JP2003069968A - 現実感を伴う電子会議の実現方法 - Google Patents

現実感を伴う電子会議の実現方法

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JP2003069968A
JP2003069968A JP2001306930A JP2001306930A JP2003069968A JP 2003069968 A JP2003069968 A JP 2003069968A JP 2001306930 A JP2001306930 A JP 2001306930A JP 2001306930 A JP2001306930 A JP 2001306930A JP 2003069968 A JP2003069968 A JP 2003069968A
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client
server
electronic conference
signals
signal
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JP2001306930A
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Wataru Ishida
渉 石田
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Original Assignee
INT CORP
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Abstract

(57)【要約】 【課題】多人数が同時に参加可能で,現実感を伴う電子
会議の実現方法を提供する。 【解決手段】各クライアントがサーバーに接続し,音声
や映像を含む信号を送信する。送信された信号はサーバ
ーによって受信され,各クライアントの位置情報を含む
属性に基づき,音声信号の位相を変更して信号を合成
し,各クライアントに送信する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は,現実感を伴う電子
会議の実現方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】今日に至るまで,電子会議システムは,
複数の電子会議クライアントがサーバーに同時に接続で
きるものの,同時に発言できる人間は一人だけで,クラ
イアントを利用する発言者がサーバーに信号を送信し,
サーバーが信号を各クライアントに送信していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記の方法は電子会議
を可能にはしたが,現実世界と異なる結果をもたらし
た。具体的には,どの発言者の発言も同じ方向から聞こ
えてくるという問題があり,発言を認識するのが困難な
場合があった。また,同時に発言できる人間が一人に限
定されるため,ユーザーが使いこなすまでコミュニケー
ションに要する時間などのコストが高くなるという問題
があった。
【0004】本発明は,サーバーが各電子会議クライア
ントから送信された信号を受信し,前記信号を合成した
上でクライアントに送信することで,多人数が同時に発
言することを可能にする。また,音声信号を合成する際
に前記クライアントがサーバーに送信する,前記クライ
アントに関連づけられた位置情報によってその音声信号
の位相やパンを変更することで,前記クライアントを利
用する発言者の発言が聞こえてくる方向を発言者に対し
てユニークにすることで,現実世界に近い環境を再現
し,その結果生産性の高い電子会議を実現するものであ
る。また,各クライアントに適した信号をサーバーが送
信することを可能にする。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1の本発明は,1
つ以上の電子会議クライアントがサーバーに接続し,そ
の各クライアントがその利用者の映像や音声などの信号
を送信し,前記サーバーが前記信号を合成して,前記ク
ライアントに送信することを特徴とする電子会議の実現
方法である。
【0006】請求項2の本発明は,クライアントの属性
によって送信する信号を変更することで,各クライアン
トを利用するユーザーに適した信号を送信するものであ
る。声が小さい発言者の発言を聞こえやすくしたり,暗
い映像を見やすくすることが可能になる。
【0007】
【発明の実施の形態】以下,本発明の一実施例である,
電子会議システムについて,図1,図2,図3を参照し
ながら詳細に説明する。
【0008】図1は,本発明の一実施例における機器の
構成を示す。1はサーバープログラムを実行するサーバ
ーマシン,2,3はクライアントプログラムを実行する
クライアントマシンで,それらのマシンでTCP/IP
ネットワークを構成する。サーバーマシンは信号を蓄積
するための信号データベース,クライアントに関連付け
られた情報を蓄積するためのクライアントデータベース
を有する。4,5はクライアントに接続されたマイクデ
バイスで,クライアントを利用するユーザーの音声を入
力する。
【0009】図2は,サーバープログラムで,行われる
処理を示す。6はクライアントによって送信される要求
コマンドを読み込んで分岐する処理で,7はクライアン
トから信号を取得する処理で、8はその取得した信号を
データベースに登録する処理で,9はクライアントから
クライアントに関連づけられた設定情報を取得する処理
で,10はその設定情報をデータベースに保存する処理
で,11はデータベースにクライアントに関連づけられ
た情報に基づいて登録された信号を合成する処理で,1
2はその合成した信号をクライアントに送信する処理で
ある。
【0010】図3はクライアントプログラムで,行われ
る処理を示す。13は現在の状態を確認する処理で,こ
の結果により分岐する。14はマイクデバイスから信号
を取得する処理,15はその取得した信号をサーバーに
送信する処理,16はサーバーから信号を取得する処
理,17はその取得した信号をデバイスに送信して再生
する処理,18はキーボードなどのユーザーインターフ
ェイスで変更された設定情報を取得する処理,19はそ
の設定情報をサーバーに送信する処理である。
【0011】本実施例ではサーバーマシン上で,サーバ
ープログラムが特定のポートでリッスンし,クライアン
トから接続があった場合に,スレッドを開始し,図2で
説明されるサーバープログラムを実行し,クライアント
からの要求をブロッキングで処理する。受信された情報
はデータベースに登録し,クライアントから信号の要求
があった場合は,データベースからデータを取得し信号
の合成を行う。クライアントプログラムは,クライアン
トマシン上で動作し,開始後,サーバーに接続し,クラ
イアントに関連づけられた位置情報を送信し,図3で説
明されるクライアントプログラムを実行し,マイクデバ
イスからのモノラル入力をサーバーに送信し,サーバー
から取得したステレオ信号をクライントに接続されるサ
ウンドデバイスによって再生する。
【0012】サーバーでの信号の合成方法であるが,音
声信号は各サンプルを加算することで合成する。また,
サーバーに各クライアントが送信した情報によって,各
クライアントから送信された信号を増幅することで,大
きすぎる音を小さくしたり,特定の発言者の発言を消す
することを可能にする。
【発明の効果】本発明は,複数の会議参加者が同時に発
言,また映像を送信することを可能にするという長所を
有する。
【0013】また,本発明は,各クライアントが送信す
る音声信号に位置情報を付加することで,発言者に対し
てユニークな方向から発言が聞こえるようにすること
で,現実感を伴う環境を再現することで発言を認識しや
すくし,会議の生産性改善に寄与する。また,特定の発
言者を聞こえなくすることを可能にし,エコー効果の削
減を実現する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例におけるネットワーク構成図
である。
【図2】本発明の一実施例におけるサーバープログラム
のフローチャートである。
【図3】本発明の一実施例におけるクライアントプログ
ラムのフローチャートである。
【符号の説明】
1 サーバーマシン 2,3 クライアントマシン 4,5 マイク

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】少なくとも二つのクライアントがサーバー
    に音声や映像を含む信号を送信して,前記サーバーが前
    記信号を合成して前記クライアントに送信することを特
    徴とする電子会議の実現方法。
  2. 【請求項2】前記信号を合成する際に,前記クライアン
    トが前記サーバーに送信する前記クライアントに関連づ
    けられる情報に基づき、前記信号に増幅を含む処理を加
    えることを特徴とする請求項1記載の電子会議の実現方
    法。
  3. 【請求項3】前記音声信号を合成する際に,前記クライ
    アントが前記サーバーに送信する前記クライアントに関
    連づけられた位置情報に基づき,前記音声信号に位置情
    報を付加することを特徴とする請求項1記載の電子会議
    の実現方法。
  4. 【請求項4】前記音声信号に位置情報を付加する際に,
    位相やパンを変更することを特徴とする請求項3記載の
    電子会議の実現方法。
  5. 【請求項5】コンピュータ読み取り可能な記録媒体であ
    って,請求項1,2,3,4記載の方法を利用する手順
    を実行させるためのプログラムを記録する。
JP2001306930A 2001-08-28 2001-08-28 現実感を伴う電子会議の実現方法 Pending JP2003069968A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005341092A (ja) * 2004-05-26 2005-12-08 Hitachi Ltd 音声コミュニケーション・システム
WO2019187521A1 (ja) * 2018-03-28 2019-10-03 株式会社村田製作所 音声情報送信装置、音声情報送信方法、音声情報送信プログラム、音声情報解析システム及び音声情報解析サーバ

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