JP2003099321A - メモリ制御装置 - Google Patents
メモリ制御装置Info
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- JP2003099321A JP2003099321A JP2001290163A JP2001290163A JP2003099321A JP 2003099321 A JP2003099321 A JP 2003099321A JP 2001290163 A JP2001290163 A JP 2001290163A JP 2001290163 A JP2001290163 A JP 2001290163A JP 2003099321 A JP2003099321 A JP 2003099321A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 前もってWriteしたアドレスに対し、P
DLの値を変えながらReadアクセスし、正しい値が
読めたかでPDLに設定する最適遅延時間を認識し、有
効領域内でReadデータをラッチすること。 【解決手段】 DDR−SDRAM14〜16にデータ
を読み書きするメモリシステムに対し、データストロー
ブ信号DQSを遅延させてディレイ調整するディレイ調
整手段(図示せず)を備え、ある特定の値を特定のアド
レスに書き込み、ディレイ調整手段のディレイ値を変更
し、アドレスと同じアドレスへ読み込み、両者の値を比
較して認識し、当該認識した読み込み可能範囲の中間値
をディレイ調整手段に設定するメモリ制御部10を備え
る。
DLの値を変えながらReadアクセスし、正しい値が
読めたかでPDLに設定する最適遅延時間を認識し、有
効領域内でReadデータをラッチすること。 【解決手段】 DDR−SDRAM14〜16にデータ
を読み書きするメモリシステムに対し、データストロー
ブ信号DQSを遅延させてディレイ調整するディレイ調
整手段(図示せず)を備え、ある特定の値を特定のアド
レスに書き込み、ディレイ調整手段のディレイ値を変更
し、アドレスと同じアドレスへ読み込み、両者の値を比
較して認識し、当該認識した読み込み可能範囲の中間値
をディレイ調整手段に設定するメモリ制御部10を備え
る。
Description
【0001】
【発明の属する分野】本発明は、たとえばコンピュータ
システムを内蔵したOA機器などの制御系などに搭載さ
れ、DDR−SDRAMを用いてデータの読み書きを行
なうメモリシステムに対し、データストローブ信号を遅
延させるためにディレイ調整可能なプログラマブルディ
レイを搭載したメモリ制御装置に関する。
システムを内蔵したOA機器などの制御系などに搭載さ
れ、DDR−SDRAMを用いてデータの読み書きを行
なうメモリシステムに対し、データストローブ信号を遅
延させるためにディレイ調整可能なプログラマブルディ
レイを搭載したメモリ制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のメモリ制御装置では、データスト
ローブ信号DQSの立ち上がりタイミングおよび立ち下
がりタイミングに同期して入力データ信号DQをラッチ
するDDR−SDRAM(double data r
ate synchronous dynamic r
andom access memory)は半導体集
積回路として多用されている。DDR−SDRAMの場
合、立ち上がりエッジと立ち下がりエッジの両方を基準
にしてデータ取り込む必要がある。
ローブ信号DQSの立ち上がりタイミングおよび立ち下
がりタイミングに同期して入力データ信号DQをラッチ
するDDR−SDRAM(double data r
ate synchronous dynamic r
andom access memory)は半導体集
積回路として多用されている。DDR−SDRAMの場
合、立ち上がりエッジと立ち下がりエッジの両方を基準
にしてデータ取り込む必要がある。
【0003】すなわち、このDDR−SDRAMは、R
ead(データ読み込み)時、CLクロック信号に同期
して出力されるデータラッチ用信号であるデータストロ
ーブ信号DQSによりReadデータを取りこむ。この
とき、Readデータの有効領域(読み込み可能範囲)
内でラッチできるように、メモリ制御装置ないでデータ
ストローブ信号DQSを遅延させる必要がある。このた
め、Programmble Delay(PDL)を
用いて、その遅延時間をCPUにてレジスタ設定し、そ
のレジスタ値にしたがってデータストローブ信号DQS
を遅延させることが一般的に知られている。
ead(データ読み込み)時、CLクロック信号に同期
して出力されるデータラッチ用信号であるデータストロ
ーブ信号DQSによりReadデータを取りこむ。この
とき、Readデータの有効領域(読み込み可能範囲)
内でラッチできるように、メモリ制御装置ないでデータ
ストローブ信号DQSを遅延させる必要がある。このた
め、Programmble Delay(PDL)を
用いて、その遅延時間をCPUにてレジスタ設定し、そ
のレジスタ値にしたがってデータストローブ信号DQS
を遅延させることが一般的に知られている。
【0004】これに関連する参考技術文献として、たと
えば、データ入力回路のクロックを遅延させてデータを
円滑に取り込む「メモリサブシステム」が特開平11−
25029号公報に開示されている。なお、円滑にデー
タを取り込むためにないでデータストローブ信号DQS
を遅延させ、その遅延をレジスタ設定で可変する技術は
公知の技術として利用されている。
えば、データ入力回路のクロックを遅延させてデータを
円滑に取り込む「メモリサブシステム」が特開平11−
25029号公報に開示されている。なお、円滑にデー
タを取り込むためにないでデータストローブ信号DQS
を遅延させ、その遅延をレジスタ設定で可変する技術は
公知の技術として利用されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記に
示されるような従来のメモリ制御装置にあっては、最適
遅延時間はデータストローブ信号DQSの負荷容量を推
測し、これに応じた値を設定するのであるが、メモリシ
ステムの構成変更や環境変化などに応じて負荷容量が変
動するため、あらかじめ設定しておいた遅延時間では、
遅延させたデータストローブ信号DQSに対するデータ
領域から外れ、正しい値をラッチすることができないと
いう問題点があった。
示されるような従来のメモリ制御装置にあっては、最適
遅延時間はデータストローブ信号DQSの負荷容量を推
測し、これに応じた値を設定するのであるが、メモリシ
ステムの構成変更や環境変化などに応じて負荷容量が変
動するため、あらかじめ設定しておいた遅延時間では、
遅延させたデータストローブ信号DQSに対するデータ
領域から外れ、正しい値をラッチすることができないと
いう問題点があった。
【0006】本発明は、上記に鑑みてなされたものであ
って、前もってWriteしたアドレスに対し、データ
読み込み時のタイミングを調整するPDLの値を変えな
がらReadアクセスすることにより、正しい値が読め
たか否かによりPDLに設定する最適遅延時間を認識
し、有効領域内でReadデータをラッチすることを目
的とする。
って、前もってWriteしたアドレスに対し、データ
読み込み時のタイミングを調整するPDLの値を変えな
がらReadアクセスすることにより、正しい値が読め
たか否かによりPDLに設定する最適遅延時間を認識
し、有効領域内でReadデータをラッチすることを目
的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、請求項1にかかるメモリ制御装置にあっては、D
DR−SDRAMにデータの読み書きを行なうメモリシ
ステムに対し、データストローブ信号を遅延させてディ
レイ調整を行なうディレイ調整手段を備えたメモリ制御
装置において、ある特定の値を特定のアドレスに書き込
み、前記ディレイ調整手段のディレイ値を変更しなが
ら、前記アドレスと同じアドレスへ読み込み、両者の値
を比較して認識し、当該認識した読み込み可能範囲の中
間値を前記ディレイ調整手段に設定するメモリ制御手段
を備えたものである。
めに、請求項1にかかるメモリ制御装置にあっては、D
DR−SDRAMにデータの読み書きを行なうメモリシ
ステムに対し、データストローブ信号を遅延させてディ
レイ調整を行なうディレイ調整手段を備えたメモリ制御
装置において、ある特定の値を特定のアドレスに書き込
み、前記ディレイ調整手段のディレイ値を変更しなが
ら、前記アドレスと同じアドレスへ読み込み、両者の値
を比較して認識し、当該認識した読み込み可能範囲の中
間値を前記ディレイ調整手段に設定するメモリ制御手段
を備えたものである。
【0008】この発明によれば、前もって書き込んだア
ドレスに対し、ディレイ調整手段の値を変えながら読み
込みを行なうことにより、正しい値が読めたか否かによ
りディレイ調整手段に設定する最適遅延時間が認識さ
れ、有効領域内で読み込みデータをラッチすることが可
能となる。
ドレスに対し、ディレイ調整手段の値を変えながら読み
込みを行なうことにより、正しい値が読めたか否かによ
りディレイ調整手段に設定する最適遅延時間が認識さ
れ、有効領域内で読み込みデータをラッチすることが可
能となる。
【0009】また、請求項2にかかるメモリ制御装置に
あっては、前記メモリ制御手段は、前記ディレイ調整手
段に対するディレイ値の設定を、前記メモリシステムの
初期化時に行なうものである。
あっては、前記メモリ制御手段は、前記ディレイ調整手
段に対するディレイ値の設定を、前記メモリシステムの
初期化時に行なうものである。
【0010】この発明によれば、メモリシステムの構成
が変更され、データやデータストローブ信号の負荷容量
が変動しても、メモリシステムの初期化時ディレイ調整
手段のディレイ値を最適に設定することにより、有効領
域内でのReadデータをラッチすることが可能にな
る。
が変更され、データやデータストローブ信号の負荷容量
が変動しても、メモリシステムの初期化時ディレイ調整
手段のディレイ値を最適に設定することにより、有効領
域内でのReadデータをラッチすることが可能にな
る。
【0011】また、請求項3にかかるメモリ制御装置に
あっては、前記メモリ制御手段は、前記ディレイ調整手
段に対するディレイ値の設定を、あらかじめ定められた
一定期間毎に行なうものである。
あっては、前記メモリ制御手段は、前記ディレイ調整手
段に対するディレイ値の設定を、あらかじめ定められた
一定期間毎に行なうものである。
【0012】この発明によれば、メモリシステムが温度
や湿度などの環境変化によって変更され、データやデー
タストローブ信号の負荷容量が変動しても、ディレイ調
整手段のディレイ値を最適に設定することにより、有効
領域内でのReadデータをラッチすることが可能にな
る。
や湿度などの環境変化によって変更され、データやデー
タストローブ信号の負荷容量が変動しても、ディレイ調
整手段のディレイ値を最適に設定することにより、有効
領域内でのReadデータをラッチすることが可能にな
る。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明にかかるメモリ制御
装置の好適な実施の形態について添付図面を参照し、詳
細に説明する。なお、本発明はこの実施の形態に限定さ
れるものではない。
装置の好適な実施の形態について添付図面を参照し、詳
細に説明する。なお、本発明はこの実施の形態に限定さ
れるものではない。
【0014】本発明は、先に述べた従来における不具合
を解消するために、前もって書き込んだアドレスに対
し、読み込みのタイミングを調整するディレイ調整手段
の値を変えながら読み込みを行なうことにより、正しい
値が読めたか否かの結果にしたがってディレイ調整手段
に設定する最適遅延時間を認識され、そのディレイ値
(読み込みタイミング調整値)をディレイ調整手段に設
定し、有効領域(読み込み可能範囲)内で読み込みデー
タをラッチするものである。以下、その具体例について
記述する。
を解消するために、前もって書き込んだアドレスに対
し、読み込みのタイミングを調整するディレイ調整手段
の値を変えながら読み込みを行なうことにより、正しい
値が読めたか否かの結果にしたがってディレイ調整手段
に設定する最適遅延時間を認識され、そのディレイ値
(読み込みタイミング調整値)をディレイ調整手段に設
定し、有効領域(読み込み可能範囲)内で読み込みデー
タをラッチするものである。以下、その具体例について
記述する。
【0015】図1は、本発明の実施の形態にかかるメモ
リシステムとメモリ制御部との接続構成を示すブロック
図である。ここでは、メモリ制御部10に、DDR−S
DRAM14〜16のメモリシステムが接続されてい
る。すなわち、メモリ制御部10とDDR−SDRAM
14〜16それぞれとは、データバスMDQ信号(符号
11)、データ制御に必要な信号であるデータストロー
ブ信号DQS(符号12)、アクセス制御に必要な制御
信号13の各線で接続されている。
リシステムとメモリ制御部との接続構成を示すブロック
図である。ここでは、メモリ制御部10に、DDR−S
DRAM14〜16のメモリシステムが接続されてい
る。すなわち、メモリ制御部10とDDR−SDRAM
14〜16それぞれとは、データバスMDQ信号(符号
11)、データ制御に必要な信号であるデータストロー
ブ信号DQS(符号12)、アクセス制御に必要な制御
信号13の各線で接続されている。
【0016】なお、DIMM(dual in―lin
e memory module)コネクタは、複数用
意されており、ユーザーが独自で抜き差し可能になって
いる。すなわち、メモリチップを搭載したメモリモジュ
ールで、これをマザーボードの所定のソケット(コネク
タ)に差し込むことにより、メモリなどの増設を行なう
ものである。
e memory module)コネクタは、複数用
意されており、ユーザーが独自で抜き差し可能になって
いる。すなわち、メモリチップを搭載したメモリモジュ
ールで、これをマザーボードの所定のソケット(コネク
タ)に差し込むことにより、メモリなどの増設を行なう
ものである。
【0017】図2は、PDLの等価回路およびデータラ
ッチの構成を示す説明図である。図において、符号20
はデータストローブ信号DQSを遅延させて、読み込み
可能範囲を確保するために設けられ、CPUからのアク
セスにより読み込みタイミングを調整、すなわちディレ
イ値の調整を行なうディレイ調整手段としてのPDL
(Programmble Delay、以下、PDL
という)、符号21はPDL20のディレイライン、符
号25および26はReadデータをラッチするラッチ
回路である。
ッチの構成を示す説明図である。図において、符号20
はデータストローブ信号DQSを遅延させて、読み込み
可能範囲を確保するために設けられ、CPUからのアク
セスにより読み込みタイミングを調整、すなわちディレ
イ値の調整を行なうディレイ調整手段としてのPDL
(Programmble Delay、以下、PDL
という)、符号21はPDL20のディレイライン、符
号25および26はReadデータをラッチするラッチ
回路である。
【0018】DDR−SDRAM15〜16は、クロッ
ク信号に同期してデータストローブ信号DQSおよびデ
ータバスMDQからの入力データ信号DQを発し、メモ
リ制御部10内でデータストローブ信号DQSをMDQ
の読み込み可能範囲内に遅延させ、データストローブ信
号DQSの立ち下がりまたは立ち上がりのタイミングで
入力データ信号DQをラッチする。データストローブ信
号DQSの遅延時間は、PDL20に対し、CPU(図
示せず)内部のレジスタ設定で選択することができる。
ク信号に同期してデータストローブ信号DQSおよびデ
ータバスMDQからの入力データ信号DQを発し、メモ
リ制御部10内でデータストローブ信号DQSをMDQ
の読み込み可能範囲内に遅延させ、データストローブ信
号DQSの立ち下がりまたは立ち上がりのタイミングで
入力データ信号DQをラッチする。データストローブ信
号DQSの遅延時間は、PDL20に対し、CPU(図
示せず)内部のレジスタ設定で選択することができる。
【0019】図3は、本発明の実施の形態にかかる動作
手順を示すフローチャートである。この動作は、メモリ
システムの初期化後または一定期間毎に開始される。ま
ず、メモリシステムであるDDR−SDRAM14〜1
6の特定のアドレスAに特定のデータBを書き込む(ス
テップS11)。この処理をとする。つづいて、10
degree間隔でのアドレスのデータを読み出し、
Writeデータと比較し、10degree単位での
読み込み可能範囲を認識する(ステップS12)。この
処理をとする。
手順を示すフローチャートである。この動作は、メモリ
システムの初期化後または一定期間毎に開始される。ま
ず、メモリシステムであるDDR−SDRAM14〜1
6の特定のアドレスAに特定のデータBを書き込む(ス
テップS11)。この処理をとする。つづいて、10
degree間隔でのアドレスのデータを読み出し、
Writeデータと比較し、10degree単位での
読み込み可能範囲を認識する(ステップS12)。この
処理をとする。
【0020】つづいて、上記の範囲のMinまたはM
ax付近に対し、5degree間隔でアドレスAの値
を読み込み、データBと比較し、5degreeでの読
み込み可能範囲を認識する(ステップS13)。この処
理をとする。つぎに、上記で認識した読み込み可能
範囲のMinまたはMax付近に対し、1degree
間隔でアドレスAの値を読み込み、データBと比較し、
1degreeでの読み込み可能範囲を認識する(ステ
ップS14)。この処理をとする。つづいて、上記
で認識したデータ有効領域(読み込み可能範囲)の中間
値をPDL20に設定する(ステップS15)。
ax付近に対し、5degree間隔でアドレスAの値
を読み込み、データBと比較し、5degreeでの読
み込み可能範囲を認識する(ステップS13)。この処
理をとする。つぎに、上記で認識した読み込み可能
範囲のMinまたはMax付近に対し、1degree
間隔でアドレスAの値を読み込み、データBと比較し、
1degreeでの読み込み可能範囲を認識する(ステ
ップS14)。この処理をとする。つづいて、上記
で認識したデータ有効領域(読み込み可能範囲)の中間
値をPDL20に設定する(ステップS15)。
【0021】なお、上述した動作例では、アドレスの読
み込み間隔を10degree、5degree、1d
egreeとしたがこの限りではなく、適宜、その間隔
を設定してもよい。
み込み間隔を10degree、5degree、1d
egreeとしたがこの限りではなく、適宜、その間隔
を設定してもよい。
【0022】したがって、上述したように、前もって書
きこんだアドレスに対し、PDL20の値を変えながら
Readアクセスし、正しい値が読めたかどうかでPD
L20に設定する最適遅延時間を認識し、これをPDL
20に設定することにより、有効領域(読み込み可能範
囲)内でReadデータを正確にラッチすることができ
る。
きこんだアドレスに対し、PDL20の値を変えながら
Readアクセスし、正しい値が読めたかどうかでPD
L20に設定する最適遅延時間を認識し、これをPDL
20に設定することにより、有効領域(読み込み可能範
囲)内でReadデータを正確にラッチすることができ
る。
【0023】また、上記の動作をメモリシステム初期化
後に行なうことにより、メモリシステムの構成が変更に
なっても、その変更による最適遅延時間を認識し、その
最適遅延時間をPDL20に設定することにより、有効
領域内でReadデータをラッチすることができる。
後に行なうことにより、メモリシステムの構成が変更に
なっても、その変更による最適遅延時間を認識し、その
最適遅延時間をPDL20に設定することにより、有効
領域内でReadデータをラッチすることができる。
【0024】さらに、上記の動作を一定期間毎に行な
い、環境が変化しても常に最適遅延時間を認識し、その
最適遅延時間をPDL20に設定することにより、有効
領域内でReadデータをラッチすることができる。
い、環境が変化しても常に最適遅延時間を認識し、その
最適遅延時間をPDL20に設定することにより、有効
領域内でReadデータをラッチすることができる。
【0025】
【発明の効果】以上説明したように、本発明にかかるメ
モリ制御装置(請求項1)によれば、前もって書き込ん
だアドレスに対し、読み込みのタイミングを調整するデ
ィレイ調整手段の値を変えながら読み込みすることによ
り、正しい値が読めたか否かによりディレイ調整手段に
設定する最適遅延時間が認識され、その結果をディレイ
調整手段に設定するため、有効領域(読み込み可能範
囲)内で読み込みデータをラッチすることができる。
モリ制御装置(請求項1)によれば、前もって書き込ん
だアドレスに対し、読み込みのタイミングを調整するデ
ィレイ調整手段の値を変えながら読み込みすることによ
り、正しい値が読めたか否かによりディレイ調整手段に
設定する最適遅延時間が認識され、その結果をディレイ
調整手段に設定するため、有効領域(読み込み可能範
囲)内で読み込みデータをラッチすることができる。
【0026】また、本発明にかかるメモリ制御装置(請
求項2)によれば、メモリシステムの構成が変更された
場合などにおいて、データやデータストローブ信号の負
荷容量が変動しても、メモリシステムの初期化時ディレ
イ調整手段のディレイ値(読み込みタイミング)を最適
に設定するため、有効領域(読み込み可能範囲)内での
Readデータをラッチすることができる。
求項2)によれば、メモリシステムの構成が変更された
場合などにおいて、データやデータストローブ信号の負
荷容量が変動しても、メモリシステムの初期化時ディレ
イ調整手段のディレイ値(読み込みタイミング)を最適
に設定するため、有効領域(読み込み可能範囲)内での
Readデータをラッチすることができる。
【0027】また、本発明にかかるメモリ制御装置(請
求項3)によれば、メモリシステムが温度や湿度などの
環境変化によって変更され、データやデータストローブ
信号の負荷容量が変動しても、ディレイ調整手段のディ
レイ値(読み込みタイミング)を最適に設定するため、
有効領域読み込み可能範囲)内でのReadデータをラ
ッチすることができる。
求項3)によれば、メモリシステムが温度や湿度などの
環境変化によって変更され、データやデータストローブ
信号の負荷容量が変動しても、ディレイ調整手段のディ
レイ値(読み込みタイミング)を最適に設定するため、
有効領域読み込み可能範囲)内でのReadデータをラ
ッチすることができる。
【図1】本発明の実施の形態にかかるメモリシステムと
メモリ制御部との接続構成を示すブロック図である。
メモリ制御部との接続構成を示すブロック図である。
【図2】PDLの等価回路およびデータラッチの構成を
示す説明図である。
示す説明図である。
【図3】本発明の実施の形態にかかる動作手順を示すフ
ローチャートである。
ローチャートである。
10 メモリ制御部
11 データバスMDQ信号
12 データストローブ信号DQS
13 制御信号
14〜16 DDR−SDRAM
20 PDL
25,26 ラッチ回路
Claims (3)
- 【請求項1】 DDR−SDRAMにデータの読み書き
を行なうメモリシステムに対し、データストローブ信号
を遅延させてディレイ調整を行なうディレイ調整手段を
備えたメモリ制御装置において、 ある特定の値を特定のアドレスに書き込み、前記ディレ
イ調整手段のディレイ値を変更しながら、前記アドレス
と同じアドレスへ読み込み、両者の値を比較して認識
し、当該認識した読み込み可能範囲の中間値を前記ディ
レイ調整手段に設定するメモリ制御手段を備えたことを
特徴とするメモリ制御装置。 - 【請求項2】 前記メモリ制御手段は、前記ディレイ調
整手段に対するディレイ値の設定を、前記メモリシステ
ムの初期化時に行なうことを特徴とする請求項1に記載
のメモリ制御装置。 - 【請求項3】 前記メモリ制御手段は、前記ディレイ調
整手段に対するディレイ値の設定を、あらかじめ定めら
れた一定期間毎に行なうことを特徴とする請求項1に記
載のメモリ制御装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001290163A JP2003099321A (ja) | 2001-09-21 | 2001-09-21 | メモリ制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001290163A JP2003099321A (ja) | 2001-09-21 | 2001-09-21 | メモリ制御装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003099321A true JP2003099321A (ja) | 2003-04-04 |
Family
ID=19112537
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001290163A Pending JP2003099321A (ja) | 2001-09-21 | 2001-09-21 | メモリ制御装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2003099321A (ja) |
Cited By (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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KR100816730B1 (ko) | 2006-09-29 | 2008-03-25 | 주식회사 하이닉스반도체 | Dqs프리앰블 테스트모드 회로를 구비하는 메모리장치. |
JP2009541868A (ja) * | 2006-06-30 | 2009-11-26 | モサイド・テクノロジーズ・インコーポレーテッド | 同期メモリの読出しデータ収集 |
US7759998B2 (en) | 2006-01-30 | 2010-07-20 | Elpida Memory, Inc. | Timing adjustment circuit |
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US7907471B2 (en) | 2008-08-15 | 2011-03-15 | Oki Semiconductor Co., Ltd. | Memory control circuit and semiconductor integrated circuit incorporating the same |
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-
2001
- 2001-09-21 JP JP2001290163A patent/JP2003099321A/ja active Pending
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