JP2003074477A - 往復動式圧縮機の運転制御装置及びその方法 - Google Patents
往復動式圧縮機の運転制御装置及びその方法Info
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Abstract
の運転効率を増加し得る、往復動式圧縮機の運転制御装
置及びその方法を提供する。 【解決手段】 圧縮機240の運転効率に関連する各量を
検出する検出手段250と、前記の各量間の位相差を出力
する位相差比較手段260と、前記の位相差を用いて所定
時点における運転周波数を決定する運転周波数決定手段
270と、運転周波数決定手段270から出力される運転周波
数によって運転指令値を決定する運転指令値決定手段21
0と、前記の運転指令値と検出手段250により検出された
前記の各量とを比較して制御信号を圧縮機240に与え、
運転周波数決定手段270からの運転周波数によって圧縮
機240の運転周波数を可変制御する制御手段220と、を包
含して圧縮機の運転制御装置を構成する。
Description
運転制御装置及びその方法に係るもので、詳しくは、運
転周波数を可変させることによって圧縮機の運転効率を
増加し得る、往復動式圧縮機の運転制御装置及びその方
法に関するものである。
略称す)は、固定子コイルに正弦波電圧または方形波の
パルス電圧を正負交互に供給し、圧縮機の可動子に直線
的なストロークを反復して印加することによって、上記
の可動子を往復運動させる駆動装置である。即ち、固定
子コイルに直流電流が供給されると、固定子の鉄心が磁
化されて可動子が吸引力によって移動し、その後、固定
子の電流方向が変えられると、可動子の吸引力の作用方
向が変わって可動子が反対方向に移動し、このように固
定子の励磁電流方向が交互に変えられることによって、
可動子の往復運動が行われる。
御装置は、図10に示したように、ストローク指令値によ
って圧縮機に印加される電圧を変えてピストンを上下方
向に運動させて冷力(冷凍能力)を調節する圧縮機150
と、ストロークの変化による圧縮機150に印加される電
圧の変化を検出する電圧検出部130と、ストロークの変
化による圧縮機150に供給される電流の変化を検出する
電流検出部120と、上記の検出された電圧及び電流を利
用してストロークを計算し、この計算されたストローク
をストローク指令値と比較して制御信号を出力するマイ
クロコンピュータ140と、マイクロコンピュータ140の制
御信号によって交流電源をトライアック(Triac)によ
り断続させて圧縮機150に電圧を印加する電気回路部110
と、から構成される。
式圧縮機の運転制御装置の動作について説明する。
れたストローク指令値に従ってピストンが上下方向に運
動し、その結果、ストロークが変化して冷力が調節され
る。
信号に従って電気回路部110のトライアックのオン期間
を長くすることによってストロークが増加し、そのとき
に圧縮機150に印加される電圧及び電流が電圧検出部130
及び電流検出部120により検出されて、マイクロコンピ
ュータ140に出力される。
らマイクロコンピュータ140によりストロークが計算さ
れ、この計算されたストロークはストローク指令値と比
較されてその結果に対応する制御信号が出力される。即
ち、マイクロコンピュータ140は、上記の計算されスト
ロークがストローク指令値よりも小さいときは、トライ
アックのオン期間を長くさせる制御信号を出力すること
によって圧縮機150に印加される電圧を増加させる。一
方、上記の計算されストロークがストローク指令値より
も大きいときは、トライアックのオン期間を短くさせる
制御信号を出力することによって圧縮機150に印加され
る電圧を減少させるようになっていた。
成された従来の往復動式圧縮機の運転制御装置及びその
方法においては、圧縮機が非常に非線形的な機構的運動
特性を有するため、線形的な制御方法によっては精密な
制御が不可能であるという不都合な点があった。
電流とストロークとの位相差が同じ様になるように制御
して圧縮機の運転効率を向上させると、圧縮機を継続し
て運転する場合に、周辺環境の変化に伴う負荷変動によ
って圧縮機の運転効率が低下するという不都合な点があ
った。
なされたもので、圧縮機の速度と圧縮機に供給される電
流との位相差に基づいて、圧縮機の運転点が高効率領域
で運転されるように上記の速度を制御し、負荷が変動す
ると、それに対応して運転周波数を可変にすることによ
って圧縮機の運転効率を増加し得る、往復動式圧縮機の
運転制御装置及びその方法を提供することを目的とす
る。
される電圧と電流との位相差に基づいて、圧縮機の運転
点が高効率領域で運転されるように上死点(Top Dead
Center;以下、TDCと略称する)を制御し、負荷が変
動すると、それに対応して運転周波数を変化させること
によって圧縮機の運転効率を増加し得る、往復動式圧縮
機の運転制御装置及びその方法を提供することである。
るため、本発明に係る往復動式圧縮機の運転制御装置
は、圧縮機に供給される電流と前記圧縮機のピストンの
速度を検出する検出手段と、前記電流の位相と前記ピス
トンの速度の位相とを比較して位相差を出力する位相差
比較手段と、前記位相差によって運転周波数を基準運転
周波数から所定周波数単位で変化させて前記位相差が所
定範囲になる時点における前記運転周波数を決定する運
転周波数決定手段と、前記運転周波数決定手段から出力
された運転周波数により速度指令値を決定する速度指令
値決定手段と、前記速度指令値決定手段により決定され
た速度指令値と前記検出手段により検出された前記ピス
トンの速度とを比較し、該比較の結果に対応する制御信
号を前記圧縮機に与えることにより、前記運転周波数決
定手段により決定された運転周波数によって前記圧縮機
の運転周波数を可変制御する制御手段と、を包含して構
成されることを特徴とする。
に係る往復動式圧縮機の運転制御方法においては、基準
周波数で圧縮機を運転する段階と、圧縮機のピストンの
速度と該圧縮機に供給される電流との位相差に基づいて
該位相差と前記速度との関係を表す位相差曲線の変曲点
を求め、該変曲点における速度を速度指令値として決定
する段階と、前記速度指令値に従って前記圧縮機を運転
する段階と、負荷変動が発生すると、前記負荷変動に対
応して前記圧縮機の運転周波数を変化させ、該変化させ
た運転周波数に応じて前記速度指令値を更新させる段階
と、を順次行うことを特徴とする。
係る往復動式圧縮機の運転制御方法においては、基準周
波数で圧縮機を運転する段階と、電源電圧と圧縮機に供
給される電流との位相差と圧縮機のTDCに基づいて該位
相差とTDCとの関係を表す位相差曲線の変曲点を求め、
該変曲点におけるTDCをTDC指令値として決定する段階
と、前記TDC指令値により前記圧縮機を運転する段階
と、負荷変動が発生すると、前記圧縮機の運転周波数を
変化させ、該変化させた運転周波数に従ってTDC指令値
を更新させる段階と、を順次行うことを特徴とする。
て、図面を用いて説明する。
機と略称す)の運転制御装置は、図1に示したように、
圧縮機240に供給される電流及び電圧、圧縮機240の速度
及び上死点(Top Dead Center;以下、TDCと略称す
る)をそれぞれ検出する検出手段250と、圧縮機240に印
加される電流と電源電圧との位相差、または、圧縮機24
0の速度と圧縮機240に供給される電流との位相差を求め
る位相差比較手段260と、運転周波数を基準運転周波数
から所定周波数単位に変化させて、上記位相差が所定範
囲になる時点における運転周波数を決定する運転周波数
決定手段270と、運転周波数決定手段270から出力される
運転周波数によって圧縮機の速度指令値またはTDC指令
値を決定する運転指令値決定手段210と、運転周波数決
定手段270により決定された運転周波数を圧縮機240に与
えるように、運転指令値決定手段210により決定された
圧縮機速度指令値またはTDC指令値と前記検出手段250に
より検出されたそれらの値とを比較し、この比較結果に
対応する制御信号を圧縮機240に与える制御手段220と、
を包含して構成されることを特徴とする。
は、圧縮機240の負荷変動によって変化した機械的共振
周波数に該当する値だけ運転周波数を補償する運転周波
数決定部271と、圧縮機240が安定運転を行う位相差の高
効率領域を実験により検出して格納される高効率領域格
納部272と、上記の位相差の高効率領域に位相差比較手
段260から出力された位相差が含まれるかどうかを判定
するために上記の高効率領域の位相差と位相差比較手段
260から出力される位相差とを比較する比較部273と、に
より構成される。
波数決定部271から出力される運転周波数によって速
度、TDCまたはストロークの指令値を決定する運転指令
値決定部212と、実験によりそれぞれ求められた各運転
周波数に該当する速度、TDC及びストロークがそれぞれ
格納される格納部211と、により構成され、この運転指
令値決定手段210は、それらの格納される速度、TDCある
いはストロークに従ってそれぞれ速度指令値決定手段、
TDC指令値決定手段あるいはストローク指令値決定手段
と区別して呼称することもできる。
段(または、速度指令値決定手段若しくはTDC指令値決
定手段)210から与えられた運転指令値(または、速度
指令値若しくはTDC指令値)と検出手段250により検出さ
れた実際値とを比較する比較部221と、この比較結果に
応じて圧縮機240に印加する電圧を変化させる入力電圧
可変手段(未図示)と、運転周波数決定手段210から与
えられる運転周波数に対応して圧縮機240の運転周波数
を変化させる運転周波数可変手段(未図示)と、により
構成される。
往復動式圧縮機の運転制御装置の動作について説明す
る。
れる電流及び電圧、圧縮機240の速度及びTDCをそれぞれ
検出する。
速度と圧縮機240に供給される電流との位相を比較して
それらの位相差を検出し、この位相差値を運転周波数決
定手段270に与える。また、位相差比較手段260は、圧縮
機240の速度と圧縮機240に供給される電流との位相差の
他にも、電源電圧(220V/60Hz、220V/50Hz、110V/60
Hz、110V/50Hz)と圧縮機240に供給される電流との位
相差を検出することもできる。このとき、位相差比較手
段260の出力の位相差が、比較部273での比較の結果、基
準位相差(高効率領域の基準となる位相差)に等しい場
合、圧縮機240に供給される電流と電圧との位相差は0度
である。
縮機240が機械的共振になるときの、圧縮機240に供給さ
れる電流と圧縮機240の速度との位相差、または、圧縮
機240に供給される電流と電源電圧との位相差を、基準
に±δ(所定値)以内になる領域が実験によって検出さ
れて予め格納される。ここで、上記の所定値とは、圧縮
機240の速度と圧縮機240に供給される電流との位相差に
対する曲線の変曲点を検出しやすくするために実験によ
り設定される値である。
71から圧縮機240の速度と圧縮機240に供給される電流と
の位相差の入力を受け、この位相差が高効率領域に含ま
れるかどうかを判定するために入力された位相差と高効
率領域の基準となる位相差とを比較して、この比較結果
に対応する信号を運転周波数決定部271に与える。
40の負荷変動が発生すると、圧縮機240の運転周波数を
その基準運転周波数から所定周波数単位ずつ加減させる
ことによって、圧縮機240の速度と圧縮機240に供給され
る電流との位相差と圧縮機240の速度との関係を示す位
相差曲線の変曲点の位相差を高効率領域に包含させる。
もし、上記の位相差曲線の変曲点の位相差が高効率領域
に含まれると、その時点の周波数を運転周波数として決
定して運転指令値決定部212に与え、これによって、運
転指令値決定部212は、運転周波数決定部271から出力さ
れる運転周波数の入力を受けて、これに対応する運転指
令値を決定すると共に、上記の運転周波数を制御手段22
0に出力する。即ち、実験によって各周波数別に圧縮機2
40の速度、または、TDCが予め格納部211に格納されるこ
とによって、運転周波数決定手段270から出力される運
転周波数に該当する圧縮機240の速度またはTDCが格納部
211から読み出されて運転指令値として決定される。
手段(または、速度指令値決定手段若しくはTDC指令値
決定手段)210から出力される該当する指令値を受け、
この指令値と検出手段250により検出された現在の圧縮
機240の速度またはTDCとを比較して、この比較結果に対
応する制御信号を圧縮機240に与えると共に、上記の運
転周波数を可変にすることによって、圧縮機240を変更
された運転周波数で運転させるように構成される。
との関係について説明する。
フで、図示されたように、位相差比較手段260により求
められた圧縮機240の速度と圧縮機240に供給される電流
との位相差が90度の地点(圧縮機240に供給される電流
と電圧との位相差が0度の地点)で、圧縮機240の機械的
共振周波数は運転周波数と一致し、この時点における圧
縮機240の運転効率は最大である。
の変化は、図3に示したように、圧縮機240の速度及びTD
Cが一定である時、圧縮機240の負荷が増加すると、圧縮
機240の運転点は“A”から“B”に移動して、機械的共
振周波数は増加する。然し、負荷が減少すると、圧縮機
240の運転点は“A”から“C”に移動して、機械的共振
周波数は減少する。このように、圧縮機240の負荷変動
によって機械的共振周波数が変動すると、圧縮機240が
最大効率となる運転領域が変動する。
従って運転周波数が増加する場合の圧縮機の速度と圧縮
機に供給される電流との位相差の変曲点の移動を示した
グラフで、図示されたように、高効率領域(図中に四角
で囲んだ運転領域)で運転中の圧縮機240の負荷が図4
(a)の負荷2から負荷1へのように増加すると、圧縮機2
40の運転点(変曲点)が高効率領域から外れるようにな
るが、このとき、運転周波数を図4(b)の周波数1から
周波数2へのように一定量だけ増加させることにより、
再び高効率領域に復帰するようになる。
の速度制御方法について説明する。
を検出し、この検出された速度を運転指令値決定部212
により決定された速度指令値と比較して、その差値が補
償されるように圧縮機240に印加される電圧を制御す
る。同時に、圧縮機240の速度と圧縮機240に供給される
電流との位相差を求め、この位相差に基づいて位相差曲
線に変曲点が発生するまで速度指令値を増加させること
によって、圧縮機240の運転効率が最高の速度点を探索
してそれを速度指令値として決定する。このように上記
の速度指令値が決定されると、この速度指令値で圧縮機
240を継続して運転させる。一方、圧縮機240に負荷変動
が発生すると、圧縮機240の機械的共振周波数が変化し
て圧縮機240の運転点が高効率領域から外れるので、そ
れを補償するために、上記の負荷変動分だけ運転周波数
を変化させることによって、上記の運転点を高効率領域
に復帰させる(通常、10〜60秒の周期)。
準周波数で運転を開始し、検出手段250は圧縮機240の速
度を検出して制御手段220に出力する(S601−S602)。
部212から与えられた速度指令値と上記の検出された圧
縮機240の速度とを比較して、上記の検出された速度が
速度指令値よりも大きい場合は入力電圧を減少させ、ま
た、小さい場合は入力電圧を増加させることによって実
際の速度が速度指令値に等しくなるように制御し、初期
に設定された運転点が高効率領域から外れないように制
御する(S603−S605)。ここで、圧縮機240の高効率領
域は、TDCが0の地点(位相差が90度の地点)から±δ度
(所定値)の範囲内の領域である。
機240の速度が電源電圧の周波数に等しい周波数で変化
し、従ってそれに相当する回数だけ(例えば、電源電圧
が60Hzである場合は、秒当たり60回)ピストンが往復す
るように行われる。
に係る圧縮機の運転制御装置の運転制御方法の第1実施
形態について、図6及び図7に基づいて説明する。
をその初期値から増加させ、また、位相差比較手段260
は、圧縮機240の速度と圧縮機240に供給される電流との
位相を比較してそれらの位相差を出力し、速度が位相差
曲線の変曲点に対応する速度に達すると、その時点にお
ける圧縮機240の速度を運転指令値決定部212に与える。
すると、運転指令値決定部212は、上記の変曲点に対応
する速度を速度指令値として決定して制御手段220に出
力して、図5に示したような速度制御を行って圧縮機240
を高効率領域で運転させる(S701−S704)。
に負荷変動が発生すると、圧縮機240の機械的共振周波
数が増加または減少し、従って、位相差比較手段260
は、圧縮機240の速度と圧縮機240に供給される電流との
位相差に基づいて上記の負荷変動を検出し、この負荷変
動に対応する位相差値を運転周波数決定部271に出力す
る。ここで、上記の負荷変動は、ストロークと圧縮機24
0に供給される電流との位相差が所定の高効率領域区間
内に含まれるか否かによって検出されるか、または、圧
縮機240のピストンの速度と圧縮機240に供給される電流
との位相差が所定の高効率領域区間内に含まれるか否か
によって検出されるか、若しくは、圧縮機240に印加さ
れる電圧と電流との位相差が所定の高効率領域区間内に
含まれるか否かによって検出される(S705)。
相差比較手段260を介して補償するべき運転周波数を決
定してそれを運転指令値決定部212に出力する。即ち、
図4(a), (b)に示したように、位相差が高効率領域区
間の上限位相差よりも大きいと運転周波数を増加させる
が、もし、位相差が高効率領域区間の下限位相差よりも
小さいと運転周波数を減少させる(S706−S708)。ここ
で、安定運転を行うための高効率領域は、実験により検
出して格納部211に予め格納される。また運転指令値決
定部212は、上記の運転周波数決定部から出力された運
転周波数に該当する速度を格納部211から読み出して速
度指令値を決定して制御手段220に出力する(S709)。
される入力電圧の周波数を調整すると共に、上記の速度
指令値に該当する入力電圧の大きさを調整することによ
って、圧縮機240を高効率領域で継続して運転させる(S
710)。
減を示したグラフで、図示されたように、圧縮機240が
現在の運転点で所定速度で運転されるとき、負荷の変動
が激しくないときは、圧縮機240の速度と電流との位相
差が高効率領域内にあるので運転周波数を変えないが、
もし、負荷が増加して上記位相差の運転点が高効率領域
の上限よりも大きくなる(位相差>90°+δ)と、実線
方向に運転周波数を上げる方向に移動させる。また、負
荷が減少して運転点が高効率領域の下限よりも小さくな
る(位相差<90°−δ)と、点線方向に運転周波数を下
げる方向に移動させることによって、負荷変動が発生し
ても圧縮機240の運転点が高効率領域内に位置するよう
に運転周波数を変化させて、負荷変動に対する圧縮機24
0の運転効率を向上させることができる。
のTDC制御方法に対し、図8に基づいて説明する。
トンのTDC並びに圧縮機240に供給される電流及び電源電
圧をそれぞれ検出し、それらを運転指令値決定部212に
より決定されたTDC指令値と比較した後、その差値が補
償されるように圧縮機240に印加される電圧を制御す
る。同時に、圧縮機240に供給される電流と電源電圧と
の位相差を求め、この位相差に基づいて位相差曲線に変
曲点が発生するまでTDC指令値を増加させることによっ
て、圧縮機240の運転効率が最高のTDCを探索してそれを
TDC指令値として決定する。このように上記のTDC指令値
が決定されると、このTDC指令値で前記圧縮機240を継続
して運転させる。一方、圧縮機240に負荷変動が発生す
ると、圧縮機240の機械的共振周波数が変化し、圧縮機2
40の運転点が高効率領域から外れるので、それを補償す
るために、この負荷変動分だけ運転周波数を変化させ
て、上記の運転点を高効率領域に復帰させる。
め設定された基準周波数で運転を開始し、検出手段250
はTDCを検出して制御手段220に印加する(S901−S90
2)。
部212から与えられたTDC指令値を受け、検出されたTDC
と上記のTDC指令値とを比較して、前記の検出されたTDC
がTDC指令値よりも大きい場合は入力電圧を減少させ、
また、小さい場合は入力電圧を増加させることによっ
て、初期に設定された運転点が高効率領域から外れない
ように制御する(S903−S905)。ここで、圧縮機240の
高効率領域は、前記の位相差が0度の地点に対し±δ度
の範囲内の領域である。
240の速度が電源電圧の周波数に等しい周波数で変化
し、従ってそれに相当する回数だけピストンが往復する
ように行われ、圧縮機240の運転中にはTDCは継続的に運
転周波数を変えることによって制御される。
本発明に係る圧縮機の運転制御装置の運転制御方法の第
2実施形態について、図9に基づいて説明する。
その初期値から増加させ、また、位相差比較手段260
は、圧縮機240に供給される電流と電源電圧との位相差
を出力して前記の高効率領域と比較し、TDCが位相差曲
線の変曲点に対応する値に達すると、その時点における
TDCを運転指令値決定部212に出力する。すると、運転指
令値決定部212は、上記のTDCをTDC指令値として決定し
て制御手段220に与え、図8に示したようなTDC制御を行
って圧縮機240を高効率領域で運転させる(S1001−S100
4)。
0に負荷変動が発生すると、圧縮機240の機械的共振周波
数が増加または減少するので、位相差比較手段260は、
圧縮機240に供給される電流と電源電圧との位相差に基
づいて上記の負荷変動を検出し、この負荷変動に対応す
る位相差値を運転周波数決定部271に出力する(S100
5)。即ち、図4(a), (b)に示したように、位相差が高
効率領域区間の上限位相差よりも大きいと運転周波数を
増加させるが、もし、位相差が高効率領域区間の下限位
相差よりも小さいと運転周波数を減少させる(S1006−S
1008)。ここで、安定運転を行うための高効率領域は、
実験により検出して格納部211に予め格納され、また、
運転指令値決定部212は上記の運転周波数決定部から出
力された運転周波数に該当するTDCを格納部211から読み
出してTDC指令値として決定して制御手段220に出力す
る。
される入力電圧の周波数を調整すると共に、上記のTDC
指令値に該当する入力電圧を調整して、圧縮機240を高
効率領域で継続して運転させる(S1009−S1010)。
動式圧縮機の運転制御装置及びその方法においては、圧
縮機の速度と電流との位相差に基づいて、圧縮機の運転
点が高効率領域で運転されるように上記の速度を制御
し、負荷が変動すると、それに対応して運転周波数を可
変にすることによって圧縮機の運転効率を増加し得ると
いう効果がある。
制御装置及びその方法においては、圧縮機に印加される
電圧と電流との位相差に基づいて、圧縮機の運転点が高
効率領域で運転されるようにTDCを制御し、負荷が変動
すると、それに対応して運転周波数を可変にすることに
よって圧縮機の運転効率を増加し得る、という効果があ
る。
構成を示したブロック図である。
る。
数の変化を示したグラフである。
化を示したグラフであり、(b)は、負荷の変化に対応
して運転周波数を変化させた場合の圧縮機の運転点の変
化を示したグラフである。
速度制御方法を示したフローチャートである。
運転制御方法の第1実施形態を示したフローチャートで
ある。
減を示したグラフである。
上死点(TOP DEAD CENTER)の制御方法を示したフロ
ーチャートである。
運転制御方法の第2実施形態を示したフローチャートで
ある。
を示したブロック図である。
Claims (28)
- 【請求項1】 圧縮機に供給される電流と前記圧縮機の
ピストンの速度を検出する検出手段と、 前記電流の位相と前記ピストンの速度の位相とを比較し
て前記電流とピストンの速度との位相差を出力する位相
差比較手段と、 前記位相差によって運転周波数を基準運転周波数から所
定周波数単位で加減させて前記位相差が所定範囲になる
時点における運転周波数を決定する運転周波数決定手段
と、 前記運転周波数決定手段から出力された運転周波数によ
り速度指令値を決定する速度指令値決定手段と、 前記速度指令値決定手段により決定された速度指令値と
前記検出手段により検出された前記ピストンの速度とを
比較し、該比較の結果に対応する制御信号を前記圧縮機
に与え、前記運転周波数決定手段により決定された運転
周波数によって前記圧縮機の運転周波数を変化させる制
御手段と、 を包含して構成されることを特徴とする往復動式圧縮機
の運転制御装置。 - 【請求項2】 前記運転周波数決定手段は、 前記圧縮機が安定運転を行う前記位相差の範囲を示す高
効率領域が格納される高効率領域格納部と、 前記位相差比較手段により検出された位相差が前記高効
率領域に含まれるか否かを判定する比較部と、 前記比較部の判定結果によって、前記運転周波数を基準
運転周波数から所定値を加減して新しい運転周波数とし
て設定する運転周波数決定部と、 を包含して構成されることを特徴とする請求項1に記載
の往復動式圧縮機の運転制御装置。 - 【請求項3】 前記運転周波数決定部は、 前記位相差比較手段から出力された位相差が前記高効率
領域の上限位相差よりも大きいと、前記運転周波数を増
加させることを特徴とする請求項2に記載の往復動式圧
縮機の運転制御装置。 - 【請求項4】 前記運転周波数決定部は、 前記位相差比較手段から出力された位相差が前記高効率
領域の下限位相差よりも小さいと、前記運転周波数を減
少させることを特徴とする請求項2に記載の往復動式圧
縮機の運転制御装置。 - 【請求項5】 前記速度指令値決定手段は、 各運転周波数に該当する速度指令値を格納する格納部
と、 前記運転周波数決定手段から与えられた運転周波数によ
り速度指令値を決定する速度指令値決定部と、 により構成されることを特徴とする請求項1に記載の往
復動式圧縮機の運転制御装置。 - 【請求項6】 前記制御手段は、 前記速度指令値決定手段から与えられた速度指令値と前
記検出手段により検出された前記ピストンの速度の実際
値とを比較する比較部と、 前記比較部の比較結果によって前記圧縮機に印加する電
圧を変化させる入力電圧可変手段と、 前記運転周波数決定手段から与えられる運転周波数によ
って前記圧縮機の運転周波数を変化させる運転周波数可
変手段と、 を包含して構成されることを特徴とする請求項1に記載
の往復動式圧縮機の運転制御装置。 - 【請求項7】 圧縮機に印加される電流、電源電圧及び
前記圧縮機のピストンの上死点(TDC)を検出する検出
手段と、 前記電流と電源電圧との位相を比較して前記電流と電源
電圧との位相差を出力する位相差比較手段と、 前記位相差によって運転周波数を基準運転周波数から所
定周波数単位で加減して前記位相差が所定範囲になる時
点における運転周波数を決定する運転周波数決定手段
と、 前記運転周波数決定手段から与えられた運転周波数によ
りTDC指令値を決定するTDC指令値決定手段と、 前記TDC指令値決定手段により決定されたTDC指令値と前
記検出手段により検出された前記TDCとを比較して該比
較結果に対応する制御信号を前記圧縮機に与えることに
より、前記運転周波数決定手段により決定された運転周
波数によって前記圧縮機の運転周波数を変化させる制御
手段と、 を包含して構成されることを特徴とする往復動式圧縮機
の運転制御装置。 - 【請求項8】 前記運転周波数決定手段は、 前記圧縮機が安定運転を行う前記位相差の範囲を示す高
効率領域を格納する高効率領域格納部と、 前記位相差比較手段により検出された位相差が前記高効
率領域に含まれるか否かを判定する比較部と、 前記比較部の判定結果によって、前記運転周波数を基準
運転周波数から所定値を加減して新しい運転周波数とし
て設定する運転周波数決定部と、 を包含して構成されることを特徴とする請求項7に記載
の往復動式圧縮機の運転制御装置。 - 【請求項9】 前記運転周波数決定部は、 前記位相差比較手段から出力された位相差が前記高効率
領域の上限位相差よりも大きいと、前記運転周波数を増
加させることを特徴とする請求項8に記載の往復動式圧
縮機の運転制御装置。 - 【請求項10】 前記運転周波数決定部は、 前記位相差比較手段から出力された位相差が前記高効率
領域の下限位相差よりも小さいと、前記運転周波数を減
少させることを特徴とする請求項8に記載の往復動式圧
縮機の運転制御装置。 - 【請求項11】 前記TDC指令値決定手段は、 各運転周波数に該当するTDC指令値を格納する格納部
と、 前記運転周波数決定手段から与えられる運転周波数によ
りTDC指令値を決定するTDC指令値決定部と、 により構成されることを特徴とする請求項7に記載の往
復動式圧縮機の運転制御装置。 - 【請求項12】 前記制御手段は、 前記TDC指令値決定手段から与えられたTDC指令値と前記
検出手段により検出された前記ピストンのTDCの実際値
とを比較する比較部と、 前記比較部の比較結果によって前記圧縮機に印加する電
圧を変化させる入力電圧可変手段と、 前記運転周波数決定手段から与えられる運転周波数によ
って前記圧縮機の運転周波数を変化させる運転周波数可
変手段と、 を包含して構成されることを特徴とする請求項7に記載
の往復動式圧縮機の運転制御装置。 - 【請求項13】 基準周波数で圧縮機を運転する段階
と、 前記圧縮機のピストンの速度と該圧縮機に供給される電
流との位相差に基づいて位相差曲線の変曲点を求め、該
変曲点における速度を速度指令値とするように速度指令
値を決定する段階と、 前記速度指令値に従って前記圧縮機を運転する段階と、 負荷変動が発生した場合、前記圧縮機の運転周波数を変
化させ、該変化させた運転周波数に応じて前記速度指令
値を更新する段階と、 を順次行うことを特徴とする往復動式圧縮機の運転制御
方法。 - 【請求項14】 前記速度指令値を決定する段階は、 前記速度指令値を該速度指令値の初期値から増加させる
段階と、 前記圧縮機のピストンの速度と前記圧縮機に供給される
電流との位相差の前記ピストンの速度の増加に対する変
化を前記位相差曲線により比較する段階と、 該比較の結果、前記位相差曲線に変曲点が発生すると、
該変曲点における前記圧縮機のピストンの速度を速度指
令値として決定する段階と、 を順次行うことを特徴とする請求項13に記載の往復動式
圧縮機の運転制御方法。 - 【請求項15】 前記速度指令値に従って前記圧縮機を
運転する段階は、 前記圧縮機のピストンの速度を検出する段階と、 該検出された速度と前記速度指令値とを比較する段階
と、 該比較の結果、前記速度指令値が前記検出された速度よ
りも大きいと、前記圧縮機に印加する電圧を増加させる
段階と、 を順次行うことを特徴とする請求項13に記載の往復動式
圧縮機の運転制御方法。 - 【請求項16】 前記比較の結果、前記速度指令値が前
記検出された速度よりも小さいと、前記圧縮機に印加す
る入力電圧を減少させる段階を行うことを特徴とする請
求項15に記載の往復動式圧縮機の運転制御方法。 - 【請求項17】 前記速度指令を更新する段階は、 前記圧縮機の運転点が高効率領域に含まれるか否かを判
定し、該判定の結果によって運転周波数を変化させる段
階と、 前記変化させた運転周波数に従って前記速度指令値を更
新する段階と、 を順次行うことを請求項13に記載の特徴とする往復動式
圧縮機の運転制御方法。 - 【請求項18】 前記運転周波数を変化させる段階で
は、 前記速度と電流との位相差の高効率領域を検出して格納
する段階を追加して行うことを特徴とする請求項17に記
載の往復動式圧縮機の運転制御方法。 - 【請求項19】 前記運転周波数を変化させる段階で
は、 前記速度と電流との位相差が所定値以上であるかあるい
は所定値以下であるかを判断して、該位相差が所定値以
下であると前記運転周波数を減少させ、所定値以上であ
ると前記運転周波数を増加させることを特徴とする請求
項17に記載の往復動式圧縮機の運転制御方法。 - 【請求項20】 前記所定値は、 前記圧縮機のピストンの速度と前記圧縮機に供給される
電流との位相差に対する前記位相差曲線の変曲点を容易
に検出し得るために設定される値であることを特徴とす
る請求項19に記載の往復動式圧縮機の運転制御方法。 - 【請求項21】 基準周波数で圧縮機を運転する段階
と、 電源電圧と前記圧縮機に供給される電流との位相差と前
記圧縮機のTDCとに基づいて位相差曲線の変曲点を求
め、該変曲点におけるTDCをTDC指令値とするようにTDC
指令値を決定する段階と、 前記TDC指令値により前記圧縮機を運転する段階と、 負荷変動が発生した場合、前記圧縮機の運転周波数を変
化させ、該変化させた運転周波数に従ってTDC指令値を
更新させる段階と、 を順次行うことを特徴とする往復動式圧縮機の運転制御
方法。 - 【請求項22】 前記TDC指令値を決定する段階では、 前記TDC指令値を該TDC指令値の初期値から増加させる段
階と、 前記電源電圧と前記電流との位相差の前記ピストンのTD
Cの増加に対する変化を前記位相曲線により比較する段
階と、 該比較の結果、前記位相差曲線に変曲点が発生すると、
該変曲点における前記圧縮機のピストンのTDCをTDC指令
値として決定する段階と、 を順次行うことを特徴とする請求項21に記載の往復動式
圧縮機の運転制御方法。 - 【請求項23】 前記TDC指令値により圧縮機を運転す
る段階は、 前記圧縮機のピストンのTDCを検出する段階と、 前記TDCと前記TDC指令値とを比較する段階と、 前記比較の結果、前記TDC指令値が前記TDCよりも大きい
と、前記圧縮機に印加する電圧を増加させる段階と、 を順次行うことを特徴とする請求項21に記載の往復動式
圧縮機の運転制御方法。 - 【請求項24】 前記比較の結果、前記TDC指令値が前
記TDCよりも小さいと、前記圧縮機に印加する入力電圧
を減少させる段階を行うことを特徴とする請求項23に記
載の往復動式圧縮機の運転制御方法。 - 【請求項25】 前記TDC指令値を更新する段階では、 前記圧縮機の運転点が高効率領域に含まれるか否かを判
定し、前記判定の結果によって運転周波数を変化させる
段階と、 前記変化させた運転周波数に従って前記TDC指令値を更
新する段階と、 を順次行うことを特徴とする請求項21に記載の往復動式
圧縮機の運転制御方法。 - 【請求項26】 前記運転周波数を変化させる段階で
は、 前記電源電圧と電流との位相差の高効率領域を検出して
格納する段階を追加して行うことを特徴とする請求項25
に記載の往復動式圧縮機の運転制御方法。 - 【請求項27】 前記運転周波数を変化させる段階で
は、 前記電源電圧と電流との位相差が所定値以上であるかあ
るいは所定値以下であるかを判断して、前記位相差が所
定値以下であると運転周波数を減少させ、所定値以上で
あると前記運転周波数を増加させることを特徴とする請
求項25に記載の往復動式圧縮機の運転制御方法。 - 【請求項28】 前記所定値は、 前記圧縮機のピストンのTDCと前記圧縮機に供給される
電流との位相差に対する前記位相差曲線の変曲点を容易
に検出し得るために設定される値であることを特徴とす
る請求項27に記載の往復動式圧縮機の運転制御方法。
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