JP2003099380A - システム間通信方法、コンピュータ及びインタフェイスモジュール用プログラム。 - Google Patents

システム間通信方法、コンピュータ及びインタフェイスモジュール用プログラム。

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JP2003099380A
JP2003099380A JP2001294123A JP2001294123A JP2003099380A JP 2003099380 A JP2003099380 A JP 2003099380A JP 2001294123 A JP2001294123 A JP 2001294123A JP 2001294123 A JP2001294123 A JP 2001294123A JP 2003099380 A JP2003099380 A JP 2003099380A
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communication
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Motomasa Kawai
基正 川合
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ImpactXoft Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 インターネット通信を利用してシステム間通
信を構築する場合に、インターネット上に構築されてい
る既存の設備や通信技術を利用して、コンピュータをイ
ントラネット内に設置して機密保持を保つことができる
通信方式を簡単に実現する。 【解決手段】 ファイヤウォール3,4によりインター
ネット2から保護されたイントラネットInt A,Int B
内に各々設置された2つのコンピュータ5,6ではアプ
リケーション5A,6A間の通信がインターネット2を
通じて行われる。インタフェイス(プログラム)5B,
6Bは、コミュニケーションツールとしてコンピュータ
5,6に格納されたもので、システム間通信はインタフ
ェイス5B,6Bを介して電子メールで行われる。イン
タフェイス5B,6Bは、メール送信機能、メール監視
機能、暗号化機能、復号化機能、メール解読機能などを
備えている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複数のコンピュー
タが実行するアプリケーション(システム)間の通信を
インターネットを介して行うシステム間通信方法、コン
ピュータ及びインタフェイスモジュール用プログラムに
関するものである。
【0002】
【従来の技術】インターネットを利用して、サーバとク
ライアントの間のインタフェイスを取る方法として、
「Java(R)」等の言語を用いたプログラムが利用され
ているが、これを行うためにはサーバを基幹データベー
スを置くイントラネットの外(ファイヤーウォールの
外)に置く必要がある。よって、この方式は、サーバに
置く情報が外部より侵入され「破壊される,盗まれる」
など機密保持の点で問題がある。企業や研究機関などの
重要な情報を格納するサーバは、機密保持の点でイント
ラネットの中に置くことが必要である。
【0003】一方、企業や研究機関などの情報をデータ
ベースを有するサーバから許可されたクライアント(端
末)が提供を受けて利用することが行われている。例え
ばクライアントで所定の処理作業を行う場合に、データ
ベースを持つサーバに一部の処理を依頼し、サーバで演
算等された情報をサーバから提供を受けることでクライ
アントにおける処理負担を軽減する分散処理システムが
構築される場合がある。
【0004】上記の理由から、従来より、例えば銀行の
預金データ、メーカー(製造会社)の設計図面データ
や、研究機関の研究データなどの機密保持の必要のある
データを格納する基幹データベースおよびそれを取り扱
うサーバは、イントラネット内に置かれていた。そし
て、イントラネット内のこのサーバとファイヤウォール
を介して通信できるサーバをイントラネットの外に設置
し、イントラネットの内外の両サーバ間で通信を行うこ
とで機密保持を保つようにしていた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記のやり方
を採用すると、機密保持のために複数台のパーソナルコ
ンピュータ(PC)等を設置するなど大掛かりな設備や
システム(プログラム)を構築する必要があった。よっ
て、この方法を採用する場合、設備導入コストが非常に
かかるという問題があった。
【0006】本発明は上記課題を解決するためになされ
たものであって、その目的は、インターネット通信を利
用してシステム間通信(アプリケーション間通信)を構
築する場合に、インターネット上に構築されている既存
の設備や通信技術を利用して、機密保持を保てるように
コンピュータをイントラネット内に設置できる通信方式
を簡単に実現できるシステム間通信方法、コンピュータ
及びインタフェイスモジュール用プログラムを提供する
ことにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に請求項1に記載の発明は、ファイヤウォールによりイ
ンターネットから保護された複数のイントラネット内に
各々設置された複数のコンピュータが実行するアプリケ
ーション間で行われる通信を、前記各コンピュータが格
納するインタフェイスモジュールの実行により行うシス
テム間通信方法であって、前記インタフェイスモジュー
ルを実行してコンピュータが行う通信処理は、アプリケ
ーションから受け取った情報伝達事項を、送信先のメー
ルアドレスを指定して電子メールとして送信する段階
と、自身宛のメールアドレスの電子メールをメールサー
バから取得して該電子メールの情報伝達事項を前記アプ
リケーションに受け渡す段階とを備えたことを要旨とす
る。
【0008】この発明によれば、コンピュータがインタ
フェイスモジュールを実行することでアプリケーション
間の通信処理が行われる。アプリケーションから受け取
った情報伝達事項を、送信先のメールアドレスを指定し
て電子メールとして送信する。このとき電子メールをイ
ンタフェイスを介して受け取った相手側(送信先)のコ
ンピュータではアプリケーションにより例えば情報伝達
事項で指示された処理が実行され、情報伝達事項に処理
結果を戻す要求がしてあれば、その処理結果のデータな
どがインタフェイスにより電子メールで返信される。そ
して送信元のインタフェイスでは、自身宛のメールアド
レスの電子メールをメールサーバから取得してその情報
伝達事項をアプリケーションに受け渡す。このようにア
プリケーション間(システム間)通信がインタフェイス
により電子メールの情報の授受で行われる。一方、イン
トラネットを構築するときには、ファイヤウォールによ
りインターネットから保護されたイントラネットの内外
に一組のメールサーバをファイヤウォールの外から内へ
の通信が許可された状態に設置されることが通常行われ
る。この種のメールサーバを使用しない通信方法である
と、機密保持のための設備を別途用意する必要がある
が、電子メールで通信を行うことにより電子メール用の
既存の設備やシステムを利用することができ、比較的簡
単かつ低コストで機密保持の高いシステム間通信の導入
が可能となる。その他の構成でイントラネットが構築さ
れていても、電子メール用の機密保持機能を流用できる
ことで、簡単かつ低コストに機密保持の高いシステム間
通信の導入が可能である。
【0009】請求項2に記載の発明は、ファイヤウォー
ルによりインターネットから保護されたイントラネット
内に各々設置された複数のコンピュータが実行するアプ
リケーション間で行われる通信を、前記各コンピュータ
が格納するインタフェイスモジュールの実行により行う
システム間通信方法であって、各コンピュータが前記イ
ンタフェイスモジュールを実行して行う通信処理は、送
信元のコンピュータがインタフェイスモジュールを実行
し、アプリケーションから受け取った情報伝達事項を送
信先のメールアドレスを指定して電子メールとして送信
する段階と、送信先のコンピュータがインタフェイスモ
ジュールを実行し、自身宛のメールアドレスで送られて
きた電子メールの着信を知るためにメールサーバを監視
する段階と、前記メールサーバの監視によって自身宛の
メールアドレスの電子メールの着信を知ると直ちに該電
子メールを取り込む段階と、前記取り込んだ電子メール
の情報伝達事項をアプリケーションに受け渡す段階と、
前記アプリケーションが前記情報伝達事項に対する応答
をした情報伝達事項を該アプリケーションから受け取っ
て送信元のメールアドレスを指定して電子メールとして
返信する段階と、送信元のコンピュータがインタフェイ
スモジュールを実行し、自身宛のメールアドレスで送ら
れてきた電子メールの着信を知るためにメールサーバを
監視する段階と、前記メールサーバの監視によって自身
宛のメールアドレスの電子メールの着信を知ると直ちに
該電子メールを取り込む段階と、前記取り込んだ返信の
電子メールで応答された情報伝達事項をアプリケーショ
ンに受け渡す段階とを備えたことを要旨とする。
【0010】この発明によれば、各コンピュータがイン
タフェイスモジュールを実行することによりアプリケー
ション間通信が行われる。送信元のコンピュータがイン
タフェイスモジュールを実行し、アプリケーションから
受け取った情報伝達事項を送信先のメールアドレスを指
定して電子メールとして送信する。送信先のコンピュー
タではインタフェイスモジュールを実行しており、自身
宛のメールアドレスで送られてきた電子メールの着信を
知るためにメールサーバを監視している。メールサーバ
の監視によって自身宛のメールアドレスの電子メールの
着信を知ると直ちに電子メールを取り込む。そして取り
込んだ電子メールの情報伝達事項をアプリケーションに
受け渡す。アプリケーションが情報伝達事項に対する応
答をした情報伝達事項をアプリケーションから受け取っ
て送信元のメールアドレスを指定して電子メールとして
返信する。送信元のコンピュータがインタフェイスモジ
ュールを実行し、自身宛のメールアドレスで送られてき
た電子メールの着信を知るためにメールサーバを監視す
る。メールサーバの監視によって自身宛のメールアドレ
スの電子メールの着信を知ると直ちに電子メールを取り
込む。そして取り込んだ返信の電子メールで応答された
情報伝達事項をアプリケーションに受け渡す。従って、
この発明においても、請求項1の発明と同様の作用効果
が得られる。
【0011】請求項3に記載の発明は、請求項1又は2
に記載のシステム間通信方法において、コンピュータが
電子メールで送信する前に前記情報伝達事項を暗号化す
る段階と、コンピュータがメールサーバから取得した電
子メールで返信された前記情報伝達事項をアプリケーシ
ョンに受け渡す前に復号化する段階とを備えていること
を要旨とする。
【0012】この発明によれば、請求項1又は2に記載
のシステム間通信方法の作用に加え、コンピュータが電
子メールで送信する前に情報伝達事項は暗号化される。
コンピュータがメールサーバから取得した電子メールで
返信された情報伝達事項はアプリケーションに受け渡す
前に復号化される。よって、インターネットを伝送され
る際などに電子メールが仮に第三者に取得されたとして
も情報が漏洩しにくい。
【0013】請求項4に記載の発明は、ファイヤウォー
ルによりインターネットから保護されたイントラネット
内に設けられ、他のイントラネット内に設置された他の
コンピュータと各々が実行するアプリケーション間の通
信をするために実行されるインタフェイスモジュールを
格納するコンピュータであって、コンピュータが前記イ
ンタフェイスモジュールを実行することにより、アプリ
ケーションから受け取った情報伝達事項を送信先のメー
ルアドレスを指定して電子メールとしてコンピュータが
送信する送信手段と、自身宛のメールアドレスの電子メ
ールの着信を知るためにコンピュータがメールサーバを
監視する監視手段と、自身宛のメールアドレスの電子メ
ールがメールサーバに着信したことを知るとコンピュー
タが該電子メールをダウンロードするメール取得手段
と、前記ダウンロードした電子メールで送られた情報伝
達事項をコンピュータが前記アプリケーションに受け渡
す受渡手段とを備えたことを要旨とする。
【0014】この発明によれば、コンピュータがインタ
フェイスモジュールを実行することにより各手段が次の
ように動作する。すなわち、コンピュータによる送信手
段によって、アプリケーションから受け取った情報伝達
事項が送信先のメールアドレスを指定して電子メールと
して送信される。コンピュータによる監視手段は、自身
宛のメールアドレスの電子メールの着信を知るためにメ
ールサーバを監視する。監視手段により自身宛のメール
アドレスの電子メールがメールサーバに着信したことを
知ると、コンピュータによるメール取得手段は電子メー
ルをダウンロードする。そしてコンピュータによる受渡
手段によって、ダウンロードした電子メールで送られた
情報伝達事項がアプリケーションに受け渡される。よっ
て、このコンピュータをアプリケーション間通信に用い
ることにより、請求項1に記載の発明と同様の作用効果
が得られる。
【0015】請求項5に記載の発明は、請求項4に記載
のコンピュータにおいて、コンピュータが前記送信手段
によって電子メールで送信する前に前記情報伝達事項を
暗号化する暗号化手段と、コンピュータがメールサーバ
からダウンロードした電子メールで返信された前記情報
伝達事項をアプリケーションに受け渡す前に復号化する
復号化手段とを備えていることを要旨とする。
【0016】この発明によれば、請求項4に記載の発明
の作用に加え、コンピュータが送信手段によって電子メ
ールで送信する前に、コンピュータによる暗号化手段に
よって情報伝達事項が暗号化される。コンピュータがメ
ールサーバからダウンロードした電子メールで返信され
た情報伝達事項をアプリケーションに受け渡す前に、コ
ンピュータによる復号化手段によって電子メールで送ら
れた情報伝達事項の暗号が復号化される。よって、イン
ターネットを伝送される際などに電子メールが仮に第三
者に取得されたとしても情報が漏洩しにくい。
【0017】請求項6に記載の発明は、請求項4又は5
に記載のコンピュータが備える前記各手段を実現するた
めにコンピュータが実行するインタフェイスモジュール
用プログラムであることを要旨とする。
【0018】この発明によれば、インタフェイスモジュ
ール用プログラムを、アプリケーション間通信を行うコ
ンピュータに実行させることにより、アプリケーション
間通信を電子メールの通信方式で行えるようになる。よ
って、請求項1に記載の発明と同様の作用効果が得られ
る。
【0019】請求項7に記載の発明は、ファイヤウォー
ルによりインターネットから保護されたイントラネット
内のコンピュータに格納されて使用され、他のコンピュ
ータとアプリケーション間の通信を行うためにコンピュ
ータによって実行されるインタフェイスモジュール用プ
ログラムであって、アプリケーションから受け取った情
報伝達事項を送信先のメールアドレスを指定してコンピ
ュータが電子メールとして送信する段階と、自身宛のメ
ールアドレスで送られてきた電子メールの着信を知るた
めにメールサーバをコンピュータが監視する段階と、前
記メールサーバの監視によって自身宛のメールアドレス
の電子メールの着信を知ると直ちに該電子メールをメー
ルサーバからコンピュータがダウンロードする段階と、
前記ダウンロードした電子メールの情報伝達事項をコン
ピュータがアプリケーションに受け渡す段階と、前記ア
プリケーションが前記情報伝達事項に対する応答をした
情報伝達事項を該アプリケーションから受け取って送信
元のメールアドレスを指定してコンピュータが電子メー
ルとして返信する段階と、自身宛のメールアドレスで送
られてきた電子メールの着信を知るためにコンピュータ
がメールサーバを監視する段階と、前記メールサーバの
監視によって自身宛のメールアドレスの電子メールの着
信を知ると直ちにコンピュータが該電子メールをメール
サーバからダウンロードする段階と、前記ダウンロード
した返信の電子メールで応答された情報伝達事項をコン
ピュータがアプリケーションに受け渡す段階とを備えた
ことを要旨とする。
【0020】この発明によれば、インタフェイスモジュ
ール用プログラムを、アプリケーション間通信を行うコ
ンピュータに実行させることにより、アプリケーション
間通信を電子メールの通信方式で行えるようになる。イ
ンタフェイスは、送信元になるときと送信先となるとき
との両方の機能を満たすようになっている。すなわち、
送信元のアプリケーションから受け取った情報伝達事項
は送信先のメールアドレスを指定してコンピュータによ
って電子メールとして送信される。送信先となるインタ
フェイスでは、自身宛のメールアドレスで送られてきた
電子メールの着信を知るためにメールサーバをコンピュ
ータが監視する。メールサーバの監視によって自身宛の
メールアドレスの電子メールの着信を知ると直ちにその
電子メールをメールサーバからコンピュータがダウンロ
ードする。ダウンロードした電子メールの情報伝達事項
はコンピュータによってアプリケーションに受け渡され
る。情報伝達事項に対する応答としてアプリケーション
から受け取った情報伝達事項は送信元のメールアドレス
を指定してコンピュータによって電子メールとして返信
される。送信元(返信先)となるインタフェイスでは、
メールサーバの監視によって自身宛のメールアドレスの
電子メールの着信を知ると直ちにコンピュータによって
その電子メールがメールサーバからダウンロードされ
る。ダウンロードされた返信の電子メールの情報伝達事
項はコンピュータによってアプリケーションに受け渡さ
れる。従って、このインタフェイスモジュール用プログ
ラムを、アプリケーション間通信を行うコンピュータに
実行させることにより、請求項1に記載の発明と同様の
作用効果が得られる。
【0021】
【発明の実施の形態】以下、本発明を具体化した一実施
形態を図1〜図5に従って説明する。図1は、複数のイ
ントラネット内に各々設けられたコンピュータ(例えば
パーソナルコンピュータ(以下PCと記す)のアプリケ
ーション間でインターネット通信を行う処理システムを
示す。
【0022】処理システム1が構築されるインターネッ
ト2には、2つのイントラネットInt A,Int Bがそれ
ぞれファイヤウォール3,4を介して接続されている。
インターネット通信を介して一種の分散処理を行う各コ
ンピュータ(PC)5,6は、それぞれイントラネット
Int A,Int B内に設置されている。また、イントラネ
ットInt A,Int B内のコンピュータ5,6がイントラ
ネット外のコンピュータと電子メールをやりとりするた
めの電子メールシステム7,8が構築されている。電子
メールシステム7,8は、インターネット2上に構築さ
れた既存のシステムである。電子メールシステム7は、
イントラネットInt A内のメールサーバ10およびメー
ルボックス10Aと、イントラネットInt A外のメール
サーバ11とから構成される。また電子メールシステム
8は、イントラネットInt B内のメールサーバ12およ
びメールボックス12Aと、イントラネットInt B外の
メールサーバ13とから構成される。
【0023】イントラネットInt Aの内外に設置された
両メールサーバ10,11は、固定のIPアドレスA
1,A2を持っており、IPアドレスA2からイントラ
ネットInt A内のIPアドレスA1へ送られるデータの
みファイヤウォール3は通り抜けを許可する。一方、イ
ントラネットInt Bの内外に設置された両メールサーバ
12,13についても同様に、固定のIPアドレスB
1,B2を持っており、IPアドレスB2からイントラ
ネットInt B内のIPアドレスB1へ送られるデータの
みファイヤウォール4は通り抜けを許可するようになっ
ている。メールサーバ11,13はメールソフトウェア
によって動作し、イントラネットInt A,Int B外から
受け付けた電子メールはそこに留まることなく瞬時に対
応するイントラネットInt A,Int B内のメールサーバ
10,12にそれぞれ転送される。メールサーバ10,
12は、メールサーバ11,13から転送されてきた電
子メールをメールボックス10A,12Aに格納する。
このように既存の電子メールシステム7,8は、外部か
らイントラネットInt A,Int Bへ侵入しにくいシステ
ム構成となっており、通常イントラネットを構築する場
合に設置されるものなので、特別な設備の増設が必要と
いう訳でもない。またインターネット通信をするときに
伝送経路を選択するルーター14,15がイントラネッ
トInt A,Int Bの外部に設置されている。
【0024】本実施形態では、イントラネットInt A,
Int B内のコンピュータ5,6には一種の分散処理を2
台のPCによって行うためのシステムが構築されてい
る。各システムは、コンピュータ5,6のハードディス
ク等の記憶手段に格納されたアプリケーション(アプリ
ケーションプログラム)5A,6Aにより構築されてお
り、システム間通信をすることで一種の分散処理を行
う。またコンピュータ5,6には、アプリケーション
(システム)5A,6A間の通信を司るインタフェイス
5B、6Bが、ハードディスク等の記憶手段にインタフ
ェイスモジュール用プログラムが格納されることにより
構築されている。
【0025】インタフェイスモジュール用プログラム
は、システム(アプリケーション)間の通信を電子メー
ルで行うものである。すなわち、このインタフェイス
は、システムのアプリケーションが他のシステムのアプ
リケーションに指示する作業処理(命令等)の情報伝達
事項を、電子メールによって相手先のコンピュータに送
り、相手先システムの処理結果を電子メールによる返信
によって受け取る電子メール通信方式を実現可能とする
ものである。
【0026】インタフェイス5B、6Bは、インタフェ
イスモジュール用プログラムをPCにインストールする
のみで構築されるもので、このインタフェイス用ソフト
ウェアを販売などにより提供することにより、本実施形
態のような機密保持の高い処理システムを、既存の電子
メールの仕掛けを持つイントラネットに簡単に構築する
ことができる。インタフェイスモジュール用プログラム
は、例えばCD−ROM等の公知の記録媒体に記録され
て販売などされる。なお、ここでは説明を簡単にするた
め2つのコンピュータにおけるシステム間通信のみ挙げ
ているが、3つ以上の複数のコンピュータ間で通信を行
う処理システムの構築も当然可能である。
【0027】本実施形態では、コンピュータ5を端末
(クライアント)とし、コンピュータ6をサーバとして
位置付け、端末5から依頼(指示)された作業処理(命
令等)をサーバ6が実行してその作業処理結果を端末5
に戻すことにより、システム間で一種の分散処理が行わ
れることを前提として、以下の説明を進める。サーバ6
が取り扱う基幹データベースDBには企業機密に属する
各種データが格納されている。端末5はインターネット
通信を介してサーバ6との間で情報の授受を行う。デー
タベースDBに格納されるデータには、例えばメーカー
であれば製品設計図面などのCADデータ、銀行等の金
融機関であれば預金データ、各種会社などであれば経理
データなど機密保持されるべきデータが挙げられる。こ
れらの資産価値の高いデータを機密保持しつつ、遠隔か
らシステム間通信で所定の作業処理を行いたいときに、
そのシステム間通信のコミュニケーションツールとして
インタフェイス5B,6Bが用いられる。インタフェイ
ス5B,6Bは、アプリケーション5A,6Aの下位階
層に属し、アプリケーション(システム)間の通信をす
る際のインタフェイスとして機能する。
【0028】次にインタフェイスのプログラム内容につ
いて説明する。アプリケーション5A,6Aを設計する
ときには、そのプログラム中にインタフェイス5B,6
Bに通信を依頼する際に使用する例えば関数を定義す
る。もちろん、作業処理の通信を指示できるものであれ
ば、関数以外に各種コマンドなどを設定することもでき
る。またサーバ6に対する指示内容は、関数(命令等)
などによる特定の作業処理を命令する指示ではなく、単
に必要なデータをそのまま要求するだけの指示内容でも
よい。つまり、システム間の通信で授受される情報伝達
事項は、アプリケーション間でやり取りされる情報であ
れば足り、例えば関数、命令(コマンド)、プログラム
(例えばタスク等)およびデータ等が挙げられる。
【0029】図2は、アプリケーション間でインタフェ
イスを介する通信で行われる処理について一種の分散処
理を例にして説明する。アプリケーション5Aにはイン
タフェイス5Bに作業処理の通信を指示するための関数
が定義されている。例えば関数「interface A(X,入
力,出力)」を定義する。この「CALL interfaceA
(X,入力,出力)」は、「CALL function X(入力,
出力)」の処理をサーバ6に通信で指示することをイン
タフェイス5Bに指示する意味である。「functionX
(入力,出力)」は、入力と出力を指定する関数で、例
えば入力を用いて関数functionXから得られた処理結果
の出力形式を指定するものが該当する。インタフェイス
5Bは、アプリケーション5Aから「interface A
(X,入力,出力)」を受け付けると、サーバ6に「関
数functionX(入力,出力)」の処理を通信で指示する
指示であると解釈し、その旨をインタフェイス6Bに通
信で指示する。インタフェイス6Bを通じて作業処理の
指示を受けたサーバ6のアプリケーション6Aは指示に
従って「関数functionX(入力,出力)」を実行し、そ
の処理結果を指示の応答としてインタフェイス6Bに受
け渡す。インタフェイス6Bは指示の応答として受け取
ったデータ等を通信でインタフェイス5Bに送り、さら
にインタフェイス5Bはその受け取ったデータ等をアプ
リケーション5Aに受け渡す。
【0030】作業処理を指示する仕方には、図3に示す
主に3種類がある。すなわちアプリケーション5Aが作
業処理を指示する際は、関数は必須であるが、入力と出
力の両方を指定するfunction(入力,出力)の場合(同
図(c))に限らない。その他、同図(a)に示すよう
に、関数と入力だけで出力の指定がないfunctionX(入
力)の場合、同図(b)のように関数と出力だけで入力
の指定がないfunctionX(出力)の場合がある。例えば
funtion X(入力)は、入力と関数を指定するだけで所
定の出力が得られ、funtion X(出力)は、出力と関数
を指定するだけでその指定された出力が得られる。
【0031】図5は、インタフェイスを詳細に示したシ
ステムのブロック図である。このシステムは、サーバ6
のデータベースDBに企業の製品設計図面等のCADデ
ータが格納されている例であり、端末5はアプリケーシ
ョン5Aを実行するその処理上必要なデータの入手をサ
ーバ6に依頼する。サーバ6は端末5からの依頼に応じ
てデータベースDBから入力とすべきCADデータを読
み出し、CADデータに対し指示された関数に応じた所
定の処理を施して出力として得られた図形データを端末
5に返信する。
【0032】端末5がサーバ6にCADデータの処理と
して依頼する関数functionXとして、例えば図4に示す
CADデータの和算と減算を採用する例で説明する。図
4(a)に示すように、3次元CADデータとして直方
体ブロックPと円柱ブロックQとがあり、これら2つの
ブロックP,Qの3次元CADデータが関数functionX
の入力になるとする。functionXは「和算」であれば、
図4(b)に示すようにブロックPとブロックQを組付
けた全体の断面をその組付面の線を取り除いた輪郭線の
みで描いた図SDを求める演算処理となる。一方、func
tionXが「減算」であれば、ブロックPとブロックQの
組付全体図からブロックQを取り除いた(減算した)残
りのブロックPの断面を側方から見た輪郭線のみで描い
た図DDを求める演算処理となる。これらの図SD,D
Dの図形データは3次元CADデータに比べ非常に小さ
な記憶容量で済む。
【0033】端末5には入力装置17および表示装置1
8が接続されている。例えば端末5で入力装置17を操
作してシステムを動作させると、コンピュータ5はアプ
リケーション5Aを実行する。
【0034】アプリケーション5Aを構成するプログラ
ムには、インタフェイス5Bに指示を出すための関数定
義がなされており、これに相当する部分がインタフェイ
ス5Bに通信の指示を出す通信指示部20を構成する。
例えば「CALL interfaceA(X,入力,出力)」の関数
呼び出し文が通信指示部20からインタフェイス5Bに
送られる。
【0035】インタフェイス5Bは、「CALL interface
A(X,入力,出力)」の関数呼び出し文を受け付ける
指示受付部21を備え、指示受付部21はこれを解読し
てアプリケーション用のプログラム形式に変換し、例え
ば「CALL function X(入力,出力)」とする。
【0036】インタフェイス5B,6Bは、アプリケー
ション5A,6Aから指示された作業処理(命令等)を
受け付け、そのタスクを指令すべきサーバ6のメールア
ドレス(IPアドレス)を指定して、その作業処理を電
子メールでサーバ6に送信する。そしてサーバ6は指示
された作業処理を実行した処理結果のデータを電子メー
ルで返信する通信を司る。インタフェイス5B,6Bは
共に同じプログラムで構築されており、それがインスト
ールされたPC上のアプリケーションに対応付ける初期
設定とメールアドレスの設定がなされることにより、設
定内容上の違いが発生する。
【0037】電子メール通信方式を採用するインタフェ
イス5B,6Bは、主に6つの機能を備えている。すな
わち、(1) アプリケーションのCALL機能、(2) 暗号化機
能、(3) メール送信機能、(4) メール監視機能、(5) 復
号化機能、(6) メール解読機能である。
【0038】インタフェイス5B,6Bは、電子メール
のやり取りをするときに使うメールアドレスをPCと関
連付けて設定できるようになっている。ユーザは、PC
にシステムを構築するときに、システム間の通信に電子
メールを使用するためのメールアドレスをインタフェイ
ス5B,6Bに設定しておく。例えばメールアドレスと
して、「System ComA@XXXXX.co.jp 」,「System Com
B@XXXXX.co.jp 」をそれぞれのインタフェイス5B、
6Bに設定しておく。これらのメールアドレスはシステ
ム間の通信にのみ使用されるものである。
【0039】(1) アプリケーションのCALL機能とは、ア
プリケーションから指示される命令等の情報伝達事項を
インタフェイスが受け付けることを可能とする機能であ
る。本実施形態では、アプリケーションからインタフェ
イスを呼び出すための「CALL」機能である。インタ
フェイスは例えば「interface A」の関数などで通信の
指示を受け付けるようにしており、この関数で示された
命令等を認識し、アプリケーションのプログラム形式の
関数に変換する。例えばinterface A(X、入力,出
力)を、アプリケーション6Aが理解できる関数、例え
ば「functionX(入力,出力)」に変換する。インタフ
ェイス5Bでは例えば指示受付部21がこの機能を担
う。
【0040】(2) 暗号化機能とは、送信先のアプリケー
ションに実行させるべき命令等の情報伝達事項を暗号化
する暗号化処理をする機能である。これはインターネッ
ト2を伝送されるときに電子メールが盗まれても内容が
解読されにくくするための暗号化である。
【0041】(3) メール送信機能とは、メールアドレス
を付与して作業処理(命令等)などの情報伝達事項に送
信先のメールアドレスを指定して電子メールにより送信
する機能である。もちろん、送信元のメールアドレスが
分かるようにするために送信元のメールアドレスもデー
タとして電子メールに含ませることもできる。また、メ
ール送信の対象となる情報伝達事項は、電子メールの本
文として付しても添付データとして付してもどちらでも
可能である。
【0042】(4) メール監視機能とは、イントラネット
内にあるメールサーバ10,12のメールボックス10
A,12Aに自分宛のメールアドレスの付いた電子メー
ルの着信がないかを常時監視する機能である。
【0043】(5) 復号化機能とは、電子メールで送られ
てきた情報伝達事項の暗号を復号化して解く復号化処理
を行う機能である。 (6) メール解読機能とは、自分宛てのメールアドレスの
電子メールで送られてきた情報伝達事項の暗号を復号化
した後のメール内容(情報伝達事項)を解読する機能で
ある。解読することによりアプリケーション5A,6A
に情報伝達事項を受け渡す。アプリケーションに渡され
る情報伝達事項には、送信先のアプリケーションに受け
渡される送信元からの作業処理を指示する命令やデータ
と、送信元のアプリケーションに受け渡される送信先か
らの作業処理の指示を実行した処理結果のデータ等とが
ある。
【0044】インタフェイス5B,6Bは、上述したよ
うに後発的にユーザが行う設定上の違いがあるのみで、
同じプログラムにより構築されており、上述の6つの基
本機能をはじめ所有する機能は全て同じとなっている。
図5に示すように、インタフェイス5Bは、指示受付部
21、暗号化部22、メールアドレス設定部23、メー
ル送信部24、メール監視部25、メール受信部26,
復号化部27およびメール解読部28を備えている。同
様にインタフェイス6Bは、メール監視部31、メール
受信部32、復号化部33、メール解読部34、指示受
付部35、暗号化部36、メールアドレス設定部37お
よびメール送信部38を備えている。なお、メール送信
部24,38およびメールアドレス設定部23,37に
より送信手段が構成され、メール監視部25,31によ
り監視手段およびメール取得手段が構成される。また、
暗号化部22,36により暗号化手段が構成され、復号
化部27,33により復号化手段が構成され、メール解
読部28,34により受渡手段が構成される。
【0045】この例では、アプリケーション6Aには、
インタフェイス6Bから指示を受け取る指示受取部4
1、指示の処理を行う指示処理部42、処理結果(演算
結果)を出力する出力部43、表示データ作成処理部4
4、最終データを出力する出力部45などがプログラム
により構成されている。またアプリケーション5Aに
は、前記通信指示部20の他、その指示した処理結果の
出力を受け取る出力受取部46がプログラムにより構成
されている。なお、アプリケーション5A,6Aが有す
る上記各部は、コンピュータ5,6とアプリケーション
プログラムとによりそれぞれ構成される。またアプリケ
ーション5A,6Aが有する上記各部は、プログラム設
計内容によりその都度異なり得る。
【0046】次にインタフェイスの通信機能を図5の例
に従って説明する。コンピュータ5が実行するアプリケ
ーション5Aのプログラムに、インタフェイス5Bを呼
び出す命令文「CALL interfaceA(X,入力,出力)」
があると、アプリケーション5Aの通信指示部20から
インタフェイス5Bに作業処理の指示が出され、インタ
フェイス5Bの指示受付部21がこれを受け付ける。上
記命令文は、指定された入力に対する関数Xの出力を求
めて、その出力(処理結果)の応答を返す命令を通信で
サーバ6に指示する命令を意味する。
【0047】インタフェイス5Bは、指示受付部21で
上記命令を受け付けると、これを解読してアプリケーシ
ョン用のプログラム形式に変換し、例えば「CALL funct
ionX(入力,出力)」とする。次に暗号化部22で
は、指示受付部21から受け付けた情報伝達事項を暗号
化する。次のメールアドレス設定部23は、暗号化され
た情報伝達事項の送信先であるサーバ6のメールアドレ
スを指定する。そしてメール送信部24は、情報伝達事
項を含む電子メールを送信する。送信された電子メール
はインターネット2およびメールサーバ13を経由して
メールサーバ12に届けられメールボックス12Aに蓄
えられる。
【0048】一方、インタフェイス6Bでは、メール監
視部31がメールサーバ12を常時監視し、メールボッ
クス12Aに自身宛のメールアドレスが指定された電子
メールの着信があると、これを直ちにメールサーバ12
からダウンロードする。ダウンロードした電子メールは
メール受信部32に渡され、メール受信部32は電子メ
ールに付された情報伝達事項を復号化部33に受け渡
す。復号化部33は情報伝達事項の暗号を復号化する。
メール解読部34は、復号化された情報伝達事項の内容
を解読し、アプリケーションに渡すべき情報伝達事項の
みをアプリケーションのプログラム形式でアプリケーシ
ョン6Aに送る。
【0049】アプリケーション6Aでは、インタフェイ
ス6Bから指示を受け取った指示受取部41が、「CALL
function X(入力,出力)」という関数呼び出し命令
文を実行する。例えばfunction X(入力,出力)がデ
ータベースDBに格納された3次元CADデータ(ブロ
ックP,Q)の和算または減算を指示するものであれ
ば、指示処理部42は、関数function X(入力,出
力)が「和算」であれば、図4(b)に示す図形データ
SDを出力部43に出力し、関数function X(入力,
出力)が「減算」であれば、図4(c)に示す図形デー
タDDを出力部43に出力する。そして表示データ作成
処理部44では、出力部43からの図形データが表示デ
ータとして作成され、出力部45に渡される。出力部4
5はその表示データをインタフェイス6Bに受け渡す。
【0050】インタフェイス6Bでは、指示受付部35
がアプリケーション6Aから指示(命令)の応答として
表示データを受け取る。暗号化部36は表示データを暗
号化する。そしてメールアドレス設定部37は、暗号化
された応答の情報伝達事項(処理結果情報)である表示
データを送信元の端末5に返信すべく端末5のメールア
ドレスを指定する。そしてメール送信部38は、指示の
応答としての情報伝達事項(処理結果情報)を含む電子
メールを送信する。送信された電子メールはインターネ
ット2およびメールサーバ11を経由してメールサーバ
10に届けられメールボックス10Aに蓄えられる。
【0051】一方、インタフェイス5Bでは、メール監
視部25がメールサーバ10を常時監視し、メールボッ
クス10Aに自身宛のメールアドレスが指定された電子
メールの着信があると、これを直ちにメールサーバ10
からダウンロードする。ダウンロードした電子メールは
メール受信部26に渡され、メール受信部26は電子メ
ールに付された情報伝達事項を復号化部27に受け渡
す。復号化部27は情報伝達事項の暗号を復号化する。
メール解読部28は、復号化された情報伝達事項の内容
を解読し、アプリケーションに渡すべき情報伝達事項の
みをアプリケーションのプログラム形式にしてアプリケ
ーション5Aに送る。アプリケーション5Aでは、出力
受取部46が指示の応答としての情報伝達事項として表
示データを受け取る。例えば、アプリケーション5Aの
実行結果としてサーバ6から受け取った表示データを基
に表示装置18の画面に所定の図形(例えば図4
(b),(c))が表示される。
【0052】上記説明は、端末5からサーバ6に作業処
理を指示する例としたが、サーバ6から端末5に作業処
理を指示する場合も同様の手順をとる。また、コンピュ
ータ5を端末、コンピュータ6をサーバとして位置付け
たが、これはあくまで一例であって、2つのコンピュー
タ5,6の位置付けはそれに限定されるものではない。
また2つのコンピュータ間ではなく、3つ以上の複数の
コンピュータ間でアプリケーション間(システム間)通
信を行う場合も、インタフェイスによって同様の通信手
順で行われる。さらに、メーカなどの製品設計図面デー
タなどを扱うサーバなどのコンピュータに限定されず、
例えば銀行等の金融機関の預金データ、研究機関の研究
データなどの機密保持の必要のある各種データを格納す
る基幹データベースを持つサーバをイントラネット内に
設置してシステム間通信を行うときに、簡単に機密保持
を担保する目的で、本実施形態のインタフェイス(イン
タフェイスモジュール用プログラム)を使用することも
できる。
【0053】従って、この実施形態によれば以下の効果
を得ることができる。 (1)アプリケーション5A,6A間(システム間)の
情報のやり取りを電子メールによる通信で行えるように
するコミュニケーションツールとしてのインタフェイス
(インタフェイスモジュール)5B、6Bを提供した。
複数のPCのアプリケーション間で分散処理などを行う
ときに情報伝達事項(命令やデータ等)を、電子メール
伝送経路を通って送信・返信することにより、メールサ
ーバ10〜13を介した既存の安全な電子メールの仕掛
けの上で通信システムを構築でき、比較的高い機密保持
を担保することができる。よって、システム間の通信を
するコミュニケーションツールとしてインタフェイス5
B,6Bが提供されることにより、既存の比較的機密保
持の高い電子メールシステムを流用することができ、機
密保持を保つために新たな設備の構築や機密保持用ソフ
トウェアなどを採用することなく、簡単かつ低コストで
機密保持の高い通信システムを構築することができる。
【0054】(2)電子メールで通信するときに情報伝
達事項(命令やデータ等)を暗号化するので、インター
ネット2を通るときに仮に情報伝達事項を奪われても、
そのデータ等の漏洩の心配をかなり減らすことができ
る。
【0055】(3)電子メールの着信を知るためにメー
ルサーバ10,12を常時監視するので、電子メールが
届いたら直ぐにインタフェイス5B,6Bによりメール
ボックス10A,12Aからダウンロードしてアプリケ
ーション5A,6Aへ受け渡すことができる。よって、
電子メールの送信時および返信時ともにスピーディに情
報伝達事項の受け渡しがなされ、メールサーバを経由す
る伝送経路を取るものの、比較的高速な処理速度を確保
できる。
【0056】なお、実施形態は前記に限定されず、例え
ば次の態様に変更してもよい。 ・ 電子メールで送信するデータを暗号化することは必
須ではない。データを暗号化しないとデータを盗まれた
ときに情報が漏洩する恐れがあるが、基幹データベース
などを有するサーバをイントラネット内に設置できる点
だけでも、データベースの機密保持は十分担保される。
【0057】・ 前記実施形態では、メールサーバ(メ
ールボックス)を常時監視し、電子メールの着信がある
とその電子メールを直ちにダウンロードする構成を採っ
たが、これに限定されるものではない。例えばメールサ
ーバが電子メールを配送する配送機能を備え、メールサ
ーバが着信した電子メールは直ちにコンピュータに転送
(配送)される構成をとることもできる。この場合、メ
ール監視機能は必須ではなくなる。
【0058】・ イントラネット内のメールサーバと処
理システムが1つの共通のPCで構築されていてもよ
い。このような使い方に限定する場合は、メール監視機
能は、PC内でメール着信を監視する機能となる。
【0059】・ 分散処理に使用するのではなく、単に
イントラネット外のPCからデータを取得するだけのた
めにインタフェイスを使用し、データの通信を電子メー
ルで行うようにしてもよい。この場合も、データの機密
保持は担保される。
【0060】・ コンピュータはPCに限定されない。
携帯電話やPDAなどのコンピュータを内蔵する機器で
あっても構わない。システム間(アプリケーション間)
通信をするものであれば足りる。
【0061】・ コンピュータの双方がイントラネット
内であったが、機密保持の必要がより高い一方のコンピ
ュータのみをイントラネット内に設置し、端末に相当す
るなどの他方のコンピュータはファイヤウォールで保護
されていない構成も可能である。
【0062】・ ファイヤウォールの内外に外から内へ
の通信が許可された一組のメールサーバを設置したイン
トラネット内のコンピュータに適用することが必須では
ない。例えばイントラネット内のみにメールサーバを設
置し、このメールサーバに外からファイヤウォールを通
って電子メールを直接送信するようにし、異なるイント
ラネット内のコンピュータ間でシステム間通信をする方
式を構築することもできる。この方式の場合、ファイヤ
ウォールを介した外部からの侵入が幾分し易くなって機
密保持の点ではやや劣るものの、電子メールで情報を送
信する際の送信速度(伝送速度)を高速化でき、コンピ
ュータがシステム間通信で一種の分散処理で実行するア
プリケーションの処理速度を高速にすることができる。
【0063】前記実施形態及び別例から把握できる技術
的思想を、以下に記載する。 (1)請求項1〜3のいずれか一項に記載のシステム間
通信方において、ファイヤウォールによりインターネッ
トから保護されたイントラネットの内外に一組のメール
サーバを前記ファイヤウォールの外から内への通信が許
可された状態に設置し、相異なる前記イントラネット内
に各々設置された複数のコンピュータが実行するアプリ
ケーション間で行われる通信を、前記各コンピュータが
格納するインタフェイスモジュールの実行により行うシ
ステム間通信方法であることを特徴とする。
【0064】(2)請求項4又は5に記載のコンピュー
タにおいて、一組のメールサーバがファイヤウォールの
外から内への通信が許可された状態に設置されたイント
ラネット内に設けられ、他のイントラネット内に設置さ
れた他のコンピュータと各々が実行するアプリケーショ
ン間の通信をするために実行されるインタフェイスモジ
ュールを格納するコンピュータであることを特徴とす
る。
【0065】(3)請求項7に記載のインタフェイスモ
ジュール用プログラムは、ファイヤウォールによりイン
ターネットから保護されたイントラネットの内外に一組
のメールサーバを前記ファイヤウォールの外から内への
通信が許可された状態に設置し、相異なる前記イントラ
ネット内に各々設置された複数のコンピュータが実行す
るアプリケーション間で行われる通信を行うために実行
されるインタフェイスモジュール用プログラムであるこ
とを特徴とする。
【0066】(4)請求項7又は前記技術的思想(3)
において、アプリケーションから受け取った情報伝達事
項を、電子メールとして送信する前に暗号化する段階
と、前記ダウンロードした電子メールの情報伝達事項
を、アプリケーションに受け渡す段階の前に、復号化を
する段階とを備えたことを特徴とするインタフェイスモ
ジュール用プログラム。
【0067】(5)請求項4又は5に記載のコンピュー
タにおいて、コンピュータのアプリケーションは通信相
手のコンピュータのアプリケーションに作業処理を指示
する命令を送信するものであって、コンピュータが前記
インタフェイスモジュールを実行することにより、前記
送信手段は、前記コンピュータがアプリケーションから
前記情報伝達事項として前記命令を受け取って送信先の
メールアドレスを指定して電子メールとして送信するも
のであり、前記メール取得手段は、前記電子メールを受
け取った相手側のコンピュータがアプリケーション実行
時に前記命令を実行した処理結果情報が自身宛のメール
アドレスを指定して前記相手側のコンピュータから返信
された電子メールがメールサーバに着信したことを知る
とコンピュータが該電子メールをダウンロードするもの
であって、前記受渡手段は、ダウンロードした電子メー
ルで送られた処理結果情報を前記アプリケーションにコ
ンピュータが受け渡すことを特徴とすることを要旨とす
る。ここで、命令とは、相手側のコンピュータに対して
所定の作業処理を指示することであり、命令文で送られ
る場合もあれば、データとして送られる場合、プログラ
ムとして送られる場合もある。なお、このコンピュータ
は端末で相手側のコンピュータがサーバである関係にあ
る場合が多い。
【0068】(6)前記技術的思想(5)において、前
記コンピュータは端末であり、前記相手側のコンピュー
タはサーバである。 (7)請求項4又は5に記載のコンピュータのアプリケ
ーションは通信相手のコンピュータから作業処理を指示
する命令を受信するものであって、前記メール取得手段
は、コンピュータが前記インタフェイスモジュールを実
行することにより、自身宛のメールアドレスを指定して
相手側のコンピュータから送られてきた電子メールがメ
ールサーバに着信したことを知るとコンピュータが該電
子メールをダウンロードするものであり、前記受渡手段
は、ダウンロードした電子メールで送られた情報伝達事
項である命令を前記アプリケーションにコンピュータが
受け渡すものであり、前記送信手段は、アプリケーショ
ンが命令を実行した処理結果情報をアプリケーションか
ら情報伝達事項として受け取って該処理結果情報を相手
側のメールアドレスを指定して電子メールとして送信す
るものである。ここで、命令とは、相手側のコンピュー
タに対して所定の作業処理を指示することであり、命令
文で送られる場合もあれば、データとして送られる場
合、プログラムとして送られる場合もある。なお、この
コンピュータはサーバで相手側のコンピュータが端末で
ある関係にある場合が多い。
【0069】(8)前記技術的思想(7)において、前
記コンピュータはサーバであり、前記相手側のコンピュ
ータは端末である。 (9)請求項6,7及び技術的思想(3),(4)のい
ずれか一つに記載のインタフェイスモジュール用プログ
ラムを記録するコンピュータ読取り可能な記録媒体。
【0070】
【発明の効果】以上詳述したように請求項1〜7に記載
の発明によれば、複数のコンピュータにおけるアプリケ
ーション(システム)間通信は電子メールで行われるの
で、コンピュータをイントラネット内に設置して機密保
持を保つとともに、電子メール用の既存の設備や通信技
術を利用して、機密保持の高い通信システムを比較的簡
単に構築することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 一実施形態におけ通信システムのブロック
図。
【図2】 システム間通信の流れを示すブロック図。
【図3】 作業処理の種類の説明図。
【図4】 (a)はCADデータの斜視図、(b)は加
算処理結果のデータ図、(c)は減算処理結果のデータ
を示す模式図。
【図5】 システムのブロック図。
【符号の説明】
1…処理システム、2…インターネット、3,4…ファ
イヤウォール、10,12…イントラネット内のメール
サーバ、10A,12A…メールボックス、11,13
…イントラネット外のメールサーバ、5,6…コンピュ
ータ、5A,6A…アプリケーション、5B、6B…イ
ンタフェイス(インタフェイスモジュール用プログラ
ム)、22,36…暗号化手段を構成する暗号化部、2
4,38…送信手段を構成するメール送信部、23,3
7…送信手段を構成するメールアドレス設定部、25,
31…監視手段及びメール取得手段を構成するメール監
視部、27,33…復号化手段を構成する復号化部、2
8,34…受渡手段を構成するメール解読部。
フロントページの続き (71)出願人 501287953 インパクトソフト インコーポレイテッド ImpactXoft Incorpor ated アメリカ合衆国 95119 カリフォルニア 州 グレート オークス ブルバード サ ンホゼ 22A 22A Great Oaks Boule vard、San Jose、Calif ornia USA 95119 (72)発明者 川合 基正 愛知県名古屋市中区栄二丁目12番12号 株 式会社トヨタケーラム内

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ファイヤウォールによりインターネット
    から保護された複数のイントラネット内に各々設置され
    た複数のコンピュータが実行するアプリケーション間で
    行われる通信を、前記各コンピュータが格納するインタ
    フェイスモジュールの実行により行うシステム間通信方
    法であって、 前記インタフェイスモジュールを実行してコンピュータ
    が行う通信処理は、 アプリケーションから受け取った情報伝達事項を、送信
    先のメールアドレスを指定して電子メールとして送信す
    る段階と、 自身宛のメールアドレスの電子メールをメールサーバか
    ら取得して該電子メールの情報伝達事項を前記アプリケ
    ーションに受け渡す段階とを備えたことを特徴とするシ
    ステム間通信方法。
  2. 【請求項2】 ファイヤウォールによりインターネット
    から保護されたイントラネット内に各々設置された複数
    のコンピュータが実行するアプリケーション間で行われ
    る通信を、前記各コンピュータが格納するインタフェイ
    スモジュールの実行により行うシステム間通信方法であ
    って、 各コンピュータが前記インタフェイスモジュールを実行
    して行う通信処理は、 送信元のコンピュータがインタフェイスモジュールを実
    行し、アプリケーションから受け取った情報伝達事項を
    送信先のメールアドレスを指定して電子メールとして送
    信する段階と、 送信先のコンピュータがインタフェイスモジュールを実
    行し、自身宛のメールアドレスで送られてきた電子メー
    ルの着信を知るためにメールサーバを監視する段階と、
    前記メールサーバの監視によって自身宛のメールアドレ
    スの電子メールの着信を知ると直ちに該電子メールを取
    り込む段階と、前記取り込んだ電子メールの情報伝達事
    項をアプリケーションに受け渡す段階と、前記アプリケ
    ーションが前記情報伝達事項に対する応答をした情報伝
    達事項を該アプリケーションから受け取って送信元のメ
    ールアドレスを指定して電子メールとして返信する段階
    と、 送信元のコンピュータがインタフェイスモジュールを実
    行し、自身宛のメールアドレスで送られてきた電子メー
    ルの着信を知るためにメールサーバを監視する段階と、
    前記メールサーバの監視によって自身宛のメールアドレ
    スの電子メールの着信を知ると直ちに該電子メールを取
    り込む段階と、前記取り込んだ返信の電子メールで応答
    された情報伝達事項をアプリケーションに受け渡す段階
    とを備えたことを特徴とするシステム間通信方法。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2に記載のシステム間通信
    方法において、 コンピュータが電子メールで送信する前に前記情報伝達
    事項を暗号化する段階と、 コンピュータがメールサーバから取得した電子メールで
    返信された前記情報伝達事項をアプリケーションに受け
    渡す前に復号化する段階とを備えているシステム間通信
    方法。
  4. 【請求項4】 ファイヤウォールによりインターネット
    から保護されたイントラネット内に設けられ、他のイン
    トラネット内に設置された他のコンピュータと各々が実
    行するアプリケーション間の通信をするために実行され
    るインタフェイスモジュールを格納するコンピュータで
    あって、 コンピュータが前記インタフェイスモジュールを実行す
    ることにより、 アプリケーションから受け取った情報伝達事項を送信先
    のメールアドレスを指定して電子メールとしてコンピュ
    ータが送信する送信手段と、 自身宛のメールアドレスの電子メールの着信を知るため
    にコンピュータがメールサーバを監視する監視手段と、 自身宛のメールアドレスの電子メールがメールサーバに
    着信したことを知るとコンピュータが該電子メールをダ
    ウンロードするメール取得手段と、 前記ダウンロードした電子メールで送られた情報伝達事
    項をコンピュータが前記アプリケーションに受け渡す受
    渡手段とを備えたことを特徴とするコンピュータ。
  5. 【請求項5】 請求項4に記載のコンピュータにおい
    て、 コンピュータが前記送信手段によって電子メールで送信
    する前に前記情報伝達事項を暗号化する暗号化手段と、 コンピュータがメールサーバからダウンロードした電子
    メールで返信された前記情報伝達事項をアプリケーショ
    ンに受け渡す前に復号化する復号化手段とを備えている
    コンピュータ。
  6. 【請求項6】 請求項4又は5に記載のコンピュータが
    備える前記各手段を実現するためにコンピュータが実行
    するインタフェイスモジュール用プログラム。
  7. 【請求項7】 ファイヤウォールによりインターネット
    から保護されたイントラネット内のコンピュータに格納
    されて使用され、他のコンピュータとアプリケーション
    間の通信を行うためにコンピュータによって実行される
    インタフェイスモジュール用プログラムであって、 アプリケーションから受け取った情報伝達事項を送信先
    のメールアドレスを指定してコンピュータが電子メール
    として送信する段階と、 自身宛のメールアドレスで送られてきた電子メールの着
    信を知るためにメールサーバをコンピュータが監視する
    段階と、 前記メールサーバの監視によって自身宛のメールアドレ
    スの電子メールの着信を知ると直ちに該電子メールをメ
    ールサーバからコンピュータがダウンロードする段階
    と、 前記ダウンロードした電子メールの情報伝達事項をコン
    ピュータがアプリケーションに受け渡す段階と、 前記アプリケーションが前記情報伝達事項に対する応答
    をした情報伝達事項を該アプリケーションから受け取っ
    て送信元のメールアドレスを指定してコンピュータが電
    子メールとして返信する段階と、 自身宛のメールアドレスで送られてきた電子メールの着
    信を知るためにコンピュータがメールサーバを監視する
    段階と、 前記メールサーバの監視によって自身宛のメールアドレ
    スの電子メールの着信を知ると直ちにコンピュータが該
    電子メールをメールサーバからダウンロードする段階
    と、 前記ダウンロードした返信の電子メールで応答された情
    報伝達事項をコンピュータがアプリケーションに受け渡
    す段階とを備えたことを特徴とするインタフェイスモジ
    ュール用プログラム。
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