JP2003100171A - 集合スイッチ装置 - Google Patents

集合スイッチ装置

Info

Publication number
JP2003100171A
JP2003100171A JP2001289574A JP2001289574A JP2003100171A JP 2003100171 A JP2003100171 A JP 2003100171A JP 2001289574 A JP2001289574 A JP 2001289574A JP 2001289574 A JP2001289574 A JP 2001289574A JP 2003100171 A JP2003100171 A JP 2003100171A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
switch
operated
collective
operation signal
operated portion
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2001289574A
Other languages
English (en)
Inventor
Kenji Tokura
健治 都倉
Masaki Wakesu
昌樹 分須
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Faurecia Clarion Electronics Co Ltd
Original Assignee
Clarion Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Clarion Co Ltd filed Critical Clarion Co Ltd
Priority to JP2001289574A priority Critical patent/JP2003100171A/ja
Publication of JP2003100171A publication Critical patent/JP2003100171A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Input From Keyboards Or The Like (AREA)
  • Switches That Are Operated By Magnetic Or Electric Fields (AREA)
  • Switches Operated By Changes In Physical Conditions (AREA)
  • Push-Button Switches (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 小さな操作力でスイッチの被操作部が操作で
きる集合スイッチ装置を提供する。 【解決手段】 被操作部5aと、被操作部5aにより動
作されるスイッチ5とを有し、かつ被操作部5aを突出
させた使用可能状態と、被操作部5aを没入させた操作
不能状態が選択可能な複数のスイッチ組立体2を配置し
た集合スイッチ装置であって、被操作部5aを使用可能
状態へ動作させる駆動手段4の動作信号と、スイッチ5
の動作信号とによりスイッチ組立体2の操作を有効にし
たもので、駆動手段4の保持力に抗して被操作部5aを
押圧することによりスイッチ5の動作が可能になり、こ
れによって従来の電磁ソレノイドの保持力にスイッチの
操作力を加えた押圧力で被操作部5aを操作するものに
比べて操作力が軽減できるため、操作性が向上する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は1個のスイッチに複
数の機能が割り当てられた複数のスイッチ組立体により
なる集合スイッチ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、例えば自動車等に搭載されたオー
ディオ機器等の機器を制御する場合、各スイッチに2つ
以上の機能を予め割り当て、それぞれの機能を選択する
ことにより、各種機能が利用できるようにしている。
【0003】特に機器の制御が複雑化した機器において
は、1個のスイッチに複数の機能を割り当て、これら機
能を順次変化させることにより、複数の機能を選択する
ことがよく行われており、それぞれのスイッチに割り当
てられた機能を、各機能毎に表示するようにしたもの
と、表示しないものなどがある。
【0004】また1個のスイッチに割り当てられた機能
を表示するようにしたものとしては、例えば特開200
0−339085号公報に記載されたものが公知であ
る。
【0005】前記公報の「車載用スイッチ操作装置」
は、複数のスイッチが配列されたスイッチパネルの被操
作部が、操作が可能な状態ではパネルより突出し、操作
が不可能な状態では、パネルと同一平面に没入してい
る。
【0006】また被操作部が突出状態にあるスイッチに
は、スイッチの機能を標識するための標識画像を表示す
る表示部が設けられていると共に、スイッチの画像と標
識画像とを生成するための画像データを記憶している画
像データ記憶部ROMと、画像データ記憶部ROMの画
像データに基づいて表示部に当該画像を表示させ、かつ
当該スイッチを突出状態に制御するスイッチ配列制御部
ARCと備えていて、これらを制御する主制御部MPと
がスイッチ操作信号を受けたとき当該スイッチの画像に
標識されている機能を制御するための制御信号を出力す
るように構成されている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかし前記公報のスイ
ッチ装置のように、スイッチパネルより被操作部を突出
させて操作可能にしたものでは、スイッチを操作した際
の感覚から操作時の安心感が得られる反面、スイッチに
割り当てられた機能が増えた場合、それぞれのスイッチ
に割り当てられた機能と、実際に操作するスイッチの関
係を表示部に表示された標識を見て操作者が判断する必
要があるため、機能選択の間違いにより誤操作しやすい
などの問題がある。
【0008】また前記公報に記載のスイッチ装置では、
図11及び図12に示すようにスイッチパネルaの表面
より出没自在な被操作部bを有するスイッチcの下方
に、電磁ソレノイドdが設置されていて、被操作部bの
突出状態を電磁ソレノイドdにより保持する構成となっ
ている。
【0009】しかし前記構造のスイッチ装置では図13
に示すように、被操作部cの操作力FSより大きな保持
力FAでスイッチcを保持する必要があり、保持力FA
が小さい場合、スイッチcが動作される前に被操作部b
が没入してしまうため、スイッチcを動作させることが
できない。
【0010】またこれを防止するため、スイッチcが小
さな操作力FSでも動作するようにすると、被操作部b
を軽く触れただけでもスイッチcが動作して誤動作の原
因となることから、スイッチcの操作力FSは電磁ソレ
ノイドdの保持力FAより大きくする必要があり、その
結果容量の大きな電磁ソレノイドdを使用しなければな
らないため、スイッチcの数が多い場合、集合スイッチ
装置が大型かつ高価になるなどの問題がある。
【0011】本発明はかかる従来の問題点を改善するた
めになされたもので、大きな操作力を必要とせずに各ス
イッチの被操作部が操作できる集合スイッチ装置を安価
に提供することを目的とするものである。
【0012】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
請求項1に記載の発明は、被操作部と、被操作部により
動作されるスイッチとを有し、かつ被操作部を突出させ
た使用可能状態と、被操作部を没入させた使用不能状態
が選択可能な複数のスイッチ組立体を配置した集合スイ
ッチ装置であって、被操作部を使用可能状態へ動作させ
る駆動手段の動作信号と、スイッチの動作信号とにより
スイッチ組立体の操作を有効にしたものである。
【0013】前記構成により、駆動手段の保持力に抗し
て被操作部を押圧することによりスイッチの動作が可能
になり、これによって従来の電磁ソレノイドの保持力に
スイッチの操作力を加えた押圧力で被操作部を操作する
ものに比べて操作力が軽減できるため、集合スイッチ装
置の操作性が向上すると共に、駆動手段の保持力を小さ
くしてもスイッチの操作が可能になるため、駆動手段の
保持力を適切に選択することにより、被操作部に軽く触
れただけではスイッチが動作することがなくなるため、
誤操作の防止が図れるようになる。
【0014】また駆動手段の保持力を小さくしてもスイ
ッチの操作が可能になるため、容量の小さい駆動手段を
使用することによりスイッチ組立体を小型化でき、これ
によってスイッチの数が多い場合でも、集合スイッチ装
置の小型化と低コスト化が図れるようになる。
【0015】前記目的を達成するため請求項2に記載の
発明は、被操作部を使用可能状態へ動作させる駆動手段
に、非通電時は安定で、通電時は非安定となる片安定型
電磁アクチュエータを使用したものである。
【0016】前記構成により、スイッチ組立体の使用可
能状態及び使用不能状態の動作が確実に行えると共に、
汎用の電磁アクチュエータが利用できるため、駆動手段
が安価に得られるようになる。
【0017】前記目的を達成するため請求項3に記載の
発明は、被操作部を使用可能状態へ動作させる駆動手段
に、ステッピングモータを使用し、かつステッピングモ
ータの回転軸の一端側に被操作部を螺装すると共に、回
転軸の他端側にスイッチを設けたものである。
【0018】前記構成により、被操作部を押圧した際の
操作力がステッピングモータの回転軸を介して直接スイ
ッチへ伝達されるため、スイッチを動作させるために必
要な操作力のみでスイッチを動作させることができ、操
作力の軽減が図れるようになる。
【0019】前記目的を達成するため請求項4に記載の
発明は、被操作部を使用可能状態へ動作させる駆動手段
の動作信号と、スイッチの動作信号のANDにより、ス
イッチ組立体より動作信号を出力するようにしたもので
ある。
【0020】前記構成により、駆動手段の動作信号と、
スイッチの動作信号が検出されたときにスイッチ組立体
より動作信号が出力されるため、信頼性の高い集合スイ
ッチ装置が得られるようになる。
【0021】前記目的を達成するため請求項5に記載の
発明は、スイッチを被操作部に設けられた遮光体と、被
操作部の近傍に設けられた光センサよりなる検出部とか
ら構成したものである。
【0022】前記構成により、被操作部と非接触で動作
信号が得られるため、操作力の軽減が図れると共に、遮
光体と光センサによりスイッチが構成できるため、スイ
ッチが安価に得られるようになる。
【0023】前記目的を達成するため請求項6に記載の
発明は、スイッチを被操作部に設けられた磁石体と、被
操作部の近傍に設けられたホール素子よりなる検出部と
から構成したものである。
【0024】前記構成により、被操作部と非接触で動作
信号が得られるため、操作力の軽減が図れると共に、磁
石体とホール素子によりスイッチが構成できるため、ス
イッチが安価に得られるようになる。
【0025】前記目的を達成するため請求項7に記載の
発明は、スイッチを被操作部を使用可能状態へ動作させ
る手段と一体に設けることにより、モジュール化したも
のである。
【0026】前記構成により、スイッチ組立体をさらに
小型化できるため、より小型の集合スイッチ装置が得ら
れるようになる。
【0027】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を図面を参照
して詳述する。
【0028】図1は集合スイッチ装置の構成図、図2は
スイッチ使用不能状態の断面図、図3はスイッチ使用可
能状態の断面図、図4は制御系のブロック図、図5は動
作を示すタイミングチャート、図6は被操作部(ボタ
ン)の操作力と変位位置の関係を示す線図である。
【0029】図1に示す集合スイッチ装置の本体1は、
上面に設けられたスイッチパネル1aの下側に複数のス
イッチ組立体2が縦横に所定の間隔で配置されている。
【0030】各スイッチ組立体2は、本体1の底部に設
けられたプリント回路板3上に固着された支持部材2a
と、この支持部材2aに作動軸4aをほぼ垂直にして取
り付けられた片安定型電磁アクチュエータ(ソレノイ
ド)よりなる駆動手段4を有している。
【0031】駆動手段4の作動軸4aの下端には、作動
軸4aを下方へ付勢する戻しバネ4bが設けられてい
て、非通電時に片安定状態を保持しており、作動軸4a
の上端には、スイッチ5の被操作部(ボタン)5aが取
り付けられている。
【0032】被操作部5aは、スイッチパネル1aに開
口された孔1bより上方へ出没自在となっていて、スイ
ッチ組立体2の使用不能時には上面がスイッチパネル1
aの上面とほぼ同一平面となるよう、図2に示すように
没入されており、使用可能時には駆動手段4により図3
に示す位置まで突出されるようになっている。
【0033】またスイッチ5は、被操作部5aと、被操
作部5aの下部外周に設けられた反射板よりなる遮光体
5b及び被操作部5aの近傍に設置された光センサより
なる検出部5cより構成されていて、被操作部5aが没
入状態では、遮光体5bにより検出部5cが遮光され
て、検出部5cはオフの状態にあり、被操作部5cがス
イッチパネル1aの上面に突出すると検出部5cへ光が
透過して、検出部5cがオンの状態になるよう構成され
ている。
【0034】一方スイッチ組立体2を構成する駆動手段
4は、プリント回路板3に設けられた制御回路6に図4
に示すように接続されていて、制御回路6により駆動手
段4をオン、オフ制御することにより、被操作部5aが
スイッチパネル1aの上面に出没されるようになってい
ると共に、駆動手段4の通電による動作信号と、検出部
5cの検出による動作信号とのANDでスイッチ組立体
2が動作されたのを検出するようになっており、スイッ
チ組立体2の動作信号は、制御回路6より外部へ出力さ
れるように構成されている。
【0035】次に前記構成された集合スイッチ装置の作
用を図5及び図6も参照して説明する。
【0036】本体1に設けられた各スイッチ組立体2に
は、予め複数の機能が割り当てられていて、選択された
機能に応じて使用可能状態、使用不能状態に制御され
る。
【0037】いまスイッチ組立体2に割り当てられた機
能が選択されると、該当するスイッチ組立体2の駆動手
段4に図5の(イ)に示すように通電され、これによっ
て駆動手段4により図5の(ハ)に示すように被操作部
5aが上昇されて、被操作部5aは図3に示すようにス
イッチパネル1aの上面より突出する。
【0038】また被操作部5aが突出することにより検
出部5cに光が透過して、検出部5cが図5の(ニ)に
示すようにオンになる。
【0039】一方図6に示すスイッチ使用可能状態で、
被操作部5aが駆動手段4の保持力FAより大き操作力
FSで押圧されると、被操作部5cがスイッチパネル1
aの上面より押し込まれた図2に示す位置となり、これ
によって検出部5cが図5の(ハ)に示すようにオフと
なり、検出部5cに接続されたインバータ7により反転
されて図5の(ホ)に示すようにオンとなる。
【0040】制御回路6は、駆動手段4のオン信号(図
5のイ)と、検出部5cの反転出力(図5のホ)とのA
NDでスイッチ組立体2が操作されたことを検出して、
外部へ動作信号(図5のヘ)を出力する。
【0041】すなわち、従来ではスイッチ組立体2の動
作に必要な操作力より大きい保持力で被操作部5cを保
持していたのに対し、前記実施の形態では図6に示すよ
うに、駆動手段4の保持力FAまでが使用可能領域とな
っていて、被操作部5cは突出状態に保持され、この状
態で駆動手段4の保持力FAより大きい押圧力で被操作
部5cを押圧すると、被操作部5cが没入されて、スイ
ッチ組立体2が動作状態となり、これによって適度な抵
抗力により被操作部5cを軽く触れただけではスイッチ
組立体2が動作しないので、誤動作の防止も図れるよう
になる。
【0042】なお図7ないし図10はスイッチ組立体2
の変形例を示すもので、次にこれら変形例について説明
する。
【0043】なお前記実施の形態と同一部分は、同一符
号を付してその説明を省略する。
【0044】図7に示すスイッチ組立体2は、電磁アク
チュエータよりなる駆動手段4とスイッチ5を一体化す
ることにより、スイッチ組立体2をモジュール化したも
ので、スイッチ5の検出部5cを駆動手段4の上部に設
置し、反射板よりなる遮光部5bを駆動手段4の上部に
設置すると共に、反射板よりなる遮光部5bを駆動手段
4の作動軸4aに設けた構造となっている。
【0045】前記構成された変形例の作用は、前記実施
の形態と同様なので説明は省略するが、駆動手段4とス
イッチ5を一体化することにより、スイッチ組立体2の
可動部は、駆動手段4の作動軸4a及び作動軸4aの上
端に取り付けられた被操作部5aのみとなるため、構造
が簡単となる上小型化が可能となり、これによってスイ
ッチ組立体2が多く使用された場合でも、集合スイッチ
装置が大型化することがないと共に、プリント回路板3
上にモジュール化されたスイッチ組立体2を配置するだ
けで集合スイッチ装置が構成できるため、組立時の作業
性も向上する。
【0046】図8に示す変形例は、ソレノイドの代わり
にステッピングモータ10を使用した変形例を示すもの
で、ステッピングモータ10の回転軸10aの上端にね
じ10bを形成して、このねじ10bに被操作部5aを
螺装し、回転軸10aの下端にスイッチ5を設けた構造
となっている。
【0047】そしてステッピングモータ10の回転軸1
0aを正逆回転させることにより、被操作部5aを使用
可能状態に突出させたり、使用不能状態に没入できるよ
うになっていて、使用可能状態で被操作部5aを押圧す
ると、ステッピングモータ10の回転軸10aを介して
スイッチ5が動作されるようになっている。
【0048】この変形例によれば、被操作部5aを押圧
した際の操作力が回転軸10aを介して直接スイッチ5
へ伝達されるため、スイッチ5を動作させるために必要
な操作力のみでスイッチ5を動作させることができ、操
作力の軽減が図れる効果がある。
【0049】図9及び図10に示す変形例は、スイッチ
5の検出部5cにホール素子を使用し、また被操作部5
a側に磁石体5dを設けたもので、検出部5cが検出し
たホール電圧を、コンパレータを用いて「H」及び
「L」電圧に変換し、スイッチ信号として制御回路6へ
出力するように構成されており、図9な使用不能状態、
図10は使用可能状態を示している。
【0050】この変形例の場合も、前記実施の形態と同
様な作用効果が得られるようになる。
【0051】
【発明の効果】請求項1に記載の発明によれば、被操作
部を使用可能状態へ動作させる駆動手段の動作信号と、
スイッチの動作信号とによりスイッチ組立体の操作を有
効にしたことから、駆動手段の保持力に抗して被操作部
を押圧することによりスイッチの動作が可能になるた
め、従来の電磁ソレノイドの保持力にスイッチの操作力
を加えた押圧力で被操作部を操作するものに比べて操作
力が軽減でき、これによって集合スイッチ装置の操作性
が向上すると共に、駆動手段の保持力を小さくしてもス
イッチの操作が可能になるため、駆動手段の保持力を適
切に選択することにより、被操作部に軽く触れただけで
はスイッチが動作することがなくなるため、誤操作の防
止が図れるようになる。
【0052】また駆動手段の保持力を小さくしてもスイ
ッチの操作が可能になるため、容量の小さい駆動手段を
使用することによりスイッチ組立体を小型化でき、これ
によってスイッチの数が多い場合でも、集合スイッチ装
置の小型化と低コスト化が図れるようになる。
【0053】請求項2に記載の発明によれば、被操作部
を使用可能状態へ動作させる駆動手段に、非通電時は安
定で、通電時は非安定となる片安定型電磁アクチュエー
タを使用したことから、スイッチ組立体の使用可能状態
及び使用不能状態の動作が確実に行えると共に、汎用の
電磁アクチュエータが利用できるため、駆動手段が安価
に得られるようになる。
【0054】請求項3に記載の発明によれば、被操作部
を使用可能状態へ動作させる駆動手段に、ステッピング
モータを使用し、かつステッピングモータの回転軸の一
端側に被操作部を螺装すると共に、回転軸の他端側にス
イッチを設けたことから、被操作部を押圧した際の操作
力がステッピングモータの回転軸を介して直接スイッチ
へ伝達されるため、スイッチを動作させるために必要な
操作力のみでスイッチを動作させることができ、操作力
の軽減が図れるようになる。
【0055】請求項4に記載の発明によれば、被操作部
を使用可能状態へ動作させる駆動手段の動作信号と、ス
イッチの動作信号のANDにより、スイッチ組立体より
動作信号を出力するようにしたことから、駆動手段の動
作信号と、スイッチの動作信号が検出されたときにスイ
ッチ組立体より動作信号が出力されるため、信頼性の高
い集合スイッチ装置が得られるようになる。
【0056】請求項5に記載の発明によれば、スイッチ
を被操作部に設けられた遮光体と、被操作部の近傍に設
けられた光センサよりなる検出部とから構成したことか
ら、被操作部と非接触で動作信号が得られるため、操作
力の軽減が図れると共に、遮光体と光センサによりスイ
ッチが構成できるため、スイッチが安価に得られるよう
になる。
【0057】請求項6に記載の発明によれば、スイッチ
を被操作部に設けられた磁石体と、被操作部の近傍に設
けられたホール素子よりなる検出部とから構成したこと
から、被操作部と非接触で動作信号が得られるため、操
作力の軽減が図れると共に、磁石体とホール素子により
スイッチが構成できるため、スイッチが安価に得られる
ようになる。
【0058】請求項7に記載の発明によれば、スイッチ
を被操作部を使用可能状態へ動作させる手段と一体に設
けることにより、モジュール化したことから、スイッチ
組立体をさらに小型化できるため、より小型の集合スイ
ッチ装置が得られるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態になる集合スイッチ装置の
構成図である。
【図2】本発明の実施の形態になる集合スイッチ装置を
構成するスイッチ組立体の使用不能状態の断面図であ
る。
【図3】本発明の実施の形態になる集合スイッチ装置を
構成するスイッチ組立体の使用可能状態の断面図であ
る。
【図4】本発明の実施の形態になる集合スイッチ装置の
制御系のブロック図である。
【図5】本発明の実施の形態になる集合スイッチ装置の
作用を示すタイミングチャートである。
【図6】本発明の実施の形態になる集合スイッチ装置の
被操作部の押圧力と変位位置の関係を示す線図である。
【図7】本発明の実施の形態になる集合スイッチ装置の
変形例を示す説明図である。
【図8】本発明の実施の形態になる集合スイッチ装置の
変形例を示す説明図である。
【図9】本発明の実施の形態になる集合スイッチ装置の
変形例を示す説明図である。
【図10】本発明の実施の形態になる集合スイッチ装置
の変形例を示す説明図である。
【図11】従来の集合スイッチ装置の使用不能状態を示
す説明図である。
【図12】従来の集合スイッチ装置の使用可能状態を示
す説明図である。
【図13】従来の集合スイッチ装置の被操作部の押圧力
と変位位置の関係を示す線図である。
【符号の説明】
2 スイッチ組立体 4 駆動手段 5 スイッチ 5a 被操作部 5b 遮光体 5c 検出部 10 ステッピングモータ 10a 回転軸
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H01H 35/00 H01H 35/00 F 36/00 36/00 K M Fターム(参考) 5B020 DD02 EE01 5G006 AA07 AA09 5G046 BD13 5G055 AA15 AB08 AC04 AG02 AG34

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被操作部と、前記被操作部により動作さ
    れるスイッチとを有し、かつ前記被操作部を突出させた
    使用可能状態と、前記被操作部を没入させた使用不能状
    態が選択可能な複数のスイッチ組立体を配置した集合ス
    イッチ装置であって、前記被操作部を使用可能状態へ動
    作させる駆動手段の動作信号と、前記スイッチの動作信
    号とにより、前記スイッチ組立体の操作を有効にするこ
    とを特徴とする集合スイッチ装置。
  2. 【請求項2】 前記被操作部を使用可能状態へ動作させ
    る駆動手段に、非通電時は安定で、通電時は非安定とな
    る片安定型電磁アクチュエータを使用してなる請求項1
    に記載の集合スイッチ装置。
  3. 【請求項3】 前記被操作部を使用可能状態へ動作させ
    る駆動手段に、ステッピングモータを使用し、かつ前記
    ステッピングモータの回転軸の一端側に前記被操作部を
    螺装すると共に、前記回転軸の他端側に前記スイッチを
    設けてなる請求項1に記載の集合スイッチ装置。
  4. 【請求項4】 前記被操作部を使用可能状態へ動作させ
    る駆動手段の動作信号と、前記スイッチの動作信号のA
    NDにより、前記スイッチ組立体より動作信号を出力す
    るようにしてなる請求項1ないし3の何れかに記載の集
    合スイッチ装置。
  5. 【請求項5】 前記スイッチを、前記被操作部に設けら
    れた遮光体と、前記被操作部の近傍に設けられた光セン
    サよりなる検出部とから構成してなる請求項1ないし4
    の何れかに記載の集合スイッチ装置。
  6. 【請求項6】 前記スイッチを、前記被操作部に設けら
    れた磁石体と、前記被操作部の近傍に設けられたホール
    素子よりなる検出部とから構成してなる請求項1ないし
    4の何れかに記載の集合スイッチ装置。
  7. 【請求項7】 前記スイッチを、前記被操作部を使用可
    能状態へ動作させる駆動手段と一体に設けることによ
    り、前記スイッチ組立体をモジュール化してなる請求項
    1ないし6の何れかに記載の集合スイッチ装置。
JP2001289574A 2001-09-21 2001-09-21 集合スイッチ装置 Pending JP2003100171A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001289574A JP2003100171A (ja) 2001-09-21 2001-09-21 集合スイッチ装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001289574A JP2003100171A (ja) 2001-09-21 2001-09-21 集合スイッチ装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2003100171A true JP2003100171A (ja) 2003-04-04

Family

ID=19112044

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001289574A Pending JP2003100171A (ja) 2001-09-21 2001-09-21 集合スイッチ装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2003100171A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012214163A (ja) * 2011-04-01 2012-11-08 Tokai Rika Co Ltd シフト操作用スイッチ装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012214163A (ja) * 2011-04-01 2012-11-08 Tokai Rika Co Ltd シフト操作用スイッチ装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4977298A (en) Panel switch
US5121091A (en) Panel switch
EP1524680B1 (en) Joystick input device
EP1589551B1 (en) Push button switch
US8508511B2 (en) Inputting device
US7787794B2 (en) Setting angle adjusting device and setting angle adjusting method
US20050224322A1 (en) Multifunctional switch with indicator
US20120019482A1 (en) Flexible display device and method for the same capable of reducing accidental contact-induced malfunctions
JP2003015796A (ja) キー入力装置
WO2001063632A1 (fr) Systeme d'interrupteur rotatif pour panneau de commande
JP2007018811A (ja) 静電容量式スイッチ装置
US11186176B2 (en) Multifunctional switch device
US20110032219A1 (en) Lever switch with display device
CN112227862B (zh) 用户接口单元
WO2003089263A1 (fr) Systeme d'affichage pour vehicule
JPH0927245A (ja) 入力キーボード
JP2003100171A (ja) 集合スイッチ装置
EP1708220B1 (en) Multi-operational input device
US5691766A (en) Video camera with vented light
US11537082B2 (en) Watch provided with a control member
JP6574986B2 (ja) 多方向入力装置
WO2023210146A1 (ja) 電子機器、プッシュ式入力装置、及び、電子シフタ
JP5195035B2 (ja) スイッチ構造及びこれを備えた電子機器
US10860111B2 (en) Motor vehicle operating unit and a method of confirming a switching command
KR100823794B1 (ko) 투사형 표시장치