JP2003090742A - 測定データ表示システム - Google Patents
測定データ表示システムInfo
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- JP2003090742A JP2003090742A JP2002124099A JP2002124099A JP2003090742A JP 2003090742 A JP2003090742 A JP 2003090742A JP 2002124099 A JP2002124099 A JP 2002124099A JP 2002124099 A JP2002124099 A JP 2002124099A JP 2003090742 A JP2003090742 A JP 2003090742A
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- Japan
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- measurement data
- measurement
- display
- data
- display system
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- User Interface Of Digital Computer (AREA)
- Indicating Measured Values (AREA)
- Arrangements For Transmission Of Measured Signals (AREA)
- Testing Or Calibration Of Command Recording Devices (AREA)
- Testing And Monitoring For Control Systems (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 ユーザーの負担を増大させることなく、ユー
ザーが必要とするときに必要なデータ形式で解析加工さ
れた所望の測定データが得られる測定データ表示システ
ムを提供する。 【解決手段】 測定データを格納するデータセンター
と、このデータセンターとネットワークを介して接続さ
れたユーザー端末とで構成され、前記ユーザー端末の表
示画面の一部には、測定データを取り出す形式を選択す
るためのメニュー表示領域を設けたことを特徴とするも
の。
ザーが必要とするときに必要なデータ形式で解析加工さ
れた所望の測定データが得られる測定データ表示システ
ムを提供する。 【解決手段】 測定データを格納するデータセンター
と、このデータセンターとネットワークを介して接続さ
れたユーザー端末とで構成され、前記ユーザー端末の表
示画面の一部には、測定データを取り出す形式を選択す
るためのメニュー表示領域を設けたことを特徴とするも
の。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は測定データ表示シス
テムに関し、詳しくは、ネットワークを活用した新しい
システムに関するものである。
テムに関し、詳しくは、ネットワークを活用した新しい
システムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、測定対象から測定データを収集
するのにあたっては、ユーザー自身が用途に応じた測定
システムを構築し、必要な測定器を測定現場に設置し
て、それらの測定結果をユーザー自身が加工処理して保
存することが行われている。
するのにあたっては、ユーザー自身が用途に応じた測定
システムを構築し、必要な測定器を測定現場に設置し
て、それらの測定結果をユーザー自身が加工処理して保
存することが行われている。
【0003】この場合、保存した測定データを閲覧する
ためには、それぞれの測定器に合わせた特別な閲覧用ソ
フトウェアが必要になる。
ためには、それぞれの測定器に合わせた特別な閲覧用ソ
フトウェアが必要になる。
【0004】また、測定現場と測定データを解析処理す
る場所とが離れている場合には、両者間でデータを授受
するためのデータ通信システムを構築する必要がある。
る場所とが離れている場合には、両者間でデータを授受
するためのデータ通信システムを構築する必要がある。
【0005】また、測定データの加工や管理にあたり、
新規機能を追加したり既存の機能を削除する場合には、
ユーザーが個別に関連するアプリケーションソフトウェ
アを変更しなければならない。
新規機能を追加したり既存の機能を削除する場合には、
ユーザーが個別に関連するアプリケーションソフトウェ
アを変更しなければならない。
【0006】さらに、具体的な測定対象においては、こ
れらの一般的な課題に加えて、それぞれの測定対象に固
有の課題がある。例えば、建設・土木工事などの現場に
おいては、工事に伴って発生する騒音や振動などの環境
データを連続的に測定記録しなければならないが、複数
の現場の測定データを個別に管理することは煩雑であ
る。
れらの一般的な課題に加えて、それぞれの測定対象に固
有の課題がある。例えば、建設・土木工事などの現場に
おいては、工事に伴って発生する騒音や振動などの環境
データを連続的に測定記録しなければならないが、複数
の現場の測定データを個別に管理することは煩雑であ
る。
【0007】ビルや工場の管理にあたっては、電力・ガ
ス・上下水道などの各種データについて、日報・週報・
月報・年報化など、多面的なデータの加工処理が必要に
なり、定期的に相当の作業工数が発生することは避けら
れない。
ス・上下水道などの各種データについて、日報・週報・
月報・年報化など、多面的なデータの加工処理が必要に
なり、定期的に相当の作業工数が発生することは避けら
れない。
【0008】冷凍や冷蔵などの各種食品の製造から一般
消費者向けへの販売に至るそれぞれの流通段階において
は、品質管理データの一つとして各段階で商品を冷凍冷
蔵保存する冷凍庫あるいは冷蔵庫の内部温度の推移状態
を測定記録するとともに、機器の維持管理データとして
コンプレッサーの運転状況を個別に測定記録することが
行われている。そして、商品に異常が発生した場合に
は、それらの記録データも原因解明手段の一つになる
が、個別管理している現状では上流から下流までの全過
程の測定データを一元化することは困難である。
消費者向けへの販売に至るそれぞれの流通段階において
は、品質管理データの一つとして各段階で商品を冷凍冷
蔵保存する冷凍庫あるいは冷蔵庫の内部温度の推移状態
を測定記録するとともに、機器の維持管理データとして
コンプレッサーの運転状況を個別に測定記録することが
行われている。そして、商品に異常が発生した場合に
は、それらの記録データも原因解明手段の一つになる
が、個別管理している現状では上流から下流までの全過
程の測定データを一元化することは困難である。
【0009】各種温室の管理にあたっては、室内外の温
度・湿度・二酸化炭素・日照時間などの環境に関するデ
ータや、施肥成分分析・施肥量・土壌PHなどの栽培に
関するデータや、給排水量・ボイラー運転履歴・電力量
などの操業に関するデータなどの多種のデータを記録格
納しておき、栽培対象の生育推移データや出荷量データ
との相関などを解析して実作業にフィードバックするこ
とが望ましいが、日常の温室栽培の実作業からこれらの
データ解析作業までをすべて自力で行うことは作業工数
的にも困難である。
度・湿度・二酸化炭素・日照時間などの環境に関するデ
ータや、施肥成分分析・施肥量・土壌PHなどの栽培に
関するデータや、給排水量・ボイラー運転履歴・電力量
などの操業に関するデータなどの多種のデータを記録格
納しておき、栽培対象の生育推移データや出荷量データ
との相関などを解析して実作業にフィードバックするこ
とが望ましいが、日常の温室栽培の実作業からこれらの
データ解析作業までをすべて自力で行うことは作業工数
的にも困難である。
【0010】簡易水道事業や農業用水事業においては、
水位・流量・ポンプの運転状態監視などの各種データを
記録格納することが行われているが、事業規模が比較的
小さいことから測定データのファイルも小規模になり、
担当者が代わってしまうと測定データが散逸してしまう
恐れがある。
水位・流量・ポンプの運転状態監視などの各種データを
記録格納することが行われているが、事業規模が比較的
小さいことから測定データのファイルも小規模になり、
担当者が代わってしまうと測定データが散逸してしまう
恐れがある。
【0011】また、穀物の貯蔵管理にあたっては、倉庫
内部各部における温度や湿度、貯蔵穀物自体の水分量や
温度などの各種の貯蔵環境データを、ユーザーが必要と
するときにユーザーが必要とする任意の形態で表示させ
たりダウンロードできることが望ましい。
内部各部における温度や湿度、貯蔵穀物自体の水分量や
温度などの各種の貯蔵環境データを、ユーザーが必要と
するときにユーザーが必要とする任意の形態で表示させ
たりダウンロードできることが望ましい。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、これらの問
題を解決するものであり、その目的は、ユーザーの負担
を増大させることなく、ユーザーが必要とするときに必
要なデータ形式で解析加工された所望の測定データが得
られる測定データ表示システムを提供することにある。
題を解決するものであり、その目的は、ユーザーの負担
を増大させることなく、ユーザーが必要とするときに必
要なデータ形式で解析加工された所望の測定データが得
られる測定データ表示システムを提供することにある。
【0013】
【課題を解決するための手段】このような目的を達成す
る請求項1の発明は、測定データを格納するデータセン
ターと、このデータセンターとネットワークを介して接
続されたユーザー端末とで構成され、前記ユーザー端末
の表示画面の一部には、測定データを取り出す形式を選
択するためのメニュー表示領域を設けたことを特徴とす
る測定データ表示システムである。
る請求項1の発明は、測定データを格納するデータセン
ターと、このデータセンターとネットワークを介して接
続されたユーザー端末とで構成され、前記ユーザー端末
の表示画面の一部には、測定データを取り出す形式を選
択するためのメニュー表示領域を設けたことを特徴とす
る測定データ表示システムである。
【0014】請求項2の発明は、請求項1記載の測定デ
ータ表示システムにおいて、前記メニュー表示領域で選
択できる形式は、少なくとも、トレンドグラフ表示、警
報履歴表示、測定対象領域における測定データ分布表
示、データファイルダウンロード、月報表示のいずれか
であることを特徴とする。
ータ表示システムにおいて、前記メニュー表示領域で選
択できる形式は、少なくとも、トレンドグラフ表示、警
報履歴表示、測定対象領域における測定データ分布表
示、データファイルダウンロード、月報表示のいずれか
であることを特徴とする。
【0015】請求項3の発明は、請求項2記載の測定デ
ータ表示システムにおいて、トレンドグラフ表示画面の
一部には、少なくとも、表示対象期間指定入力部、表示
対象項目選択部、トレンドグラフ軸目盛入力部、トレン
ドグラフの統計処理間隔入力部およびトレンドグラフの
統計処理方法入力部のいずれかを設けたことを特徴とす
る。
ータ表示システムにおいて、トレンドグラフ表示画面の
一部には、少なくとも、表示対象期間指定入力部、表示
対象項目選択部、トレンドグラフ軸目盛入力部、トレン
ドグラフの統計処理間隔入力部およびトレンドグラフの
統計処理方法入力部のいずれかを設けたことを特徴とす
る。
【0016】請求項4の発明は、請求項3に記載の測定
データ表示システムにおいて、選択された複数の表示対
象項目の測定データのトレンドグラフを、種類別に共通
のトレンドグラフ領域に識別可能に表示することを特徴
とする。
データ表示システムにおいて、選択された複数の表示対
象項目の測定データのトレンドグラフを、種類別に共通
のトレンドグラフ領域に識別可能に表示することを特徴
とする。
【0017】請求項5の発明は、請求項2に記載の測定
データ表示システムにおいて、測定データ分布表示画面
には、表示させたい測定データの測定日時指定入力部
と、測定対象領域の見取り図と、この見取り図上におけ
る各表示対象項目の測定位置に設けられた測定値表示部
とを含むことを特徴とする。
データ表示システムにおいて、測定データ分布表示画面
には、表示させたい測定データの測定日時指定入力部
と、測定対象領域の見取り図と、この見取り図上におけ
る各表示対象項目の測定位置に設けられた測定値表示部
とを含むことを特徴とする。
【0018】請求項6の発明は、請求項2に記載の測定
データ表示システムにおいて、月報表示画面には、毎日
の各測定点における最大値と最小値と各測定時刻および
平均値が表形式で表示されることを特徴とする。
データ表示システムにおいて、月報表示画面には、毎日
の各測定点における最大値と最小値と各測定時刻および
平均値が表形式で表示されることを特徴とする。
【0019】請求項7の発明は、請求項1に記載の測定
データ表示システムにおいて、前記メニュー表示領域で
選択できる形式として、さらに管理日表入力画面を含む
ことを特徴とする。
データ表示システムにおいて、前記メニュー表示領域で
選択できる形式として、さらに管理日表入力画面を含む
ことを特徴とする。
【0020】請求項8の発明は、請求項7に記載の測定
データ表示システムにおいて、管理日表入力画面には、
所望年月の管理日表を読み込み表示させるための年月指
定部と、所望の入力対象日を指定する対象日指定部と、
毎日の各測定点における測定データが表形式で表示され
る測定データ表示部と、毎日の管理項目毎の点検結果が
入力される点検結果入力部が設けられていることを特徴
とする。
データ表示システムにおいて、管理日表入力画面には、
所望年月の管理日表を読み込み表示させるための年月指
定部と、所望の入力対象日を指定する対象日指定部と、
毎日の各測定点における測定データが表形式で表示され
る測定データ表示部と、毎日の管理項目毎の点検結果が
入力される点検結果入力部が設けられていることを特徴
とする。
【0021】請求項9の発明は、請求項7に記載の測定
データ表示システムにおいて、管理日表入力画面には、
さらに、表示されている年月の管理日表を所定の印刷書
式で印刷出力するための操作ボタンが設けられているこ
とを特徴とする。
データ表示システムにおいて、管理日表入力画面には、
さらに、表示されている年月の管理日表を所定の印刷書
式で印刷出力するための操作ボタンが設けられているこ
とを特徴とする。
【0022】請求項10の発明は、請求項9に記載の測
定データ表示システムにおいて、管理日表の印刷出力に
あたり、毎日の各測定点における測定データはトレンド
グラフとして記録され、毎日の管理項目毎の点検結果は
それぞれの点検結果に対応した所定の文字記号で記録さ
れることを特徴とする。
定データ表示システムにおいて、管理日表の印刷出力に
あたり、毎日の各測定点における測定データはトレンド
グラフとして記録され、毎日の管理項目毎の点検結果は
それぞれの点検結果に対応した所定の文字記号で記録さ
れることを特徴とする。
【0023】これらにより、ユーザーによる測定データ
の管理は不要になり、必要なときにデータセンターにア
クセスすることにより、汎用のウェブ閲覧用ソフトで必
要な測定データを手元で閲覧でき、従来必要であった測
定器毎に固有のデータ閲覧用ソフトも不要になる。
の管理は不要になり、必要なときにデータセンターにア
クセスすることにより、汎用のウェブ閲覧用ソフトで必
要な測定データを手元で閲覧でき、従来必要であった測
定器毎に固有のデータ閲覧用ソフトも不要になる。
【0024】また、測定対象との間に新規にデータ通信
システムを構築することなく、既存のネットワークを利
用してデータの授受が行える。
システムを構築することなく、既存のネットワークを利
用してデータの授受が行える。
【0025】さらにユーザーによる測定データの解析や
加工作業も不要になり、アプリケーションの保守管理作
業も不要になる。
加工作業も不要になり、アプリケーションの保守管理作
業も不要になる。
【0026】
【発明の実施の形態】以下、図面を用いて本発明の実施
の形態を説明する。図1は本発明のシステム概念図であ
り、穀物保管倉庫に適用した例を示している。公衆回線
網10を含むインターネット20には、穀物保管倉庫3
0に設置されている少なくとも1台の測定器40と、少
なくとも1台のユーザー端末50と、データセンター6
0が接続されている。
の形態を説明する。図1は本発明のシステム概念図であ
り、穀物保管倉庫に適用した例を示している。公衆回線
網10を含むインターネット20には、穀物保管倉庫3
0に設置されている少なくとも1台の測定器40と、少
なくとも1台のユーザー端末50と、データセンター6
0が接続されている。
【0027】測定器40としては例えばインターネット
20に接続するためのインターフェース機能を備えた多
点測定器を用いる。測定器40は、倉庫内31の複数個
所に分散配置された温度センサおよび湿度センサ(例え
ば311〜316)から変換伝送出力される各測定値に
対応した例えば4〜20mAのアナログ電流信号を取り
込むとともに、倉庫内保管物である例えばコメ32の袋
内の温度や湿度やコメの含有水分を分散された複数の保
管位置で測定して取り込む。具体的には、例えば温度に
ついては白金測温抵抗体(例えば321〜324)のア
ナログ測定信号を取り込む。
20に接続するためのインターフェース機能を備えた多
点測定器を用いる。測定器40は、倉庫内31の複数個
所に分散配置された温度センサおよび湿度センサ(例え
ば311〜316)から変換伝送出力される各測定値に
対応した例えば4〜20mAのアナログ電流信号を取り
込むとともに、倉庫内保管物である例えばコメ32の袋
内の温度や湿度やコメの含有水分を分散された複数の保
管位置で測定して取り込む。具体的には、例えば温度に
ついては白金測温抵抗体(例えば321〜324)のア
ナログ測定信号を取り込む。
【0028】測定器40は、これら各測定センサから出
力される測定物理量の値に応じたアナログ測定信号を所
望ビット数のデジタル信号に変換してメモリに格納する
とともに、これらパラレルデータをシリアルデータに変
換する。変換されたシリアルデータは、図示しないイン
ターフェース部を介してインターネット20に接続され
る。
力される測定物理量の値に応じたアナログ測定信号を所
望ビット数のデジタル信号に変換してメモリに格納する
とともに、これらパラレルデータをシリアルデータに変
換する。変換されたシリアルデータは、図示しないイン
ターフェース部を介してインターネット20に接続され
る。
【0029】ここで、インターフェース部は、サーバー
部、モデム部、送信制御部、測定条件制御部、測定デー
タ演算部、測定データメモリなどを用途に応じて組み込
むものとする。なお、このようなインターフェース部
は、測定器40に対して外付けするものであってもよ
い。
部、モデム部、送信制御部、測定条件制御部、測定デー
タ演算部、測定データメモリなどを用途に応じて組み込
むものとする。なお、このようなインターフェース部
は、測定器40に対して外付けするものであってもよ
い。
【0030】また測定センサ類は実施例に限るものでは
なく、例えばサーミスタ温度計や熱電対などを用いても
よい。さらには、図2に示すような測定条件設定部71
と測定部72と表示部73などを備えているものを用い
てもよい。
なく、例えばサーミスタ温度計や熱電対などを用いても
よい。さらには、図2に示すような測定条件設定部71
と測定部72と表示部73などを備えているものを用い
てもよい。
【0031】ユーザー端末50は、データセンター60
との間で所望のデータの授受を行うものであり、汎用の
ウェブブラウザが組み込まれている。
との間で所望のデータの授受を行うものであり、汎用の
ウェブブラウザが組み込まれている。
【0032】データセンター60においては、WWWサ
ーバー61やデータサーバー62などがLAN接続され
ている。
ーバー61やデータサーバー62などがLAN接続され
ている。
【0033】図2は、図1の主要部の実施の形態の一例
を示すブロック図であり、図1と共通する部分には同一
の符号を付けている。図2において、測定器40に接続
される一部の測定センサ70は、測定条件設定部71
と、測定部72と、表示部73などを備えている。
を示すブロック図であり、図1と共通する部分には同一
の符号を付けている。図2において、測定器40に接続
される一部の測定センサ70は、測定条件設定部71
と、測定部72と、表示部73などを備えている。
【0034】測定器40を構成するフィールドサーバー
90は、送信制御部91と、測定条件制御部92と、測
定データ演算部93と、測定データメモリ94などを備
えている。
90は、送信制御部91と、測定条件制御部92と、測
定データ演算部93と、測定データメモリ94などを備
えている。
【0035】このフィールドサーバー90は、フィール
ド制御機器80のA/D変換器81から変換出力される
測定センサ70の測定データを例えば2秒周期で測定デ
ータメモリ94にテキストデータ形式で取り込み、この
測定データメモリ94に取り込んだ測定データを周期的
(例えば2時間毎)にPPP接続してデータセンター6
0に送信する。
ド制御機器80のA/D変換器81から変換出力される
測定センサ70の測定データを例えば2秒周期で測定デ
ータメモリ94にテキストデータ形式で取り込み、この
測定データメモリ94に取り込んだ測定データを周期的
(例えば2時間毎)にPPP接続してデータセンター6
0に送信する。
【0036】ユーザーは、測定目的に適合する測定器4
0を所望の測定対象の測定データが得られるように測定
現場に設置し、それらの測定データがインターネット2
0を介して所定のデータセンター60に送信されるよう
に設定する。
0を所望の測定対象の測定データが得られるように測定
現場に設置し、それらの測定データがインターネット2
0を介して所定のデータセンター60に送信されるよう
に設定する。
【0037】なお、データセンター60へのデータ送信
形態としては、測定センサ70が測定値に対する上下限
の警報設定機能を備えている場合には、測定値が警報設
定値を越える毎にそのときの測定データを送信すること
もできる。
形態としては、測定センサ70が測定値に対する上下限
の警報設定機能を備えている場合には、測定値が警報設
定値を越える毎にそのときの測定データを送信すること
もできる。
【0038】この場合、データセンター60としては、
メール機能を用いて、ユーザーの必要な部署や担当者に
どの測定センサの測定値が異常値を示しているかをメー
ルで伝達できる。さらに、必要に応じてその前後の測定
値のトレンド記録画面を生成して添付してもよいし、そ
の画面のアドレスを通知してウェブ上での確認を促すよ
うにしてもよい。
メール機能を用いて、ユーザーの必要な部署や担当者に
どの測定センサの測定値が異常値を示しているかをメー
ルで伝達できる。さらに、必要に応じてその前後の測定
値のトレンド記録画面を生成して添付してもよいし、そ
の画面のアドレスを通知してウェブ上での確認を促すよ
うにしてもよい。
【0039】データセンター60は、ユーザー認証部6
3と、WWWサーバー61と、データサーバー62と、
測定データ加工編集部64と、ユーザー別処理履歴サー
バー65と、設定管理サーバー66などを備えている。
3と、WWWサーバー61と、データサーバー62と、
測定データ加工編集部64と、ユーザー別処理履歴サー
バー65と、設定管理サーバー66などを備えている。
【0040】データセンター60では、所定のユーザー
認証手続を経てユーザー端末50からのアクセスが可能
になるようにユーザー認証部61にIDコードやパスワ
ードなどの所定のユーザー情報を登録する。そして、測
定器40からインターネット10を介して送信される測
定データをデータサーバー62に取り込み、例えばユー
ザーおよび測定器毎のファイルとして格納する。
認証手続を経てユーザー端末50からのアクセスが可能
になるようにユーザー認証部61にIDコードやパスワ
ードなどの所定のユーザー情報を登録する。そして、測
定器40からインターネット10を介して送信される測
定データをデータサーバー62に取り込み、例えばユー
ザーおよび測定器毎のファイルとして格納する。
【0041】また、データセンター60では、データサ
ーバー62に取り込んだ測定データを、トレンド・日報
・週報・月報・年報・積算・警報履歴などのユーザーの
処理加工要求に応じて測定データ加工編集部64により
加工編集し、加工編集データを適切なファイル名を付け
て別途データサーバー62に格納する。これらユーザー
の処理加工要求はユーザー別処理履歴サーバー65に逐
次格納し、必要に応じて参照できるようにする。
ーバー62に取り込んだ測定データを、トレンド・日報
・週報・月報・年報・積算・警報履歴などのユーザーの
処理加工要求に応じて測定データ加工編集部64により
加工編集し、加工編集データを適切なファイル名を付け
て別途データサーバー62に格納する。これらユーザー
の処理加工要求はユーザー別処理履歴サーバー65に逐
次格納し、必要に応じて参照できるようにする。
【0042】さらに、データセンター60では、必要に
応じて各測定器40の測定条件データや、測定器として
測定対象に対する制御機能を有するものを用いた場合の
制御設定条件データなどの各種の設定管理に関するデー
タを設定管理サーバー66に逐次格納し、必要に応じて
参照できるようにする。
応じて各測定器40の測定条件データや、測定器として
測定対象に対する制御機能を有するものを用いた場合の
制御設定条件データなどの各種の設定管理に関するデー
タを設定管理サーバー66に逐次格納し、必要に応じて
参照できるようにする。
【0043】このような構成において、ユーザーは、自
分が必要とするトレンド・日報・週報・月報・年報・積
算・警報履歴などの所定のデータ形式に処理加工された
測定データを、必要なときにインターネット20および
ユーザー端末50を介してデータセンター60からHT
ML変換されたウェブ形式で入手でき、汎用のウェブブ
ラウザで閲覧できる。
分が必要とするトレンド・日報・週報・月報・年報・積
算・警報履歴などの所定のデータ形式に処理加工された
測定データを、必要なときにインターネット20および
ユーザー端末50を介してデータセンター60からHT
ML変換されたウェブ形式で入手でき、汎用のウェブブ
ラウザで閲覧できる。
【0044】このように構成することにより、既存の測
定器やネットワークを用いて遠隔測定システムが構築で
きるので、ユーザーの設備投資に伴う負担を大幅に軽減
できる。
定器やネットワークを用いて遠隔測定システムが構築で
きるので、ユーザーの設備投資に伴う負担を大幅に軽減
できる。
【0045】また、従来ユーザーが行っていた測定デー
タの編集加工や保存管理作業はすべてデータセンターに
おいて代行されるので、それらの工数を他の作業に充当
できる。
タの編集加工や保存管理作業はすべてデータセンターに
おいて代行されるので、それらの工数を他の作業に充当
できる。
【0046】図3は、ユーザー端末50のグラフ表示画
面の具体例図である。画面はフレーム構造になってい
て、左側の領域には測定データを取り出す形式を選択す
るためのメニュー表示部51が常に表示され、右側の領
域にはメニュー表示部51で選択された形式の画面が表
示される。
面の具体例図である。画面はフレーム構造になってい
て、左側の領域には測定データを取り出す形式を選択す
るためのメニュー表示部51が常に表示され、右側の領
域にはメニュー表示部51で選択された形式の画面が表
示される。
【0047】メニュー表示部51は、トレンドグラフ表
示、警報履歴表示、測定データ分布表示、データファイ
ルダウンロード、月報表示のいずれかを選択できるよう
になっている。図3の例はメニュー表示部51で「グラ
フ表示」を選択した例であり、右側領域上部にはグラフ
表示部52が表示され、右側領域下部にはグラフ表示項
目選択部53が表示されている。グラフ表示部52に
は、グラフ表示項目選択部53で選択された表示項目の
トレンドグラフが表示される。
示、警報履歴表示、測定データ分布表示、データファイ
ルダウンロード、月報表示のいずれかを選択できるよう
になっている。図3の例はメニュー表示部51で「グラ
フ表示」を選択した例であり、右側領域上部にはグラフ
表示部52が表示され、右側領域下部にはグラフ表示項
目選択部53が表示されている。グラフ表示部52に
は、グラフ表示項目選択部53で選択された表示項目の
トレンドグラフが表示される。
【0048】図4は図3のグラフ表示部52の具体例
図、図5は図3のグラフ表示項目選択部53の具体例図
である。グラフ表示部52には、グラフ表示項目選択部
53で指定された表示対象期間中における選択された測
定項目の選択された統計方法に基づく測定データのトレ
ンドグラフ(図4では湿度のトレンドグラフ521と温
度の522)が表示される。
図、図5は図3のグラフ表示項目選択部53の具体例図
である。グラフ表示部52には、グラフ表示項目選択部
53で指定された表示対象期間中における選択された測
定項目の選択された統計方法に基づく測定データのトレ
ンドグラフ(図4では湿度のトレンドグラフ521と温
度の522)が表示される。
【0049】表示対象期間521は、グラフ表示項目選
択部53の表示開始日時と終了日時の入力領域531で
入力指定する。
択部53の表示開始日時と終了日時の入力領域531で
入力指定する。
【0050】トレンドグラフ522,523に表示する
測定項目は、グラフ表示項目選択部53の選択領域53
2から選択する。図5の例では、図6に示す倉庫内温湿
度分布図に示すように、4区画A〜Dの上,中,下3個
所よりなる合計12個所の温湿度と、保管されている穀
物について任意の2区画E,Fの上,下2個所よりなる
合計4個所の温度とを、適宜組み合わせて自由に選択で
きる。各トレンドグラフ522,523の表示測定項目
は、それぞれの凡例524,525に識別可能に表示さ
れる。
測定項目は、グラフ表示項目選択部53の選択領域53
2から選択する。図5の例では、図6に示す倉庫内温湿
度分布図に示すように、4区画A〜Dの上,中,下3個
所よりなる合計12個所の温湿度と、保管されている穀
物について任意の2区画E,Fの上,下2個所よりなる
合計4個所の温度とを、適宜組み合わせて自由に選択で
きる。各トレンドグラフ522,523の表示測定項目
は、それぞれの凡例524,525に識別可能に表示さ
れる。
【0051】トレンドグラフ522,523のグラフ軸
の目盛の最大値と最小値は、グラフ表示項目選択部53
の目盛値入力領域533からそれぞれ入力する。
の目盛の最大値と最小値は、グラフ表示項目選択部53
の目盛値入力領域533からそれぞれ入力する。
【0052】トレンドグラフ521,522として表示
する測定データを抽出する統計間隔(例えば10分間
毎、1時間毎、1日間毎、7日間毎)およびそれら抽出
した測定データの統計方法(例えば平均、最大、最小)
は統計条件入力領域534から入力する。
する測定データを抽出する統計間隔(例えば10分間
毎、1時間毎、1日間毎、7日間毎)およびそれら抽出
した測定データの統計方法(例えば平均、最大、最小)
は統計条件入力領域534から入力する。
【0053】トレンドグラフ521,522の下部に
は、設定された表示対象期間521における測定データ
の測定年月日時526が等時間間隔でテキスト表示され
る。ここで、測定年月日時の表示数が例えば最大30個
とすると、設定表示対象期間に比べて統計間隔が広く測
定年月日時の表示数が30個未満の場合にはそのまま表
示し、設定表示対象期間に比べて統計間隔が狭く測定年
月日時の表示数が30個を超える場合には設定表示対象
期間を30等分した測定年月日時を表示する。
は、設定された表示対象期間521における測定データ
の測定年月日時526が等時間間隔でテキスト表示され
る。ここで、測定年月日時の表示数が例えば最大30個
とすると、設定表示対象期間に比べて統計間隔が広く測
定年月日時の表示数が30個未満の場合にはそのまま表
示し、設定表示対象期間に比べて統計間隔が狭く測定年
月日時の表示数が30個を超える場合には設定表示対象
期間を30等分した測定年月日時を表示する。
【0054】図6は、メニュー表示部51で「倉庫内温
湿度分布」を選択した場合の画面例である。この画面で
は、表示させたい任意の測定年月日時を入力部541か
ら入力指定する。これにより、入力指定された測定年月
日時における各測定点の測定データがそれぞれの表示窓
部に表示される。
湿度分布」を選択した場合の画面例である。この画面で
は、表示させたい任意の測定年月日時を入力部541か
ら入力指定する。これにより、入力指定された測定年月
日時における各測定点の測定データがそれぞれの表示窓
部に表示される。
【0055】警報履歴表示モードでは、測定データが警
報設定値を越えた場合の履歴一覧リストを「2001/04/08
23:37:23 湿度D下が異常です。現在値は72.1%で
す。」のような「警報発生年月日時/測定項目/現在
値」の形態で表示するとともに、必要に応じてテキスト
データ形式でユーザー端末50に取り込めるようになっ
ている。
報設定値を越えた場合の履歴一覧リストを「2001/04/08
23:37:23 湿度D下が異常です。現在値は72.1%で
す。」のような「警報発生年月日時/測定項目/現在
値」の形態で表示するとともに、必要に応じてテキスト
データ形式でユーザー端末50に取り込めるようになっ
ている。
【0056】なお、グラフ表示モードにおいて測定項目
毎に警報表示状態を反映させ、測定データと警報設定値
とを同時に表示させるようにしてもよい。
毎に警報表示状態を反映させ、測定データと警報設定値
とを同時に表示させるようにしてもよい。
【0057】データファイルダウンロードでは、任意の
指定年月日から過去最大100日までの測定データファ
イルをダウンロードできるようにしている。具体的に
は、任意の指定年月日と日数を指定することにより24
時間単位で全測定点の毎分の測定データよりなるダウン
ロード用の測定データファイルが生成表示されるので、
必要な測定日の測定データファイルをダウンロードでき
る。
指定年月日から過去最大100日までの測定データファ
イルをダウンロードできるようにしている。具体的に
は、任意の指定年月日と日数を指定することにより24
時間単位で全測定点の毎分の測定データよりなるダウン
ロード用の測定データファイルが生成表示されるので、
必要な測定日の測定データファイルをダウンロードでき
る。
【0058】図7は、メニュー表示部51で「月報表
示」を選択した場合の画面例である。図7の月報表示で
は、暦月単位で、各測定点毎の平均・最大・最小データ
と発生時刻がリスト表示される。ユーザーは、希望する
年月ファイルを選択し、上下左右にスクロールさせて注
目する日の注目部分を表示させる。
示」を選択した場合の画面例である。図7の月報表示で
は、暦月単位で、各測定点毎の平均・最大・最小データ
と発生時刻がリスト表示される。ユーザーは、希望する
年月ファイルを選択し、上下左右にスクロールさせて注
目する日の注目部分を表示させる。
【0059】なお、月報表示としては、図8に示すよう
に、暦月単位で、毎日の定時刻(例えば10時と14
時)における気象データと庫内各部の温湿度データと穀
温データを自動的にリスト表示させるようにしてもよ
い。
に、暦月単位で、毎日の定時刻(例えば10時と14
時)における気象データと庫内各部の温湿度データと穀
温データを自動的にリスト表示させるようにしてもよ
い。
【0060】図9はユーザー端末50の他の表示画面例
図である。画面は図3と同様なフレーム構造になってい
て、左側の領域には測定データを取り出す形式を選択す
るためのメニュー表示部101が常に表示され、右側の
領域にはメニュー表示部101で選択された形式の画面
が表示される。
図である。画面は図3と同様なフレーム構造になってい
て、左側の領域には測定データを取り出す形式を選択す
るためのメニュー表示部101が常に表示され、右側の
領域にはメニュー表示部101で選択された形式の画面
が表示される。
【0061】メニュー表示部101は、トレンドグラフ
表示、警報履歴表示、測定データ分布表示、データファ
イル保存、月報表示、管理日表入力、警報宛先設定、表
紙のいずれかを選択できるようになっている。図9では
メニュー表示部101で「管理日表入力」を選択した例
を示している。
表示、警報履歴表示、測定データ分布表示、データファ
イル保存、月報表示、管理日表入力、警報宛先設定、表
紙のいずれかを選択できるようになっている。図9では
メニュー表示部101で「管理日表入力」を選択した例
を示している。
【0062】図9の右側領域上部には、管理対象とする
倉庫番号を指定するための倉庫指定部102、所望年月
の管理日表を読み込み表示させるための年月指定部10
3、所望の入力対象日を指定する対象日指定部104、
データの読込・変更取消・登録・日表印刷などを指示す
る各種の操作ボタン105が設けられている。
倉庫番号を指定するための倉庫指定部102、所望年月
の管理日表を読み込み表示させるための年月指定部10
3、所望の入力対象日を指定する対象日指定部104、
データの読込・変更取消・登録・日表印刷などを指示す
る各種の操作ボタン105が設けられている。
【0063】右側領域下部には、毎日の各測定点におけ
る測定データが表形式で表示される測定データ表示部1
06、毎日の管理項目毎の点検結果が入力される点検結
果入力部107が設けられている。ここで、測定データ
表示部106には、各測定センサ70の測定データに基
づいて例えば平均化処理された統計処理データが自動的
に書き込まれる。点検結果入力部107には、毎日所定
の時刻に倉庫管理作業者が目視確認してその結果を入力
する。
る測定データが表形式で表示される測定データ表示部1
06、毎日の管理項目毎の点検結果が入力される点検結
果入力部107が設けられている。ここで、測定データ
表示部106には、各測定センサ70の測定データに基
づいて例えば平均化処理された統計処理データが自動的
に書き込まれる。点検結果入力部107には、毎日所定
の時刻に倉庫管理作業者が目視確認してその結果を入力
する。
【0064】図10は、管理日表の印刷出力例図であ
る。図10において、上部領域111には日付と天候が
記録され、中部領域112には毎日の各測定点における
測定データがトレンドグラフとして記録され、下部領域
113には毎日の管理項目毎の点検結果がそれぞれの点
検結果に対応した所定の文字記号で記録される。このよ
うな印刷出力にあたっては、日表印刷ボタンを操作する
ことにより該当月に適合する所定の日数に設定された印
刷書式が自動的にダウンロードされ、印刷書式の割り当
てられたそれぞれの記録領域には管理日表の所定のデー
タが転送されて自動記録される。
る。図10において、上部領域111には日付と天候が
記録され、中部領域112には毎日の各測定点における
測定データがトレンドグラフとして記録され、下部領域
113には毎日の管理項目毎の点検結果がそれぞれの点
検結果に対応した所定の文字記号で記録される。このよ
うな印刷出力にあたっては、日表印刷ボタンを操作する
ことにより該当月に適合する所定の日数に設定された印
刷書式が自動的にダウンロードされ、印刷書式の割り当
てられたそれぞれの記録領域には管理日表の所定のデー
タが転送されて自動記録される。
【0065】これらにより、建設・土木工事などの工事
に伴って発生する騒音や振動などの環境データの連続測
定データを現場毎に個別管理するのにあたっても、希望
する事項をデータセンターに指示するだけで、希望する
測定データを必要なときに入手できる。
に伴って発生する騒音や振動などの環境データの連続測
定データを現場毎に個別管理するのにあたっても、希望
する事項をデータセンターに指示するだけで、希望する
測定データを必要なときに入手できる。
【0066】ビルや工場の管理における電力・ガス・上
下水道などの各種データについても、日報・週報・月報
・年報化などの希望する事項をデータセンターに指示す
ればよく、測定データ管理以外の管理業務に専念でき
る。
下水道などの各種データについても、日報・週報・月報
・年報化などの希望する事項をデータセンターに指示す
ればよく、測定データ管理以外の管理業務に専念でき
る。
【0067】冷凍や冷蔵などの各種食品の製造から一般
消費者向けへの販売に至る上流から下流までの全過程に
おける冷凍庫あるいは冷蔵庫の内部温度の推移を示す測
定データとコンプレッサーの運転状況測定データとをデ
ータセンターに集約して管理できるので、全過程の測定
データを容易に一元化でき、より精度の高い品質管理面
での解析が行える。
消費者向けへの販売に至る上流から下流までの全過程に
おける冷凍庫あるいは冷蔵庫の内部温度の推移を示す測
定データとコンプレッサーの運転状況測定データとをデ
ータセンターに集約して管理できるので、全過程の測定
データを容易に一元化でき、より精度の高い品質管理面
での解析が行える。
【0068】各種温室の管理にあたっても、環境に関す
るデータ、栽培に関するデータ、操業に関するデータ、
生育推移データ、出荷量データなどを多面的に組み合わ
せた各種の相関データをデータセンターに要求すればよ
く、日常の温室栽培の実作業の密度を高められる。
るデータ、栽培に関するデータ、操業に関するデータ、
生育推移データ、出荷量データなどを多面的に組み合わ
せた各種の相関データをデータセンターに要求すればよ
く、日常の温室栽培の実作業の密度を高められる。
【0069】簡易水道事業や農業用水事業などにおいて
は、運転状態監視などの各種データをデータセンターに
格納しているので、担当者が代わっても測定データが散
逸することはない。
は、運転状態監視などの各種データをデータセンターに
格納しているので、担当者が代わっても測定データが散
逸することはない。
【0070】なお、測定器は例示したセンサに限るもの
ではなく、レコーダや各種の波形測定器やデータロガー
などでもよい。
ではなく、レコーダや各種の波形測定器やデータロガー
などでもよい。
【0071】また、測定器から測定データを送信する手
段としては、CATV・PHS・携帯電話などを用いて
もよい。
段としては、CATV・PHS・携帯電話などを用いて
もよい。
【0072】また、測定器として、測定機能とアナログ
測定信号を所望ビット数のデジタル信号に変換するとと
もにこれらパラレルデータをシリアルデータに変換出力
する機能とサーバー機能とが一体化されたものを用いる
ことにより、システムを構成する機器の数を削減でき
る。
測定信号を所望ビット数のデジタル信号に変換するとと
もにこれらパラレルデータをシリアルデータに変換出力
する機能とサーバー機能とが一体化されたものを用いる
ことにより、システムを構成する機器の数を削減でき
る。
【0073】データセンターのシステムダウンなどによ
る測定データの消失が懸念される場合には、複数のデー
タセンター相互間で冗長化を行うようにすればよい。
る測定データの消失が懸念される場合には、複数のデー
タセンター相互間で冗長化を行うようにすればよい。
【0074】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
ユーザーの負担を増大させることなく、ユーザーが必要
とするときに必要なデータ形式で解析加工された所望の
測定データが得られる測定データ表示システムが実現で
き、各種の分野における測定データの管理に好適であ
る。
ユーザーの負担を増大させることなく、ユーザーが必要
とするときに必要なデータ形式で解析加工された所望の
測定データが得られる測定データ表示システムが実現で
き、各種の分野における測定データの管理に好適であ
る。
【図1】本発明のシステム概念図である。
【図2】本発明の実施の形態の一例を示すブロック図で
ある。
ある。
【図3】本発明における表示画面例である。
【図4】図3のグラフ表示部52の説明図である。
【図5】図3のグラフ表示選択部53の説明図である。
【図6】本発明における他の表示画面例である。
【図7】本発明における他の表示画面例である。
【図8】本発明における他の表示画面例である。
【図9】ユーザー端末50の他の表示画面例図である
【図10】管理日表の印刷出力例図である。
10 公衆回線網
20 インターネット
30 倉庫
40 測定器
50 ユーザー端末
60 データセンター
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
(51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考)
G08C 19/00 301 G08C 19/00 301A
// G05B 23/02 301 G05B 23/02 301Q
(72)発明者 大川 信介
東京都武蔵野市中町2丁目9番32号 横河
電機株式会社内
(72)発明者 田中 寿一
東京都武蔵野市中町2丁目9番32号 横河
電機株式会社内
(72)発明者 田中 章
東京都武蔵野市中町2丁目9番32号 横河
電機株式会社内
(72)発明者 佐藤 友実
東京都大田区下丸子2丁目3番8号 株式
会社ヒラノ産業内
(72)発明者 下村 守
東京都大田区下丸子2丁目3番8号 株式
会社ヒラノ産業内
Fターム(参考) 2F041 AA00
2F073 AA19 AB01 BB01 BB07 BB10
BC01 BC02 CC05 CC06 CC07
CC08 CC09 CC14 GG01 GG06
2F076 BA19 BD07 BD13 BE04 BE07
BE08 BE09 BE10 BE13 BE17
5E501 AC05 AC32 BA05 EB05 FA05
FA13 FA14 FA46
5H223 AA11 BB01 CC08 DD07 EE08
EE11
Claims (10)
- 【請求項1】測定データを格納するデータセンターと、
このデータセンターとネットワークを介して接続された
ユーザー端末とで構成され、 前記ユーザー端末の表示画面の一部には、測定データを
取り出す形式を選択するためのメニュー表示領域を設け
たことを特徴とする測定データ表示システム。 - 【請求項2】前記メニュー表示領域で選択できる形式
は、少なくとも、トレンドグラフ表示、警報履歴表示、
測定対象領域における測定データ分布表示、データファ
イルダウンロード、月報表示のいずれかであることを特
徴とする請求項1記載の測定データ表示システム。 - 【請求項3】トレンドグラフ表示画面の一部には、少な
くとも、表示対象期間指定入力部、表示対象項目選択
部、トレンドグラフ軸目盛入力部、トレンドグラフの統
計処理間隔入力部およびトレンドグラフの統計処理方法
入力部のいずれかを設けたことを特徴とする請求項2記
載の測定データ表示システム。 - 【請求項4】選択された複数の表示対象項目の測定デー
タのトレンドグラフを、種類別に共通のトレンドグラフ
領域に識別可能に表示することを特徴とする請求項3に
記載の測定データ表示システム。 - 【請求項5】測定データ分布表示画面には、表示させた
い測定データの測定日時指定入力部と、測定対象領域の
見取り図と、この見取り図上における各表示対象項目の
測定位置に設けられた測定値表示部とを含むことを特徴
とする請求項2記載の測定データ表示システム。 - 【請求項6】月報表示画面には、毎日の各測定点におけ
る最大値と最小値と各測定時刻および平均値が表形式で
表示されることを特徴とする請求項2記載の測定データ
表示システム。 - 【請求項7】前記メニュー表示領域で選択できる形式と
して、さらに管理日表入力画面を含むことを特徴とする
請求項1記載の測定データ表示システム。 - 【請求項8】管理日表入力画面には、所望年月の管理日
表を読み込み表示させるための年月指定部と、所望の入
力対象日を指定する対象日指定部と、毎日の各測定点に
おける測定データが表形式で表示される測定データ表示
部と、毎日の管理項目毎の点検結果が入力される点検結
果入力部が設けられていることを特徴とする請求項7記
載の測定データ表示システム。 - 【請求項9】管理日表入力画面には、さらに、表示され
ている年月の管理日表を所定の印刷書式で印刷出力する
ための操作ボタンが設けられていることを特徴とする請
求項7記載の測定データ表示システム。 - 【請求項10】管理日表の印刷出力にあたり、毎日の各
測定点における測定データはトレンドグラフとして記録
され、毎日の管理項目毎の点検結果はそれぞれの点検結
果に対応した所定の文字記号で記録されることを特徴と
する請求項9記載の測定データ表示システム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002124099A JP2003090742A (ja) | 2001-07-05 | 2002-04-25 | 測定データ表示システム |
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001204747 | 2001-07-05 | ||
JP2001-204747 | 2001-07-05 | ||
JP2002124099A JP2003090742A (ja) | 2001-07-05 | 2002-04-25 | 測定データ表示システム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003090742A true JP2003090742A (ja) | 2003-03-28 |
Family
ID=26618204
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2002124099A Pending JP2003090742A (ja) | 2001-07-05 | 2002-04-25 | 測定データ表示システム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2003090742A (ja) |
Cited By (10)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006217549A (ja) * | 2005-02-07 | 2006-08-17 | Keyence Corp | データ収集システム |
JP2008071157A (ja) * | 2006-09-14 | 2008-03-27 | Hitachi Ltd | 最新データ及び履歴データを管理するセンサネットワークシステム |
WO2010110000A1 (ja) * | 2009-03-27 | 2010-09-30 | 三菱電機株式会社 | プログラマブル表示器 |
WO2010123044A1 (ja) * | 2009-04-21 | 2010-10-28 | エフビートライアングル株式会社 | 情報表示方法及びサービス提供サーバ |
JP2012163553A (ja) * | 2010-12-30 | 2012-08-30 | Telekom Malaysia Berhad | 高調波周波数をフィルタにかけて分析するシステムおよび方法 |
JP2015097478A (ja) * | 2013-11-18 | 2015-05-28 | 株式会社クボタ | 農業支援システム |
DE112018001854T5 (de) | 2017-04-03 | 2019-12-24 | Teclock Smartsolutions Co., Ltd. | Messlösungsdienstleistungssystem |
JP2021096491A (ja) * | 2019-12-13 | 2021-06-24 | パナソニックIpマネジメント株式会社 | 通信装置、及び、検針システム |
US11500357B2 (en) | 2017-11-21 | 2022-11-15 | Teclock Smartsolutions Co., Ltd. | Measurement solution service providing system |
US11580132B2 (en) | 2017-02-28 | 2023-02-14 | Teclock SmartSolutionsCo., Ltd. | Measurement solution service providing system |
-
2002
- 2002-04-25 JP JP2002124099A patent/JP2003090742A/ja active Pending
Cited By (12)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006217549A (ja) * | 2005-02-07 | 2006-08-17 | Keyence Corp | データ収集システム |
JP4612428B2 (ja) * | 2005-02-07 | 2011-01-12 | 株式会社キーエンス | データ収集システム及びデータ収集親機 |
JP2008071157A (ja) * | 2006-09-14 | 2008-03-27 | Hitachi Ltd | 最新データ及び履歴データを管理するセンサネットワークシステム |
US8224616B2 (en) | 2006-09-14 | 2012-07-17 | Hitachi, Ltd. | Sensor network system for managing the latest data and history data |
WO2010110000A1 (ja) * | 2009-03-27 | 2010-09-30 | 三菱電機株式会社 | プログラマブル表示器 |
WO2010123044A1 (ja) * | 2009-04-21 | 2010-10-28 | エフビートライアングル株式会社 | 情報表示方法及びサービス提供サーバ |
JP2012163553A (ja) * | 2010-12-30 | 2012-08-30 | Telekom Malaysia Berhad | 高調波周波数をフィルタにかけて分析するシステムおよび方法 |
JP2015097478A (ja) * | 2013-11-18 | 2015-05-28 | 株式会社クボタ | 農業支援システム |
US11580132B2 (en) | 2017-02-28 | 2023-02-14 | Teclock SmartSolutionsCo., Ltd. | Measurement solution service providing system |
DE112018001854T5 (de) | 2017-04-03 | 2019-12-24 | Teclock Smartsolutions Co., Ltd. | Messlösungsdienstleistungssystem |
US11500357B2 (en) | 2017-11-21 | 2022-11-15 | Teclock Smartsolutions Co., Ltd. | Measurement solution service providing system |
JP2021096491A (ja) * | 2019-12-13 | 2021-06-24 | パナソニックIpマネジメント株式会社 | 通信装置、及び、検針システム |
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