JP2003105995A - 昇降式低酸素ルーム - Google Patents

昇降式低酸素ルーム

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JP2003105995A JP2001300350A JP2001300350A JP2003105995A JP 2003105995 A JP2003105995 A JP 2003105995A JP 2001300350 A JP2001300350 A JP 2001300350A JP 2001300350 A JP2001300350 A JP 2001300350A JP 2003105995 A JP2003105995 A JP 2003105995A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 建屋内の一部に、簡単に低酸素環境を作り出
すことができ、また、簡単に通常の環境に戻すことがで
きる低酸素ルームを提供することを技術的課題とする。 【解決手段】 低酸素発生装置12により、低酸素を発生
させて低酸素と通常空気を混合して供給する移動式低酸
素供給装置4と、建屋内の一部を区画し、区画した内部
の環境雰囲気の排気を行う排気手段9、区画した内部の
酸素濃度を測定して低酸素と混合する通常空気の供給量
及び排気手段の排気量を設定する酸素濃度センサー10、
及び移動式低酸素供給装置4を着脱可能に連結する連結
部8を備え、接地部にシール部3cを設けたカプセルユニ
ット3と、該カプセルユニット3を建屋内の天井から昇降
移動させる昇降手段と、該カプセルユニットを上昇位置
で保持する保持手段とを設けた昇降式低酸素ルームであ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、体育館や屋内プー
ル等の建屋内の一部を区画して、建屋内の一部に簡単に
低酸素環境を作り出す昇降式低酸素ルームに関する。
【0002】
【従来の技術】身体内の各細胞への酸素供給能力を高
め、運動力及び持久力を向上するために、各種スポーツ
において、低圧・低酸素環境下でトレーニングを行う高
地トレーニングが一般的に行われている。
【0003】このような高地トレーニングは、一般に僻
地である高地まで足を運ばなければならず、交通費や滞
在費等のコスト面から、トップアスリートのための限ら
れたトレーニング方法となっていた。また、該高地にお
いては、低圧、低酸素環境のみならず、低気温や低湿度
等のその他の自然環境も作用し、トレーニング環境とし
て、理想的な環境とならない場合も多かった。
【0004】このため、高地まで赴かずに低酸素環境下
でトレーニングを行うことができるように、特開平8−
112373号公報、特開2000−27472号公報
には、建物全体を人工的に低酸素環境とした発明が開示
されている。
【0005】また、特開平10−216455号公報に
は、中空糸膜等を用いた低酸素供給装置も開示されてい
る。このような低酸素供給装置を小型化して移動式と
し、組立て式のテント内を該移動式低酸素供給装置を用
いて低酸素環境として、該テント内で就寝し、就寝時も
肺機能の向上を図る試みもなされている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】このように、従来にお
いては、低酸素環境を作り出すために、建物全体を低酸
素環境とする必要や、特別の部屋やテントを構築する必
要があり、低酸素環境とするためには、高額なコスト
と、特別なスペースとを必要とし、汎用的に低酸素環境
下でのトレーニングを行うことができないという問題が
あった。
【0007】そこで、本発明は、従来技術における問題
点を解消すべく創案されたもので、体育館やトレーニン
グジム等の既に構築されている建屋内においても、該建
屋内の一部に、簡単に低酸素環境を作り出すことがで
き、また、低酸素環境を簡単に通常の環境に戻すことが
できる低酸素ルームを提供することを技術的課題とし、
もって汎用的に低酸素環境下でのトレーニングを行うこ
とを可能とすることを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記技術的課題を解決す
る本発明のうち、請求項1に記載した発明の手段は、昇
降式の低酸素ルームであって、低酸素発生装置により発
生させた低酸素を供給する移動式低酸素供給装置と、建
屋内の一部を区画し、区画した内部の環境雰囲気の排気
を行う排気手段、区画した内部の酸素濃度を測定して低
酸素と混合する通常空気の供給量及び排気手段の排気量
を設定する酸素濃度センサー、および移動式低酸素供給
装置を着脱可能に連結する連結部を備え、接地部にシー
ル部材を設けたカプセルユニットと、該カプセルユニッ
トを建屋内の天井から昇降移動させる昇降手段と、該カ
プセルユニットを上昇位置で保持する保持手段とを設け
たこと、にある。
【0009】既存の体育館やトレーニングジム等の建屋
において、該建屋の天井にカプセルユニットを連結した
昇降手段を設置し、この昇降手段を用いてカプセルユニ
ットを降下させて床面に接地して、建屋内の一部をカプ
セルユニットで機密に区画する。
【0010】そして、カプセルユニットの連結部に移動
式低酸素供給装置を連結して、カプセルユニットの内部
に低酸素を供給し、建屋内の通常環境とは異なる低酸素
環境を建屋内の一部に作り出すことができる。
【0011】また、移動式低酸素供給装置を連結部から
外し、昇降手段を用いてカプセルユニットを上昇移動さ
せ、通常のトレーニングの邪魔にならない上昇位置でカ
プセルユニットを保持しておくことにより、同一建屋内
を簡単に通常の環境に戻すことができる。
【0012】カプセルユニットの連結部から取り外した
移動式低酸素供給装置は、建屋内の邪魔にならない位置
に移動させて収納しておくことができ、カプセルユニッ
トを上昇位置で保持しておくことができるため、通常環
境下でのトレーニング時にこれらの装置が邪魔にならな
い。
【0013】請求項2記載の発明は、請求項1記載の発
明の構成に、カプセルユニットを上昇限で安全に保持す
る安全保持制御手段を設けたこと、を加えたものであ
る。
【0014】建屋内に設置された昇降手段に連結された
カプセルユニットは、昇降手段の上昇限で安定に保持さ
れるため、カプセルユニットが邪魔とならず、カプセル
ユニット下においても安心してトレーニングを行うこと
ができる。
【0015】請求項3記載の発明は、請求項1又は2記
載の発明の構成に、カプセルユニットの下部に折り畳み
部を設けたこと、を加えたものである。
【0016】昇降式低酸素ルームを使用しない場合は、
カプセルユニットの下部の折り畳み部を折り畳み、上昇
位置又は上昇限でカプセルユニットをコンパクトに収納
保持しておくことが可能となる。
【0017】請求項4記載の発明は、請求項1,2又は
3記載の発明の構成に、建屋内のカプセルユニットの存
在位置を検出する位置検出手段と、カプセルユニットを
建屋内の任意位置に自動的に移動させる移動手段とを設
けたこと、を加えたものである。
【0018】建屋内のカプセルユニットの存在位置を検
出する位置検出手段により、建屋内のカプセルユニット
の存在位置を検出し、移動手段によって、カプセルユニ
ットの存在位置から低酸素環境を作り出したい任意位置
までカプセルユニットを自動的に移動させることがで
き、移動手段によって移動したカプセルユニットを降下
接地することにより、簡単に建屋内の一部の任意位置に
低酸素環境を作り出すことができる。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施例を、図面を
参照にしながら説明する。図1は、既存の構築物、例え
ば、体育館、トレーニングジム内に設置された昇降式低
酸素ルームの一実施例の概略構成を示す説明図である。
【0020】図1に示すように、昇降式低酸素ルーム1
は、建屋2内の一部を区画するカプセルユニット3と、
カプセルユニット3内に低酸素を供給する移動式低酸素
供給装置4と、一端にカプセルユニット3に連結し、支
持するワイヤー5を設け、該ワイヤー5を案内して、カ
プセルユニット3を昇降移動させる複数の滑車6を天井
部2aに設け、該ワイヤー5の他端に、滑車6を介して
カプセルユニット3を昇降移動させるカウンターウエイ
ト7を連結した昇降手段とから構成されている。
【0021】カプセルユニット3は、アクリル製のドー
ム状の頂部3aが形成され、その下部にビニール製の蛇
腹状に折り畳み可能となる折り畳み部3bが形成されて
いる。更に、カプセルユニット3の下端部となる折り畳
み部3bの下部には、床面に接地したカプセルユニット
の機密性を保つゴム製のシール部3cが形成されてい
る。
【0022】昇降式低酸素ルーム1使用時には、カプセ
ルユニット3の蛇腹状の折り畳み部3bを引き伸ばし、
カプセルユニット3の四隅に支持棒3dを止着して、引
き伸ばした折り畳み部3bを固定する。
【0023】図1に示すように、カプセルユニット3
は、折り畳み部3bを引き伸ばした状態で、カプセルユ
ニット3内でトレッドミル11やエアロバイク等のトレ
ーニング器具を用いてトレーニングできる大きさ、一般
的には、高さ2m、面積3m程度の大きさとなるよう
に形成されている。
【0024】昇降式低酸素ルーム1を使用しない場合
は、カプセルユニット3の四隅に止着した支持棒3dを
取り外し、折り畳み部3bを折り畳んで、折り畳み部3
bの上部に設けた収納フック3eの引っ掛かり部を、折
り畳み部の下部に設けた引っ掛け具3fに引っ掛けて、
折り畳んだ状態の折り畳み部3bを支持する。このた
め、カプセルユニット3は、使用時の4分の1から3分
の1程度の高さ、すなわち、0.5m程度の高さ程度に
小さくすることができる。
【0025】また、カプセルユニット3は、移動式低酸
素供給装置4をフレキシブルダクト8aを用いて着脱可
能に連結する連結部8と、カプセルユニット3内の内部
空気を排気する排気ファンと風量制御ダンパを備えた排
気装置9を設けている。
【0026】カプセルユニット3内の内部空気を酸素濃
度センサー10によって測定し、この酸素濃度センサー
10の測定値に基づいて、移動式低酸素供給装置4に信
号を発信し、この信号に基づいて、移動式低酸素供給装
置4内で、発生した低酸素と混合する通常空気の供給量
が設定される。また、酸素濃度センサー10の測定値に
基づいて、排気装置9に信号を発信し、排気装置9に設
けた風量制御ダンパを開閉するか又は排気ファンの回転
数により、排気量が設定される。
【0027】更に、カプセルユニット3は、人が出入り
可能となるように、開放部及び該開放部に取り付けられ
る出入り口ドア3gが設けられており、開放部の端面及
び出入り口ドア3gの端面の双方に機密性を高めるゴム
製のシール部材を設け、カプセルユニット内部の機密性
を保持している。なお、出入り口ドア3gも、折り畳み
部3bの一部を構成し、他の折り畳み部3bと同様に折
り畳み可能となるように形成されている。
【0028】カプセルユニット3は、昇降手段を構成す
るカウンターウエイト7により、昇降移動可能となる。
【0029】すなわち、昇降式低酸素ルーム1を使用し
ない場合は、カウンターウエイト7の錘を増量して、カ
プセルユニット3を上昇せしめ、上昇位置で滑車6を介
して建屋2の天井2aからカプセルユニット3を吊り下
げた状態で保持する。また、昇降式低酸素ルーム1の使
用時には、カウンターウエイト7の錘を減量し、カプセ
ルユニット3を下降せしめて、カプセルユニット3を建
屋2の床面2bに接地し、連結部8にフレキシブルダク
ト8aを用いて移動式低酸素供給装置4を連結して、カ
プセルユニット3内に低酸素空気を供給し、カプセルユ
ニット3内に低酸素環境を作り出す。
【0030】なお、カプセルユニット3の昇降手段とし
て、カウンターウエイト7を用いた例を示したが、手動
にてカプセルユニット3を昇降移動することも可能であ
る。
【0031】そのほか、カプセルユニット3を支持して
いるワイヤー5をドラムに巻き取る巻き上げ装置に連結
し、巻き上げ装置のモータ駆動によりドラムを回動させ
て、カプセルユニット3を建屋2の天井部2a附近から
床面2bまで昇降自在とすることも可能である。この巻
き上げ装置は、電気的に巻き上げ操作を行う操作盤に接
続され、カプセルユニットの昇降を操作盤のスイッチ操
作により遠隔で自動運転し、簡単に建屋内の床面にカプ
セルユニットを降下させ、また、カプセルユニットを上
昇移動させることができる。
【0032】次に、前述で紹介した移動式低酸素供給装
置4について説明する。図2は、カプセルユニット3及
び移動式低酸素供給装置4の概略構成を説明する説明図
である。
【0033】図2に示すように、移動式低酸素供給装置
4には、低酸素を発生する低酸素発生装置12及びカプ
セルユニット内に供給する低酸素濃度を調節する酸素濃
度制御システムとが搭載されている。
【0034】図2に示すように、低酸素発生装置12
は、外部空気をコンプレッサー13にて低酸素発生装置
12内に導入し、この空気をフィルター14で清浄化し
た後、中空糸膜を用いた膜分離装置15にて、空気中の
酸素を中空糸膜の外側に選択的に透過させて、低酸素空
気と高酸素空気を分離して低酸素空気を発生させ、配管
16に流通させる。分離した高酸素空気は、排気口17
から排気する。なお、低酸素発生装置12は、圧力変動
吸着(PSA法)方式のものを用いてもよい。
【0035】酸素濃度制御システムは、カプセルユニッ
ト内の酸素濃度を測定する酸素濃度センサー10の測定
値に基づいて、低酸素発生装置12から発生した低酸素
空気と混合する通常空気の供給量を調節する空気調節弁
18を備えている。また、低酸素発生装置12から発生
した低酸素空気の配管16内の流量を調節する流量調節
弁19と、配管16内の流通する低酸素空気の酸素濃度
を測定する酸素濃度センサー20と、酸素濃度センサー
20の測定値に基づいて、通常空気と混合する低酸素空
気の量を調節する排気弁21とを備えている。
【0036】そして、空気調節弁18で調節された設定
量の通常空気と、排気弁21により調節された設定量の
低酸素空気を混合チャンバー22でミックスし、所定濃
度の低酸素空気を移動式低酸素供給装置4から送風機2
2a又は送風ファンによりフレキシブルダクト8aを通
じてカプセルユニット3内に供給する。
【0037】カプセルユニット3内の酸素濃度が低くな
りすぎた場合、カプセルユニット3内の酸素濃度センサ
ー10の測定値に基づいて、空気調節弁18が開放さ
れ、低酸素空気と混合する通常空気の供給量が増量し、
移動式低酸素供給装置4から供給される酸素濃度が上昇
し、カプセルユニット3内の酸素濃度を上げる。
【0038】また、カプセルユニット3内の酸素濃度が
高くなりすぎた場合、酸素濃度センサー10の測定値に
基づいて、排気装置9の排気ファンの回転数を増加し、
カプセルユニット3内の高酸素濃度空気がカプセルユニ
ット3外に排出され、低酸素空気が移動式低酸素供給装
置4から供給されて、カプセルユニット3内の酸素濃度
を下げる。
【0039】このように、カプセルユニット3内は、所
望の低酸素環境となるように調整され、また、カプセル
ユニット3内でトレーニングを行う者にとって危険な酸
素濃度レベルとならないように、安全な環境が保たれて
いる。
【0040】カプセルユニット3内の内部環境雰囲気を
建屋内の外部環境雰囲気よりもやや高圧に保つことによ
り、カプセルユニット3が床面に接地しているシール部
3cから外部環境雰囲気がカプセルユニット3内に侵入
せず、または出入り口ドア3dからの人の出入りよって
も外部環境雰囲気がカプセルユニット3内に侵入しない
ため、カプセルユニット3内を所定の低酸素濃度環境に
保つことが可能である。
【0041】なお、移動式低酸素供給装置4は、連結部
8から着脱可能であるため、低酸素ルーム1を使用しな
い場合は、移動式低酸素供給装置4と、カプセルユニッ
ト3を分別し、移動式低酸素供給装置4を建屋内の邪魔
にならない位置に収納しておくことが可能である。
【0042】次に、昇降式低酸素ルーム1を使用しない
場合に、カプセルユニット3を上昇限で安定に保持して
おく安全保持制御手段の実施例である安全保持制御装置
について説明する。図3(a)乃至(c)は、カプセルユニッ
ト3を上昇限で保持制御する安全保持制御装置の概略構
成を示す説明図である。
【0043】図3(a)乃至(c)に示すように、カプセルユ
ニット3の頂部3aには、一対の円筒状のインターロッ
ク装置23が設けられており、このインターロック装置
23は、円筒頂部に設けたスイッチ機構24と、ロック
解除時は、インターロック装置23内部に収納され、ロ
ック作動時は、インターロック装置23から水平方向に
突出するロッド25と、ロック作動を知らせる、ロッド
25の先端部に設けた安全スイッチ機構26と、モータ
駆動によってロッド25をインターロック装置23内に
収納し、ロック作動時にロッド25をインターロック装
置23から水平方向に突出させる小型モータ27とを備
えている。
【0044】また、建屋2の天井部2aには、インター
ロック装置23を嵌合し、スイッチ機構24の接触を感
知するスイッチセンサー29備えた凹嵌部28と、イン
ターロック装置23から水平方向に突出するロッド25
を嵌着し、ロッド25の先端部に設けた安全スイッチ機
構26の接触を感知する安全センサー31を備えたロッ
ド嵌着部30とからなる安全保持部を設けている。
【0045】スイッチセンサー29及び安全センサー3
1は、カプセルユニット3を昇降移動させる巻き上げ装
置の操作盤に電気的に接続され、操作盤のスイッチ操作
により、ロック作動及びロック解除を行うことが可能で
あり、この操作盤には、ロック作動及びロック解除を知
らせる警告ランプと安全ランプが設けられている。
【0046】図3(a)に示すように、カプセルユニット
3を連結支持しているワイヤー5がドラムの回動限まで
巻き取られていない状態では、インターロック装置23
が建屋2の天井部2aに設けた凹嵌部28内に嵌合せ
ず、また、安全スイッチ機構26が、安全スイッチセン
サー31に接触しないため、安全スイッチセンサー31
が作動せず、ロック解除を知らせる操作盤の警告ランプ
が点灯した状態となっている。
【0047】次に、図3(b)に示すように、カプセルユ
ニット3を連結支持しているワイヤー5が、ドラムの回
動限まで巻き取られた上昇限で、インターロック装置2
3が天井2aに設けた安全保持部の凹嵌部38に嵌合
し、インターロック装置23の頂部に設けられたスイッ
チ機構24が凹嵌部28内のスイッチセンサー29に接
触する。
【0048】そして、図3(c)に示すように、スイッチ
機構24から、ロック作動信号が伝達されて小型モータ
27が駆動し、ロッド25がインターロック装置23内
部から水平方向に突出して、ロッド25がロッド嵌着部
30に嵌着し、カプセルユニット3が天井部2aの安全
保持部に安定に保持される。
【0049】ロッド25がロッド嵌着部30に嵌着し
て、カプセルユニット3を天井部2aに保持すると、ロ
ッド25の先端部に設けられた安全スイッチ機構25
が、ロッド嵌着部30の安全スイッチセンサー31に接
触し、安全スイッチセンサー31が安全スイッチ機構2
6の接触を感知して、インターロック装置23のロック
作動を示す信号を発信して、操作盤の警告ランプが消灯
し、安全ランプが点灯する。
【0050】一方、インターロック装置23のロックを
解除したい場合は、操作盤のスイッチ操作により、スイ
ッチセンサー29を通じてロック解除信号を発信する。
スイッチセンサー29を通じてスイッチ機構26から小
型モータ27にロック解除信号が伝達され、小型モータ
27の駆動により、ロッド25がロッド嵌着部30から
外れてインターロック装置23内に収納され、天井部2
aの安全保持部からカプセルユニット3のロックが解除
される。
【0051】なお、カプセルユニット3の荷重により、
ロッド嵌着部30からロッド25が外れない場合も想定
されるが、その場合は、小型モータ27の駆動により、
ロッド25をロッド嵌着部30内で、短時間浮かせ、そ
の間にロッド25をロッド嵌着部30から外す制御を行
うことが考えられる。
【0052】ロック解除信号に基づいて、ロッド25が
インターロック装置23内に収納されると、安全スイッ
チ機構26が離れたことを安全スイッチセンサー31が
感知して、ロック解除を示す信号を発信して安全ランプ
が消灯し、再び警告ランプが点灯する。
【0053】このように、昇降式低酸素ルーム1を使用
しない場合には、カプセルユニット3の上昇限で、安全
保持制御装置により、カプセルユニット3を建屋2の天
井部2aに保持しておくことができるため、カプセルユ
ニット3の収納時の安全性が向上し、カプセルユニット
3の下で、安心してトレーニングを行うことができる。
【0054】なお、本例においては、電気的制御により
カプセルユニット3を保持制御するインターロック装置
23からなる制御手段を示したが、油圧シンリンダ等を
用いた油圧制御により、カプセルユニット3を保持制御
する制御手段を用いることも可能である。
【0055】次に、昇降式低酸素ルームの他の実施例を
示し、カプセルユニット3の建屋2内の存在位置を認識
する位置検出手段と、建屋2内の任意位置にカプセルユ
ニット3を自動的に移動する移動手段である走行駆動装
置について説明する。
【0056】この走行駆動装置は、操作盤と電気的に接
続されており、操作盤のスイッチ操作により遠隔で自動
運転することができる。なお、図4乃至図6は、位置検
出手段及び走行駆動装置により建屋2内を移動するカプ
セルユニット3を示す説明図である。
【0057】図4及び図5に示すように、移動手段を構
成する走行駆動装置は、建屋2内の天井2a近傍の一対
の敷設台32上に敷設した左右一対の走行レール33
と、この走行レール33に沿って水平移動する移動レー
ル体34と、該走行プレート34の開口部34aの両側
に敷設した、走行レール33に対して直交する一対の移
動レール35と、移動レール35に沿って水平移動する
移動台車36とを設けている。
【0058】移動レール体34には、走行車輪34a
と、ステッピングモータを用いた走行駆動モータ34b
を設け、このモータ駆動によって、移動レール体34が
走行レール33に沿って、水平移動する。
【0059】移動台車36には、移動車輪36aと、ス
テッピングモータを用いた移動台車駆動モータ36b設
け、このモータ駆動によって、移動台車36が移動レー
ル体34上の移動レール35に沿って、水平移動する。
【0060】また、移動台車36には、カプセルユニッ
ト3を連結支持しているワイヤー5を巻き取る複数の巻
き取りドラムと、該ドラムを回転駆動するモータとから
なる巻き上げ装置37を搭載している。
【0061】移動台車36の下面には、カプセルユニッ
ト3に設けたインターロック装置23を嵌合する凹嵌部
と、スイッチセンサーと、ロッドを嵌着するロッド嵌着
部と、安全スイッチセンサーとを設けた安全保持部が形
成されている。このため、昇降式低酸素ルーム1を使用
しない場合は、巻き上げ装置37の回動限となるカプセ
ルユニット3の上昇限で、カプセルユニット3に設けた
インターロック装置23が、移動レール体34の一方の
走行レール33と他方の走行レール33の間に設けた開
口部34aから移動台車36の安全保持部の凹嵌部に嵌
合し、カプセルユニット3を移動台車36に安全に保持
する。
【0062】図5及び図6に示すように、走行駆動装置
は、建屋内の一隅を仮想的に0点とした場合に、走行レ
ール33が敷設された建屋2の一辺をX軸として、仮想
的0点から一定距離づつ、仮想的にプロットした01,
02,03・・・点のどの点上に移動レール体34が存
在するかを認識するX軸位置検出手段と、仮想的0点か
ら、走行レール33と直交する方向の一辺をY軸とし
て、一定距離づつ仮想的にプロットした01,02,0
3・・・点上のどの点上に移動台車36が存在するかを
認識するY軸位置検出手段とを備えている。
【0063】また、操作盤には、仮想XY軸上の任意の
特定点を入力する入力手段と、X軸位置検出手段によっ
て検出した移動レール体34の存在位置と入力されたX
軸上の特定点との距離およびY軸位置検出手段によって
検出された移動台車36の存在位置と入力されたY軸上
の特定点との距離を演算する演算器を設けている。
【0064】建屋2内の仮想XY軸上の任意の特定点に低
酸素環境を作り出したい場合、操作盤の入力手段から仮
想XY軸上の任意の特定点を入力する。
【0065】そして、X軸位置検出手段によって検出さ
れた移動レール体34の存在位置と、X軸上の特定点の
距離が演算器によって演算され、該演算器からX軸上の
特定点まで移動レール体34を移動させるパルス信号が
走行駆動モータ34bに発信される。このパルス信号に
基づいて走行駆動モータ34bの回転軸の回転方向と回
転角度が定められて、X軸上の任意の特定位置まで走行
レール33に沿って移動レール体34が移動する。
【0066】次いで、Y軸位置検出手段によって検出さ
れた移動台車36の存在位置と、Y軸上の特定点の距離
が演算器によって演算され、該演算器からY軸上の特定
点まで移動台車36を移動させるパルス信号が移動台車
駆動モータ36bに発信される。このパルス信号に基づ
いて、移動台車駆動モータ36bの回転軸の回転方向と
回転角度が定められて、Y軸上の任意の特定位置まで移
動レール35に沿って移動台車36が移動する。
【0067】したがって、移動台車36が仮想XY軸上
の任意の特定点まで自動的に移動し、任意の特定点まで
移動した移動台車36からカプセルユニット3を降下さ
せて、建屋2内の任意一部区画に、低酸素環境を作り出
すことができる。
【0068】このように、トレッドミルや、エアロバイ
ク等のマシンが設置してある建屋内の任意位置に、煩雑
な手間を必要とすることなく、簡単に低酸素環境を作り
だすことができ、効率良く低酸素環境下でのトレーニン
グを行うことができる。
【0069】
【発明の効果】本発明は、上記した構成となっているの
で、以下に示す効果を奏する。請求項1に記載した発明
にあっては、既存の体育館やトレーニングジム等の建屋
において、昇降手段を設置し、この昇降手段を用いてカ
プセルユニットを床面に接地して、建屋内の一部をカプ
セルユニットで区画し、移動式低酸素供給装置をカプセ
ルユニットの連結部に連結して、カプセルユニット内に
低酸素を供給することにより、建屋内の一部に簡単に低
酸素環境を作り出すことができる。
【0070】したがって、従来のように、建物全体を低
酸素環境とするための高額なコストを必要とすることな
く、同一建屋内の一部区画に低酸素環境を作り出すこと
ができるため、トップアスリートのみならず、一般の運
動愛好者も汎用的に低酸素環境下でのトレーニングを行
うことができる。
【0071】また、同一建屋内で同時に、低酸素環境下
のトレーニングと通常環境下のトレーニングを行うこと
ができるため、トレーニングを行う者の体調を考慮して
選択的にトレーニングを行うことが可能となる。
【0072】低酸素環境下でのトレーニングを行わない
場合は、移動式低酸素供給装置をカプセルユニットの連
結部から外し、カプセルユニットを上昇位置で保持する
ことにより、簡単に通常の環境に戻すことができるた
め、従来のように低酸素環境とするための特別なスペー
スを必要とすることなく、効率的に体育館やトレーニン
グジム等の建屋を利用することができる。
【0073】請求項2記載の発明にあっては、建屋内に
設置された昇降手段に連結されたカプセルユニットは、
昇降手段の上昇限で安定に保持制御されるため、保持さ
れたカプセルユニットの下で安心してトレーニングを行
うことができる。
【0074】請求項3記載の発明にあっては、カプセル
ユニットの下部の折り畳み部を折り畳み、上昇位置又は
上昇限でカプセルユニットをコンパクトに収納保持して
おくことができるため、昇降式低酸素ルームの非使用時
には、カプセルユニットが邪魔とならず、視覚的にも圧
迫感を感じることなく、カプセルユニットを建屋の天井
に近接した状態で保持し、通常のトレーニングを行うこ
とができる。
【0075】請求項4記載の発明にあっては、カプセル
ユニットの存在位置を検出する位置検出手段と、カプセ
ルユニットを建屋内の任意位置に自動的に移動させる移
動手段とを設け、建屋内の任意位置にカプセルユニット
を移動させて、カプセルユニットを降下接地し、建屋内
の任意の一部区画に簡単に低酸素環境を作り出すことが
できる。
【0076】したがって、建屋内に設置してあるトレッ
ドミルやエアロバイク等のトレーニングマシンを移動さ
せることなく、カプセルユニットを移動させて、トレー
ニングを行いたいトレーニングマシンの周囲の一部分を
簡単に低酸素環境とすることができ、汎用的に低酸素環
境下でのトレーニングを行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例である、昇降式低酸素ルーム
の概略構成を示す説明図。
【図2】本発明の一実施例である、移動式低酸素供給装
置及びカプセルユニットの概略構成を示す説明図。
【図3】本発明の一実施例である、安全保持制御装置の
ロック動作の概略構成を示す説明図。
【図4】本発明の一実施例である、移動手段の概略構成
を示す説明図。
【図5】図4に示す移動手段の概略構成を示す説明図。
【図6】建屋内の一部に接地した状態の昇降式低酸素ル
ームを示す状態図。
【符号の説明】
1 ; 昇降式低酸素ルーム 2 ; 建屋 2a ; 天井部 2b ; 床面 3 ; カプセルユニット 3a ; 頂部 3b ; 折り畳み部 3c ; シール部 3d ; 支持棒 3e ; 収納フック 3f ; 引っ掛け具 3g ; 出入り口ドア 4 ; 移動式低酸素供給装置 5 ; ワイヤー 6 ; 滑車 7 ; カウンターウエイト 8 ; 連結部 8a ; フレキシブルダクト 9 ; 排気装置 10 ; 酸素濃度センサー 11 ; トレッドミル 12 ; 低酸素発生装置 13 ; コンプレッサー 14 ; フィルター 15 ; 膜分離装置 16 ; 配管 17 ; 排気口 18 ; 空気調節弁 19 ; 流量調節弁 20 ; 酸素濃度センサー 21 ; 排気弁 22 ; 混合チャンバー 22a; 送風機 23 ; インターロック装置 24 ; スイッチ機構 25 ; ロッド 26 ; 安全スイッチ機構 27 ; 小型モータ 28 ; 凹嵌部 29 ; スイッチセンサー 30 ; ロッド嵌着部 31 ; 安全センサー 32 ; 敷設台 33 ; 走行レール 34 ; 移動レール体 34a; 走行車輪 34b; 走行駆動モータ 34c; 開口部 35 ; 移動レール 36 ; 移動台車 36a; 移動車輪 36b; 移動台車駆動モータ 37 ; 巻き上げ装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 荘 大作 東京都中央区銀座八丁目21番1号 株式会 社竹中工務店東京本店内 (72)発明者 大屋 康幸 東京都中央区銀座八丁目21番1号 株式会 社竹中工務店東京本店内

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 低酸素発生装置により発生させた低酸素
    を供給する移動式低酸素供給装置と、建屋内の一部を区
    画し、区画した内部の環境雰囲気の排気を行う排気手
    段、区画した内部の酸素濃度を測定して低酸素と混合す
    る通常空気の供給量及び前記排気手段の排気量を設定す
    る酸素濃度センサー、および前記移動式低酸素供給装置
    を着脱可能に連結する連結部を備え、接地部にシール部
    材を設けたカプセルユニットと、該カプセルユニットを
    建屋内の天井から昇降移動させる昇降手段と、該カプセ
    ルユニットを上昇位置で保持する保持手段とを設けた昇
    降式低酸素ルーム。
  2. 【請求項2】 カプセルユニットを上昇限で安全に保持
    する安全保持制御手段を設けた請求項1記載の昇降式低
    酸素ルーム。
  3. 【請求項3】 カプセルユニットの下部に折り畳み部を
    設けた請求項1又は2記載の昇降式低酸素ルーム。
  4. 【請求項4】 建屋内において、建屋内のカプセルユニ
    ットの存在位置を検出する位置検出手段と、カプセルユ
    ニットを建屋内の任意の位置に自動的に移動させる移動
    手段とを設けた請求項1,2又は3記載の昇降式低酸素
    ルーム。
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