットの伸び方向が、同じ方向と
なる。
【0018】上述のように、所定数の接触子もしくは前
記接触子を配列した接触子ユニットが、前記接触子によ
り加工される基板と同じ方向に伸びる温度調整可能な連
結部材により連結され、前記基板の伸び量と連結部材の
伸び量が同じになるように連結部材の温度をコントロー
ルすることにより、前記基板と所定数の接触子もしくは
前記接触子を配列した接触子ユニットとのコンタクト部
の位置が相対的にずれないようにし、従来技術での課題
であった接触子による加工中に、加工される基板が温度
上昇し熱変形し、基板と接触子のコンタクト位置がずれ
て外れてしまう問題が解決される。
【0019】このことにより、本発明は、特にディスプ
レイなどのXYマトリクス配線を利用し、前記XY配線
に、プロービングして電気を供給して製造される電子源
または電子銃の製造装置や、バーンインテストのような
温度耐久試験を実施するウエハや電子デバイスの電気的
諸特性を計測する装置に有効に用いられる。また、本発
明は、表面に複数の配線が形成された基板に対し、前記
配線と外部ユニットとの間を電気的に接続させる複数の
接触子及び該複数の接触子を含む接触子ユニットのどち
らかの位置を決めるための接触子の位置決め方法であっ
て、前記基板が熱変形し前記複数の配線の間隔が変化す
ることに対応して、前記複数の接触子の間隔を変化させ
ることを特徴としてもよい。
【0020】本発明に係るこの方法の場合も、前記基板
の熱変形する方向が、熱変形の影響がない突き当て部材
の一端に前記基板が突き当て位置決めされることによっ
て決められた方向であって、かつ前記接触子が、前記基
板の決められた変形方向と同じ方向に変化することが好
ましく、前記複数の接触子を連結部材で連結し、該連結
部材を温度調整することにより、前記接触子の間隔を変
化させることが望ましく、前記基板の温度を計測する機
能を有し、かつ前記連結部材の温度計測する工程を設け
てもよく、前記基板及び連結部材の温度計測する工程に
より、前記基板の温度を計測し、前記基板の熱変形に相
当する長さにまで前記接触子の連結部材が変形するよう
前記連結部材を温度調整させることが好ましい。
【0021】前記連結部材には、コバール材、ステンレ
ス鋼材、銅材及びアルミニウム材のうちのどれを用いて
もよく、前記連結部材には、シースヒータを組み付ける
ことが可能であり、前記連結部材として中空形状品を用
い、前記中空内に温度調整された流体を流通させてもよ
く、前記流体としてエア及びシリコンオイルのどちらを
用いてもよい。
【0022】
【発明の実施の形態及び実施例】(第1の実施形態及び
実施例1)図1は本発明の第1の実施形態に係る接触子
の位置決め機構を示す平面図である。図1において、1
は配線がパターニングされたガラス基板、2(2x1〜2
xm)がX方向の配線、3(3y1〜3yn)がY方向の配
線、4が基板1の温度モニタ用熱伝対である。5は基板
1と連結部材6の突き当て部材(位置出しブロック)で
あり、本実施形態においては、その材料として熱膨張係
数が小さい( 0.1 ×10-6) インバー合金(Fe−3
2%Ni−4%Co)を用いた。
【0023】6(6a,6b)は所定数の接触子8(8
a,8b)を連結させた連結部材であって、6aがX方
向配線2用であり、6bがY方向配線3用であり、その
材料としてステンレス鋼(SUS304)を用いた。7
(7a,7b)は連結部材6の温度をコントロールする
500Wのシースヒータであって、ヒータ7aが連結部
材6aに組み付けられ、ヒータ7bが連結部材6bに組
み付けられている。
【0024】8(8a,8b)は基板1の表面に形成さ
れた複数の配線2,3にコンタクトする接触子である。
9(9a,9b)は、連結部材6(6a,6b)の温度
をモニタする為の熱伝対、10は基板1と連結部材6の
温度をコントロールする温調器、11(11a,11
b)は、接触子8(8a,8b)に電流を供給するドラ
イバ、12は温度コントローラを示す。連結部材6(6
a,6b)及びシースヒータ7(7a,7b)と温調器
10及び温度コントローラ12とは、基板1が熱変形し
複数の配線2,3の間隔が変化することに対応して、複
数の接触子8(8a,8b)の間隔を変化させる手段を
構成している。
【0025】・実施例1 テストした基板1にはX方向配線2のライン幅が50μ
m、ピッチが100μm、Y方向配線3のライン幅が5
0μm、ピッチが100μmのパターンが描かれてお
り、材料としてソーダガラスを用い、サイズは300×
200×t6である。前記基板1のX方向ライン数は2
00本であり、Y方向ライン数は150本である。
【0026】実験としては、まず初めに、前記基板1の
配線2に接触子8aを、配線3に接触子8bを画像処理
にて各々コンタクトし、コンタクト後、その各接触子8
a,8bにドライバ11a,11bより、電流1Aを供
給して、30分間連続給電した。
【0027】前記基板1は、熱膨張係数が小さいインバ
ー合金で作られた位置出しブロック5に突き当てて位置
を出し、設置した。表1は各実施例における実験条件を
まとめた表である。
【0028】
【表1】
【0029】実験では、表1に示すように基板1の温度
が、接触子8への電流1A、30分間の通電で、150
℃まで昇温し、X方向に450μm、Y方向に300μ
mの熱変形による伸び量が計測された。その150℃に
おいてステンレス鋼SUS304で製作された連結部材
6は、X側6aが119℃、Y側6bが110℃に温調
されることによって、基板1のX方向と、Y方向の伸び
量と同じ伸び量となった。
【0030】位置出しブロック5も熱変形するが、熱変
形による伸び量がX方向に0.3μm、Y方向も同様に
0.3μmとなるような構造体にした。この伸び量であ
れば、基板1のX方向と、Y方向、そして連結部材6の
各一端面が動かないと見なせる固定端となるような位置
出しが十分可能であって、突き当てブロック5の熱変形
による伸び量は無視することが可能であり、さらに、熱
変形する基板1のX−Yと連結部材6が同じ1方向に伸
びることになる。図4(a)は、実施例1での基板1の
経過時間に対する温度の昇温グラフであり、比較的穏や
かに昇温させたことを示している。
【0031】図4(b)はその時の、基板1のX方向と
Y方向の伸び量を表した図である。この図から分かるよ
うに、基板1の温度の昇温曲線と基板1の伸び量の曲線
は、同じ傾きとなり、つまり基板1の温度が分かれば基
板1の伸び量が算出され、その伸び量と同じ伸び量とな
るように、連結部材6に組み付けられたヒータ7の温度
を制御し、連結部材6a,6bの温度を熱伝対9a,9
bで監視しながら接触子8aを配線2に接続させ、接触
子8bを配線3に接続させて加工をすることで、加工
中、熱変形による基板1の伸びが発生しても、接触子8
の位置が、基板1の伸び量とほぼ同じになるように追従
するため、コンタクト位置がずれることなく、加工がで
きる。
【0032】本実験にて、基板1の温度を加工中に、温
調器10で監視し、温度コントローラ12に測定データ
を転送し、温度コントローラ12にて基板1の伸び量を
算出し、接触子8のコンタクト位置を、基板1の伸び量
と同じになるように連結部材6の温度を決定し、その温
度指令を温調器10にフィードバックし、連結部材6の
温度を熱伝対9にて監視しながら加工を行い、接触子8
a,8bと基板1上の配線2,3とのコンタクト位置
が、加工中もずれることなくコンタクトできることを確
認した。
【0033】(第2の実施形態及び実施例2)図2は第
2の実施形態に係る接触子の位置決め機構を示す平面図
である。図2において、この機構は、第1の実施形態で
用いたユニットを基本とし、接触子8(8a,8b)を
配列した接触子ユニット14(14a,14b)を連結
部材15(15a,15b)で繋いだ構造とした。この
ことにより多数本の接触子8の一本毎に、連結部材15
に繋げる必要がなくなり、構造が簡素化できる。本実施
形態の場合、連結部材15(15a,15b)及びこれ
に配置してあるヒータ16(16a,16b)と温調器
10及び温度コントローラ12とは、基板1が熱変形し
複数の配線2,3の間隔が変化することに対応して、複
数の接触子8(8a,8b)の間隔を変化させる手段を
構成している。
【0034】・実施例2 実験に供した基板1には、X方向配線2のライン幅が5
0μm、ピッチが100μmであり、Y方向配線3のラ
イン幅が50μm、ピッチが100μmであるパターン
が描かれており、材料としてパイレックス(登録商標)
ガラスを用い、サイズは300×200×t6である。
前記基板1のX方向ライン数は、200本、Y方向ライ
ン数は150本である。
【0035】実験としては、まず、前記基板1の配線2
に接触子8aを、配線3に接触子8bを画像処理にて各
々コンタクトし、コンタクト後、その接触子8a,8b
の各々にドライバ11a,11bより、電流1.5Aを
供給し、30分間連続給電した。
【0036】前記基板1は、実施例1と同様に、熱膨張
係数が小さいインバー合金で作られた突き当て部材とし
ての位置出しブロック13(13a,13b)に連結部
材15(15a,15b)を突き当ててその位置を出
し、設置した。
【0037】実験の条件は、表1に示すように基板1の
到達温度200℃、その200℃時の基板1のX方向伸
び量が190μm、Y方向伸び量が120μmであっ
た。昇温条件としては図4(c)に見られるように直線
的に昇温させた。その時の基板1のX方向と、Y方向の
伸び量を図4(d)に示す。基板1の温度の昇温曲線と
基板1の伸び量の曲線は、ほぼ同じ傾きであるが、若干
基板1の昇温カーブと基板1の変形量が線形的ではない
部分も見られる。この部分においては、基板1の温度と
材料の熱膨張係数から基板1の伸び量を算出することは
できない。本実施例においては、予め図4(c)及び
(d)に示すデータを採り、温度と伸び量の関係情報を
温度コントローラ12に入力し、実際の加工中の温度デ
ータから基板1の伸び量を認識し、その伸び量と同じに
なるように、連結部材15に組み込まれたヒータ16を
制御し、連結部材15を、基板1と同じ伸び量となるよ
うに、X側15aを50℃、Y側15bを42℃に温度
制御した。その結果は、実施例1と同様に、加工中も接
触子8がコンタクト位置からずれることなく良好であっ
た。
【0038】(第3の実施形態及び実施例3)図3は第
3の実施形態に係る接触子の位置決め機構を示す平面図
である。第3の実施形態においては、第1の実施形態の
ユニットで、連結部材をパイプ形状とし、前記パイプ中
に、温度制御された流体であるシリコンオイルを貫流さ
せたことを特徴とする。
【0039】このことにより、ヒータに比べ、全体を効
率よく、かつレスポンスがよく、昇温させることができ
る。また複数の流体を貫流できる構造であれば、基板1
の昇温/冷却に対応したプロービングができる。さらに
冷却された流体を貫流させることで、低温プロセスにも
対応可能である。
【0040】本実施形態では、17(17a,17b)
は連結部材であって、その材質がステンレス鋼SUS3
04、サイズがφ12×t1のパイプであり、18(1
8a,18b)は、温調された流体であるシリコンオイ
ルの流れを示す。19(19a,19b)は前記シリコ
ンオイル18の温度を温調器10からの指令にてコント
ロールする流体温度コントローラである。本実施形態の
場合、複数の接触子8(8a,8b)の間隔を変化させ
る手段は、連結部材17(17a,17b)、シリコン
オイル18(18a,18b)の流れ、温調器10及び
流体温度コントローラを備えて構成されている。
【0041】・実施例3 実験に供した基板1には、X方向配線2のライン幅50
μm、ピッチ100μm、Y方向配線3のライン幅50
μm、ピッチ100μmのパターンが描かれており、材
料としてパイレックスガラスを用い、サイズは300×
200×t6である。前記基板1のX方向ライン数は、
200本、Y方向ライン数は150本である。
【0042】実験としては、前記基板1の配線2に接触
子8aを、配線3に接触子8bを各々コンタクトし、コ
ンタクト後、その接触子8a,8bの各々にドライバ1
1a,11bより、電流2.0Aを供給し、30分間連
続給電した。前記基板1は、実施例1と同様に、熱膨張
係数が小さいインバー合金で作られた位置出しブロック
5に突き当てて位置を出し、設置した。
【0043】実験の条件は、表1のように、基板到達温
度300℃、その300℃時の基板1のX方向伸び量3
00μm、Y方向伸び量200μmであった。昇温条件
としては図4(e)に見られるように急加熱条件とし
た。その時の基板1のX方向と、Y方向の伸び量を図4
(f)に示す。実施例2と同様に、基板1の温度の昇温
曲線と基板1の伸び量の曲線は、ほぼ同じ傾きである
が、若干基板1の温度昇温カーブと基板1の変形量が線
形的ではない部分も見られる。この部分においては、基
板1の温度と材料の熱膨張係数から基板1の伸び量を算
出することはできない。本実施例においては、予め図4
(e)及び(f)のデータを採り、温度と伸び量の関係
情報をコントローラ12に入力し、実際の加工中の温度
データから、基板1の伸び量を認識し、その伸び量と同
じになるように、連結部材17を貫流するシリコンオイ
ルの温度を制御し、前記連結部材17は、基板1と同じ
伸び量となるように、X側17aを76℃、Y側17b
を72℃に温度制御した。その結果は、実施例1と同様
に、加工中も接触子8がコンタクト位置からずれること
なく、良好であった。
【0044】(第4の実施形態及び実施例4)第4の実
施形態は、図1に示した第1の実施形態で、連結部材6
の材料をアルミニウム(A5052)とした。 ・実施例4 実験としては、まず初めに前記基板1の配線2に接触子
8aを、配線3に接触子8bを各々画像処理にてコンタ
クトし、コンタクト後、その接触子8の各々にドライバ
11より電流1Aを供給し、30分間連続給電した。
【0045】実験では、表1に示すように基板1の温度
が、接触子8への電流1Aの供給、30分間通電で15
0℃まで昇温し、X方向に450μm、Y方向に300
μmの熱変形による伸び量が計測された。基板1の上昇
温度に合わせて、連結部材6の温度をコントロールし、
最終的には表1に示すように150℃においてA505
2で製作された連結部材6は、X側6aが72℃、Y側
6bが66℃に温調され、加工中、熱変形による基板1
の伸びが発生しても、接触子8の位置が、前記基板1の
伸び量とほぼ同じになるように追従するため、コンタク
ト位置がずれることなく、加工ができることを確認し
た。
【0046】(第5の実施形態及び実施例5)第5の実
施形態は、図1に示した第1の実施形態で、連結部材6
の材料が銅材である。 ・実施例5 実験としては、まず初めに、前記基板1の配線2,3の
各々に接触子8を画像処理にてコンタクトし、コンタク
ト後、その接触子8の各々にドライバ11より電流1A
を供給し、30分間連続給電した。
【0047】実験では、表1に示すように、基板1の温
度が、接触子8への電流1A、30分間通電で、150
℃まで昇温し、X方向に450μm、Y方向に300μ
mの熱変形による伸び量が計測された。基板1の上昇温
度に合わせて、連結部材8の温度をコントロールし、最
終的には表1に示すように150℃において、銅で製作
された連結部材6は、X側6aが85℃、Y側6bが7
8℃に温調され、加工中、熱変形による基板1の伸びが
発生しても、接触子8の位置が、前記基板1の伸び量と
ほぼ同じになるように追従するため、コンタクト位置が
ずれることなく、加工ができることを確認した。
【0048】(第6の実施形態及び実施例6)第6の実
施形態は、図2に示した第2の実施形態で、連結部材6
の材料がコバール金属である。 ・実施例6 実験としては、まず初めに前記基板1の配線2,3の各
々に接触子8を画像処理にてコンタクトし、コンタクト
後、その接触子8の各々にドライバ11より電流1. 5
Aを供給し、30分間連続給電した。
【0049】実験では、表1に示すように、基板1の温
度が、接触子8への電流1. 5A、30分間の通電で、
200℃まで昇温し、X方向に190μm、Y方向に1
20μmの熱変形による伸び量が計測された。基板1の
上昇温度に合わせて、連結部材15の温度をコントロー
ルし、最終的には表1に示すように、200℃において
コバール金属で製作された連結部材15は、X側15a
が193℃、Y側15bが170℃に温調され、加工
中、熱変形による基板1の伸びが発生しても、接触子8
の位置が、前記基板1の伸び量とほぼ同じになるように
追従するため、コンタクト位置がずれることなく加工が
できることを確認した。
【0050】(第7の実施形態及び実施例7)第7の実
施形態は、図3に示した第3の実施形態のユニットで、
連結部材のパイプ材質をアルミニウムA5052とし、
前記パイプ中に、温度制御された流体であるエアを貫流
させたことを特徴とする。本実施形態は、図3と同様
に、17は連結部材であって、材質がA5052のφ1
2×t1のパイプであり、18は、温調された流体であ
るエアの流れを示す。 ・実施例7 実験としては、前記基板1の配線2に接触子8aを、配
線3に接触子8bを各々コンタクトし、コンタクト後、
その接触子8a,8bの各々にドライバ11a,11b
より電流2.0Aを供給し、30分間連続給電した。実
験では、表1に示すように基板1の温度が、接触子8へ
の電流2.0A、30分間通電で、300℃まで昇温
し、X方向に300μm、Y方向に200μmの熱変形
による伸び量が計測された。基板1の上昇温度に合わせ
て、連結部材8の温度をコントロールし、最終的には、
表1に示すように300℃において、A5052で製作
された連結部材17は、X側17aが50℃、Y側17
bが45℃に温調され、加工中、熱変形による基板1の
伸びが発生しても、接触子8の位置が、前記基板1の伸
び量とほぼ同じになるように追従するため、コンタクト
位置がずれることなく、加工ができることを確認した。
【0051】
【発明の効果】上述のように、本発明に係る接触子の位
置決め機構は、加工中に熱変形する基板に対して、接触
子のコンタクト位置が、基板の変形に追従して変化し、
位置ずれしないことを確認した。このことにより、基板
の電気的特性評価や接触子による加工プロセス品におい
て、基板の温度に依存しない接触子機構として、幅広い
用途で使用されるという効果を奏する。
【0052】さらに波及効果として、本発明に係る接触
子の位置決め機構は真空環境下でも対応可能であり、真
空プロセスにて製作される電子源や電子銃の接触子とし
ても有効である。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1の実施形態及び実施例1に係る
接触子の位置決め機構を示す平面図である。
【図2】 本発明の第2の実施形態及び実施例2に係る
接触子の位置決め機構を示す平面図である。
【図3】 本発明の第3の実施形態及び実施例3に係る
接触子の位置決め機構を示す平面図である。
【図4】 (a)は本発明の実施例1における基板の昇
温グラフであり、(b)は実施例1における基板の伸び
量グラフである。(c)は本発明の実施例2における基
板の昇温グラフであり、(d)は実施例2における基板
の伸び量グラフである。(e)は本発明の実施例3にお
ける基板の昇温グラフであり、(f)は実施例3におけ
る基板の伸び量グラフである。
【符号の説明】
1:基板、2(2x1〜2xm):X方向配線、3(3y1〜
3yn):Y方向配線、4:基板温度モニタ用熱伝対、5
(5a,5b):位置出しブロック(突き当て部材)、
6(6a,6b):連結部材、7(7a,7b):ヒー
タ、8(8a,8b):プローブピン(接触子)、9
(9a,9b):連結部材モニタ用熱伝対、10:温調
器、11(11a,11b):プローブ駆動用ドライ
バ、12:温度コントローラ、13(13a,13
b):位置出しブロック(突き当て部材)、14(14
a,14b):プローブカード(接触子ユニット)、1
5(15a,15b):連結部材、16(16a,16
b):ヒータ、17(17a,17b):連結部材、1
8(18a,18b):流体の経路、19(19a,1
9b):流体温度コントローラ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 大木 一弘 東京都大田区下丸子3丁目30番2号キヤノ ン株式会社内 Fターム(参考) 2G011 AA16 AB06 AB10 AC06 AE01 4M106 AA01 BA01 DD03 DD13 DD30 5E021 FA05 FB01 FB13 FC38 JA05 JA09

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 表面に複数の配線が形成された基板に対
    し、前記配線と外部ユニットとの間を電気的に接続させ
    る複数の接触子及び該複数の接触子を含む接触子ユニッ
    トのどちらかの位置を決めるための接触子の位置決め機
    構であって、前記基板が熱変形し前記複数の配線の間隔
    が変化することに対応して、前記複数の接触子の間隔を
    変化させる手段を有することを特徴とする接触子の位置
    決め機構。
  2. 【請求項2】 前記基板の熱変形する方向は、熱変形の
    影響がない突き当て部材の一端に前記基板が突き当て位
    置決めされることによって決められた方向であり、かつ
    前記複数の接触子の間隔は、前記決められた方向と同じ
    方向に変化することを特徴とする請求項1に記載の接触
    子の位置決め機構。
  3. 【請求項3】 前記複数の接触子を連結部材で連結し、
    該連結部材を温度調整することにより、前記複数の接触
    子の間隔を変化させることを特徴とする請求項1または
    2に記載の接触子の位置決め機構。
  4. 【請求項4】 前記基板の温度を計測する機能を有し、
    かつ前記連結部材にも温度計測する手段を設けたことを
    特徴とする請求項3に記載の接触子の位置決め機構。
  5. 【請求項5】 前記基板及び連結部材の温度計測する手
    段により、前記基板の温度を計測し、前記基板の熱変形
    に相当する長さにまで前記連結部材が変形するよう該連
    結部材を温度調整することを特徴とする請求項4に記載
    の接触子の位置決め機構。
  6. 【請求項6】 前記連結部材には、コバール材、ステン
    レス鋼材、銅材及びアルミニウム材のうちのどれかを用
    いたことを特徴とする請求項3〜5のいずれかに記載の
    接触子の位置決め機構。
  7. 【請求項7】 前記連結部材には、シースヒータを組み
    付けたことを特徴とする請求項3〜6のいずれかに記載
    の接触子の位置決め機構。
  8. 【請求項8】 前記連結部材として中空形状品を用い、
    前記中空内に温度調整された流体を流通させたことを特
    徴とする請求項3〜7のいずれかに記載の接触子の位置
    決め機構。
  9. 【請求項9】 前記流体としてエアー及びシリコンオイ
    ルのどちらかを用いたことを特徴とする請求項8に記載
    の接触子の位置決め機構。
  10. 【請求項10】 表面に複数の配線が形成された基板に
    対し、前記配線と外部ユニットとの間を電気的に接続さ
    せる複数の接触子及び該複数の接触子を含む接触子ユニ
    ットのどちらかの位置を決めるための接触子の位置決め
    方法であって、前記基板が熱変形し前記複数の配線の間
    隔が変化することに対応して、前記複数の接触子の間隔
    を変化させることを特徴とする接触子の位置決め方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011047919A (ja) * 2009-08-26 2011-03-10 Kodi-S Co Ltd 集積回路接触プローブユニット及びその製造方法

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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