JP2003083739A - 三次元形状計測装置 - Google Patents

三次元形状計測装置

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JP2003083739A
JP2003083739A JP2001279766A JP2001279766A JP2003083739A JP 2003083739 A JP2003083739 A JP 2003083739A JP 2001279766 A JP2001279766 A JP 2001279766A JP 2001279766 A JP2001279766 A JP 2001279766A JP 2003083739 A JP2003083739 A JP 2003083739A
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dimensional shape
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shape measuring
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JP2001279766A
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English (en)
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Akimitsu Ebihara
明光 蛯原
Wataru Yamaguchi
亘 山口
Takahito Harada
孝仁 原田
Yoshihisa Abe
芳久 阿部
Hitoshi Kamezawa
仁司 亀沢
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Minolta Co Ltd
Original Assignee
Minolta Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 簡単な構成で測定精度の良い三次元形状計測
装置を提供する。 【解決手段】 被測定物21の周囲でこれを保持する保
持治具22に3つ以上のマーカー33a〜33cを形成
する。被測定物21の表面とともに併せてマーカー33
a〜33cの三次元形状を計測する工程を、被測定物2
1と保持治具22を回転軸27を中心に回転させて異な
った角度で複数回実行して複数の三次元データを得、こ
れらの複数の三次元データについて、マーカー33a〜
33cの位置を目安に合わせ込んで統合する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、被測定物をスキ
ャンしてその三次元形状を計測する三次元形状計測装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】図10の如く、レーザービームによる光
切断方式で被測定物1の三次元形状を入力する非接触方
式の三次元形状入力装置2がある。この三次元形状入力
装置2は、スリット状のレーザー光3で被測定物1を走
査し、その反射光を三次元形状入力装置2内のCCDカ
メラ4で受光(スキャン)する。三角測距の原理で被測
定物1との距離情報を得て、三次元データ化する。レー
ザー光3を例えばガルバノミラーで上下に走査すること
により、一回のスキャンで照射画像全体で所定画素(例
えば、200×200ドットまたは400×400ドッ
ト)の距離画像を入力する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ここで、三次元形状入
力装置2の一回のスキャンでは、被測定物1の一面側の
三次元形状しか入力することができない。このため、被
測定物1の裏表両面の三次元形状を入力したい場合は、
少なくとも裏面側からと表面側からの2回以上のスキャ
ンを行う必要がある。このように、被測定物1の裏面側
と表面側の三次元形状をそれぞれスキャンして被測定物
1全体の三次元形状を入力する場合、裏面側スキャンで
得られた三次元形状と表面側スキャンで得られた三次元
形状とを相互に対応付けて、仮想的三次元空間内で合わ
せ込む作業が必要となる。
【0004】ここで、例えば特開平06−072723
号公報(第1従来技術)では、図11の如く、所定の一
軸方向Xについて所定の平面状の基準位置6を予め設定
しておき、被測定物1を基準位置6の付近に配置する。
そして、測定器7で被測定物1の一面8の三次元形状を
レーザースキャンにて入力する際、併せて基準位置6の
一軸方向Xでの位置をも測定器7で測定する。これによ
り、測定器7では、基準位置6に対する被測定物1の一
面8の相対的な座標x1,x2,x3…を得することが
できるため、基準位置6の絶対座標と合わせ込むこと
で、被測定物1の一面8の三次元形状を絶対座標として
得ることが可能となる。かかる方法により、被測定物1
の一面8だけでなく複数面(例えば裏表面)の絶対座標
を求めて全体的な三次元形状を入力することができる。
【0005】しかしながら、かかる第1従来技術では、
一軸方向Xについては比較的正確に被測定物1の一面8
の絶対座標を得ることが可能であるが、この一軸方向X
に直交する方向にずれが生じた場合に、その旨を検出す
ることが困難であり、したがって必ずしも精度良い三次
元形状を入力できるとは言えなかった。
【0006】あるいは、特開平09−257427号公
報(第2従来技術)で開示されている方法もある。この
第2従来技術では、複数の測定器11a,11bを用い
て被測定物1の三次元形状を入力する場合に、相互の位
置関係が既知である相対応する交差平面12の組を交線
13の方向が異なるように少なくとも2組有する寸法既
知の基準物体14を被測定物1に近接させて配置し、基
準物体14と被測定物1に対して投影装置15a,15
bで光をそれぞれ投影し、その投影された光の反射光を
撮像装置16a,16bで撮像する。この際、基準物体
14の交線13の位置情報に基づいて、複数の測定器1
1a,11bの計測結果を位置及び方向について合わせ
込んで統合し、統合後の被測定物1の各面の位置関係か
ら寸法を算出していた。
【0007】ただし、この第2従来技術では、交差平面
12の加工精度が交線13の位置精度に影響を与えると
いう問題がある。特に基準物体14が複雑な形状になる
ので、精密計測する場合には高精度の加工が必要とな
り、基準物体14が高価なものとなってしまう。また、
基準物体14が立体形状である必要があるため、被測定
物1の周囲に配置するのに特別の固定具を工夫する必要
がある。
【0008】この他、基準物体として球体を使用し、こ
の球体の球面座標を基準にして、多方向から検出した被
測定物の三次元形状データを合わせ込む技術(第3従来
技術:図示省略)がある。しかしながら、この第3従来
技術では、測定光束とかなり傾斜した面が含まれること
から、多方向からの測定誤差が生じ、精度良い合成がで
きないという問題があった。
【0009】そこで、この発明の課題は、簡単な構成で
測定精度の良い三次元形状計測装置を提供することにあ
る。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決すべく、
請求項1に記載の発明は、被測定物の表面の三次元形状
を入力する入力手段と、前記被測定物の周囲に配置さ
れ、前記入力手段で前記被測定物の表面の三次元形状が
入力される際に、併せてそれぞれの三次元形状が入力さ
れる3つ以上のアライメント手段と、前記入力手段と前
記被測定物及び前記アライメント手段との間の位置関係
を変える手段と、前記位置関係を変えて前記入力手段に
より得られた三次元データについて、前記入力手段で入
力された前記アライメント手段の三次元形状から抽出さ
れる三次元位置に基づき、複数の前記三次元データを合
わせ込んで統合する制御手段とを備えるものである。
【0011】請求項2に記載の発明は、請求項1に記載
の三次元形状計測装置であって、前記アライメント手段
が、前記被測定物を保持する保持治具に形成されるもの
である。
【0012】請求項3に記載の発明は、請求項1または
請求項2に記載の三次元形状計測装置であって、前記各
アライメント手段が、表裏面が平行とされた平面板を使
用されるものである。
【0013】請求項4に記載の発明は、請求項3に記載
の三次元形状計測装置であって、前記各アライメント手
段が、前記平面板に所定形状のマーク孔が穿設されてな
るものである。
【0014】請求項5に記載の発明は、請求項3または
請求項4に記載の三次元形状計測装置であって、前記各
アライメント手段が、円形または少なくとも一つの斜線
部分を含むパターンを有するものである。
【0015】請求項6に記載の発明は、請求項1ないし
請求項5のいずれかに記載の三次元形状計測装置であっ
て、前記各アライメント手段の厚みが、互いに同一の既
知の寸法に設定され、前記制御手段が、前記既知の寸法
に基づいて前記アライメント手段の厚みを補正して複数
の前記三次元データを合わせ込んで統合するものであ
る。
【0016】請求項7に記載の発明は、請求項1ないし
請求項6のいずれかに記載の三次元形状計測装置であっ
て、前記制御手段が、複数の前記アライメント手段の三
次元位置を頂点とする多角形を複数の前記三次元データ
毎に抽出し、当該複数の三次元データについて、当該多
角形を合致させるように座標変換して統合し、複数の前
記アライメント手段の三次元位置を頂点とする前記多角
形の頂点のうち任意の3つのアライメント手段の三次元
位置が同一線上にないように配置されるものである。
【0017】請求項8に記載の発明は、請求項7に記載
の三次元形状計測装置であって、前記制御手段が、前記
多角形の重心点と、当該多角形の前記被測定物の一方向
に対応する法線ベクトルを複数の前記三次元データ毎に
求め、複数の前記三次元データについて、前記法線ベク
トルを一致させるとともに、前記重心点が一致するよう
に平行移動し、多角形の各頂点がほぼ一致するように回
転座標変換して、当該複数の三次元データを統合するも
のである。
【0018】請求項9に記載の発明は、請求項3に記載
の三次元形状計測装置であって、前記平面板の裏表両面
が拡散面とされたものである。
【0019】請求項10に記載の発明は、請求項3に記
載の三次元形状計測装置であって、全ての前記アライメ
ント手段が、平行関係であるものである。
【0020】尚、望ましくは、前記アライメント手段
が、反射または発光パターンである。
【0021】さらに望ましくは、三次元形状計測装置
が、前記位置関係を変える手段として所定の軸を中心に
前記被測定物及びアライメント手段を回転させる回転手
段をさらに備える。
【0022】さらに望ましくは、前記アライメント手段
が3つ形成され、前記多角形が三角形である。
【0023】さらに望ましくは、前記三次元形状計測装
置が前記被測定物及び前記アライメント手段に投光する
投光手段をさらに備え、前記入力手段が受光手段であ
り、前記制御手段が前記アライメント手段のパターンに
応じて前記投光手段の投光を制御する。
【0024】さらに望ましくは、前記アライメント手段
が、前記制御手段で認識される測定座標系内で既知座標
の近傍に配置される。
【0025】動作時には、被測定物の周囲に3つ以上の
アライメント手段を配置し、前記被測定物の表面ととも
に、併せてアライメント手段の三次元形状を入力手段に
入力する工程を、前記被測定物と前記アライメント手段
の三次元形状が所定の回転軸を中心に回転することで前
記入力手段に対して異なった角度で複数回実行し、この
ように入力された複数の三次元データについて、前記入
力手段で入力された前記アライメント手段の三次元形状
から算出される三次元位置に基づいて、複数の前記三次
元データを合わせ込んで統合する。
【0026】
【発明の実施の形態】図1はこの発明の一の実施の形態
に係る三次元形状計測装置を示すブロック図である。こ
の三次元形状計測装置は、アライメント手段を厚み(既
知)の薄い平面ディスクで構成して精度良いデータ合成
を行うものである。
【0027】具体的に、この三次元形状計測装置は、図
1の如く、被測定物21を保持するとともに当該被測定
物21の表面の三次元形状入力の際の基準位置を特定す
る保持治具22と、被測定物21及び保持治具22に光
束を投光する投光手段23と、被測定物21及び保持治
具22の反射光を計測する受光手段(入力手段)24
と、受光手段24での計測結果に基づいて被測定物21
の位置を仮想的に位置合わせするよう演算する制御手段
25と、制御手段25での制御に基づいて投光手段23
を制御する投光制御手段26と、保持治具22を回転軸
27を中心に回転させる回転手段28とを備える。
【0028】保持治具22は、図2に示す如く、被測定
物21の周囲を囲むフレーム体31と、このフレーム体
31内に配置される被測定物21を内側方向に締め付け
て挟持する複数の締め付けネジ(保持部品)32と、受
光手段24で反射光を計測する際の保持治具22の位置
の目印となる複数のマーカー(アライメント手段)33
a〜33cとを備える。保持治具22の下辺部は、回転
手段28の回転軸27が固定されて支持される。
【0029】フレーム体31は被測定物21より大きな
内周で形成された枠体であり、熱膨張率の低い金属部材
等で形成されている。フレーム体31の複数箇所には、
締め付けネジ32が螺設貫通するためのネジ孔35が形
成されている。
【0030】締め付けネジ32は先端が針状または半球
状になっている巻ネジであって、フレーム体31のネジ
孔35を貫通して当該フレーム体31の内側方向に向け
て進退可能となっている。
【0031】複数のマーカー33a〜33cは、フレー
ム体31に一体的に形成されて中央部に直径φの正面視
円形のマーク孔36がエッチング等により形成された薄
厚状の平面板37である(図7参照)。これらのマーカ
ー33a〜33cの平面板37の厚みは互いに同一の微
少寸法(=δ)に設定されており、各マーカー33a〜
33cの表面と裏面は互いに平行とされている。また、
マーカー33a〜33cは、後述する位置合わせの目安
となるため、可及的に小さい寸法(直径φ)で且つ可及
的に薄厚に形成することが望ましい。また、平面板37
の裏表両面は、投光手段23から投光されたレーザー光
が反射して受光手段24に確実に向かうように、エッチ
ング処理が施されて拡散面状に形成されている。
【0032】これらのマーカー33a〜33cは、フレ
ーム体31の上辺部の両隅部にそれぞれ1つずつ形成さ
れた第1及び第2のマーカー33a,33bと、同じく
フレーム体31の片側辺部の下端部付近に1つだけ形成
された第3のマーカー33cの合計3つがあり、これら
が同一平面(以下「主面」と称す)上に配置されてい
る。そして、第3のマーカー33cがフレーム体31の
片側辺部の下端部付近に1つだけ形成されることで、3
つのマーカー33a〜33cを頂点とする三角形は、回
転手段28の回転軸27に対して非線対称に形成され
る。
【0033】また、各マーカー33a〜33cのマーク
孔36の表面側の形状の重心と裏面側の形状の重心と
は、各主面に平行な平面上で同一の座標になる(即ち、
各マーク孔36の重心軸が成す方向が主面に対して法線
方向になる)ように設定されている。これにより、保持
治具22を受光手段24に対して投影した場合に、その
投影像におけるマーク孔36は、各マーカー33a〜3
3cの表面と裏面の両方の座標が精度良く一致するよう
になる。
【0034】投光手段23は、レーザ発振器から出射さ
れたレーザー光を水平方向(横方向)に高速に往復させ
て擬似的に横長のスリット状レーザー光を生成するか光
学的に横長のスリット状リーざー光を生成し、当該スリ
ット状レーザー光を例えばガルバノミラーで上下に走査
することにより、静止状態の被測定物21を走査するよ
うになっている。
【0035】受光手段24は、投光手段23から投光さ
れたスリット状レーザー光の被測定物21における反射
光を受光するCCDカメラであり、投光手段23の近傍
に隣接して配置される。
【0036】制御手段25は、ROM、RAM及びMP
Uを備え、ROM等に予め格納されたソフトウェアプロ
グラムに定義された手順通りに動作する機能要素であ
る。ここで、当該ソフトウェアプログラムによって規律
される機能としては、受光手段24で受光した光に基づ
いて被測定物21との距離情報を得てその表面の三次元
データを得る三次元化機能と、三次元化機能により得ら
れた三次元データから保持治具22に形成された複数
(3個)のマーカー33a〜33c(図3及び図4
(A)(B)参照)を抽出するマーカー抽出機能と、抽
出した複数(3個)のマーカー33a〜33cの中心位
置を頂点とする多角形(三角形:図5(A)(B)参
照)39a,39bを抽出する多角形抽出機能と、回転
手段28により回転軸27を中心に回転されて複数回計
測された被測定物21及び保持治具22の三次元形状に
ついて、抽出された多角形(三角形)の対比を行って位
置の合わせ込みを行う位置合わせ機能と、マーカー33
a〜33cの厚みδを補正するマーカー厚み補正機能
と、投光制御手段26に投光手段23の制御を指示する
制御機能とを備える。これらの各機能は後述の動作を規
定するものであり、詳細は後述する。
【0037】投光制御手段26は、制御手段25からの
指示に基づいて投光手段23でのレーザー光の投光制御
を行う。特に、この投光制御手段26が制御手段25の
指示を受けてマーカー33a〜33cのマーク孔36の
パターンに応じて投光手段23の投光を制御すること
で、被測定物21だけでなくマーカー33a〜33cを
も確実に投光してマーカー33a〜33cの三次元形状
を受光手段24で入力できるようになっている。尚、被
測定物21とマーカ33a〜33cからの反射光強度が
著しく異なった場合でも対応できるように、例えば、被
測定物21とマーカ33a〜33cのスキャン時にそれ
ぞれ異なるレーザー光強度や計測感度が設定できるよう
にしてもよい。
【0038】回転手段28は、例えば図2の如く、ステ
ッピングモーター40を用いて、台座41上で鉛直方向
に立設した回転軸27を水平方向に回転させる回転ステ
ージである。特に、回転軸27の回転角度を精度良く調
整することが可能となっており、保持治具22のフレー
ム体31を、少なくとも、複数のマーカー33a〜33
cがなす主面が受光手段24に対してほぼ法線方向に配
置された状態(表面状態)と、当該表面状態から回転軸
27を中心に180度回転させた状態の裏面状態とに切
り替えることが可能となっている。この回転手段28
は、手作業によるスイッチ操作でステッピングモーター
40を駆動するようにしてもよいし、あるいは制御手段
25によりステッピングモーター40を自動的に駆動す
るようにしてもよい。尚、その他にも表面状態または裏
面状態から30度、60度、120度及び150度等の
任意の中間角度に回転させることが可能なことが望まし
い。尚、回転手段28の回転軸27により支持される保
持治具22は投光手段23及び受光手段24に対向配置
されており、これにより保持治具22に保持される被測
定物21も投光手段23及び受光手段24に対向配置さ
れることになる。
【0039】<動作>上記構成の三次元形状計測装置の
動作を図6のフローチャートに沿って説明する。ここで
は、まず被測定物21の表面側の三次元データを収集し
た後、その裏面側の三次元データを収集し、これらの三
次元データを合わせ込んで統合する方法を説明する。
【0040】まず、図6中のステップS01の如く、被
測定物21を図2に示すように保持治具22のフレーム
体31の内周内に配置し、締め付けネジ(保持部品)3
2をフレーム体31で進退させて、被測定物21をフレ
ーム体31の内部に固定する。
【0041】次に、ステップS02において、回転手段
28を調整し、回転軸27を中心に保持治具22のフレ
ーム体31を回転させて、被測定物21の表面が投光手
段23及び受光手段24に対向するように設定する。こ
のとき、マーカー33a〜33cの主面の法線方向と受
光手段24の受光方向の平均とがほぼ一致するような角
度に設定する。またこの際、マーカー33a〜33c
は、制御手段25において認識される測定座標系内で既
知座標位置V0(図7参照)の近傍に配置される(後
述)。
【0042】そして、ステップS03で、制御手段25
の制御機能が投光制御手段26に指示を与え、その指示
に従って投光制御手段26が投光手段23を制御し、投
光手段23が被測定物21及び保持治具22に対して横
長のスリット状レーザー光を縦方向に走査する。そし
て。このときの被測定物21及び保持治具22での反射
光を受光手段24で受光(スキャン)し、制御手段25
の三次元化機能で、三角測距、干渉法、焦点検出、飛行
時間測定などのうちのいずれかの所定の方法により、例
えば図3及び図4(A)に示したような三次元データを
得る(三次元計測)(ただし、図3及び図4(A)では
三次元データを簡略化して示している)。
【0043】続いてステップS04に進む。ステップS
04では、制御手段25のマーカー抽出機能において、
ステップS03で得られた三次元データの中から複数
(3個)のマーカー33a〜33cを抽出する。ここ
で、図7の如く、マーカー33a〜33cのマーク孔3
6の中心点の大凡の位置は、予め制御手段25において
認識される測定座標系内で既知の座標位置V0として認
識されている。このように、大凡の位置が解っていれ
ば、他の孔と間違って認識されることがなく、また自動
的にマーカ33a〜33cを抽出するのに好適である。
但し、実際に回転手段28上で支持された保持治具22
の位置ずれ誤差によって、実際のマーク孔36の中心点
の位置V1が予め制御手段25内で認識された座標位置
V0から若干ずれることがあるため、ここでは、既知の
ものとして予め認識していた大凡の座標位置に最近接続
しているマーク孔36のエッジを三次元データの中から
抽出し、このエッジに対してエッジに対する最小二乗近
似などの方法により当該エッジの円の正確な中心位置V
1を抽出する。マーク孔36は、直径φの円形をなして
いるため、その円形のエッジの座標を求め、そのエッジ
の座標より容易に中心位置V1の座標を求めることがで
きる。
【0044】次に、ステップS05において、制御手段
25の多角形抽出機能は、複数のマーカー33a〜33
c(マーク孔36)の各中心位置V1を頂点とする多角
形(三角形)を求める。図5(A)は、被測定物21の
表側の三次元データを収集した際にマーカー33a〜3
3cの中心位置V1によって形成された三角形39aを
示す図である。ここでは、多角形(三角形)の頂点(各
マーク孔36の中心位置V1)を点A1,点B1,点C
1と標記している。そして、当該三角形39aの3個の
頂点A1,B1,C1の座標から重心点G1の座標を求
める。さらに、三角形39aの面に対する法線方向のベ
クトルN1(以下「三角形ベクトル」と称す)を求め、
この三角形ベクトルN1を被測定物21の表面側の方向
ベクトル(以下「被測定物ベクトル」と称す)M1と擬
制する。尚、三角形ベクトルN1(=被測定物ベクトル
M1)は、ベクトルA1B1とベクトルA1C1の外積
により容易に求めることができる。このときの被測定物
ベクトルM1は、後述(ステップS08)のマーカー3
3a〜33cの厚み補正を行う際に使用するものであ
る。
【0045】この段階で、被測定物21の表面側と保持
治具22の三次元データ及びこれに対応する三角形39
aの各パラメータを得ることができたので、次に被測定
物21の裏面側についても同様の処理を行う必要があ
る。そこで、ステップS06でその旨を判断し、ステッ
プS02に戻って、回転手段28により回転軸27を中
心に保持治具22を水平方向に180°回転させ、被測
定物21の裏面側が受光手段24に対向するように配置
する。そして、この被測定物21の裏面側について、ス
テップS03〜ステップS05の処理を行う。ここで、
この段階でのステップS03での三次元データは図4
(B)のようになる(ただし、図4(B)では三次元デ
ータを簡略化して示している)。そして、この三次元デ
ータからステップS04でマーカー33a〜33cを抽
出してステップS05での処理を行うと、図5(B)に
示したような三角形39bを得ることができる。この三
角形39bは、被測定物21の裏面側の三次元データを
収集した際にマーカー33a〜33cの中心位置V1を
頂点として得られるものであり、これらの頂点(各マー
ク孔36の中心位置V1)を点A2,点B2,点C2と
標記している。そして、当該三角形39bの3個の頂点
A2,B2,C2の座標から重心点G2の座標を求め
る。さらに、三角形39bの面に対する法線方向のベク
トルを三角形ベクトルN2とする。この場合、この三角
形ベクトルN2と、既に求められた被測定物21の被測
定物ベクトルM2とは負の関係になる。尚、三角形ベク
トルN2は、ベクトルA2B2とベクトルA2C2との
外積により容易に求めることができる。このときの被測
定物ベクトルM2は、後述(ステップS08)のマーカ
ー33a〜33cの厚み補正を行う際に使用するもので
ある。
【0046】こうして、被測定物21及び保持治具22
の裏表両面の各三次元データ及び両三角形39a,39
bのパラメータ等を得た段階で、次のステップS07に
進む。
【0047】ステップS07では、制御手段25の位置
合わせ機能により、三角形39a,39bのパラメータ
を基準として、被測定物21の裏表両面側の三次元デー
タを合わせ込んで統合する。
【0048】具体的に、まず図5(A)(B)に示した
両方の三角形ベクトルN1,N2が一致するように、被
測定物21及び保持治具22の裏表両面側の三次元デー
タを座標変換する。
【0049】次に、図5(B)に示した三角形39bの
頂点A2,B2,C2を三角形ベクトルN2(この時点
で三角形ベクトルN1に一致している)を回転軸として
回転し、図5(A)(B)に示した両方の三角形39
a,39bの姿勢を一致させる。
【0050】そして、図5(B)に示した三角形39b
を平行移動し、図5(A)(B)に示した両方の三角形
39a,39bの重心点G1,G2を一致させる。
【0051】尚、実際には、このステップS07の全て
の処理手順を一度に実現するような行列Mx1を求めて
おく。
【0052】しかる後、ステップS08に進み、制御手
段25のマーカー厚み補正機能にて、マーカー33a〜
33cの厚み分の補正(オフセット)を行う。
【0053】具体的に、図4(B)に示した被測定物2
1及び保持治具22の裏面側の三次元データを、図5
(B)に示したM2方向に、既知の値としてのマーカー
33a〜33cの厚みδだけ平行移動する。尚、実際に
は、このステップS08の処理を実現するような行列M
x2を求め、ステップS07で求めた行列Mx1と行列
積算した変換行列Mx(=Mx1×Mx2)を求め、図
4(B)に示した被測定物21及び保持治具22の裏面
側の三次元データを変換行列Mxにより一気に変換す
る。
【0054】そして、これらの裏表両面側の三次元デー
タを統合して、処理を終了する。
【0055】以上のように、被測定物21の裏表両面側
の三次元データをスキャンすると共に、保持治具22に
形成されている複数のマーカー33a〜33cをも併せ
てスキャンし、マーカー33a〜33cの位置に基づく
多角形の各種パラメータに基づいて被測定物21の裏表
両面側の三次元データを合わせ込んで統合するので、被
測定物21の周囲に配置しやすい保持治具22のシンプ
ルな形状で、被測定物21の裏表両面側の三次元データ
を高精度の位置合わせで統合することができる。
【0056】また、複数のマーカー33a〜33cのそ
れぞれは極めて小さく形成しても差し支えないので、各
マーカー33a〜33cの寸法及び厚さを可及的に小さ
く設定することができ、三次元データの合わせ込み動作
において、三次元のどの方向についても精度を向上する
ことができる。
【0057】さらに、小型且つ軽量な保持治具22を用
いるだけで被測定物21の裏表両面側の三次元データを
高精度に位置合わせできるので、回転手段28(回転ス
テージ)上に配置したときに差し支えが無く便利であ
る。
【0058】尚、上記実施の形態では、マーカー33a
〜33cの各マーク孔36の形状として円形を採用して
いたが、これに限るものではなく、例えば図8のような
X字型や図9のような略楔形等の斜線部分を含むパター
ンであってもよい。ただし、投光手段23及び受光手段
24が横長(図中U方向)等のスリット状レーザー光を
用いてスキャンする方式である場合には、計測精度を向
上するために、スリット状レーザー光の長手方向Uに対
して角度を持たせた形状(例えばX字型や略楔形等のよ
うに、方向Uに対して斜め線が多い形状)であることが
望ましい。尚、例えば図8のようなX字型の場合では、
上述した重心点G1,G2に代えて、斜め線の交点の座
標を合わせ込みの基準点としてもよい。また、例えば図
9のような略楔形の場合は、パターンピッチを測定器の
空間分解能を考慮し設定すればよい。
【0059】さらに、マーカー33a〜33cについて
は、マーク孔36に代えて、例えばガラス基板に反射パ
ターンを蒸着してもかまわない。この場合、マーカー3
3a〜33cが中抜き状に形成されても外抜き状に形成
されても良い。この場合には、蒸着層の厚み分がパター
ン厚となる。
【0060】さらに、他方向からの計測を可能とするた
めに、マーカー33a〜33c自体に電気的な発光体を
取り付ける構成とし、マーカー33a〜33c自体が発
光するようにしても差し支えない。
【0061】さらに、上記の実施の形態では、被測定物
21の裏表両面側のみを計測して三次元データを得るよ
うにしていたが、表面状態または裏面状態から30度、
60度、120度及び150度等の任意の中間角度(斜
め角度に配置して三次元データを採取し、上記した同様
の方法で合わせ込んで統合することも可能である。
【0062】また、上記実施の形態中のステップS08
では、マーカー33a〜33cの平面板37の厚みδ分
だけオフセット処理を行っていたが、マーカー33a〜
33cの平面板37の厚みδが極めて薄く形成されてい
る場合であって、平面板37の厚みδを無視できる場合
は、ステップS08を省略しても差し支えない。
【0063】さらに、上記実施の形態では、3つのマー
カー33a〜33cを形成しておき、このマーカー33
a〜33cにより三角形を形成するようにしていたが、
4つ以上のマーカーを用いて、そのマーカーに関する所
定点(例えば中心点等)を頂点とした多角形を形成する
ようにしてもよい。
【0064】
【発明の効果】請求項1に記載の発明によれば、被測定
物の周囲に3つ以上のアライメント手段を配置し、入力
手段と被測定物及びアライメント手段との間の位置関係
を変えながら入力手段により得られた三次元データにつ
いて、入力手段で入力されたアライメント手段の三次元
形状から抽出される三次元位置に基づき、複数の三次元
データを合わせ込んで統合するので、第1従来技術に比
べて三次元のあらゆる方向に精度良く三次元データを統
合することができる。また、小型のアライメント手段を
複数設置するだけで、これらのアライメント手段の配置
により被測定物の周囲を囲んだ目安により位置合わせを
行うことができ、第2従来技術及び第3従来技術に比べ
て安価で簡単な構成で安価となり、且つ小型化による省
スペース化を達成できる。
【0065】請求項2に記載の発明によれば、アライメ
ント手段が、被測定物を保持する保持治具に形成される
ので、角度を変更して被測定物の三次元形状を入力する
際に、アライメント手段と被測定物との位置ずれが生じ
にくくなる。
【0066】請求項3に記載の発明によれば、各アライ
メント手段が、表裏面が平行とされた平面板を使用され
ているので、入力手段に入射する光軸に対してほぼ直角
に配置することが容易になり、光軸に対して傾斜した面
が含まれる第3従来技術に比べて精度良い位置合わせを
行うことができる。特に、請求項10によれば、さらに
全ての前記アライメント手段が、平行関係であるので、
すべてのアライメント手段が光軸に対してほぼ直角に配
置でき、より精度の良い位置合わせを行うことができ
る。
【0067】請求項4に記載の発明によれば、各アライ
メント手段として、平面板に所定形状のマーク孔が穿設
されたものを使用しているので、マーク孔が空いている
か否かを検出することで、入力手段が容易にマーク孔を
検出することができる。
【0068】請求項5に記載の発明によれば、各アライ
メント手段が、円形または少なくとも一つの斜線部分を
含むパターンを有するので、例えばスリット状レーザー
等を用いてアライメント手段をスキャンする場合に、ス
リット状レーザーの長手方向に長いまたは直交するパタ
ーンのみを採用する場合に比べて計測精度が高くなる。
【0069】請求項6に記載の発明によれば、各アライ
メント手段の厚みが、互いに同一の既知の寸法に設定さ
れ、制御手段が、既知の寸法に基づいてアライメント手
段の厚みを補正して複数の三次元データを合わせ込んで
統合するので、アライメント手段の厚み方向の位置合わ
せを正確に実行できる。
【0070】請求項7及び請求項8に記載の発明によれ
ば、制御手段が、複数のアライメント手段の三次元位置
を頂点とする多角形を複数の三次元データ毎に抽出し、
当該複数の三次元データについて、当該多角形を合致さ
せるように座標変換して統合し、複数のアライメント手
段が、任意の3つのアライメント手段の三次元位置が同
一直線状にないように配置されるので、被測定物の裏表
の別を、非線対称の多角形の向きにより容易に区別して
座標変換及び統合を行うことができる。特に、請求項8
に記載の発明によれば、複数の三次元データについて法
線ベクトルを一致させ、且つ重心点が一致するように平
行移動し、多角形の各頂点が一致するように回転座標変
換するだけで、当該複数の三次元データを容易に統合で
きる。
【0071】請求項9に記載の発明によれば、平面板の
裏表両面が拡散面とされているので、平面板の表面での
光の散乱により、アライメント手段が入力手段の光軸に
対して傾いても入力手段に確実に光を入光でき、入力手
段で確実にアライメント手段の三次元形状を入力でき
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一の実施の形態に係る三次元形状計
測装置を示すブロック図である。
【図2】この発明の一の実施の形態に係る三次元形状計
測装置の保持治具、マーカー及び回転手段を示す斜視図
である。
【図3】この発明の一の実施の形態に係る三次元形状計
測装置で計測された三次元データを示す斜視図である。
【図4】この発明の一の実施の形態に係る三次元形状計
測装置で計測された三次元データを示す図である。
【図5】マーカーの位置を頂点とする多角形を示す図で
ある。
【図6】この発明の一の実施の形態に係る三次元形状計
測装置の動作を示すフローチャートである。
【図7】マーカーを示す斜視図である。
【図8】マーカーの変形例を示す正面図である。
【図9】マーカーのさらなる変形例を示す正面図であ
る。
【図10】一般的な三次元形状入力装置での三次元形状
入力動作を示す模式図である。
【図11】第1従来技術の三次元形状計測装置を示す模
式図である。
【図12】第2従来技術の三次元形状計測装置を示す斜
視図である。
【符号の説明】
N1,N2 三角形ベクトル G1,G2 重心点 A1,A2,B1,B2,C1,C2 頂点 21 被測定物 22 保持治具 23 投光手段 24 受光手段(入力手段) 25 制御手段 26 投光制御手段 27 回転軸 28 回転手段 31 フレーム体 32 ネジ(保持部品) 33a〜33c マーカー(アライメント手段) 33a〜33c 各マーカー 36 マーク孔 37 平面板 39a,39b 三角形 40 ステッピングモーター
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 原田 孝仁 大阪府大阪市中央区安土町二丁目3番13号 大阪国際ビル ミノルタ株式会社内 (72)発明者 阿部 芳久 大阪府大阪市中央区安土町二丁目3番13号 大阪国際ビル ミノルタ株式会社内 (72)発明者 亀沢 仁司 大阪府大阪市中央区安土町二丁目3番13号 大阪国際ビル ミノルタ株式会社内 Fターム(参考) 2F065 AA12 AA17 AA53 BB27 BB29 FF01 FF07 FF42 MM14 QQ18 2F069 AA04 AA13 AA66 GG04 GG07 JJ04 MM02 MM23 MM34 NN17

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被測定物の表面の三次元形状を入力する
    入力手段と、 前記被測定物の周囲に配置され、前記入力手段で前記被
    測定物の表面の三次元形状が入力される際に、併せてそ
    れぞれの三次元形状が入力される3つ以上のアライメン
    ト手段と、 前記入力手段と前記被測定物及び前記アライメント手段
    との間の位置関係を変える手段と、 前記位置関係を変えて前記入力手段により得られた三次
    元データについて、前記入力手段で入力された前記アラ
    イメント手段の三次元形状から抽出される三次元位置に
    基づき、複数の前記三次元データを合わせ込んで統合す
    る制御手段とを備える三次元形状計測装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の三次元形状計測装置で
    あって、 前記アライメント手段が、前記被測定物を保持する保持
    治具に形成されることを特徴とする三次元形状計測装
    置。
  3. 【請求項3】 請求項1または請求項2に記載の三次元
    形状計測装置であって、 前記各アライメント手段が、表裏面が平行とされた平面
    板を使用されることを特徴とする三次元形状計測装置。
  4. 【請求項4】 請求項3に記載の三次元形状計測装置で
    あって、 前記各アライメント手段が、前記平面板に所定形状のマ
    ーク孔が穿設されてなることを特徴とする三次元形状計
    測装置。
  5. 【請求項5】 請求項3または請求項4に記載の三次元
    形状計測装置であって、 前記各アライメント手段が、円形または少なくとも一つ
    の斜線部分を含むパターンを有することを特徴とする三
    次元形状計測装置。
  6. 【請求項6】 請求項1ないし請求項5のいずれかに記
    載の三次元形状計測装置であって、 前記各アライメント手段の厚みが、互いに同一の既知の
    寸法に設定され、 前記制御手段が、前記既知の寸法に基づいて前記アライ
    メント手段の厚みを補正して複数の前記三次元データを
    合わせ込んで統合することを特徴とする三次元形状計測
    装置。
  7. 【請求項7】 請求項1ないし請求項6のいずれかに記
    載の三次元形状計測装置であって、 前記制御手段が、複数の前記アライメント手段の三次元
    位置を頂点とする多角形を複数の前記三次元データ毎に
    抽出し、当該複数の三次元データについて、当該多角形
    を合致させるように座標変換して統合し、 複数の前記アライメント手段の三次元位置を頂点とする
    前記多角形の頂点のうち任意の3つのアライメント手段
    の三次元位置が同一線上にないように配置されることを
    特徴とする三次元形状計測装置。
  8. 【請求項8】 請求項7に記載の三次元形状計測装置で
    あって、 前記制御手段が、前記多角形の重心点と、当該多角形の
    前記被測定物の一方向に対応する法線ベクトルを複数の
    前記三次元データ毎に求め、 複数の前記三次元データについて、前記法線ベクトルを
    一致させるとともに、前記重心点が一致するように平行
    移動し、多角形の各頂点がほぼ一致するように回転座標
    変換して、当該複数の三次元データを統合することを特
    徴とする三次元形状計測装置。
  9. 【請求項9】 請求項3に記載の三次元形状計測装置で
    あって、 前記平面板の裏表両面が拡散面とされたことを特徴とす
    る三次元形状計測装置。
  10. 【請求項10】 請求項3に記載の三次元形状計測装置
    であって、 全ての前記アライメント手段が、平行関係であることを
    特徴とする三次元形状計測装置。
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