JP2003065879A - 温湿度測定装置 - Google Patents

温湿度測定装置

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JP2003065879A JP2002179533A JP2002179533A JP2003065879A JP 2003065879 A JP2003065879 A JP 2003065879A JP 2002179533 A JP2002179533 A JP 2002179533A JP 2002179533 A JP2002179533 A JP 2002179533A JP 2003065879 A JP2003065879 A JP 2003065879A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 精度良く温度および湿度を測定できる装置を
提供する。 【構成】 表面に表示用の液晶パネル11を備えた本体
10と、この本体10に接続コード21を介して繋が
り、温度の測定素子と湿度の測定素子とを収納したセン
サー20を備えた温湿度測定装置1を提供する。この温
湿度測定装置1は、センサー20の設置された環境の温
度と湿度の変化を測定し、同一の液晶パネル11に表示
することができる。さらに、水濡れが発生したときは、
容易にセンサー20を交換でき、常に正常なセンサーに
より精度の高い測定ができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、温度および湿度を
測定する装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】半導体装置、プリント基板あるいは湿度
センサーなどの中には、結露や水濡れによって性能が悪
化したり、あるいは作動不良等の不具合が発生するもの
もある。このため、これらの装置を密閉したハウジング
に収納したり、スペースヒーターを設けたり、あるいは
ある一定の条件の環境下で使用することで上記のような
トラブルあるいは性能の劣化を防止している。しかしな
がら、結露や水濡れを完全に防止することは非常に困難
であり、また、湿度測定装置などにおいては感湿部を被
ってしまうことはできないので結露や水濡れを防止する
ことは不可能である。このような装置において、万一結
露や水濡れがあり、これに起因した性能の劣化が予想さ
れる場合には、早急に不良の発生する可能性のある部分
を交換することが必要となる。また、性能の劣化や不具
合が発生した場合に、結露や水濡れが起きたか否かによ
って対処が異なる場合があり、このようなケースにおい
ては結露や水濡れの有無を判断できることが望ましい。
【0003】特に、セラミック基板や無機塩、あるいは
高分子といった感湿部を用いた湿度測定装置のように、
周囲の雰囲気によってイオン伝導性や誘電率等の表面の
物性値が可逆的に変化する性質を用いた測定装置におい
ては、感知部が結露や水濡れに曝されると性能が劣化
し、校正値が変化したり、測定誤差が発生するなどの原
因となる。従って、精度良く安定した測定結果が求めら
れる測定装置においては、結露や水濡れがあった場合
に、感知部の交換や校正のやり直しが必要であることを
明示する機能を備えていることが望ましい。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ような機能を満足する結露や水濡れを検知できる簡単な
装置はなく、湿度測定装置によって湿度を検出しその結
果から類推したり、あるいは、結露や水濡れが実際に起
きたか否かに関係なく、そのような環境下に設置された
装置においては定期的に部品や感知部を交換してしまう
などの措置が取られている。従って、確実にトラブルを
防止し性能を発揮させるためには短周期で部品を交換し
たり、装置の設置された環境を一定に維持するなどの対
策が必要となるのでコストがかかる。一方、湿度などを
測定する装置においては、雰囲気の変化を阻止すること
は不可能であり、定期的に感知部を交換するか、あるい
は性能が劣化したと思われるとすぐに交換する程度の対
策しか取りえなかった。
【0005】そこで、本発明においては、結露や水濡れ
を簡単に、かつ、確実に検知できる簡易な構造の検出装
置を提供することを目的としている。そして、結露や水
濡れによる性能の劣化やトラブルを未然に防止可能にす
ると共に、装置の性能を維持するコストを削減可能な検
出装置を提供することも本発明の目的の1つである。さ
らに、結露や水濡れを確実に検出し、表示できる機能を
付加した湿度等の測定装置を提供することも本発明の目
的の1つである。そして、この機能を付加することによ
って湿度等を確実に精度良く測定可能な湿度等の測定装
置を提供することを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の水濡れ検出装置
は、紙製の表示部と、この表示部の表面の少なくとも1
部に離散的に塗布された水溶性の色素を含有する塗料と
を有することを特徴としている。本発明の水濡れ検出装
置は、表示部に塗料が離散的に、例えば、多数の点状や
あるいは線状の模様に印刷などの方式で塗布されている
ので、結露等の無い状態では紙の色が現れる。これに対
し、結露等によって表示部が濡れると、塗料の水溶性の
色素が溶けだし、表示部が水溶性の色素によって着色さ
れ、その色に変色する。そして、一旦変色すると、紙製
の表示部にその色素が定着するので元に戻らず、結露や
水濡れがあったことが明確になる。本発明の検出装置に
好適な塗料としては、水塗り絵用のインキがあり、水溶
性のビヒクルと水溶性染料を組み合わせたものや、油性
のビヒクルと水溶性染料の組み合わせたものなどが知ら
れている。そして、これらのインキを水溶性染料の発色
を目立たせ、また、固定し易い白色や淡い色の上質紙に
印刷することによって本発明の水濡れ検出装置を簡単に
製造することができ、安価に提供することが可能とな
る。さらに、表示部の裏側に接着部を設けることによっ
て、装置や部品に本発明の検出装置を簡単に取り付ける
ことが可能となる。
【0007】また、湿度によって物性がほぼ可逆的に変
化する感湿部を有する湿度測定装置や、雰囲気によって
表面の物性値がほぼ可逆的に変化する他の感知部を有す
る測定装置においては、この感知部に隣接して上記の検
出装置を設けることにより、結露や水濡れがあったこと
を確実に表示することができる。従って、この表示部の
表示に基づき感知部の状況を的確に監視できるので、確
実に精度の高い測定が可能となり、また、感知部の交換
等に必要なコストを最小限に止めることが可能となる。
【0008】
【発明の実施の形態】以下に図面を参照して、本発明の
実施例を説明する。図1に、本発明の水濡れ検出機能を
備えた温湿度測定装置を示してある。この温湿度測定装
置1は、表面に表示用の液晶パネル11を備えた本体1
0と、この本体10に接続コード21を介して繋がった
センサー20を備えており、センサー20の設置された
環境の温度と湿度の変化を測定し液晶パネル11に表示
することができる。同時に、本例の温湿度測定装置1
は、パソコン等のデータ集積装置(不図示)とケーブル
12を介して接続できるようになっており、一か所、あ
るいは複数箇所に設置された本例の温湿度測定装置1で
計測された湿度、温度の変化の様子をパソコンでグラフ
や表にして表示あるいはプリントアウトでき、このよう
な方法で多くの場所の環境を集中管理できるようになっ
ている。さらに、本例の温湿度測定装置1は、本体10
の内部に複数の基準抵抗を備えた校正機能を備えてお
り、それらから測定中の温度あるいは湿度に応じた適切
な基準抵抗を自動的に選択するようになっている。この
ような校正機能を設けることによって、従来の測定装置
では難しかった広い測定範囲にわたって精度の良い測定
ができる温湿度測定装置を実現している。
【0009】センサー20は、内部に温度の測定素子お
よび湿度の測定素子が収納されている。また、これらの
測定素子が周囲の空気と良好に接触し高感度の測定が行
われるようにセンサー20の表面22に複数の流通口2
3が設けてある。本例のセンサー20の表面22には、
さらに、水濡れ表示窓24と高温表示窓25が設けてあ
る。水濡れ表示窓24は、センサー20の内部が結露し
たり、あるいはセンサー20に水がかかるなどの原因に
よって湿度の測定素子が水に濡れた可能性があるときに
色が変わり、その後、原因が除去されても色は元に戻ら
ず、結露や水濡れが起きたことを明示できるようになっ
ている。高温表示窓25は、センサー20が高温、例え
ば60°C以上の温度に曝されると変色し、そのような
環境下にセンサー20が置かれたことを明示できるよう
になっている。これらの表示窓24および25は、セン
サー20が、それに収納された温度および湿度の測定素
子に悪影響を与える可能性のある環境下に置かれたこと
を警告するためのものである。そして、これらの表示機
能によってセンサー20の性能を担保でき、本体10に
設けられた上記の校正機能と相まって高精度で確実な測
定を行えるようになっている。さらに、センサー20の
周囲が高温あるいは結露といった環境になった場合は、
これらの表示窓24および25の変色によってそのよう
な状況を確実に把握でき、センサー20を交換するなど
の適切な対応を迅速にとることができる。このように、
本例の温湿度測定装置は、常に正常なセンサー20によ
って温度および湿度の測定を行うことができるので、環
境の変化が大きな場所であっても、安心して測定装置を
設置でき、精度の高い測定を行うことができる。
【0010】図2に、センサー20の表面22を覆う蓋
26を開いた様子を示してある。センサー20の内部に
は、温度の測定素子であるサーミスタ31と湿度の測定
素子であるセラミック基板を用いた湿度センサー32の
搭載された測定用の基板30が収納されており、この基
板30と本体とが接続コード21によって繋がってい
る。さらに、この測定用の基板30に隣接した水濡れ表
示窓24に対応した部分に、水濡れや結露による水分で
変色する水濡れ感知シール34が貼りつけられており、
また、高温表示窓25に対応した部分に温度によって変
色する温度感知シール35が貼りつけられている。
【0011】本例の水濡れ感知シール34は、白色の上
質紙36の表面に水溶性の色素を含有した塗料37が点
状に離散して塗布されている。従って、水濡れや結露の
発生していない正常な状態では、水濡れ感知シール34
の表面は、紙36の色、すなわち白色に見える。これに
対し、水塗れや結露があると、紙36の表面の水分によ
って塗料37に含有された水溶性の色素が溶け出し、紙
36が色素の色、例えば青や赤に染まる。そして、紙3
6が乾いた後であってもその色は消えない。従って、本
例のセンサー20においては、正常時は水濡れ表示窓2
4は白色であり、いったん、結露や水濡れが起きると水
濡れ表示窓24が青や赤などに変色し、結露や水濡れが
起きたことが明確に判るようになっている。
【0012】水濡れ感知シール34に用いられる水溶性
の色素を含んだ塗料37として好適なものに水塗り絵用
インキとして公知のものがある。この水塗り絵用インキ
を点状あるいは線状に印刷することによって本例の水濡
れ感知シール34は容易に製造することができる。水塗
り絵用インキは、変成フェノール樹脂やエポキシアクリ
レートなどといった樹脂と溶剤とからなる油性あるいは
水溶性のビヒクルに水溶性染料、例えば、食用色素など
が分散されており、さらに必要な添加剤や分散剤が付加
されたものがある。これらの水塗り絵用インキは、いず
れも本例の水濡れ感知シールに適しており、これらを凸
版印刷方式や平板印刷方式によって紙片上に点状あるい
は線状などの適当な模様を印刷することによって、本例
の水濡れ感知シールを製造することができる。
【0013】さらに、本例の水濡れ感知シール34は、
図3に示すように、シールの表面側38に塗料37が印
刷され、裏面側39は接着面となっている。従って、こ
の接着面39をカバーする保護シール40を剥がすとセ
ンサー20の所定の箇所に簡単に取り付けることができ
る。本例のセンサー20に用いられているセラミックタ
イプの湿度センサー32は、湿度を静電容量やイオン伝
導度などを用いて計測しているので、水濡れが発生する
と校正値を狂わせる恐れがある。そこで、本例のように
センサー20に水濡れ感知シール34を取り付けておけ
ば、湿度センサー32が水濡れあるいは結露などによっ
て表面に水分が発生したか否かがすぐに判り、ユーザー
は水濡れ表示窓24の色の変化を定期的に監視し、色が
変わった場合は、センサー20を本体から外して交換す
れば良い。このような処理によって、温湿度測定装置1
は、常に正常な状態で動作し、精度の良く確実な湿度測
定を行えるようになる。
【0014】水濡れ感知シール34がなければ、精度の
良い測定を行うためには、水濡れに関係なく単周期でセ
ンサー20を変えてしまうか、あるいは高い湿度を計測
した時にセンサー20を変えてしまうなどの処置を行う
必要があるので、メンテナンス費用が高く、ユーザーの
手間もかかる。これに対し、本例の水濡れ感知シール3
4を設けておけば、ユーザーは定期的に色の変化を見る
だけでセンサー20の状況を把握でき、常に信頼性の高
い測定を行うことができる。また、センサーの寿命など
に合わせて交換すれば良いので、メンテナンス費用も低
減できる。湿度センサーに限らず、各種のガスセンサー
など感知部の周囲の雰囲気によって表面の物性値が可逆
的に変化するセンサーの多くは、水分が表面に付着する
と校正値が変化したり、感度が劣化するものが多い。従
って、これらのセンサーの性能を維持するためにも本例
の水濡れ感知シールは非常に有効である。
【0015】同様に、本例の水濡れ感知シール34は、
図4に示すようにICパッケージ51などの搭載された
プリント基板50などにも簡単に貼り付けることが可能
である。このようなプリント基板50は、現在、大小を
問わず様々な装置に内蔵されており、種々変化する環境
下で使用されるものが多い。このため、本例の水濡れ感
知シールを貼り付けておけば、水濡れや結露が発生した
ことが明確に分かるので、万一、装置の性能に問題があ
ると考えられる事態が発生した場合には、その原因がプ
リント基板の結露等の問題なのかをすぐに判断できる。
また、定期的にプリント基板に付けられた水濡れ感知シ
ール34を監視して、結露などが発生した場合はプリン
ト基板を交換すれば、トラブルの発生を未然に防ぐこと
も可能となる。
【0016】本例の水濡れ感知シールの用途は上記に限
定されるものではなく、電子、電気機器などで水分の発
生がトラブルの原因となりやすいものには全て適用可能
である。また、本例の水濡れ感知シールは、塗料が印刷
された紙片で主に構成されているので、適当な大きさに
カットしてどのような場所にも設置することができる。
従って、設置スペースは非常に小さくて良く、小さな水
濡れ感知シールを用いた場合であっても感度が劣化する
ようなことはない。また、本例の水濡れ感知シールは上
記のような方法で簡単に製造できるので安価に提供する
ことができ、水があると確実にそれを感知するので信頼
性も高い。
【0017】なお、上記においては、水濡れ感知シール
を例にとって本発明を説明したが、このようなシール状
のものに限定されるものではない。独立して床面などに
置けるものや、壁などに掛けるもの、あるいはビス等に
よって取り付けられるものなど本発明の水濡れ検出装置
の形態は様々である。さらに、本発明の水濡れ検出装置
は、色の変化によって視覚によって水濡れや結露の有無
が明確に判るようにしてある。そのため、本例では白色
の紙を用いて水濡れがあると色素の色が明瞭に表れるよ
うにしているが、ベースとなる紙の色は本例に限定され
るものではなく、水濡れによる色の変化が明確に判れば
良い。また、上記の例では、水溶性の色素を含んだ塗料
を散点状に印刷してあるが、塗料の配置はこれに限定さ
れず線画など塗料が離散的に紙片の上に塗布される図形
であれば良い。
【0018】
【発明の効果】以上に説明したように、本発明の水濡れ
検出装置は、紙製の表示部の表面に水溶性の塗料を離散
的に塗布したものであって、水濡れや結露などによって
色が変化し、従来、非常に判別し難かったこのような環
境の変化を明確に検出できる装置である。さらに、本発
明の水濡れ検出装置は、変化した色がそのまま残るの
で、環境の変化があったことを保存でき、ユーザーは水
濡れ検出装置の色の変化を見るだけで結露等の発生の有
無を明確に判断できる。さらに、本発明の水濡れ検出装
置は構成が非常に簡易であり、製造も簡単なので、安価
に提供できる。また、小型化も容易なので、狭い場所で
あっても設置できる。従って、例えば、近年、小型化が
進み、様々な用途をもって多種多様な環境で使用される
電子、電気機器の性能を維持するために本発明の水濡れ
検出装置は非常に適している。また、湿度測定装置など
の水分の存在によって校正値が変動する装置において
は、本発明の水濡れ検出装置を用いた水濡れ表示機能を
付加することによって、信頼性の向上を図ることが可能
となり、精度の高い測定が行えるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例にかかる温湿度測定装置の概要
を示す図である。
【図2】図1に示す温湿測定装置のセンサー部の構造を
示す図である。
【図3】図2に示すセンサー部に水濡れ感知シールを取
り付ける様子を示す図である。
【図4】本発明に係る水濡れ感知シールを取り付けたプ
リント基板の例を示す図である。
【符号の説明】
1・・温湿度測定装置 10・・本体 20・・センサー部 24・・水濡れ表示窓 25・・高温表示窓 34・・水濡れ感知シール 36・・紙片 37・・水溶性色素を含有した塗料
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成14年7月18日(2002.7.1
8)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0006
【補正方法】変更
【補正内容】
【0006】
【課題を解決するための手段】このため、本発明におい
ては、センサーの設置された環境の温度および湿度の変
化を測定して表示用のパネルに表示可能な温湿度測定装
置であって、センサーが接続コードを介して繋がった温
湿度測定装置を提供する。すなわち、本発明の温湿度測
定装置は、表面に表示用のパネルを備えた本体と、この
本体に接続コードを介して繋がったセンサーとを有し、
センサーの内部には、温度の測定素子および湿度の測定
素子が収納されており、本体は、センサーの設置された
環境の温度および湿度の変化を測定して表示用のパネル
に表示可能なものである。この温湿度測定装置であれ
ば、センサーに、水濡れの有無を示す水濡れ表示部を設
け、水濡れがあったときなどは、センサーを交換するな
どの適切な対応を迅速にとることができる。したがっ
て、水濡れ表示部の表示に基づきセンサーの状況を的確
に監視できるので、確実に精度の高い測定が可能とな
り、また、センサーの交換等に必要なコストを最小限に
止めることが可能となる。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0007
【補正方法】変更
【補正内容】
【0007】また、本体は、測定中の温度または湿度に
応じた適切な基準抵抗を自動的に選択して測定値を校正
する機能を設けることにより、広い測定範囲にわたって
精度の良い測定ができる。さらに、本体を、データ集積
装置とケーブルを介して接続できるようにすることによ
り、計測された湿度および温度の変化を集中管理できる
温湿度測定装置を提供できる。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0018
【補正方法】変更
【補正内容】
【0018】
【発明の効果】以上に説明したように、本発明の温湿度
測定装置は、センサーの設置された環境の温度および湿
度の変化を測定して表示用のパネルに表示可能な温湿度
測定装置であって、センサーを、接続コードを介して温
湿度測定装置に繋げることにより、水濡れがあったとき
などは、センサーを交換するなどの適切な対応を迅速に
とることができる。したがって、水濡れ表示部の表示に
基づきセンサーの状況を的確に監視できるので、確実に
精度の高い測定が可能となり、また、センサーの交換等
に必要なコストを最小限に止めることが可能となる。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 表面に表示用のパネルを備えた本体と、 この本体に接続コードを介して繋がったセンサーとを有
    し、 センサーの内部には、温度の測定素子および湿度の測定
    素子が収納されており、 前記本体は、前記センサーの設置された環境の温度およ
    び湿度の変化を測定して前記表示用のパネルに表示可能
    な温湿度測定装置。
  2. 【請求項2】 請求項1において、前記センサーは、水
    濡れの有無を示す水濡れ表示部を備えている温湿度測定
    装置。
  3. 【請求項3】 請求項1において、前記本体は、測定中
    の温度または湿度に応じた適切な基準抵抗を自動的に選
    択して測定値を校正する機能を備えている温湿度測定装
    置。
  4. 【請求項4】 請求項1において、前記本体は、データ
    集積装置とケーブルを介して接続できるようになってお
    り、計測された湿度および温度の変化を集中管理できる
    温湿度測定装置。
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