JP2003099331A - ソフトウェアの利用方法および利用システム - Google Patents

ソフトウェアの利用方法および利用システム

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JP2003099331A JP2001294025A JP2001294025A JP2003099331A JP 2003099331 A JP2003099331 A JP 2003099331A JP 2001294025 A JP2001294025 A JP 2001294025A JP 2001294025 A JP2001294025 A JP 2001294025A JP 2003099331 A JP2003099331 A JP 2003099331A
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Shinichi Ariyoshi
信一 有吉
Nobuhiro Mori
展宏 毛利
Sosuke Yoshida
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 利用者の機密性を保持できるようにする。 【解決手段】 ソフトウェア利用システム10を構成し
ているセンタ100のサーバ110は、通信衛星32を
介したBS放送、またはインターネット40によってア
プリケーションプログラムを利用者200に送信する。
利用者200は、端末装置210のプログラム受信部2
12がログラムを受信してプリケーションプログラムメ
モリ216に格納する。端末装置210は、アプリケー
ションプログラムとデータとを別々に記憶しており、ア
プリケーションプログラムメモリ216に格納してある
プログラムを用いてデータの処理を行い、処理後のデー
タをデータモリ218に記憶する。プログラム書替手段
214は、センタ100から新しいプログラムが送られ
てくると、アプリケーションプログラムメモリ216に
格納してある従来のプログラムを新しいプログラムに書
き替える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ソフトウェアの利
用方法に係り、特に、制度改正に対応した仕様変更、不
具合対策等によるプログラムの変更が頻繁に発生するシ
ステムに好適なソフトウェアの利用方法およびソフトウ
ェア利用システムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、例えば介護業務の支援システムに
おいて、ASP(アプリケーション・サービス・プロバ
イダー)事業者のインターネットによる利用者のソフト
ウェアの利用方法は、アプリケーションプログラムをセ
ンタ側に置き、介護スケジュール等のデータをセンタ側
または利用者側に置き、利用者はインターネット等の通
信回線を介してソフトウェアを利用し、通信回線を接続
した状態でデータの処理を行なっていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記したように、AS
P事業者の有するアプリケーションプログラムを利用す
る場合、通信回線を介してASP事業者側の装置と利用
者側の装置とを接続した状態でデータの処理を行なう必
要がある。このため、データの処理をしている間、利用
者側の装置とASP事業者側の装置との間でデータの授
受が行なわれることにより、第三者によってデータを盗
まれたり、見られたりするおそれがあり、利用者の機密
が漏れるおそれがある。また、処理時間が長くかかるシ
ステムの場合、利用者が常時接続契約した場合を除き、
利用者の通信費がかかるという問題がある。しかも、通
信時間が長ければ長いほど途中で回線が中断する可能性
が高く、もし、回線が中断した場合には、もう一度最初
から処理をやり直さねばならず、これに要する利用者の
作業も膨大なものとなる。
【0004】さらに、利用者が増えた場合、利用が特定
の時間帯に集中すると、通信回線が混み合うためにつな
がりにくくなったり、つながったとしてもパフォーマン
ス(応答性)が低下するという問題がある。そして、こ
の問題に対処するためには、ASP事業者側が同時に利
用することができる利用者数を多くするための設備投資
をする必要があり、また、通信回線経由で侵入してくる
コンピュータウィルス、またはハッカー対策のためにも
膨大な投資をしなければならず、多くの費用がかかると
いう難点があった。
【0005】ところで、業務がスタンドアロン方式でも
問題なく行えるシステム、または利用者がデータを随時
修正していくような処理時間が長くかかるシステム、あ
るいはインターネットで処理している間にデータを盗ま
れる可能性があるため、絶対にデータを盗まれては困る
システムなどの場合、利用形態は必ずしもASPである
必要はなく、スタンドアロン方式の方が望ましい。
【0006】本発明は、このような事情に鑑みて成され
たものであり、利用者の機密性を保持できるようにする
ことを目的としている。また、本発明は、通信費を低減
することを目的としている。そして、本発明は、スタン
ドアローンの形式を取りながら、最新のプログラムに自
動的に更新できるようにすることを目的としている。さ
らに、本発明は、通信回線の接続時間を短縮できるよう
にすることを目的としている。また、本発明は、契約切
れなどによるプログラムの無断使用を防止できるように
することを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本発明に係るソフトウェアの利用方法は、利用者
側においてプログラムと、このプログラムを用いて処理
するデータとを分けて記憶するとともに、通信回線を介
してセンタ側から前記利用者側に新たなプログラムが送
られてきたときに、利用者側に記憶されていたプログラ
ムを新たなプログラムに書き替えることを特徴としてい
る。
【0008】利用者側とセンタ側とを通信容量の異なる
複数の通信回線により接続し、センタ側が送信する新た
なプログラムの大きさ、または新たなプログラムの送信
先数の少なくとも一方に基づいて、新たなプログラムを
送信する通信回線を選択するようにできる。そして、上
記のソフトウェアの利用方法を実施するソフトウェア利
用システムは、通信回線を介して送られてきたプログラ
ムを受信する受信手段と、この受信手段が受信したプロ
グラムを記憶するプログラム記憶手段と、このプログラ
ム記憶手段が記憶している前記プログラムを用いて処理
するデータを記憶するデータ記憶手段と、前記受信手段
が新たなプログラムを受信したときに、前記プログラム
記憶手段内の前記プログラムを前記新たなプログラムに
書き替える書替手段とを有することを特徴としている。
【0009】プログラムは、プログラムの利用期間情報
を含み、利用期間の経過後は利用不能にすることができ
る。そして、プログラムを通信回線に出力する送信手段
と受信手段とは通信容量の異なる複数の通信回線を介し
て接続し、前記送信手段は送信する前記プログラムの大
きさ、またはプログラムの送信先数の少なくともいずれ
かに基づいて前記通信回線を選択する回線選択部を有す
るようにできる。
【0010】
【作用】上記のごとくなっている本発明によれば、利用
者側においてプログラムとデータとを別々に記憶し、こ
れらを用いてデータの処理を行なう。従って、利用者が
ソフトウェア(アプリケーションプログラムとデータ)
を利用する際に通信回線を利用しないため、利用者のデ
ータなどが通信回線の通過中に、第三者によって盗まれ
るようなことがなく、利用者の機密性が保持されて信頼
性を高めることができる。
【0011】また、ソフトウェアを利用する際に通信回
線と接続しないため、利用者が負担する通信費を低減す
ることができる。しかも、通信回線を介して利用者側と
センタ側とでデータの授受などを行なわないため、利用
がある時間帯に集中して通信回線がつながりにくくなっ
たり、通信回線の遅延が原因となることによる応答性が
低下したりすることがない。さらに、本発明は、センタ
側から利用者側に新たなプログラムが送られてきたとき
に、利用者側が記憶しているプログラムを新たなプログ
ラムに書き替えるようにしているため、制度の改正に対
応した仕様の変更や、不具合対策などによってプログラ
ムが変更された場合であっても、スタンドアローンの形
式を採りながら最新のプログラムに自動的に更新するこ
とができる。
【0012】そして、本発明は、利用者側とセンタ側と
を通信容量に異なる複数の回線によって接続し、センタ
側が送信する新たなプログラムの大きさ、または新たな
プログラムの送信先数の少なくとも一方に基づいて、新
たなプログラムを送信する通信回線を選択するようにし
ているため、大容量の通信を行なう場合であっても、通
信回線の接続時間を短縮することができる。
【0013】また、本発明は、プログラムに利用期間情
報を有し、利用期間の経過後は利用不能にしてあるた
め、プログラムの利用契約が終了したのちにおけるプロ
グラムの無断利用を防止することができる。
【0014】
【発明の実施の形態】本発明に係るソフトウェアの利用
方法およびソフトウェア利用システムの好ましい実施の
形態を、添付図面に従って詳細に説明する。図1は、本
発明の実施の形態に係るソフトウェア利用システムの説
明図であって、介護業務支援システムに適用した例を示
したものである。図1において、ソフトウェア利用シス
テム10は、センタ100に設けたサーバ110と、複
数の利用者200のそれぞれに設置した利用者端末装置
210とを有している。
【0015】サーバ110は、送信手段であって、介護
支援用のアプリケーションプログラム(プログラム)を
記憶するプログラム記憶部112と、作用の詳細を後述
する回線選択部114とプログラム送信部116とを備
えている。そして、サーバ110は、LAN120を介
して介護スケジュール等のデータを記憶するデータベー
ス記憶部130に接続してある。また、LAN120に
は、ルータ122、124が接続してある。ルータ12
2は、通信回線である専用回線12を介してBS放送局
20に接続してある。
【0016】すなわち、BS放送局20は、LAN22
にルータ24が設けてあって、このルータ24に、セン
タ100に設置したルータ122を接続された専用回線
12が接続してある。また、LAN22には、通信回線
を構成するBS送信部26と、このBS送信部26の監
視やメンテナンスを実施するための監視用端末28が接
続してある。そして、BS送信部26は、BSアンテナ
30に接続してあって、センタ100から送信されてき
たアプリケーションプログラムを通信衛星32にBSア
ンテナ30を介して送信する。なお、監視用端末28
は、設けなくともよい。
【0017】センタ100の他方のルータ124は、通
信回線であるインターネット40のプロバイダ42に接
続してあり、サーバ110のプログラム送信部116が
出力したプログラムをインターネット40に送信できる
ようにしてある。また、インターネット40には、プロ
バイダ42を介して利用者200が接続してある。
【0018】利用者200に設置されている利用者端末
装置(端末装置)210は、受信手段であるプログラム
受信部212、書替手段であるプログラム書替手段21
4、プログラム記憶手段であるアプリケーションプログ
ラムメモリ126、データ記憶手段であるデータメモリ
218を有している。
【0019】端末装置210は、プログラム受信部21
2を介してLAN220に接続してある。このLAN2
20には、BS受信部222とルータ224が設けてあ
る。BS受信部222は、BSアンテナ226に接続し
てあり、通信衛星32からBSアンテナ226が受信し
たプログラムを、LAN220を介して端末装置210
に転送する。また、ルータ224は、プロバイダ42を
介してインターネット40に接続してあって、インター
ネット40を経由して送られてきたプログラムをLAN
220に送出し、端末装置210に送る。
【0020】このようになっているソフトウェア利用シ
ステム10は、次のようにして運営される。まず、利用
者200は、センタ100との間でアプリケーションプ
ログラムの利用契約を結び、所定のソフトウェア利用料
を支払う。図2は、利用者200に対するソフトウェア
利用料の課金方法の一例を示すフローチャートである。
【0021】まず、図2のステップ151に示したよう
に、事業者であるセンタ100は、利用料金の回収を1
乃至複数の金融機関に委託する。次に、センタ(事業
者)100と利用者200とがソフトウェアの利用及び
利用料金の支払方法を契約する(ステップ152)。
【0022】この利用料金の支払い方法、すなわち利用
料金の回収の方法は、例えばソフトウェアの利用料金を
毎月の定額制にしたとき、実施形態の場合、(1)一ヶ
月利用分の前払い、(2)一ヶ月利用後の支払い、
(3)二ヶ月利用後の纏め払い、(4)一ヶ年利用分の
前払い、(5)一ヶ年利用後の纏め払いのいずれかで行
う。
【0023】また、ソフトウェアの利用料金を毎月の基
本料金+毎月の利用分、または毎月の利用分のみとした
場合、利用料金の回収の方法は、(1)一ヶ月利用後の
支払い、(2)二ヶ月利用後の纏め払い、(3)一ヶ年
利用後の纏め払いのいずれかで行う。
【0024】次に、利用者200は、ステップ153に
示したように、利用料金を振込む金融機関を事業者が指
定した1乃至複数の金融機関のうちから任意の1を選択
し、支払方法に従い金融機関に対してソフトウェアの利
用料金を振込む(ステップ154)。これを受けて金融
機関は、手数料を差し引いたのち、センタ(事業者)1
00に対しソフトウェアの利用料金を振込む(ステップ
155)。以降、利用者200がソフトウェアを利用し
ている間は、ステップ154、155の処理が繰り返さ
れることで利用料金が回収される。
【0025】なお、センタ100は、利用者200との
間にソフトウェアの利用契約が締結されると、通信衛星
32を介したBS放送またはインターネット40によっ
て利用者200にアプリケーションプログラムを送信す
る。このアプリケーションプログラムは、利用者200
の端末装置210のアプリケーションプログラムメモリ
216に書き込まれて格納される。
【0026】図3は、センタ100が利用者200にソ
フトウェアの利用権を与える方法を示すフローチャート
の一実施例である。まず、ステップ161に示したよう
に、利用者200は、端末装置210にてアプリケーシ
ョンプログラムメモリ216に格納してあるアプリケー
ションプログラムを起動する。アプリケーションプログ
ラム216aは起動されると、予め自身に組み込まれて
いる利用者200が利用可能な日時を読み込む(ステッ
プ162)。本発明の実施形態の場合、この日時は、セ
ンタ100がアプリケーションプログラム216aの送
付を完了した日の1ヶ月後に設定されている。
【0027】アプリケーションプログラム216aは、
起動された日時が利用許可されている日時かどうかを判
断し、利用可能であればプログラムの利用可能状態に移
行する。そして、利用者200は、起動されたアプリケ
ーションプログラム216aを用いて端末装置210に
よりデータメモリ218内に格納してあるデータや、図
示しない入力手段から入力されたデータを処理し(ステ
ップ164)、処理を終了したデータをデータメモリ2
18に格納する。データメモリ218に格納するデータ
218aは、実施形態の場合、図4に示したように、1
ヶ月単位にまとめて格納するようになっている。このた
め、利用者200は、データメモリ218内のデータ2
18aの修正をする場合、任意の月を指定してデータメ
モリ218からデータ218aを取り出して修正するこ
とができるようにしてある。しかし、データの格納形式
は、これに限定されない。
【0028】一方、アプリケーションプログラム216
aは、図3のステップ163において利用不可能と判断
した場合には、プログラムを終了する(ステップ16
5)。なお、アプリケーションプログラム216aは、
利用者200に対し利用権が無い旨のメッセージを、端
末装置210の図示しない表示装置に表示するようにし
てもよい。
【0029】このように、ソフトウェア利用システム1
0は、利用者200がデータを処理する際に、端末装置
210が通信回線に接続されていないため、データを盗
まれるようなことがなく、利用者200の機密性が保持
され、信頼性を高めることができる。また、アプリケー
ションプログラム216a自体に利用期限に関する情報
を持たせ、利用期限が経過すると利用できなくなるよう
にしてあるため、利用期限経過後の不正利用を防止する
ことができる。
【0030】図5は、センタ100に設置したサーバ1
10の回線選択部216による回線選択方法を示すフロ
ーチャートの一実施例である。サーバ110は、毎日、
所定の時間になるとデータベース記憶部130を探査
し、1ヶ月のプログラム利用期間が満了する利用者20
0を抽出し、そのリストを作成するとともに、アプリケ
ーションプログラム記憶部112に格納してあるアプリ
ケーションプログラムを読み出し、このアプリケーショ
ンプログラムに利用期限の日付を書き入れて回線選択部
114に送出する。
【0031】回線選択部216は、図5のステップ17
1に示したように、アプリケーションプログラム記憶部
112から送信するプログラムを受け取ると(ステップ
171)、送信するプログラムの容量および送信先の利
用者数を読み込む(ステップ172)。そして、回線選
択部116は、送信するプログラム容量が1.4MB
(9.6kbpsの転送速度で約20分かかる情報量)
以上、または送信先である利用者200の数が20ヶ所
以上であるかどうかを判断する(ステップ173)。
【0032】回線選択回路114は、前記条件に当ては
まればプログラム送信部116、ルータ122を介して
BS放送局20にプログラムを送り、衛星通信32を用
いてプログラムを送信し(ステップ174)、前記条件
に当てはまらなければプログラム送信部116、ルータ
124を介してインターネット40にプログラムを送出
し、インターネット40を用いてプログラムを送信する
(ステップ175)。送信したい次のプログラムがある
場合は、再びステップ171に戻り、ステップ171〜
175の処理を続行する。
【0033】利用者200に設置してある端末装置21
0は、プログラム受信部212が通信衛星32またはイ
ンターネット40を介して送られてきた新たなアプリケ
ーションプログラム216a受信すると、プログラム書
替手段214に送出する。プログラム書替手段214
は、プログラム受信部212から新たなプログラムが送
られてくると、アプリケーションプログラムメモリ21
6に格納してある従来のアプリケーションプログラムを
新たなアプリケーションプログラムに書き替える。
【0034】このように、本発明によれば、センタ10
0と利用者200との間で予め複数の共通な通信手段
(BS放送、インターネット40)を用意(契約)し、
例えば、通常の情報の送受信はインターネット40を使
用し、プログラムの送信または特定量以上の容量を持つ
情報の送信を行う場合は通信衛星32を使用することを
決めておき、通信衛星32を使用する場合は指定した日
の指定した時間に情報を送信する。
【0035】BSデジタル、東経110度CSデジタル
という衛星通信、あるいは、地上波デジタルという通信
手段は1Mbps〜80Mbpsと回線速度が速いた
め、送信できる情報量が大きく、さらに、一度に多数の
利用者に対して情報を送信できるという特徴があるた
め、プログラムのような大量情報の送信には最も適して
おり、これらの通信手段を使用することにより大量情報
の高速送信を容易に実施することが可能となる。
【0036】さらに、今後も順次、高速通信が可能であ
り、また、モバイルに対応した通信方法が追加されてい
く予定であるため、回線速度等の特性を考慮してその都
度最適な通信手段を選択していくことにより情報送信時
間の最短化を測ることが可能となる。
【0037】
【発明の効果】以上に説明したように、本発明によれ
ば、利用者側においてプログラムとデータとを別々に記
憶し、これらを用いてデータの処理を行なう。従って、
利用者がソフトウェア(アプリケーションプログラムと
データ)を利用する際に通信回線を利用しないため、利
用者のデータなどが通信回線の経過中に、第三者によっ
て盗まれるようなことがなく、利用者の機密性が保持さ
れて信頼性を高めることができる。
【0038】また、ソフトウェアを利用する際に通信回
線と接続しないため、利用者が負担する通信費を低減す
ることができる。しかも、通信回線を介して利用者側と
センタ側とでデータの授受などを行なわないため、利用
が集中して通信回線がつながりにくくなったり、通信回
線の遅延が原因による応答性の低下したりすることがな
い。さらに、本発明は、センタ側から利用者側に新たな
プログラムが送られてきたときに、利用者側が記憶して
いるプログラムを新たなプログラムに書き替えるように
しているため、制度の改正に対応した仕様の変更や、不
具合対策などによってプログラムが変更された場合であ
っても、スタンドアローンの形式を採りながら最新のプ
ログラムに自動的に更新することができる。
【0039】そして、本発明は、利用者側とセンタ側と
を通信容量に異なる複数の回線によって接続し、センタ
側が送信する新たなプログラムの大きさ、または新たな
プログラムの送信先数の少なくとも一方に基づいて、新
たなプログラムを送信する通信回線を選択するようにし
ているため、大容量の通信を行なう場合であっても、通
信回線の接続時間を短縮することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施の形態に係るソフトウェア利用
システムの説明図である。
【図2】 実施の形態に係る利用者に対するソフトウェ
ア利用料の課金方法を説明するフローチャートである。
【図3】 実施の形態に係る利用者にソフトウェアの利
用権を与える方法を説明するフローチャートである。
【図4】 実施の形態に係るデータの格納方法を説明す
る図である。
【図5】 実施の形態に係るセンタに設けたサーバの回
線選択部による回線選択方法を説明するフローチャート
である。
【符号の説明】
10……ソフトウェア利用システム、20、32、40
……通信回線(放送局、通信衛星、インターネット)、
100……センタ、110……送信手段(サーバ)、1
12……アプリケーションプログラム記憶部、110…
…回線選択手段(回線選択部)、112……プログラム
送信部、200……利用者、210……端末装置、21
2……受信手段(プログラム受信部)、214……プロ
グラム書替手段、216……プログラム記憶手段(アプ
リケーションプログラムメモリ)、218……データ記
憶手段(データメモリ)。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G06F 9/06 640A Fターム(参考) 5B017 AA03 AA06 BB00 BB09 BB10 CA15 5B076 AB10 BB06 FB18

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 利用者側においてプログラムと、このプ
    ログラムを用いて処理するデータとを分けて記憶すると
    ともに、通信回線を介してセンタ側から前記利用者側に
    新たなプログラムが送られてきたときに、利用者側に記
    憶されていたプログラムを新たなプログラムに書き替え
    ることを特徴とするソフトウェアの利用方法。
  2. 【請求項2】 前記利用者側と前記センタ側とを通信容
    量の異なる複数の通信回線により接続し、前記センタ側
    が送信する前記新たなプログラムの大きさ、または新た
    なプログラムの送信先数の少なくとも一方に基づいて、
    前記新たなプログラムを送信する前記通信回線を選択す
    ることを特徴とする請求項1に記載のソフトウェアの利
    用方法。
  3. 【請求項3】 通信回線を介して送られてきたプログラ
    ムを受信する受信手段と、この受信手段が受信したプロ
    グラムを記憶するプログラム記憶手段と、このプログラ
    ム記憶手段が記憶している前記プログラムを用いて処理
    するデータを記憶するデータ記憶手段と、前記受信手段
    が新たなプログラムを受信したときに、前記プログラム
    記憶手段内の前記プログラムを前記新たなプログラムに
    書き替える書替手段とを有することを特徴とするソフト
    ウェア利用システム。
  4. 【請求項4】 前記プログラムは、プログラムの利用期
    間情報を含み、利用期間の経過後は利用不能にしてある
    ことを特徴とする請求項3に記載のソフトウェア利用シ
    ステム。
  5. 【請求項5】 前記プログラムを通信回線に出力する送
    信手段と前記受信手段とは通信容量の異なる複数の通信
    回線を介して接続され、前記送信手段は送信する前記プ
    ログラムの大きさ、またはプログラムの送信先数の少な
    くともいずれかに基づいて前記通信回線を選択する回線
    選択部を有していることを特徴とする請求項3または4
    に記載のソフトウェア利用システム。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2006035529A1 (ja) * 2004-09-27 2006-04-06 Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha 移動端末装置およびそのソフトウェア自動更新システム

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WO2006035529A1 (ja) * 2004-09-27 2006-04-06 Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha 移動端末装置およびそのソフトウェア自動更新システム

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