JP2003102572A - 引出の鏡板 - Google Patents
引出の鏡板Info
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- JP2003102572A JP2003102572A JP2001301159A JP2001301159A JP2003102572A JP 2003102572 A JP2003102572 A JP 2003102572A JP 2001301159 A JP2001301159 A JP 2001301159A JP 2001301159 A JP2001301159 A JP 2001301159A JP 2003102572 A JP2003102572 A JP 2003102572A
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Abstract
色変更を容易に行えるようにする。 【解決手段】前記取手部材6を、前記鏡板本体5の側縁
部又は上下縁部の全部又は一部に設けるようにした。
Description
対応できる引出の鏡板に関する。
出は、板金を主体として構成する一方、取手部材には樹
脂成型品を用いて、引き出す際の安全性や手触りの良好
性に考慮してある。具体的には、内部に手掛かり部たる
後向面を有した取手部材を、鏡板本体のやや上寄り中央
部に嵌め込んだ状態で取り付けるようにしたものが広く
知られている。
本体と取手部材とが色違いであると外観上好ましくない
ため、これらの色を合わせるようにしている。
を行う場合、板金成型されている鏡板本体は塗装によっ
て容易に色変更可能であるのに対し、取手部材は、顔料
を調合し塗装色と合わせた樹脂を都度形成する必要があ
ることから、小ロットでは色変更にコストがかかり実現
が難しいという不具合がある。
るが、頻繁に人の手が接触する部位であるため、塗装が
剥がれたりして見映えが悪くなる懼れがある。
え、取手部材の色が鏡板本体と異なったとしても、外観
上違和感を生じにくいような構成としたものであって、
引出の色変更を、鏡板本体の色の変更のみで済むように
して、これに容易に対応できるようにすることを主たる
目的としている。
引出の鏡板は、鏡板本体と、塗装の難しい又は塗装して
も通常の使用によって剥がれる可能性のある樹脂により
形成され、前記鏡板本体とは別体をなす取手部材とを具
備してなり、前記取手部材が、前記鏡板本体の側縁部又
は上下縁部の全部又は一部に設けてあることを特徴とす
るものである。
の周辺の目地のように見えることとなるので、鏡板本体
と取手部材とが色違いであっても、外観上違和感を生じ
にくい構成となる。そして、引出の色変更の際におい
て、コスト的に対応しにくい樹脂製取手部材の色を変更
せず、塗装色の変更で容易に対応できる鏡板本体の色変
更のみを行えば済むようになる。
取手部材の色を鏡板本体の塗装色よりも暗い色又は濃い
色に設定することが好ましい。
鏡板本体の側縁部の上下に亘って又は略亘って設けてあ
るものや、鏡板本体の下端部の左右に亘って又は略亘っ
て設けてあるものを挙げることができる。
めるには、前記鏡板本体が、金属板を屈曲させて形成し
たものであり、前記取手部材が、前記金属板の切り放し
端面を覆うようにして前記鏡板本体に取り付けられてい
るものであることが望ましい。
て図面を参照して説明する。
を示している。
と、このものは、上段、中段及び下段の3段に配置した
引出1(a)、1(b)、1(c)と、これら引出1
(a)、1(b)、1(c)を、前方移動端たる引き出
し位置及び後方移動端たる格納位置間で出し入れ可能に
保持する引出保持体たるワゴン本体2とを具備する。
高さ寸法こそ異なるが、基本的には同一構成のものであ
り、物品を収納する収納空間を有した引出本体3と、こ
の引出本体3の前面に取り付けた鏡板4とを具備する。
引出本体3は、底壁31と、この底壁31の各側縁から
それぞれ立ち上げた側壁32と、これら側壁32及び底
壁31の後端部に設けた後壁33とを有するもので、前
方及び上方に開口する直方体形状をなす。鏡板4は、そ
の前面が側面視前方に膨出する部分円弧状をなし、その
後面が鉛直面である不等厚のもので、前記後面の下半部
を、引出本体3の側壁32及び底壁31の前端に押し当
てて前記収納空間の前方への開口を閉塞するように、当
該引出本体3に固定してある。
(b)、1(c)を出し入れするために前面を開口させ
た概略直方体形状をなすもので、その側壁21の前端2
1aの側面視形状を、前方に膨出する部分円弧状をなす
ものに設定している。
すように、前記鏡板4を、板金製の鏡板本体5と、前記
鏡板本体5とは別体をなす樹脂製の取手部材6とを具備
するものとし、取手部材6を、鏡板本体5の各側縁部の
上下に亘るようにそれぞれ取り付けている。なお、この
図4、図5は、中段の引出1(b)を示しているが、他
の引出1(a)、1(b)についても略同様の構成であ
るので説明は省略する。
り成形した金属薄板製前部材51と曲げ加工により成形
した金属薄板製の後部材52とからなるものであり、前
記前部材51の幅寸法を前記後部材52の幅寸法より長
く設定し、取手部材6を、前記後部材52の外側方であ
って前記前部材51の各側縁部後側に取り付け得るよう
に構成してある。そして、ワゴン本体2と同色となるよ
うに、その表面に塗装による着色を施してある。
後方に開口する箱状のものであり、側面視前方に膨出す
る部分円弧状をなすとともに正面視矩形状をなす前板5
11と、この前板511の上縁、下縁及び各側縁からそ
れぞれ後方に延びるように一体に屈曲させた上屈曲板5
12、下屈曲板513及び一対の側屈曲板514とを具
備してなる。
のものであり、鉛直に起立させた正面視矩形状をなす後
板521と、この後板521の上縁、下縁及び各側縁か
らそれぞれ前方に延びるように一体に屈曲させた上屈曲
板522、下屈曲板523及び一対の側屈曲板524と
を具備してなる。
51と後部材52とを結合し、内部が中空の鏡板本体5
が形成されるようにしている。
あって前記前部材51の各側縁部後側に取り付けられる
上下に長い樹脂製射出成型品であって、前記前部材51
内に嵌まり込んで前面を前記前板511の裏面に密接さ
せ、該前部材51の剛性向上及び形状安定化に寄与する
補強体61と、この補強体61の後端部上縁、下縁及び
外側縁から前部材51の板厚分だけ外方に突出して前記
上屈曲板512、下屈曲板513及び側屈曲板514の
後端面(切り放し端面)512a、513a、514a
に、その前向き面62aを密接又は近接させて覆う鍔体
62と、この鍔体62の後側に設けられ、後方及び外側
方に開口する上下に亘って延びる切り欠き溝64を有し
た部材本体63とからなる。また、本実施形態において
この取手部材6の色は、樹脂素材そのものの色であり、
表面には何ら塗装を施していない。そしてその色を鏡板
本体5の塗装色よりも暗い色又は濃い色(例えば黒や濃
紺、あるいは濃い緑色等)に設定している。
態では、前記切り欠き溝64の後向面6aとワゴン本体
2の前端21aとの間に指を差し込めるだけの一定幅の
隙間が形成されるように設定してあり、前記後向面6a
を、引出1を引き出すための手掛かり部として利用でき
るようにしてある。
3の後端63aが、ワゴン本体2の前端21aよりも後
方に位置するように設定してある。
正面から見て取手部材6は視認できず、側方から見て、
取手部材6が鏡板本体5とワゴン本体2との間に帯状を
なして目地のように見えることとなる。したがって、鏡
板本体5と取手部材6とが色違いであっても、外観上違
和感を生じにくく、引出1の色変更の際において、コス
ト的に対応しにくい樹脂製取手部材6の色を変更せず、
塗装色の変更で容易に対応できる鏡板本体5の色変更の
みを行えば済むようになる。
い色又は濃い色にしているので、鏡板本体5又はワゴン
本体2の塗装色を、前記取手部材6の色より明るいか又
は薄い色にしさえすれば、外観上の違和感が生じにくい
ようにでき、色変更の自由度が大きい。
ら下端に略亘って連続的に設けられているので、各引出
1を格納位置に格納した状態でワゴン全体として見た場
合、各引出1の取手部材6がワゴンWの上から下までつ
ながって、それらが連続した目地として見えることとな
り、外観上極めて好ましいものとなる。
のではない。
示すように、取手部材6を、鏡板本体5の下縁部の左右
に亘って連続的に取り付けるようにしてもよい。この場
合は、取手部材6が正面視鏡板4と鏡板4との間の目地
のように見えるため、前記実施形態同様、取手部材6と
鏡板本体5との色が異なっていても、外観上違和感を生
じにくいものとなる。
体5の上端部に取手部材6を取り付けるようにしても同
様の効果を奏し得る。
態に対応する部材には同様の符号を付している。
の端から端までに亘って連続的に設ける必要はなく、外
観さえ許すのであれば、その一部にのみ設けるようにし
てもよい。また逆に、前記鏡板本体5の周縁部全部に亘
って設けても構わない。
難しい又は塗装しても通常の使用で剥がれる可能性のあ
るという性質を有した樹脂でありさえすればよく、鏡板
本体の材質や着色方法が前記実施形態に限定されるもの
ではないのはもちろんである。例えば鏡板本体に木材等
を用いても構わない。
られず、種々の変形が可能である。
取手部材が引出の周辺の目地のように見えることとなる
ので、鏡板本体と取手部材とが色違いであっても、外観
上違和感を生じにくい構成となる。そして、引出の色変
更の際において、コスト的に対応しにくい樹脂製取手部
材の色を変更せず、塗装色の変更で容易に対応できる鏡
板本体の色変更のみを行えば済むようになる。
斜視図。
図。
体斜視図。
示す全体斜視図。
図。
図。
端面)
Claims (5)
- 【請求項1】鏡板本体と、鏡板本体とは別体をなす樹脂
製取手部材とを具備するものであり、前記取手部材が、
前記鏡板本体の側縁部又は上下縁部の全部又は一部に設
けてあることを特徴とする引出の鏡板。 - 【請求項2】取手部材の色を鏡板本体の塗装色よりも暗
い色又は濃い色に設定している請求項1記載の引出の鏡
板。 - 【請求項3】取手部材が、鏡板本体の側縁部の上下に亘
って又は略亘って設けてある請求項1又は2記載の引出
の鏡板。 - 【請求項4】取手部材が、鏡板本体の下端部の左右に亘
って又は略亘って設けてある請求項1又は2記載の引出
の鏡板。 - 【請求項5】前記鏡板本体が、金属板を屈曲させて形成
したものであり、前記取手部材が、前記金属板の切り放
し端面を覆うようにして前記鏡板本体に取り付けられて
いるものである請求項1、2、3又は4記載の引出の鏡
板。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001301159A JP2003102572A (ja) | 2001-09-28 | 2001-09-28 | 引出の鏡板 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001301159A JP2003102572A (ja) | 2001-09-28 | 2001-09-28 | 引出の鏡板 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003102572A true JP2003102572A (ja) | 2003-04-08 |
Family
ID=19121613
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001301159A Pending JP2003102572A (ja) | 2001-09-28 | 2001-09-28 | 引出の鏡板 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2003102572A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007222248A (ja) * | 2006-02-21 | 2007-09-06 | Noritz Corp | 引き出し部材 |
Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS49102830A (ja) * | 1973-02-12 | 1974-09-28 | ||
JPS5119545Y1 (ja) * | 1969-01-20 | 1976-05-22 | ||
JPS5374320A (en) * | 1976-12-15 | 1978-07-01 | Mitsubishi Electric Corp | Switch selection sircuit |
JPH02220609A (ja) * | 1989-02-23 | 1990-09-03 | Kokuyo Co Ltd | ワゴン |
-
2001
- 2001-09-28 JP JP2001301159A patent/JP2003102572A/ja active Pending
Patent Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JPH02220609A (ja) * | 1989-02-23 | 1990-09-03 | Kokuyo Co Ltd | ワゴン |
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A521 | Written amendment |
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