JP2003094024A - リサイクル品減容回収装置 - Google Patents

リサイクル品減容回収装置

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JP2003094024A
JP2003094024A JP2001293836A JP2001293836A JP2003094024A JP 2003094024 A JP2003094024 A JP 2003094024A JP 2001293836 A JP2001293836 A JP 2001293836A JP 2001293836 A JP2001293836 A JP 2001293836A JP 2003094024 A JP2003094024 A JP 2003094024A
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recycled product
recycled
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classification
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JP2001293836A
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Toshiaki Sakamoto
俊明 坂元
Shigemi Usui
慈美 臼井
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Panasonic Ecology Systems Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Ecology Systems Co Ltd
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    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02WCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO WASTEWATER TREATMENT OR WASTE MANAGEMENT
    • Y02W30/00Technologies for solid waste management
    • Y02W30/50Reuse, recycling or recovery technologies
    • Y02W30/62Plastics recycling; Rubber recycling

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  • Processing Of Solid Wastes (AREA)
  • Separation, Recovery Or Treatment Of Waste Materials Containing Plastics (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 リサイクル品の内容、材質と色の検出を行う
バーコード読取装置の小型化を可能とすることと共に、
減容工程までのバーコード読み取り時間、残留物抜き取
り時間が短縮されたリサイクル品減容回収装置の小型化
を可能にする。 【解決手段】 バーコード読み取り装置を、投入された
リサイクル品の注ぎ口を保持するリサイクル品保持部
と、リサイクル品保持部を回転させる保持部回転駆動装
置と、リサイクル品に表示されているバーコードを読み
取るバーコードリーダーをリサイクル品保持部の回転に
連動し、上下あるいは前後に移動させる移動装置を備え
たリサイクル品減容回収装置。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、特にペットボトル
やショット缶のような注ぎ口のある筒状の包装容器等の
リサイクル品を回収するリサイクル品減容回収装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】従来、再利用が可能である飲料容器とし
てのペットボトルは地域行政による定期的な分別回収
や、販売店等あるいは自動販売機周辺に設置された回収
ボックスによる自主的な回収が行われている。しかしな
がら、再利用が可能であるにもかかわらず材質的に傷が
付きやすく食品衛生上再利用回数の限界や利用者の回収
再生への協力意識薄弱からのペットボトル使用後の投げ
捨ての常態化、また、嵩張ることによる搬送コスト等の
理由で回収が行いがたく十分な再利用が行われていな
い。
【0003】なお、特開平11−70526号公報には
選別手段において、プラスチックボトルを水平に横向き
に支持して、モーターにてペットボトルの側面を回転さ
せて、固定式の撮影装置により、バーコードの内容、材
質と色を検出し、材質色識別手段により選別し、残留物
抜き取り装置により、残留内容物をプラスチックボトル
から抜き取り、選別されたプラスチックボトルを各種類
ごとに異なる場所で粉砕し格納するプラスチックボトル
選別減容装置が示されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】このように、前述した
従来のプラスチックボトル選別減容装置では、固定の撮
影装置によりバーコードの内容、材質と色の検出を行う
ため、ペットボトルの大きさやペットボトルに表示され
ているバーコードの位置は多種多様であるため、ペット
ボトルの水平に横向きに支持した状態で、ペットボトル
の全体の撮影が可能である撮影装置が必要であり、且
つ、ペットボトル全体の撮影を行うためには、撮影装置
とペットボトルの間には十分な撮影距離が必要となり、
バーコードの読み取り装置が大型化となる。
【0005】また、残留物のあるペットボトルは撮影装
置でバーコードの内容、材質と色の検出を行った後、残
留物抜き取り装置により残留物が抜き取られ、搬送装置
により減容装置に送られる。そのため、減容工程までに
バーコード読み取り時間、残留物抜き取り時間および搬
送時間が必要であり、且つ、残留物の抜き取りのために
残留物抜き取り装置と搬送装置を設けることによりプラ
スチック選別減容装置が大型化となる。
【0006】本発明はこのような従来の技術を解決する
もので、ペットボトルの大きさや表示されている位置に
より多種多様な位置に表示されているペットボトルのバ
ーコードを読み取ることができるバーコード読み取り装
置の小型化を可能とすることと共に、減容工程までのバ
ーコード読み取り時間、残留物抜き取り時間が短縮され
たリサイクル品減容回収装置の小型化を可能にすること
を目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の本発明の
リサイクル品減容回収装置は、注ぎ口のある筒状のリサ
イクル品を投入する投入口と、前記リサイクル品に表示
されているバーコードを読み取るバーコード読み取り装
置と、前記リサイクル品に表示されているバーコードの
内容を予め記憶させている記憶装置と、前記記憶装置に
記憶させているデータを照合させることで前記リサイク
ル品の分類を判定する分類判定装置と、前記リサイクル
品を減容する減容装置と、前記分類装置によって判定し
た分類別に収納する収納箱と、分類別の前記収納箱に前
記リサイクル品を導く分類分離装置を備えたリサイクル
品回収装置において、バーコード読み取り装置を、投入
された前記リサイクル品の注ぎ口を保持するリサイクル
品保持部と、前記リサイクル品保持部を回転させる保持
部回転駆動装置と、前記リサイクル品に表示されている
バーコードを読み取るバーコードリーダーを前記リサイ
クル品保持部の回転に連動し、上下あるいは前後に移動
させる移動装置を備えたことを特徴とする。
【0008】請求項2記載の本発明は、注ぎ口のある筒
状のリサイクル品を投入する投入口と、前記リサイクル
品に表示されているバーコードを読み取るバーコード読
み取り装置と、前記リサイクル品に表示されているバー
コードの内容を予め記憶させている記憶装置と、前記記
憶装置に記憶させているデータを照合させることで前記
リサイクル品の分類を判定する分類判定装置と、前記リ
サイクル品を減容する減容装置と、前記分類装置によっ
て判定した分類別に収納する収納箱と、分類別の前記収
納箱に前記リサイクル品を導く分類分離装置を備えたリ
サイクル品回収装置において、バーコード読み取り装置
を、投入された前記リサイクル品の側面を保持する側面
保持部と、前記側面保持部に保持された前記リサイクル
品を回転させるリサイクル品回転駆動装置と、前記リサ
イクル品に表示されているバーコードを読み取るバーコ
ードリーダーを前記リサイクル品保持部の回転に連動
し、上下あるいは前後に移動させる移動装置を備えたこ
とを特徴とする。
【0009】請求項3記載の本発明は、請求項1に記載
のリサイクル回収装置において、前記リサイクル品保持
部の中心部分にリサイクル品の内部を洗浄する洗浄装置
を備えたことを特徴とする。
【0010】請求項4記載の本発明は、請求項1から請
求項3のいずれかに記載のリサイクル回収装置におい
て、リサイクル品がペットボトルであることを特徴とす
る。
【0011】請求項5記載の本発明は、ペットボトルの
減容回収装置において、バーコード読み取り手段により
ペットボトルに表示されているバーコードの内容を読み
取った後、ペットボトルの表面のフィルム部分とボトル
部分に分離する分離装置を備えたことを特徴とする。
【0012】
【発明の実施の形態】本発明の第1の実施の形態による
リサイクル品減容回収装置は、バーコード読み取り装置
を、投入されたリサイクル品の注ぎ口を保持するリサイ
クル品保持部と、リサイクル品保持部を回転させる保持
部回転駆動装置と、リサイクル品に表示されているバー
コードを読み取るバーコードリーダーをリサイクル品保
持部の回転に連動し、上下あるいは前後に移動させる移
動装置を備えたものである。このように、リサイクル品
保持部によりリサイクル品を保持し、リサイクル品保持
部を回転させ、バーコード読み取り装置を移動させるこ
とで、バーコードの位置に関係なく、小型のバーコード
読み取り装置で確実にバーコードを読み取ることができ
る。
【0013】本発明の第2の実施の形態によるリサイク
ル品回収装置は、バーコード読み取り装置を、投入され
たリサイクル品の側面を保持する側面保持部と、側面保
持部に保持されたリサイクル品を回転させるリサイクル
品回転駆動装置と、リサイクル品に表示されているバー
コードを読み取るバーコードリーダーをリサイクル品保
持部の回転に連動し、上下あるいは前後に移動させる移
動装置を備えたものである。このように、リサイクル品
を側面保持部で保持し、側面保持回転駆動装置によりリ
サイクル品を回転させ、バーコード読み取り装置を移動
させることで、バーコードの位置に関係なく、小型のバ
ーコード読み取り装置で確実にバーコードを読み取るこ
とができる。
【0014】本発明の第3の実施の形態は、第1の実施
の形態におけるリサイクル品減容回収装置において、リ
サイクル品保持部の中心部分にリサイクル品の内部を洗
浄する洗浄装置を備えたものである。このように、回収
時にリサイクル品を洗浄するため、異物や危険物の混入
を防止することができる。
【0015】本発明の第4の実施の形態は、第1から第
3の実施の形態によるリサイクル品回収装置において、
リサイクル品がペットボトルとしたものである。このよ
うに、再利用価値がありながら十分に回収や再利用がで
きなかったペットボトルを有効に再利用することができ
る。
【0016】本発明の第5の実施の形態による、リサイ
クル品回収装置は、バーコード読み取り手段によりペッ
トボトルに表示されているバーコードの内容を読み取っ
た後、ペットボトルの表面のフィルム部分とボトル部分
に分離する分離装置を備えたものである。このように、
材質の異なるボトル部分とフィルム部分を分離すること
により、再利用価値の高いペットボトルの回収を行うこ
とができる。
【0017】
【実施例】以下本発明の一実施例によるリサイクル回収
装置について図面を参照しながら説明する。
【0018】この実施例は減容する容器としてペットボ
トルを対象としている。図1は本発明の第1の実施例を
あらわす正面図、図2は正面断面図、図3は図2A−A
線の断面図である。
【0019】図に示すように、直方体をなす筐体1と、
筐体1の上部側面に形成されペットボトルが投入される
投入口2と、投入されたペットボトルの注ぎ口を保持す
るリサイクル品保持部3と、リサイクル品保持部3に保
持されたペットボトルの側面を保持する側面保持部4
と、リサイクル品保持部3を回転させる保持部回転駆動
装置5と、リサイクル品保持部3に保持されたペットボ
トルに表示されているバーコードを読み取るバーコード
リーダー6とバーコードリーダー6を移動させる移動装
置7と、バーコードの内容を予め記憶させている記憶装
置8と、記憶装置8に記憶させているデータを照合させ
ることでペットボトルの分類を判定する分類判定装置9
と、リサイクル保持部3に保持されたペットボトルの内
部を洗浄する洗浄装置10と、ペットボトルの減容を行
う減容装置11と、ペットボトルの表面のフィルム部分
とボトル部分を分離する分離装置12と前記分類判定装
置9で判定された分類にペットボトルを分類する分類分
離装置13と、回収箱14から構成されている。
【0020】前述した投入口2は最大長さのペットボト
ルを水平にして挿入できる大きさであり、投入口扉21
を有している。
【0021】投入口扉21について図4、図5(a)
(b)を参照にして説明する。
【0022】投入口扉21は投入口2を開閉するととも
に、投入口2から投入されたペットボトルを横向きにし
て支持するものである。この投入口扉21は垂直にして
投入口2を閉じる大きさの矩形をなす扉板22と、この
扉板22を垂直にて投入口2を閉じた行程に筐体1の内
部において扉板22の下部に取り付けられて内部に向け
て低くなるように傾斜する容器支持板23と、扉板22
と容器支持板23の左右両側縁に取り付けられた一対の
側板24と扉板22に取り付けられた取手25で構成さ
れている。容器支持板23はペットボトルを水平に横置
きにして載せる。投入口扉21は一対の側板24の前部
下端が筐体1に設けられた支持軸に回動自在に支持され
ている。これにより図5に示すように投入口扉21は投
入口2を閉じる閉塞位置Z1と投入口2の外側の開放位
置Z2の間を回動できる。
【0023】そして、投入口扉21は筐体1に設けた図
示しないストッパーにより各位置Z1、Z2に各々停止
される。筐体1には投入口扉21を閉じる位置Z1にロ
ックする適宜な構成の扉ロック機構(図示せず)が設け
られている。
【0024】投入されたペットボトルの移動工程につい
て図2、図3および図6を参照にして説明する。
【0025】容器支持板23に載せたペットボトルは、
投入口扉21を閉塞位置Z1に移動することにより、ペ
ットボトルは容器支持板23の傾斜に沿って、筐体1の
内部に設けた接続ダクト15の上部に移動する。接続ダ
クト15はペットボトルが水平にして転がした時のペッ
トボトルの注ぎ口側に設けておき、接続ダクト15の横
方向の大きさはペットボトルを水平にした場合の半分以
上の大きさとしておく。また、接続ダクト15の上部及
び下部は開口となっている。
【0026】接続ダクト15の上部に転がってきたペッ
トボトルは、ペットボトル自身の重量により、ペットボ
トルの注ぎ口を下として接続ダクト15の内部に落下し
ていく。
【0027】なお、ペットボトルが容器支持板23から
接続ダクト15に移動する経路の途中に、ペットボトル
の通過を検出する光学センサ(図示せず)を設けてお
く。前述した扉ロック機能は光学センサからの信号によ
りロック機構が動作し、ペットボトルが減容装置に移動
した時点でロック機構を解除するものである。
【0028】接続ダクト15の内部を通過したペットボ
トルは接続ダクト15の真下に設けられたリサイクル品
保持部3に注ぎ口を下にして保持される。リサイクル品
保持部3は円筒形で、中央部にはペットボトルの注ぎ口
の外径よりの若干大きい円筒の孔16が設けられてお
り、リサイクル保持部3の外形から中央の孔16に向け
て低くなるように傾斜が設けられており、ペットボトル
は、中央の孔16に保持される。またペットボトルの側
面を半円状に囲む側面保持部4により、ペットボトルが
リサイクル品保持部3に保持されず、倒れることを防止
する。また、ペットボトルの注ぎ口を下にしてリサイク
ル品保持部3に保持されるため、ペットボトルの内部に
残留内容物がある場合においても、リサイクル保持部3
の孔16の内部に残留内容物が流れ出し、リサイクル保
持部3の下部に接続された排水ダクト(図示せず)を通
って、排水ダクトに接続された残留内容物および後述す
る洗浄行程にて発生する洗浄後の洗浄液を回収する排水
ボックス(図示せず)に回収される。
【0029】なお、側面保持部4は透明材料、例えば透
明なアクリル材で形成されており、後述のペットボトル
に表示されているバーコードの読み取り行程時に、バー
コードリーダー6による読み取りを遮断すること無く、
バーコードの読み取りが可能となる。
【0030】次にペットボトルに表示されているバーコ
ードの読み取り工程を図2、図7及び図8を参照にして
説明する。リサイクル品保持部3に連結された保持部回
転駆動装置5により、リサイクル品保持部3が回転さ
れ、リサイクル品保持部3の回転に伴い、リサイクル品
保持部3により保持されているペットボトルが回転す
る。また、同時に回転モータ17と回転モータ17のシ
ャフトに接続された偏心板18により構成された移動装
置7により、バーコードリーダー6をあおり、上下に移
動させる。すなわちレーザーの投光、受光によりバーコ
ードを読み取るバーコード読み取り部19を移動させる
ことができる。このように構成されたバーコード読み取
り工程により、リサイクル品保持部3に保持されたペッ
トボトルに表示されているバーコードがどちらの側面に
表示されていても、またペットボトルの種類による異な
る位置に表示されているバーコードを1つのバーコード
リーダーによる読み取りを可能にすることができる。
【0031】なお、図9に示すように、投入されたペッ
トボトルを側面で保持する側面保持部4により保持し、
ペットボトルの側面に沿って回転させるローラ20を備
えたリサイクル品回転駆動装置26によりペットボトル
を回転させ、ペットボトルの長手方向に移動させる移動
装置7により、バーコードリーダー6を移動させる。す
なわちペットボトルを回転させ、レーザーの投光、受光
によりバーコードを読み取るバーコード読み取り部19
を移動させることにより、ペットボトルに表示されてい
るバーコードがどちらの側面に表示されていても、また
ペットボトルの種類による異なる位置に表示されている
バーコードを1つのバーコードリーダーによる読み取り
を可能にすることができる。
【0032】バーコードリーダー6により、ペットボト
ルに表示されているバーコードが読み取られた後、分類
判定装置9により、読み取られたバーコードデータと記
憶装置8に予め記憶させている各種類のペットボトルに
表示されているバーコードデータの照合を行い、分類判
定装置9で保管すべきペットボトルであると判断した場
合には、製造者、販売者別にペットボトルを回収するた
め、適合する回収箱14に回収されるよう後述する分類
分離装置13の移動を行う。
【0033】バーコードを判別できなかったペットボト
ルやバーコードを読み取った結果、保管対象外であるこ
とが判明したペットボトルは排出口移動シリンダー27
によりペットボトルを排出する排出口28よりペットボ
トルを返却する。なお、回収対象外のペットボトルはリ
サイクル品減容装置内に設置した対象外回収箱(図示せ
ず)に回収する場合でも良い。
【0034】なお、本実施例ではペットボトルに表示し
ているバーコードを読み取り対象としたがペットボトル
に表示されている材質やメーカーを表す他のマークが読
み取り対象であっても同様の効果を得ることができる。
【0035】図10に示すように、リサイクル品保持部
3に保持されたペットボトルはバーコードリーダー6に
よるバーコード読み取り時に、リサイクル品保持部3の
中心部に設置されている洗浄装置10により、ペットボ
トルの内部に洗浄液が規定時間、注入され、ペットボト
ル内部の洗浄を行う。ペットボトルの内部の洗浄を行っ
た洗浄液は、リサイクル保持部3の下部に接続された排
水ダクト(図示せず)を通って、排水ダクトに接続され
た洗浄液を回収する排水ボックス(図示せず)に回収さ
れる。
【0036】なお、洗浄液に蒸気を使用することによ
り、ペットボトルの内部を洗浄する洗浄液の液量を抑え
ることとなり、排水ボックスに回収される洗浄液の除去
作業回数を軽減することができる。また高温である蒸気
を用いるため、ペットボトル内部に残留した蒸気の乾燥
は短時間で行われることとなり、リサイクル品減容装置
内部の水分の散乱を防止することができる。
【0037】洗浄後のペットボトルは減容装置移動シリ
ンダー29により、減容装置11に移動される。
【0038】減容装置11に送られてきたペットボトル
は裁断され、分離行程に移動する。
【0039】次に分離工程を図11を参照に説明する。
【0040】分離装置12はサイクロン部30と分離送
風機31から構成されている。減容装置11から落下し
てきた裁断されたペットボトルはボトル部分とペットボ
トルの表面のフィルム部分とが混合した状態でサイクロ
ン部入口32に投入される。減容装置11が運転された
時点で分離送風機31は運転され、サイクロン部入口3
2に投入された裁断されたペットボトルは分離部33に
送られる。分離部33に送られた裁断されたペットボト
ルのフィルム部は比重がボトル部分より軽いため、フィ
ルム出口部34を通過してフィルム貯蔵箱35に回収さ
れる。またボトル部分はフィルムよりも比重が重く、分
離送風機31により発生する気流により遠心力が働き、
分離部33の外周に沿って落下していき、分類分離装置
14に送られる。
【0041】なお、分離装置について、図12(a)
(b)、図13に示すように、分離トレー36、フィル
ムカッター部37とフィルム分離送風機38により構成
し、バーコード読み取り行程の後に配置する場合でもよ
い。図13に示す分離装置12では減容装置移動シリン
ダー29によりペットボトルが、分離トレー36に移動
される。分離トレー36は分離ラックギア39、分離歯
車40及びに分離電動機41を有しており、分離電動機
41を運転することにより、分離トレー36に移動され
たペットボトルはフィルムカッター部37側に移動され
る。移動されたペットボトルはフィルムカッター部37
によりペットボトル表面が切断され、ボトル部分とフィ
ルム部分が分離される。フィルムカッター部37は複数
段に配置されたカッター42とカッター板43及びダン
パー軸44により構成され、カッター板43はテーパー
状に配置されており、ダンパー軸44を軸として回転す
る。カッター板43がテーパー状に配置されているた
め、ペットボトルの形状、寸法に関係なく、ペットボト
ルの表面が必ずカッター42に触れることとなる。また
カッター板43にカッター42を複数段に配置すること
により、ペットボトルとの接触部分が増加し、ペットボ
トルを確実に両側のカッター板43により挟み込むこと
となる。
【0042】カッター板43はダンパー軸44を軸とし
て回転することにより、カッター42がフィルムカッタ
ー部37に移動したペットボトルの表面に沿って移動
し、ペットボトルの表面のみ、すなわちフィルム部分の
みが切断される。
【0043】フィルムカッター部37を通過したボトル
部分は減容装置11に送られる。また切断されたフィル
ムは分離トレー36の上部に配置されたフィルム分離送
風機38により分離トレー36の下部に設置されたフィ
ルム回収箱45に回収される。
【0044】次に分類分離工程を図14、図15を参照
にして説明する。
【0045】分類分離装置15は分類分離テーブル46
とテーブル移動装置47から構成されており、テーブル
移動装置47はスライドレール48、ラックギア49、
およびスライド電動機50、スライド歯車51を有して
いる。また分類分離テーブル46は傾斜面A52と傾斜
面B53から構成されている。
【0046】上記、減容装置11にペットボトルが投入
された時点で、分類判定装置9により、登録された分類
に従い、回収箱14の選別を行い、スライド電動機50
に制御信号を送信する。制御信号に伴いスライド電動機
50を正転もしくは逆転回転させ、同時にスライド電動
機50に接続されているスライド歯車51が回転され、
スライド歯車51の回転により、スライドレール48、
ラックギア49と連結されている分類分離テーブル46
の傾斜面A52もしくは傾斜面B53が減容装置11の
真下に移動される。なお、分類分離テーブル46の位置
は位置検出センサ54を用いて検出し、スライド電動機
50の運転・停止の制御を行う。位置検出センサ54に
より、回収箱A55に選別して保管する場合にはテーブ
ル位置X、回収箱B56に選別して保管する場合には、
テーブル位置Yに移動するとスライド電動機50は停止
する。
【0047】スライド電動機50の停止後、裁断された
ペットボトルは自重により減容装置11より落下する。
ペットボトルが落下時に、分類分離テーブル42がテー
ブル位置Xに位置している場合には回収箱A55に、テ
ーブル位置Yに位置している場合には回収箱B56に落
下し、収納される。
【0048】また、分類分離テーブル46の位置検出を
行う位置検出センサ54を2ヶ所ではなく、2ヶ所以上
設置することにより、2つ以上の分類した回収も可能で
ある。
【0049】なお、登録された分類とは例えば製造者や
販売者別、また材質や色別分類である。製造者や販売者
別であって、さらに材質や色別に分類されていることが
再利用の場合には有利である。
【0050】
【発明の効果】上記実施例の説明から明らかなように、
本発明によれば、リサイクル品を回転させ、バーコード
リーダーをリサイクル品の回転に連動し、上下あるいは
前後に移動させることにより、ペットボトルの大きさや
表示されている位置により多種多様な位置に表示されて
いるペットボトルのバーコードを読み取ることができる
バーコード読み取り装置の小型化が可能であり、リサイ
クル品保持部に保持された時点でバーコード読み取りと
同時にリサイクル品内の残留物の抜き取りを行うため、
減容行程までのバーコード読み取り時間、残留物抜き取
り時間が短縮されたリサイクル品減容回収装置の小型化
が可能である。
【0051】またバーコード読み取り時に洗浄装置によ
りリサイクル品の内部の洗浄を行うことやペットボトル
の回収時には分離装置により材質の異なるボトル部とフ
ィルム部の分離を行うことにより、高品質で再利用しや
すいリサイクル品減容回収装置を提供することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例におけるリサイクル品回収装
置の正面図
【図2】同リサイクル品回収装置の正面断面図
【図3】同図2のA−A線による断面図
【図4】同投入口扉を示す斜視図
【図5】(a)同投入口扉の開閉を示す斜視図 (b)同(a)の断面図
【図6】同リサイクル品保持部を示す斜視図
【図7】同バーコード読み取り工程を示す斜視図
【図8】同移動装置を示す断面図
【図9】同バーコード読み取り工程を示す斜視図
【図10】同洗浄装置を示す斜視図
【図11】同分離工程を示す斜視図
【図12】(a)同リサイクル品回収装置の正面断面図 (b)同(a)のB−B線による断面図
【図13】同分離装置を示す斜視図
【図14】同分類分離テーブルを示す斜視図
【図15】同分類分離工程を示す断面図
【符号の説明】
1 筐体 2 投入口 3 リサイクル品保持部 4 側面保持部 5 保持部回転駆動装置 6 バーコードリーダー 7 移動装置 8 記憶装置 9 分類判定装置 10 洗浄装置 11 減容装置 12 分離装置 13 分類分離装置 14 回収箱 15 接続ダクト 16 孔 17 回転モータ 18 偏心板 19 バーコード読み取り部 20 ローラ 21 投入口扉 22 扉板 23 容器支持板 24 側板 25 取手 26 リサイクル品回転駆動装置 27 排出口移動シリンダー 28 排出口 29 減容装置移動シリンダー 30 サイクロン部 31 分離送風機 32 サイクロン部入口 33 分離部 34 フィルム出口部 35 フィルム貯蔵箱 36 分離トレー 37 フィルムカッター部 38 フィルム分離送風機 39 分離ラックギア 40 分離歯車 41 分離電動機 42 カッター 43 カッター板 44 ダンパー軸 45 フィルム回収箱 46 分類分離テーブル 47 テーブル移動装置 48 スライドレール 49 ラックギア 50 スライド電動機 51 スライド歯車 52 傾斜面A 53 傾斜面B 54 位置検出センサ 55 回収箱A 56 回収箱B
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) // C08J 11/08 B29K 67:00 B29K 67:00 B09B 3/00 ZAB Fターム(参考) 4D004 AA07 AA27 CA04 CA07 CA12 CA40 CB12 CB41 DA01 DA20 4F301 AA25 BF05 BF09 BF12 BF26 BF27 BF31 BG41 BG42 BG44 BG53

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 注ぎ口のある筒状のリサイクル品を投入
    する投入口と、前記リサイクル品に表示されているバー
    コードを読み取るバーコード読み取り装置と、前記リサ
    イクル品に表示されているバーコードの内容を予め記憶
    させている記憶装置と、前記記憶装置に記憶させている
    データを照合させることで前記リサイクル品の分類を判
    定する分類判定装置と、前記リサイクル品を減容する減
    容装置と、前記分類装置によって判定した分類別に収納
    する収納箱と、分類別の前記収納箱に前記リサイクル品
    を導く分類分離装置を備えたリサイクル品回収装置にお
    いて、バーコード読み取り装置を、投入された前記リサ
    イクル品の注ぎ口を保持するリサイクル品保持部と、前
    記リサイクル品保持部を回転させる保持部回転駆動装置
    と、前記リサイクル品に表示されているバーコードを読
    み取るバーコードリーダーを前記リサイクル品保持部の
    回転に連動し、上下あるいは前後に移動させる移動装置
    を備えたことを特徴とするリサイクル品減容回収装置。
  2. 【請求項2】 注ぎ口のある筒状のリサイクル品を投入
    する投入口と、前記リサイクル品に表示されているバー
    コードを読み取るバーコード読み取り装置と、前記リサ
    イクル品に表示されているバーコードの内容を予め記憶
    させている記憶装置と、前記記憶装置に記憶させている
    データを照合させることで前記リサイクル品の分類を判
    定する分類判定装置と、前記リサイクル品を減容する減
    容装置と、前記分類装置によって判定した分類別に収納
    する収納箱と、分類別の前記収納箱に前記リサイクル品
    を導く分類分離装置を備えたリサイクル品回収装置にお
    いて、バーコード読み取り装置を、投入された前記リサ
    イクル品の側面を保持する側面保持部と、前記側面保持
    部に保持された前記リサイクル品を回転させるリサイク
    ル品回転駆動装置と、前記リサイクル品に表示されてい
    るバーコードを読み取るバーコードリーダーを前記リサ
    イクル品保持部の回転に連動し、上下あるいは前後に移
    動させる移動装置を備えたことを特徴とするリサイクル
    品減容回収装置。
  3. 【請求項3】 前記リサイクル品保持部の中心部分にリ
    サイクル品の内部を洗浄する洗浄装置を備えたことを特
    徴とする請求項1記載のリサイクル品減容回収装置。
  4. 【請求項4】 前記リサイクル品がペットボトルである
    ことを特徴とする請求項1から請求項3のいずれかに記
    載のリサイクル品減容回収装置。
  5. 【請求項5】 バーコード読み取り手段を備えたペット
    ボトルの減容回収装置において、バーコード読み取り手
    段によりペットボトルに表示されているバーコードの内
    容を読み取った後、ペットボトルの表面のフィルム部分
    とボトル部分に分離する分離装置を備えたことを特徴と
    するリサイクル品減容回収装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2022525396A (ja) * 2019-03-13 2022-05-13 ディジマーク コーポレイション リサイクルのための物品のデジタルマーキング
CN114833961A (zh) * 2022-05-05 2022-08-02 安徽环嘉天一再生资源有限公司 再生塑料瓶片回收造粒生产线及方法

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