JP2003100086A - 連想メモリ回路 - Google Patents

連想メモリ回路

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JP2003100086A
JP2003100086A JP2001290891A JP2001290891A JP2003100086A JP 2003100086 A JP2003100086 A JP 2003100086A JP 2001290891 A JP2001290891 A JP 2001290891A JP 2001290891 A JP2001290891 A JP 2001290891A JP 2003100086 A JP2003100086 A JP 2003100086A
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fet
associative memory
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Tadao Aikawa
忠雄 相川
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、マッチ・ラインに接続されるメモ
リセル数が増大しても高速のサーチ動作を行うことがで
きる連想メモリ回路を提供することを目的とする。 【解決手段】 メモリセル10,10…の記憶内容
を外部から入力された検索データと比較し、その比較結
果をマッチ・ラインに出力する論理回路Q1〜Q4を有
し、複数のメモリセルの論理回路が共通のマッチ・ライ
ンに接続された連想記憶メモリにおいて、マッチ・ライ
ン毎に設けられ参照電位を発生する参照電位発生回路2
2と、マッチ・ラインの電位と参照電位とを差動増幅し
て複数のメモリセルの記憶内容と検索データとの一致ま
たは不一致を判定する差動増幅回路20を有することに
より、マッチ・ラインに接続されるメモリセル数が増大
してマッチ・ラインの負荷が増え遷移速度が遅くなって
も高速のサーチ動作を行うことができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、連想メモリ回路に
関し、特に、記憶データの内容を参照できる連想メモリ
回路に関する。
【0002】
【従来の技術】CAM(Content Addres
sable Memory)即ち連想メモリの特徴的な
動作にサーチという検索動作がある。このサーチは外部
から入力されるデータとCAMセル内のデータを比較す
る動作であり、この動作を行うためCAMのセルは図1
に示すような構成である。
【0003】図1において、それぞれ2つのインバータ
で構成される2つの部分セルA,Bに、"1","0","
X(不定)"のいずれか状態を記憶する。図2に、この
CAMセルの真理値表を示す。図1において、部分セル
Aの出力N1="H",部分セルBの出力N2="L"で"
1"の状態を記憶する。N1="L",N2="H"で"0"
の状態を記憶し、N1=N2="L"の場合は"X"の状態
を記憶する。
【0004】このCAMセルには、サーチ動作のサーチ
データ(SD,/SD)に"H","L"データが送られて
きてCAMセルの情報と比較され、NチャネルFET
(電界効果トランジスタ)Q1,Q2もしくはQ3,Q
4が同時にオンする場合は、ML(マッチ・ライン)の
レベルが降下して不一致であることを示す。なお、デー
タ/SDにおけるスラッシュは反転を意味し、これは他
の信号についても同様である。
【0005】次に、1本のMLについてのサーチ動作を
図3を用いて説明する。図3及び図4は、従来の連想メ
モリ回路の回路構成図及び各部の信号波形図を示してい
る。図3中、破線で囲んだCAMセル10,10
は、全て図1に示した構成である。実際のチップ構成で
は、この複数のCAMセル10,10…がML(マ
ッチライン)12によりワイヤードオア接続されてい
る。
【0006】サーチ動作は図4の波形に示すように、時
刻T0のスタンバイ状態で、プリチャージ信号(Pre
z)が"L"であることにより、ML12は"H"にチャー
ジされている。サーチ動作は、時刻T1のプリチャージ
解除から始まる。時刻T1で、MLのプリチャージが解
除され、その後、サーチ用データSDが伝達されてく
る。
【0007】この状態で、CAMセル内の情報と比較さ
れ、CAMセル内データとサーチ用データSDがどちら
も"H"であった場合、MLから電荷がディスチャージさ
れる(時刻T3)。CAMセルはワイヤードオア接続さ
れているため、このようにCAMセル内データとサーチ
用データSDが"H","H"で電荷がディスチャージされ
るCAMセルが1つでも存在すると、そのMLは"L"と
なり、不一致という結果になる。
【0008】このMLの状態遷移を受けてインバータア
ンプ14を介し検索結果は信号SOとして出力される。
時刻T4ではプリチャージ信号(Prez)が"L"に遷
移しMLが"H"にプリチャージされることでサーチ動作
の1サイクルが終了する。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】従来回路ではCAMの
多ビット化,大容量化を考えた場合、チップ面積を小さ
くしつつ実現をすることを考えると、ワイヤードオア接
続されるCAMセルを増加させればよいが、その場合M
Lの負荷が増えMLの遷移速度が遅くなる。MLの遷移
速度が遅くなることは、サーチ動作が遅くなることを意
味するので高速化に対しても障壁になるという問題があ
った。
【0010】本発明は、上記の点に鑑みなされたもので
あり、マッチ・ラインに接続されるメモリセル数が増大
しても高速のサーチ動作を行うことができる連想メモリ
回路を提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明
は、マッチ・ライン毎に設けられ参照電位を発生する参
照電位発生回路と、マッチ・ラインの電位と参照電位と
を差動増幅して複数のメモリセルの記憶内容と検索デー
タとの一致または不一致を判定する差動増幅回路を有す
ることにより、マッチ・ラインに接続されるメモリセル
数が増大してマッチ・ラインの負荷が増え遷移速度が遅
くなっても高速のサーチ動作を行うことができる。
【0012】請求項2に記載の発明では、参照電位発生
回路は、発生する参照電位を可変するトリミング手段を
有することにより、マッチ・ラインに接続されるメモリ
セル数に応じて最適の参照電位を得て高速のサーチ動作
を行うことができる。
【0013】請求項5に記載の発明では、参照電位発生
回路は、所定のゲート電位を与えられ縦型接続された第
1,第2電界効果トランジスタから構成したことによ
り、電源電圧が低い場合にも安定した動作で参照電位を
発生することができる。
【0014】付記6に記載の発明は、マッチ・ライン
は、プリチャージされた後、比較結果が不一致のメモリ
セルによってディスチャージされ、プリチャージされた
ダミーマッチ・ラインを、比較結果が不一致の1個のメ
モリセルがディスチャージする電流の略半分の電流でデ
ィスチャージするダミーセルと、マッチ・ラインをディ
スチャージする電流とダミーマッチ・ラインをディスチ
ャージする電流を検出してそれぞれの検出電位を出力す
る電流センス部と、電流センス部で検出された両電位を
差動増幅して前記複数のメモリセルの記憶内容と検索デ
ータとの一致または不一致を判定する差動増幅回路を有
することにより、マッチ・ラインに接続されるメモリセ
ル数が増大してマッチ・ラインの負荷が増え遷移速度が
遅くなっても高速のサーチ動作を行うことができ、ま
た、参照電位を必要としないため、安定に動作をするこ
とができる。
【0015】付記8に記載の発明では、参照電位発生回
路は、差動増幅回路毎に設けたことにより、参照電位を
差動増幅回路に供給する配線が短くて済み、配線にノイ
ズが混入するおそれを小さくできる。
【0016】
【発明の実施の形態】図5及び図6は、本発明の連想メ
モリ回路の一実施例の回路構成図及び各部の信号波形図
を示す。図5中、図3と同一部分には同一符号を付す。
図中、破線で囲んだCAMセル10,10…は、全
て図1に示した構成である。この複数のCAMセル10
,10…がML(マッチライン)12によりワイヤ
ードオア接続されている。ML12にはプリチャージ用
のPチャネルFET(電界効果トランジスタ)16が接
続されると供に、差動増幅回路20の一方の入力端子が
接続されている。
【0017】差動増幅回路20の他方の入力端子には参
照電位発生回路22から参照電位vrefが供給されて
おり、差動増幅回路20は端子24からイネーブル信号
SBEを供給されて動作を行い、出力端子26より検出
信号SOを出力する。
【0018】ここで、図6の波形に示すように、時刻T
0のスタンバイ状態で、プリチャージ信号(Prez)
が"L"であることにより、ML12は"H"にチャージさ
れている。サーチ動作は、時刻T1のプリチャージ解除
から始まる。時刻T1で、信号Prezが"H"に遷移す
ることによりML12が"H"のフローティング状態にな
ってML12のプリチャージが解除される。
【0019】その後、SDn,/SDn(nは整数)が
CAMセル10,10…に入力され(時刻T2)、
各CAMセル内で一致/不一致の検出が行なわれる。仮
に、1ビットのサーチ用データが一致した場合、1つの
CAMセル10からML12の電荷がディスチャージ
される。
【0020】1つのML12に多くのCAMセルを接続
した場合、ML12の負荷は重くなり、1つのCAMセ
ルで電荷をディスチャージするには時間を要し、これが
サーチ動作の高速化に対する障壁になる。1セルでも十
分ディスチャージできるようにCAMセルのFETQ1
〜Q4の能力を上げることも1つの手段ではあるが、C
AMセルは小さいほどチップ全体の面積を小さくできる
のでFETQ1〜Q4の能力アップには限界があり、本
発明では微小電位差を検出できる差動増幅回路20を用
いて対応している。
【0021】差動増幅回路20はストローブ信号SBE
によって活性化され(時刻T3)、差動増幅回路20に
入力される参照電位vrefとML12のレベルを比較
して、比較結果を出力データSOとして出力する。差動
増幅回路20はラッチ回路を持っており、出力データS
Oをラッチしているので、信号SBEはラッチ後すぐに
閉じて、その後、時刻T4に信号Prezが"L"となっ
て、ML12がプリチャージされる。
【0022】図7は、差動増幅回路20の一実施例の回
路図を示す。同図中、ストローブ信号SBEが供給され
る端子30には、NチャネルFETQ10のゲート及び
PチャネルFETQ11〜Q14のゲートが接続されて
いる。FETQ10はソースを電源vddに接続されド
レインをNチャネルFETQ15,Q16のソースに接
続されている。FETQ15のゲートは端子32を介し
てML12に接続されており、FETQ16のゲートに
は端子34を介して参照電位vrefが供給されてい
る。
【0023】FETQ11のソースは電源vddに接続
され、FETQ11のドレインはFETQ15のドレイ
ンとNチャネルFETQ17のソースの接続点に接続さ
れている。FETQ12のソースは電源vddに接続さ
れ、FETQ12のドレインはFETQ16のドレイン
とNチャネルFETQ18のソースの接続点に接続され
ている。
【0024】FETQ13のソースは電源vddに接続
され、FETQ13のドレインはFETQ17のゲート
及びPチャネルFETQ19のゲートに接続されると共
に、FETQ18のドレインとPチャネルFETQ20
のドレインの接続点及びナンドゲート38の入力端子に
接続されている。FETQ14のソースは電源vddに
接続され、FETQ14のドレインはFETQ17のゲ
ート及びFETQ20のゲートに接続されると共にFE
TQ17のドレインとPチャネルFETQ19のドレイ
ンの接続点及びナンドゲート36の入力端子に接続され
ている。
【0025】ナンドゲート36,38はそれぞれの出力
端子を相手の入力端子に接続してフリップフロップを構
成しており、ナンドゲート36の出力はインバータ40
で反転され出力データSOとして出力される。
【0026】ここで、信号SBEが"L"の時はスタンバ
イ状態となり、ノードn1,n2,n3,n4は"H"状
態にクランプされる。信号SBEが"H"になることによ
り差動増幅回路20は活性化され、ML12に接続され
たFETQ15と参照電位vrefを供給されるFET
Q16とのゲートレベル差により、トランジスタ能力に
差ができ、ノードn3,n4に電位差ができる。この電
位差をFETQ17とQ19、FETQ18とQ20で
構成されるラッチで受け、更にフリップフロップて2値
化及びラッチを行って出力データSOを生成する。上記
の構成により、微小電位差を検出して出力データSOを
生成することができる。
【0027】図8は、参照電位発生回路22の一実施例
の回路図を示す。同図中、PチャネルFETm1のソー
ス及びバックゲートは電源vddに接続され、FETm
1のドレインはPチャネルFETm2のソース及びバッ
クゲートと出力端子42に接続され、FETm2のドレ
インは電源vssに接続されており、vrefレベル発
生部を構成している。
【0028】PチャネルFETm3のソース及びバック
ゲートは電源vddに接続され、FETm3のドレイン
及びゲートはPチャネルFETm1のゲート及びPチャ
ネルFETm4のソースに接続され、FETm4のドレ
イン及びゲートは電源vssに接続され、FETm4の
バックゲートは電源vddに接続されており、第1ゲー
トレベル発生部を構成している。FETm4はFETm
3の負荷として動作し、電源vddからFETm3のス
レッショルドレベルvth3だけ低下した電位がFET
m1のゲートに印加される。
【0029】NチャネルFETm5のドレイン及びバッ
クゲートは電源vddに接続され、FETm5のソース
はPチャネルFETm2のゲート及びNチャネルFET
m6のドレイン及びゲートに接続され、FETm6のソ
ース及びゲートは電源vssに接続されており、第2ゲ
ートレベル発生部を構成している。FETm5はFET
m6の負荷として動作し、vssレベルからFETm6
のスレッショルドレベルvth6だけ上昇した電位がF
ETm2のゲートに印加される。
【0030】このため、vrefレベル発生部の縦型接
続されたFETm1,m2は、それぞれのゲート電位に
応じたオン抵抗でvssレベルを基準として電源vdd
を分圧し参照電位vrefとして端子42から出力す
る。つまり、電源電圧vddが低く、vth3+vth
6>vddの関係にあっても、FETm1,FETm2
は安定したトランジスタ動作を行って、参照電位vre
fを発生することができる。
【0031】このように参照電位発生回路22を簡単な
構成にした利点は他にもある。図5に示すようにML
(マッチ・ライン)はWL(ワード・ライン)と平行に
走り、MLとWLの間にCAMセルが配置されており、
この差動増幅回路20はMLとWLの間にセルピッチで
配置される。一方、参照電位発生回路22はチップ全体
で1つ設ければ良いのであるが、CAMはその特性上消
費電流が多くなるので、1個の参照電位発生回路22の
出力(参照電位vref)をチップ全体の複数の差動増
幅回路20まで引き回すと、その引き回した配線にノイ
ズが混入するおそれが高くなる。従って、各差動増幅回
路20に1個の参照電位発生回路22を併設することが
望ましく、図8に示すように参照電位発生回路22を簡
単な構成としているので回路形成面積が小さくて済み好
適である。
【0032】更に、図8の構成は2段縦型接続のFET
m1,FETm2のゲート電位を制御して参照電位vr
efを発生するので、トリミングの方法もFETm1,
FETm2のゲートレベルを変えることで達成でき、レ
ベル変更も容易である。トリミング手段を含めた参照電
位発生回路22の回路図を図9に示す。
【0033】図9において、図8と同一部分には同一符
号を付しており、FETm6の代わりに縦型接続された
NチャネルFETm10,m11,m12,m13,m
14が設けられている。FETm10のドレインはFE
Tm5のソースに接続され、FETm14のソースは電
源vssに接続され、FETm10,m11,m12,
m13,m14のゲートはFETm2のゲートに共通接
続されている。
【0034】また、FETm11,m12,m13,m
14それぞれのドレイン,ソースには縦型接続されたN
チャネルFETm16,m17,m18,m19それぞ
れのドレイン,ソースが接続され、FETm16,m1
7,m18,m19それぞれのゲートは端子45,4
6,47,48に接続されている。
【0035】ここで、端子45,46,47,48に"
H"の信号が供給されるとFETm16,m17,m1
8,m19がオンしてFETm10のソースが電源vs
sに接続されFETm10のスレッショルドレベルがF
ETm2のゲートに供給される。また、端子46,4
7,48に"H"の信号が供給されるとFETm17,m
18,m19がオンしてFETm11のソースが電源v
ssに接続されFETm10,m11のスレッショルド
レベルの和がFETm2のゲートに供給される。
【0036】なお、図9と同様にして、FETm1のゲ
ートレベルを可変できるようにしても良く、上記実施例
に限定されない。
【0037】図10及び図11は、本発明の連想メモリ
回路の他の実施例の回路構成図及び各部の信号波形図を
示す。この実施例は、更に小レイアウト化を進め、消費
電力を抑えることを目的としており、差動増幅回路の前
段に電流センス部を設け、その出力を差動増幅回路に入
力している。なお、図10中、図5と同一部分には同一
符号を付す。
【0038】図10において、破線で囲んだCAMセル
10,10…は、全て図1に示した構成である。こ
の複数のCAMセル10,10…がML12により
ワイヤードオア接続されている。ML12にはプリチャ
ージ用のPチャネルFET16が接続されると供に、電
流センス部50のNチャネルFETm21のソースが接
続されている。
【0039】電流センス部50のNチャネルFETm2
1,m22とPチャネルFETm20,m23,m24
より構成されている。FETm20はゲートにプリチャ
ージ信号(Prez)を供給され、ソースとドレインを
FETm21,m22それぞれのソースに接続されてい
る。FETm22のソースはDML(ダミーマッチ・ラ
イン)52に接続されており、FETm21のゲートは
FETm22,m24のドレイン及び差動増幅回路20
の一方の入力端子に接続され、FETm22のゲートは
FETm21,m23のドレイン及び差動増幅回路20
の他方の入力端子に接続されている。FETm23,m
24はゲートに電源vssを供給され、ソースに電源v
ddを供給されている。電流センス部50は、FETm
21,m22それぞれのソース電流に応じたFETm2
3,m24それぞれでの電圧降下から、FETm21,
m22それぞれのドレインであるノードN01,N02
の電位が変化する。
【0040】DML52にはプリチャージ用のPチャネ
ルFET54が接続されると供に、56のNチャネルF
ETm25のドレインが接続されている。FETm25
のゲートには信号dezが供給され、FETm25のド
レインはNチャネルFETm25のドレインに接続され
ている。FETm25はソースに電源vddを供給され
ソースを電源vssに接続されている。ダミーセル52
は、1ビットのCAMセル(例えばCAMセル10
が不一致の状態時に流す電流をIとするとその略半分
(I/2)を流すように設定されている。
【0041】差動増幅回路20は、端子24からイネー
ブル信号SBEを供給されて動作を行い、電流センス部
50のFETm21,m22それぞれのドレインである
ノードN01,N02の電位を差動増幅して出力端子2
6より検出信号SOを出力する。
【0042】ここで、図11の波形に示すように、時刻
T0のスタンバイ状態で、プリチャージ信号(Pre
z)が"L"であるので、ML12,DML52はとも
に"H"にプリチャージされている。そして、サーチ動作
が開始されると、信号Prezが"H"に遷移し、プリチ
ャージが解除される(時刻T1)。
【0043】その後、時刻T2で、サーチデータである
SDが"H"に遷移し、セルデータとの比較を行なう。こ
こでは、1ビットのCAMセルが不一致である状態を想
定している。この動作と同時にダミーセル56側を制御
する信号dezも同時に"H"に遷移する。これにより、
ML12,DML52はともに"H"状態であったものが
電荷がディスチャージされレベルが下がっていく。同様
に電流センス部50内のノードN01,N02も同様に
レベルが下がる。
【0044】しかし、ここでダミーセル56側は電流を
ディスチャージする能力が1個のCAMセルの略1/2
であるのでDML52はレベルが下がるのが遅く、ML
12はレベルが下がるのが早い。電流センス部50で
は、CAMセル10,10…側(FETm21)の
電流値とダミーセル56側(FETm22)の電流値と
に応じてノードN01,N02の間にレベル差が生じ
る。その後、時刻T3で端子24からのイネーブル信号
SBEを"H"として差動増幅回路20を動作させ、ノー
ドN01,N02間の差電位を増幅し、端子26から外
に出力する。このような構成により、ML12,DML
52で充分な電位差が得られるより前に、高速に検索結
果SOを出力することが可能となり、更に参照電位発生
回路22を用いないので安定に動作することが可能とな
る。
【0045】なお、CAMセル10,10…が請求
項記載のメモリセルに対応し、FETQ1〜Q4が論理
回路に対応し、FETm16〜m19がトリミング手段
に対応し、FETm1,m2が第1,第2電界効果トラ
ンジスタ対応する。
【0046】(付記1) メモリセルの記憶内容を外部
から入力された検索データと比較し、その比較結果をマ
ッチ・ラインに出力する論理回路を有し、複数のメモリ
セルの論理回路が共通のマッチ・ラインに接続された連
想記憶メモリにおいて、前記マッチ・ライン毎に設けら
れ参照電位を発生する参照電位発生回路と、前記マッチ
・ラインの電位と前記参照電位とを差動増幅して前記複
数のメモリセルの記憶内容と検索データとの一致または
不一致を判定する差動増幅回路を有することを特徴とす
る連想メモリ回路。
【0047】(付記2) 付記1記載の連想記憶メモリ
において、前記参照電位発生回路は、発生する参照電位
を可変するトリミング手段を有することを特徴とする連
想メモリ回路。
【0048】(付記3) 付記1記載の連想記憶メモリ
において、前記参照電位発生回路は、前記マッチ・ライ
ンのピッチに合わせてレイアウトされていることを特徴
とする連想メモリ回路。
【0049】(付記4) 付記1記載の連想記憶メモリ
において、前記マッチ・ラインは、プリチャージされた
後、前記比較結果が不一致のメモリセルによってディス
チャージされることを特徴とする連想メモリ回路。
【0050】(付記5) 付記1または2記載の連想記
憶メモリにおいて、前記参照電位発生回路は、所定のゲ
ート電位を与えられ縦型接続された第1,第2電界効果
トランジスタから構成したことを特徴とする連想メモリ
回路。
【0051】(付記6) メモリセルの記憶内容を外部
から入力された検索データと比較し、その比較結果をマ
ッチ・ラインに出力する論理回路を有し、複数のメモリ
セルの論理回路が共通のマッチ・ラインに接続された連
想記憶メモリにおいて、前記マッチ・ラインは、プリチ
ャージされた後、前記比較結果が不一致のメモリセルに
よってディスチャージされ、プリチャージされたダミー
マッチ・ラインを、前記比較結果が不一致の1個のメモ
リセルがディスチャージする電流の略半分の電流でディ
スチャージするダミーセルと、前記マッチ・ラインをデ
ィスチャージする電流と前記ダミーマッチ・ラインをデ
ィスチャージする電流を検出してそれぞれの検出電位を
出力する電流センス部と、前記電流センス部で検出され
た両電位を差動増幅して前記複数のメモリセルの記憶内
容と検索データとの一致または不一致を判定する差動増
幅回路を有することを特徴とする連想メモリ回路。
【0052】(付記7) 付記5記載の連想記憶メモリ
において、前記トリミング手段は、前記第1,第2電界
効果トランジスタの少なくともいずれか一方のゲート電
位を可変することを特徴とする連想メモリ回路。
【0053】(付記8) 付記2または3または5また
は7記載の連想記憶メモリにおいて、前記参照電位発生
回路は、前記差動増幅回路毎に設けたことを特徴とする
連想メモリ回路。
【0054】
【発明の効果】上述の如く、請求項1に記載の発明は、
マッチ・ラインに接続されるメモリセル数が増大してマ
ッチ・ラインの負荷が増え遷移速度が遅くなっても高速
のサーチ動作を行うことができる。
【0055】請求項2に記載の発明では、マッチ・ライ
ンに接続されるメモリセル数に応じて最適の参照電位を
得て高速のサーチ動作を行うことができる。
【0056】請求項5に記載の発明では、電源電圧が低
い場合にも安定した動作で参照電位を発生することがで
きる。
【0057】付記6に記載の発明は、マッチ・ラインに
接続されるメモリセル数が増大してマッチ・ラインの負
荷が増え遷移速度が遅くなっても高速のサーチ動作を行
うことができ、また、参照電位を必要としないため、安
定に動作をすることができる。
【0058】付記8に記載の発明では、参照電位を差動
増幅回路に供給する配線が短くて済み、配線にノイズが
混入するおそれを小さくできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】CAMセルの回路構成図である。
【図2】CAMセルの真理値表を示す図である。
【図3】従来の連想メモリ回路の回路構成図である。
【図4】従来の連想メモリ回路の信号波形図である。
【図5】本発明の連想メモリ回路の一実施例の回路構成
図である。
【図6】本発明の連想メモリ回路の一実施例の信号波形
図である。
【図7】差動増幅回路の一実施例の回路図である。
【図8】参照電位発生回路の一実施例の回路図である。
【図9】トリミング手段を含めた参照電位発生回路の回
路図である。
【図10】本発明の連想メモリ回路の他の実施例の回路
構成図である。
【図11】本発明の連想メモリ回路の他の実施例の信号
波形図である。
【符号の説明】
10,10CAMセル 12 ML(マッチライン) 16,54 PチャネルFET 20 差動増幅回路 22 参照電位発生回路 50 電流センス部 52 DML(ダミーマッチライン) 56 ダミーセル

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 メモリセルの記憶内容を外部から入力さ
    れた検索データと比較し、その比較結果をマッチ・ライ
    ンに出力する論理回路を有し、複数のメモリセルの論理
    回路が共通のマッチ・ラインに接続された連想記憶メモ
    リにおいて、 前記マッチ・ライン毎に設けられ参照電位を発生する参
    照電位発生回路と、 前記マッチ・ラインの電位と前記参照電位とを差動増幅
    して前記複数のメモリセルの記憶内容と検索データとの
    一致または不一致を判定する差動増幅回路を有すること
    を特徴とする連想メモリ回路。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の連想記憶メモリにおい
    て、 前記参照電位発生回路は、発生する参照電位を可変する
    トリミング手段を有することを特徴とする連想メモリ回
    路。
  3. 【請求項3】 請求項1記載の連想記憶メモリにおい
    て、 前記参照電位発生回路は、前記マッチ・ラインのピッチ
    に合わせてレイアウトされていることを特徴とする連想
    メモリ回路。
  4. 【請求項4】 請求項1記載の連想記憶メモリにおい
    て、 前記マッチ・ラインは、プリチャージされた後、前記比
    較結果が不一致のメモリセルによってディスチャージさ
    れることを特徴とする連想メモリ回路。
  5. 【請求項5】 請求項1または2記載の連想記憶メモリ
    において、 前記参照電位発生回路は、所定のゲート電位を与えられ
    縦型接続された第1,第2電界効果トランジスタから構
    成したことを特徴とする連想メモリ回路。
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