JP2003107150A6 - マイクロ波センサ、マイクロ波センサ用部材及びマイクロ波センサ応用機器 - Google Patents

マイクロ波センサ、マイクロ波センサ用部材及びマイクロ波センサ応用機器 Download PDF

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Abstract

【課題】マイクロ波センサの用途については、従来、スピードガン、ドアの自動開閉などに限られ、余り検討されていない。
【解決手段】送信波となるマイクロ波信号を発生する信号源1と、該信号源1からの送信波5と反射波7とを分波する分波部3と、該分波部3からの前記送信波5をセンシング対象6に照射すると共に、前記センシング対象6から反射してくる前記反射波7を受波して分波部3に送るアンテナ部4と、前記分波部3で分波された前記反射波7が供給されると共に、前記送信波7の一部を局発信号として供給されるミキサ部2と、該ミキサ部2で前記局発信号と前記反射波7とを混合して前記送信波5に対する前記反射波7のドップラ信号を検出する検出部8と前記ドップラ信号から所定の忌避・回避の為の動作信号を発信する動作信号部9、でなることを特徴とするマイクロ波センサである。
【選択図】図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、物体や人に反射した送信波を受信してドップラ効果によって波長が変化した反射波を受信して、反射体である物体や人を検知するセンサであって、特にマイクロ波を用いたマイクロ波センサ及びそのマイクロ波センサを用いたマイクロ波センサ応用機器に関する。
【0002】
【従来の技術】
監視空間へ放射したマイクロ波と、監視空間内の物体から受信した反射波とを混合して、物体の移動によって生じるドップラ信号を検波し、このドップラ信号のレベルと一定の閾値とを比較して、ドップラ信号レベルが閾/直を越えている時間に基づいて移動物体を検知するマイクロ波センサの原理が知られている。マイクロ波センサの原理は、ドップラ信号の振幅が移動物体からの受信信号レベルに比例し、ドップラ信号の周波数が移動物体の移動速度に比例することを利用している。マイクロ波センサの原理を簡単に述べる。この種のマイク口波センサは、移動体に向けてマイクロ波またはミリ波を送波し、移動体から戻ってくる反射波のドップラシフト分またはビート周波数分を検出して、移動体までの距離および移動体の速度を測定するものである。従来から用いられてきたマイクロ波センサの検出システムについて概説する。まず送信時には電圧制御発振器(VCO部)に変調信号が入カされることで、送信中心周波数に対して三角波FM変調が掛けられ、この変調されたミリ波帯送信信号がRF増幅部または周波数逓倍部を通って、アンテナ部から移動体に向けて送波される。移動体で反射した反射波は、アンテナ部で受けられ、サーキュレータ部によってミキサ部に分波される。このミキサ部には、方向性結合器から取り出された送信波と同じ周波数信号(局発信号)が入カされているので、反射波はこの送信波と混合されることにより送信波との差周波数に相当する中間周波信号(IF信号)に変換される。このIF信号は、次段の中間周波増幅器によって増幅され、出力端子から取り出される。送受波器で観測されるドップラ偏移 Δf [Hz] からセンシング対象の速度Vを求める式は、下記の通りである。
V= (△f/f)・C・(1/sinθ) ……(1)
ただし、f:送信波の周波数 (Hz),C:送信波の伝搬速度(音速又は光速)
θ:送信ビームの伏角
VCO部において変調を掛けない場合は、この差周波数は移動体すなわち被測定物の運動によるドップラシフト成分となる。三角波変調を掛けたときは、変調周期の半分の時間毎にミキサ部から出カされるビート周波数が変化するので、移動体の距離Rおよび速度Vは、周波数を高くするスイープ時に検出されるビート周波数成分をfu、周波数を低くするときのスイープ時に検出されるビート周波数成分をfdとするとき、次式により算出することができる。
R=(Tm・C/4ΔF){(fu+fd)/2} ……(2)
V=(c/2fo){(fu−fd)/2} ……(3)
ここで、Cは光速、△Fは最大周波数偏移、Tmは三角波変調の周期、foは送信中心周波数である。
【0003】
マイクロ波センサが注目されてきたのは、近年のことである。2000年11月27日、郵政省が「マイクロ波帯を使用するセンシング対象検知センサに関する電気通信技術審議会答申」を発表した。その答申によると、マイクロ波センサなどの電波センサは、従来、野球場等でのボールの速度を測定するスピードガン、ドアの自動開閉などに使われてきたとのことである。
【0004】
【本発明が解決しようとする課題】
しかし、マイクロ波センサの原理は公知のものであるが、その用途発明については、従来、スピードガン、ドアの自動開閉などに限られ、余り検討されてないという問題がある。また、前記の審議会答申では防狙対策や安全分野への適用については言及されているものの、その他のマイクロ波センサの特性を生かせる用途については、示唆が無いという問題がある。従って、本発明は、マイクロ波センサの用途を系統的に検討して、その優れた特性が最適に適用できる用途を検討して、従来には世の中に無かった産業上の利用性を向上したマイクロ波センサの提供を目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本発明は、下記の構成を主旨とする。符号1〜10は、発明の理解を容易にするために図1に示すブロック図の符号を付記した。
【0006】
〔手段1〕送信波となるマイクロ波信号を発生する信号源1と、該信号源1からの送信波5と反射波7とを分波する分波部3と、該分波部3からの前記送信波5をセンシング対象6に照射すると共に、前記センシング対象6から反射してくる前記反射波7を受波して分波部3に送るアンテナ部4と、前記分波部3で分波された前記反射波7が供給されると共に、前記送信波7の一部を局発信号として供給されるミキサ部2と、該ミキサ部2で前記局発信号と前記反射波7とを混合して前記送信波5に対する前記反射波7のドップラ信号を検出する検出部8と、前記ドップラ信号から所定の忌避・回避の為の動作信号を発信する動作信号部9、でなることを特徴とするマイクロ波センサ。
〔手段2〕前記動作信号部が、前記センシング対象の種別を判別し、その種別に応じた撃退策を選定して動作信号を発信することを特徴とする〔手段1〕記載のマイクロ波センサ。
〔手段3〕〔手段1〕記載のマイクロ波センサに、前記センシング対象を撃退する撃退部を付加したマイクロ波センサ応用機器。
〔手段4〕前記動作信号が超音波であることを特徴とする〔手段1〕記載のマイクロ波センサ。
〔手段5〕前記動作信号が、友軍識別信号であることを特徴とする〔手段1〕記載のマイクロ波センサ。
〔手段6〕前記友軍識別信号が、携帯機器により発信可能な〔手段5〕記載のマイクロ波センサ。
〔手段7〕〔手段5〕記載のマイクロ波センサが発信する前記友軍識別信号を解除させるマイクロ波センサ応用機器。
〔手段8〕〔手段5〕記載のマイクロ波センサが発信する前記友軍識別信号を解除する鍵の働きをするマイクロ波センサ応用機器。
〔手段9〕〔手段1〕記載のマイクロ波センサからの送信波を吸収するマイクロ波センサ応用機器。
〔手段10〕携帯電話を忌避して前記携帯電話の発信を阻止することを特徴とする〔手段1〕記載のマイクロ波センサ。
〔手段11〕痴漢の動作を検知して警報を発することを特徴とする〔手段1〕記載のマイクロ波センサ。
〔手段12〕携帯電話を所持する者の接近を検知することを特徴とする〔手段1〕記載のマイクロ波センサ。
〔手段13〕追突の恐れがある異常接近する車両を検知して警報を発することを特徴とする〔手段1〕記載のマイクロ波センサ。
〔手段14〕追突の恐れがある異常接近する車両を検知してエアバッグを展開することを特徴とする〔手段1〕記載のマイクロ波センサ。
〔手段15〕通路の曲がり角に設置され接近するセンシング対象を検知してパトライトを動作させることを特徴とする〔手段1〕記載のマイクロ波センサ。
〔手段16〕見通しの悪い交差点に設置され接近するセンシング対象を検知することを特徴とする〔手段1〕記載のマイクロ波センサ。
〔手段17〕車両内部の操作パネルに設置して後方の接近車而を検知し監視することを特徴とする〔手段1〕記載のマイクロ波センサ。
〔手段18〕前記センシング対象の相対速度により色分け表示することを特徴とする〔手段1〕記載のマイクロ波センサ。
〔手段19〕流体の意図せぬ放出を検出して警報信号を発信することを特徴とする〔手段1〕記載のマイクロ波センサ。
〔手段20〕巾止行動用の信号を発信することを特徴とする〔手段1〕記載のマイクロ波センサ。
〔手段21〕閉止した踏切遮断機内で停止したセンシング対象を検出して警報することを特徴とする〔手段1〕記載のマイクロ波センサ。
〔手段22〕落下物を検出することを特徴とする〔手段1〕記載のマイクロ波センサ。
〔手段23〕雪崩を検出することを特徴とする〔手段1〕記載のマイクロ波センサ。
〔手段24〕逆位相発信器を用いて回避行動を起こす信号を発信することを特徴とする〔手段1〕記載のマイクロ波センサ。
〔手段25〕ごみ捨て場における害鳥を検出して撃退することを特徴とする〔手段1〕記載のマイクロ波センサ。
【0007】
〔手段26〕送信波5となるマイクロ波信号を発生する信号源1と、該信号源1からの送信波5と反射波7とを分波する分波部3と、該分波部3からの送信波5をセンシング対象6に照射すると共に、前記センシング対象6から反射してくる反射波7を受波して分波部3に送るアンテナ部4と、前記分波部3で分波された反射波7が供給されると共に、前記送信波5の一部を局発信号として供給されるミキサ部2と、該ミキサ部2で局発信号と反射波7とを混合して前記送信波5に対する前記反射波7のドップラ信号を検出する検出部8と、前記ドップラ信号から自動車に所定の動作信号を発信する動作信号部9、でなることを特徴とするマイクロ波センサ。
〔手段27〕自動車の接近を検知することを特徴とする〔手段26〕記載のマイクロ波センサ。
〔手段28〕追突の恐れがある後続車を検知して警報を発することを特徴とする〔手段26〕記載のマイクロ波センサ。
〔手段29〕追突の恐れがある後続車を検知して後方エアバッグを動作することを特徴とする〔手段26〕記載のマイクロ波センサ。
〔手段30〕追突の恐れがある後続車を検知して覚醒器を作動することを特徴とする〔手段26〕記載のマイクロ波センサ。
〔手段31〕追突の恐れがある後続車を検知するミラーを自動車内部の操作パネル内に設置することを特徴とする〔手段26〕記載のマイクロ波センサ。
〔手段32〕相対速度で色分け表示することを特徴とする、〔手段26〕記載のマイクロ波センサ。
〔手段33〕適正車間距離を維持することを特徴とする〔手段26〕記載のマイクロ波センサ。
〔手段34〕車問距離と車遠からブレーキを連動してオートクルージング(自動車部の自動走行)のブレーキシステムに適用することを特徴とする〔手段26〕記載のマイクロ波センサ。
〔手段35〕踏切遮断機内で停止したセンシング対象を検出して通報することを特徴とする〔手段26〕記載のマイクロ波センサ。
〔手段36〕自動車の後方の壁または他の自動車との距離を検出して接触事故を防止することを特徴とする〔手段26〕記載のマイクロ波センサ。
【0008】
〔手段37〕送信波5となるマイクロ波信号を発生する信号源1と、該信号源1からの送信波5と反射波7とを分波する分波部3と、該分波部3からの送信波5をセンシング対象6に照射すると共に、前記センシング対象6から反射してくる反射波7を受波して分波部3に送るアンテナ部4と、前記分波部3で分波された反射波7が供給されると共に、前記送信波5の一部を局発信号として供給されるミキサ部2と、該ミキサ部2で局発信号と反射波7とを混合して前記送信波5に対する前記反射波7のドップラ信号を検出する検出部8と、前記ドップラ信号から所定の動作信号を通信手段で発信する動作信号部9、でなることを特徴とするマイクロ波センサ。
〔手段38〕受発信共用器を具備することを特徴とする〔手段37〕記載のマイクロ波センサ。
〔手段39〕アンテナスイッチを具備して受発信共用可能なことを特徴とする〔手段37〕記載のマイクロ波センサ。
〔手段40〕複数個の発信アンテナを具備することを特徴とする〔手段37〕記載のマイクロ波センサ。
〔手段41〕複数の発信器を高速切替して多重扱いすることを特徴とする〔手段37〕記載のマイクロ波センサ。
〔手段42〕CDMAを応用することを特徴とする〔手段37〕記載のマイクロ波センサ。
〔手段43〕複数端末を集中管理できることを特徴とする〔手段37〕記載のマイクロ波センサ。
〔手段44〕逆位相発信器を利用した回避活動をすることを特徴とする〔手段37〕記載のマイクロ波センサ。
【0009】
〔手段45〕送信波5となるマイクロ波信号を発生する信号源1と、該信号源1からの送信波5と反射波7とを分波する分波部3と、該分波部3からの送信波5をセンシング対象6に照射すると共に、前記センシング対象6から反射してくる反射波7を受波して分波部3に送るアンテナ部4と、前記分波部3で分波された反射波7が供給されると共に、前記送信波5の一部を局発信号として供給されるミキサ部2と、該ミキサ部2で局発信号と反射波7とを混合して前記送信波5に対する前記反射波7のドップラ信号を検出する検出部8と、前記ドップラ信号から所定の探索・捜査の為の動作信号を発信する動作信号部9、でなることを特徴とするマイクロ波センサ。
〔手段46〕立体位置の検知をすることを特徴とする〔手段45〕記載のマイクロ波センサ。
〔手段47〕昆虫や小動物を検知することを特徴とする〔手段45〕記載のマイクロ波センサ。
〔手段48〕マイクロ波センサ応用機器との距離が所定値以上に離れたことを検知することを特徴と.する〔手段45〕記載のマイクロ波センサ。
〔手段49〕地雷の位置を検出することを特徴とする〔手段45〕記載のマイクロ波センサ。
〔手段50〕人工衛星の残骸を検知して回収することを特徴とする〔手段45〕記載のマイクロ波センサを搭載したマイクロ波センサ応用機器。
〔手段51〕落下物を検出することを特徴とする〔手段45〕記載のマイクロ波センサ。
〔手段52〕雪崩を検知することを特徴とする〔手段45〕記載のマイクロ波センサ。
〔手段53〕機器内部のモータの回転数を検出することを特徴とする〔手段45〕記載のマイクロ波センサ。
〔手段54〕災害時の建物内の生存者を検知することを特徴とする〔手段45〕記載のマイクロ波センサ。
【0010】
〔手段55〕送信波5となるマイクロ波信号を発生する信号源1と、該信号源1からの送信波と反射波とを分波する分波部と、該分波部からの送信波5をセンシング対象6に照射すると共に、前記センシング対象6から反射してくる反射波7を受波して分波部3に送るアンテナ部4と、鮒記分波部4で分波された反射波7が供給されると共に、前記送信波5の一部を局発信として供給されるミキサ部2と、該ミキサ部2で局発信号と反射波7とを混合して前記送信波5に対する前記反射波7のドップラ信号を検出する検出部と、前記ドップラ信号から所定の防災治安の為の動作信号を発信する動作信号部9、でなることを特徴とするマイクロ波センサ。
〔手段56〕埋設地雷の位置を検出することを特徴とする〔手段55〕記載のマイクロ波センサ。
〔手段57〕道路の曲がり角に設けられ接近する人や物体を検知することを特徴とする〔手段55〕記載のマイクロ波センサ。
〔手段58〕見通しの悪い交差点に設けられ接近する人や物体を検知することを特徴とする/55〕記載のマイクロ波センサ。
〔手段59〕落下物を検出することを特徴とする〔手段55〕記載のマイクロ波センサ。
〔手段60〕雪崩を検出することを特徴とする〔手段55〕記載のマイクロ波センサ。
〔手段61〕地震や火山噴火の初期微動を検出することを特徴とする〔手段55〕記載のマイクロ波センサ。
〔手段62〕災害時の建物内の生存者を検出することを特徴とする〔手段55〕記載のマイクロ波センサ。
【0011】
〔手段63〕送信波5となるマイクロ波信号を発生する信号源1と、該信号源1からの送信波5と反射波7とを分波する分波部3と、該分波部3からの送信波5をセンシ!グ対象6に照射すると共に、前記センシング対象6から反射してくる反射波7を受波して分波部3に送るアンテナ部4と、前記分波部3で分波された反射波7が供給されると共に、前記送信波5の一部を局発信号として供給されるミキサ部2と、該ミキサ部2で局発信号と反射波7とを混合して前記送信波5に対する前記反射波7のドップラ信号を検出する検出部8と、前記ドップラ信号から所定の動作信号を発信する動作信号部9、でなるマイクロ波センサ。
〔手段64〕〔手段63〕記載のマイクロ波センサ用部材であって、受発信共用器であることを特徴とするマイクロ波センサ用部材。
〔手段65〕〔手段63〕記載のマイクロ波センサ用部材であって、アンテナスイッチで送受信兼用とすることを特徴とするマイクロ波センサ用部材。
〔手段66〕〔手段63〕記載のマイクロ波センサ用部材であって、複数個のアンテナを使用することを特徴とする部材マイクロ波センサ用。
〔手段67〕〔手段63〕記載のマイクロ波センサ用部材であって、受信機側の電源にマイクロ波送電を使用することを特徴とするマイクロ波センサ用部材。
〔手段68〕〔手段63〕記載のマィクロ波センサ用部材であって、送電鉄塔の先端に受発信器を具備してマイクロ波送電することを特徴とするマイクロ波センサ用部材。
〔手段69〕〔手段63〕記載のマイクロ波センサ用部材であって、複数の受信機を高速切替して多重扱いすることを特徴とするマイクロ波センサ用部材。
〔手段70〕〔手段63〕記載のマィクロ波センサ用部材であって、CDMAを応用することを特徴とするマイクロ波センサ用部材。
〔手段71〕〔手段63〕記載のマイクロ波センサ用部材であって、方位アンテナを使用することを特徴とするマイクロ波センサ用部材。
〔手段72〕〔手段63〕記載のマイクロ波センサ用部材であって、走査アンテナを使用することを特徴とするマイクロ波センサ用部材。
〔手段73〕〔手段63〕記載のマイクロ波センサ用部材であって、抵抗膜間の間隔を一波長とすることを特徴とするマイクロ波センサ用部材。
〔手段74〕〔手段63〕記載のマイクロ波センサ用部材であって、当該センサ用部材の結晶への当該マイクロ波の入射角と当該結晶の結晶面間隔とから特定の角度への当該入射波の反射波が強調される性格を用いて、指向性を制御した受発信器を使用することを特徴とするマイクロ波センサ用部材。なお、前記「センサ用部材の結晶への当該マイクロ波の入射角と当該結晶の結晶面間隔とから特定の角度への当該入射波の反射波が強調される性格」とは、ブラッグの法則(Bragg‘s Law)で規定される性格を言う。ブラッグの法則とは、結晶に入射される波の入射角と当該結晶の格子面間隔とから入射波と反射波との干渉作用により、特定の角度への反射波が強調される性質を律則する法則である。
〔手段75〕〔手段63〕記載のマイクロ波センサを用いる部材であって、ロボットの目に使用することを特徴とするマイクロ波センサ用部材。
【0012】
〔手段76〕送信波5となるマイクロ波信号を発生する信号源1と、該信号源1からの送信波5と反射波7とを分波する分波部3と、該分波部3からの送信波5をセンシング対象6に照射すると共に、前記センシング対象6から反射してくる反射波7を受波して分波部3に送るアンテナ部4と、前記分波部3で分波された反射波7が供給されると共に、前記送信波5の一部を局発信号として供給されるミキサ部2と、該ミキサ部2で局発信号と反射波とを混合して前記送信波5に対する前記反射波7のドップラ信号を検出する検出部8と、前記ドップラ信号から所定の計測をする為の動作信号を発信する動作信号部9、でなることを特徴とするマイクロ波センサ。
〔手段77〕流量を計測することを特徴とする〔手段76〕記載のマイクロ波センサ。
〔手段78〕金属溶湯の粘皮と粘度分布を計測することを特徴とする〔手段76〕記載のマイクロ波センサ。
〔手段79〕気相、固相、液相などの分布を計測することを特徴とする〔手段76〕記載のマイクロ波センサ。
〔手段80〕風速と降雪を計測、検知することを特徴とする〔手段76〕記載のマイクロ波センサ。
〔手段81〕交通量の計測をすることを特徴とする〔手段76〕記載のマイクロ波センサ。
〔手段82〕工事現場の寸法を計測することを特徴とする〔手段76〕記載のマイクロ波センサ。
〔手段83〕機器内部のモータの回転数を計測することを特徴とする〔手段76〕記載のマイクロ波センサ。
〔手段84〕地震や火山噴火による振動を計測することを特徴とする〔手段76〕記載のマイクロ波センサ。
【0013】
〔手段85〕送信波5となるマイクロ波信号を発生する信号源1と、該信号源1からの送信波5と反射波7とを分波する分波部3と、該分波部3からの送信波5をセンシング対象6に照射すると共に、前記センシング対象6から反射してくる反射波7を受波して分波部3に送るアンテナ部4と、前記分波部3で分波された反射波7が供給されると共に、前記送信波5の一部を局発信号として供給されるミキサ部2と、該ミキサ部2で局発信号と反射波7とを混合して前記送信波5に対する前記反射波7のドップラ信号を検出する検出部8と、前記ドップラ信号から所定の管理監視の為の動作信号を発信する動作信号部9、でなることを特徴とするマイクロ波センサ。
〔手段86〕送電鉄塔の先端に受発信器とマイクロ波送電手段を具備することを特徴とする〔手段85〕記載のマイクロ波センサ。
〔手段87〕赤ん坊を内部に収容し管理監視することを特徴とする〔手段85〕記載のマイクロ波センサ。
〔手段88〕ペットに装着して行動を管理監視することを特徴とする〔手段85〕記載のマイクロ波センサ。
〔手段89〕複数端末を集中管理することを特徴とする〔手段85〕記載のマイクロ波センサ。
〔手段90〕追突の恐れがある後続車の監視を自動車内部の操作パネルに設けたことを特徴とする〔手段85〕記載のマイクロ波センサ。
〔手段91〕相対速度で色分けすることを特徴とする〔手段85〕記載のマイクロ波センサ。
〔手段92〕当該センサ用部材の結晶への当該マイクロ波の入射角と当該結晶の結晶面間隔とから特定の角度への当該入射波の反射波が強調される性格を用いて、指向性を制御することを特徴とする〔手段85〕記載のマイクロ波センサ。
〔手段93〕交通量を計測することを特徴とする〔手段85〕記載のマイクロ波センサ。
【0014】
〔手段94〕送信波5となるマイクロ波信号を発生する信号源1と、該信号源1からの送信波5と反射波7とを分波する分波部3と、該分波部3からの送信波5をセンシング対象6に照射すると共に、前記センシング対象6から反射してくる反射波7を受波して分波部3に送るアンテナ部4と、前記分波部3で分波された反射波7が供給されると共に、前記送信波5の一部を局発信号として供給されるミキサ部2と、該ミキサ部2で局発信号と反射波7とを混合して前記送信波5に対する前記反射波7のドップラ信号を検出する検出部8と、前記ドップラ信号から所定の動作信号を発信する動作信号部9、前記動作信号により動作する動作部10、でなることを特徴とするマイクロ波センサ応用機器。
〔手段95〕老人が使用することを特徴とする〔手段94〕記載のマイクロ波センサ応用機器。
〔手段96〕杖の形状であること及び/又は杖の機能を有することを特徴とする〔手段94〕記載のマイクロ波センサ応用機器。
〔手段97〕通路の曲がり角に設置して接近する人や物体を検知することを特徴とする〔手段94〕記載のマイクロ波センサ応用機器。
〔手段98〕〔手段94〕記載のマイクロ波センサを用いたヘルメット形状の、及び/又はヘルメットの機能を有するマイクロ波センサ応用機器。
〔手段99〕〔手段94〕記載のマイクロ波センサを用いた番犬ロボット形状の、及び/又は番犬ロボットの機能を有するマイクロ波センサ応用機器。
〔手段100〕番犬ロボットを具備したことを特徴とする〔手段94〕記載のマイクロ波センサ応用機器。
【0015】
【発明の実施の形態】
以下、本発明における移動体の距離および速度の測定方法に用いるマイクロ波センサの具体例を図面にもとづいて詳細に説明する。図1のブロック図に、マイクロ波センサの一実施例を示す。ブロック「信号源1」の一例を説明する。VCO部には入力端子から変調信号となるベースバンド信号が入力され、マイクロ波帯またはミリ波帯の送信中心周波数に対してたとえば三角波FM変調が掛けられる。次に、ブロック「分波部3」の一例を説明する。VCO部の出力信号は、RF増幅器または周波数逓倍器を通ってサーキュレータ部で分波される。そして、ブロック「アンテナ部4」の一例を説明する。送信波は、サーキュレータ部からアンテナ部4に送られ、このアンテナ部4から移動体(被測定物)に向けてマイクロ波帯またはミリ波帯の送信波が出射される。移動体で反射した反射波は、アンテナ部4で受けられ、サーキュレータ部でなる分波部3で分波される。次に、ブロック「ミキサ部2」の一例を説明する。分波部3で分波された反射波は、ミキサ部2へ伝搬される。ミキサ部2では送信波とこの反射波(局発信号)とが混合され、反射波と送信波の差周波数に相当するIF信号が得られる。このIF信号は中間周波増幅器で増幅され、出力端子から取り出される。受信時に送信波に変調を掛けないときは、このミキサ部2から出力されるIF信号が被測定物の速度情報を持ったドップラシフト分となる。送信波に変調を掛けた場合、ミキサ部2からは送信変調波と反射波とのビート周波数分が出力される。このとき、三角波変調を掛けている場合、前述した式(1)および式(2)により被測定物の距離Rおよび速度Vを検出することができる。以下、図1に示したマイクロ波センサの用途例について説明する。
【0016】
(実施例1)動作信号部が、物体や人などのセンシング対象の種別を判別し、その種別に応じた撃退策を選定して動作信号を発信することを特徴とするマイクロ波センサが、本発明により提供できる。目的のマイクロ波を検出でき、かつ感度設定指令に従って感度を可変できるマイクロ波センサを備えている。また、マイクロ波センサは、制御回路は感度設定指令により感度を変更す乱制御回路は、種別に応じて感度設定指令を形成する。制御回路は、マイクロ波センサからの検出信号により、その種別に応じた撃退策を選定して動作信号を発信する。また例えば、人工衛星同士、或いは人工衛星と宇宙ごみとの衝突を自動的に回避可能な.自動衝突回避装置及び人工衛星を提供でき乱判断部と噴射アクチュエータとを用いてオンボードで自動的に衝突を回避する。
【0017】
(実施例2)動作信号が超音波であることを特徴とするマイクロ波センサが、本発明により提供できる。例えば、遠距離から近距離に至る範囲に亙って確実に作業者等を監視することができる作業機械の警報システムを提供できる。マイクロ波アンテナの取り付けられた作業機械の側面に対して超音波センサ取り付ける。これにより、遠距離に至る範囲内においてマイクロ波を用いて監視し、その売角に当たる近距離の範囲内は超音波を用いて監視する。この補完により、広範囲に亙っての確実な検出が可能となる。
【0018】
(実施例3)動作信号が、友軍識別信号であることを特徴とするマイクロ波センサが、本発明により提供できる。識別読取装置は、例えば戦車などの下面に車輌番号を表わす識別片として磁石とトリガ用の磁石から成る検出手段を取り付け、地上側の経路上に対応して磁気センサを設け、磁気センサを識別片の磁石が横切る際に磁気を感知した磁気センサの出力信号を、入カ装置を介して車輌制御装置へ送り、前記出カ信号を2値化し車輌番号を表わす2進数として演算によりその番号を求めてその車輌番号を読み取るように構成する。
【0019】
(実施例4)友軍識別信号が、携帯機器により発信可能なマイクロ波センサが、本発明により提供できる。戦場での個々の兵士の生理的状態および位置を監視し、友軍砲火の回避、死傷者の迅速で適切な治療を実現し、また死亡した兵士に対する危険で無用な救出作業を回避することで戦死者を減らすことができる。兵十の生理的状態をセンスするセンサと、位置を判定する衛星航法装置とを具備した兵士ユニットを個々の兵士に着用させる。兵士ユニットからの生理的データおよび位置信号を遠隔地で受信する指揮官/衛牛兵ユニットで兵士の位置とその兵十が死傷したかを監視し適切な診断および戦術の決定を行う。指令ユニットは複数の指揮官/衛生兵ユニットからの情報をとりまとめ、一定地域内での友軍の位置を確認して、友軍砲火の危険を回避する。
【0020】
(実施例5)マイクロ波センサからの送信波を吸収するマイクロ波センサが、本発明により提供できる。これは、導電性を有する可擁件高分子材料からなる電磁波反射層と、可撓性高分子材料に金属磁性体粉を分散した複数の電磁波吸収層とを有し、前記電磁波反射層を電磁波吸収層で挟持する電磁波吸収体で構成できる。導電性材料表面に1種または2種以上の磁性損失層を形成した電磁波吸収体であって、該吸収体が波形構造を有し、波形の高さが20mm未満であることを特徴とする電磁波吸収体を提供できる。誘電損失材料からなる四角錐形状の突出部を複数配列して構成された基盤吸収体と、基盤吸収体の各突出部問に設けられており、電波到来方向の形状がくさび形状又は四角錐形状であり誘電損失材料からなる吸収体素子とを備えることも出来る。
【0021】
(実施例6)携帯電話を忌避して前記携帯電話の発信を阻止することを特徴とするマイクロ波センサが、本発明により提供できる。携帯電話の漏れ電磁界を検出する。センサは、回転対称構造を有し、軸方向の少なくとも一方に電磁放射に透過性を有し、該センサ中に定在波の回転対称の交番電磁界が発生し、その電磁界の円周方向での空問周期が交番電磁界の周波数において真空波長より小さくされている。
【0022】
(実施例7)痴漢の動作を検知して警報を発することを特徴とするマイクロ波センサが、本発明により提供できる。この実施例は、車而内で痴漢行為を受けた場合に、被害者がそのことを周囲の人に知らせやすくなる痴漢撃退装置を提供できる。乗客が所持しかつ発振器駆動スイッチを有する携帯用発振器、車両に設けられかつ携帯用発振器から発振された電波を受信する受信機、および携帯用発振器から発振された電波が受信機によって受信されたときに、車両内に痴漢が存在していることを報知する報知手段を備える。また、握り易くかつ操作し易い痴漢防止具を供し、何時来るかもしれない痴漢に対処することもできる。ケースと、該ケースに内蔵された音声記録部、スピーカ及び電源と、ケースに設けたスイッチとからなる。前記ケースは正面からみて上部及び下部の一側面をともに連続的な突弧状に形成するとともに、上部の他側面を凹弧状に下部の他側面を突弧状に夫々形成し、また前記ケースは側面からみて上部を一側面は突弧状に他側面は凹弧状に形成するとともに、下部を一側面は扁平に他側面は突弧状に形成する。スイッチはケース上部に複数配設する。前記音声記録部には各スイッチに対応して異なる音声が記憶されており、スイッチを押すと当該スイッチに対応する音声がスピーカより発せられる。また、この実施例として痴漢行為を予防する用具を提供出来る。箱の内部に合成樹脂シートがロール状に巻かれて収納されており、前記箱の一側面に前記合成樹脂シート幅以上の長さを有するスリット状の取り出し口が設けられており、前記合成樹脂シートの端部に係合部が設けられ、前記係合部を前記取り出し口の外側に露出させたのである。更に、この実施例として、痴漢防止の警報器や万引き防止用のタグ装置などの警告音発生装置において、警報を発する圧電ブザーから大きな警告音を発生することができる。制御マイコンが出力する方形波の倍圧整流駆動信号を倍圧整流回路で倍圧及び整流し、これをブザードライブ回路に供給する。ブザードライブ回路は、倍圧整流回路から供給される倍圧整流電圧に基づいて制御マイコンが出力する方形波のブザー駆動信号の振幅を増幅し、他励型圧電ブザーに供給する。また、この実施例として付着物への残留性の高い蛍光塗料等の塗料を使用できる。容器本体と、この容器本体の内部から外部に突出して塗料を噴射せしめるノズル体と、ノズル体基端部に設けられ、塗料を収納したシリンダーに摺接するピストンと、このピストンをノズル体方向に押圧付勢するスプリングとを設ける。塗料は、ノズル体が容器本体内部に押し込まれ、ピストンがシリンダー内の空気を圧縮した時に、ピストンとノズル体とを貫通する排出孔から圧縮空気と共に噴射する。相手に叩き付けることで、暴漢や痴漢等を怯ませると共に、残留性の高い蛍光塗料等の特殊な塗料を付着させて目印とし、逮捕を容易にすることができる。しかも、後日でも証拠として残すことができる。
【0023】
(実施例8)携帯電話を所持する者の接近を検知することを特徴とするマイクロ波センサが、本発明により提供できる。携帯電話機での基本波を減衰させることなく、携帯電話機から洩れる不要電磁波(高調波)を吸収し、マイクロ波による人体への悪影響を最小限に抑える。磁性粉とゴム又は樹脂との混合物をリング状に成形した不要電磁波吸収体を、携帯電話機の、筐体のアンテナの根元部に装着した携帯電話機の不要電磁波吸収構造である。磁性粉としては、鉄粉やその他の金属軟磁性材料でもよいが、マンガンー亜鉛系、ニッケルー亜鉛系、あるいはマグネシウム一亜鉛系のフェライト粉が好ましい。リング状の不要電磁波吸収体は、筐体に接着してもよいし、永久磁石を一体化してアンテナ根元部にて螢体に吸着させる構成でもよい。
【0024】
(実施例9)追突の恐れがある異常接近する車両を検知して警報を発することを特徴とするマイクロ波センサが、本発明により提供できる。また車間を検知し制御する走行路に沿って走行する複数台の無人搬送車の間隔を、単指向性の距離計測センサを用いて、直線路・曲線路にかかわらず、正確に計測し、無人搬送車の衝突を防止することができるようにした無人搬送車の衝突防止装置を提供できる。走行路上を走行する無人搬送車の少なくとも前輪をボギー台車で構成し、このボギー台車に、先行する無人搬送車との距離を計測する距離計測センサを配設する。
【0025】
(実施例10)追突の恐れがある異常接近する車両を検知してエアバッグを展開することを特徴とするマイクロ波センサが、本発明により提供できる。部品点数を減らし、小型化したマイクロ波センサによって、センシング対象の距離および速度を測定できる。送信波となるマイクロ波信号またはミリ波信号を発生するVCO部と、このVCO部からの送信波と反射波とを分波する分波部と、この搬部からの送信波をセンシング対象に照射するとともに、センシング対象から反射してくる反射波を受波して分波部に送るアンテナ部と、この分波部で分波された反射波カ/供給されるとともに送信波の一部を局発信号として供給されるミキサ部とを有するマイクロ波センサによって前記アンテナ部で反射した送信波の一部を局発信号として分波部を介して前記ミキサ部に供給しこのミキサ部で局発信号と反射波とを混合してセンシング対象の距離情報および速度情報を検出する構成となっている。
【0026】
(実施例11)通路の曲がり角に設置され接近するセンシング対象を検知してパトライトを動作させることを特徴とするマイクロ波センサが、本発明により提供できる。
【0027】
(実施例12)見通しの悪い交差点に設置され接近するセンシング対象を検知することを特徴とするマイクロ波センサが、本発明により提供できる。移動物体に少なくとも1個のアンテナをつけ、これからマイクロ波を送信し、障害物からの反射波を処理して衝突の危険性を予知し、防止する。衝突防止装置において、移動ベクトルに沿ったある方向を向き、障害物の方を向いた相対速度ベクトルを有する移動物体が、障害物によって受信されやすいマイクロ波信号を送出する少なくとも二つのアンテナを装備している。この装置は更に、受信手段、障害物から受信したエコーを解析する手段、移動ベクトルと相対速度ベクトル問の角の時問に関する変化、衝突の危険性を示す事実上ゼロとなる変化を測定し解析する手段を含んでいる。本装置を自動車へ装着すれば、特に視界が悪いときに衝突を防止する。
【0028】
(実施例13)車両のインパネル(自動車内部の操作パネル)に設置して後方の接近車両を検知し監視することを特徴とするマイクロ波センサが、本発明により提供できる。
【0029】
(実施例14)物体や人などのセンシング対象の相対速度により色分け表示することを特徴とするマイクロ波センサが、本発明により提供できる。種別判別型マイクロ波センサは、目的のマイクロ波を検出でき、かつ感度設定指令に従って感度を可変できるマイクロ波センサを備える。また、マイクロ波センサは、制御回路、の感度設定指令により感度を変更できる。制御回路は、車速センサからの車速に応じたパルスを基に車速を求めることができ、その車速に応じて感度設定指令を形成する。制御回路は、マイクロ波センサからの検出信号により色分け表示信号を出す。
【0030】
(実施例15)流体の意図せぬ放出を検出して警報信号を発信することを特徴とするマイクロ波センサが、本発明により提供できる。
【0031】
(実施例16)中止行動用の信号を発信することを特徴とするマイクロ波センサが、本発明により提供できる。
【0032】
(実施例17)閉止した踏切遮断機内で停止したセンシング対象を検出して警報することを特徴とするマイクロ波センサが、本発明により提供できる。障害物を検知したときは、受信検波出力をAGC電圧発生部で増幅したAGC電圧を受信検波回路に与えて緩やかな変動に対するAGC動作を行わせる。障害物を検知したときは、AGCゲート制御部からの出力によりAGC電圧生成部のゲートをオフにしてAGC電圧を止め受信検波回路の感度を上げるようにする。
【0033】
(実施例18)落下物を検出することを特徴とするマイクロ波センサが、本発明により提供できる。
【0034】
(実施例19)雪崩を検出することを特徴とするマイクロ波センサが、本発明により提供できる。
【0035】
(実施例20)逆位相発信器を用いて回避行動を起こす信号を発信することを特徴とするマイクロ波センサが、本発明により提供できる。
【0036】
(実施例21)ごみ捨て場における害鳥を検出して撃退することを特徴とするマイクロ波センサが、本発明により提供できる。カラスなどの害鳥類を撃退する。所定領域を取り囲むように複数のマイクロ波センサを配置し、鳥類が前記所定領域内に侵入したときにマイクロ波センサが生ずる信号に基づいて、その鳥類の飛び立つときの羽ばたき音に類似した音をスピーカから放射する。この実施例として、烏類が飛来して高圧送電鉄塔等に接近し、送電線事故や糞害を惹起するのを防止する烏害防止装置も提供出来る。高出カマイクロ波発振器と放射電波の広がり角の狭いアンテナとアンテナを左・右に振らせる走査機構から構成される烏害防止装置である。
【0037】
(実施例22)自動車の接近を検知することを特徴とするマイクロ波センサが、本発明により提供できる。
【0038】
(実施例23)追突の恐れがある後続車を検知して覚醒器を作動することを特徴とするマイクロ波センサが、本発明により提供できる。
【0039】
(実施例24)適正車間距離を維持することを特徴とするマイクロ波センサが、本発明により提供できる。レーダ回路で牛成したマイクロ波を送信アンテナから前方の車両へ放射し、その反射波を受信アンテナで受信し、車問距離に応じた検出信号を牛成し、その検出信号レベルが予め設定した基準値を越える時に比較回路から出力信号を発生させ、警報器を駆動して運転者に警報を行う。これにより、渋滞で停止していた前方の車両が発進したことを、運転者は知ることができる。
【0040】
(実施例25)車問距離と車速からブレーキを連動してオートクルージング(自動車部の自動走行、自律走行)のブレーキシステムに適用することを特徴とするマイクロ波センサが、本発明により提供できる。この実施例の自律走行車両は、センサの装置が少なくとも次のセンサ、すなわち車両の前側範囲に配置された少なくとも3個の距離センサと、車両の後側に配置された少なくとも1個の距離センサと、走査角度を変更可能である、場合によって設けられた道路の方に、向いた距離センサと、車両の各々の側に配置された超音波センサ及び又はマイクロ波レーダーセンサと、車両の前側範囲と後側に配置されたそれぞれ少なくとも1個のカメラとを備える。
【0041】
(実施例26)自動車の後方の壁または他の自動車との距離を検出して接触事故を防止することを特徴とするマイクロ波センサが、本発明により提供できる。ミリ波またはマイクロ波の車載用レーダ装置において、路肩が崖あるいは溝である場合に、車と路肩の距離を測定し、その結果を運転者に表示あるいは制動・操舵装置に出力して、脱輪・転落事故等を防止する装置を得ることが出来る。この実施例のマイクロ波センサ応用機器は、雨または夜間など視界が不良の場合でも、車から崖または溝になっている路肩までの距離を測定することができて、脱輪・転落事故等を防止する効果がある。
【0042】
(実施例27)受発信共用器を具備することを特徴とするマイクロ波センサが、本発明により提供できる。
【0043】
(実施例28)アンテナスイッチを具備して受発信共用可能なことを特徴とするマイクロ波センサが、本発明により提供できる。通信用マイクロ波を発射する車両が移動して、マイクロ波センサを搭載した車両に対する方位が変化しても、マイクロ波の受信感度が低下しない車載用マイクロ波センサを格安で実現できる。車両搭載用マイクロ波センサにさらに、第1アンテナの方向と反対の方向に向く別の第2アンテナを設け、該第2アンテナからの信号が入力される第1ミキサと、該第1ミキサに出力する第1局部発振器とを設けるとともに、他の回路装置は共用とし、前記制御装置によって、時分割で2つのアンテナ系を切替るようにできる。この実施例において、パルス変調マイクロ波送信部からのマイクロ波パルスを、送受共用部を通じてアンテナから送信し、その反射波をアンテナで受信し、送受共用部を通じて受信処理部に導き、反射波の反射点までの距離を計測する電波式距離計測装置において、送受共用部とアンテナとの間に信号遅延部が挿入することも出来る。
【0044】
(実施例29)複数個の発信アンテナを具備することを特徴とするマイクロ波センサが、本発明により提供できる。
【0045】
(実施例30)複数の発信器を高速切替して多重扱いすることを特徴とするマイクロ波センサが、本発明により提供できる。
【0046】
(実施例31)CDMA( Code Division Multiple Access)を応用することを特徴とするマイクロ波センサが、本発明により提供できる。
【0047】
(実施例32)複数端末を集中管理できることを特徴とするマイクロ波センサが、本発明により提供できる。
【0048】
(実施例33)立体位置の検知をすることを特徴とするマイクロ波センサが、本発明により提供できる。
【0049】
(実施例34)昆虫や小動物を検知することを特徴とするマイクロ波センサが、本発明により提供できる。
【0050】
(実施例35)財布などの所持品との距離が所定値以上に離れたことを検知することを特徴とするマイクロ波センサが、本発明により提供できる。置き引きセンサである。
【0051】
(実施例36)地雷の位置を検出することを特徴とするマイクロ波センサが、本発明により提供できる。
【0052】
(実施例37)人工衛星の残骸を検知して回収することを特徴とするマイクロ波センサが、本発明により提供できる。
【0053】
(実施例38)機器内部のモータの回転数を検出することを特徴とするマイクロ波センサが、本発明により提供できる。
【0054】
(実施例39)災害時の建物内の生存者を検知することを特徴とするマイクロ波センサが、本発明により提供できる。
【0055】
(実施例40)地震や火山噴火の初期微動を検出することを特徴とするマイクロ波センサが、本発明により提供できる。
【0056】
(実施例41)マイクロ波センサ用部材であって、受信機側の電源にマイクロ波送電を使用することを特徴とする部材が、本発明により提供できる。この実施例では、性能のばらつきが少なく軽量薄型化されたマイクロ波送受電装置を提供できるバ付口波送電装置である多層積層板は、導電体であるマイクロストリツプラインで形成した通常パツチアンテナと呼ばれるアンテナ素子と、誘電体であるポリテトラフロルエチレンからなるグラスファイバ製のアンテナ用基板とからなるアンテナ部層と、電圧基準となる地導体層(グラウンド)であるアルミニウム製の板と誘電体であるポリテトラフロルエチレンからなるグラスフアイバー製の回路用基板および外部より供給した電カを高出カの高周波信号に変換するのに必要な移相器や増幅器等を含んだ高周波モジュール回路からなる高周波モジュール部層とがこの順序で積層されている基本的構成をなす。また、この実施例ではマイクロ波通信における自動追尾アンテナ装置を提供してセンシング対象画像通信を実現し、無線操縦作業車両等による無人作業を可能にする。更に、この実施例では遠隔操縦の移動局はグローバル・ポジション・システム(GPS)と磁気方位センサとの検出値にて移動局の位置データを演算し、該位置データを制御部に記録するとともに、固定局へ送信する。固定局は予め計測した固定局の位置データを制御部に送り、移動局へ送信する。移動局と固定局の制御部は、前記位置データに基づいてパラボラアンテナの方位角を演算し、前記2軸電動台制御してパラボラアンテナを夫々相手局のパラボラアンテナに対時させ、その方向を夫々の座標データに基づいて制御する。移動局が急激に三次元変位したときにも該パラボラアンテナは互いに相手局を自動追尾する。また、この実施例では通信衛星を中継する通話を可能にするとともに、マイクロ波送電によりコードレスでの電源供給を可能にする。通信衛星を巾継して電波を送受信する送受信器と、通信衛星が発するマイクロ波を直流に変換して充電するバッテリ電源とが主要部を構成する。通信衛星からの電波が届きにくい場所を除き、山間部であろうが海上であろうが時として国境を越えて希望する相手との通話が可能であり、またバッテリ電源が通信衛星から送られてくるマイクロ波を直流に変換して充電するため、通信衛星からの電波が届きさえすれば、通話に必要な電力は通話中に補給が可能であり、必要な時に必要な相手と必要な時間だけ交信することができる。
【0057】
(実施例42)マイクロ波センサ用部材であって、送電鉄塔の先端に受発信器を具備してマイクロ波送電することを特徴とする部材が、本発明により提供できる。季節・天候等に左右されず安定に且つ十分な電源を供給でき、バッテリ等の交換の必要がない送電線関連機器への電源供給方法を提供できる。送電線関連機器の電源部に向けて遠隔よりマイクロ波を送信し、電源部がマイクロ波を受信すると共にこれを電源エネルギに変換して送電線関連機器に供給する。
【0058】
(実施例43)マイクロ波センサ用部材であって、方位アンテナを使用することを特徴とする部材が、本発明により提供できる。小型で、低仰角(水平方向)、高仰角(天頂方向)の何れにも感度を持つ全方位アンテナの指向性を調整する。マイクロストリップ平面アンテナの地導体板が下方に伸展されて柱状地導体部を形成された全方位アンテナにおいて、前記柱状地導体部の形状や寸法の変更もしくは他の地導体板を追加することにより指向性を制御する。
【0059】
(実施例44)マイクロ波センサ用部材であって、走査アンテナを使用することを特徴とする部材が、本発明により提供できる。ビームの振動が小さく、ビームの方向を連続的かつ滑らかに変えることが可能な走査アンテナを提供できる。反射器およびフェイズドアレー型の放射器からなるパラボラアンテナと、アンテナを人工衛星の方向に向ける駆動装置と、放射器のビーム照射方向を制御する制御装置とを設ける。アンテナの振動を補償するように放射器のビーム照射方向を制御することにより、アンテナから照射されるビームの振動をなくすことができる。また、この実施例では、ビーム照射方向を連続的に調整することができ、システムの低コスト化を図ることができ、軽量でコンパクトな走査アンテナを提供できる。フェイズドアレーアンテナは、複数行、複数列に配列された複数のアンテナエレメントと、各行間および各列間に設けられた移相器とを備える。移相器は、マイクロストリップ線路の絶縁層を強誘電体層で置換したものである。移相器の金属ストリツプと金属平板の問の直流電圧を調整することにより、ビーム照射方向を連続的に調整できる。
【0060】
(実施例45)マイクロ波センサ用部材であって、抵抗膜間の間隔を一波長とすることを特徴とする部材が、本発明により提供できる。透明であって、窓等に装着されて、電波吸収だけでなく電波反射をも行うことができる新しい電波吸収体およびその作製方法を提供できる、電波の吸収および反射を行う透明な電波吸収体であって電波を吸収する透明な高抵抗膜、電波を反射する透明な低抵抗膜、および高抵抗膜と低低抗膜とを一定の間隔で保持する透明なスペーサを有し、高抵抗膜側から見込んだ電波インピーダンスと自由空間の電波インピーダンスとが等しいものを提供できる。
【0061】
(実施例46)マイクロ波センサ用部材であって、当該センサ用部材の結晶への当該マイクロ波の入射角と当該結晶の結晶面間隔とから特定の角度への当該入射波の反射波が強調される性格を用いて、指向性を制御した受発信器を使用することを特徴とする部材が、本発明により提供できる。多重方式による大容量超高速情報伝送の実現および、そのための光制御素子の集積による小型化を実現できる。光制御素子に、狭帯域の波長選択性を持たせるためのブラッグ反射回折格子と効率よく放射モード変換し且つ高い放射指向性を持つ放射光を得るための導波路伝搬軸に対して45度傾斜の長周期回折格子を合わせ持つ構造の複合回折格子を用いる。ブラッグ反射回折格子と長周期回折格子の両方の機能が、完全に重ね合わさり効率的に狭帯域の波長選択性と光指向性を有する放射分光を得られる。複合回折格子は、光導波路の同一の場所にブラッグ反射チヤープ回折格子と45度傾斜の長周期回折格子とを重ねて成るものと、45度傾斜の長周期回折格子の両端に反射鏡としてブラッグ反射回折格子を配置した共振器構造のものを提供できる。
【0062】
(実施例47)マイクロ波センサを用いる部材であって、ロボットの目に使用することを特徴とする部材が、本発明により提供できる。ロボットに対する教示を高精度に効率よく安全に行える。レーザ通信機には、レーザ発振器の向きを決定するモータが接続されている。マイクロ波受信機は、位置指示具に内蔵された小型マイクロ波発振器から発振されるマイクロ波を受信し、位置指示具の概略の方向を検知する。
【0063】
(実施例48)流量を計測することを特徴とするマイクロ波センサが、本発明により提供できる。流体中に気泡や固形物が存在する場合でも、流量を確実に測定できる。マイクロ波信号を発生する発振器と、内部を流体が通過する配管内に、発振器からのマイクロ波を送信するマイクロ波送信アンテナと、送信アンテナから送信されて流体の気泡や固形物で反射屈折したマイクロ波を受信する反射屈折波受信アンテナと、発振器および反射屈折波受信アンテナからの各信号を基に、ドップラ周波数を検出するドップラ周波数検出手段と、マイクロ波送信アンテナから送信されて流体を透過するマイクロ波を受信する透過波受信アンテナと発振器および透過波受信アンテナからの各信号を基にマイクロ波の流体内での伝搬速度を検出する伝搬速皮検出手段と、この伝搬速度と、ドップラ周波数検出手段により検出されたドップラ周波数とを基に、流体の流量を算出する流量演算手段とを備える。また、この実施例で、多相流体の各相の比率を決定するための方法ならびにその装置を提供できる。多相流体の各相の比率を決定するための方法ならびにその装置は多相流体の成分の変化に対応したマイクロ波の送信手段及び受信手段と、多相流体を横断したビームの大きさならびに相偏移の測定により導管の所定の断面に対する液相および/または気相の占有率を直接的に決定することの出来る処理制御手段とを含む。本発明の装置は各相各々の流量を得るための速度測定手段を含む。
【0064】
(実施例49)金属溶湯の粘度と粘度分布を計測することを特徴とするマイクロ波センサが、本発明により提供できる。マイクロ波センサを炉壁から炉芯に向けて順次移動しながら炉内の複数箇所でマイクロ波を発信し、その反射波信号と透過波信号の波形の乱れによって、炉内装入物の流動態様を検知する。マイクロ波を発信するセンサを炉心方向に移動させながら、反射波と透過波信号の波形の状態によって停滞層・付着層厚、装入物層厚、さらには装入物降下速度、特にその動きを敏感に検知することができ、さらに、測定値の変動から、それらの現象が成長状態か、減少状態か、方向性が決定され、炉内操業の制御のための処理を迅速、かつ、的確に行うことができる。
【0065】
(実施例50)気相、固相、液相などの分布を計測することを特徴とするマイクロ波センサが、本発明により提供できる。
【0066】
(実施例51)風速と降雪を計測、検知することを特徴とするマイクロ波センサが、本発明により提供できる。降雪状態を、降雨,霧などの別な気象状態と区別して的確に検知できるようにした信頼性の高い降雪検知器を提供できる。空中に向けて斜め下方にマイクロ波,または超音波の信号波を照射する送信部と、雪などの降下物に当たって散乱した信号波の反射波を受波する受信部と、送波と受波の信号周波数差を基に前記降下物の降下速度に比例した信号を出力するドップラ速度検出部およびドップラゲイン検出部と、前記各検出部からの出力信号から降下物が雪か否かを判定する判定部とから構成し、ゲイン信号が一定値以上で、かつ降下速度が設定値の範囲にある条件で降雪と判定して降雪信号を出力する。
【0067】
(実施例52)交通量の計測をすることを特徴とするマイクロ波センサが、本発明により提供できる。正確に交通量を計測することのできる交通量計測装置を提供できる。20ミリ秒毎にサンプリング処理をして、上流点と下流点にある車両検知センサの出力信号のON/OFF状態の組合せと、その組合せ状態が別の状態に変化するまでの持続時間とを、計測単位5分に達するまでの間、順次記憶してゆく信号状態記億処理と、計測単位5分に達した後、処理における記億内容を検討して異常走行状態を識別し、且つ、その異常状態の種類に応じて処理における記憶内容の読出し必要部分を特定する異常走行識別処理と前記読出し必要部分の内容に基づいて当該異常走行状態を具体的に認定して異常走行車両を特定する車両識別処理と処理結果に基づいて交通量を算出する演算処理とを備える。
【0068】
(実施例53)工事現場の寸法を計測することを特徴とするマイクロ波センサが、本発明により提供できる。マイクロ波等の電波又は音波を用いて高速、高精度で且つ高い距離分解能で対象距離の時間的または空間的変化量を測定することができる相対距離測定装置とする。広帯域に亘って周波数変調をかけたマイクロ波を放射し、そのマイクロ波の受信信号と送信信号との混合を行い、マイクロ波伝搬距離に応じた周波数と位相を持つビート信号をミキサから出力する。ビート信号と、所定距離に応じた周波数を持つ直交する2つのリファレンス信号との掛算・総和をそれぞれ行い、2つの総和の比を求め、その比から、ビート信号の位相に対応する信号を求める。そして、この位相に対応する信号の時間的または空間的変化を対象距離の時間的変化量または空間的変化量に換算する。この実施例では、パルス変調マイクロ波送信部からのマイクロ波パルスを、送受共用部を通じてアンテナから送信し、その反射波をアンテナで受信し、送受共用部を通じて受信処理部に導き、反射波の反射点までの距離を計測する電波式距離計測装置において、送受共用部とアンテナとの間に信号遅延部が挿入されて構成出来る。
【0069】
(実施例54)機器内部のモータの回転数を計測することを特徴とするマイクロ波センサが、本発明により提供できる。回転体上に設けたセンサ部に非接触で電力を送り込み、測定結果を非接触で読み取る。このため回転体の脇の計測部からマイクロ波を照射し、センサ部ではそのエネルギで電力を賄なって、計測信号を電波として計測部に送り返す。回転体上のセンサ部は半導体チツプと周辺部品のみで構成され、外部から独立しているので完全にモールドされる。接触不良等による誤動作がなく信頼性の高いセンサが得られる。センサ部は小形軽量に作れるので従来取り付けられなかった狭い部分にも取り付け可能であり、回転数のほか、トルクなどの情報も検出できるので機能的な複合センサが得られる。
【0070】
(実施例55)赤ん坊を内部に収容し管理監視することを特徴とする(実施例85)記載のマイクロ波センサが、本発明により提供できる。監視カメラを含んでいるカメラ部;選択的に切り替えを行う監視カメラ切換部;監視カメラからの移動物体に関するアナログ信号を対応のデジタル信号に変換するA/D変換部、デジタル信号に基づいて把握された移動物体の現在位置を時系列的に算出する位置算出部、移動物体の時系列的な現在位置に関する情報を記億するメモリ部、所要のデータ処理機能および制御機能を実施する制御部(CPU);メモリ部に格納されているデジタル信号を対応のアナログ信号に変換するD/A変換部;および、前記D/A変換部からのアナログ信号を受け入れ、制御部(CPU6からの所要の指令に基づいて、監視カメラで捉えられた情報を画像として表示するモニタ部を備えたことを特徴として構成される。
【0071】
(実施例56)ペットに装着して行動を管理監視することを特徴とするマイクロ波センサが、本発明により提供できる。
【0072】
(実施例57)子供や高齢者にも馴染みやすく、規しみの持てるマイクロ波センサが、本発明により提供できる。人形又は動物の玩具本体内に受信部と、1又は2以上の報知部を有し、受信部と報知部とを接続する1又は2以上の接続手段を有する。接続手段には、異なる種類の報知部が差し替え可能に接続される。受信部は基地局からの呼出情報を受信する受信手段を有し、報知部は受信手段が基地局からの呼出情報を受信したときにこれを報知する報知手段を有して構成される。この実施例では、子供の玩具及び音感教育用あるいは老人の娯楽や指先の運動による老化防止にも役立つ簡単に演奏できる小型鍵盤楽器の装置も提供できる。左手用と右手用で一組となっていてそれぞれの手に固定するためのベルトを設けた小型鍵盤楽器で、半音以外の全ての鍵盤に補助鍵盤を取り付け、指を曲げることにより演奏できる仕組みになっている。
【0073】
(実施例58)杖の形状であることを特徴とするマイクロ波センサが、本発明により提供できる。杖本体にマイクロ波を感知するマイクロ波センサと、このマイクロ波によって作動する音声発生装置とを備え、前記マイクロ波センサが、本発明により提供できる。感知した特定周波熱のマイクロ波による周辺情報を、前記音声発生装置で音声に変換して、視覚障害者に伝えるようにした。あるいはバイブレータのバイブレーションの変化を制御して、変化するバイブレーションによって周囲の情報を視覚障害者に伝えることもできる。また、本発明においては、物理的な形状が杖と異なるものでも、杖としての機能を発揮できるものなら、本発明の技術的範囲に含ませることができる。
【0074】
(実施例59)マイクロ波センサを用いたヘルメット形状のマイクロ波センサが、本発明により提供できる。送信ユニットと受信ユニットを有する表示信号駆動システムを備えたヘルメットを提供する。この送信ユニットは、オートバイ上に配置され、且つそのオートバイの右折灯、左折灯、ブレーキ灯等のような表示灯を制御するそのオートバイの表示信号駆動システムと電気的に接続されている。表示灯の1つが起動される時には、この送信ユニットは、表示灯制御信号を符号化し、且つ運転者のヘルメット上に配置された受信ユニットに送信する。表示灯制御信号の受信後に、その受信ユニットは、先ず受信信号を復号して処理し、それに続いてヘルメット上の対応する発光素子の点灯を制御するために信号を出力し、それによって発光素子が、そのオートバイの表示灯と同時に点灯される。また、本発明においては、物理的な形状がヘルメットと異なるものでも、ヘルメットとしての機能を発揮できるものなら、本発明の技術的範囲に含ませることができる。
【0075】
(実施例60)マイクロ波センサを用いた番犬ロボット形状のマイクロ波センサが、本発明により提供できる。ミクロなロボットの作動を妨げることなく、ミクロなロボットに対して的確にエネルギ供給を行う。直径が数mm程度の金属配管内にはミクロなロボットが配置され、マイクロ波エネルギ源およびマイクロ波送信器によって、マイクロ波が送信される。そして、このマイクロ波をミクロなロボットが受信して電力に変換し、変換された電力によりアクチュエータは駆動される。また、本発明においては、物理的な形状が番犬ロボットと異なるものでも、番犬ロボットとしての機能を発揮できるものなら、本発明の技術的範囲に含ませることができる。
【0076】
(実施例61)番犬ロボットを具備したことを特徴とするマイクロ波センサが、本発明により提供できる。
【0077】
【発明の効果】
本発明によると、マイクロ波センサの用途を系統的に検討したので、その優れた特性が最適に適用できる用途を検討して、産業上の利用性を向上したマイクロ波センサの提供が可能となった。このことは、今後のマイクロ波センサとその応用機器開発に果たす効果は絶大である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るマイクロ波センサのシステムを示すブロック図である。
【符号の説明】
1 信号源
2 ミキサ部
3 分波部
4 アンテナ部
5 送信波
6 センシング対象
7 反射波
8 検出部
9 動作信号部
10 動作部

Claims (100)

  1. 送信波となるマイクロ波信号を発生する信号源と、該信号源からの送信波と反射波とを分波する分波部と、該分波部からの前記送信波をセンシング対象に照射すると共に、前記センシング対象から反射してくる前記反射波を受信して前記分波部に送るアンテナ部と、前記分波部で分波された前記反射波が供給されると共に、前記送信波の一部を局発信号として供給されるミキサ部と、該ミキサ部で前記局発信号と前記反射波とを混合して前記送信波に対する前記反射波のドップラ信号を検出する検出部と、前記ドップラ信号から所定の忌避・回避の為の動作信号を発信する動作信号部、でなることを特徴とするマイクロ波センサ。
  2. 前記動作信号部が、前記センシング対象の種別を判別し、その種別に応じた撃退策を選定して動作信号を発信することを特徴とする請求項1記載のマイクロ波センサ。
  3. 請求項1記載のマイクロ波センサに、前記センシング対象を撃退する撃退部を付加したマイクロ波センサ応用機器。
  4. 前記動作信号が超音波であることを特徴とする請求項1記載のマイクロ波センサ。
  5. 前記動作信号が、友軍識別信号であることを特徴とする請求項1記載のマイクロ波センサ。
  6. 前記友軍識別信号が、携帯機器により発信可能な請求項5記載のマイクロ波センサ。
  7. 請求項5記載のマイクロ波センサが発信する前記友軍識別信号を解除させるマイクロ波センサ応用機器。
  8. 請求項5記載のマイクロ波センサが、発信する前記友軍識別信号を解除する鍵の働きをするマイクロ波センサ応用機器。
  9. 請求項1記載のマイクロ波センサからの送信波を吸収するマイクロ波センサ応用機器。
  10. 携帯電話を忌避して前記携帯電話の発信を阻止することを特徴とする請求項1記載のマイクロ波センサ。
  11. 痴漢の動作を検知して警報を発することを特徴とする請求項1記載のマイクロ波センサ。
  12. 携帯電話を所持する者の接近を検知することを特徴とする請求項1記載のマイクロ波センサ。
  13. 追突の恐れがある異常接近する車両を検知して警報を発することを特徴とする請求項1記載のマイクロ波センサ。
  14. 追突の恐れがある異常接近する車両を検知してエアバッグを展開することを特徴とする請求項1記載のマイクロ波センサ。
  15. 通路の曲がり角に設置され接近するセンシング対象を検知してパトライトを動作させることを特徴とする請求項1記載のマイクロ波センサ。
  16. 見通しの悪い交差点に設置され接近するセンシング対象を検知することを特徴とする請求項1記載のマイクロ波センサ。
  17. 車両内部の操作パネルに設置して後方の接近車而を検知し監視することを特徴とする請求項1記載のマイクロ波センサ。
  18. 前記センシング対象の相対速度により色分け表示することを特徴とする請求項1記載のマイクロ波センサ。
  19. 流体の意図せぬ放出を検出して警報信号を発信することを特徴とする請求項1記載のマイクロ波センサ。
  20. 中止行動用の信号を発信することを特徴とする請求項1記載のマイクロ波センサ。
  21. 閉止した踏切遮断機内で停止したセンシング対象を検出して警報することを特徴とする請求項1記載のマイクロ波センサ。
  22. 落下物を検出することを特徴とする請求項1記載のマイクロ波センサ。
  23. 雪崩を検出することを特徴とする請求項1記載のマイクロ波センサ。
  24. 逆位相発信器を用いて回避行動を起こす信号を発信することを特徴とする請求項1記載のマイクロ波センサ。
  25. ごみ捨て場における害鳥を検出して撃退することを特徴とする請求項1記載のマイクロ波センサ。
  26. 送信波となるマイクロ波信号を発生する信号源と、該信号源からの送信波と反射波とを分波する分波部と、該分波部からの前記送信波をセンシング対象に照射すると共に、前記センシング対象から反射してくる前記反射波を受波して前記分波部に送るアンテナ部と、前記分波部で分波された前記反射波が供給されると共に、前記送信波の一部を局発信号として供給されるミキサ部と、該ミキサ部で前記局発信号と前記反射波とを混合して前記送信波に対する前記反射波のドップラ信号を検出する検出部と、前記ドップラ信号から自動車に所定の動作信号を発信する動作信号部、でなることを特徴とするマイクロ波センサ。
  27. 自動車の接近を検知することを特徴とする請求項26記載のマイクロ波センサ。
  28. 追突の恐れがある後続車を検知して警報を発することを特徴とする請求項26記載のマイクロ波センサ。
  29. 追突の恐れがある後続車を検知して後方エアバッグを動作することを特徴とする請求項26記載のマイクロ波センサ。
  30. 追突の恐れがある後続車を検知して覚醒器を作動することを特徴とする請求項26記載のマイクロ波センサ。
  31. 追突の恐れがある後続車を検知するミラーを自動車内部の操作パネル内に設置することを特徴とする請求項26記載のマイクロ波センサ。
  32. 相対速度で色分け表示することを特徴とする請求項26記載のマイクロ波センサ。
  33. 適正車間距離を維持することを特徴とする請求項26記載のマイクロ波センサ。
  34. 車間距離と車速からブレーキを連動してオートクルージングのブレーキシステムに適用することを特徴とする請求項26記載のマイクロ波センサ。
  35. 踏切遮断機内で停止したセンシング対象を検出して通報することを特徴とする請求項26記載のマイクロ波センサ。
  36. 自動車の後方の壁または他の白動車との距離を検出して接触事故を防止することを特徴とする請求項26記載のマイクロ波センサ。
  37. 送信波となるマイクロ波信号を発生する信号源と、該信号源からの送信波と反射波とを分波する分波部と、該分波部からの前記送信波をセンシング対象に照射すると共に、前記センシング対象から反射してくる前記反射波を受波して前記分波部に送るアンテナ部と、前記分波部で分波された前記反射波が供給されると共に、前記送信波の一部を局発信号として供給されるミキサ部と、該ミキサ部で前記局発信号と前記反射波とを混合して前記送信波に対する前記反射波のドップラ信号を検出する検出部と、前記ドップラ信号から所定の動作信号を通信手段で発信する動作信号部、でなることを特徴とするマイクロ波センサ。
  38. 受発信共用器を具備することを特徴とする請求項37記載のマイクロ波センサ。
  39. アンテナスイッチを具備して受発信共用可能なことを特徴とする請求項37記載のマイクロ波センサ。
  40. 複数個の発信アンテナを具備することを特徴とする請求項37記載のマイクロ波センサ。
  41. 複数の発信器を高速切替して多重扱いすることを特徴とする請求項37記載のマイクロ波センサ。
  42. CDMAを応用することを特微とする請求項37記載のマイクロ波センサ。
  43. 複数端末を集中管理できることを特徴とする請求項37記載のマイクロ波センサ。
  44. 逆位相発信器を利用した回避活動をすることを特徴とする請求項37記載のマイクロ波センサ。
  45. 送信波となるマイクロ波信号を発生する信号源と、該信号源からの送信波と反射波とを分波する分波部と、該分波部からの前記送信波をセンシング対象に照射すると共に、前記センシング対象から反射してくる前記反射波を受波して前記分波部に送るアンテナ部と、前記分波部で分波された前記反射波が供給されると共に、前記送信波の一部を局発信号として供給されるミキサ部と、該ミキサ部で前記局発信号と前記反射波とを混合して前記送信波に対する前記反射波のドップラ信号を検出する検出部と、前記ドップラ信号から所定の探索・捜査の為の動作信号を発信する動作信号部、でなることを特徴とするマイクロ波センサ。
  46. 立体位置の検知をすることを特徴とする請求項45記載のマイクロ波センサ。
  47. 昆虫や小動物を検知することを特徴とする請求項45記載のマイクロ波センサ。
  48. マイクロ波センサ応用機器との距離が所定値以上に離れたことを検知することを特徴とする請求項45記載のマイクロ波センサ。
  49. 地雷の位置を検出すること率特徴とする請求項45記載のマイクロ波センサ。
  50. 人工衛星の残骸を検知して回収することを特徴とする請求項45記載のマイクロ波センサを搭載したマイクロ波センサ応用機器。
  51. 落下物を検出することを特徴とする請求項45記載のマイクロ波センサ。
  52. 雪崩を検知することを特徴とする請求項45記載のマイクロ波センサ。
  53. 機器内部のモータの回転数を検出することを特徴とする請求項45記載のマイクロ波センサ。
  54. 災害時の建物内の生存者を検知することを特徴とする請求項45記載のマイクロ波センサ。
  55. 送信波となるマイクロ波信号を発生する信号源と、該信号源からの送信波と反射波とを分波する分波部と、該分波部からの前記送信波をセンシング対象に照射すると共に、前記センシング対象から反射してくる前記反射波を受波して前記分波部に送るアンテナ部と、前記分波部で分波された前記反射波が供給されると共に、前記送信波の一部を局発信号として供給されるミキサ部と、該ミキサ部で前記局発信号と前記反射波とを混合して前記送信波に対する前記反射波のドップラ信号を検出する検出部と、前記ドップラ信号から所定の防災治安の為の動作信号を発信する動作信号部、でなることを特徴とするマイクロ波センサ。
  56. 埋設地雷の位置を検出することを特徴とする請求項55記載のマイクロ波センサ。
  57. 道路の曲がり角に設けられ接近する人や物体を検知することを特徴とする請求項55記載のマイクロ波センサ。
  58. 見通しの悪い交差点に設けられ接近する人や物体を検知することを特徴とする請求項55記載のマイクロ波センサ。
  59. 落下物を検出することを特徴とする請求項55記載のマイクロ波センサ。
  60. 雪崩を検出することを特徴とする請求項55記載のマイクロ波センサ。
  61. 地震や火山噴火の初期微動を検出することを特徴とする請求項55記載のマイクロ波センサ。
  62. 災害時の建物内の生存者を検出することを特徴とする請求項55記載のマイクロ波センサ。
  63. 送信波となるマイクロ波信号を発生する信号源と、該信号源からの送信波と反射波とを分波する分波部と、該分波部からの前記送信波をセンシング対象に照射すると共に、前記センシング対象から反射してくる前記反射波を受波して前記分波部に送るアンテナ部と、前記分波部で分波された前記反射波が供給されると共に、前記送信波の一部を局発信号として供給されるミキサ部と、該ミキサ部で前記局発信号と前記反射波とを混合して前記送信波に対する前記反射波のドップラ信号を検出する検出部と、前記ドップラ信号から所定の動作信号を発信する動作信号部、でなるマイクロ波センサ。
  64. 請求項63記載のマイクロ波センサ用部材であって、受発信共用器であることを特徴とする部材。
  65. 請求項63記載のマイクロ波センサ用部材であって、アンテナスイッチで送受信兼用とすることを特徴とするマイクロ波センサ用部材。
  66. 請求項63記載のマイクロ波センサ用部材であって、複数個のアンテナを使用することを特徴とするマイクロ波センサ用部材。
  67. 請求項63記載のマイクロ波センサ用部材であって、受信機側の電源にマイクロ波送電を使用することを特徴とするマイクロ波センサ用部材。
  68. 請求項63記載のマイクロ波センサ用部材であって、送電鉄塔の先端に受発信器を具備してマイクロ波送電することを特徴とするマイクロ波センサ用部材。
  69. 請求項63記載のマイクロ波センサ用部材であって、複数の受信機を高速切替して多重扱いすることを特徴とするマイクロ波センサ用部材。
  70. 請求項63記載のマイクロ波センサ用部材であって、CDMAを応用することを特徴とするマイクロ波センサ用部材。
  71. 請求項63記載のマイクロ波センサ用部材であって、方位アンテナを使用することを特徴とするマイクロ波センサ用部材。
  72. 請求項63記載のマイクロ波センサ用部材であって、走査アンテナを使用することを特徴とするマイクロ波センサ用部材。
  73. 請求項63記載のマイクロ波センサ用部材であって、抵抗膜間の間隔を一波長とすることを特徴とするマイクロ波センサ用部材。
  74. 請求項63記載のマイクロ波センサ用部材であって、当該センサ用部材の結晶への当該マイクロ波の入射角と当該結晶の結晶面間隔とから特定の角度への当該入射波の反射波が強調される性格を用いて、指向性を制御した受発信器を使用することを特徴とするマイクロ波センサ用部材。
  75. 請求項63記載のマイクロ波センサを用いる部材であって、ロボットの目に使用することを特徴とするマイクロ波センサ用部材。
  76. 送信波となるマイクロ波信号を発生する信号源と、該信号源からの前記送信波と前記反射波とを分波する分波部と、該分波部からの前記送信波をセンシング対象に照射すると共に、前記センシング対象から反射してくる前記反射波を受波して前記分波部に送るアンテナ部と、前記分波部で分波された前記反射波が供給されると共に、前記送信波の一部を局発信号として供給されるミキサ部と、該ミキサ部で前記局発信号と前記反射波とを混合して前記送信波に対する前記反射波のドップラ信号を検出する検出部と、前記ドップラ信号から所定の計測をする為の動作信号を発信する動作信号部、でなることを特徴とするマイクロ波センサ。
  77. 流量を計測することを特徴とする請求項76記載のマイクロ波センサ。
  78. 金属溶湯の粘度と粘度分布を計測することを特徴とする請求項76記載のマイクロ波センサ。
  79. 気相、固相、液相などの分布を計測することを特徴とする請求項76記載のマイクロ波センサ。
  80. 風速と降雪を計測、検知することを特徴とする請求項76記載のマイクロ波センサ。
  81. 交通量の計測をすることを特徴とする請求項76記載のマイクロ波センサ。
  82. 工事現場の寸法を計測することを特徴とする請求項76記載のマイクロ波センサ。
  83. 機器内部のモータの回転数を計測することを特徴とする請求項76記載のマイクロ波センサ。
  84. 地震や火山噴火による振動を計測することを特徴とする請求項76記載のマイクロ波センサ。
  85. 送信波となるマイクロ波信号を発生する信号源と、該信号源からの送信波と反射波とを分波する分波部と、該分波部からの前記送信波をセンシング対象に照射すると共に、前記センシング対象から反射してくる前記反射波を受波して前記分波部に送るアンテナ部と、前記分波部で分波された前記反射波が供給されると共に、前記送信波の一部を局発信号として供給されるミキサ部と、該ミキサ部で前記局発信号と前記反射波とを混合して前記送信波に対する前記反射波のドップラ信号を検出する検出部と、前記ドップラ信号から所定の管理監視の為の動作信号を発信する動作信号部、でなることを特徴とするマイクロ波センサ。
  86. 送電鉄塔の先端に受発信器とマイクロ波送電手段を具備することを特徴とする請求項85記載のマイクロ波センサ。
  87. 赤ん坊を内部に収容し管理監視することを特徴とする請求項85記載のマイクロ波センサ。
  88. ペットに装着して行動を管理監視することを特徴とする請求項85記載のマイクロ波センサ。
  89. 複数端末を集中管理することを特徴とする請求項85記載のマイクロ波センサ。
  90. 追突の恐れがある後続車の監視を自動車内部の操作パネルに設けたことを特徴とする請求項85記載のマイクロ波センサ。
  91. 相対速度で色分けすることを特徴とする請求項85記載のマイクロ波センサ。
  92. 当該センサ用部材の結晶への当該マイクロ波の入射角と当該結晶の結晶面間隔とから特定の角度への当該入射波の反射波が強調される性格を用いて、指向性を制御することを特徴とする請求項85記載のマイクロ波センサ。
  93. 交通量を計測することを特徴とする請求項85記載のマイクロ波センサ。
  94. 送信波となるマイクロ波信号を発生する信号源と、該信号源からの送信波と反射波とを分波する分波部と、該分波部からの前記送信波をセンシング対象に照射すると共に、前記センシング対象から反射してくる前記反射波を受波して前記分波部に送るアンテナ部と、前記分波部で分波された前記反射波が供給されると共に、前記送信波の一部を局発信号として供給されるミキサ部と、該ミキサ部で前記局発信号と前記反射波とを混合して前記送信波に対する前記反射波のドップラ信号を検出する検出部と、前記ドップラ信号から所定の動作信号を発信する動作信号部、前記動作信号により動作する動作部、でなることを特徴とするマイクロ波センサ応用機器。
  95. 老人が使用することを特徴とする請求項94記載のマイクロ波センサ応用機器。
  96. 杖の形状であること及び/又は杖の機能を有することを特徴とする請求項94記載のマイクロ波センサ応用機器。
  97. 通路の曲がり角に設置して接近する人や物体を検知することを特徴とする請求項94記載のマイクロ波センサ応用機器。
  98. 請求項94記載のマイクロ波センサを用いたヘルメット形状の、及び/又はヘルメットの機能を有するマイクロ波センサ応用機器。
  99. 請求項94記載のマイクロ波センサを用いた番犬ロボット形状の、及び/又は番犬ロボットの機能を有するマイクロ波センサ応用機器。
  100. 番犬ロボットを具備したことを特徴とする請求項94記載のマイクロ波センサ応用機器。
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