JP2003103282A - バクテリア式海水浄化装置 - Google Patents

バクテリア式海水浄化装置

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JP2003103282A
JP2003103282A JP2001301465A JP2001301465A JP2003103282A JP 2003103282 A JP2003103282 A JP 2003103282A JP 2001301465 A JP2001301465 A JP 2001301465A JP 2001301465 A JP2001301465 A JP 2001301465A JP 2003103282 A JP2003103282 A JP 2003103282A
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Masayuki Kawami
雅幸 川見
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 空気ポンプを備え、効率のよいバクテリア式
海水浄化装置を提供すること。 【解決手段】 浮体構造(100)の上の上部構造体
(200)の上の太陽電池(210)が発生し蓄電池
(220)に蓄えられた電力により駆動される空気ポン
プ(230)が圧送した空気が、空気送気管(320)
を介してバクテリアケージ支持枠(300)に取付けら
れた複数のバクテリアケージユニット(310)の下蓋
補強部材から放出され上方に流れる。空気はバクテリア
ケージユニット内に収容されているセラミック製の多孔
体から成るバクテリアボールの外殻部の気孔に吸蔵され
ているバクテリアを活性化させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はバクテリアで水、特
に、海、川、湖沼等の水を浄化するバクテリア式水浄化
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】環境問題の一つに水質汚染があり、それ
に対応して、汚染された水を浄化する装置が色々開発さ
れている。例えば、バクテリアを使用して浄化するバク
テリア式水浄化装置がある。このような、バクテリア式
水浄化装置では、バクテリアを活性化させるために空気
を送りこむことが肝要である。空気を送り込むには空気
ポンプが必要であり、空気ポンプを駆動するためには駆
動エネルギが必要である。下水処理場や川、湖沼等は陸
地内にあるために、例えば、電線を空気ポンプのところ
まで延設することにより、あるいは内燃機関で、容易に
駆動エネルギを得ることができるので低コストで空気ポ
ンプを駆動できる。
【0003】一方、水質汚染は海水にも発生し、海水を
上記のようなバクテリア式水浄化装置で浄化することが
望まれている。しかし、陸地から離れたところでは電線
を延設するためにはコストがかかり、内燃機関では燃料
の補給に手間がかかるため、海中にバクテリア式浄化装
置を配設することは断念され、あるいは、空気ポンプ無
しで使用され効率が悪かった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記問題に
鑑み、空気ポンプを備え効率のよいバクテリア式海水浄
化装置を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明によれ
ば、多孔性セラミックの気孔にバクテリアを吸蔵せしめ
たバクテリア担体を海水と接触可能に収容するバクテリ
アケージを浮体構造の下に取付けて成るバクテリア式海
水浄化装置であって、浮体構造に、該浮体構造上で捕捉
可能なエネルギで発電する自給式発電手段と、自給式発
電手段で発電された電力で駆動される電動空気ポンプを
付設し、該電動空気ポンプでバクテリア担体に向けて空
気を送給する、ことを特徴とするバクテリア式海水浄化
装置が提供される。このように構成されたバクテリア式
海水浄化装置では、浮体構造上で捕捉可能なエネルギで
発電する自給式発電手段が発電した電力で電動空気ポン
プが駆動されてバクテリア担体に向けて空気が送供給さ
れる。
【0006】請求項2の発明によれば、請求項1の発明
において、発電手段は、太陽光発電手段、および、また
は風力発電手段であることを特徴とするバクテリア式海
水浄化装置が提供される。
【0007】請求項3の発明によれば、請求項1の発明
において、さらに、浮体構造に、水温が低いときにバク
テリア担体に向けて送給する空気を加熱する空気加熱手
段を備えることを特徴とするバクテリア式海水浄化装置
が提供される。このように構成されたバクテリア式海水
浄化装置では、空気加熱手段で加熱された空気がバクテ
リア担体に向けて送給される。請求項4の発明によれ
ば、請求項3の発明において、空気加熱手段は、太陽熱
で直接空気を加熱する太陽熱式空気加熱手段であること
を特徴とするバクテリア式海水浄化装置が提供される。
請求項5の発明によれば、請求項3の発明において、空
気加熱手段は、発電手段の発生した電力で空気を加熱す
ることを特徴とするバクテリア式海水浄化装置が提供さ
れる。
【0008】請求項6の発明によれば、請求項1の発明
において、さらに、浮体構造に、水温が低いときに海水
を加熱してバクテリア担体に向けて放出する海水加熱手
段を備えることを特徴とするバクテリア式海水浄化装置
が提供される。このように構成されたバクテリア式海水
浄化装置では、海水加熱手段で加熱された海水がバクテ
リア担体に向けて放出される。請求項7の発明によれ
ば、請求項6の発明において、海水加熱手段は、太陽熱
で加熱する太陽熱式海水加熱手段であることを特徴とす
るバクテリア式海水浄化装置が提供される。請求項8の
発明によれば、請求項6の発明において、海水加熱手段
は、発電手段の発生した電力で海水を加熱することを特
徴とするバクテリア式海水浄化装置が提供される。
【0009】請求項9の発明によれば、請求項1の発明
において、さらに、浮体構造に、海水の浄化状態を検出
する浄化状態検出手段と、浄化状態検出手段が検出した
浄化状態を陸上に設けた監視装置に送信する送信手段を
設けたことを特徴とするバクテリア式海水浄化装置が提
供される。このように構成されたバクテリア式海水浄化
装置では、陸上で海水の浄化状態を監視できる。
【0010】請求項10の発明によれば、請求項1の発
明において、バクテリアケージが、細長い複数のケージ
ユニットを集合して形成されていることを特徴とするバ
クテリア式海水浄化装置が提供される。請求項11の発
明によれば、請求項9の発明において、複数のケージユ
ニットが垂直に配列されていることを特徴とするバクテ
リア式海水浄化装置が提供される。請求項12の発明に
よれば、請求項9の発明において、複数のケージユニッ
トを所望の角度に傾斜できるようにされていることを特
徴とするバクテリア式海水浄化装置が提供される。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、添付の図面を参照しなが
ら、本発明の実施の形態について説明する。図1は海水
を浄化するために海上設置される本発明によるバクテリ
ア式水浄化装置の第1の実施の形態の全体の構成を示す
図であって、2個の浮体構造100の上には箱状の上部
構造体200が取付けられ、浮体構造100の下には支
柱110を介してバクテリアケージ支持枠300が取付
けられている。
【0012】上部構造体200の上面には太陽電池21
0が配設されている。また、吸気用ベンチレータ250
が設置されている。上部構造体200の内部には太陽電
池210が発生した電力を蓄える蓄電池220、蓄電池
220から供給される電力により空気を圧送する空気ポ
ンプ230、空気を一旦蓄える空気タンク233及びそ
のタンクに付属する安全弁及び排気管232、送気管及
び止弁231、ドレントラップ及び排出管234が付設
されている。また、空気吸入部にはドレンパン251が
設けられている。一方、バクテリアケージ支持枠300
には複数のバクテリアケージユニット310が取付けら
れている。バクテリアケージユニット310はこの実施
の形態では四角柱状に形成されているが円柱状にしても
良い。なお、バクテリアケージ支持枠300は回転軸2
80を中心に角度を変えて固定することができるので流
れが一定しているところではバクテリアケージユニット
310を流に合わせて、例えば、横向きに配設すること
もできる
【0013】図2は1つのバクテリアケージユニット3
10を、対角を通る平面で切った拡大断面図であって、
側壁311の上端部と下端部には、対向する角部を結ぶ
上側補強部材312と下側補強部材313が付設されて
いる。上側補強部材312の直ぐ下には上蓋部材314
が配設され上蓋部材314には多数の穴316が形成さ
れている、同様に、下側補強部材313の直ぐ上には空
気逆止弁319に連結されたセラミックス製等の気泡発
生ストーン322があり、さらに下蓋部材315が形成
され、下蓋部材315には多数の穴317が形成されて
いる。また、上記の補強部材は、例えばプラスチック等
の海水に強い材料で作られている。上記のように構成さ
れるバクテリアケージユニット310の上蓋部材314
と下蓋部材315の間に多数のバクテリアボール400
が詰め込まれている。また、各バクテリアケージユニッ
ト310は上側補強部材312と下側補強部材313に
各々取付けられた側壁ストッパ323によって保持され
ている。
【0014】そして、上側補強部材312と下側補強部
材313は中空に形成されていて、その内、下側補強部
材313には、他端が空気ポンプ230から支柱110
内部に配管された空気送気管320によってバクテリア
ケージ支持枠300を通って各バクテリアケージユニッ
ト310の下側補強部材313に送気され、送りこまれ
た空気は空気逆止弁319を通って気泡発生ストーン3
22でバクテリアケージ全体に気泡が分散され、下側補
強部材313の上側部分に形成された穴318から放出
され上方に流れる。図3は、空気がバクテリアボール4
00の周りを流れる様子を示す図である。
【0015】図4は本発明に使用されるバクテリアボー
ル400の断面図であって、コア部410と外殻部42
0とから成る。コア部410と外殻部420は、いずれ
もセラミック製の多孔体であるが、コア部410は浮力
を得るために、軽石のように空隙率が大きい。一方、外
殻部420はコア部よりは小さな空隙率にされていて、
外殻部420の気孔内には好気性のバクテリアが吸蔵さ
れている。バクテリアの種類は、海水を汚染している物
質、すなわちバクテリアが食べる餌となる物質により選
択される。図5は本発明に使用されるバクテリアケージ
ユニット310に用いられる補強部材500の構造を示
すものであって、中空の角型パイプA501及び角型パ
イプB502を互いに切り欠いた部位を組合せて構成さ
れた構造ものと、補強部材500は上下に2つに割れた
型材A503及び型材B504を互いに重ねて貼り合わ
せた構造のものが示されている。このような構造のた
め、補強部材500内部は全体が連通した構造となるた
め、一箇所から供給された空気(ないしは海水)は補強
部材500全体に供給することが可能となる。また、図
6は補強部材の例を示すものであり、格子型補強部材A
510の例を示す。図7も同様に補強部材の例を示すも
のであり、格子型補強部材B520の例を示す。図8は
バクテリアケージユニット310が垂直に配列されてい
る例を示したものである。バクテリアケージユニット3
10を数個組合せて1個のバクテリアケージモジュール
530を構成した例を示す。また、図9はバクテリアケ
ージモジュール530がバクテリアケージ支持枠300
に挿入され、バクテリアモジュール530を繋げて大型
化する例を示す。
【0016】図10は、第2の実施の形態の構成を示す図
であって、上部構造体200の上に太陽電池210に加
えて、風力発電装置240を備える点が第1の実施の形
態と異なる。このようにすることで、この第2の実施の
形態では、曇天、雨天のときでも発電をし、空気ポンプ
230を駆動して空気をバクテリアボール400に向け
て送給することが可能となり天候の影響を受けない。
【0017】図11は、第3の実施の形態の構成を示す図
であって、上部構造体200に太陽電池210に加えて
太陽熱式空気加熱装置260を備える。太陽熱式加熱装
置260は空気タンク233に蓄えられた空気を加熱す
るためのものである。空気タンク233の出口に調節弁
263が設置されており、この調節弁263の出口は、
一方は太陽熱式空気加熱装置260、他方は太陽熱式空
気加熱装置260と送気管320を結ぶ管に連結されて
いる。調節弁263は温度センサ261が検出した海水
温度が予め設定した温度以下になった場合に制御器26
2からの指令信号により太陽熱式空気加熱装置260側
に開くようにされている。このようにすることで、この
第3の実施の形態では、例えば、冬季のような海水温度
が低い場合に、バクテリアボール400を活性化するこ
とができ、季節の影響を受けない。なお、電力で空気を
加熱するようにしてもよい。
【0018】図12は、第4の実施の形態の構成を示す図
であって、上部構造体200に太陽電池210に加えて
太陽熱式海水加熱装置269を備え、上部構造体200
の内部には太陽熱式海水加熱装置269に海水を圧送す
る海水圧送ポンプ268を備える。海水圧送ポンプ26
8は取り入れ管266、海水ストレーナ267から取り
入れた海水を太陽熱式海水加熱装置269に圧送する。
太陽熱式海水加熱装置269で加熱された海水は、海水
供給管270を介して各バクテリアケージユニット31
0の中空の上側補強部材312内に送られる。バクテリ
アケージユニット310の上側補強部材312には図13
に示す内管324が連結されており、加熱された海水は
この内管324を通ってバクテリアケージユニット31
0の下側から放出される。海水圧送ポンプ268は温度
センサ261が検出した海水温度が予め設定した温度以
下になった場合に制御器261からの指令信号により作
動する。このようにすることで、この第4の実施の形態
では、例えば、冬季のような海水温度が低い場合に、バ
クテリアボール400を活性化することができ、季節の
影響を受けない。なお、電力で海水を加熱するようにし
てもよい。
【0019】図14は、第5の実施の形態の構成を示す図
であって、上部構造体200に太陽電池210に加え
て、例えば、海水中の所定成分の濃度から海水の浄化状
態を検出する海水浄化度合い検出装置291と、海水浄
化度合い検出装置291の検出した海水の浄化度合いを
送信する送信器292を備える。送信器292の発信し
た信号は陸上に設置されている監視装置293に送られ
記録される。このようにすることにより陸上で海水の浄
化度合いを監視することができる。
【0020】以上、説明した、第1の実施の形態から第
5の実施の形態は適宜組み合わせることが可能である。
また、本発明は海水の浄化のみならず、陸地内の湖沼、
川等に応用することも可能である。
【0021】
【発明の効果】各請求項に記載の発明は、多孔性セラミ
ックの気孔にバクテリアを吸蔵せしめたバクテリア担体
を海水と接触可能に収容するバクテリアケージを浮体構
造の下に取付けて成るバクテリア式海水浄化装置である
が、浮体構造に、該浮体構造上で捕捉可能なエネルギで
発電する自給式発電手段と、自給式発電手段で発電され
た電力で駆動される電動空気ポンプを付設し、該電動空
気ポンプでバクテリア担体に向けて空気を送給するよう
にされている。したがって、浮体構造上で捕捉可能なエ
ネルギで発電する自給式発電手段が発電した電力で電動
空気ポンプが駆動されてバクテリア担体に空気が送供給
され、海上に配設されてもバクテリアを活性化でき、浄
化効率を向上できる。しかも、運転コストはゼロであ
る。
【0022】特に、請求項3のように、さらに、浮体構
造に、水温が低いときにバクテリア担体に向けて送給す
る空気を加熱する空気加熱手段を備えるようにする、あ
るいは、さらに、請求項6のように、さらに、浮体構造
に、水温が低いときに海水を加熱してバクテリア担体に
向けて放出する海水加熱手段を備えるようにすれば、水
温が低いときにも、バクテリアの温度を上昇して活性化
することができ寒い時期にも浄化能力を維持することが
できる。
【0023】また、特に、請求項9のように、さらに、
浮体構造に、海水の浄化状態を検出する浄化状態検出手
段と、浄化状態検出手段が検出した浄化状態を陸上に設
けた監視装置に送信する送信手段を設ければ、陸上で海
水の浄化状態を監視できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施の形態の構成を示す図である。
【図2】バクテリアケージユニットの内部構造を示す図
である。
【図3】バクテリアボールの周りを流れる空気の様子を
示す図である。
【図4】バクテリアボールの内部構造を示す図である。
【図5】バクテリアケージユニットの補強部材の構造を
示すものである。
【図6】補強部材の例を示すものである。
【図7】補強部材の例を示すものである。
【図8】バクテリアケージユニットが垂直に配列されて
いる例を示すものである。
【図9】バクテリアケージモジュールがバクテリアケー
ジ支持枠に挿入され、大型化した例を示すものである。
【図10】第2の実施の形態の構成を示す図である。
【図11】第3の実施の形態の構成を示す図である。
【図12】第4の実施の形態の構成を示す図である。
【図13】第4の実施の形態のバクテリアケージユニッ
ト内部構造を示す図である。
【図14】第5の実施の形態の構成を示す図である。
【符号の説明】
100…浮体 110…支柱 200…上部構造体 210…太陽電池 220…蓄電池 230…空気ポンプ 231…送気管及び止め弁 232…安全弁及び排気管 233…空気タンク 234…ドレントラップ及び排出管 240…風力発電装置 250…吸気用ベンチレータ 251…ドレンパン 260…太陽熱式空気加熱装置 261…温度センサ 262…制御器 263…調節弁 264…空気加熱装置空気管 265…海水流入口 266…海水吸込管 267…海水ストレーナ 268…海水圧送ポンプ 269…太陽熱式海水加熱装置 270…海水供給管 280…回転軸 291…海水浄化度合い検出装置 292…送信器 293…監視装置 300…バクテリアケージ支持枠 310…バクテリアケージユニット 311…側壁 312…上側補強部材 313…下側補強部材 314…上蓋部材 315…下蓋部材 316、317、318…穴 319…空気逆止弁 320…空気送気管 321…海水流入口 322…気泡発生ストーン 323…側壁ストッパ 324…内管 400…バクテリアボール 410…コア部 420…外殻部 500…補強部材 501…角型パイプA 502…角型パイプB 503…型材A 504…型材B 510…格子型補強部材A 520…格子型補強部材B 530…バクテリアケージモジュール

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 多孔性セラミックの気孔にバクテリアを
    吸蔵せしめたバクテリア担体を海水と接触可能に収容す
    るバクテリアケージを浮体構造の下に取付けて成るバク
    テリア式海水浄化装置であって、 浮体構造に、該浮体構造上で捕捉可能なエネルギで発電
    する自給式発電手段と、自給式発電手段で発電された電
    力で駆動される電動空気ポンプを付設し、該電動空気ポ
    ンプでバクテリア担体に向けて空気を送給する、ことを
    特徴とするバクテリア式海水浄化装置。
  2. 【請求項2】 発電手段は、太陽光発電手段、および、
    または風力発電手段であることを特徴とするバクテリア
    式海水浄化装置が提供される。
  3. 【請求項3】 さらに、浮体構造に、水温が低いときに
    バクテリア担体に向けて送給する空気を加熱する空気加
    熱手段を備えることを特徴とする請求項1に記載のバク
    テリア式海水浄化装置が提供される。
  4. 【請求項4】 空気加熱手段は、太陽熱で直接空気を加
    熱する太陽熱式空気加熱手段であることを特徴とする請
    求項3に記載のバクテリア式海水浄化装置。
  5. 【請求項5】 空気加熱手段は、発電手段の発生した電
    力で空気を加熱することを特徴とする請求項3に記載の
    バクテリア式海水浄化装置。
  6. 【請求項6】 さらに、浮体構造に、水温が低いときに
    海水を加熱してバクテリア担体に向けて放出する海水加
    熱手段を備えることを特徴とする請求項1に記載のバク
    テリア式海水浄化装置。
  7. 【請求項7】 海水加熱手段は、太陽熱で加熱する太陽
    熱式海水加熱手段であることを特徴とする請求項6に記
    載のバクテリア式海水浄化装置。
  8. 【請求項8】 海水加熱手段は、発電手段の発生した電
    力で海水を加熱することを特徴とする請求項6に記載の
    バクテリア式海水浄化装置。
  9. 【請求項9】 さらに、浮体構造に、海水の浄化状態を
    検出する浄化状態検出手段と、浄化状態検出手段が検出
    した浄化状態を陸上に設けた監視装置に送信する送信手
    段を設けたことを特徴とする請求項1に記載のバクテリ
    ア式海水浄化装置。
  10. 【請求項10】 バクテリアケージが、細長い複数のケ
    ージユニットを集合して形成されていることを特徴とす
    るバクテリア式海水浄化装置が提供される。
  11. 【請求項11】 複数のケージユニットが垂直に配列さ
    れていることを特徴とする請求項10に記載のバクテリ
    ア式海水浄化装置。
  12. 【請求項12】 複数のケージユニットを所望の角度に
    傾斜できるようにされていることを特徴とする請求項1
    0に記載のバクテリア式海水浄化装置。
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Cited By (5)

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