JP2003067272A - 無線通信システムにおける通信条件の自動設定方法 - Google Patents

無線通信システムにおける通信条件の自動設定方法

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JP2003067272A
JP2003067272A JP2001258836A JP2001258836A JP2003067272A JP 2003067272 A JP2003067272 A JP 2003067272A JP 2001258836 A JP2001258836 A JP 2001258836A JP 2001258836 A JP2001258836 A JP 2001258836A JP 2003067272 A JP2003067272 A JP 2003067272A
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Masaki Yoshida
勝紀 吉田
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 1台の親機であるコンピュータに対して複数
台の子機が接続される無線通信システムにおいて、子機
を1台ずつ操作して通信条件の設定を行う作業を簡素化
して、設定作業に要する手間を少なくする。 【解決手段】 子機を所定の操作によって自動設定モー
ドで起動する(ステップ#251)と共に親機で自動設
定用プログラムを起動する(ステップ#201)。子機
は自動設定モードにおいて無線通信部を仮設定(ステッ
プ#252)した後に、親機からの呼び出し(ステップ
#202、#253)に応じて自らの固有情報を含む応
答を返す(ステップ#254)。親機は子機から受信し
た(ステップ#203)固有情報にしたがって子機に通
信条件を割り当てると共に該通信条件を子機に送信する
(ステップ#204)。子機は親機から受信した通信条
件にしたがって無線通信部の設定内容を変更する(ステ
ップ#255)。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、1台の親機である
コンピュータに対して複数台の子機が接続される無線通
信システムにおける通信条件の自動設定方法に関する。
【0002】
【従来の技術】このような無線通信システムとして、例
えば、バーコードスキャナ付ハンディターミナルを子機
とし、ホストコンピュータを親機とするシステムがあ
る。1台のホストコンピュータに対して複数台のバーコ
ードスキャナ付ハンディターミナル(以下、単にハンデ
ィターミナルという)が無線通信によって接続される。
ハンディターミナルには、表示器及び操作キーが設けら
れ、バーコードスキャナ、表示器、操作キー等の制御を
実行するためのマイクロプロセッサ(処理手段)が搭載
されている。
【0003】ハンディターミナルのマイクロプロセッサ
は、ホストコンピュータとの通信を実行し、読み取られ
たバーコードやキー入力されたデータをホストコンピュ
ータに送信する処理も行う。例えば、POSシステムや
在庫管理システムに使用されるハンディターミナルで
は、バーコードを読み取ったときに、そのバーコードに
対応する商品名を表示器に表示させ、操作キーから入力
した個数と共にその商品コードをホストコンピュータに
送信する。
【0004】これらの処理のためのプログラムは、通
常、アプリケーション(ハンディターミナルの用途)ご
とに作成され、マイクロプロセッサの内蔵ROM又は外
付けのROMにあらかじめ記憶される。例えば、パーソ
ナルコンピュータ上でC言語等を用いてプログラムのソ
ースリストを作成し、コンパイラを用いて機械語にコン
パイルし、ハンディターミナルのマイクロプロセッサが
実行可能なロードモジュールを生成する。
【0005】このようにして生成されたプログラムのロ
ードモジュールは、例えば通信手段によって各ハンディ
ターミナルにダウンロードされる。ハンディターミナル
には、マイクロプロセッサが実行するプログラムを格納
するためのEEPROMのような電気的に消去可能なメ
モリが実装される。そして、上記のようにして作成され
たプログラムのロードモジュールがメモリに書き込まれ
る。こうすることにより、ハンディターミナルの少なく
ともハードウェアに関しては、アプリケーションに関係
なく共通化を図ることができる。また、メモリに格納し
たプログラムを書き換えることにより、ハンディターミ
ナルを別のアプリケーションに流用することも可能にな
る。
【0006】従来、複数台のハンディターミナルに対し
て無線電波の周波数、変調方式等の通信条件を設定する
作業は、ハンディターミナルを1台ずつ操作して行って
いた。また、通信条件が正しく設定された後に、上記の
ようなプログラムを親機から子機へ転送する作業を手動
で1台ずつ行っていた。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ような手動での通信条件の設定は、ハンディターミナル
の台数が多い場合は作業者に多大な労力と時間を課する
ことになる。また、親機であるホストコンピュータ側の
通信条件と子機であるハンディターミナルの通信条件を
合わせる必要があるが、いずれかの設定が間違っている
と、両者間の通信ができなくなり、その原因解析に時間
がかかることが多い。更に、プログラムの転送作業は定
型的なものであり、ハンディターミナルの台数分だけ同
じ作業を繰り返す必要がある。このような作業はわずら
わしく、手間がかかる。
【0008】本発明は、上記のような従来の課題に鑑
み、1台の親機であるコンピュータに対して複数台の子
機が接続される無線通信システムにおいて、子機を1台
ずつ操作して通信条件の設定を行う作業を簡素化して、
設定作業に要する手間を少なくすることを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明による無線通信シ
ステムにおける通信条件の自動設定方法は、1台の親機
に対して複数台の子機が接続される無線通信システムに
おいて、子機を所定の操作によって自動設定モードで動
作させると共に親機であるコンピュータで自動設定用プ
ログラムを起動し、子機は自動設定モードにおいて無線
通信部を仮設定した後に、親機からの呼び出しに応じて
自らの固有情報を含む応答を返し、親機は子機から受信
した固有情報にしたがって子機に通信条件を割り当てる
と共に該通信条件を子機に送信し、子機は親機から受信
した通信条件にしたがって無線通信部の設定内容を変更
することを特徴とする。
【0010】このような自動設定方法を使用すれば、子
機を自動設定モードで動作させるための操作を行い、親
機で自動設定用プログラムを起動するだけでよい。従来
のように、1台ずつ手動操作によって通信条件を設定す
る必要は無い。これにより、通信条件の設定を行う作業
に要する手間を大幅に削減することができる。また、親
機側の自動設定用プログラムによって子機が認識される
と同時に通信条件が子機に送信されて子機側で通信条件
の変更設定が実行されるので、設定ミスが発生しない。
このため、設定ミスに起因する無線通信のトラブルを回
避することができる。
【0011】好ましい実施形態において、親機とケーブ
ル接続されると共に子機との間で無線通信を行う中継器
を設け、子機の無線通信部が自動設定モードにおいて仮
設定されるのと同一の通信条件で中継器の無線通信部を
仮設定しておき、親機から通信条件を送信することによ
って中継器の無線通信部と子機の無線通信部とを同時に
再設定する。もちろん、このような中継器の機能が親機
に含まれている構成でもよく、その場合は親機が直接子
機と無線通信を行うことになる。
【0012】また、本発明による無線通信システムは、
1台の親機であるコンピュータと複数台の子機が無線通
信で接続される無線通信システムであって、親機は、子
機に対して呼び出しを送信するステップと、該呼び出し
に対して応答を返した子機に識別番号を登録すると共に
通信条件を送信するステップとを含む自動設定用プログ
ラムを実行し、子機は、親機からの呼び出しに応じて自
らの固有情報を含む応答を返すステップと、親機から受
信した通信条件にしたがって自らの通信条件の設定内容
を変更するステップとを含む自動設定モードを実行する
処理手段を備えていることを特徴とする。このような構
成により、上記のように、通信条件の設定を行う作業に
要する手間を大幅に削減することができると共に設定ミ
スの発生を回避することができる。
【0013】好ましくは、親機とケーブル接続されると
共に子機との間で無線通信を行う中継器が設けられ、中
継器は、親機から送信される通信条件にしたがって子機
との無線通信条件の設定を行う無線通信部を備えてい
る。別の構成として、中継器が無く親機が直接子機と無
線通信を行う構成、つまり上記の中継器の機能が親機に
含まれている構成でもよい。
【0014】好ましい実施形態において、子機はバーコ
ードスキャナ付ハンディターミナルであり、子機のキー
入力部に備えられた特定の1又は複数のキーを押下しな
がら電源を投入することにより、処理手段による自動設
定モードが起動する。これにより、子機の電源投入と自
動設定モードの起動を同時に手早く行うことができ、複
数の子機の通信条件設定に必要な手間を一層削減するこ
とができる。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図面に
基づいて説明する。
【0016】図1は、本発明の実施形態に係るバーコー
ドスキャナ付ハンディターミナルの無線通信システムを
示すブロック図である。本システムの基本構成は、1台
のホストコンピュータ1、複数台の中継器2、及び複数
台のハンディターミナル3からなる。親機に相当するホ
ストコンピュータ1は、イーサネット(登録商標)を用
いたLAN(ローカルエリアネットワーク)4を介して
複数の中継器2に接続されている。
【0017】ホストコンピュータ1はCRT(陰極線
管)やLCD(液晶ディスプレイ)のような表示装置1
1、キーボードやマウス等の入力装置12を備え、これ
らがユーザインターフェイス13を介して内部バス14
に接続されている。内部バス14には、MPU(マイク
ロプロセッサ)15、記憶装置(主メモリ、補助記憶装
置を含む)16、LAN制御部17等も接続されてい
る。このようなホストコンピュータ1として、通常はパ
ーソナルコンピュータが用いられる。また、LAN4に
は通常、1又は複数の他のコンピュータ1’も接続され
ている。
【0018】中継器2は、LAN制御部21を備え、L
AN4を介してホストコンピュータ1に接続されてい
る。また、無線通信部22を備え、無線通信によって複
数のハンディターミナル3との通信を行う。言い換えれ
ば、親機であるホストコンピュータ1と子機であるハン
ディターミナル3との無線通信の中継を行う。図2
(a)に外観を示すように、中継器2はハンディターミ
ナル3との無線通信に使用される2本のアンテナ23を
備えている。また、電源の状態(PWR)及び通信状態
(RX及びTX)を示すLED表示部24を備えてい
る。
【0019】中継器2の背面25には、電源供給用コネ
クタ及びイーサネット接続用コネクタの他、RS232
Cシリアル通信用コネクタが設けられている。RS23
2Cシリアル通信用コネクタは、IPアドレスの設定
等、初期設定時の必要に際してパーソナルコンピュータ
と1対1で接続するためのものである。また、イーサネ
ット(LAN)を使用せずにホストコンピュータ1と中
継器2とを1対1で接続するシステムにはRS232C
シリアル通信用コネクタを用いて対応可能である。中継
器2の底面26には、グループ番号やID番号を設定す
るためのディップスイッチが設けられている。
【0020】中継器2は、例えば部屋の天井に固定して
使用される。親機であるホストコンピュータ1と子機で
あるハンディターミナル3との無線通信が部屋全体で支
障無く行われるように、通常は1部屋に複数の中継器2
が設置される。つまり、1台の中継器2の通信可能範囲
のみでは部屋全体をカバーできない場合に、複数の中継
器2が設置される。そして、部屋内のパーティションや
棚、机等の障害物を考慮に入れて、適切な場所に複数の
中継器2を設置する。
【0021】ハンディターミナル3は、中継器2を介し
てホストコンピュータ1との間で無線通信を行うための
無線通信部31、処理手段であるMPU(マイクロプロ
セッサ)32、プログラム格納用のメモリであるROM
33、データ格納用のメモリであるRAM34、及びユ
ーザインターフェイス35を備え、これらがバス36で
相互に接続されている。ユーザインターフェイス35に
は、入力部37及び液晶表示器(LCD)38が接続さ
れている。
【0022】図2(b)に外観を示すように、ハンディ
ターミナル3は中継器2との無線通信に使用されるアン
テナ39を備えている。ハンディターミナル3の先端側
にはバーコードを読み取るためのバーコードスキャナが
内蔵され、読み取り光の照射及び反射光の受光のための
窓部40が設けられている。略中央上面にはLCD38
の表示画面が設けられている。また、LCD38の上側
にはハンディターミナル3の動作状態を示すLEDイン
ジケータ41が設けられている。
【0023】LCD38の下側には電源スイッチ42及
びファンクションスイッチ43が設けられ、その下には
バーコードスキャナの起動スイッチ(バーコード読取用
スイッチ)45が設けられている。これらのスイッチに
加えて、テンキーと種々のファンクションキーを含むキ
ー入力部44が設けられ、これらのスイッチ及びキーが
図1における入力部37に相当する。
【0024】上記のような構成のシステムにおいて、中
継器2を介して行われるホストコンピュータ1とハンデ
ィターミナル3との通信条件、特に中継器2とハンディ
ターミナル3との間の無線通信条件を適切に設定する必
要がある。本実施形態のシステムでは、各ハンディター
ミナル3を特別なモード(自動設定モード)で動作させ
ておき、ホストコンピュータ1で自動設定用プログラム
を起動することによって、各ハンディターミナル3が自
動的に適切な通信条件(無線通信条件)を設定するよう
になっている。
【0025】上記のような自動設定用プログラムによる
ハンディターミナル3の通信条件の自動設定を実行する
前に、中継器2の通信条件を設定する必要がある。中継
器2の通信条件には、ハンディターミナル3との無線通
信の条件(パラメータ)とホストコンピュータ1との通
信条件(パラメータ)との両方が含まれる。
【0026】図3は、中継器2の通信条件を設定する処
理のフローチャートを示している。まず、中継器の初期
化を行う(ステップ#101)。つまり、例えばリセッ
トボタンの押下によってメモリ内容の消去を行う。次に
RS232Cシリアル通信ケーブルを用いてホストコン
ピュータ1と接続する(ステップ#102)。但し、こ
の時点では必ずしもホストコンピュータ1に接続する必
要は無く、通信条件設定用プログラムがインストールさ
れておれば他のコンピュータ1’に接続してもよい。
【0027】ステップ#103において、ホストコンピ
ュータ1(又は他のコンピュータ1’)から通信条件設
定用プログラムを用いて中継器2にコマンドを送信し、
無線通信部22の設定を行う。つまり、ハンディターミ
ナル3との無線通信パラメータの設定である。例えば無
線通信の変調方式としてDS−SS方式を採用した場合
は、無線周波数の帯域、PN拡散符号長及び拡散符号パ
ターンが無線通信パラメータに含まれる。なお、このと
きに設定される無線通信パラメータは、自動設定モード
で起動したハンディターミナル3との無線通信を行うた
めの仮のパラメータ(仮の通信条件)である。すなわ
ち、無線通信部22の仮設定が行われる。
【0028】次のステップ#104において、ホストコ
ンピュータ1との接続方法を決定する。前述のように、
LAN(イーサネット)を用いた接続又はRS232C
シリアル通信による1対1の接続のいずれかを選択する
ことができる。
【0029】続くステップ#105でホストコンピュー
タ1との通信パラメータの設定を行う。LAN接続を選
択した場合は、IPアドレス、ネットマスク、デフォル
トゲートウェイ及びポート番号が設定すべき通信パラメ
ータに含まれる。RS232Cシリアル通信を選択した
場合は、通信速度、データ長、パリティ、ストップビッ
ト長及びホストコンピュータ1のポート番号(COM
1、COM2等)が設定すべき通信パラメータに含まれ
る。
【0030】複数の中継器2の設定を行う場合は、上記
のステップ#101からステップ#105を繰り返す。
このようにして通信条件の設定を終了した中継器2が、
前述のように所定の場所に設置され、LAN4を介して
(又はRS232Cシリアル通信により)ホストコンピ
ュータ1に接続される。このようにして通信条件の初期
設定(無線通信条件は仮設定)が行われた中継器2を用
いて、本番の通信条件の自動設定が図4に示すように行
われる。
【0031】図4は、通信条件の自動設定に関するホス
トコンピュータ1の処理とハンディターミナル3の処理
を示すフローチャートである。まず、ハンディターミナ
ル3を自動設定モードで起動する(ステップ#25
1)。例えば、キー入力部44の特定のキー(1又は複
数)を押下しながら電源スイッチを入れることにより、
ハンディターミナル3が自動設定モードで起動する。通
信条件を設定すべき複数のハンディターミナル3をこの
ようにして自動設定モードで起動しておく。
【0032】自動設定モードで起動したハンディターミ
ナル3では、MPU32によって無線通信部31が仮設
定される(ステップ#252)。この仮設定による無線
通信条件は、上述の中継器2の無線通信部22が仮設定
される無線通信条件と同じである。したがって、自動設
定モードで起動したハンディターミナル3は、無線通信
可能範囲にある中継器2との無線通信が必ず可能であ
る。つまり、中継器2を介してホストコンピュータ1と
必ず通信することができる。この後、ハンディターミナ
ル3はホストコンピュータ1からの呼び出し信号の受信
待ち状態になる。
【0033】一方、ホストコンピュータ1では、自動設
定用プログラムを起動する(ステップ#201)。自動
設定用プログラムでは、まずハンディターミナル3に対
して中継器2を介して呼び出し信号が送信される(ステ
ップ#202)。この後、ホストコンピュータ1の自動
設定用プログラムは応答待ち状態になる。
【0034】ハンディターミナル3は、ホストコンピュ
ータ1からの呼び出し信号を受信すると(ステップ#2
53)、自らの固有情報を含む応答を返す(ステップ#
254)。固有情報として、例えば製造シリアル番号の
ようにハンディターミナル3の製造時にROM33に書
き込まれた固有の番号が使用される。ハンディターミナ
ル3からの応答は、中継器2を経てホストコンピュータ
1に伝送される。
【0035】ホストコンピュータ1は、ハンディターミ
ナル3からの応答を受信すると(ステップ#203)、
応答を返してきたハンディターミナル3の固有情報を記
憶装置16に登録して識別番号を付す。そして、そのハ
ンディターミナル3が中継器2との無線通信に使用すべ
き前述のような無線通信条件を割り当て、その無線通信
条件を中継器2経由でハンディターミナル3に送信する
(ステップ#204)。
【0036】ハンディターミナル3は、ホストコンピュ
ータ1から送信された無線通信条件を受信すると、ステ
ップ#252で仮設定した無線通信部31の設定内容を
新たに指示された無線通信条件に従って変更(再設定)
する(ステップ#255)。また、中継器2において
も、前述の処理(図3のステップ#103)で仮設定し
ていた無線通信部22の設定内容を新たに指示された無
線通信条件にしたがって変更する。こうして、ホストコ
ンピュータ1の自動設定用プログラムからの指示に従っ
て、ハンディターミナル3の無線通信部31と中継器2
の無線通信部22とが同時に、かつ、同一無線通信条件
に設定されることになる。
【0037】この後、ステップ#205及びステップ#
256に示すように、アプリケーションプログラムがホ
ストコンピュータ1からハンディターミナル3へダウン
ロードされる。
【0038】上記のようにして通信条件が適切に自動設
定された後、ハンディターミナル3の自動設定モードが
終了する。また、すべてのハンディターミナル3につい
て通信条件の自動設定が終了した後に、ホストコンピュ
ータ1の自動設定用プログラムを終了する。
【0039】なお、本発明は上記の実施形態に限らず種
々の形態で実施することができる。例えば、中継器2と
ハンディターミナル3との間で行われる無線通信は、D
S−SS方式の他、種々の無線通信方式を採用すること
ができる。子機は実施形態のハンディターミナル3に限
らず、据え置き型の機器であってもよい。
【0040】また、上記実施形態では親機であるホスト
コンピュータ1と子機であるハンディターミナル3とが
中継器2を介して無線通信を行う無線通信システムを採
用しているが、本発明は必ずしもこのような実施形態に
限るわけではなく、ホストコンピュータ1と中継器2と
が一体となって親機を構成しているシステムに適用する
ことも可能である。
【0041】
【発明の効果】以上に説明したように、本発明の無線通
信システムにおける通信条件の自動設定方法によれば、
子機を自動設定モードで動作させ、親機で自動設定用プ
ログラムを起動するだけで通信条件が適切に自動設定さ
れる。その結果、複数の子機を1台ずつ手動操作で設定
していた従来の方法に比べて、通信条件の設定に要する
手間を大幅に削減することができる。更に、設定ミスに
起因する無線通信のトラブルの発生を回避することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態に係るバーコードスキャナ付
ハンディターミナルの無線通信システムを示すブロック
図である。
【図2】中継器及びバーコードスキャナ付ハンディター
ミナルの外観を示す斜視図である。
【図3】中継器の通信条件を設定する処理のフローチャ
ートを示す図である。
【図4】通信条件の自動設定に関するホストコンピュー
タの処理とハンディターミナルの処理を示すフローチャ
ートである。
【符号の説明】
1 ホストコンピュータ(親機) 2 中継器 3 ハンディターミナル(子機) 4 イーサネット(LAN) 22 中継器の無線通信部 31 ハンディターミナルの無線通信部 32 マイクロプロセッサ(処理手段)
フロントページの続き Fターム(参考) 5B089 GA21 GA25 GB02 HA11 JA34 KA03 KA04 MB02 5K033 AA09 BA04 DA01 DA17 DB14 DB18 EC01 5K034 AA19 AA20 DD02 EE03 EE10 FF01 HH01 HH02 HH11 HH63 LL01 NN04 NN12 NN22 NN26

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】1台の親機に対して複数台の子機が接続さ
    れる無線通信システムにおいて、 前記子機を所定の操作によって自動設定モードで動作さ
    せると共に前記親機であるコンピュータで自動設定用プ
    ログラムを起動し、 前記子機は前記自動設定モードにおいて無線通信部を仮
    設定した後に、前記親機からの呼び出しに応じて自らの
    固有情報を含む応答を返し、 前記親機は前記子機から受信した固有情報にしたがって
    前記子機に通信条件を割り当てると共に該通信条件を前
    記子機に送信し、 前記子機は前記親機から受信した通信条件にしたがって
    前記無線通信部の設定内容を変更することを特徴とする
    無線通信システムにおける通信条件の自動設定方法。
  2. 【請求項2】前記親機とケーブル接続されると共に前記
    子機との間で無線通信を行う中継器を設け、前記子機の
    無線通信部が前記自動設定モードにおいて仮設定される
    のと同一の通信条件で前記中継器の無線通信部を仮設定
    しておき、前記親機から通信条件を送信することによっ
    て前記中継器の無線通信部と前記子機の無線通信部とを
    同時に再設定することを特徴とする請求項1記載の無線
    通信システムにおける通信条件の自動設定方法。
  3. 【請求項3】1台の親機であるコンピュータと複数台の
    子機が無線通信で接続される無線通信システムであっ
    て、 前記親機は、前記子機に対して呼び出しを送信するステ
    ップと、該呼び出しに対して応答を返した前記子機に識
    別番号を登録すると共に通信条件を送信するステップと
    を含む自動設定用プログラムを実行し、 前記子機は、前記親機からの呼び出しに応じて自らの固
    有情報を含む応答を返すステップと、前記親機から受信
    した通信条件にしたがって自らの通信条件の設定内容を
    変更するステップとを含む自動設定モードを実行する処
    理手段を備えていることを特徴とする無線通信システ
    ム。
  4. 【請求項4】前記親機とケーブル接続されると共に前記
    子機との間で無線通信を行う中継器が設けられ、前記中
    継器は、前記親機から送信される通信条件にしたがって
    子機との無線通信条件の設定を行う無線通信部を備えて
    いることを特徴とする請求項3記載の無線通信システ
    ム。
  5. 【請求項5】前記子機はバーコードスキャナ付ハンディ
    ターミナルであり、前記子機のキー入力部に備えられた
    特定の1又は複数のキーを押下しながら電源を投入する
    ことにより、前記処理手段による自動設定モードが起動
    することを特徴とする請求項3又は4記載の無線通信シ
    ステム。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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