JP2003085151A - 科学データの可視化方法、可視化支援システム及び可視化サービス方法 - Google Patents

科学データの可視化方法、可視化支援システム及び可視化サービス方法

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JP2003085151A
JP2003085151A JP2001276334A JP2001276334A JP2003085151A JP 2003085151 A JP2003085151 A JP 2003085151A JP 2001276334 A JP2001276334 A JP 2001276334A JP 2001276334 A JP2001276334 A JP 2001276334A JP 2003085151 A JP2003085151 A JP 2003085151A
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Koichi Mukaide
孝一 向出
Mikio Nagasawa
幹夫 長澤
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Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】データ量の膨大な科学データを容易に可視化で
きる遠隔可視化システムを提供する。 【解決手段】 科学データの可視化業務において、提供
者のもつ可視化事例DBから科学分野、キーワード等に
より利用したい可視化事例を検索し、その可視化パラメ
タを適用して、利用者の持つ科学データをネットワーク
12を経由して、ただ一度だけ提供者に送信し、その後
の可視化データの調整を可視化パラメタの送信と、可視
化データの受信のみで実現する。利用者側と提供者側
は、同時に同一の画面を表示し、利用者の要求に応じ
て、提供者オペレータが可視化を支援する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は科学技術データの可
視化支援システムに関し、特にユーザが容易に使いこな
せる支援方式及び可視化サービス方法に関する。
【0002】
【従来の技術】科学技術データ、例えば気象データや原
子炉構造解析データなど、大規模データの利用において
は、グラフィカルな手法を用いることで、そのデータに
潜在する傾向や特徴を見つけることに役立っている。こ
のことは、近年の計算機の進歩による可視化技術の重要
性を益々高めている。
【0003】従来の科学データの可視化は、AVS(Ad
vanced Visual System)などの汎用的な可視化ソフトウ
ェアと、グラフィックワークステーションとの組合せか
らなる可視化システムにより、閉じたLAN環境で行な
われていた。
【0004】最近は、高度な可視化システムとして、A
VSを改良して可視化専門家をウィザード化したGAD
GET(Goal−Oriented Application Design Guidance
forModular Visualization Environments.In Proc.I
EEE Visualization’,pp245−252,October 1997)シ
ステムの開発が進み、閉じたLAN環境での実証試験が
行なわれている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】科学データの可視化に
は、従来技術に示したような可視化システムが必須であ
り、可視化業務の専門性を考えると、その作業支援も重
要である。
【0006】しかし、上記GADGETにおいても、A
VSは手段ごとのモジュールを組み合わせたものであ
り、システムやデータ特性を知らないと使いこなせな
い。また、可視化システムは高価であり、その利用は一
部の大学や研究所に限られていた。さらに、遠隔地での
利用には膨大なデータのやり取りが必要になり、現実的
でないなど、可視化システムの利用を進める上での課題
が多い。
【0007】本発明の目的は、上記従来技術の問題点に
鑑み、可視化システムの遠隔利用を可能とし、かつ、遠
隔地の可視化専門家からの可視化支援を得られる科学技
術データの可視化支援装置、及び可視化サーバを遠隔利
用して所望の可視化を図る可視化支援方法を提供するこ
とにある。これにより、可視化作業の利便性の向上とコ
ストダウンを実現する。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成する本発
明は、通常膨大となる科学データの、一般的なフォーマ
ットと、この科学データフォーマットを入力して可視化
する可視化機能と、この可視化機能を制御する可視化パ
ラメタを定義し、可視化機能を、科学データと比べて比
較的小さな可視化パラメタを用いて遠隔制御すること
で、可視化システムの効率的な遠隔利用を実現したとこ
ろにある。
【0009】上記のように定義された科学データを、ネ
ットワークを介して利用者端末から受信すると、Web
サーバと可視化機能を有する可視化サービスの提供側は
Webブラウザをもつユーザ端末に可視化データを返信
するサービスを行なう。
【0010】提供側の可視化支援装置は、科学分野や科
学データの特徴から、類似する可視化事例を利用者に提
供する可視化事例DBを有し、ユーザのもつ科学データ
に類似した可視化事例を検索してユーザに提供し、ユー
ザはこの事例の可視化パラメタとともに科学データを入
力し、可視化を依頼する。
【0011】また、提供側は利用者から科学データを一
度受信した後は、可視化パラメタの受信のみで可視化を
調整する。さらに、利用者側と提供者で、同時に可視化
パラメタ制御画面を表示し、所望の画面が得られるよう
に相互の通信に基づいて可視化パラメタを制御する。
【0012】これにより、利用者は手元に可視化システ
ムや専門家を用意することなく、高度な可視化作業を効
率よく実現できる。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して説明する。
【0014】図1に、本発明の一実施の形態である科学
技術データ遠隔可視化システムの概略構成図を示す。利
用者端末11はパソコン、ワークステーション、ネット
ワーク端末などで、Webブラウザや専用のネットワー
クソフトウェアが実装され、ネットワーク網12に接続
している。ネットワーク網12は、インターネットや専
用ネットワーク網などである。
【0015】提供者、すなわち可視化支援装置は、パソ
コン、ワークステーションなどによるWebサーバ13
が利用者の接続窓口となり、利用者認証や処理分散の機
能を有する。アプリケーションサーバ14はパソコン、
ワークステーションなどで、システム制御機能141、
可視化事例ウィザード142、科学データ入力機能14
3を有する。可視化事例ウィザード142が提供する可
視化事例は可視化事例DB23に格納されている。
【0016】また、可視化サーバ15はグラフィックワ
ークステーションなどで、可視化機能151を有する。
提供者用端末16は、パソコン、ワークステーション、
ネットワーク端末などで、提供者Webブラウザ161
を有する。
【0017】これらWebサーバ13、アプリケーショ
ンサーバ14、可視化サーバ15、提供者用端末16の
各機能は、ネットワークで接続した複数の計算機に分散
して実装する形態、または一台に集約して実装する形態
でもよい。
【0018】利用者は、利用者端末11より、科学デー
タ記憶装置21の科学データを入力し、ネットワーク網
12経由で、Webサーバ13、アプリケーションサー
バ14、可視化サーバ15を利用することで、入力した
科学データを可視化し、求める可視化データを得る。
【0019】また、利用者は、可視化事例ウィザード1
42により可視化事例を検索し、自己の持つ科学データ
に類似した可視化データを得る。さらに、利用者10
は、必要に応じ提供者オペレータ17と対話すること
で、可視化作業の支援を得る。
【0020】図2に、各画面と各機能のデータインター
フェイスの関係を示し、システムの全体的な働きを説明
する。
【0021】利用者は可視化事例検索画面G1を操作
し、検索キーC11を入力することで、システム制御機
能141を通して可視化事例ウィザード142を起動
し、検索結果データC12を得る。さらに、検索結果デ
ータの可視化事例名C13を入力することで、システム
制御機能141を通して可視化事例ウィザード142を
起動し、可視化データC14を得る。
【0022】システム制御機能141は、検索キーC1
1を入力すると、検索キーO11として、提供者Web
ブラウザ161の可視化事例検索画面G1へ表示すると
ともに、検索キーS11として、可視化事例ウィザード
142へ入力し、検索結果データS12を得る。また、
得られた検索結果データS12を、検索結果データC1
2、検索結果データO12として、それぞれ利用者We
bブラウザ111の可視化事例検索画面G1、提供者W
ebブラウザ161の可視化事例検索画面G1へ表示す
る。
【0023】システム制御機能141は、可視化事例名
C13を入力すると、可視化事例名O13として、提供
者Webブラウザ161の可視化事例検索画面G1へ表
示するとともに、可視化事例名S13として可視化事例
ウィザード142へ入力し、可視化データS14を得
る。また、得られた可視化データS14を、可視化デー
タC14、可視化データO14として、それぞれ利用者
Webブラウザ111の可視化事例検索画面G1、提供
者Webブラウザ161の可視化事例検索画面G1へ表
示する。
【0024】利用者は科学データ入力画面G2を操作
し、科学データC21を入力する。また、必要に応じて
科学データ入力画面G2を操作し、システム制御機能1
41を通して可視化事例ウィザード142を利用し、科
学データの事例として、可視化事例検索画面G1で選択
した可視化事例の科学データC21を参照できる。
【0025】システム制御機能141は科学データC2
1を入力すると、科学データO21として、提供者We
bブラウザ161の科学データ入力画面G2へ表示する
とともに、科学データS21として科学データ入力機能
143へ入力し、科学データとして保存する。
【0026】利用者は可視化制御画面G3を操作し、可
視化パラメタC32を入力することで、システム制御機
能141を通して可視化機能151を起動し、可視化デ
ータC33を得る。
【0027】システム制御機能141は、可視化パラメ
タC32を入力すると、可視化パラメタO32として、
提供者Webブラウザ161の可視化制御画面G3へ表
示するとともに、可視化パラメタS32として可視化機
能151へ入力する。
【0028】また、入力した可視化パラメタC32を解
釈し、可視化事例ウィザード142または科学データ入
力機能143より、科学データS15または科学データ
S21を抽出し、科学データS31として可視化機能1
51へ入力する。これにより、可視化データS33を得
る。
【0029】また、得られた可視化データS33を、可
視化データC33、可視化データO14として、それぞ
れ利用者Webブラウザ111の可視化制御画面G3、
提供者Webブラウザ161の可視化制御画面G3へ表
示する。
【0030】利用者は、利用者対話制御画面G4を操作
し、対話データC41を入力することで、システム制御
機能141を通して、対話データO41として提供者W
ebブラウザ161の提供者対話制御画面G4へ表示す
る。なお、提供者が操作する場合は、利用者と提供者を
入れ替えた場合と同様の制御となる。
【0031】図3に、本システムにおける可視化業務の
全体処理フローを示す。利用者は、可視化事例検索F1
で、提供者の用意する可視化事例から利用したい可視化
事例を検索する。次に、科学データ入力F2で、利用者
の所有する科学データを入力する。次に、可視化制御F
3で、可視化事例検索F1で選択した可視化事例を、科
学データ入力F2で入力した科学データに適用し、可視
化データとして表示する。ここで、可視化パラメタを入
力・編集することで、利用者の望む可視化データへ制御
することができる。
【0032】また、科学データ変更F01において、利
用者が、科学データの変更が必要と判断した場合、科学
データ入力F2へ処理を戻すことができる。また、可視
化事例変更F02において、利用者が、可視化事例の変
更が必要と判断した場合、可視化事例検索F1へ処理を
戻すことができる。
【0033】このように、可視化事例検索F1、科学デ
ータ入力F2、可視化制御F3、科学データ変更F0
1、可視化事例変更F02を繰返し行い、可視化業務を
進めることで、利用者は望みの可視化データを得ること
ができる。以下、可視化事例検索F1、科学データ入力
F2及び可視化制御F3を詳しく説明する。
【0034】図4は可視化事例検索処理(F1)のフロ
ーを示す。利用者が可視化事例を検索するための処理
で、まず、可視化事例検索画面G1を初期表示する(F
11)。
【0035】次に、可視化事例検索画面G1で、検索キ
ー入力の有無を判定する(F12)。検索キー入力がな
い場合は、可視化事例名選択(F18)に移行する。検
索キー入力がある場合は検索キーを入力し(F13)、
図14に示す検索キーD31を生成し(F14)、その
検索キーD31を用いて可視化事例DBより可視化事例
D21を検索する(F15)。また、その検索結果(た
とえばD211)から検索結果データD32を生成し
(F16)、可視化事例検索画面G1に検索結果データ
として表示する(F17)。
【0036】次に、可視化事例検索画面G1で、可視化
事例名の選択の有無を判定する(F18)。可視化事例
名の選択がない場合は、可視化事例変更(F1e)に移
る。可視化事例名の選択がある場合は、検索結果データ
D32から可視化事例名を選択し(F19)、可視化事
例名を生成し(F1a)、その可視化事例名を用いて、
可視化事例DBの可視化事例レコードD21より可視化
事例を検索し、さらに検索された可視化事例レコードに
ある可視化データ番号から、可視化データレコードD2
2より可視化データを検索する(F1b)。その検索結
果を転送し(F1c)、可視化事例検索画面G1に可視
化データ、可視化事例コメント、科学データコメントを
表示する(F1d)。
【0037】次に、利用者が、可視化事例の変更が必要
であると判断した場合(F1e)、検索キー入力F12
へ処理を戻す。また、可視化事例の変更が不要な場合
は、利用者が利用する可視化事例名を決定する(F1
f)。このように、利用者は提供者の用意する可視化事
例DB(D2)より、望みの可視化事例を得ることがで
きる。
【0038】図5は科学データ入力処理のフロー(F
2)で、利用者が所有する科学データを入力する処理を
示す。まず、初期画面にて、科学データ入力画面G2を
初期表示する(F21)。次に、構成データD12を入
力し(F22)、構成データD12を生成する(F2
3)。
【0039】次に、画面G2で、構成データD12の変
更の有無を判定する(F24)。構成データD12の変
更がある場合、構成データ入力F22へ処理を戻す。構
成データD12の変更がない場合、要素データD13を
入力し(F25)、要素データD13を生成する(F2
6)。
【0040】次に、画面G2で、要素データD13の変
更の有無を判定する(F27)。要素データD13の変
更がある場合、要素データ入力F25へ処理を戻す。要
素データD13の変更がない場合、力画面G2で構成デ
ータD12、要素データD13を含む科学データD1の
変更の有無を判定する(F28)。
【0041】科学データD1の変更がある場合は、構成
データ入力F22へ処理を戻す。科学データD1の変更
がない場合は、画面G2で、入力された構成データD1
2、構成データ13から科学データD1を生成する(F
29)。このように、利用者は所有する科学データD1
を本システムへ入力する。
【0042】図6は可視化制御処理(F3)のフローを
示す。利用者が、可視化事例検索画面G1で検索して選
択した可視化事例に、科学データ入力画面G2で入力し
た科学データを適用し、さらに、その可視化パラメタ
(D4)を制御して、望む可視化データを得るための処
理である。
【0043】まず、可視化制御画面G3を初期表示する
(F31)。次に、可視化パラメタ編集項目を選択する
(F32)。選択された可視化パラメタ編集項目によ
り、科学データ編集情報選択F33、可視化編集情報選
択F34、ポリゴン情報選択F35の各処理を分岐す
る。
【0044】なお、可視化パラメタは、階層的に、科学
データ編集情報、可視化編集情報、ポリゴン情報、カメ
ラ情報からなる。科学データ編集情報、可視化編集情
報、ポリゴン情報は、1つまたは複数のレコードからな
り、カメラ情報は、1つのレコードからなる。これらそ
れぞれのレコードに対応する設定情報を、可視化パラメ
タ項目と呼ぶ。
【0045】科学データ編集情報選択F33で、科学デ
ータ編集情報が選択されている場合は、可視化パラメタ
D4の科学データ編集情報D41を入力する(F3
6)。科学データ編集情報D41が選択されていない場
合は、可視化編集情報選択F34に移行し、その選択の
有無を判定する。
【0046】可視化編集情報選択F34で、可視化編集
情報が選択されている場合は可視化編集情報D42を入
力する(F37)。可視化編集情報が選択されていない
場合は、ポリゴン情報選択F35に移行し、その選択の
有無を判定する。
【0047】ポリゴン情報選択F35で、ポリゴン情報
D43が選択されている場合はポリゴン情報D43を入
力する(F38)。ポリゴン情報が選択されていない場
合は、カメラ情報が選択されているとみなし、カメラ情
報D44を入力する(F39)。
【0048】このように、科学データ編集情報D41、
可視化編集情報D42、ポリゴン情報D43、カメラデ
ータD44を編集した結果を、可視化パラメタD4とし
て生成する(F3a)。
【0049】次に、可視化機能151に可視化パラメタ
D4を入力し、可視化データを生成する(F3b)。そ
して、可視化データを可視化制御画面G3に表示する
(F3c)。利用者は、可視化制御画面G3に表示され
た可視化データを確認し、望む可視化データが得られた
かどうか判定する(F3d)。可視化データを変更制御
する場合は、可視化パラメタ編集項目選択F32へ処理
を戻す。必要な可視化データが得られた場合は可視化制
御処理を終了する。
【0050】次に、上記した各画面(G1、G2、G3
など)と、各データ(D1、D2、D3、D4)の詳細
な構成と働きを説明する。
【0051】図7は、可視化事例検索画面G1で、利用
者が所有する科学データの構成データや、メタ情報を入
力することで、可視化事例を検索するための画面であ
る。可視化事例検索画面G1では、まず、検索キー項目
一覧表示領域G11、検索キー項目設定領域G12にお
いて、科学データD1の中の構成データD12と、科学
分野及びキーワードを設定する。
【0052】図12は科学データD1のデータ構成で、
科学データ名D11、構成データD12及び要素データ
D13から構成される。科学データ名D11は、本シス
テムに入力する科学データのキーとなり、本システムで
の科学データの識別に利用される。
【0053】構成データD12は、科学データの構成を
示す。物理空間次元数は、科学データの物理空間次元数
を示し、例えば、気象予測などの3次元空間の解析デー
タでは3となり、また、ビリヤードの玉の軌跡解析など
2次元空間の解析データでは2となり、また、バネの変
位など1次元空間の解析データでは1となる。
【0054】格子形式は、科学データの格子形式を示
し、例えば、有限要素法などの構造解析に用いられる不
規則構造格子や、流体解析などに用いられる直交等間隔
格子、直交不等間隔格子、不直交不等間隔格子、また、
アメダスのような計測データに多く用いられる格子構造
を持たない無格子などがある。
【0055】格子次元数は、流体解析などに用いられる
直交等間隔格子、直交不等間隔格子、不直交不等間隔格
子などの、構造を持つ格子の次元数を示し、通常は、物
理空間次元数以下となる。
【0056】1軸格子数、2軸格子数、3軸格子数は、
それぞれ、格子次元数で定義した次元の、格子数を示
し、格子次元数で定義した次元数までが利用される。例
えば、格子次元数が2の場合、1軸格子数、2軸格子数
は利用するが、3軸格子数は利用しない。
【0057】要素変数の数は、各格子(要素)が持つ、
物理量(変数)の個数を示し、例えば、3次元の流体解
析で、各格子に流速ベクトルと、圧力、温度のスカラ量
を持つ場合、流速ベクトルは、3次元の各成分を持ち、
スカラ量が2つあることから、要素変数数は、5(5=
3+2)となる。
【0058】要素変数種別は、要素変数の数で与えられ
た変数の関係を示し、スカラ量として扱うデータ、ベク
トル量として扱うデータを定義する。定義方法は、以下
の通りとする。すなわち、「/」を各変数の区切り文字
とし、左の文字をスカラ/ベクトルの識別子、右の文字
をスカラ/ベクトルデータでの識別番号とする。
【0059】要素データD13は、科学データの各格子
(要素)の座標値、科学データの各格子(要素)が持つ
物理量の値を持つ。
【0060】要素座標値データレコードD131は、科
学データの各格子(要素)の座標値を、各要素毎に、構
成データD12で定義する物理空間次元数の示す成分だ
け持つ。例えば、物理空間次元数が3の場合、x軸座標
値、y軸座標値、z軸座標値の3成分が必要となる。
【0061】要素変数データレコードD132は、科学
データの各格子(要素)が持つ物理量を、各要素毎に、
構成データD12で定義する要素変数の数だけ持つ。例
えば、要素変数が4の場合、変数1、変数2、変数3、
変数4の4変数が必要となる。
【0062】検索キー項目一覧表示領域G11は、検索
キーの各項目の設定内容を一覧表示する。検索キー項目
一覧表示領域G11で、選択した項目の設定内容は、検
索キー項目設定領域G12に表示され、ここで編集す
る。
【0063】例えば、検索キーD31を入力する。この
例では、検索キーとして、科学分野は「物理」を、キー
ワードは「万有引力」、「重力」、「ベクトル」を入力
する。
【0064】また、利用者が持つ科学データは、3次元
空間での万有引力の解析データとし、3次元空間上のあ
る2点に物体を一つずつ置いたときの重力(ベクトル)
とその大きさ(スカラ)のデータとする。
【0065】この科学データの構成データは、図12の
構成データD12のようになる。構成データD12は、
3次元空間の、9*9*9の直交等間隔格子を定義し、
その各格子に、4つの物理量を定義し、1番目(S1)
の要素(変数)は、スカラ量の1番目と定義し、この例
では、重力の大きさ(スカラ量)を割り当てる。また、
2、3、4(V1)番目の要素(変数)は、ベクトル量
の1番目の各成分と定義し、この例では、重力ベクトル
(ベクトル量)の各成分を割り当てる。
【0066】検索キー項目一覧表示領域G11、検索キ
ー項目設定領域G12において、検索キーの設定が完了
すると、検索実行ボタンG13の押下により、可視化事
例を検索する。
【0067】図13は可視化事例DB(D2)のデータ
フォーマット、図14は検索及び結果データ(D3)の
データフォーマットを示す。D21は可視化事例レコー
ド、D22は可視化データレコード、D23は科学デー
タ事例レコードを示す。また、D31は検索キー、D3
2は検索結果データ、D33は可視化事例コメント、D
34は科学データコメントである。
【0068】可視化事例レコードD21は、多数の可視
化事例D211から構成される。可視化事例番号は、可
視化事例レコードD21内の可視化事例D211の通し
番号であり、可視化事例検索(F15)時に、検索結果
データD32にコピーされる。
【0069】可視化事例名は、可視化事例D211の名
称を示し、可視化事例検索(F15)時に、検索結果デ
ータD32にコピーされる。
【0070】科学分野は、可視化事例の科学分野を示す
文字列であり、可視化事例検索(F15)時に、検索キ
ーD31の、科学分野とのマッチング評価に用いられ
る。
【0071】科学データコメントは、可視化事例の入力
する科学データについてのコメント(文字列)であり、
当該科学データについてのキーワードが多数盛込まれて
いる。D34は、科学データコメントの例であり、文字
列からなる。また、可視化事例検索(F15)時に、検
索キーD31の、科学分野、キーワードの文字列とのマ
ッチング評価に用いられ、検索結果データD32の科学
データコメントにコピーされる。
【0072】可視化事例コメントは、可視化事例につい
てのコメント(文字列)であり、当該可視化事例につい
てのキーワードが多数盛込まれている。D33は、可視
化事例コメントの例であり、文字列からなる。また、可
視化事例検索(F15)時に、検索キーD31の、科学
分野、キーワードの文字列とのマッチング評価に用いら
れ、検索結果データD32の可視化事例コメントにコピ
ーされる。
【0073】登録日は、当該可視化事例の登録日を示
す。利用回数は、当該可視化事例の利用回数を示す。価
格は、当該可視化事例の価格を示す。可視化データ番号
は、可視化事例と可視化データを結合するキーであり、
可視化データレコードD22の中のひとつの可視化デー
タD221の可視化データ番号を示す。
【0074】可視化パラメタは、当該可視化事例の可視
化パラメタであり、D4は、可視化パラメタの例であ
る。また、可視化制御処理の初期画面表示に利用され
る。
【0075】科学データ番号は、可視化事例と科学デー
タ事例を結合するキーであり、科学データ事例レコード
D23の中のひとつの科学データ事例D231の科学デ
ータ事例番号を示す。
【0076】可視化データレコードD22は、多数の可
視化データD221から構成される。可視化データ番号
は、可視化データレコードD22内の可視化データD2
21の通し番号である。可視化事例レコードD211の
可視化データ番号から結合され、参照される。
【0077】静止画像データ、動画データ、ポリゴンデ
ータは、それぞれが可視化データのデータ形式のひとつ
であり、それぞれのデータ形式で、可視化データが格納
される。
【0078】静止画像データは、JPEG、ビットマップな
どの静止画である。動画データは、MPEG、QuickTime、A
VIなどの動画である。ポリゴンデータは、VRMLなどの3
次元構造データである。
【0079】可視化データ事例レコードD23は、多数
の科学データ事例D231から構成される。科学データ
事例番号は、科学データ事例レコードD23内の科学デ
ータ事例D231の通し番号である。可視化事例レコー
ドD211の科学データ番号から結合され、参照され
る。
【0080】科学データ事例名は、科学データ事例D2
31の名称を示す。構成データは、構成データD12と
同じフォーマットであり、科学データの構成データを格
納する。要素データは、要素データD13と同じフォー
マットであり、科学データの要素データを格納する。
【0081】検索キーD31は、構成データ、科学分
野、キーワードから構成される。構成データは、利用者
が可視化事例検索画面G1より入力する科学データの構
成データであり、可視化事例検索(F15)時に、可視
化事例D211の、構成データとのマッチング評価に用
いられる。科学分野は、利用者が可視化事例検索画面G
1より入力する可視化事例の科学分野を示す文字列であ
り、可視化事例検索(F15)時に、可視化事例D21
1の、科学分野とのマッチング評価に用いられる。
【0082】キーワードは、利用者が可視化事例検索画
面G1より入力する文字列であり、可視化事例検索(F
15)時に、可視化事例D211の、科学データコメン
トや可視化事例コメントとのマッチング評価に用いられ
る。
【0083】検索結果データD32は、可視化事例ウィ
ザード142で検索された結果を示し、1つまたは複数
の検索結果レコードD321から構成される。科学デー
タ事例番号は、検索結果データD32内の検索結果レコ
ードD321の通し番号であり、検索結果データ表示
(F17)時の、可視化事例検索結果一覧表示のソート
に用いられる。
【0084】可視化事例名は、検索された可視化事例の
可視化事例名であり、可視化事例検索(F15)時に、
可視化事例ウィザード142により、可視化事例DB
(D2)から検索された、可視化事例D211の可視化
事例名がコピーされる。
【0085】可視化事例コメントは、検索された可視化
事例の可視化事例コメントであり、可視化事例検索(F
15)時に、可視化事例ウィザード142により、可視
化事例DBD2から検索された、可視化事例D211の
可視化事例コメントがコピーされる。またD33は、可
視化事例コメントの例であり、文字列からなる。
【0086】科学データコメントは、検索された可視化
事例の科学データコメントであり、可視化事例検索(F
15)時に、可視化事例ウィザード142により、可視
化事例DBD2から検索された、可視化事例D211の
科学データコメントがコピーされる。またD34は、科
学データコメントの例であり、文字列からなる。
【0087】可視化事例ウィザード142においては、
検索キーD31の科学分野、キーワードの文字列と、可
視化事例DB(D2)の可視化事例レコードD21の科
学データコメントおよび可視化事例コメントとのマッチ
ングを評価する。また、検索キーD31の構成データ
と、可視化事例DB(D2)の科学データ事例レコード
D23の構成データとのマッチングを評価する。
【0088】この二つの評価の点数、および可視化事例
レコードD21の利用回数から可視化事例レコードをソ
ートし、検索結果データD32を生成する。このよう
に、設定した検索キーD31が可視化事例ウィザード1
42に入力され、検索結果データD32が得られる。
【0089】可視化事例検索画面G1では、得られた検
索結果データD32より、可視化事例検索結果一覧表示
領域G14に、可視化事例名の一覧を生成して表示す
る。また、上位4項目の可視化事例については、自動的
にその可視化データを、可視化事例表示領域G15に表
示する。
【0090】可視化事例検索結果一覧表示領域G14の
可視化事例名を選択することで、図2で説明したよう
に、任意に選択した可視化事例名を可視化事例ウィザー
ド142に入力する。
【0091】可視化事例ウィザード142は、可視化事
例レコードD21より、可視化事例名を元に該当レコー
ドを検索し、可視化事例レコードD21の可視化データ
番号から可視化データレコードD22を検索し、可視化
データを得る。
【0092】このとき、可視化データレコードD22か
ら取得する可視化データの形式は、可視化形式選択領域
G17で、画像、動画、ポリゴンなどから選択されてい
る。このように得られた可視化データを、可視化事例表
示領域G15に表示する。可視化事例表示領域G15に
は、可視化事例検索結果一覧表示領域G14で選択し
た、最大4つの可視化事例の可視化データを同時に表示
する。
【0093】また、可視化事例コメント表示領域G16
には、検索結果データD32より抽出し、可視化事例表
示領域G15に表示された4つの可視化事例から選択し
た1つの可視化事例コメントD33、科学データコメン
ト34を表示する。
【0094】この例では、可視化事例検索結果一覧表示
領域G14に、ベクトル図、流跡線図、3軸座標軸断面
図、等値面図、任意断面図、多重等値面図などの可視化
事例名を一覧表示し、これらの可視化事例に対応する可
視化画面が可視化事例表示領域G15に表示される。す
なわち、可視化事例表示領域G15に、図17に示すベ
クトル図V11、流跡線図V12、3軸座標軸断面図V
13、等値面図V14として表示される。
【0095】可視化事例表示領域G15で、可視化事例
表示領域2を選択すると、可視化事例コメント表示領域
G16には、可視化事例コメントD33、科学データコ
メント34が表示される。また、可視化事例検索結果一
覧表示領域G14で、任意断面図を選択すると、可視化
事例表示領域G15に、図17の任意断面図V15が表
示される。
【0096】このように、可視化事例検索結果一覧表示
領域G14に一覧表示される可視化事例名の項目を任意
に選択することで、可視化事例表示領域G15に、指定
した可視化事例名の可視化データが表示され、また、可
視化事例コメント表示領域G16に、可視化事例コメン
ト、科学データコメントを表示することができる。
【0097】可視化事例表示領域G15に表示する可視
化データ形式は、可視化形式選択領域G17で、画像、
動画、ポリゴンなどから選択できる。この例では、可視
化データ形式として、画像を選択している。検索キーの
変更による再検索や、可視化事例表示の変更を繰返し、
利用したい可視化事例を決定する。
【0098】再表示ボタンG18は、可視化形式選択領
域G17により、可視化データ形式を変更した場合に、
可視化事例表示領域G15の再表示を行う。また、可視
化事例表示領域G15で決定した可視化事例を選択し、
可視化事例決定ボタンG19を押下することで、利用す
る可視化事例が決定され、科学データ入力画面G2へ移
行する。また、可視化事例検索画面G1で入力した、科
学データの構成データは、次の科学データ入力画面G2
に初期データとして流用される。
【0099】図8は科学データ入力画面G2を示し、利
用者が所有する科学データを入力する。科学データ入力
画面G2には、可視化事例検索画面G1で選択した可視
化事例の科学データを参照する参照モードと、利用者が
所有する科学データを入力する入力モードがあり、その
切替は入力モード/参照モードの選択領域G21により
行う。
【0100】入力モードでは、構成データ一覧表示領域
G22に、利用者が入力する科学データD1の科学デー
タ名D11、構成データD12の各項目、科学分野、キ
ーワードの設定内容を一覧表示する。初期表示では、可
視化事例検索画面G1で入力した科学データの構成デー
タと、科学分野、キーワードを表示する。また科学デー
タ名は、可視化事例検索画面G1で入力しないので、初
期表示しないものとする。例えば、可視化事例検索画面
G1で入力した構成データD12、科学分野、キーワー
ドをそのままとし、科学データ名に文字列「Inpu
t」を入力すると、構成データ一覧表示領域G22が図
示のように表示される。
【0101】構成データ一覧表示領域G22と構成デー
タ設定領域G23において、科学データ名D11、構成
データD12の入力が完了し、構成データ決定ボタンG
24押下により、科学データ名D11や構成データD1
2を確定し、要素データ入力領域G25、要素データ項
目一覧表示領域G26による要素データD13の入力が
可能となる。
【0102】要素データ項目一覧表示領域G26には、
構成データ決定ボタンG24押下で確定した構成データ
に応じ、要素座標値データ項目、要素変数データ項目を
一覧表示する。この例では、物理次元数が3で、要素変
数数が4(スカラ1個+ベクトル1個(3次元成分))
となるので、要素データ項目一覧表示領域G26のよう
に、要素座標値データ項目が3個、要素変数データ項目
が4個となる。
【0103】要素データ項目一覧表示領域G26で選択
した要素座標値データ項目、要素変数データ項目に対
し、要素データ入力領域G25によるそれらの数値列の
入力が可能となる。
【0104】要素データ入力領域G25では、手動入力
領域による直接入力や、ファイル入力領域によるファイ
ル入力を可能とする。入力するファイル形式は、数値列
を表現する一般的な方式であるテキスト、CSV、Exce
lを想定し、任意に切替可能とする。入力データ確定ボ
タンを押下することで、各要素座標値データ項目、要素
変数データ項目の数値列を確定する。
【0105】数値列の個数は、構成データD12の1軸
格子数、2軸格子数、3軸格子数の積で求められる。こ
の例では、9*9*9=729個となる。また、要素変
数データ項目の変数1、変数2、変数3、変数4は、そ
れぞれ重力ベクトルの大きさ、重力ベクトルのx軸成
分、重力ベクトルのy軸成分、重力ベクトルのz軸成分
となる。
【0106】要素データ項目一覧表示領域G26に、表
示された全ての要素座標値データ項目、要素変数データ
項目の数値列の入力を完了し、要素データ決定ボタンG
27を押下することで、要素座標値データは要素座標値
データレコードD131へ、要素変数データは要素変数
データレコードD132へ入力され、要素データD13
が確定する。
【0107】確定した科学データ名D11、構成データ
D12及び要素データD13は、一纏めの科学データD
1となり、図2で説明したように、システム制御機能1
41を通して、科学データ入力機能143に入力され
る。
【0108】次に、参照モードを説明する。参照モード
では、構成データ一覧表示領域G22に、可視化事例検
索画面G1で入力した科学分野、キーワードを初期表示
する。また、可視化事例検索画面G1で選択した可視化
事例による科学データの構成データを初期表示する。
【0109】参照モードでは、構成データ一覧表示領域
G22、構成データ設定領域G23において、科学デー
タD1の中の構成データD12と、科学データ名D1
1、科学分野、キーワードの設定・変更は不可であり、
参照のみ可能となる。また、構成データ決定ボタンG2
4も押下不可である。
【0110】要素データ項目一覧表示領域G26には、
可視化事例検索画面G1で選択した可視化事例の科学デ
ータの要素座標値データ項目、要素変数データ項目の一
覧を初期表示する。ここで、選択した要素座標値データ
項目、要素変数データ項目に対し、要素データ入力領域
G25で、それらの数値列を表示する。但し、入力・編
集は不可とする。また、要素データ決定ボタンG27も
押下不可とする。
【0111】このようにして、参照モードでは、可視化
事例検索画面G1で選択した可視化事例の科学データの
要素データを数値列で表示し、参考にすることができ
る。
【0112】図9は可視化制御画面G3を示し、利用者
が所有する科学データを可視化し、その可視化パラメタ
を制御することで、利用者が望む可視化データを調整す
る画面である。
【0113】可視化制御画面G3には、科学データ入力
画面G2で入力した利用者が所有する科学データを可視
化する入力データモードと、可視化事例検索画面G1で
選択した可視化事例の科学データを可視化する可視化事
例データモードがあり、その切替は、入力データ/可視
化事例データモード選択領域G32により行う。
【0114】入力データモードでは、利用者が、科学デ
ータ入力画面G2で入力した科学データに対して可視化
制御を行う。利用者が一度だけ、科学データ入力画面G
2で科学データを入力するだけで、可視化制御画面G3
により自由な可視化制御を画面操作できる。
【0115】可視化制御画面G3により、利用者と提供
者間で送受信される可視化パラメタD4は科学データに
比べるとサイズが小さい。したがって、利用者と提供者
間で、ネットワーク12を経由して大きな科学データを
何度も送受信することなく、利用者は提供者の可視化機
能151や可視化事例を使用できる。
【0116】構成データ一覧表示領域G31に、科学デ
ータ入力画面G2で入力した科学データの構成データ
と、科学分野、キーワードが初期表示される。可視化表
示領域G33には、科学データ入力画面G2で入力した
利用者の科学データに対し、可視化事例検索画面G1で
選択した可視化事例の可視化パラメタを適用した、可視
化データを初期表示する。
【0117】この例で、科学データ入力画面G2では、
科学データD1が入力されており、可視化事例検索画面
G1では、可視化事例名として「任意断面図」が選択さ
れているものとする。この可視化事例名「任意断面図」
をキーに、可視化事例ウィザード142を通して可視化
事例DBの可視化事例レコードD21を検索し、可視化
事例レコードD21の一項目である可視化パラメタD4
を抽出する。
【0118】これらの科学データD1、可視化パラメタ
D4を可視化機能151に入力し、可視化データを生成
して、可視化表示領域G33に表示する。表示される可
視化データは、可視化パラメタD4を適用した図18の
任意断面図V21となる。なお、図18は科学データを
可視化して得られる可視化データ図である。
【0119】可視化パラメタ項目一覧表示領域G34に
は、科学データ入力画面G2で入力した利用者の科学デ
ータに対し、可視化事例検索画面G1で選択した可視化
事例の可視化パラメタD4の可視化パラメタ編集項目の
一覧を表示する。可視化パラメタ編集項目の各項目は、
科学データ編集情報レコード、可視化編集情報レコー
ド、ポリゴン情報レコード、カメラ情報の各レコードに
対応する。図示のG34は、可視化編集情報の可視化編
集名「ベクトル図」を選択した場合である。
【0120】可視化パラメタ項目一覧表示領域G34
で、選択した可視化パラメタ編集項目の設定内容は、可
視化パラメタ設定領域G35に表示され、任意に編集可
能とする。このとき、可視化パラメタ説明領域G36
に、可視化パラメタ編集項目の説明文が表示される。こ
れらの可視化パラメタ編集項目の説明は、可視化機能1
51にあらかじめ記録されている。また、可視化表示領
域G33に表示する可視化データ形式は、可視化データ
形式選択領域G37で、画像、動画、ポリゴンなどから
選択できる。
【0121】ここで、可視化パラメタD4からベクトル
図V11を表示するときの仕組を説明する。図15は可
視化パラメタD4のデータフォーマットを示す。可視化
パラメタD4は、科学データ編集情報D41、可視化編
集情報D42、ポリゴン情報D43、カメラ情報D44
からなる。図16は科学データ編集レコードD41の続
きを示す。
【0122】この例で、科学データ編集情報D41に
は、科学データ編集レコードD411、D412、D4
13が格納されており、それぞれ、科学データ編集番
号、入力科学データ名、出力科学データ名、科学データ
編集名、データ編集パラメタが定義されている。
【0123】科学データ編集番号は、科学データ編集情
報レコードの通し番号とする。入力科学データ名は、入
力する科学データ名を指定する。出力科学データ名は、
この科学データ編集レコードの定義により編集して出力
する科学データ名を指定する。科学データ編集名は、入
力する科学データを編集する方法を指定する。データ編
集パラメタは、入力する科学データを編集する際の様々
なパラメタを指定する。
【0124】可視化機能151では、ここで指定される
科学データ編集名毎に、あらかじめ編集方法、データ編
集パラメタの利用方法が定義されている。例えば、科学
データ編集「格子間引」は、「各軸の格子数を、データ
編集パラメタ1で指定する整数間隔で、格子を間引いた
科学データを生成する」こと、科学データ編集「ベクト
ル抽出」は、「入力科学データにおいて、指定された要
素変数データ群を、3次元ベクトルデータとして抽出し
て新たな科学データを生成する」こと、科学データ編集
「スカラ抽出」は、「入力科学データにおいて、指定さ
れた要素変数データを、スカラデータとして抽出して新
たな科学データを生成する」こと等と、あらかじめ定義
されている。
【0125】この例での科学データ編集情報D41の場
合、科学データ編集レコードD411により、科学デー
タ「Input」は、可視化機能151に入力され、科
学データ編集「格子間引」が行われ、半分の格子数の科
学データとして、科学データ「Work1」として可視
化機能151のメモリ上に生成される。
【0126】同様に、科学データ編集レコードD412
により、科学データ「Work1」は、可視化機能15
1に入力され、科学データ編集「ベクトル抽出」が行わ
れ、科学データ「Work2」として可視化機能151
のメモリ上に生成される。
【0127】同様に、科学データ編集レコードD413
により、科学データ「Input」は可視化機能151
に入力され、科学データ編集「スカラ抽出」が行われ、
科学データ「Work3」として可視化機能151のメ
モリ上に生成される。
【0128】また、可視化編集情報D42では可視化編
集情報レコードD421が格納されており、それぞれ、
可視化編集番号、可視化編集名、入力科学データ名1、
入力科学データ名2、可視化編集パラメタ、出力ポリゴ
ン名が定義されている。
【0129】可視化編集番号は、可視化編集情報レコー
ドの通し番号とする。可視化編集名は、入力する科学デ
ータを可視化する方法を指定する。入力科学データ名
1、入力科学データ名2は、入力する科学データ名を指
定する。可視化編集パラメタは、入力する科学データを
可視化する際の様々なパラメタを指定する。
【0130】可視化機能151では、ここで指定される
可視化編集名毎に、あらかじめ編集方法、可視化編集パ
ラメタの利用方法が定義されている。例えば、科学デー
タ編集「ベクトル図」は、「入力科学データ1のベクト
ルデータを矢印のポリゴンデータとする。また、矢印の
長さは、入力科学データ2のスカラデータと、可視化編
集パラメタを掛算した数値とする」ことと、あらかじめ
定義されている。
【0131】この例の可視化編集情報D42の場合、科
学データ編集レコードD41の定義に従い、可視化機能
151はメモリ上の科学データ「Work2」、「Wo
rk1」と、可視化編集パラメタ「0.5」を用いて、
矢印のポリゴンデータ「OBJ1」生成し、可視化機能
151のメモリ上に格納する。
【0132】また、ポリゴン情報D43では、ポリゴン
情報レコードD431が格納されており、それぞれポリ
ゴン番号、ポリゴン名、色情報、不透明度情報が定義さ
れている。ポリゴン番号は、ポリゴン情報レコードの通
し番号とする。ポリゴン名は、対象とするポリゴン名を
指定する。色情報は、対象とするポリゴンの色の情報で
あり、赤成分、青成分、緑成分をそれぞれ0から1の実
数で表す。不透明度情報は、対象とするポリゴンの不透
明度の情報であり、透明=0、不透明=1として、0か
ら1の実数で表す。
【0133】可視化機能151では、ここで指定される
色情報や、不透明度情報に対し、どのようにレンダリン
グ(可視化)するか、定義されている。この例のポリゴ
ン情報D43の場合、矢印のポリゴンデータ「OBJ
1」に対し、色情報「0,0,0」は、赤成分、青成
分、緑成分が0であることを示し、黒色でレンダリング
(可視化)する。また、不透明度情報「1」は、不透明
度が1であることを示し、不透明(はっきり見える状
態)でレンダリング(可視化)する。
【0134】カメラ情報D44では、視点座標、視線ベ
クトル、鉛直ベクトル、スクリーン距離、画角が定義さ
れている。視点座標は、3次元空間上のカメラ位置を示
す。視線ベクトルは、視点座標からの視線方向を示すベ
クトルを示す。鉛直ベクトルは、スクリーンの鉛直方向
を示すベクトルを示す。スクリーン距離は、視点座標か
らのスクリーンの距離を示す。画角は、視線ベクトルと
スクリーンの端を指すベクトルのなす角度を示す。
【0135】可視化機能151では、ここで指定される
視点座標、視線ベクトル、鉛直ベクトル、スクリーン距
離、画角に対し、「「視線ベクトル」に垂直で、「視点
座標」から「スクリーン距離」だけ離れた平面を定義
し、「視点座標」からの「画角」の範囲に入る部分をス
クリーンとして切出し、3次元空間上のポリゴンデータ
群を、このスクリーンに写像して、2次元の画像を生成
する」ことと定義されている。このようにして、可視化
パラメタD4から、可視化データV11(画像)が生成
される。
【0136】次に、可視化事例データモードを説明す
る。可視化事例データモードでは、可視化事例検索画面
G1で選択した可視化事例の科学データに対して可視化
制御を行う。
【0137】提供者側にあり、可視化事例ウィザード1
42が保持する科学データに対してのみの操作になるの
で、サイズの大きい科学データを、利用者と提供者間で
送受信する必要なく、利用者は可視化機能151や可視
化事例を試用できる。
【0138】可視化事例データモードでは、構成データ
一覧表示領域G31に、可視化事例検索画面G1で入力
した科学データの構成データと、科学分野、キーワード
を初期表示する。
【0139】可視化表示領域G33には、可視化事例検
索画面G1で入力した利用者の科学データに対し、可視
化事例検索画面G1で選択した可視化事例の可視化パラ
メタを適用した、可視化データを初期表示する。その他
の機能は、入力データモードと同様である。
【0140】図10は利用者/提供者対話画面G4を示
し、本画面により、利用者の可視化作業を、提供者が支
援する。利用者/提供者対話画面G4は、利用者Web
ブラウザ111と、提供者Webブラウザ161に同期
表示される。
【0141】利用者/提供者対話画面G4には、利用者
が操作する利用者操作モードと、提供者が操作する提供
者操作モードがあり、その切替は、操作者選択領域G4
1により行う。この操作は、利用者、提供者共に必要に
応じていつでも行うことができる。
【0142】対話テキスト入力領域G43に、利用者、
提供者がお互いに伝えたい内容を入力し、対話テキスト
入力ボタンG44を押下することにより、対話テキスト
表示領域G42にテキスト表示される。
【0143】G1/G2/G3表示領域G45には、可
視化事例検索画面G1、科学データ入力画面G2、可視
化制御画面G3を切替表示する。これにより、利用者と
提供者は、可視化事例検索画面G1、科学データ入力画
面G2、可視化制御画面G3を画面で確認しながら、お
互いの意見を交換することができ、効率の良い協調作業
を、ネットワーク網12を介して行うことが可能とな
る。
【0144】可視化事例検索画面G1、科学データ入力
画面G2、可視化制御画面G3の画面遷移については、
次の画面遷移G5で説明する。
【0145】図11に画面遷移図G5を示し、可視化業
務の流れを可視化例を用いて説明する。利用者は、まず
G51において、可視化事例を検索する。検索結果とし
て、図17に示すV11、V12、V13、V14の可
視化事例が初期表示されたとする。さらにG51の操作
により、他の可視化事例を検索・検討し、最終的にV1
5の可視化事例を選択し、G52へ移行する。
【0146】利用者は、G52で、可視化事例で用いら
れている科学データを参考にしながら、所有する科学デ
ータを入力し、G53へ移行する。
【0147】G53では、図18に示す可視化データV
21が初期表示される。利用者は、求める可視化データ
を得るため、G53にて可視化パラメタを制御する。V
22は、可視化編集情報の可視化編集名「任意断面図」
の可視化編集パラメタ(断面抽出パラメタ)を変更した
可視化例、V23は、さらにカメラデータを調整した可
視化例である。
【0148】このように、可視化事例の可視化パラメタ
をベースに、可視化パラメタを調整することで、利用者
の求める可視化データを作成する。ここで、他の手法の
可視化を利用する場合には、G51に戻り、別の可視化
事例を選択し、G52を経て、G53へ移行する。
【0149】G52で、一度科学データを入力すると、
再入力しなおさない限り、同様の科学データを用いるこ
とになる。このとき、G51にて可視化事例V12を選
択すると、G53には、V24が初期表示される。利用
者は、求める可視化データを得るため、G53にて可視
化パラメタを制御する。V25は、さらにカメラデータ
を調整した可視化例である。
【0150】利用者が、提供者の協力を得たい場合は、
利用者が、G54により、提供者に他の可視化手法の提
示を求める。これに対し、提供者は、G58にて、提供
者操作モードへ移行し、G55にて、新たな可視化事例
を検索する。
【0151】これらの画面は、利用者にも同様に反映さ
れており、可視化事例を提示してもらうだけでなく、提
供者がどのような操作により可視化事例の検索を行って
いるのか、学習することができる。
【0152】提供者は、G55にて、図19に示すV3
1の可視化事例を表示し、この可視化事例の特徴など、
G58、G54を通して説明する。このようにして双方
の意見交換など行う。
【0153】双方で、他の可視化事例である図19のV
31の利用をきめると、利用者は、G53へ移行する。
G53、G57には、V32が初期表示される。利用者
は、求める可視化データを得るため、G53にて可視化
パラメタを制御する。なお、V33は、可視化編集情報
の可視化編集名「多重等値面図」の可視化編集パラメタ
(等値面レベル)を変更し、さらにカメラデータを調整
した可視化例である。
【0154】以上のように、本実施例によれば、利用者
は、可視化事例表示領域G33に表示される可視化デー
タを確認しながら、可視化パラメータ項目一覧表示領域
G34、可視化パラメータ設定領域G35で可視化パラ
メータを設定し、提供者側の科学データ入力機能14
1、可視化機能151を繰り返し制御して、希望の可視
化データに調整していくことができる。
【0155】また、提供者オペレータ16は、科学デー
タ入力機能141、可視化機能151を操作し、利用者
の要求を反映した可視化データを生成し、可視化事例表
示領域G34に表示することができる。その際の可視化
パラメータも、可視化パラメータ項目一覧表示領域G3
1、可視化パラメータ設定領域G32に反映することが
できる。
【0156】また、利用者は、利用者対話領域G37
に、可視化データ24に対する評価・意見・要望などを
入力することで、提供者オペレータ16に支援要求でき
る。支援要求を受けた提供者オペレータ16は、提供者
対話領域G36に、任意に回答を表示することができ
る。このように、可視化データとそのコメントを相互に
やり取りすることで、可視化パラメータの調整作業を効
率良く行うことができる。
【0157】
【発明の効果】本発明によれば、科学データと可視化パ
ラメータを別個に定義し、利用者側から提供者側に只一
度だけ科学データを送信すれば、あとは可視化パラメー
タの調整を行なって所望の可視化データを得ることがで
きるので、高度な可視化作業を効率よく、安価に実現で
きる。
【0158】また、提供者側の可視化事例DBから、利
用者のもつ科学データに類似した可視化事例を検索でき
るので、科学データや可視化パラメータの設定が容易に
なる。
【0159】また、可視化事例検索、科学データ入力及
び可視化制御のための各画面を用意しているので、利用
者は画面にしたがって科学データの可視化を容易に実現
できる。
【0160】さらに、利用者側と提供者側で同時に同一
の画面を表示し、利用者の要求に応じて、提供者オペレ
ータが可視化を支援するので、利用者は可視化途中での
隘路を回避できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例による化学データの可視化シ
ステムの概略構成図。
【図2】図1における各機能間のデータインターフェー
スを示す説明図。
【図3】本システムの全体処理を示すフロー図。
【図4】可視化事例検索処理F1を示すフロー図。
【図5】科学データ入力処理F2を示すフロー図。
【図6】可視化制御処理F3を示すフロー図。
【図7】可視化事例検索画面G1の説明図。
【図8】科学データ入力画面G2の説明図。
【図9】可視化制御画面G3の説明図。
【図10】利用者/提供者対話画面G4の説明図。
【図11】画面遷移図G5の説明図。
【図12】科学データ(D1)のデータフォーマット
図。
【図13】可視化事例DB(D2)のデータフォーマッ
ト図。
【図14】検索・検索結果データ(D3)のデータフォ
ーマット図。
【図15】可視化パラメタ(D4)のデータフォーマッ
ト図。
【図16】科学データ編集情報の続きの例を示すデータ
フォーマット図。
【図17】可視化事例DBの可視化データを示す模試
図。
【図18】入力した科学データによる可視化データを示
す模試図。
【図19】可視化パラメタ調整後の可視化データを示す
模試図。
【符号の説明】
11…利用者端末、111…利用者Webブラウザ、1
2…ネットワーク網、13…Webサーバ、14…アプ
リケーションサーバ、141…システム制御機能、14
2…可視化事例ウィザード、143…科学データ入力機
能、15…可視化サーバ、151…可視化機能、16…
提供者端末、161…提供者Webブラウザ、G1…可
視化事例検索画面、G2…科学データ入力画面、G3…
可視化制御画面、G4…利用者/提供者対話画面。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5B069 AA01 DD20 FA09 LA03 LA07 5B075 KK07 ND20 UU40 5B085 AA08 BA07 BE03 BG01 BG06 CE05

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ネットワーク網を経由して、提供者の持
    つ可視化サーバを利用する科学データの可視化方法にお
    いて、 利用者の持つ科学データを所定フォーマットで入力する
    とともに、前記科学データを可視化するための可視化パ
    ラメタを設定し、前記科学データは一度のみ提供者側に
    送信し、後は前記可視化パラメタを調整しつつ、前記科
    学データの可視化データを受信することを特徴とする科
    学データの可視化方法。
  2. 【請求項2】 請求項1において、 前記所定フォーマットは、科学分野、キーワード及び科
    学データの構成データを含むことを特徴とする科学デー
    タの可視化方法。
  3. 【請求項3】 請求項1または2において、 前記可視化パラメタは、科学データ編集情報、可視化編
    集情報、ポリゴン情報、カメラ情報を選択的に設定され
    ることを特徴とする科学データの可視化方法。
  4. 【請求項4】 請求項1、2または3において、 前記可視化パラメタは、提供者のもつ可視化事例データ
    ベースを検索して得られる可視化事例から抽出されるこ
    とを特徴とする科学データの可視化方法。
  5. 【請求項5】 請求項1〜4のいずれかにおいて、 利用者と提供者間で、前記可視化データや操作画面を共
    有することで、利用者の操作を支援することを特徴とす
    る科学データの可視化方法。
  6. 【請求項6】 利用者端末と、可視化サーバを有する可
    視化支援装置をネットワークで結び、利用者のもつ科学
    データの可視化を遠隔でサービスする科学データの可視
    化支援システムにおいて、 前記可視化支援装置に可視化事例データベースと可視化
    事例ウィザードを有し、利用者端末からの要求により、
    前記科学データに類似した可視化事例を検索して前記利
    用者端末に応答することを特徴とする科学データの可視
    化支援システム。
  7. 【請求項7】 請求項6において、 前記利用者端末の要求と応答のため、科学分野やキーワ
    ード及びデータ構成を含む検索キーの表示領域と、可視
    化事例検索結果とその可視化事例の表示領域を有する可
    視化事例検索画面を有することを特徴とする科学データ
    の可視化支援システム。
  8. 【請求項8】 請求項7において、 前記可視化サーバに、前記利用者端末から前記科学デー
    タと前記可視化事例検索結果から抽出した可視化パラメ
    タを入力し、得られた可視化データと可視化パラメータ
    を調整可能に表示する可視化制御画面を有することを特
    徴とする科学データの可視化支援システム。
  9. 【請求項9】 ユーザから科学データをネットワーク経
    由で受信し、可視化支援装置で可視化して通信する可視
    化サービス方法において、 前記可視化支援装置側から可視化事例を送信し、その中
    からユーザが可視化パラメタを選択し、 ユーザから前記科学データの送信を一度行った後は、可
    視化パラメタのみを受信して可視化を調整し、 可視化支援装置側とユーザ側は同一の画面を表示し、ユ
    ーザの要求に応じて可視化パラメタの調整などの可視化
    支援をすることを特徴とする可視化サービス方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN107506460A (zh) * 2017-08-29 2017-12-22 武汉智丽丰信息科技有限公司 一种混合气象大数据缓存策略的多变量可视化大数据平台
JP2020537251A (ja) * 2017-10-09 2020-12-17 タブロー ソフトウェア,インコーポレイテッド データビジュアライゼーションの構築を助けるために異種データのオブジェクトモデルを使用すること

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