JP2003064742A - 保持具およびシャワー用保持具 - Google Patents

保持具およびシャワー用保持具

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JP2003064742A
JP2003064742A JP2001295071A JP2001295071A JP2003064742A JP 2003064742 A JP2003064742 A JP 2003064742A JP 2001295071 A JP2001295071 A JP 2001295071A JP 2001295071 A JP2001295071 A JP 2001295071A JP 2003064742 A JP2003064742 A JP 2003064742A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 シャワー散水具を保持するような保持具本体
は、静止壁にしっかりと結合してある。このような結合
構造であるから、導管部のような棒状の部材が傾いたり
すると、保持具本体の保持部への差込みや抜取りが滑ら
かになされない。 【解決手段】 そこで、保持具本体1と静止壁2との間
に弾性部材17を介在させて、保持具本体1を静止壁2
に固定した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明が属する技術分野】保持具本体が静止壁に固定さ
れ、この保持具本体に保持部を形成し、ここに棒状の部
材を差込むものが一般的に使用されている。その代表的
なものとして、シャワー用保持具がある。この発明は、
このような技術分野に属している。
【0002】
【従来の技術】図4、図5にしたがって従来の技術を説
明する。ここでのものはシャワー用の保持具であり、保
持具本体1は浴室等の内壁、すなわち静止壁2にしっか
りと固定してある。シャワー散水具3は二点鎖線で図示
してあり、多数の小孔が開けられた散水ヘッド4とそれ
に連なる導管部5からなり、この導管部5にホース6が
接続してある。導管部5の下部に下方が小径となるテー
パ型の挿入部7が形成してある。導管部5は、取っ手の
機能をも果たし、少なくとも挿入部7は円形断面とされ
ている。また、この導管部5が棒状の部材に相当してい
る。
【0003】挿入部7を受入れる保持部8が、保持具本
体1の端部に上下方向に形成してある。保持部8は、挿
入部7のテーパ形状にぴったりと合致するように形成さ
れ、ホース6が通過する開口部9が設置してある。保持
部8は円形の孔かあるいは円弧型である。開口部9は図
2のものと同様であり、これからから容易に理解でき
る。壁材10に雌ねじ部材11がしっかりと埋設してあ
り、保持具本体1に貫通させたボルト12、12が雌ね
じ部材11にねじ込まれて、保持具本体1が静止壁2に
固定されている。ボルト12の頭部13、13が保持部
8内に突出することを防止するために、凹部14、14
が形成してある。
【0004】
【発明が解決しようとする問題点】図4や図5のような
ものであると、シャワー散水具3を保持部8から抜取る
ときには、真っ直ぐ上に引き上げないと滑らかに抜取れ
ない。もし、抜取る方向が斜め方向であると、挿入部7
が保持部8内でこぜたような状態になって、滑らかに引
き出すことができず、扱いにくいこととなる。さらに、
このような斜め方向の抜取りであると、保持具本体1に
無理な力が作用して、雌ねじ部材11が壁材10から外
れたり、壁材10にひびが入ったりすることがある。
【0005】
【問題を解決するための手段とその作用】この発明は、
上述の問題点を解決するために発案されたもので、請求
項1の発明は、保持具本体に棒状の部材を受入れる保持
部が形成され、この保持具本体が弾性部材を介して静止
壁に取付けてあることを特徴とする保持具である。
【0006】保持具本体は静止壁に弾性部材を介して取
付けてあるので、保持具本体に異常な向きの力が作用し
ても保持具本体は弾性部材の弾性変形によって、異常な
向きの力に応じた変向がなされる。したがって、棒状の
部材は保持部から滑らかに抜取ることができる。一方、
棒状の部材を保持部に差込むときにも、多少の傾いたま
ま保持部に挿入しても、弾性部材の変位によって保持部
が棒状の部材の傾きにに順応して滑らかな挿入が可能と
なる。
【0007】このように弾性部材の変形によって、雌ね
じ部材に過大な力が作用しないので、壁材に破損が発生
したりしない。さらに、うっかりして棒状の部材に人体
が当たっても、棒状の部材が弾性部材によって変位して
くれるので、怪我をするようなことが回避できる。同時
に、壁材の破損も防止できる。
【0008】請求項2の発明は、保持具本体にシャワー
散水具の導管部を受入れる保持部が形成され、この保持
具本体が弾性部材を介して静止壁に取付けてあることを
特徴とするシャワー用保持具である。
【0009】この発明は、請求項1の発明をシャワー散
水具の保持に適用したもので、作用効果は請求項1のも
のと同じである。浴室の内壁に前述のようにして破損部
が生じると、そこから水が入って壁材を腐食させたりす
るのであるが、本発明は、弾性部材の作用によって壁材
の破損が防止できるので、このような心配がない。
【0010】請求項3の発明は、請求項2において、保
持具本体の静止壁側に凹部が形成され、この凹部内に弾
性部材の片側が結合してあることを特徴とするシャワー
用保持具である。
【0011】このような凹部を設置することによって、
弾性部材の長さを大きくとることが可能となる。すなわ
ち、凹部を設置することによって、弾性部材の片側の取
付け位置と静止壁との間隔が大きく確保できるために、
弾性部材を長くすることができる。さらに、弾性部材の
周囲と凹部の内壁との空隙を大きく設定しておくことに
よって、保持具本体の左右上下方向の傾斜角を大きく設
定でき、シャワー散水具の出し入れが行いやすくなる。
また、前記凹部は、いわゆるスカートのような形態で弾
性部材を覆い隠す役目を果たしているので、外観を向上
させるのに有効である。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、図1と図2の実施形態につ
いて説明する。図4、図5で説明した部材と同じ機能を
果たす部材には、図中に同じ符号を記載して詳細な説明
は省略してある。保持具本体1の静止壁2の側、すなわ
ち保持部8とは反対側に凹部15が形成してある。保持
具本体1は図1と図2から断面が矩形であることが理解
できる。したがって、凹部15も四角い窪みである。ま
た、凹部15を設置することによって、スカート部16
が形成されている。
【0013】ここでの弾性部材17はゴム製のもので、
断面円形のゴム本体18の両端に鋼板製の端板19、1
9が加硫接着で一体化されている。端板19、19には
それぞれ鋼板製の固定板20、20が固定されている。
この固定は、接着でもよくあるいは図示していないがボ
ルト付けであってもよい。一方の固定板20を凹部15
の内面に密着させ、凹部14、14からねじ込んだボル
ト21、21を固定板20にねじ込み、弾性部材17と
保持具本体1との一体化が図られる。他方の固定板20
にもボルト22を貫通させて雌ねじ部材11にしっかり
とねじ込む。こうすることによって、保持具本体1が静
止壁2に固定される。
【0014】スカート部16の内面と弾性部材17の外
面との間に、空隙23を大きく取ってある。
【0015】以上の構成によって、棒状の部材やシャワ
ー散水具3が保持部8に対して同軸ではなく、多少傾い
た状態で挿入されても、弾性部材17の変形機能によっ
て保持具本体1が棒状の部材等の傾斜に順応する。した
がって、円滑な挿入がなされる。また、棒状の部材等を
抜取るときに上述のような傾斜があっても、同様にして
円滑な抜取りが実現する。
【0016】また、弾性部材17の変形によって、雌ね
じ部材11に無理な力が作用しないので、壁材10に破
損が発生したりしない。スカート部16が弾性部材17
を覆うようにしているので、弾性部材17を覆い隠し外
観を良好にしている。さらに、空隙23を大きく取って
あるので、保持具本体1が傾斜したときにスカート部1
6の内面が弾性部材17の外面に干渉することがなく、
保持具本体1の変位を大きく確保している。
【0017】以上の実施形態では弾性部材17をゴム製
のものとしたが、それ以外の方法として図3のようなコ
イルスプリングの形式のものもある。これはコイルスプ
リング24の両端を端板19a、19aで保持したもの
で、端板はコイルスプリング24の線材を巻き込んだ形
状にしてある。同図において固定板20、20は先のも
のと同じである。コイルスプリング型の弾性部材であっ
ても、その作用効果は先のものと同じである。
【0018】
【発明の効果】請求項1の発明は、保持具本体に棒状の
部材を受入れる保持部が形成され、この保持具本体が弾
性部材を介して静止壁に取付けてあることを特徴とする
保持具である。
【0019】保持具本体は静止壁に弾性部材を介して取
付けてあるので、保持具本体に異常な向きの力が作用し
ても保持具本体は弾性部材の弾性変形によって、異常な
向きの力に応じた変向がなされる。したがって、棒状の
部材は保持部から滑らかに抜取ることができる。一方、
棒状の部材を保持部に差込むときにも、多少の傾いたま
ま保持部に挿入しても、弾性部材の変位によって保持部
が棒状の部材に順応して滑らかな挿入が可能となる。
【0020】このように弾性部材の変形によって、雌ね
じ部材に過大な力が作用しないので、壁材に破損が発生
したりしない。さらに、うっかりして棒状の部材に人体
が当たっても、棒状の部材が弾性部材によって変位して
くれるので、怪我をするようなことが回避できる。同時
に、壁材の破損も防止できる。
【0021】請求項2の発明は、保持具本体にシャワー
散水具の導管部を受入れる保持部が形成され、この保持
具本体が弾性部材を介して静止壁に取付けてあることを
特徴とするシャワー用保持具である。
【0022】この発明は、請求項1の発明をシャワー散
水具の保持に適用したもので、作用効果は請求項1のも
のと同じである。浴室の内壁に前述のようにして破損部
が生じると、そこから水が入って壁材を腐食させたりす
るのであるが、本発明は、弾性部材の作用によって壁材
の破損が防止できるので、このような心配がない。
【0023】請求項3の発明は、請求項2において、保
持具本体の静止壁側に凹部が形成され、この凹部内に弾
性部材の片側が結合してあることを特徴とするシャワー
用保持具である。
【0024】このような凹部を設置することによって、
弾性部材の長さを大きくとることが可能となる。すなわ
ち、凹部を設置することによって、弾性部材の片側の取
付け位置と静止壁との間隔が大きく確保できるために、
弾性部材を長くすることができる。さらに、弾性部材の
周囲と凹部の内壁との空隙を大きく設定しておくことに
よって、保持具本体の左右上下方向の傾斜角を大きく設
定でき、シャワー散水具の出し入れが行いやすくなる。
また、前記凹部は、いわゆるスカートのような形態で弾
性部材を覆い隠す役目を果たしているので、外観を向上
させるのに有効である。上述のように長い弾性部材と大
きな空隙との組合わせによって、保持具本体の変位量を
大きく確保することができると共に、弾性部材のばね定
数を任意の値に決めるのに好都合である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本願発明の実施形態を示す縦断側面図である。
【図2】図1のものの平面図である。
【図3】弾性部材の変形例を示す部分的な側面図であ
る。
【図4】従来技術の側面図である。
【図5】図4のものの縦断側面図である。
【符号の説明】 5 棒状の部材 8 保持部 1 保持具本体 17、24 弾性部材 2 静止壁 3 シャワー散水具 5 導管部 15 凹部

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 保持具本体に棒状の部材を受入れる保持
    部が形成され、この保持具本体が弾性部材を介して静止
    壁に取付けてあることを特徴とする保持具。
  2. 【請求項2】 保持具本体にシャワー散水具の導管部を
    受入れる保持部が形成され、この保持具本体が弾性部材
    を介して静止壁に取付けてあることを特徴とするシャワ
    ー用保持具。
  3. 【請求項3】 請求項2において、保持具本体の静止壁
    側に凹部が形成され、この凹部内に弾性部材の片側が結
    合してあることを特徴とするシャワー用保持具。
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