JP2003061217A - ケーブル用支持装置 - Google Patents

ケーブル用支持装置

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JP2003061217A
JP2003061217A JP2001249886A JP2001249886A JP2003061217A JP 2003061217 A JP2003061217 A JP 2003061217A JP 2001249886 A JP2001249886 A JP 2001249886A JP 2001249886 A JP2001249886 A JP 2001249886A JP 2003061217 A JP2003061217 A JP 2003061217A
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JP
Japan
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cable
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cable supporting
supporting device
steel frame
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JP2001249886A
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English (en)
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Tsutomu Aso
勉 麻生
Hideo Obara
秀雄 小原
Shogo Araki
章吾 荒木
Hiroki Shimotori
博喜 霜鳥
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Mitsubishi Cable Industries Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Cable Industries Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ケーブル18、18が強い横風を受け、これ
ら各ケーブル18、18を把持しているケーブル支持具
17に、鉄骨14の長さ方向の強い力が加わった場合で
も、このケーブル支持具17が鉄骨14の長さ方向にず
れ動かない様にする。 【解決手段】 上記ケーブル支持具17を構成する基端
側素子19の基端面と上記鉄骨14の外側面22との間
に、摩擦係数が大きなゴム製のスペーサ23を介在させ
る。この結果、上記ケーブル支持具17が上記鉄骨14
の長さ方向にずれ動きにくくなって、上記課題を解決で
きる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明に係るケーブル用支
持装置は、アンテナ塔の躯体を構成する鉄骨に対して、
複数本のケーブルの中間部を支持する為に使用する。
【0002】
【従来の技術】各種送信用のアンテナは通信状態を良好
にすべく、鉄塔等の高いアンテナ塔の上端部に設置する
場合が多い。この様なアンテナ塔の上端部に設置したア
ンテナと地上に設けた基地局との間には、このアンテナ
に電力を供給する電力ケーブルや通信用或は制御用の信
号を送る為の信号ケーブルを設置する必要がある。この
様な目的でアンテナ塔に複数本のケーブルを設置する為
には、上下方向に配設された複数本のケーブルの中間部
を上記アンテナ塔に対して支持する為のケーブル用支持
装置が必要になる。
【0003】この様なケーブル用支持装置を構成する為
のケーブル支持具として、特許第2954841号公報
には、図8〜12に示す様な構造のものが記載されてい
る。このうちの図8〜9に示した第1例の構造では、そ
れぞれ1個ずつの基端側素子1と先端側素子2との間
に、1乃至複数個(図示の例では2個)の中間素子3、
3を挟持して、ケーブル支持具4を構成している。上記
基端側素子1及びこれら各中間素子3、3の両側面の基
半部には受凹部5、5を、これら各中間素子3、3及び
上記先端側素子2の基端面両端部には係止鉤片6、6
を、それぞれ設けている。上記各素子1〜3を組み合わ
せた状態では、これら各係止鉤片6、6の先端部に設け
た鉤部が上記受凹部5、5に設けた係止凹部と係合し、
隣接する素子1〜3同士が分離する事を防止する。
【0004】又、上記基端側素子1の先端側側面、上記
先端側素子2の基端側側面、上記各中間素子3、3の先
端側、基端側両側面の互いに整合する複数個所(図示の
例では3個所)ずつに、それぞれ断面形状が半円形であ
る凹部7a、7bを形成している。上記各素子1〜3を
組み合わせた状態では、これら各凹部7a、7b同士が
組み合わされて、円形の支持孔8a、8bを構成する。
又、比較的内径が大きな、一部の凹部7a、7aの中間
部には係止凹溝9を、周方向に形成している。上記ケー
ブル用支持装置を組み立てた状態で、この様な係止凹溝
9には、図10に示す様な半円筒形のクッションゴム1
0の外周面に形成した係止突条11が係合する。
【0005】上述の様な各素子1〜3は、上記クッショ
ンゴム10及び複数本(図示の例では3本)のベルト1
2、12と共にケーブル用支持装置を構成して、図8に
示す様に、複数本のケーブル13a〜13cを、アンテ
ナ塔を構成する鉄骨14に支持する。即ち、上記基端側
素子1と中間側素子3との間に設けられる、大径の支持
孔8a、8aの内側に、大径のケーブル13a、13a
を直接(クッションゴム10を介する事なく)把持す
る。又、中間素子3、3同士の間、並びに中間素子3と
先端側素子2との間に存在する、同じく大径の支持孔8
a、8aの内側に、外径が中程度であるケーブル13
b、13bを、上記クッションゴム10、10を介して
把持する。更に、隣り合う上記各素子1〜3同士の間に
存在する小径の支持孔8bの内側に小径のケーブル13
cを、直接(クッションゴム10を介する事なく)把持
する。
【0006】そして、この様に複数本のケーブル13a
〜13cを把持したケーブル支持具4を、上記各ベルト
12、12により、上記鉄骨14に結合する。この際、
上記基端側素子1の基端面上端部に形成した係止鍔部1
5を上記鉄骨14の上面に載置し、この基端側素子1が
この鉄骨14に対し下方にずれ落ちない様にする。又、
上記各ベルト12、12を緊締する事により、上記各素
子1〜3を十分に大きな力で上記鉄骨14に対し抑え付
ける。この結果、これら各素子1〜3から成る上記ケー
ブル支持具4が上記鉄骨14に結合固定されると共に、
上記各ケーブル13a〜13cの中間部外周面が上記各
支持孔8a、8bにより、直接又は上記クッションゴム
10、10を介して抑え付けられる。この結果、上記各
ケーブル13a〜13cの中間部が、上記鉄骨14に対
し支持される。
【0007】又、図11〜12に示した従来構造の第2
例の場合には、基端側素子1aの基端面に上述した第1
例の様な係止鍔部15を設けず、代わりに、この基端側
素子1aを、断面コ字形の鉄骨14aの内側に設置して
いる。上記基端側素子1aを含んで構成するケーブル支
持具4aに対し複数本のケーブル13a〜13cを支持
する構造は、上述した第1例の場合と同様である。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】上述した様なケーブル
支持具4、4aは、アンテナ塔を構成する鉄骨のうちで
水平方向に設けられた鉄骨14、14aにその基端部を
支持されるが、下方へのずれ止めに就いて考慮している
一方で、水平方向のずれ止めに就いては、従来は特に専
用のずれ止め構造は必要ないと考えられていた。即ち、
図8に示した例の場合には係止鍔部15を鉄骨14の上
面に係止する事により、図12に示した例の場合には鉄
骨14aで基端側素子1aを包み込む様に保持する事に
より、それぞれ下方への変位(落下)を確実に防止する
様にしている。
【0009】これに対して、上記鉄骨14、14aの長
さ方向に関する水平方向の移動は、次のに示す2種
類の力によって阻止する様にしている。 ケーブル支持具4、4aが上記水平方向に変位する
事に伴い、ベルト12、12が伸長方向に引っ張られる
事に対する、これら各ベルト12、12の抵抗力。 上記鉄骨14、14aの側面と、上記各ベルト1
2、12によりこの側面に押し付けられる基端側素子
1、1aの基端面との間に作用する摩擦力。 これらの力のうち、の力は、上記各ベルト12、
12を上記鉄骨14、14aに対し直角方向に設置して
いる関係上弱い。又、上記の力に関しても、上記鉄骨
14、14aと合成樹脂製の基端側素子1、1aとの間
の摩擦係数が低い事により、あまり大きくはない。
【0010】この為、従来から一般的な使用状態では特
に問題を生じないが、海岸近くや山上等、特に風が強い
場所に設置する場合に問題となる可能性が出て来た。即
ち、この様な場所に設置した場合、強風時に、ケーブル
13a〜13cが受けた風圧に基づいて上記ケーブル支
持具4、4aに、上記鉄骨14、14aの長さ方向に強
い力が加わると、このケーブル支持具4、4aがこの鉄
骨14、14aの長さ方向にずれ動く可能性がある。こ
の様にしてケーブル支持具4、4aがずれ動くと、上記
各ケーブル13a〜13cが他のケーブル等と擦れ合っ
たり、或は上記ベルト12、12が伸びて上記ケーブル
支持具4、4aが上記鉄骨14、14aに対しがたつい
たりする原因となる為、好ましくない。
【0011】この様な不都合の原因となる、上記鉄骨1
4、14aに対する上記ケーブル支持具4、4aのずれ
動きを阻止する為には、この鉄骨14、14aの一部で
このケーブル支持具4、4aを挟む位置に、ストッパ用
の金具を固定する事も考えられる。但し、この様な金具
を固定用の工具と共にアンテナ塔の上部である高所に運
び、しかも上記鉄骨14、14aに固定する作業は、面
倒で危険も伴う為、好ましくない。本発明のケーブル用
支持装置は、この様な事情に鑑みて、軽量且つ組み付け
作業が容易な構造で、ケーブル支持具が鉄骨の長さ方向
にずれ動く事を防止できる構造を実現すべく発明したも
のである。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明のケーブル用支持
装置は、例えば前述した従来から知られているケーブル
用支持装置と同様に、ケーブルの中間部を把持するケー
ブル支持具の基端面を、アンテナ塔の鉄骨等の固定の部
分に突き当てると共に、このケーブル支持具をベルトに
よりこの固定の部分に結合する事で、このケーブルを上
記固定の部分に支持する。特に、本発明のケーブル用支
持装置に於いては、上記ケーブル支持具の基端面と上記
固定の部分との間に、ゴム等の摩擦係数の大きな材料に
より造ったスペーサを介在させている。
【0013】
【作用】上述の様に構成する本発明のケーブル用支持装
置によれば、摩擦係数の大きなスペーサの存在により、
ケーブル支持具の基端面とアンテナ塔の鉄骨等の固定の
部分とが面方向にずれ動く事を防止できる。上記スペー
サは軽量で、上記ケーブル支持具の基端面への装着作業
も、嵌合或は接着等により容易に、しかも予め地上で行
なう事ができる。この為、ずれ動き防止の為の構造を組
み立てる作業も、容易にしかも安全に行なえる。
【0014】
【発明の実施の形態】図1は、本発明の実施の形態の第
1例を示している。本例は、1個の支持孔16を有する
ケーブル支持具17により2本のケーブル18、18
を、アンテナ塔を構成する、水平方向に設置された鉄骨
14に支持する場合に就いて示している。上記ケーブル
支持具17は、基端側素子19の先端面(図1の右下端
面)と先端側素子20の基端面(図1の左上端面)とを
直接突き合わせ、突き合わせ部の中央部に、上記支持孔
16を形成している。そして、この支持孔16の内側に
上記2本のケーブル18、18を、クッションゴム21
を介して把持している。このクッションゴム21は、1
対の素子を組み合わせて成り、内周面を略「8」字形と
して、上記支持孔16の内周面に設置した状態で、上記
2本のケーブル18、18の中間部外周面を抑え付けら
れる様にしている。
【0015】又、上記基端側素子19の基端面上端縁部
には係止鍔部15を形成し、この係止鍔部15を上記鉄
骨14の上面に係止している。更に、この鉄骨14の外
側面22と上記基端側素子19の基端面との間には、ゴ
ム製のスペーサ23を挟持している。そして、この状態
で上記ケーブル支持具17を上記鉄骨14の外側面22
に、1対のベルト12、12の緊締により、抑え付けて
いる。この状態で上記基端側素子19の基端面は上記鉄
骨14の外側面22に、上記スペーサ23を介して強く
押し付けられる。
【0016】尚、上記基端側素子19の基端面と上記鉄
骨14の外側面22との間に上記スペーサ23を組み付
ける為には、このスペーサ23を予め(アンテナ塔の上
部に運び上げる前に地上で)上記基端側素子19の基端
面に装着しておけば良い。この装着作業は、上記スペー
サ23をこの基端面に、接着剤或は両面テープを使用し
た接着により行なう他、嵌合により行なう事もできる。
この嵌合は、上記基端側素子19の基端面に存在する凹
部に、この凹部に合致する形状に加工したスペーサ23
の一部を嵌合させ、このスペーサ23の残部を上記基端
面から上記鉄骨14の外側面22に向け突出させる事に
より、容易に行なえる。尚、合成樹脂を射出成形する事
により造る、上記基端側素子19の基端面には、元々肉
抜きの為の凹部が存在するので、上記スペーサ23の一
部を嵌合させる為の凹部は、この肉抜きの為の凹部をそ
のまま利用すれば良い。
【0017】上述の様に構成する本例のケーブル用支持
装置によれば、ゴム製で摩擦係数の大きな上記スペーサ
23の存在により、上記ケーブル支持具17の基端面
と、上記アンテナ塔を構成する鉄骨14とが面方向にず
れ動く事を防止できる。この為、上記各ケーブル18、
18が他のケーブル等と擦れ合ったり、或は上記各ベル
ト12、12が伸びて上記ケーブル支持具17が上記鉄
骨14に対しがたついたりする事を防止できる。しか
も、上記ゴム製のスペーサ23は軽量で、上記ケーブル
支持具17の基端面への装着作業も、嵌合或は接着等に
より容易に、しかも予め地上で行なう事ができる。この
為、ずれ動き防止の為の構造を組み立てる作業も、容易
にしかも安全に行なえる。
【0018】次に、図2〜7は、本発明の実施の形態の
第2例を示している。本例は、多数の(図示の例では1
5個)の支持孔16a、16aを有する、図2〜3に示
す様なケーブル支持具24により、多数本のケーブル1
8a、18aを、アンテナ塔を構成する、水平方向に設
置された鉄骨14に支持する場合に就いて示している。
上記ケーブル支持具24は、図4に示す様な基端側素子
25と、図6に示す様な先端側素子26との間に、それ
ぞれが図5に示す様な4個の中間素子27、27を設け
て成る。これら各素子25〜27のうちで互いに対向す
る部分には、それぞれ断面形状が半円形である凹部2
8、28を形成している。又、上記基端側素子25を除
く上記各素子26、27の両端部には、それぞれ相手側
素子の対向する部分に形成したガイド孔に挿入されるガ
イド柱部29と係止孔に挿入される係止鉤片30とを突
設している。
【0019】上記各素子25〜27を組み合わせる際に
は、上記ガイド柱部29を隣接する相手側素子のガイド
孔に挿入すると共に、上記係止鉤片30をこの相手側素
子の係止孔に挿入し、この係止鉤片30の先端部をこの
係止孔の奥部に設けた係止段部に弾性係合させる。この
結果、隣接する素子25〜27同士が不離に結合され
(図2〜3に示す様に組み合わされ)て、上記ケーブル
支持具24を構成する。この様にしてケーブル支持具2
4を構成した状態では、上記各凹部28、28同士が組
み合わされて、上記円形の支持孔16a、16aを構成
する。これら各支持孔16a、16aの内側には、図7
に示なクッションゴム31を装着して、これら各支持孔
16a、16aの内側にケーブル18aを把持自在とす
る。
【0020】上記クッションゴム31は、それぞれが半
円筒状に構成した1対の素子の円周方向両端面同士を突
き合わせて円筒状に構成して成る。又、上記クッション
ゴム31の内周面には、複数本の突条を形成して、これ
ら各突条を弾性変形させつつ、上記ケーブル18aの中
間部外周面を抑え付けられる様にしている。尚、上記ク
ッションゴム31の内径及び内周面形状は、上記各支持
孔16a、16a内に支持すべきケーブルの外径及び本
数に応じて、適宜変更する。この場合に、クッションゴ
ムとして、内周面に突条を持たない、単なる円筒状等の
内周面を有するものを使用しても良い事は勿論である。
【0021】尚、図示の例では、上記各凹部28、28
の内周面の軸方向(上下方向)中間部に周方向凹溝を、
周方向両端部近傍に軸方向凹溝32、32を、それぞれ
形成している。このうちの周方向凹溝には、上記各素子
の外周面に形成した周方向突条33を、軸方向凹溝3
2、32には同じく軸方向突条34、34を、それぞれ
弾性的に係合させる。この様に、各凹溝29、29と各
突条33、34とを係合させた状態では、上記各素子が
上記各凹部28、28から不用意に脱落する事がなくな
る。従って、上記ケーブル支持具24を構成する上記各
素子26、27の凹部28、28内に、予め地上で上記
各素子を装着しておいて、高所でのケーブル支持作業を
容易且つ安全に行なえる様にできる。
【0022】前述の様な各素子25〜27を組み合わせ
て成るケーブル支持具24と、上述の様にこれら各素子
25〜27の凹部28、28に装着したクッションゴム
31とによりケーブル18a、18aを、図2に示す様
にして、アンテナ塔を構成する鉄骨14に支持する。即
ち、上記各クッションゴム31を介して上記各ケーブル
18a、18aを支持した上記ケーブル支持具24を、
図2に示す様に、前記基端側素子25の基端面上端部に
形成した係止鍔部15を上記鉄骨14の上縁部に係止す
る。又、本例の場合も、上記基端側素子25の基端面に
ゴム製のスペーサ23aを装着しておき、この基端面を
上記鉄骨14の外側面22に、このスペーサ23aを介
して突き当てる。そして、この状態で、上記ケーブル支
持具24を複数本のベルト12により、上記鉄骨14の
外側面に抑え付ける。この結果、上記各ケーブル18
a、18aが、上記各クッションゴム31と上記ケーブ
ル支持具24とを介して、上記鉄骨14に支持される。
又、この鉄骨14の外側面22と上記基端側素子25の
外側面22との当接部は、上記スペーサ23aにより、
面方向にずれ動きにくい状態で摩擦係合する。
【0023】この様な本例の場合も、上記ケーブル支持
具24を構成する上記基端側素子25の基端面と、上記
アンテナ塔を構成する鉄骨14とが面方向にずれ動く事
を防止できる。この為、上記各ケーブル18a、18a
が他のケーブル等と擦れ合ったり、或は上記各ベルト1
2が伸びて上記ケーブル支持具24が上記鉄骨14に対
しがたついたりする事を防止できる。
【0024】
【発明の効果】本発明のケーブル用支持装置は、以上に
述べた通り構成され作用するので、軽量且つ組み付け作
業が容易な構造で、しかもケーブル支持具が鉄骨の長さ
方向にずれ動く事を防止できて、アンテナ塔等の固定の
部分に対するケーブルの支持を、長期間に亙り安定して
行なえる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態の第1例を示す斜視図。
【図2】同第2例を示す側面図。
【図3】第2例の構造に組み込むケーブル支持具の平面
図。
【図4】第2例の構造に組み込むケーブル支持具を構成
する基端側素子の平面図。
【図5】同じく中間素子の平面図。
【図6】同じく先端側素子の平面図。
【図7】第2例の構造に組み付けるクッションゴムの1
例を示す斜視図。
【図8】従来から知られているケーブル用支持装置の第
1例を示す斜視図。
【図9】同じく分解斜視図。
【図10】上記ケーブル支持装置に組み付けるクッショ
ンゴムの斜視図。
【図11】従来から知られているケーブル用支持装置の
第2例に組み込む基端側素子の斜視図。
【図12】この基端側素子を使用して構成したケーブル
用支持装置の斜視図。
【符号の説明】 1、1a 基端側素子 2 先端側素子 3 中間素子 4、4a ケーブル支持具 5 受凹部 6 係止鉤片 7a、7b 凹部 8a、8b 支持孔 9 係止凹溝 10 クッションゴム 11 係止突条 12 ベルト 13a、13b、13c ケーブル 14、14a 鉄骨 15 係止鍔部 16、16a 支持孔 17 ケーブル支持具 18、18a ケーブル 19 基端側素子 20 先端側素子 21 クッションゴム 22 外側面 23、23a スペーサ 24 ケーブル支持具 25 基端側素子 26 先端側素子 27 中間素子 28 凹部 29 ガイド柱部 30 係止鉤片 31 クッションゴム 32 軸方向凹溝 33 周方向突条 34 軸方向突条
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H02G 7/00 H02G 7/00 Y 9/00 9/00 C (72)発明者 荒木 章吾 埼玉県熊谷市新堀1008番地 三菱電線工業 株式会社熊谷製作所内 (72)発明者 霜鳥 博喜 埼玉県熊谷市新堀1008番地 三菱電線工業 株式会社熊谷製作所内 Fターム(参考) 3J022 DA02 DA11 DA19 EA17 EA19 EA32 EB14 EC14 EC22 ED06 FA05 FB07 FB12 GA04 GA06 GB45 3J023 AA01 AA05 BA01 CA01 CA19 CA20 DA01 DA03 3J039 AA04 AA05 AB02 BB01 CA01 CA02 FA01 FA05 FA14 5G367 BA02 BB10 5G369 AA11 BA01 CB01 CB07 EA01

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ケーブルの中間部を把持するケーブル支
    持具の基端面を固定の部分に突き当てると共に、このケ
    ーブル支持具をベルトによりこの固定の部分に結合する
    事で、このケーブルを上記固定の部分に支持するケーブ
    ル用支持装置に於いて、上記ケーブル支持具の基端面と
    上記固定の部分との間に、摩擦係数の大きな材料により
    造ったスペーサを介在させた事を特徴とするケーブル用
    支持装置。
  2. 【請求項2】 ケーブル支持具は、基端面を固定の部分
    に突き合わされる基端側素子と、この基端側素子よりも
    この固定の部分から離れた位置に配置される先端側素子
    とを、直接又は1乃至複数個の中間素子を介して組み合
    わせて成り、隣接する素子同士の間に設けられた複数の
    支持孔の内側にケーブルの中間部を把持するものであ
    り、上記基端側素子の基端面に設けた凹部内にゴム製の
    スペーサの一部を保持し、このスペーサの残部を上記基
    端面から固定の部分に向け突出させている、請求項1に
    記載したケーブル用支持装置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101843160B1 (ko) * 2017-03-31 2018-03-30 유노빅스이엔씨(주) 스페이서 및 이를 이용한 클램프 어셈블리

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101843160B1 (ko) * 2017-03-31 2018-03-30 유노빅스이엔씨(주) 스페이서 및 이를 이용한 클램프 어셈블리

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