JP2003107064A - High performance liquid chromatograph - Google Patents
High performance liquid chromatographInfo
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- JP2003107064A JP2003107064A JP2001301674A JP2001301674A JP2003107064A JP 2003107064 A JP2003107064 A JP 2003107064A JP 2001301674 A JP2001301674 A JP 2001301674A JP 2001301674 A JP2001301674 A JP 2001301674A JP 2003107064 A JP2003107064 A JP 2003107064A
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Abstract
Description
【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は高速液体クロマトグ
ラフに関するもので、特に2つの供給源からの移動相液
体を切換えて送液することができる高速液体クロマトグ
ラフに関する。
【0002】
【従来の技術】高速液体クロマトグラフィでは分析条件
を変更するとき、移動相の変更も必要となる場合が多
い。また、同じ移動相で分析を継続する場合に、消費し
た移動相を補充するために別の容器の同種移動相に切換
える場合もある。このような場合に対応するために移動
相の自動切換が可能な送液システムが用いられる。
【0003】図3に、一例として従来の2液の切換えが
可能な送液システムの基本構成(シングルシリンジ)を
示す。図において、ポンプ1はプランジャ駆動機構20
によって駆動されるプランジャ12がポンプ室11内を
往復運動することによりポンプ1の口15を通して吸入
吐出の動作を行うもので、一般にシリンジポンプ、また
はプランジャポンプと呼ばれるタイプのポンプである。
流路切換バルブ(以下、単にバルブと略記する)3は、
円弧上に例えば60度間隔で配列された複数のポート
a、c、dの隣り合う2つを連通させる連通溝31を有
するロータ(特に図示せず)をバルブ駆動機構30によ
って所定角度だけ回転させることでポンプ1の口15を
供給源流路4、または送液先流路5のいずれかに切換え
接続するロータリーバルブである。送液先流路5は、図
示しない試料導入部、カラム、検出器等に連なる流路で
ある。送液対象となる2種の移動相液体A及びB(以
下、A液、B液と記す)は、それぞれ電磁弁42a、4
2bを介し、供給源流路4とバルブ3の連通溝31を経
由してポンプ1の口15に接続されている。2つの電磁
弁42a、42bは、いずれか一方のみが開くように制
御部10により制御され、A液、B液のどちらかを送液
対象として選択する。
【0004】いま、電磁弁42aが開、同42bが閉の
状態で、且つバルブ3は図示の状態、即ちポートa−d
間が連通している状態で、プランジャ12を引き込む
(図では下方に動かす)と、A液が供給源流路4を通っ
てポンプ室11内に吸引される。次に、バルブ3を所定
角度だけ動かしてポートd−c間が連通する状態にした
後、プランジャ12を押し出す(図では上方に動かす)
と、ポンプ室11内の液体は押し出され、送液先流路5
へ流れる。上記過程を繰り返すことで継続的にA液の送
液が行われる。電磁弁42aを閉じ、同42bを開け
ば、同様にしてB液の送液を行うことができる。
【0005】上記のように、このような送液システムで
は、ポンプ1の吸入動作時はポンプ1の口15が供給源
流路4に接続され、吐出動作時はポンプ1の口15が送
液先流路5に接続されるようにバルブ3により流路が切
換えられ、これにより液体の一方向へ(供給源流路4か
ら送液先流路5へ)の流れが形成される。即ち、バルブ
3は整流機能を担うものであって、原理的にはチェック
バルブで置き換え可能である。また、ポンプ1とバルブ
3は同期して駆動されることが必要であるから、プラン
ジャ駆動機構20とバルブ駆動機構30は共通の制御部
10によってコントロールされる。
【0006】上記の動作過程で、吸入から吐出へ、或い
はその逆の切換えの中間状態としてポートdがポートa
またはcのいずれにも連通しない状態がある。切換え時
の圧力の急変によるショックを緩和するために、この状
態、即ち、図3に示す状態からバルブ3を反時計方向に
30度回した状態で、バルブ3を一時停止させ、ポンプ
室11の内部の圧力をその直後に接続されるべき流路
(供給源流路4または送液先流路5)の圧力に合わせて
与圧、または圧抜きする行程が挿入されるのが普通であ
る。しかし、これらの行程は本発明を説明する上で直接
には必要がないので、以下においては、システムの動作
行程に当然含まれるものとして説明を省略する。
【0007】図3は、口15を1つだけ持つシリンジポ
ンプ(単口シリンジポンプ)を用いた例であるが、ポン
プ室内の液の置換を考慮して一般のシリンジポンプでは
吸入口と吐出口を別々に設ける場合がある。図4は、そ
のような2つの口を持つシリンジポンプを用いた場合の
従来の送液ポンプシステムの一例を示す。図において
は、図3と機能的に同一の構成要素には同じ番号を付し
てあるので再度の説明は省く。また、図4では省略され
ている電磁弁42a、42b、プランジャ駆動機構2
0、バルブ駆動機構30、及び制御部10等も図3と同
様に備えられているものとする。図3と相異する点は、
ポンプ1の口が2つある(吐出口13及び吸入口14)
ことに対応してバルブ3の所要ポート数と連通溝の数も
各1つ増えていることであるが、全体の動作は図3に示
すものと全く同等である。なお、図中でバルブ3に点線
で示したポートは無くてもよいものであるが、有る場合
はプラグで塞いでおく。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】上述したように、電磁
弁を利用することで従来から2液の自動切換送液は可能
であるが、電磁弁を装備するために装置は大型化すると
共にコスト上昇を招き、また電力消費も増加することが
問題点であった。本発明は、このような事情に鑑みてな
されたものであり、従来よりコンパクトでローコスト、
且つ省エネルギー型の2液切換送液可能な送液システム
を備えた液体クロマトグラフを提供することを目的とす
る。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記課題を解
決するために、液体クロマトグラフの送液システムにお
いてポンプに同期して働く整流用の流路切換バルブが移
動相切換えの機能をも兼ねるように工夫したものであ
る。即ち、本発明装置は、プランジャの往復運動により
液体を吸入吐出するポンプと第1及び第2の液体の供給
源流路を備えると共に、前記ポンプの口が前記第1の液
体の供給源流路に接続された第1の状態と、前記ポンプ
の口が前記第2の液体の供給源流路に接続された第2の
状態と、上記第1及び第2の状態の中間状態として前記
ポンプの口が前記送液先流路に接続された第3の状態と
を切換える流路切換バルブを備え、この流路切換バルブ
を前記ポンプの吸入吐出動作に同期して切換えるように
構成した送液システムを備えた高速液体クロマトグラフ
である。これにより、移動相液体を切換えるために別に
電磁弁等を装備する必要がなくなる。
【0010】
【発明の実施の形態】本発明の一実施形態を図1に示
す。図において、バルブ3は円周上に60度間隔で配置
された6つのポートa〜fを有するロータリーバルブ
で、連通溝31はこれらのポートの隣り合う2つを連通
することができる。送液対象となるA液、B液は、それ
ぞれ供給源流路4a、4bを通してバルブ3のポート
a、bに接続される。ポンプ1は、図4中に示すものと
同様の吐出口13と吸入口14を別々に備えたタイプで
あって、吐出口13はバルブ3のポートdとfを連結す
る連結点pに接続され、吸入口14はポートeに接続さ
れる。プランジャ12はプランジャ駆動機構20により
駆動されて往復運動することにより吸入吐出の動作を行
う(この往復運動における上下の折り返し点をそれぞれ
上死点、下死点と呼ぶ)。その他、図中で図3における
と同一の符号を付したものは先に説明済みであるから、
再度の説明は省略する。
【0011】図1に示す送液システムは以下のように動
作する。
(1)図示の状態、即ちポートa−e間が連通する状態
では、ポンプ1は吸入行程にあり、プランジャ12が上
死点から下降するにつれてA液が供給源流路4aを通っ
てポンプ室11内に吸入される。
(2)プランジャ12が下死点に達した後、バルブ3を
時計方向に120度回転させてポートc−f間が連通す
る状態とする。この状態では、ポンプ1は吐出行程とな
り、プランジャ12が下死点から上昇するにつれてポン
プ室11内のA液が押し出され、吐出口13から送液先
流路5へ送液される。
(3)プランジャ12が上死点に達した後、バルブ3を
反時計方向に120度回転させて上記(1)の状態と
し、以後、(1)〜(3)を繰り返すことによりA液が
継続的に送液される。
(4)移動相をB液に切換える場合は、上記(2)の状
態が終わってプランジャ12が上死点に達した後、バル
ブ3を180度回転(方向はどちらでもよい)させて、
ポートb−e間が連通する状態とする。以後、上記
(1)〜(3)と同様にしてB液が送液される。但し、
B液の場合、上記(1)〜(3)中の文字a、f、Aは
それぞれb、d、Bと読み替え、バルブ3の回転方向は
全て逆に読み替える。なお、上記説明中の上、下、は図
1中での位置関係や運動方向を表す。
【0012】図1の実施形態においては、上記と異なる
以下のような変形動作も可能である。
(1)ポートa−f間が連通する状態で、ポンプ1を吸
入行程とすると、A液が供給源流路4aから吐出口13
を通って吸入される。
(2)バルブ3を時計方向に60度回転させてポートc
−f間が連通する状態とする。この状態でポンプ1を吐
出行程とすると、ポンプ室11内のA液が押し出され、
吐出口13から送液先流路5へ送液される。
(3)バルブ3を反時計方向に60度回転させて上記
(1)の状態とし、以後、上記(1)〜(3)を繰り返
すことによりA液が継続的に送液される。
(4)移動相をB液に切換える場合は、上記(2)の状
態が終わってプランジャ12が上死点に達した後、バル
ブ3を時計方向に120度回転させて、ポートb−d間
が連通する状態とする。以後、上記(1)〜(3)と同
様にしてB液が送液される。但し、B液の場合、上記
(1)〜(3)中の文字a、f、Aはそれぞれb、d、
Bと読み替え、バルブ3の回転方向は全て逆に読み替え
る。
【0013】上記変形動作の場合、ポンプ1の吸入口1
4は全く機能せず、吐出口13が吸入口としても機能す
る。つまり、この場合、ポンプ1は単口シリンジポンプ
として働く。このことから、本発明は図3中に示すよう
な単口シリンジポンプを用いる送液システムに対しても
適用できることがわかる。
【0014】図2は本発明の他の実施形態を示す。図に
おいて、バルブ3は円周上に60度間隔で配置された6
つのポートa〜fを有するロータリーバルブで、隣り合
う2つのポート間を連通する連通溝31及び32を備え
ている。連通溝31と32は角度にして150度(ポー
ト間隔の整数倍でない)隔てて配置されているので、い
ずれか一方の連通溝が2つのポート間を連通していると
きは他方の連通溝はどのポートにも連通しない位置にあ
る。その他、図1と機能的に同一の構成要素には同じ番
号を付してあるので再度の説明は省く。また、図2では
省略されているプランジャ駆動機構20、バルブ駆動機
構30、及び制御部10等も図1と同様に備えられてい
るものとする。
【0015】図2に示す送液システムは以下のように動
作する。
(1)図示の状態からバルブ3を時計方向に30度回転
させてポートa−e間が連通する状態とする。この状態
でポンプ1を吸入行程とすると、A液が供給源流路4a
を通って吸入される。
(2)バルブ3を反時計方向に30度回転させてポート
c−d間が連通する状態とする。この状態でポンプ1を
吐出行程とすると、ポンプ室11内のA液が押し出さ
れ、吐出口13から送液先流路5へ送液される。
(3)バルブ3を時計方向に30度回転させて上記
(1)の状態とし、以後、上記(1)〜(3)を繰り返
すことによりA液が継続的に送液される。
(4)移動相をB液に切換える場合は、上記(2)の状
態が終わってプランジャ12が上死点に達した後、バル
ブ3を反時計方向に30度回転させて、ポートb−e間
が連通する状態とする。以後、上記(1)〜(3)と同
様にしてB液が送液される。但し、B液の場合、上記
(1)〜(3)中の文字a、Aはそれぞれb、Bと読み
替え、バルブ3の回転方向は全て逆に読み替える。
【0016】図2に示す実施形態は、図1のものに比べ
て、送液される液体の流路中に液の置換を妨げる袋小路
(図1では、連結点pからポートdまたはfまでの配管
のいずれか一方が袋小路となる)を持たないことが利点
であり、さらに、バルブ3の所定回転角が小さい(30
度)から高速切換えが可能であり、2液の切換えを短周
期で繰り返す必要のあるグラジエント送液に適してい
る。
【0017】上記は本発明の幾つかの実施形態を例示し
たものであって、本発明をこれに限定するものではな
く、例えば、ポンプについては、上記のシリンジポンプ
に限らず、プランジャの往復運動により液体を吸入吐出
するポンプは全て本発明に適用できる。また、上記説明
中のバルブのポート数や回転角度の数値についても本発
明はこれに限定されるものではない。
【0018】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明はポンプに
付随する整流用のバルブに移動相2液の切換え機能をも
兼ね備えるようにしたので、従来の2液切換え機能を持
つ送液システムに比べて、小型、低コスト、且つエネル
ギー消費の少ない送液システムを提供することができ
る。また、これを用いた高速液体クロマトグラフはより
幅広い分析に適用することが可能となる。Description: BACKGROUND OF THE INVENTION 1. Field of the Invention The present invention relates to a high-performance liquid chromatograph, and more particularly to a high-performance liquid chromatograph capable of switching mobile phase liquids from two sources and sending the liquid. About graphs. [0002] In high performance liquid chromatography, when the analysis conditions are changed, it is often necessary to change the mobile phase. Further, when the analysis is continued with the same mobile phase, the mobile phase may be switched to the same type of mobile phase in another container in order to replenish the consumed mobile phase. To cope with such a case, a liquid feeding system capable of automatically switching the mobile phase is used. FIG. 3 shows, as an example, a basic configuration (single syringe) of a conventional liquid feeding system capable of switching between two liquids. In the figure, a pump 1 has a plunger drive mechanism 20.
The plunger 12 driven by the pump reciprocates in the pump chamber 11 to perform a suction / discharge operation through the port 15 of the pump 1, and is a type of pump generally called a syringe pump or a plunger pump.
The flow path switching valve (hereinafter simply abbreviated as a valve) 3
A valve drive mechanism 30 rotates a rotor (not particularly shown) having a communication groove 31 that connects two adjacent ports a, c, and d arranged at intervals of, for example, 60 degrees on the arc by a predetermined angle. This is a rotary valve that switches and connects the port 15 of the pump 1 to either the supply source flow path 4 or the liquid supply destination flow path 5. The liquid transfer destination flow path 5 is a flow path connected to a sample introduction unit (not shown), a column, a detector, and the like. The two types of mobile phase liquids A and B (hereinafter, referred to as liquid A and liquid B) to be sent are respectively solenoid valves 42a and 42b.
2b, it is connected to the port 15 of the pump 1 via the communication groove 31 between the supply flow path 4 and the valve 3. The two solenoid valves 42a and 42b are controlled by the control unit 10 so that only one of them is opened, and selects one of the liquid A and the liquid B as a liquid supply target. Now, the solenoid valve 42a is open and the solenoid valve 42b is closed, and the valve 3 is in the state shown in FIG.
When the plunger 12 is retracted (moved downward in the figure) in a state where the spaces are communicated, the liquid A is sucked into the pump chamber 11 through the supply source flow path 4. Next, the plunger 12 is pushed out (moved upward in the figure) after the valve 3 is moved by a predetermined angle to bring the ports d and c into communication.
And the liquid in the pump chamber 11 is pushed out, and the liquid
Flows to By repeating the above process, the solution A is continuously sent. When the solenoid valve 42a is closed and the solenoid valve 42b is opened, the liquid B can be sent in the same manner. As described above, in such a liquid feeding system, the port 15 of the pump 1 is connected to the supply flow path 4 during the suction operation of the pump 1, and the port 15 of the pump 1 is connected to the liquid supply destination during the discharging operation. The flow path is switched by the valve 3 so as to be connected to the flow path 5, whereby a flow of the liquid in one direction (from the supply source flow path 4 to the liquid transfer destination flow path 5) is formed. That is, the valve 3 has a rectifying function, and can be replaced by a check valve in principle. Further, since the pump 1 and the valve 3 need to be driven synchronously, the plunger drive mechanism 20 and the valve drive mechanism 30 are controlled by the common control unit 10. In the above operation process, port d is set to port a as an intermediate state of switching from suction to discharge or vice versa.
Also, there is a state in which communication is not performed with either of c and c. In order to alleviate a shock caused by a sudden change in pressure at the time of switching, the valve 3 is temporarily stopped in this state, that is, in a state where the valve 3 is turned 30 degrees counterclockwise from the state shown in FIG. Usually, a step of pressurizing or depressurizing the internal pressure in accordance with the pressure of the flow path (the supply source flow path 4 or the liquid transfer destination flow path 5) to be connected immediately thereafter is inserted. However, since these steps are not directly necessary for describing the present invention, description thereof will be omitted below because they are naturally included in the operation steps of the system. FIG. 3 shows an example in which a syringe pump having only one port 15 (single port syringe pump) is used. In a general syringe pump, a suction port and a discharge port are used in consideration of replacement of the liquid in the pump chamber. May be provided separately. FIG. 4 shows an example of a conventional liquid feed pump system using such a syringe pump having two ports. In the figure, components that are functionally the same as those in FIG. 3 are given the same numbers, and will not be described again. Also, the solenoid valves 42a and 42b, the plunger drive mechanism 2 not shown in FIG.
0, the valve driving mechanism 30, the control unit 10, and the like are provided similarly to FIG. The difference from FIG. 3 is that
Pump 1 has two ports (discharge port 13 and suction port 14)
Correspondingly, the number of required ports and the number of communication grooves of the valve 3 are each increased by one, but the overall operation is exactly the same as that shown in FIG. Although the valve 3 does not need to have the port indicated by the dotted line in the figure, if it does, it is closed with a plug. [0008] As described above, the use of a solenoid valve allows automatic switching between two fluids to be conventionally performed, but the apparatus is increased in size due to the provision of the solenoid valve. However, there is a problem that the cost increases and the power consumption also increases. The present invention has been made in view of such circumstances, and is more compact and lower cost than before.
It is another object of the present invention to provide an energy-saving liquid chromatograph provided with a liquid transfer system capable of switching and transferring two liquids. SUMMARY OF THE INVENTION In order to solve the above-mentioned problems, the present invention provides a rectifying flow path switching valve which operates in synchronization with a pump in a liquid feeding system of a liquid chromatograph. It is devised to also have a function. That is, the apparatus of the present invention includes a pump for sucking and discharging a liquid by reciprocating movement of a plunger, and first and second liquid supply source flow paths, and a port of the pump is connected to the first liquid supply source flow path. The first state, the second state in which the port of the pump is connected to the supply path of the second liquid, and the port of the pump as the intermediate state between the first and second states. A liquid supply system configured to include a flow path switching valve for switching between a third state connected to the liquid supply destination flow path and switching the flow path switching valve in synchronization with the suction / discharge operation of the pump; It is a high performance liquid chromatograph. This eliminates the need to separately provide an electromagnetic valve or the like for switching the mobile phase liquid. FIG. 1 shows an embodiment of the present invention. In the figure, a valve 3 is a rotary valve having six ports a to f arranged at intervals of 60 degrees on a circumference, and a communication groove 31 can communicate two adjacent ones of these ports. The liquids A and B to be fed are connected to the ports a and b of the valve 3 through the supply source flow paths 4a and 4b, respectively. The pump 1 is of a type having a discharge port 13 and a suction port 14 similar to those shown in FIG. 4, and the discharge port 13 is connected to a connection point p connecting ports d and f of the valve 3. , The suction port 14 is connected to the port e. The plunger 12 is driven by the plunger drive mechanism 20 and reciprocates to perform a suction / discharge operation (the upper and lower turning points in the reciprocating movement are respectively referred to as a top dead center and a bottom dead center). In addition, since the components denoted by the same reference numerals in FIG. 3 as those in FIG. 3 have been described above,
The description will not be repeated. The liquid feeding system shown in FIG. 1 operates as follows. (1) In the illustrated state, that is, in the state in which the ports a and e communicate with each other, the pump 1 is in a suction stroke, and as the plunger 12 descends from the top dead center, the liquid A passes through the supply flow path 4a and the pump chamber 11 Inhaled into. (2) After the plunger 12 has reached the bottom dead center, the valve 3 is rotated clockwise by 120 degrees to establish a state where the ports cf communicate with each other. In this state, the pump 1 is in the discharge stroke, and the liquid A in the pump chamber 11 is pushed out as the plunger 12 rises from the bottom dead center, and is supplied from the discharge port 13 to the liquid supply destination flow path 5. (3) After the plunger 12 reaches the top dead center, the valve 3 is rotated 120 degrees counterclockwise to the state of (1), and thereafter, the liquid A is obtained by repeating (1) to (3). The liquid is continuously sent. (4) When the mobile phase is switched to the liquid B, the valve 3 is rotated by 180 degrees (in either direction) after the plunger 12 reaches the top dead center after the end of the state of (2) above.
It is assumed that the ports be communicate with each other. Thereafter, the liquid B is sent in the same manner as in the above (1) to (3). However,
In the case of the liquid B, the letters a, f, and A in the above (1) to (3) are read as b, d, and B, respectively, and the rotation directions of the valve 3 are all read in reverse. The upper and lower parts in the above description represent the positional relationship and the movement direction in FIG. In the embodiment of FIG. 1, the following modified operation different from the above is possible. (1) When the pump 1 is set to the suction stroke in a state where the ports a and f communicate with each other, the liquid A flows from the supply source flow path 4a to the discharge port 13
Inhaled through. (2) Rotate valve 3 clockwise by 60 degrees to set port c
-F is in a state of communication. When the pump 1 is set in the discharge stroke in this state, the liquid A in the pump chamber 11 is pushed out,
The liquid is sent from the discharge port 13 to the liquid sending destination channel 5. (3) The valve 3 is rotated 60 degrees counterclockwise to the state of (1), and thereafter, the above-mentioned (1) to (3) are repeated, so that the liquid A is continuously supplied. (4) When the mobile phase is switched to the liquid B, the valve 3 is rotated clockwise 120 degrees after the plunger 12 reaches the top dead center after the state of the above (2) is completed, and the port b-d is switched. Communicate with each other. Thereafter, the liquid B is sent in the same manner as in the above (1) to (3). However, in the case of the liquid B, the characters a, f, and A in the above (1) to (3) are b, d,
B and the rotation direction of the valve 3 are all read in reverse. In the case of the above deformation operation, the suction port 1 of the pump 1
4 does not function at all, and the discharge port 13 also functions as a suction port. That is, in this case, the pump 1 functions as a single-port syringe pump. From this, it is understood that the present invention can be applied to a liquid feeding system using a single-port syringe pump as shown in FIG. FIG. 2 shows another embodiment of the present invention. In the figure, valves 3 are arranged at intervals of 60 degrees on the circumference.
A rotary valve having two ports a to f, provided with communication grooves 31 and 32 for communicating between two adjacent ports. Since the communication grooves 31 and 32 are spaced at an angle of 150 degrees (not an integral multiple of the port interval), when one of the communication grooves communicates between the two ports, the other communication groove becomes It is in a position not communicating with any port. In addition, components that are functionally the same as those in FIG. 1 are denoted by the same reference numerals, and will not be described again. Further, it is assumed that the plunger drive mechanism 20, the valve drive mechanism 30, the control unit 10, and the like, which are omitted in FIG. 2, are provided similarly to FIG. The liquid feeding system shown in FIG. 2 operates as follows. (1) The valve 3 is rotated clockwise by 30 degrees from the state shown in the figure to bring the ports ae into communication. If the pump 1 is in the suction stroke in this state, the liquid A is supplied from the supply source flow path 4a.
Inhaled through. (2) The valve 3 is rotated by 30 degrees in a counterclockwise direction so that the ports cd communicate with each other. When the pump 1 is in the discharge stroke in this state, the liquid A in the pump chamber 11 is pushed out, and is supplied from the discharge port 13 to the liquid supply destination channel 5. (3) The valve 3 is rotated 30 degrees clockwise to the state of (1), and thereafter, by repeating the above (1) to (3), the liquid A is continuously supplied. (4) When the mobile phase is switched to the liquid B, after the state of the above (2) is completed and the plunger 12 reaches the top dead center, the valve 3 is rotated counterclockwise by 30 degrees, and the ports be It is in a state where the communication is established. Thereafter, the liquid B is sent in the same manner as in the above (1) to (3). However, in the case of the liquid B, the letters a and A in the above (1) to (3) are read as b and B, respectively, and the rotation directions of the valve 3 are all read in reverse. The embodiment shown in FIG. 2 is different from the embodiment shown in FIG. 1 in that a dead end (in FIG. 1, from the connection point p to the port d or f) which prevents the replacement of the liquid in the flow path of the liquid to be sent. This is advantageous in that one of the pipes does not have a dead end, and the predetermined rotation angle of the valve 3 is small (30
) Can be switched at high speed, and is suitable for gradient liquid feeding in which switching between two liquids needs to be repeated in a short cycle. The above is only an example of some embodiments of the present invention, and the present invention is not limited to the embodiments. For example, the pump is not limited to the above-described syringe pump, but the reciprocating motion of the plunger Any pump that sucks and discharges a liquid can be applied to the present invention. The present invention is not limited to the number of ports of the valve and the numerical value of the rotation angle in the above description. As described above in detail, in the present invention, the rectifying valve attached to the pump is provided with the function of switching the two liquids of the mobile phase, and therefore has the conventional function of switching the two liquids. It is possible to provide a small-sized, low-cost, and low-energy consumption liquid-feeding system as compared with a liquid-feeding system. In addition, a high performance liquid chromatograph using this can be applied to a wider range of analysis.
【図面の簡単な説明】 【図1】本発明の一実施形態を示す図である。 【図2】本発明の他の実施形態を示す図である。 【図3】従来の送液システムの一例を示す図である。 【図4】従来の送液システムの他の例を示す図である。 【符号の説明】 1…ポンプ 3…バルブ 4…供給源流路 5…送液先流路 10…制御部 20…プランジャ駆動機構 30…バルブ駆動機構 31…連通溝[Brief description of the drawings] FIG. 1 is a diagram showing one embodiment of the present invention. FIG. 2 is a diagram showing another embodiment of the present invention. FIG. 3 is a diagram showing an example of a conventional liquid feeding system. FIG. 4 is a diagram showing another example of a conventional liquid feeding system. [Explanation of symbols] 1. Pump 3 ... Valve 4 ... supply channel 5: Liquid sending destination channel 10 ... Control unit 20 ... Plunger drive mechanism 30 ... Valve drive mechanism 31… Communication groove
Claims (1)
出するポンプと、該ポンプの口を前記液体の供給源流路
と送液先流路とに切換接続する流路切換バルブと、前記
ポンプの吸入動作時は該ポンプの口を供給源流路に接続
し吐出動作時は該ポンプの口を送液先流路に接続するよ
うに前記流路切換バルブを切換制御するバルブ駆動部を
備えて成る送液システムにおいて、前記供給源流路とし
て第1及び第2の液体の供給源流路を備えると共に、前
記流路切換バルブとして前記ポンプの口が前記第1の液
体の供給源流路に接続された第1の状態と、前記ポンプ
の口が前記第2の液体の供給源流路に接続された第2の
状態と、上記第1及び第2の状態の中間状態として前記
ポンプの口が前記送液先流路に接続された第3の状態と
を切換える流路切換バルブを備えたことを特徴とする送
液システムを有する高速液体クロマトグラフ。Claims: 1. A pump for sucking and discharging a liquid by reciprocating movement of a plunger, and a flow path switching valve for switchingly connecting a port of the pump to a liquid supply flow path and a liquid destination flow path. Valve driving for switching the flow path switching valve so that the port of the pump is connected to the supply source flow path during the suction operation of the pump and the port of the pump is connected to the liquid supply destination flow path during the discharge operation. A liquid supply system comprising: a first liquid supply source flow path as the supply source flow path and a first liquid supply source flow path as the flow path switching valve; And a second state in which the port of the pump is connected to the supply passage of the second liquid, and a port of the pump as an intermediate state between the first and second states. Is in the third state connected to the liquid transfer destination flow path A high-performance liquid chromatograph having a liquid sending system, characterized by comprising a flow path switching valve for switching between a liquid supply system and a liquid supply system.
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001301674A JP2003107064A (en) | 2001-09-28 | 2001-09-28 | High performance liquid chromatograph |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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