JP2003060682A - プレミアムルーティング制御方法及び装置及びプレミアムルーティング制御プログラム及びプレミアムルーティング制御プログラムを格納した記憶媒体 - Google Patents

プレミアムルーティング制御方法及び装置及びプレミアムルーティング制御プログラム及びプレミアムルーティング制御プログラムを格納した記憶媒体

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JP2003060682A
JP2003060682A JP2001246744A JP2001246744A JP2003060682A JP 2003060682 A JP2003060682 A JP 2003060682A JP 2001246744 A JP2001246744 A JP 2001246744A JP 2001246744 A JP2001246744 A JP 2001246744A JP 2003060682 A JP2003060682 A JP 2003060682A
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JP2001246744A
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Takeshi Shishido
豪 宍戸
Takanori Iwai
隆典 岩井
Hidetoshi Mori
森  英俊
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Nippon Telegraph and Telephone Corp
Original Assignee
Nippon Telegraph and Telephone Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 エンドユーザがネットワークアプリケーショ
ンにおけるプレミアム環境を要望した場合に、これに対
応可能なシステム並びにそのための装置を実現すること
を可能とする。 【解決手段】 本発明は、ゲートウェイ装置において、
プレミアム処理対象の通信を検出し、インターネットプ
ロトコルを用いたネットワークの輻輳位置を監視し、検
出されたプレミアム処理対象の通信に対して該輻輳位置
を含まない転送経路を設定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、プレミアムルーテ
ィング制御方法及び装置及びプレミアムルーティング制
御プログラム及びプレミアムルーティング制御プログラ
ムを格納した記憶媒体に係り、特に、インターネットプ
ロトコル(以下、IPと記す)を用いたネットワーク、
即ち、IP網を介して提供されるサーバ・クライアント
型のネットワークアプリケーションにおいて、より小さ
な遅延、即ち、レスポンスの良い快適な(以下、プレミ
アムと記す)環境下でのネットワークアプリケーション
の利用を望むエンドユーザの当該アプリケーションに関
するトラヒックフローに対してIP網上の輻輳点を回避
した転送を可能とするためのプレミアムルーティング制
御方法及び装置及びプレミアムルーティング制御プログ
ラム及びプレミアムルーティング制御プログラムを格納
した記憶媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】図8は、従来のサーバ・クライアント型
のネットワークアプリケーションを提供するためのシス
テム構成図である。
【0003】同図に示すシステムは、データセンタ1、
IP網11、エンドユーザ31から構成される。
【0004】データセンタ1は、ゲートウェイ装置(以
下、GW装置と記す)2、境界ルータ3(添字は、複数
ある境界ルータの識別子)、ローカルエリアネットワー
ク(以下、LANと記す)4、サーバ5(添字は、複数
アルサーバの識別子)を内包する。
【0005】IP網11は、インターネットサービスプ
ロバイダ(以下、ISPと記す)12(添字は、複数あ
るISPの識別子)、インターネットイクスチェンジ
(以下,IXと記す)13から構成される。
【0006】次に、上記の構成における動作を説明す
る。
【0007】エンドユーザ31は、IP網11を介して
データセンタ1内のサーバ5と通信する。IP網11
は、インターネットプロトコルを用いた網であってイン
ターネットで代表される、複数のISP12を内在して
おり、各ISP12は、少なくとも1つ以上の他のIS
Pと直接または、IX13を介して接続されている。
【0008】データセンタ1に内在するGW装置2は、
LAN4を介して複数のサーバ5、例えば、インターネ
ットコンテンツを提供するWebサーバ51 、ゲームを
提供するゲームサーバ52 と接続されると共に、通過情
報を管理する境界ルータ3を介してIP網11に、例え
ば、境界ルータ31 を介してISP121 に、境界ルー
タ32 を介してISP122 、境界ルータ33 を介して
境界ルータ123 に接続されている。従って、エンドユ
ーザ31とサーバ、例えば、Webサーバ51との間の
通信は、第1の経路例として、 エンドユーザ31→ISP124 →IX13→ISP1
21 →境界ルータ31→GW装置2→LAN4→Web
サーバ51 の経路で接続され、第2の経路例として、 エンドユーザ31→ISP124 →IX13→ISP1
22 →境界ルータ32→GW装置2→LAN4→Web
サーバ51 の経路で接続される。
【0009】これらの接続経路は、エンドユーザ31か
らデータセンタ1方向(以下、上り方向と記す)とデー
タセンタ1からエンドユーザ31方向(以下、下り方向
と記す)が独立に決定されると共に、当該決定は、公知
のIPに基づいて行なわれ、経路選択方針(以下、ポリ
シと記す)は予め決定されているため、たとえ接続経路
中に輻輳しているISPが存在しても、例えば、第1の
経路例によって通信している場合に、ISP121 に輻
輳が生じても当該ISPの経路を開始する手段、例え
ば、第2の経路を選択するという手段がない。そのた
め、上記の従来の方式では、エンドユーザ31が例えば
レスポンスの良い、換言すると遅延時間の短い快適な環
境(以下、プレミアム環境と記す)下でネットワークア
プリケーション、例えば、ゲームサーバ52 を利用した
いと欲しても、その目的を達成することができない。
【0010】図9は、従来のGW装置の内部構成を説明
するための図である。
【0011】同図に示すGW装置2は、ラインカード3
1、36、ルーティング制御部21、経路選択ポリシ静
的設定部26から構成される。
【0012】GW装置2は、内在するルーティング制御
部21において、公知の経路制御プロトコルであるBG
P−4(Border Geteway protocol version 4)に基づい
て構築したルーティングテーブルに従って通過するパケ
ット形式の情報を転送処理する。斯有る形式の情報はI
Pパケットとして周知である。当該転送は、外部装置と
の情報伝達の整合を図るためのインタフェース部、即
ち、ラインカード31、及びラインカード36を介して
実施される。当該ルーティングテーブルの構築において
は、経路選択ポリシ静的設定部26から指定される経路
選択ポリシを反映することが可能である。経路選択ポリ
シ静的設定部26が指定する経路選択ポリシは、固定で
あるが、公知の図示していない保守運用装置等(以下、
OpSと記す)からの指示によって変更することは可能
である。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の方式では、従来のGW装置は、経路選択ポリシが固
定であるため、単一のポリシに基づいた動作しかできな
い。換言すると少なくとも複数のポリシを必要とするプ
レミアム環境に対応できない欠点を有しており、従っ
て、当該欠点を有するGW装置を用いたシステムもプレ
ミアム環境に対応できないという問題がある。
【0014】本発明は、上記の点に鑑みなされたもの
で、エンドユーザがネットワークアプリケーションにお
けるプレミアム環境を要望した場合に、これに対応可能
なシステム並びにそのための装置を実現することが可能
なプレミアムルーティング制御方法及び装置及びプレミ
アムルーティング制御プログラム及びプレミアムルーテ
ィング制御プログラムを格納した記憶媒体を提供するこ
とを目的とする。
【0015】更なる、詳細な目的は、エンドユーザがプ
レミアム環境下でネットワークアプリケーションを利用
できるようにするため、転送経路上の輻輳点を回避する
手段を提供可能なプレミアムルーティング制御方法及び
装置及びプレミアムルーティング制御プログラム及びプ
レミアムルーティング制御プログラムを格納した記憶媒
体を提供することである。
【0016】
【課題を解決するための手段】図1は、本発明の原理を
説明するための図である。
【0017】本発明(請求項1)は、インターネットプ
ロトコルを用いたネットワークを介して、ゲートウェイ
装置を介してインターネットプロトコルを用いたネット
ワークに接続されるアプリケーションサーバとエンドユ
ーザが通信を行なうサーバ・クライアント型のネットワ
ークアプリケーションにおいて、プレミアムルーティン
グを行なうプレミアムルーティング制御方法において、
ゲートウェイ装置において、プレミアム処理対象の通信
を検出し(ステップ1)、インターネットプロトコルを
用いたネットワークの輻輳位置を監視し(ステップ
2)、検出されたプレミアム処理対象の通信に対して該
輻輳位置を含まない転送経路を設定する(ステップ
3)。
【0018】本発明(請求項2)は、アプリケーション
サーバからエンドユーザに向かう方向の転送時間の統計
的測定結果に基づいて、該方向に関わる経路選択ポリシ
を動的に変更する。
【0019】本発明(請求項3)は、アプリケーション
サーバからエンドユーザに向かう方向のプレミアム処理
対象の通信を検出する際に、IPアドレス、TCP/U
DPポート番号、TOSフィールドの何れかに基づいて
プレミアム処理対象の通信を検出する。
【0020】本発明(請求項4)は、エンドユーザから
アプリケーションサーバに向かう方向の転送時間の統計
的測定結果に基づいて、該アプリケーションサーバに対
して、該エンドユーザに通知するサーバIPアドレスの
変更を動的に指示する。
【0021】図2は、本発明の原理構成図である。
【0022】本発明(請求項5)は、インターネットプ
ロトコルを用いたネットワークに接続されるアプリケー
ションサーバとエンドユーザが通信を行なうサーバ・ク
ライアント型のネットワークアプリケーションにおい
て、プレミアムルーティングを行なうプレミアムルーテ
ィング制御装置であって、プレミアム処理対象の通信を
検出し、検出結果を通知する通信識別手段111と、イ
ンターネットプロトコルを用いたネットワークの輻輳位
置を監視し、通信識別手段111から通知された通信に
対して、該輻輳位置を含まない転送経路を設定する転送
経路制御手段112とを有する。
【0023】本発明(請求項6)は、アプリケーション
サーバからエンドユーザに向かう方向の転送時間の統計
的測定結果に基づいて、該方向に関わる経路選択ポリシ
を動的に変更する経路選択ポリシ変更手段を更に有す
る。
【0024】本発明(請求項7)は、通信識別手段11
1において、アプリケーションサーバからエンドユーザ
に向かう方向のプレミアム処理対象の通信を検出する際
に、IPアドレス、TCP/UDPポート番号、TOS
フィールドの何れかに基づいてプレミアム処理対象の通
信を検出する手段を含む。
【0025】本発明(請求項8)は、転送経路制御手段
112において、エンドユーザからアプリケーションサ
ーバに向かう方向の転送時間の統計的測定結果に基づい
て、該アプリケーションサーバに対して、該エンドユー
ザに通知するサーバIPアドレスの変更を動的に指示す
る手段を含む。
【0026】本発明(請求項9)は、ゲートウェイ装置
を介してインターネットプロトコルを用いたネットワー
クに接続されるアプリケーションサーバとエンドユーザ
が通信を行なうサーバ・クライアント型のネットワーク
アプリケーションにおいて、プレミアムルーティングを
行なうプレミアムルーティング制御プログラムであっ
て、プレミアム処理対象の通信を検出し、検出結果を通
知する通信識別プロセスと、インターネットプロトコル
を用いたネットワークの輻輳位置を監視し、通信識別プ
ロセスから通知された通信に対して、該輻輳位置を含ま
ない転送経路を設定する転送経路制御プロセスとを有す
る。
【0027】本発明(請求項10)は、アプリケーショ
ンサーバからエンドユーザに向かう方向の転送時間の統
計的測定結果に基づいて、該方向に関わる経路選択ポリ
シを動的に変更する経路選択ポリシ変更プロセスを更に
有する。
【0028】本発明(請求項11)は、通信識別プロセ
スにおいて、アプリケーションサーバからエンドユーザ
に向かう方向のプレミアム処理対象の通信を検出する際
に、IPアドレス、TCP/UDPポート番号、TOS
フィールドの何れかに基づいてプレミアム処理対象の通
信を検出するプロセスを含む。
【0029】本発明(請求項12)は、転送経路制御プ
ロセスにおいて、エンドユーザからアプリケーションサ
ーバに向かう方向の転送時間の統計的測定結果に基づい
て、該アプリケーションサーバに対して、該エンドユー
ザに通知するサーバIPアドレスの変更を動的に指示す
るプロセスを含む。
【0030】本発明(請求項13)は、インターネット
プロトコルを用いたネットワークを介して、ゲートウェ
イ装置を介してインターネットプロトコルを用いたネッ
トワークに接続されるアプリケーションサーバとエンド
ユーザが通信を行なうサーバ・クライアント型のネット
ワークアプリケーションにおいて、プレミアムルーティ
ングを行なうプレミアムルーティング制御プログラムを
格納した記憶媒体であって、請求項9乃至請求項12記
載のプログラムを格納する。
【0031】上記のように、本発明では、上り方向の転
送経路制御においては、転送経路制御手段が対応するア
プリケーションサーバに対してエンドユーザに通知する
サーバIPアドレスを変更するよう指示することによ
り、下り方向の転送経路制御においては、転送経路制御
手段が、GW装置の下り方向経路選択ポリシを動的に変
更することにより、それぞれ、転送時間の短い経路を介
した通信が行なわれるように制御する。これにより、プ
レミアム環境を提供しているエンドユーザに対して転送
時間の短い経路を提供可能であるので、転送時間の短
い、換言すれば、遅延の少ない、即ち、レスポンスの良
いサービスの提供が可能となる。
【0032】
【発明の実施の形態】[第1の実施の形態]図3は、本
発明の第1の実施の形態におけるシステム構成図であ
る。
【0033】同図に示すシステムは、データセンタ10
1、IP網11、及びエンドユーザ31より構成され
る。
【0034】データセンタ101は、サーバ105(添
字は、複数あるサーバの識別子)、LAN104、GW
装置102、境界ルータ103(添字は、複数ある境界
ルータの識別子)を有する。GW装置102は、通信識
別部111と転送経路制御部112を有する。
【0035】次に、上記の構成における動作を説明す
る。
【0036】エンドユーザ31は、IP網11を介して
データセンタ101内のサーバ105と通信する。IP
網11は、複数のISP12を有しており、各ISP1
2は、少なくとも1つ以上の他のISPと直接または、
IX13を介して接続されている。データセンタ101
に内在するGW装置102は、公知のLAN104を介
して公知の複数サーバ、例えば、インターネットコンテ
ンツを提供するWebサーバ1051 、ゲームを提供す
るゲームサーバ1052 に接続されると共に、IP網1
1との接続における通過情報を管理する公知の境界ルー
タ103を介してIP網11に、例えば、境界ルータ1
031 を介してISP121 に、境界ルータ1032 を
介してISP122 に、境界ルータ1033 を介してI
SP123 に接続されている。
【0037】エンドユーザ31とサーバ、例えば、We
bサーバ1051 との間の通信は、複数の経路をとるこ
とができ、例えば、第1の経路例として、エンドユーザ
31→ISP124 →IX13→ISP121 →境界ル
ータ1031 →GW装置102→LAN104→Web
サーバ1051の経路が可能であり、第2の経路例とし
て、エンドユーザ31→ISP124 →IX13→IS
P122 →境界ルータ1032 →GW装置102→LA
N104→Webサーバ1051の経路が可能である。
【0038】GW装置102は、プレミアム環境を提供
している通信を内在する通信識別部111によって検出
し、プレミアム環境を提供している通信である場合は、
内在する転送経路制御部112によって、転送時間の短
い接続経路が選択されるよう経路を指定する。プレミア
ム環境を提供している通信であるか否かは、例えば、サ
ーバ・クライアント型のネットワークアプリケーション
において、一般的に用いられている公知の転送プロトコ
ルであるTCP(Transmission control Protocol) また
は、UDP(User Datagram Protocol)のポート番号によ
って識別することが可能であるし、その他、IPアドレ
ス乃至TOSフィールド情報によっても識別することが
可能である。
【0039】また、転送経路の制御は、上り方向の転送
経路制御においては、対応するアプリケーションサー
バ、例えば、サーバ1052 に対してエンドユーザ31
に通信するサーバIPアドレスを変更するよう転送経路
制御部112が指示することにより、下り方向の転送経
路制御においては、転送経路制御部112がGW装置1
02の下り方向経路選択ポリシを動的に変更することに
より、それぞれ実現可能である。即ち、プレミアムルー
ティングが実現可能である。
【0040】転送時間の測定は、公知のプロトコル、例
えば、ICMP(Internet ControlMessage Protocol)
を用いて測定することが可能であり、転送経路の輻輳
は、当該測定結果を統計的に処理、例えば、定期的な測
定結果に対する移動平均をとることによって判定するこ
とが可能である。上り方向の転送経路制御においては、
経路制御のため同一のアプリケーションサーバに対して
複数のIPアドレスを用いており、GW装置102は、
複数のIPアドレスを単一のアプリケーションサーバに
対応させる必要があるが、当該機能は、公知のNAT(N
etwork Address Translation) 機能によって実現可能で
ある。
【0041】[第2の実施の形態]本実施の形態では、
上記のGW装置102の詳細について説明する。ここで
は、GW装置102の下り方向のトラヒック処理につい
て説明する。
【0042】図4は、本発明の第2の実施の形態におけ
るGW装置の下り方向トラヒック処理に関わる詳細を例
示した図である。同図において、図3と同一構成部分に
ついては同一符号を付し、その説明を省略する。
【0043】図4に示すGW装置102は、ラインガー
ド201、206、通信識別部111、転送経路制御部
112、ノーマルルーティング制御部204、BGP−
4経路選択ポリシ静的設定部207、結合部205、分
岐部251から構成される。通信識別部111は、ルー
チングを振り分けるルーティング振り分け部202を有
する。
【0044】転送経路制御部112は、BGP−4経路
選択ポリシ動的設定部209、プレミアムルーティング
制御部203、下り方向経路選択用転送時間測定部20
8を有する。
【0045】次に、上記の構成におけるGW装置102
の動作について説明する。
【0046】通常の通信、即ち、プレミアムでない(プ
レミアム環境を提供していない)下り方向の通信情報
は、LAN104からラインガード201及び、通信識
別部111に内在するルーティング制御振り分け部20
2を介してノーマルルーティング制御部204に入力さ
れ、ノーマルルーティングテーブル(図示せず)参照の
後、当該IPパケットは結合部205、およびラインガ
ード206を介して境界ルータ103に転送される。当
該転送されたIPパケットは、公知の動作によって、即
ちIPパケットのヘッダ部で指定されたアドレス情報に
基づいて、IP網11を介してエンドユーザ31に転送
され、転送動作は完結する。
【0047】上記の転送動作における転送経路の選択ポ
リシは、BGP−4経路選択ポリシ静的設定部207に
よって指定されており、当該指定内容は、図示していな
いOpSから設定された固定的なポリシに基づいたもの
となっている。
【0048】プレミアム(プレミアム環境)を提供して
いる下り方向の通信情報は、LAN104からラインガ
ード201及びルーティング制御振り分け部202を介
してプレミアムルーティング制御部203に入力され、
プレミアムルーティングテーブル(図示せず)参照の
後、当該IPパケットは、結合部205及び、ラインガ
ード206を介して境界ルータ103に転送される。転
送されたIPパケットは、公知の動作によって、即ちI
Pパケットのヘッダ部で指定されたアドレス情報に基づ
いてIP網11を介してエンドユーザ31に転送され、
転送動作は完結する。
【0049】プレミアムルーティング制御部203は、
経路選択ポリシをBGP−4経路選択ポリシ動的設定部
209によって指定されるポリシに基づいて付加してい
る。下り方向経路選択用転送時間測定部208は、公知
の方法、例えば、RTT(Round Trip Time) 測定用の指
令(以下、pingと記す)を結合部205及びライン
ガード206を介してIP網11に送出し、当該指令に
対する応答をラインガード206及び分岐部251を介
して受信し、IP網11内の各部の輻輳状態を測定し、
測定結果の統計的処理結果に基づいて、輻輳している経
路を回避した経路選択ポリシを設定するようBGP−4
経路選択ポリシ動的設定部209に指示する。その結
果、プレミアムルーティング制御部203では、IP網
11内の輻輳点を回避するプレミアムルーティングが行
なわれ、プレミアム環境提供の目的が達成される。
【0050】ルーティング制御振り分け部202は、I
Pアドレス乃至、TCP/UDPポート番号及び、TO
Sフィールド情報によってプレミアム環境を提供してい
る通信を識別することができ、プレミアム環境に対応す
るIPアドレス乃至、TCP/UDPポート番号乃至、
TOSフィールド情報は、図示していないOpSから指
定することが可能である。
【0051】BGP−4経路選択ポリシ動的設定部20
9における制御対象とする宛先ネットワークアドレス
や、下り方向経路選択用転送時間測定部208における
転送時間測定対象宛先等は図示していないOpSから指
定することが可能である。
【0052】[第3の実施の形態]本実施の形態では、
上記のGW装置102の詳細について説明する。ここで
は、GW装置102の上り方向のトラヒック処理につい
て説明する。
【0053】図5は、本発明の第3の実施の形態におけ
るGW装置の上り方向トラヒック処理に関わる詳細を例
示した図である。同図において、図4と同一構成部分に
ついては同一符号を付し、その説明を省略する。
【0054】図5に示すGW装置102は、ラインガー
ド201、206、ノーマルルーティング制御部20
4、結合部205、BGP−4経路選択ポリシ静的設定
部207、分岐部251、転送経路制御部112を有す
る。
【0055】転送経路制御部112は、上り方向経路選
択用転送時間測定部253、ヘッダ操作部252、通信
識別部111’としての機能を有する対サーバ通知部2
54を有する。
【0056】上記の構成におけるGW装置102の動作
を説明する。
【0057】上り方向のエンドユーザ31から特定のア
プリケーションサーバ向けの通信情報は、IP網11を
介して複数ある境界ルータ103の何れかに到着し、ラ
インガード206を介した後、ヘッダ操作部252にお
いて到着時に用いたIPアドレスを特定アプリケーショ
ンサーバに対応するアドレスに変換されてノーマルルー
ティング制御部204に入力される。ヘッダ操作部25
2は、通常の通信情報に対しては何の操作も実施しな
い。ノーマルルーティング制御部204に入力された通
信情報は、ラインガード201及び、LAN104を介
して公知の方法により目的とするアプリケーションサー
バに接続される。
【0058】サーバIPアドレスは、アプリケーション
サーバ105からエンドユーザ31(更に、詳細には、
例えば、エンドユーザが用いている端末に組み込まれて
いるクライアントアプリケーション)に通知され、エン
ドユーザ31は、当該通知されたIPアドレスを用いて
アプリケーションサーバ105に情報を転送する。プレ
ミアム環境を提供していない通信においては、通知され
るIPアドレスは固定となっており、当該IPアドレス
に基づく転送経路に輻輳が生じても当該転送経路を回避
することはできない。
【0059】本実施の形態では、境界ルータ103を複
数有しており、各境界ルータ、例えば、境界ルータ10
31 乃至境界ルータ1033 は、各々異なったISP、
例えば、図3に例示したように、ISP121 乃至IS
P123 に接続することが可能であり、更に、各境界ル
ータは、外部ネットワークに対して自社ネットワークの
IPアドレスを広告する公知の機能を有しているので、
特定のIPアドレスが特定の境界ルータからのみ外部ネ
ットワークに対して広告されるように構成することによ
り、特定のIPアドレス宛のIPパケットを全て特定の
境界ルータを介して自社ネットワークに流入させること
が可能である。即ち、上り方向の通信情報の転送経路を
制御することが可能である。
【0060】以下に、具体的なアドレスを用いて説明す
る。
【0061】データセンタ101は、アドレス210.10.
149.0/24、210. 10. 150. 0/24、210. 10. 151. 0/24、
並びに上記アドレスを集約したアドレス210. 10. 148.
0/22なるアドレス空間を有しており、アドレス210. 10.
149. 0/24は、境界ルータ1031 からのみ、アドレス
210.10 150. 0/24は、境界ルータ1032 からのみ、ア
ドレス210. 10. 151. 0/24は、境界ルータ1033 から
のみ、それぞれ広告される。その結果、210. 10. 149.
xxx(xxx は、通常1〜254)の宛先アドレスを有する
IPパケットは、境界ルータ1031 を介して、210. 1
0. 150. xxx の宛先アドレスを有するIPパケットは、
境界ルータ1032 を介して、210. 10.151. xxx のあ
手先アドレスを有するIPパケットは、境界ルータ10
33 を介して、自社ネットワークに流入する。
【0062】対サーバ通知部254は、上り方向経路選
択用転送時間測定部253による転送時間測定結果を受
けて通常の情報転送経路を介して対応するアプリケーシ
ョンサーバ105に対して遅延の小さな(輻輳の少な
い)経路に対応するサーバIPアドレスを通知し、アプ
リケーションサーバ105は、当該通知に基づいてエン
ドユーザ31に対してエンドユーザ31が使用すべきア
プリケーションサーバ105への情報転送用のサーバI
Pアドレスを通知する。対サーバ通知部254は、プレ
ミアムルーティングを要する通信であるか否かを図示し
ていないOpSからの指示に基づいて判定する。また、
アプリケーションサーバ105側にて、即ちアプリケー
ションサーバ105にエンドユーザに通知するサーバI
Pアドレスを決定する際に、エンドユーザの属性がプレ
ミアムであるか否かを参照して対サーバ通知部254か
ら通知されるIPアドレス通知を取捨してもよい。
【0063】上り方向の転送経路における通信の混閑
(輻輳状態)は、上り方向経路選択転送時間測定部25
3によって測定及び統計処理され、当該結果は、対サー
バ通知部254に供給される。
【0064】上り方向転送経路における転送時間の測定
は、上り方向経路選択用転送時間測定部253により転
送時間測定用の指令(ping)をノーマルルーティン
グ制御部204、結合部205、及びラインガード20
6を介してIP網11に送出し、当該指令に対する応答
(返送情報)をラインガード206、分岐部251、ヘ
ッダ操作部252、ノーマルルーティング制御部204
を介して受信することによって行なわれる。
【0065】更に詳細に説明すると、上り方向経路選択
用転送時間測定部253は、pingに2つのヘッダ
(各々内部ヘッダ及び外部ヘッダと呼ぶ)を設け、内部
ヘッダの送信元アドレス部は、上り方向経路選択用転送
時間測定部253に対応するIPアドレスであり、外部
ヘッダの送信元アドレス部は、転送時間測定における経
路指定用のIPアドレスとなっている。ヘッダ操作部2
52は、通過する情報を監視し、通過する情報がpin
gに対する応答(返送情報)であることを検出した場合
は、当該情報から外部ヘッダを除去し、ノーマルルーテ
ィング制御部204に転送する。外部ヘッダ部が除去さ
れた情報の(内部)ヘッダの宛先アドレス部は、上り方
向経路選択用転送時間測定部253に対応するIPアド
レスであるので、転送時間測定における経路指定用の外
部ヘッダの内容に依らず、pingに対する応答即ち返
送情報は全て上り方向経路選択用転送時間測定部253
に返送される。
【0066】以上説明した動作によって、上り方向にお
いてもプレミアム環境下でのネットワークアプリケーシ
ョン利用を要望するエンドユーザに対して輻輳した経路
を回避するプレミアムルーティングが行なわれ、プレミ
アム環境が提供される。
【0067】上り方向経路選択用転送時間測定部253
における測定条件、例えば、転送時間測定対象宛先や、
対サーバ通知部254における各サーバに対するエンド
ユーザ31へ通知するサーバIPアドレス変更のための
情報通知条件、例えば、プレミアム制御対象等は図示し
ていないOpSから指定することが可能である。
【0068】[第4の実施の形態]本実施の形態では、
上り方向の経路制御における具体的動作を説明する。
【0069】図6は、本発明の第4の実施の形態におけ
る上り方向の経路制御における例を示す図である。
【0070】GW装置102は、上り方向の経路におけ
る輻輳を検知すると、当該経路でアクセスしてくるエン
ドユーザ31に対して通知しているアプリケーションサ
ーバ105のIPアドレスを変更するよう、アプリケー
ションサーバ105に対して指示を送出する(a)。
【0071】アプリケーションサーバ105は、当該指
示(a)を受け取り、エンドユーザ31に対してサーバ
IPアドレスを通知する(b)。エンドユーザ31は、
アプリケーションサーバ105から通知されたサーバI
Pアドレス(b)に基づいて、アプリケーションサーバ
105に対する情報転送を行なう(c)。
【0072】GW装置102は、当該転送に用いたサー
バIPアドレスをアプリケーションサーバ105に対応
するアドレスに変換し、当該変換後のIPアドレスに基
づいて情報をアプリケーションサーバ105に転送する
(d)。
【0073】以上の動作によって、プレミアム環境下の
通信の経路が輻輳点を経由することを回避することが可
能となる。
【0074】[第5の実施の形態]本実施の形態では、
上り方向及び下り方向の両方向に対するプレミアム環境
に対応した経路選択が可能なGW装置の構成を示す。
【0075】図7は、本発明の上り方向及び下り方向の
両方向に対するプレミアム環境に対応した経路選択が可
能なGW装置の構成図である。
【0076】同図において、図4、図5と同一構成部分
には、同一符号を付し、その説明を省略する。
【0077】図7に示すGW装置102は、図4に示す
下り方向トラヒック処理を行なうGW装置と図5に示す
上り方向トラヒック処理を行なうGW装置の構成を合わ
せたものであり、下り方向の動作については前述の第2
の実施の形態、上り方向の動作については、前述の第3
の実施の形態と同様である。
【0078】また、上記の各実施の形態におけるGW装
置の構成をプログラムとして構築し、GW装置として利
用されるコンピュータにインストールする、または、ネ
ットワークを介して流通させることが可能である。
【0079】さらに、構築されたプログラムをGW装置
として利用されるコンピュータに接続されるハードディ
スク装置や、フロッピー(登録商標)ディスク、CD−
ROM等の可搬記憶媒体に格納しておき、本発明を実施
する際にインストールすることにより、容易に本発明を
実現できる。
【0080】なお、本発明は、上記の実施の形態に限定
されることなく、特許請求の範囲内において、種々変更
・応用が可能である。
【0081】
【発明の効果】上述のように、本発明によれば、IP網
の輻輳点を回避した情報の転送経路の設定が可能となる
ため、転送遅延時間の短いプレミアム環境下でのネット
ワークアプリケーション利用を望むエンドユーザの要求
を満たしたサービスの提供が可能となる利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の原理を説明するための図である。
【図2】本発明の原理構成図である。
【図3】本発明の第1の実施の形態におけるシステム構
成図である。
【図4】本発明の第2の実施の形態におけるGW装置の
下り方向トラヒック処理に関わる詳細を例示した図であ
る。
【図5】本発明の第3の実施の形態におけるGW装置の
上り方向トラヒック処理に関わる詳細を例示した図であ
る。
【図6】本発明の第4の実施の形態における上り方向の
経路制御における例を示す図である。
【図7】本発明の第5の実施の形態における上り方向及
び下り方向の両方向に対するプレミアム環境に対応した
経路選択が可能なGW装置の構成図である。
【図8】従来のサーバ・クライアント型のネットワーク
アプリケーションを提供するためのシステム構成図であ
る。
【図9】従来のGW装置の内部構成を説明するための図
である。
【符号の説明】
11 IP網 12 ISP(インターネットサービスプロバイダ) 13 IX(インターネットイクスチェンジ) 31 エンドユーザ 101 データセンタ 102 GW装置(ゲートウェイ装置) 103 境界ルータ 104 LAN(ローカルエリアネットワーク) 105 サーバ 111 通信識別手段、通信識別部 112 転送経路制御手段、転送経路制御部 201,206 ラインガード 202 ルーチング振り分け部 203 プレミアムルーティング制御部 204 ノーマルルーティング制御部 205 結合部 207 BGP−4経路選択ポリシ静的設定部 208 下り方向経路選択用転送時間測定部 209 BGP−4経路選択ポリシ動的設定部 251 分岐部 252 ヘッダ操作部 253 上り方向経路選択用転送時間測定部 254 対サーバ通知部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 森 英俊 東京都千代田区大手町二丁目3番1号 日 本電信電話株式会社内 Fターム(参考) 5K030 HA06 HD03 LB05 MB02

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ゲートウェイ装置を介してインターネッ
    トプロトコルを用いたネットワークに接続されるアプリ
    ケーションサーバとエンドユーザが通信を行なうサーバ
    ・クライアント型のネットワークアプリケーションにお
    いて、レスポンスの良い(以下、プレミアムと記す)ル
    ーティングを行なうプレミアムルーティング制御方法に
    おいて、 前記ゲートウェイ装置において、 プレミアム処理対象の通信を検出し、 インターネットプロトコルを用いたネットワークの輻輳
    位置を監視し、前記検出されたプレミアム処理対象の通
    信に対して該輻輳位置を含まない転送経路を設定するこ
    とを特徴とするプレミアムルーティング制御方法。
  2. 【請求項2】 前記アプリケーションサーバから前記エ
    ンドユーザに向かう方向の転送時間の統計的測定結果に
    基づいて、該方向に関わる経路選択ポリシを動的に変更
    する請求項1記載のプレミアムルーティング制御方法。
  3. 【請求項3】 前記アプリケーションサーバから前記エ
    ンドユーザに向かう方向のプレミアム処理対象の通信を
    検出する際に、 IPアドレス、TCP/UDPポート番号、TOSフィ
    ールドの何れかに基づいて前記プレミアム処理対象の通
    信を検出する請求項1記載のプレミアムルーティング制
    御方法。
  4. 【請求項4】 前記エンドユーザから前記アプリケーシ
    ョンサーバに向かう方向の転送時間の統計的測定結果に
    基づいて、該アプリケーションサーバに対して、該エン
    ドユーザに通知するサーバIPアドレスの変更を動的に
    指示する請求項1記載のプレミアムルーティング制御方
    法。
  5. 【請求項5】 インターネットプロトコルを用いたネッ
    トワークに接続されるアプリケーションサーバとエンド
    ユーザが通信を行なうサーバ・クライアント型のネット
    ワークアプリケーションにおいて、レスポンスの良い
    (以下、プレミアムと記す)ルーティングを行なうプレ
    ミアムルーティング制御装置であって、 プレミアム処理対象の通信を検出し、検出結果を通知す
    る通信識別手段と、 インターネットプロトコルを用いたネットワークの輻輳
    位置を監視し、前記通信識別手段から通知された通信に
    対して、該輻輳位置を含まない転送経路を設定する転送
    経路制御手段とを有することを特徴とするプレミアムル
    ーティング制御装置。
  6. 【請求項6】 前記アプリケーションサーバから前記エ
    ンドユーザに向かう方向の転送時間の統計的測定結果に
    基づいて、該方向に関わる経路選択ポリシを動的に変更
    する経路選択ポリシ変更手段を更に有する請求項5記載
    のプレミアムルーティング制御装置。
  7. 【請求項7】 前記通信識別手段は、 前記アプリケーションサーバから前記エンドユーザに向
    かう方向のプレミアム処理対象の通信を検出する際に、
    IPアドレス、TCP/UDPポート番号、TOSフィ
    ールドの何れかに基づいて前記プレミアム処理対象の通
    信を検出する手段を含む請求項5記載のプレミアムルー
    ティング制御装置。
  8. 【請求項8】 前記転送経路制御手段は、 前記エンドユーザから前記アプリケーションサーバに向
    かう方向の転送時間の統計的測定結果に基づいて、該ア
    プリケーションサーバに対して、該エンドユーザに通知
    するサーバIPアドレスの変更を動的に指示する手段を
    含む請求項5記載のプレミアムルーティング制御装置。
  9. 【請求項9】 インターネットプロトコルを用いたネッ
    トワークに接続されるアプリケーションサーバとエンド
    ユーザが通信を行なうサーバ・クライアント型のネット
    ワークアプリケーションにおいて、レスポンスの良い
    (以下、プレミアムと記す)ルーティングを行なうプレ
    ミアムルーティング制御プログラムであって、 プレミアム処理対象の通信を検出し、検出結果を通知す
    る通信識別プロセスと、 インターネットプロトコルを用いたネットワークの輻輳
    位置を監視し、前記通信識別プロセスから通知された通
    信に対して、該輻輳位置を含まない転送経路を設定する
    転送経路制御プロセスとを有することを特徴とするプレ
    ミアムルーティング制御プログラム。
  10. 【請求項10】 前記アプリケーションサーバから前記
    エンドユーザに向かう方向の転送時間の統計的測定結果
    に基づいて、該方向に関わる経路選択ポリシを動的に変
    更する経路選択ポリシ変更プロセスを更に有する請求項
    9記載のプレミアムルーティング制御プログラム。
  11. 【請求項11】 前記通信識別プロセスは、 前記アプリケーションサーバから前記エンドユーザに向
    かう方向のプレミアム処理対象の通信を検出する際に、
    IPアドレス、TCP/UDPポート番号、TOSフィ
    ールドの何れかに基づいて前記プレミアム処理対象の通
    信を検出するプロセスを含む請求項9記載のプレミアム
    ルーティング制御プログラム。
  12. 【請求項12】 前記転送経路制御プロセスは、 前記エンドユーザから前記アプリケーションサーバに向
    かう方向の転送時間の統計的測定結果に基づいて、該ア
    プリケーションサーバに対して、該エンドユーザに通知
    するサーバIPアドレスの変更を動的に指示するプロセ
    スを含む請求項9記載のプレミアムルーティング制御プ
    ログラム。
  13. 【請求項13】 インターネットプロトコルを用いたネ
    ットワークに接続されるアプリケーションサーバとエン
    ドユーザが通信を行なうサーバ・クライアント型のネッ
    トワークアプリケーションにおいて、レスポンスの良い
    (以下、プレミアムと記す)ルーティングを行なうプレ
    ミアムルーティング制御プログラムを格納した記憶媒体
    であって、 前記請求項9乃至請求項12記載のプログラムを格納し
    たことを特徴とするプレミアムルーティング制御プログ
    ラムを格納した記憶媒体。
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JP2009165071A (ja) * 2008-01-10 2009-07-23 Nec Corp 呼制御装置、呼制御システム、呼制御方法及び呼制御プログラム

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