JP2003099315A - 情報端末、文書情報送受信システム及び文書取得用プログラム - Google Patents

情報端末、文書情報送受信システム及び文書取得用プログラム

Info

Publication number
JP2003099315A
JP2003099315A JP2001287257A JP2001287257A JP2003099315A JP 2003099315 A JP2003099315 A JP 2003099315A JP 2001287257 A JP2001287257 A JP 2001287257A JP 2001287257 A JP2001287257 A JP 2001287257A JP 2003099315 A JP2003099315 A JP 2003099315A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
document
information
terminal
position information
information terminal
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2001287257A
Other languages
English (en)
Inventor
Masumi Moriya
真寿美 森谷
Shigeto Osuji
成人 大條
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Ltd filed Critical Hitachi Ltd
Priority to JP2001287257A priority Critical patent/JP2003099315A/ja
Publication of JP2003099315A publication Critical patent/JP2003099315A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Information Transfer Between Computers (AREA)
  • Document Processing Apparatus (AREA)
  • Information Retrieval, Db Structures And Fs Structures Therefor (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】ピアツーピア・ネットワーク等の環境に適した
情報共有を行える情報端末技術の提供。 【解決手段】情報受信端末として、受信する連結用の他
文書の位置情報を解析し、該解析結果に基づき該他文書
の位置情報を、受信情報端末内の位置情報またはネット
ワーク上の位置情報に変更して保存する構成とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ネットワーク上の
情報を共有するための技術に係り、特に、ネットワーク
を介し他文書を連結するための位置情報を有した文書を
受信または送信する情報端末に関する。なお、本発明で
は、文書は、テキスト文書に限らず、画像、音声などネ
ットワーク上にある情報を広く含むものとする。
【0002】
【従来の技術】現在普及しているインターネットでは、
複数のクライアントから同時にアクセスを受けられる専
用のWWWサーバに、ネットワークを介し多数のクライ
アント端末が接続され、文書の任意位置に他文書の位置
情報(ハイパーリンク)を埋め込まれ複数文書の相互連結
が可能なハイパーテキスト文書においては、上記専用サ
ーバに文書を記憶しておき、複数のクライアント端末が
ネットワークを介しこの文書を参照するようになってい
る。一方、近年、不特定多数のコンピュータやPDA
(Personal Digital Assistance)などの情報端末間で
直接に情報をやりとりするピアツーピア・ネットワーク
が、ネットワーク設計の容易さと低コストの点から注目
されている。該ピアツーピア・ネットワークは、多数の
端末間を相互につないでファイルなどの情報資源を共有
するシステムであり、つながれた各端末が互いに対等な
関係にある。つまり、ネットワークに接続された端末が
サーバにもクライアント端末にもなり得る。ピアツーピ
ア・ネットワークにおいて、サーバとして情報を公開し
ているあるコンピュータ端末に、多数のクライアント端
末からアクセスがあった場合、サーバとなった該コンピ
ュータ端末が多数のアクセスに耐え得る機能を備えてい
ないときには、ネットワークの混雑や、サーバとなった
コンピュータ端末の故障等の発生を来たすおそれがあ
る。そのため、ピアツーピア・ネットワークでは、上記
ハイパーテキスト文書を共有するときは、情報発信元の
文書を情報受信者のコンピュータにコピーして閲覧する
ようにしている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来技術において
は、インターネット上で用いられているハイパーテキス
ト文書は、文書の任意の場所に、他文書の位置情報(ハ
イパーリンク)を埋めこみ、複数の文書を相互に連結で
きるようにしたものである。文書中に埋め込まれた(連
結された)他文書の位置情報は、情報発信元のコンピュ
ータ内のアドレスと、他コンピュータ内の文書のネット
ワーク上の位置を指すアドレスとが混在する。このよう
な文書を情報受信側においてコピーする場合、従来は、
ハイパーテキスト文書に埋め込まれた他文書の位置情報
が、該ハイパーテキスト文書に対する相対位置で記述さ
れている場合には、それらの文書全てをクライアント端
末の記憶装置にコピーし、ネットワーク上の絶対位置で
記述されている場合には、その文書はコピーせず、必要
に応じて参照するようになっていた。かかる中で、ハイ
パーテキストに関わる情報発信元の情報が更新されたと
き、クライアント端末の記憶装置にコピーされた文書に
は、その情報更新は反映されない。このため、クライア
ント端末が自分の記憶装置にある文書を参照することで
情報発信元の情報更新の有無を確認することは困難であ
る。また、これをピアツーピア・ネットワークの形態に
あてはめてみると、情報共有のために情報発信元の情報
を情報受信者のコンピュータに複写して閲覧する場合、
情報発信元のコンピュータ内のアドレスで記述された文
書を全て情報受信者の端末にコピーすることになり、情
報発信元で情報更新が行われた場合は、それに対応して
情報を再度コピーする必要がある。このため、利用手順
や処理が煩雑になる。また、情報発信元の情報との同期
を自動的にとろうとする場合、コピーした情報にさらに
位置情報などの情報を付加しておく必要があるため、情
報量が大きくなり、情報受信者の端末管理が複雑となる
上、記憶装置の容量も圧迫される。本発明の課題点は、
上記従来技術に鑑み、ピアツーピア・ネットワーク等の
環境に適した情報共有を行えるようにするために、
(1)情報発信元の情報が更新されたときは、情報受信
側端末で取得される文書にも、その情報更新が反映され
るようにすること、(2)情報受信側端末で容易に情報
閲覧ができるようにすること、等である。本発明の目的
は、かかる課題点を解決できる技術を提供することにあ
る。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記課題点を解決するた
めに、本発明では、ピアツーピア・ネットワーク等にお
いて、(1)情報受信端末として、受信する連結用の他
文書の位置情報を解析し、該解析結果に基づき、該他文
書の位置情報を、受信情報端末内の位置情報またはネッ
トワーク上の位置情報に変更して保存する構成とする。
(2)情報受信端末として、受信する連結用の他文書を
有しかつ通信上の最寄位置にある情報端末を探索し、該
探索した情報端末が有する他文書の位置情報に、自己の
他文書位置情報を変更する構成とする。(3)情報送信
端末として、他の情報端末からアクセス情報を受信した
とき、該他文書を有しかつ該他の情報端末に対し通信上
の最寄位置にある情報端末を探索し該探索した情報端末
が有する他文書の位置情報を、上記アクセスしてきた他
の情報端末に送信する構成とする。(4)情報受信端末
として、ネットワーク上の第1の他の情報端末が探索し
た端末情報であって自己(情報受信端末)に対し通信上
の最寄位置にある第2の他の情報端末の位置情報を上記
第1の他の情報端末から受信し、該第2の他の情報端末
における該他文書の位置情報に、受信する連結用の他文
書の位置情報を変更する構成とする。
【0005】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施例につき、図
面を用いて説明する。図1及び図5は本発明の第1の実
施例を示す図である。図1において、1101、120
1、1300、…、nは情報端末であり、ネットワーク
1000を介して互いに直接的に情報をやりとりするピ
アツーピア・ネットワークの構成となっている。ピアツ
ーピア・ネットワークを構成する情報端末は、各々が、
サーバ機能と、ハイパーテキスト文書を閲覧する閲覧ソ
フトを有し、任意の端末間で互いに情報を共有する。本
実施例では、説明の簡略化のため、情報端末1101を
端末a、情報端末1201を端末bと呼ぶ。端末aは、
ハイパーテキスト文書A1104などの情報を公開する
サーバ1102と、ハイパーテキスト文書を閲覧する閲
覧ソフト1103で構成される。1106は、ハイパー
テキスト文書A1104の概念的構成である。文書Aの
構成1106は、閲覧ソフト1103を通して文書A1
104を見た状態1107と、文書A1104に埋め込
まれた他文書の位置情報を示す部分1108とで構成さ
れている。閲覧ソフト1103を通して見た状態110
7に含まれる△△△△△1109は、文書B1105へ
のリンクを閲覧者に知らせる標識であり、他文書の位置
情報を示す部分1108に含まれる文書B1111と対
応している。文書B1111は、端末aのサーバ110
2に保存してある文書B1105の、文書A1104を
基点とした相対アドレスを示す。また、閲覧ソフト11
03を通して見た状態1107に含まれる○○○○○
110は、文書C1205へのリンクを閲覧者に示す標
識であり、他文書の位置情報を示す部分1108に含ま
れる端末b/文書C1112と対応している。該端末b
/文書C1112は、後述する端末bにある文書C12
05の、ネットワーク上での絶対アドレスを示す。端末
bは、文書C1205などの情報を公開するサーバ12
02と、ハイパーテキスト文書を閲覧する閲覧ソフト1
203に加えて、他の情報端末からハイパーテキスト文
書をサーバ1202にコピーするときに、そのハイパー
テキスト文書に埋め込まれた他文書も同時にコピーする
のではなく、それらの他文書をその情報発信元のサーバ
に記憶したまま参照できるように、それら文書の位置情
報を適宜変更する文書位置情報変更手段1200を備え
た構成となっている。文書A'1204、及びその概念
的構成1206については後述する。
【0006】図5は、文書位置情報変更手段1200の
処理フローを示し、図1の構成において端末bが、端末
aが公開する文書A1102を共有すべくコピーすると
きの動作につき説明する。端末bが、端末aで公開され
ている文書A1104を、記憶装置も含むサーバ120
2にコピーしようとするとき、文書位置変更手段120
0において、文書A1104を取得し(ステップS5
1)、文書A1104に埋め込まれた全ての他文書の位
置情報を解析し(ステップS52)、それらの文書の位
置は他の端末かどうかを判別し(ステップS53)、他
の端末にある場合(Yesの場合)は、文書A1104
に埋め込まれた他文書の位置情報を、ネットワーク上の
絶対アドレスを指すように変更し(ステップS55)、
上記ステップS53の結果、自己の端末(本実施例では
端末b)にある場合(Noの場合)は、文書A1104
に埋め込まれた他文書の位置情報(本実施例では文書C
1205)を、自己の端末における文書Aのコピー先を
基点とした文書C1205の相対アドレスに変更する
(ステップS54)。ステップS53〜ステップS55
もしくはステップS54を、文書A1104に含まれる
他文書の位置情報全てにおいて繰り返す。最後に文書A
1104に埋め込まれた他文書の位置情報全てについ
て、ステップS54及びステップS55で変更した位置
情報の文書A'1204を作成する(ステップS5
6)。図1中、1204は端末bのサーバ1202にコ
ピーされた文書A'、1206は、文書A'1204の概
念的構成を示す。文書A'の構成1206は、閲覧ソフ
ト1203を通して見た状態1207と、文書A'12
04に埋め込まれた他文書の位置情報を示す部分120
8とで構成される。ここで、閲覧ソフト1203を通し
て見た状態1207に含まれる△△△△△1209は、
文書Bへのリンクを閲覧者に示す標識であり、他文書の
位置情報を示す部分1208に含まれる端末a/文書B
1211と対応している。該端末a/文書B1211
は、情報端末aのサーバ1102にある文書B1105
のネットワーク上の絶対アドレスであり、位置情報変更
手段1200で変更された後の位置情報である。閲覧ソ
フト1203を通して見た状態1207に含まれる○○
○○○1210は、文書Cへのリンクを閲覧者に示す標
識であり、他文書の位置情報を示す部分1208に含ま
れる文書C1212と対応している。文書C1212は
情報端末bにあるため、上記位置情報変更手段1200
で文書A'1204を基点とした相対アドレスに変更さ
れる。このように、端末aからコピーした部分は文書A
のみであり、リンクする他文書のコピーはしていない。
しかし、端末bは文書A'1204を閲覧するたびに、
リンクする他文書は、それらの文書がある端末まで直接
参照しに行くこととなり、情報の共有を図ることができ
る。
【0007】上記本発明の第1の実施例によれば、ハイ
パーテキスト文書等の情報を共有する場合、該文書に連
結する文書を情報受信側端末の記憶装置にコピーする必
要がない。このため、情報受信側端末の記憶装置の容量
を圧迫することがない。また、情報発信側で、その文書
の更新がなされた場合にも、特別な処理等で同期をとる
必要がなく、常に最新情報が得られ、情報発信側でデー
タの一元的管理をすることができる。
【0008】図2は本発明の第2の実施例を示す図であ
る。図2において、2101、2201、2301、2
400、…、nは情報端末であり、ネットワーク200
0を介して互いに直接的の情報をやりとりするピアツー
ピア・ネットワークの構成となっている。既に述べたよ
うに、ピアツーピア・ネットワークを構成する情報端末
は、各々が、サーバ機能と、ハイパーテキスト文書を閲
覧する閲覧ソフトを有し、任意の端末間で互いに情報を
共有する。本第2の実施例の説明でも簡略化のために、
情報端末2101を端末a、情報端末2201を端末
b、情報端末2301を端末cと呼ぶ。端末aは、ハイ
パーテキスト文書A2104、文書B2105などの情
報を公開するサーバ2102と、ハイパーテキスト文書
の閲覧ソフト2103で構成される。端末bは、ハイパ
ーテキスト文書C2205などの情報を公開するサーバ
2202と、ハイパーテキスト文書の閲覧ソフト220
3、及び上記第1の実施例で説明したと同様の文書位置
情報変更手段1200で構成される。端末cは、ハイパ
ーテキスト文書D2305などの情報を公開するサーバ
2302と、ハイパーテキスト文書の閲覧ソフト230
3、及び文書位置情報変更手段1200で構成される。
2106は、ハイパーテキスト文書A2104の概念的
構成である。文書Aの構成2106は、閲覧ソフト21
03を通して見た状態2107と、文書A2104に埋
め込まれた他文書の位置情報を示す部分2108とで構
成される。閲覧ソフト2103を通して見た状態210
7に含まれる△△△△△2109は、文書Bへのリンク
を閲覧者に示す標識であり、他文書の位置情報を示す部
分2108に含まれる文書B2112と対応している。
文書B2112は、情報端末aのサーバ2102にある
文書B2105の、文書A2104を基点とした相対ア
ドレスを示す。また、閲覧ソフト2103を通して見た
状態2107に含まれる□□□□□2110は文書D2
305へのリンクを閲覧者に示す標識であり、他文書の
位置情報を示す部分2108に含まれる端末c/文書D
2112と対応している。端末c/文書D2112は、
端末cにある文書D2305のネットワーク上での絶対
アドレスを示す。また、閲覧ソフト2013を通して見
た状態2107に含まれる○○○○○2111は文書C
2305へのリンクを閲覧者に示す標識であり、他文書
の位置情報を示す部分2108に含まれる端末b/文書
C2114と対応している。該端末b/文書C2114
は、端末bにある文書C2205のネットワーク上での
絶対アドレスを示す。
【0009】かかる構成において、端末aの文書A21
04を共有するため、端末b及び端末cが各々、文書A
2104を自らに属する記憶装置も含むサーバ220
2、2302に、上記第1の実施例で説明したと同様の
手順でコピーするものとする。端末bが、文書A210
4をコピーした結果、文書位置情報変更手段1200に
より、文書A2104に埋め込まれた他文書の位置情報
2108は変更され、文書A'2204が作成される。
このとき、文書A2104に埋め込まれた他文書の位置
情報2108は、文書A'2204の他文書の位置情報
2208のように変更される。具体的には、文書A21
04の閲覧ソフト2103を通して見た状態2107に
含まれる△△△△△2109のリンク先の位置情報は、
文書A2104においては文書B2111であったのに
対し、文書A'では端末a/文書B2312というネッ
トワーク上の絶対アドレスに変更される。また、文書A
2104の○○○○○2111のリンク先の位置情報端
末b/文書C2114は、文書A'2204では、文書
C2314という端末bにおける文書A'2304を基
点とした相対アドレスに変更される。同様に、端末cが
文書A2104をコピーした結果、文書位置情報変更手
段1200により、文書A2104に埋め込まれた他文
書の位置情報2108は変更され、文書A''2304が
作成される。このとき、文書A2104に埋め込まれた
他文書の位置情報2108は、文書A''2304の他文
書の位置情報2308のように変更される。具体的に
は、文書A2104の閲覧ソフト2103を通して見た
状態2107に含まれる△△△△△2109のリンク先
の位置情報は、文書A2104においては文書B211
1であったのに対し、文書A''では端末a/文書B23
12というネットワーク上の絶対アドレスに変更され
る。また、文書A2104の□□□□□2110のリン
ク先の位置情報の端末c/文書D2113は、文書A''
2304では文書D2313という、端末cにおける文
書A''2304を起点とした相対アドレスに変更され
る。また、文書A'2204の〇〇〇〇〇2211のリ
ンク先の位置情報端末b/文書C2214は、文書C2
205が端末c上にあるため、端末bにコピーされた際
も、端末aの文書A2104の〇〇〇〇〇2111のリ
ンク先の位置情報の端末b/文書C2114から変更さ
れておらず、同じである。
【0010】上記第2の実施例によれば、複数の端末で
文書位置情報変更手段を利用することにより、閲覧ソフ
トを通した見た目は全く同じでも、埋め込まれた文書の
リンク先はそれぞれ異なるという構成となる。そのた
め、情報発信側で文書の更新がなされても特別な処理で
同期をとる必要がなく、常に最新の情報が得られ、複数
の端末間において効率的で自由度の高い文書の情報共有
が可能となる。さらに情報発信側でのデータの一元管理
が可能となる。
【0011】図3及び図6は本発明の第3の実施例を示
す図である。図3において、3101、3201、33
01、3400、…、nは情報端末であり、ネットワー
ク3400を介して互いに直接的に情報をやりとりする
ピアツーピア・ネットワークの構成となっている。各情
報端末は、サーバ機能と、ハイパーテキスト文書を閲覧
する閲覧ソフトを有し、任意の端末間で互いに情報を共
有する構成となる。本実施例の説明でも簡略化のため
に、情報端末3101を端末a、情報端末3201を端
末b、情報端末3301を端末cと呼ぶ。端末aは、ハ
イパーテキスト文書F3104、文書G3105などの
情報を公開するサーバ3102と、ハイパーテキスト文
書の閲覧ソフト3103で構成される。端末bは、サー
バ3202と、ハイパーテキスト文書の閲覧ソフト32
03で構成される。さらに、端末がその位置情報を得よ
うとする文書について、該文書がネットワーク上の多数
の端末上にある場合、通信容量、通信速度といった通信
効率的な観点から最も近い位置(最寄の位置)にある文
書を探索し、その位置情報を得る探索手段(文書最寄位
置情報探索手段)3200を備えている。端末cは、ハ
イパーテキスト文書G3304などの情報を公開するサ
ーバ3302と、閲覧ソフト3303で構成される。3
106は、文書F3104の概念的な構成を示したもの
であり、閲覧ソフト3103を通して見た状態3107
と、文書F3104に埋め込まれた他文書の位置情報を
示す部分3108とで構成される。△△△△△3109
は、文書G3105へのリンクを閲覧者に示す標識であ
り、文書G3110と対応している。該文書G3110
は、情報端末aのサーバ3102に記憶した文書G31
05の、文書F3104を基点とした相対アドレスを示
す。3205は、端末bが、文書F3104を文書最寄
位置情報探索手段3200を介してコピーした結果の文
書F'3204の構成を示し、閲覧ソフト3203を通
して見た状態3207と、文書F3104に埋め込まれ
た他文書の位置情報を示す部分3208とで構成され
る。詳細については後述する。
【0012】図6は、上記文書最寄位置情報探索手段3
200の処理フローを、文書Fの場合を例にとって示し
たものである。上記図3の構成において文書F3104
を共有する端末bにコピーする際の動作につき説明す
る。端末bが、端末aで公開されている文書F3104
を、記憶装置を含むサーバ3202にコピーしようとす
る場合、文書最寄位置情報探索手段3200において、
まず、文書Fを取得し(ステップS61)、文書Fに埋
め込まれた他文書全てについて、その位置情報を解析す
る(ステップS62)。本第3の実施例では、文書Fに
その位置情報を埋め込まれた他文書Gをとり上げる。次
に、ステップS62で解析された位置情報に基き、端末
b以外の他の端末に位置する他文書全てについて、端末
bから、経由するルータの段数、回線速度、通信容量等
の条件において最も通信効率の良い位置(最寄位置)に
あって文書Gを有する端末を探索し、その位置情報を取
得する(ステップS63)。上記最寄位置にあってかつ
文書Gを有する端末の探索は、例えば次のようにして行
う。通信効率を決める要素としては、ルータ段数、回線
速度、通信容量などがあるが、ここでは、ルータ段数で
通信効率を判断して端末の探索を行うとする。手順とし
ては、(1)図3における端末bと通信可能なネットワ
ーク上の各情報端末について、該端末bからのルータ段
数が少ない(距離が近い)効率的な経路を決める。経路
を決めるための方法としては例えばルーティング・プロ
トコルOSPF(Open Shortest Path First)などがあ
る。(2)上記(1)の結果から、ルータ段数の少ない
(距離が近い)順に、ネットワーク上の端末のリストを
作成する。(3)上記(2)のリストに従い、距離が近
い端末から順に、文書Gを有するかどうかを問い合わせ
ていく。(4)上記(3)において、最初に見つけた文
書Gを有する端末を、最寄位置にある端末とする。上記
(1)から(4)の手順は、ルータ段数により最寄の端
末を探索する例であるが、回線速度や、通信容量などの
要素も加味して通信効率の良い経路を決め、上記(2)
のリストを作成するようにする場合も同様である。本実
施例では、ステップS63における探索の結果、上記最
寄位置にあって文書Gを有する端末として、端末cの位
置情報が得られたとする。次に、文書Fに埋め込まれた
他文書の位置情報を、ステップS63で得られた最寄の
位置情報に変更した文書F'を作成する(ステップS6
4)。以上の結果、端末bにコピーされた文書F'32
04が作成され、△△△△△3109のリンク先である
文書G3105の位置情報文書G3110が、端末c/
文書G3310に変更される。これにより、端末bが文
書F'を閲覧し、文書Gを参照する際には、通信効率的
な観点から最寄の端末c上の文書Gを参照することとな
る。また、図には示していないが、端末a以外の端末上
にある文書Gは(端末cも含む)、常に端末aの文書G
と同期がとられているものとする。
【0013】上記第3の実施例によれば、文書情報の共
有において、効率的に文書を参照することができ、ネッ
トワークへの負荷を低減できる。情報を最適な位置に配
置することが可能となり、情報発信側でのデータの一元
管理が容易となる。
【0014】図4、図7及び図8は、本発明の第4の実
施例を示す図である。図4はネットワークの構成例を示
す。図4の構成は、上記図3の構成とは、端末a310
1と端末b3201の構成が異なる。端末a3101
は、端末aが公開する文書F3104に対し他の端末か
らアクセスがあったとき、文書F3104にその位置情
報を埋め込まれた文書G3105について、該他端末に
通信効率的に最も近い位置(最寄位置)にある文書G3
304を探索し、該他端末に伝える最寄文書位置情報供
与手段4100を備える。また、端末b3201は、該
最寄文書位置情報供与手段4100から伝えられた位置
情報に従い、文書Gの位置情報を変更する文書最寄位置
情報変更手段4200を備える。
【0015】図7は、図4に示す最寄文書位置情報供与
手段4100における処理手順を、文書Fの場合につき
示したものである。図8は、図4に示す文書最寄位置情
報変更手段4200の処理フローを示したものである。
図4において、端末bが、端末aが公開する文書Fを共
有すべく端末bにコピーするときの手順を図7及び図8
により説明する。端末bが、端末aで公開されている文
書F3104を、記憶装置を含むサーバ3202にコピ
ーしようとするとき、図4に示す最寄文書位置情報供与
手段4000が、図7に示す手順で処理を行う。まず、
文書F3104へのアクセス要求を受ける(ステップS
71)。次に、要求元端末(ここでは端末b)の位置情
報を取得し、文書F3104に埋め込まれた他文書の位
置情報全てについて、要求元端末から、経由するルータ
の段数、回線速度、通信容量等の条件において最も通信
効率の良い位置(最寄位置)にあり、かつ文書Gを有す
る端末を探索し、その位置情報を取得する(ステップS
72)。本第4の実施例では、上記ステップS72の探
索の結果、上記の通信効率の良い位置(最寄位置)にあ
り、かつ文書Gを有する端末としての端末cの位置情報
が得られたこととする。次に、上記ステップS72で得
られた端末cの文書Gの位置情報を要求元端末(端末
b)に返す(ステップS73)。
【0016】図8は、端末bの文書最寄位置情報変更手
段4200における処理の手順を示す。文書Fを得るた
めアクセスした端末aから返された、通信効率的に最も
近い位置(最寄位置)にある文書Gの位置情報を取得す
る(ステップS81)。次に、ステップS81で得られ
た情報に従い、文書Gの位置情報を変更し、文書F'3
204を作成する(ステップS82)。具体的には、図
4における文書F中の標識△△△△△3109のリンク
先情報文書G3110が、図4における文書F'320
4中の標識△△△△△3208のリンク先情報の端末c
/文書G3309に変更される。これにより、端末bが
文書F'を閲覧し、文書Gを参照する際には、通信効率
的な観点から最寄の端末c上の文書Gを参照することと
なる。また、図には示していないが、端末a以外の端末
上にある文書Gは(端末cも含む)、常に端末aの文書
Gと同期がとられているものとする。
【0017】上記第4の実施例によれば、文書情報の共
有において、効率的に文書を参照することができ、ネッ
トワークへの負荷を低減できる。情報を最適な位置に配
置することが可能となり、情報発信側でのデータの一元
管理が容易となる。
【0018】
【発明の効果】本発明によれば、ピアツーピア・ネット
ワーク等の環境で情報共有を行う場合、情報発信元の情
報が更新されたときにも、情報受信側端末で取得される
文書にも、その情報更新が反映される。情報受信側端末
で容易に情報閲覧ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例を示す図である。
【図2】本発明の第2の実施例を示す図である。
【図3】本発明の第3の実施例を示す図である。
【図4】本発明の第4の実施例を示す図である。
【図5】図1における文書位置情報変更手段の処理の説
明図である。
【図6】図3における文書最寄位置情報取得手段の処理
の説明図である。
【図7】図4における最寄文書位置情報供与手段の処理
の説明図である。
【図8】図4における文書最寄位置情報変更手段の処理
の説明図である。
【符号の説明】
1200…文書位置情報変更手段、 3200…文書最
寄位置情報取得手段、4100…最寄文書位置情報供与
手段、 4200…文書最寄位置情報変更手段。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 大條 成人 神奈川県横浜市戸塚区吉田町292番地 株 式会社日立製作所デジタルメディア開発本 部内 Fターム(参考) 5B009 ND03 NG03 VC01 5B082 EA07

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ネットワークを介し他文書連結用の位置情
    報を有する文書を受信する情報端末であって、 上記受信する他文書の位置情報を解析し、該位置情報が
    該受信情報端末を指すときは該位置情報を該受信情報端
    末内の位置情報に変更し、該位置情報が該受信情報端末
    以外の情報端末を指すときは該位置情報をネットワーク
    上の位置情報に変更する位置情報変更手段と、 該位置情報が変更された他文書を連結して新たな文書を
    作成する手段と、 該新たな文書を記憶する記憶手段と、 を備えた構成を特徴とする情報端末。
  2. 【請求項2】ネットワークを介し他文書連結用の位置情
    報を有する文書を受信する情報端末であって、 上記受信する他文書の位置情報を解析し、該他文書を有
    し通信上の最寄位置にある情報端末を探索する探索手段
    と、 該探索で得られた情報端末における該他文書の位置情報
    に、上記位置情報を変更する位置情報変更手段と、 上記位置情報変更された他文書を連結した新たな文書を
    記憶する記憶手段と、 を備えた構成を特徴とする情報端末。
  3. 【請求項3】ネットワークを介し他文書連結用の位置情
    報を有する文書を送信する情報端末であって、 他の情報端末から上記文書のアクセス情報を受信する手
    段と、 該アクセス情報を受信したとき、該他文書を有し上記他
    の情報端末に対し通信上の最寄位置にある情報端末を探
    索する探索手段と、 該探索で得られた情報端末における該他文書の位置情報
    を、上記他の情報端末に送信する位置情報送信手段と、 を備えた構成を特徴とする情報端末。
  4. 【請求項4】ネットワークを介し他文書連結用の位置情
    報を有する文書を受信する情報端末であって、 ネットワーク上の第1の他の情報端末が探索した端末情
    報であって上記他文書を有し上記受信用情報端末に対し
    通信上の最寄位置にある第2の他の情報端末の位置情報
    を受信する受信手段と、 該第2の他の情報端末における該他文書の位置情報に、
    上記位置情報を変更する位置情報変更手段と、 該位置情報変更された他文書を連結して新たな文書を作
    成する手段と、 を備えた構成を特徴とする情報端末。
  5. 【請求項5】上記文書はハイパーテキスト文書である請
    求項1から4のいずれかに記載の情報端末。
  6. 【請求項6】ネットワークを介し他文書連結用の位置情
    報を有する文書を送信する送信情報端末と、該送信情報
    を受信する受信情報端末とを備えた文書情報送受信シス
    テムであって、 上記送信情報端末が、他の情報端末から上記文書のアク
    セス情報を受信する手段と、 該アクセス情報を受信したとき、該他文書を有し上記他
    の情報端末に対し通信上の最寄位置にある情報端末を探
    索する探索手段と、 該探索で得られた情報端末における該他文書の位置情報
    を、上記他の情報端末に送信する位置情報送信手段と、
    を備え、 上記受信情報端末が、 上記位置情報送信手段からの情報を受信する受信手段
    と、 該受信した上記他の情報端末における該他文書の位置情
    報に、上記位置情報を変更する位置情報変更手段と、を
    備えた構成であることを特徴とする文書情報送受信シス
    テム。
  7. 【請求項7】ネットワークを介し他文書連結用の位置情
    報を有する文書を受信する情報端末に使われる文書取得
    用プログラムであって、 情報端末に、 受信する他文書の位置情報を解析する第1の手順と、 該位置情報が該受信情報端末を指すときは該位置情報を
    該受信情報端末内の位置情報に変更し、該位置情報が該
    受信情報端末以外の情報端末を指すときは該位置情報を
    ネットワーク上の位置情報に変更する第2の手順と、 該位置情報変更した他文書が連結された新たな文書を作
    成する第3の手順と、 該作成した新たな文書を受信情報として記憶する第4の
    手順と、 を実行させることを特徴とする文書取得用プログラム。
  8. 【請求項8】ネットワークを介し他文書連結用の位置情
    報を有する文書を受信する情報端末に使われる文書取得
    用プログラムであって、 情報端末に、 ネットワーク上の第1の他の情報端末が探索した端末情
    報であって上記他文書を有し上記受信用情報端末に対し
    通信上の最寄位置にある第2の他の情報端末の情報を受
    信する第1の手順と、 該第2の他の情報端末における該他文書の位置情報に、
    上記位置情報を変更する第2の手順と、 該位置情報変更された他文書を連結して新たな文書を作
    成する第3の手順と、 を実行させることを特徴とする文書取得用プログラム。
JP2001287257A 2001-09-20 2001-09-20 情報端末、文書情報送受信システム及び文書取得用プログラム Pending JP2003099315A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001287257A JP2003099315A (ja) 2001-09-20 2001-09-20 情報端末、文書情報送受信システム及び文書取得用プログラム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001287257A JP2003099315A (ja) 2001-09-20 2001-09-20 情報端末、文書情報送受信システム及び文書取得用プログラム

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2003099315A true JP2003099315A (ja) 2003-04-04

Family

ID=19110101

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001287257A Pending JP2003099315A (ja) 2001-09-20 2001-09-20 情報端末、文書情報送受信システム及び文書取得用プログラム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2003099315A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7379967B2 (en) 2005-01-28 2008-05-27 Grid Solutions, Inc. Download method for file by bit torrent protocol

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7379967B2 (en) 2005-01-28 2008-05-27 Grid Solutions, Inc. Download method for file by bit torrent protocol

Similar Documents

Publication Publication Date Title
RU2409846C2 (ru) Организация ресурсов в коллекции, способствующая более эффективному и надежному доступу к ресурсам
JP3968119B2 (ja) キャッシュ間情報転送方法
US7451236B2 (en) Document distribution and storage system
US7171415B2 (en) Distributed information discovery through searching selected registered information providers
US6961723B2 (en) System and method for determining relevancy of query responses in a distributed network search mechanism
US7013303B2 (en) System and method for multiple data sources to plug into a standardized interface for distributed deep search
CN101485178B (zh) 用于在通信系统中获得信息对象的方法
US6934702B2 (en) Method and system of routing messages in a distributed search network
US7099871B2 (en) System and method for distributed real-time search
EP1339195B1 (en) Methods and apparatuses for performing document-inclusion operations over a network
CN105721311A (zh) 用于使用信息中心网络中的链路状态信息进行有效的基于名称的内容路由的系统和方法
EP1215596A2 (en) Information collection server with content conversion and synchronization for mobile clients
US20150006555A1 (en) Message Publishing and Subscribing Method and Apparatus
JP2001320405A (ja) 情報アクセス方法及びネットワークシステム
JP2003208365A (ja) 適応ディスパッチャを有する仮想ネットワーク
CN103051663A (zh) 图片共享对等网络中用于改进访客图像查看性能的代理高速缓存技术
EP1695241B1 (en) Distributed computer system
JP2007164523A (ja) 情報処理装置、分散同期型情報システム、情報同期方法、及び、プログラム
US9021013B2 (en) Ubiquitous web service gateway and method
JP2006252384A (ja) 検索システム、検索サーバ、及び、ネットワークサーバ
JP2003099315A (ja) 情報端末、文書情報送受信システム及び文書取得用プログラム
JP2007317107A (ja) 情報処理システム、及び情報処理装置、並びに制御プログラム
CN108156246A (zh) 一种文件分发方法、系统、服务器及客户端
JP2003273937A (ja) サービスゲートウェイ装置
Bettini et al. Context-aware web services for distributed retrieval of points of interest

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20050302

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20080527

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20080723

RD02 Notification of acceptance of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422

Effective date: 20080723

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20080826

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20081224